JPH085093A - 空調機ドレンの排水弁 - Google Patents

空調機ドレンの排水弁

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JPH085093A
JPH085093A JP6164582A JP16458294A JPH085093A JP H085093 A JPH085093 A JP H085093A JP 6164582 A JP6164582 A JP 6164582A JP 16458294 A JP16458294 A JP 16458294A JP H085093 A JPH085093 A JP H085093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
valve body
air conditioner
water
drain water
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6164582A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Furuya
芳夫 古谷
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Furuya Setsubi Kk
Original Assignee
Furuya Setsubi Kk
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Filing date
Publication date
Application filed by Furuya Setsubi Kk filed Critical Furuya Setsubi Kk
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Publication of JPH085093A publication Critical patent/JPH085093A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ドレン水の流通を許容するが臭気の逆流を防止
する空調機ドレンの排水弁を提供すること。 【構成】 水より比重が小さい球状弁体18を昇降自在
に収容した作動室17をケーシング16で構成する。弁
体18が着座する弁座19を有する流出口20を作動室
17の底部に設ける。空調機のドレン口から延設した上
部排水管12の下端部を作動室17の上部に設けた流入
口21に接続すると共に、排水桝に開放される下部排水
管14の上端部を流出口20に接続したことにより、常
時は弁体18を自重で弁座19に保持させて臭気の逆流
を防止させつつ、作動室17にドレン水が流入した時
は、このドレン水による浮力で弁体18を浮上させて流
出口20を開くようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調機ドレンの排水弁
に係り、詳しくは空調機から流出するドレン水の流通を
許容するが臭気の逆流を防止する排水弁に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】空調機から流出するドレン水を排水桝な
どに排出させるに際して、従来は図4に示すように、建
物1に設置した空調機2のドレン口から延設した排水管
3の下流端を排水桝4に開放させることがあった。しか
しながら、このように排水管3を用いてドレン水を排水
桝4などに導くようにした場合は、排水桝4に充満する
臭気が排水管3および空調機2を通って室内に逆流する
可能性が高い。
【0003】このような事態を回避するために排水管3
の途中に排水トラップなどを設けた場合は、空調機2を
冷房運転してドレン水が排出されている間は、このドレ
ン水による封水作用が行われるために臭気の逆流が防止
される。しかしながら、ドレン水が排出されない暖房運
転あるいは送風運転時にはドレン水による封水を行わせ
ることができないために、排水桝4などに充満する臭気
が室内に逆流することがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ドレン水の
流通を許容するが、臭気の逆流を確実に防止できる空調
機ドレンの排水弁を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、空調機のドレン口から延設した上部排水管
と排水桝などに開放される下部排水管の接続部に介装し
てドレン水の流通を許容するが臭気の逆流を防止する排
水弁であって、ケーシングと、該ケーシング内に収容さ
れる水より比重が小さい球状弁体と、該球状弁体を前記
ケーシング内に設けた作動室の底部に開口して当該球状
弁体が着座する弁座を備えた流出口を備え、前記上部排
水管の下流端を前記作動室の上部に設けた流入口に接続
すると共に、前記下部排水管の上流端を前記流出口に接
続したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】作動室17にドレン水が溜っていない状態、つ
まり、空調機11からドレン水が排出されていない状態
では弁体18が自重で弁座19に着座保持されて流出口
20を閉鎖している。又、作動室17に流入したドレン
水による浮力が球状弁体18の自重による着座力より大
きくなると、球状弁体18が弁座19から浮上して流出
口20を開き、ドレン水が流出口から下部排水管14を
経て排水桝13に排出される。すなわち、作動室17に
ドレン水が溜っている時は上部排水管12と下部排水管
14が作動室17を介して連通保持されるが、作動室1
7にドレン水が溜っていない状態では両排水管の連通が
遮断されるために、ドレン水の流通を許容しつつ臭気の
逆流を防止できる。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係る排水弁を備えた空調装置
の実施例を示す構成図であり、建物10の内部に設置し
た空調機11のドレン口から延設した上部排水管12と
建物10の外部に位置する排水桝13などに開放された
下部排水管14を排水弁15を介して接続している。
【0008】又、排水弁15は図2に示すように構成さ
れており、ケーシング16により縦長筒状の作動室17
を形成し、この作動室17の内部に水よりも比重が小さ
い球状弁体18を昇降自在に収容している。又、作動室
17の底部には弁体18に対向する弁座19を備えた流
出口20を設けると共に、作動室17の上端に流入口2
1を設けている。
【0009】そして、上部排水管12の下端部を流入口
21に接続すると共に、下部排水管14の上端部を流出
口20に接続することにより、常時は球状弁体18を自
重で弁座19に着座保持させて両排水管12,14の連
通を遮断させつつ、作動室17内にドレン水22が導入
されると、このドレン水22で球状弁体18を浮上させ
ることにより、上部排水管12と下部排水管14を作動
室17を介して連通させるようにしている。
【0010】23は弁座19に被着したゴムパッキン、
24はケーシング16の上部に取り付けた点検キャップ
である。又、ケーシング16は硬質プラスチックなどに
よる成形品で構成され、球状弁体18はゴムあるいはプ
ラスチックなどによる成形品で構成されるが、これらの
具体構成は任意である。
【0011】以上のように構成された空調機ドレンの排
水弁において、作動室17にドレン水22が溜っていな
い状態、つまり、空調機11からドレン水が排出されて
いない状態では図2に示すように球状弁体18が自重で
弁座19に着座保持されて流出口20を閉鎖している。
従って、この状態では上部排水管12と下部排水管14
の連通が遮断されているために、臭気の逆流は行われな
い。
【0012】一方、例えば冷房運転時のように空調機1
1からドレン水が流出している状態では、図3に示すよ
うに上部排水管12から流入口21を経て作動室17に
ドレン水が流入する。作動室17に流入したドレン水2
2による浮力が球状弁体18の自重による着座力より大
きくなると、球状弁体18が弁座19から浮上して流出
口20を開く。従って、この状態では作動室17に溜っ
ているドレン水22が流出口20から下部排水管14を
経て排水桝13に排出される。
【0013】すなわち、作動室17にドレン水22が溜
っている時は上部排水管12と下部排水管14が作動室
17を介して連通保持されるためにドレン水22が円滑
に排出されるが、作動室17にドレン水22が溜ってい
ない状態では両排水管12,14の連通が遮断されるた
めに臭気の逆流が防止される。又、球状弁体18は作動
室17のドレン水22により浮上されて水面に漂うのみ
であるために、ドレン水22の排出中に臭気が逆流する
ことはない。
【0014】
【発明の効果】本発明は、作動室内に導入されたドレン
水を確実に排出させつつ、ドレン水がなくなった場合は
流出口が閉鎖されて臭気の逆流を防止する。又、水より
比重が小さい球状弁体を作動室内に昇降自在に収容する
という簡潔構成であるにも拘らず、安定した逆流防止作
用を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】排水弁を備えた空調装置の実施例を示す構成
図。
【図2】排水弁の構成を示す断面図。
【図3】排水弁の作動状態を示す断面図。
【図4】従来例を示す構成図。
【符号の説明】
10 建物 11 空調機 12 上部排水管 13 排水桝 14 下部排水管 15 排水弁 16 ケーシング 17 作動室 18 球状弁体 19 弁座 20 流出口 21 流入口 22 ドレン水 23 ゴムパッキン 24 点検キャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調機のドレン口から延設した上部排水
    管と排水桝などに開放される下部排水管の接続部に介装
    してドレン水の流通を許容するが臭気の逆流を防止する
    排水弁であって、ケーシングと、該ケーシング内に収容
    される水より比重が小さい球状弁体と、該球状弁体を前
    記ケーシング内に設けた作動室の底部に開口して当該球
    状弁体が着座する弁座を備えた流出口を備え、前記上部
    排水管の下流端を前記作動室の上部に設けた流入口に接
    続すると共に、前記下部排水管の上流端を前記流出口に
    接続したことを特徴とする空調機ドレンの排水弁。
JP6164582A 1994-06-23 1994-06-23 空調機ドレンの排水弁 Withdrawn JPH085093A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1741994A1 (en) * 2005-06-29 2007-01-10 Comet Snc di SALE Adriana e C. Condensate drain pan with a floating valve
WO2014129115A1 (ja) * 2013-02-25 2014-08-28 株式会社デンソー 排水装置及びこれを備える空調装置
CN104864664A (zh) * 2015-06-12 2015-08-26 合肥华凌股份有限公司 排水管组件和冰箱
KR102386230B1 (ko) * 2021-11-01 2022-04-14 삼육대학교산학협력단 침수 대비 구조를 갖는 포집장치

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Effective date: 20010904