JP3803259B2 - 空気弁内蔵消火栓 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、フロート式空気弁により配水管路内の滞留空気を自動的に排出する空気弁内蔵消火栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
配水管路内に空気が溜まると、流動性が阻害されて通水能力が低下し、出水不良の原因となる。また、管路で常時空気溜まりとなっている部分は腐食の進行が加速され、漏水につながり配管としての機能を果たせなくなる問題がある。さらに大きな空気溜まりは管内の脈動を増幅し、接続機器の作動や耐久性に悪影響を及ぼすという問題もある。
【0003】
このような問題を解決するために、従来、配水本管(配水管路)に空気弁を付設したり、配水本管から分岐した消火栓に空気弁を付設する方法が知られているが、空気弁を別個に設けたり、消火栓に付設する方式では、配管設備に費用がかかって合理的ではない。このため、特開平11ー158947号公報には、消火栓に空気弁を内蔵したものが提案されている。
【0004】
この空気弁内蔵の消火栓は、図5に示すように、弁箱1下部に配水管路に連結される流入口2を形成するとともに、弁箱1に流出口3を介して放水口4を設け、弁箱1内には、前記流入口2に接離して開閉する弁体5を弁箱1外部からスピンドル6を介して昇降可能に設け、その弁体5内に前記流入口2に開口するフロート室7を形成し、弁体5には前記フロート室7から弁体5外部に通じる吸排気口8を形成し、フロート室7内には前記吸排気口8に接離して開閉するフロート弁9を設けた構成である。
【0005】
ここで、空気弁は、断水時などの配水管路が負圧になるとき(吸気時)には、外部(大気)から配水管路に空気を導入し、一方、その負圧状態からの通水時、又は初期の通水時には、配水管路内の空気を速やかに外気に放出する必要がある。しかし、上記構成の空気弁はその空気流路である吸排気口8が小径のため、その作用が円滑になされない。
【0006】
このため、特開2000−345592号公報には、図6に示すように、吸排気口8を弁体5の中央に大径にして形成し、その吸排気口8に第1フロート弁9aを接離自在に設け、その第1フロート弁9aをガイド9cにより昇降自在に支持し、ガイド9cに吸排気口8に通じる大径の主吸排気口(路)8aを形成するとともに吸排気口8に偏心して小径の副吸排気口(路)8bを形成し、この副吸排気口8bに第2フロート弁9bを接離自在に設けた構成のものが開示されている。この構成の空気弁は、吸排気時には大径の主吸排気口8aを通して円滑な吸排気を行い得るとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、その図6で示す空気弁においては、第1フロート9aをガイド9cで支持しているため、そのガイド9cの取付けが頻繁であり、また、ガイド9cが吸排気時の流通の妨げともなっている。また、吸排気口8が弁箱1の外部に開口しているため、その吸排気口8の閉鎖直前、あるいは閉鎖後の放水時などの大きな圧力変動がある場合、その開口から水が流出する恐れがある。すなわち、漏水の恐れがある。
【0008】
さらに、従来の消火栓は、流入口2に弁体5を当接して閉弁した際、弁箱1内に水が残っても、その残留水を外部に排出する構造ではない。このため、吸気時に、その残留水が空気弁を通して配水管路に入る、すなわち汚水が入る。
【0009】
この発明は、上記吸排気を円滑に行い得るようにすることを第1の課題、上記漏水をなくすことを第2の課題、弁箱内の残留水をなくすことを第3の課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記第1の課題を達成するために、この発明は、まず、外部に通じる吸排気口を、大径吸排気口と小径吸排気口から構成し、その開閉用フロート弁をそれぞれに設けたのである。両吸排気口が外部(外気)に通じているため、その両者が閉じるまで、排気が行われる。
【0011】
つぎに、この発明は、大径吸排気口を弁体の中央に設けて、十分な径のものとし得るようにして、吸排気を円滑になし得るようにし、その中央に設けたことにより、大径吸排気口用フロート弁を小径吸排気口用フロート弁に昇降自在に嵌め、その嵌合凹部は上方に開口させたのである。このように、嵌合凹部上方を開口させて、小径吸排気口用フロート弁に大径吸排気口用フロート弁を昇降自在に嵌めれば、ガイドをその小径吸排気口用フロート弁が兼ねて、空気の流れも真直ぐとし得て、図6のガイド9cがないことも加わって、吸排気が円滑になされる。
【0012】
このとき、大径吸排気口を小径吸排気口より上位に形成すれば、小径吸排気口の閉鎖に比べ、大径吸排気口の閉鎖が遅くなり、一般に、空気は弁体の中央(上位の大径吸排気口)に集まるため、その空気は円滑に排気される。すなわち、配管内に多量の空気が残ることが確実に防止される。
【0013】
第2の課題を達成するために、この発明は、吸排気口を弁箱内に開口させたのである。弁箱内に開口すれば、仮に吸排気口から水が流出しても弁箱外に洩れることはない。因みに、図5の空気弁も弁箱内に吸排気しているが、その吸排気通路は、ねじの噛み合い部などを兼用して極く狭いため、漏水防止という考えはない。
【0014】
第3の課題を達成するために、この発明は、閉弁時に、弁箱内から自動的に排水するようにしたのである。
【0015】
【発明の実施の形態】
上記第1の課題を達成するための発明の実施形態としては、弁箱下部に配水管路に連結される流入口を形成するとともに、弁箱に流出口を介して放水口を設け、弁箱内には、前記流入口に接離して開閉する弁体を弁箱外部から昇降可能に設け、その弁体内に前記流入口に開口するフロート室を形成し、弁体には前記フロート室から弁体外部に通じる吸排気口を形成し、フロート室内には前記吸排気口に接離して開閉するフロート弁を設けた空気弁内蔵消火栓において、前記吸排気口を、大径吸排気口と小径吸排気口から構成するとともに、前記フロート弁を、前記大径吸排気口に接離して開閉する第1フロート弁と前記小径吸排気口に接離して開閉する第2フロート弁から構成し、前記大径吸排気口は前記弁体の中央に設け、小径吸排気口は弁体の中央から偏心して設け、前記第1フロート弁は第2フロート弁に昇降自在に嵌まってその嵌合凹部は上方に開口した構成を採用し得る。
【0016】
この構成の空気弁内蔵消火栓は、上記フロート室に水が流入すると、第1、第2フロート弁が浮力で上昇して上記大径吸排気口及び小径吸排気口にそれぞれ当接して閉じ、その状態で、フロート室内に空気が溜ってくると、その空気圧により第2フロート弁が傾いて小径吸排気口を開放する。また、断水などの吸気時には、両フロート弁が下降して、両吸排気口を開放して、配水管路に円滑に空気を送り込む。
【0017】
この構成において、上記第2フロート弁の小径吸排気口側外端に係止して、第2フロート弁の回動を阻止して傾動を許容するピンを上記弁体のフロート室内に設ければ、第2フロート弁の昇降及び傾動が円滑かつ確実になされる。
【0018】
また、上記弁箱に上下方向のスピンドルを回転可能に水密性をもって挿し通し、そのスピンドル挿入端に上記弁体をねじ合わせて、スピンドルの回転により弁体を昇降するようにすれば、スピンドルを昇降させることなく、弁体を昇降できて、消火栓のコンパクト化を図ることができる。
【0019】
なお、上記各構成において、各吸排気口を弁箱内に通じるものとすれば、その吸排気口を通して水が流出しても、消火栓外部に出ることはない。すなわち、第2の課題である漏水を防止できる。
【0020】
第3の課題を達成するためのこの発明の実施形態としては、弁箱下部に配水管路に連結される流入口を形成するとともに、弁箱に流出口を介して放水口を設け、弁箱内には、前記流入口に接離して開閉する弁体を弁箱外部から昇降可能に設け、その弁体内に前記流入口に開口するフロート室を形成し、弁体には前記フロート室から弁体外部に通じる吸排気口を形成し、フロート室内には前記吸排気口に接離して開閉するフロート弁を設けた空気弁内蔵消火栓において、前記弁箱下部の前記流入口下流直近に排水口を形成し、この排水口に自動排水弁を設けた構成を採用し得る。
【0021】
この排水構造は、第1、第2の課題を達成する上記各実施形態に併用し得る。
【0022】
【実施例】
一実施例を図1乃至図4(c)に示し、この実施例の空気弁内蔵消火栓10は、配水管と接続される弁箱11を具備している。弁箱11の下部には流入口12が形成され、その下流側周縁に弁座18が形成され、その周囲は配水管と接続するためにフランジ19となっている。弁箱11の側部上方には流出口13が形成され、流出口13には放水口14が接続され、この放水口14の差し金具14’に蓋20が被せられている。
【0023】
弁箱11内には流入口12を開閉する円柱状弁体15が設けられ、この弁体15には下部開口17aの円状の空気弁室(フロート室)17が形成されている。弁体15の上部には弁箱11にキー結合11aして昇降自在なねじ筒15aが形成され、スピンドル16の先端部に設けたねじ部16bとねじ結合している。このスピンドル16の上部外周にはフランジ16aが一体に設けられ、このフランジ16aにより抜け止めされてスピンドル16は一定の位置で回転する。このスピンドル16の回転によって、弁体15は回転することなく昇降して弁座18に接離し、流入口12を開閉する。
【0024】
空気弁室17内の弁体15上壁中央は没んでその中央に大径吸排気口(孔)21が形成され、この排気口21はねじ筒15aの透孔22を介して弁箱11内に連通している。また、弁体15上壁の没部一側には小径吸排気口(孔)23が上面に開口して形成され、この排気口23も弁箱11内に連通している。この小径吸排気口23の外側にピン24が下向きに設けられている。
【0025】
空気弁室17内には、大径吸排気口21に接離して開閉する円錐台状第1フロート弁25、小径吸排気口23に接離して開閉する有底円筒状第2フロート弁26がそれぞれ昇降自在に設けられている。第2フロート弁26は、空気弁室17内をその空気弁室17周面をガイドとして昇降するものであり、さらに第2フロート弁26の肩部側面に係止孔24aが形成され、この係止孔24aに上記ピン24が挿入係止し、この係止により、第2フロート弁26の回動が阻止され、後述の傾動もスムースとなる。第1フロート弁25は第2フロート弁26の上面開口の凹部(嵌合凹部)26aに昇降自在に嵌まってその嵌合凹部26aは上方に開口しているとともに、その嵌合凹部26aの開口面は、前記フロート室17に水が入っていない状態において前記第2フロート弁26内に嵌った第1フロート弁25の上面より上位に位置し(図4(a)参照)、その凹部の下部には透孔27が形成されている。この透孔27を通して流入口12から第2フロート弁26内に流水する。第1フロート弁25の昇降は、凹部26aの周囲に設けた突条26bによりガイドされる。第1フロート弁25の下面には溝25bが形成されて、その溝25b及び前記突条26bによって、第1フロート弁25外面と第2フロート弁26内面の間に第2フロート弁26底壁の透孔27から前記嵌合凹部26aの開口までの空気路が形成される。第2フロート弁26の下面には突起28が形成され、この突起28の存在により、第2フロート弁26が弁体15内下面に着座しても、流入口12からの流れは両吸排気口21、23に至る。図中、25a、26cは弁座用シートである。
【0026】
弁箱11下部の流入口12下流直近には排水口31が形成され、この排水口31にスプリング式等の自動排水弁32が接続されており、この自動排水弁32は、流入口12が開放されて弁箱11内に水圧がかかっているときには閉じ、流入口12が閉じられて弁箱11内に水圧がかかっていない状態で開放して、弁箱11内の水を排出する。このため、この消火栓の閉止時には、弁箱11内には水が殆ど滞留しない。
【0027】
この実施例は以上の構成であり、配管の新設時や断水後の通水時など初めて通水する時には、図1のように弁体15が流入口12を閉じた閉弁状態において、空気弁室17に水が殆ど入っていないので、図4(a)に示すように、第1、第2フロート弁25、26は重力により下降して空気弁室17に着座しており、両吸排気口21、23は開放されている。この状態において通水が開始されると、配管内の滞留空気の排気流は空気弁室17の下部開口17aから、その内壁と第2フロート弁26の間隙と、第2フロート弁26下面の透孔27から上記溝25b及び突条26bにより形成された空気路を通じて大径吸排気口21と連通した流路を経て、透孔22から弁箱11内に流入し、差し金具14’と蓋20の隙間から外気に流出する。このとき、小径吸排気口23からもその排気流は弁箱11内に流入する。
【0028】
この初期状態から、水が弁体15内に入り込むと、その水位の上昇とともに第1、第2フロート弁25、26も上昇し、やがて各吸排気口21、23の弁座に当接して閉止する。この作用につれて、弁体15内の空気は押し上げられ、両吸排気口21、23から排出されて、滞留空気はなくなる(図4(a)から(b))。
【0029】
この弁体15への水充満状態において、配水管路の水流から分離した空気が弁体15内に至って空気弁室17に滞留すると、その滞留につれて、空気弁室17内の水位wが下がり、空気弁室17内の空気圧力と外部圧力の差圧に小径吸排気口23の内径面積を乗じた大きさの押上げ力が第2フロート弁26に作用する。やがて、偏心した小径吸排気口23、すなわち弁座端を支点として第2フロート弁26が自身の質量により図4(c)に示すように傾いて(傾動して)、小径吸排気口23を開放する。この開放により、空気弁室17内の滞留空気は排出される。空気が排出され水位wが上がると、第2フロート弁26は同図(b)の状態に復帰する。この作用が繰り返されて、管路通水中における管路内の空気抜きが行なわれる。この作用時、第1フロート弁25は殆ど大径吸排気口22に当接した状態を維持する。
【0030】
一方、排水などにより、空気弁室17内から水が流出すると、その流出とともに、第1、第2フロート弁25、26が下降して大小径吸排気口21、23が開放されて(図4(a))、管路内に円滑に空気が送り込まれる。すなわち、円滑に吸気される。
【0031】
【発明の効果】
この発明は、以上のように、第1、第2フロート弁を設け、この両フロート弁で大小径の吸排気口をそれぞれ開閉し、かつ、第1フロート弁を第2フロート弁内に昇降自在に収納したので、吸排気を円滑に行うことができる。
【0032】
また、吸排気口を弁箱内に開口させたので、漏水の恐れもない。
【0033】
さらに、閉弁時に、弁箱内から自動的に排水するようにしたので、残留水がなくなり、管路内に汚水が入り込む恐れも少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の縦断面図
【図2】同実施例の平面図
【図3】同実施例の開弁時の縦断面図
【図4(a)】同実施例の作用図
【図4(b)】同実施例の作用図
【図4(c)】同実施例の作用図
【図5】従来例の縦断面図
【図6】他の従来例の要部縦断面図
【符号の説明】
1、11 弁箱
2、12 流入口
3、13 流出口
4、14 放水口
5、15 弁体
6、16 スピンドル
7、17 フロート室(空気弁室)
10 空気弁内蔵消火栓
14’ 放水口用差し金具
17a フロート室下部開口
19 フランジ
21 大径吸排気口
23 小径吸排気口
24 ピン
25 第1フロート弁
26 第2フロート弁
26a 嵌合凹部
26b ガイド突条
27 第2フロート弁下面透孔
31 排水口
32 自動排水弁

Claims (1)

  1. 弁箱11下部に配水管路に連結される流入口12を形成するとともに、弁箱11に流出口13を介して放水口14を設け、弁箱11内には、前記流入口12に接離して開閉する弁体15を弁箱11外部から昇降可能に設け、その弁体15内に前記流入口12に開口するフロート室17を形成し、弁体15には前記フロート室17から弁体15外部に通じる吸排気口を形成し、フロート室17内には前記吸排気口に接離して開閉するフロート弁を設けた空気弁内蔵消火栓において、
    上記吸排気口を、大径吸排気口21と小径吸排気口23から構成するとともに、上記フロート弁を、前記大径吸排気口21に接離して開閉する第1フロート弁25と前記小径吸排気口23に接離して開閉する第2フロート弁26から構成し、前記大径吸排気口21は上記弁体15の中央に設け、小径吸排気口23は弁体15の中央から偏心して設け、前記第1フロート弁25は第2フロート弁26に昇降自在に嵌まってその嵌合凹部26aは上方に開口しているとともに、その嵌合凹部26aの開口面は、前記フロート室17に水が入っていない状態において前記第2フロート弁26内に嵌った第1フロート弁25の上面より上位に位置し、かつ、前記嵌合凹部26aの周壁に縦方向の複数の突条26bが設けられてその突条26bが第1フロート弁25の昇降用ガイドとなっているとともに、第1フロート弁25の下面には溝25bが形成されて、その溝25b及び前記嵌合凹部26a周壁の突条26bによって、第1フロート弁25外面と第2フロート弁26内面の間に第2フロート弁26底壁の透孔27から前記嵌合凹部26aの開口までの空気路を形成し、
    上記フロート室17に水が入っていない状態から流入すると、まず、フロート室17内の空気は、そのフロート室17の内壁と上記第2フロート弁26の間隙及び前記第2フロート弁26底壁の透孔27から上記空気路を介して上記小径吸排気口23と大径吸排気口21に至って排気され、やがて、第1、第2フロート弁25、26が浮力で上昇して前記大径吸排気口21及び小径吸排気口23にそれぞれ当接して閉じ、その状態で、フロート室17内に空気が溜ってくると、その空気圧により第2フロート弁26が傾いて小径吸排気口23を開放するようになっており、
    かつ、上記弁箱11に上下方向のスピンドル16を回転可能に水密性をもって挿し通し、そのスピンドル16挿入端を上記弁体15上部のねじ筒15a内にねじ合わせて、スピンドル16の回転により弁体15を昇降するようにし、上記大径吸排気口21を前記ねじ筒15a内に開口させると共に、そのねじ筒15aに内面から弁箱11内に通じる透孔22を形成して、前記大径吸排気口21を、前記ねじ筒15a、前記透孔22を介して弁箱11内に連通し、上記小径吸排気口23は弁体15の壁を直接に貫通して弁箱11内に開口させたことを特徴とする空気弁内蔵消火栓。
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