JPH0245738B2 - Benkyosenjosochi - Google Patents
BenkyosenjosochiInfo
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- JPH0245738B2 JPH0245738B2 JP24167084A JP24167084A JPH0245738B2 JP H0245738 B2 JPH0245738 B2 JP H0245738B2 JP 24167084 A JP24167084 A JP 24167084A JP 24167084 A JP24167084 A JP 24167084A JP H0245738 B2 JPH0245738 B2 JP H0245738B2
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- valve
- rim
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Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、便器本体と洗浄水タンクとを一体成
形した構成の便器に配置し洗浄水を便器ボール部
とリム通水路との供給する洗浄装置に関する。
形した構成の便器に配置し洗浄水を便器ボール部
とリム通水路との供給する洗浄装置に関する。
従来、便器本体と洗浄水タンクとを一体成形し
たワンピース型便器の洗浄装置として実開昭56−
101263号公報に記載されたものがある。
たワンピース型便器の洗浄装置として実開昭56−
101263号公報に記載されたものがある。
これは、洗浄水タンク内にボールタツプ、流量
調整弁、及び切り換え弁を配置し、外部に設けた
ハンドル操作によりこの切り換え弁の流路を、洗
浄水タンク内側からリム通水路方向に切り換える
構成としたもので、便器のボール部への流路を開
くとともにタンク内水位の降下により閉弁しかつ
切り換え弁の流路をタンク内側が開くように連係
する排水弁を備えている。
調整弁、及び切り換え弁を配置し、外部に設けた
ハンドル操作によりこの切り換え弁の流路を、洗
浄水タンク内側からリム通水路方向に切り換える
構成としたもので、便器のボール部への流路を開
くとともにタンク内水位の降下により閉弁しかつ
切り換え弁の流路をタンク内側が開くように連係
する排水弁を備えている。
このような洗浄装置において、ハンドル操作に
より切り換え弁の流路をリム通水路側を開とする
とともに排水弁を開弁してボール部及びリム通水
路側に洗浄水を供給し、水位降下により排水弁が
閉じるとともにこれに連動して切り換え弁はその
流路をタンク内側が開くように動作し、さらにボ
ールタツプからタンク内水位が一定となるまで供
給される。
より切り換え弁の流路をリム通水路側を開とする
とともに排水弁を開弁してボール部及びリム通水
路側に洗浄水を供給し、水位降下により排水弁が
閉じるとともにこれに連動して切り換え弁はその
流路をタンク内側が開くように動作し、さらにボ
ールタツプからタンク内水位が一定となるまで供
給される。
そして、排水弁が閉弁すると便器ボール部への
給水が停止するのでトラツプ部の封水量を補う必
要があり、このため切り換え弁のリム通水路方向
の流路は常時少し開いた状態となるように側路を
形成している。従つて、この側路からボールタツ
プの給水が完全に停止するまでリム通水路に水が
継続的に供給され、切り換え弁からリム通水路を
経て流下する水によりボール部の封水を確保する
という構成となつている。
給水が停止するのでトラツプ部の封水量を補う必
要があり、このため切り換え弁のリム通水路方向
の流路は常時少し開いた状態となるように側路を
形成している。従つて、この側路からボールタツ
プの給水が完全に停止するまでリム通水路に水が
継続的に供給され、切り換え弁からリム通水路を
経て流下する水によりボール部の封水を確保する
という構成となつている。
ところで、寒冷地等においては便器の結露を防
止することが必要であり、このため防露式の水洗
便器では洗浄水タンク内や便器本体の流路壁に発
泡スチロール等の保温材を貼着することが一般に
行われている。
止することが必要であり、このため防露式の水洗
便器では洗浄水タンク内や便器本体の流路壁に発
泡スチロール等の保温材を貼着することが一般に
行われている。
しかし、便器本体のリム通水路は比較的狭い流
路断面なので、このような保温材を設けることは
構造の面で不可能である。
路断面なので、このような保温材を設けることは
構造の面で不可能である。
従つて、トラツプの封水量を所定値とするため
に、従来のようにボールタツプの動作が完了する
までリム通水路内を洗浄水が流動する構成である
と、給水中にリムが冷却されてしまい、表面に結
露するという問題がある。
に、従来のようにボールタツプの動作が完了する
までリム通水路内を洗浄水が流動する構成である
と、給水中にリムが冷却されてしまい、表面に結
露するという問題がある。
本発明の目的は、便器本体と洗浄水タンクとを
一体成形した構成の便器において、洗浄水タンク
から便器に封水として供給する洗浄水を洗浄水タ
ンクからリム通水路を通さずに直接便器のボール
に供給することにより、便器リム部の結露を防止
することにある。
一体成形した構成の便器において、洗浄水タンク
から便器に封水として供給する洗浄水を洗浄水タ
ンクからリム通水路を通さずに直接便器のボール
に供給することにより、便器リム部の結露を防止
することにある。
本発明は、便器ボール部の封水部と便器本体に
一体的に形成した洗浄水タンクとの間に洗浄水通
路を設け、前記洗浄水タンク内に、外部の給水源
に連通するボールタツプと、同ボールタツプに連
通し給水を洗浄水タンク内及び便器本体のリム通
水路のいずれかに供給する切り換え弁と、同切り
換え弁の作動により同タンク内と前記洗浄水通路
間の流路を開閉する排水弁とを設け、さらに同切
り換え弁に、上記リム通水路が閉じているとき前
記洗浄水通路に連通する補助流路を接続したもの
である。
一体的に形成した洗浄水タンクとの間に洗浄水通
路を設け、前記洗浄水タンク内に、外部の給水源
に連通するボールタツプと、同ボールタツプに連
通し給水を洗浄水タンク内及び便器本体のリム通
水路のいずれかに供給する切り換え弁と、同切り
換え弁の作動により同タンク内と前記洗浄水通路
間の流路を開閉する排水弁とを設け、さらに同切
り換え弁に、上記リム通水路が閉じているとき前
記洗浄水通路に連通する補助流路を接続したもの
である。
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を説
明する。
明する。
第1図は本発明に係る洗浄水タンクの一部切欠
正面図、第2図は同側面図、第3図は同平面図で
ある。
正面図、第2図は同側面図、第3図は同平面図で
ある。
Aは便器本体Bに一体的に形成された洗浄水タ
ンクで、内部にボールタツプC及び排水弁Dが配
置されこの排水弁Dの開閉により洗浄水タンクA
から洗浄水が便器本体Bのボール部Eに供給され
る。さらに、FはボールタツプCに接続する流量
調整弁、及びGはこの流量調整弁Fに連通し洗浄
水を洗浄水タンクA内及び便器本体Bの上部に形
成したリム通水路Hに選択的に供給するための切
り換え弁である。
ンクで、内部にボールタツプC及び排水弁Dが配
置されこの排水弁Dの開閉により洗浄水タンクA
から洗浄水が便器本体Bのボール部Eに供給され
る。さらに、FはボールタツプCに接続する流量
調整弁、及びGはこの流量調整弁Fに連通し洗浄
水を洗浄水タンクA内及び便器本体Bの上部に形
成したリム通水路Hに選択的に供給するための切
り換え弁である。
ボールタツプCは外部の給水源に連通する本体
1内に弁体2を備え、この弁体2は水位に応じて
浮沈する浮子3にレバー4を介し連結され、この
レバー4の上下揺動により弁体2が弁座2aに接
離して流路の開閉を行う。
1内に弁体2を備え、この弁体2は水位に応じて
浮沈する浮子3にレバー4を介し連結され、この
レバー4の上下揺動により弁体2が弁座2aに接
離して流路の開閉を行う。
流量調整弁Fは流入開口6を開設したピストン
弁5を摺動自在にかつスプリング7により下方に
付勢した状態に配置している。この流量調整弁F
内において、ボールタツプCからの水は流入開口
6からピストン弁5に流入し、流入時の給水圧に
よりピストン弁5が昇降して流路面積を変えるこ
とにより切り換え弁Gへの給水流量を一定値に保
つことができる。
弁5を摺動自在にかつスプリング7により下方に
付勢した状態に配置している。この流量調整弁F
内において、ボールタツプCからの水は流入開口
6からピストン弁5に流入し、流入時の給水圧に
よりピストン弁5が昇降して流路面積を変えるこ
とにより切り換え弁Gへの給水流量を一定値に保
つことができる。
即ち、給水圧が大きいと、給水圧によりピスト
ン弁5が上昇し、ピストン弁5の周面に形成した
テーパ部8により流入開口6への流路面積を絞つ
て流量を低下させ、逆に給水圧が低くなればスプ
リング7によりピストン弁5が下降しテーパ部8
の周囲の流路を拡大して流量を増加させる。以上
により、給水圧力の変動に対しても常に一定量の
給水を切り換え弁Gに供給することができる。
ン弁5が上昇し、ピストン弁5の周面に形成した
テーパ部8により流入開口6への流路面積を絞つ
て流量を低下させ、逆に給水圧が低くなればスプ
リング7によりピストン弁5が下降しテーパ部8
の周囲の流路を拡大して流量を増加させる。以上
により、給水圧力の変動に対しても常に一定量の
給水を切り換え弁Gに供給することができる。
第4図は切り換え弁Gの断面図、第5図と第6
図は同第4図の―線及び―線矢視による
断面図である。
図は同第4図の―線及び―線矢視による
断面図である。
切り換え弁Gの本体9は流量調整弁Fに連通す
る流入口10、便器本体Bのリム通水路Hに連絡
する第1流出口11、洗浄水タンクAに連絡する
第2流出口12及び第2流出口12の近傍に開口
する補助流出口13を有するとともに、第1流出
口11の略直上位置に円形縦断面の弁室14を形
成し、この弁室14内には第1流出口11側と第
2流出口12及び補助流出口13側とを選択的に
その流路を開閉する弁体15を回動自在に内蔵し
ている。
る流入口10、便器本体Bのリム通水路Hに連絡
する第1流出口11、洗浄水タンクAに連絡する
第2流出口12及び第2流出口12の近傍に開口
する補助流出口13を有するとともに、第1流出
口11の略直上位置に円形縦断面の弁室14を形
成し、この弁室14内には第1流出口11側と第
2流出口12及び補助流出口13側とを選択的に
その流路を開閉する弁体15を回動自在に内蔵し
ている。
弁体15は第5図で示すように、弁室14内で
回動自在な一対の円板部16との間に各流出口1
1〜13への流路を閉塞可能な閉塞部17をその
周面が円弧状となるように形成したもので、弁室
14の外部から螺合した蓋18を挿通する筒部1
9を一側の円板部16に設けるとともに、他側の
円板部16には弁室14の側壁に嵌入する突軸2
0を設けている。
回動自在な一対の円板部16との間に各流出口1
1〜13への流路を閉塞可能な閉塞部17をその
周面が円弧状となるように形成したもので、弁室
14の外部から螺合した蓋18を挿通する筒部1
9を一側の円板部16に設けるとともに、他側の
円板部16には弁室14の側壁に嵌入する突軸2
0を設けている。
筒部19には作動レバー21は固定され、この
作動レバー21にはバランスウエイト22が一体
的に形成されるとともに玉鎖23を介してオーバ
フロー管26に枢着された排水弁Dの排水弁体2
4を連結している。
作動レバー21にはバランスウエイト22が一体
的に形成されるとともに玉鎖23を介してオーバ
フロー管26に枢着された排水弁Dの排水弁体2
4を連結している。
弁室14の第1流出口11の開口部分には弁室
14の壁面から下方に膨出するような溝25が形
成されている。この溝25は切り換え弁Gが摺動
弁であるので、弁体15の回動時の摩擦抵抗を小
さくするためのものである。
14の壁面から下方に膨出するような溝25が形
成されている。この溝25は切り換え弁Gが摺動
弁であるので、弁体15の回動時の摩擦抵抗を小
さくするためのものである。
さらに、30は第1流出口11に連結され中途
に逃がし継手31を配してリム通水路Hに連絡す
るリム用供給管、32は第2流出口12に連結さ
れ下端が洗浄水タンクA内に開口するタンク用供
給管、及び33は補助流出口13に連結される補
助供給管である。
に逃がし継手31を配してリム通水路Hに連絡す
るリム用供給管、32は第2流出口12に連結さ
れ下端が洗浄水タンクA内に開口するタンク用供
給管、及び33は補助流出口13に連結される補
助供給管である。
補助供給管33は屈曲自在なゴム管等を用いて
クリツプ34により洗浄水タンクA内に立上げ配
管されタンクA下部と便器本体B間に形成した洗
浄水通路Iに連通する排出管35に接続される。
クリツプ34により洗浄水タンクA内に立上げ配
管されタンクA下部と便器本体B間に形成した洗
浄水通路Iに連通する排出管35に接続される。
この洗浄水通路Iは便器本体Bのボール部Eに
連通し、洗浄時においては排水弁Dが開弁して洗
浄水が洗浄水タンクAから直接流下するとともに
補助流出口13、補助供給管33及び排出管35
から形成される補助流路Wからも水が供給され、
ボール部Eを封水することができる。
連通し、洗浄時においては排水弁Dが開弁して洗
浄水が洗浄水タンクAから直接流下するとともに
補助流出口13、補助供給管33及び排出管35
から形成される補助流路Wからも水が供給され、
ボール部Eを封水することができる。
尚、リム用供給管30に配置した逃がし継手3
1はト字状の流路断面を形成し、主流路から下方
に傾斜して伸延する分枝管36を有している。
1はト字状の流路断面を形成し、主流路から下方
に傾斜して伸延する分枝管36を有している。
さらに、40は洗浄水タンクAの外部に配置さ
れた操作用ハンドルで、タンク壁を貫通して取付
けられた取付け筒41に上下方向へ回動自在に枢
着された作動ロツド42を配置し、この作動ロツ
ド42が作動レバー21に係合して弁体15を回
動操作する構成である。
れた操作用ハンドルで、タンク壁を貫通して取付
けられた取付け筒41に上下方向へ回動自在に枢
着された作動ロツド42を配置し、この作動ロツ
ド42が作動レバー21に係合して弁体15を回
動操作する構成である。
上記構成において、通常時は作動レバー21は
第1図のようにバランスウエイト22により下方
に傾斜した状態で、このとき弁体15は第4図の
位置にあつて第1流出口11が閉で第2流出口1
2及び補助流出口13側のみの流路が開放してい
る。
第1図のようにバランスウエイト22により下方
に傾斜した状態で、このとき弁体15は第4図の
位置にあつて第1流出口11が閉で第2流出口1
2及び補助流出口13側のみの流路が開放してい
る。
操作用のハンドル40を下方に押し下げると、
作動ロツド42により作動レバー21が上方に向
けて回動し、この作動レバー21に玉鎖23を介
して連結している排水弁体24を上方に引き上げ
て排水弁Dが開弁する。これにより、洗浄水タン
クA内の洗浄水は洗浄水通路Iに流入して便器本
体Bのボール部Eに供給され汚物を排出する。
作動ロツド42により作動レバー21が上方に向
けて回動し、この作動レバー21に玉鎖23を介
して連結している排水弁体24を上方に引き上げ
て排水弁Dが開弁する。これにより、洗浄水タン
クA内の洗浄水は洗浄水通路Iに流入して便器本
体Bのボール部Eに供給され汚物を排出する。
これと同時に、切り換え弁Gの弁体15が第7
図のように回動し、第1流出口11側が開きかつ
第2流出口12及び補助流出口13側が閉じた状
態となつて流路が切り換えられる。
図のように回動し、第1流出口11側が開きかつ
第2流出口12及び補助流出口13側が閉じた状
態となつて流路が切り換えられる。
また、タンクA内洗浄水の排出による水位降下
に応じて浮子3も下降して弁体2がその弁座から
離れて開弁し、洗浄水タンクA内への洗浄水供給
を開始する。
に応じて浮子3も下降して弁体2がその弁座から
離れて開弁し、洗浄水タンクA内への洗浄水供給
を開始する。
このボールタツプCの流路開放により、洗浄水
は切り換え弁Gの第1流出口11からリム用供給
管30を通つてリム通水路H内に流入する。この
流入した洗浄水はリム通水路Hに開設した複数の
射出口37からボール部Eの側壁を伝つて洗浄し
ながら排出される。
は切り換え弁Gの第1流出口11からリム用供給
管30を通つてリム通水路H内に流入する。この
流入した洗浄水はリム通水路Hに開設した複数の
射出口37からボール部Eの側壁を伝つて洗浄し
ながら排出される。
一方、操作用のハンドル40への押し下げ力を
解除すると、作動レバー2と作動ロツド42との
係合が解離して同作動レバー21は自由となり、
洗浄水タンクA内の洗浄水が排水弁Dから流出し
た時点で排水弁体24がその弁座に着座して閉弁
する。
解除すると、作動レバー2と作動ロツド42との
係合が解離して同作動レバー21は自由となり、
洗浄水タンクA内の洗浄水が排水弁Dから流出し
た時点で排水弁体24がその弁座に着座して閉弁
する。
そして、この排水弁体24の閉弁により玉鎖2
3を介して作動レバー21が回動して第1流出口
11を閉じ、第2流出口12と補助流出口13側
の流路を開放する(第4図)。従つて、ボールタ
ツプCからの洗浄水は第2流出口12とタンク用
供給管32を経て洗浄水タンクA内に、及び補助
流出口13から補助供給管33をへて排出管35
方向にそれぞれ流下する。
3を介して作動レバー21が回動して第1流出口
11を閉じ、第2流出口12と補助流出口13側
の流路を開放する(第4図)。従つて、ボールタ
ツプCからの洗浄水は第2流出口12とタンク用
供給管32を経て洗浄水タンクA内に、及び補助
流出口13から補助供給管33をへて排出管35
方向にそれぞれ流下する。
この洗浄水のタンクA内流入による水位上昇に
応じて浮子3も浮上しボールタツプCの弁体2が
その弁座方向に移動し始めて給水流量が次第に低
下しながら完全に閉弁する。
応じて浮子3も浮上しボールタツプCの弁体2が
その弁座方向に移動し始めて給水流量が次第に低
下しながら完全に閉弁する。
このボールタツプCの閉弁時において、補助流
出口13から補助供給管33を経て洗浄水通路I
に水が同時に供給されるので、便器本体Bのボー
ル部Eにトラツプとして機能する封水を補助供給
管33から補充するように供給可能である。
出口13から補助供給管33を経て洗浄水通路I
に水が同時に供給されるので、便器本体Bのボー
ル部Eにトラツプとして機能する封水を補助供給
管33から補充するように供給可能である。
そして、ボールタツプCの動作が完了するまで
の間リム通水路H方向へは洗浄水は供給されない
ので、リム部分の結露発生を確実に防止できる。
の間リム通水路H方向へは洗浄水は供給されない
ので、リム部分の結露発生を確実に防止できる。
尚、リム用供給管30には分枝管36を設けて
いるので、切り換え弁Gから流下する水勢が強い
場合には洗浄水の流速により分枝管36の開口端
から空気が吸引されるようになり、洗浄水はその
ままリム通水路Hへ流入する。逆に、水勢が弱く
流速が小さいと洗浄水は上昇しきれずに分枝管3
6の開口から外部に排出されリム通水路Hへは供
給されない。また、38は洗浄水タンクAの内面
に配置した保温材である。
いるので、切り換え弁Gから流下する水勢が強い
場合には洗浄水の流速により分枝管36の開口端
から空気が吸引されるようになり、洗浄水はその
ままリム通水路Hへ流入する。逆に、水勢が弱く
流速が小さいと洗浄水は上昇しきれずに分枝管3
6の開口から外部に排出されリム通水路Hへは供
給されない。また、38は洗浄水タンクAの内面
に配置した保温材である。
このように、リム用供給管30に分枝管36を
設けたことによつて、リム通水路Hには短時間流
速の大きな洗浄水のみが流入するので、リム通水
路H内を速やかに流動して射出口37から排出す
ることができ、上記と同様にリム部分の結露を防
止できる。
設けたことによつて、リム通水路Hには短時間流
速の大きな洗浄水のみが流入するので、リム通水
路H内を速やかに流動して射出口37から排出す
ることができ、上記と同様にリム部分の結露を防
止できる。
さらに、本実施例では補助供給管33を洗浄水
タンクA内に立設した排出管35に接続する構成
としたが、オーバフロー管26に連結して洗浄水
通路Iに供給するようにしてもよい。
タンクA内に立設した排出管35に接続する構成
としたが、オーバフロー管26に連結して洗浄水
通路Iに供給するようにしてもよい。
本発明は、洗浄水タンクから便器に封水として
供給する水をリム通水路を経路とすることなく補
助流路を利用して洗浄水タンクから直接便器のボ
ールに供給する構成としたので、低温の洗浄水が
リム通水路に滞留することがなく便器リム部の結
露を確実に防止できるという効果を有する。
供給する水をリム通水路を経路とすることなく補
助流路を利用して洗浄水タンクから直接便器のボ
ールに供給する構成としたので、低温の洗浄水が
リム通水路に滞留することがなく便器リム部の結
露を確実に防止できるという効果を有する。
第1図は本発明に係る便器洗浄装置の一部切欠
正面図、第2図は同側面図、第3図は同平面図、
第4図は切り換え弁の縦断面図、第5図は同第4
図の―線矢視による断面図、第6図は同―
線矢視による断面図、第7図は切り換え弁の弁
体の回動状態を示す断面図である。 9……本体、10……流入口、11……第1流
出口、12……第2流出口、13……補助流出
口、14……弁室、15……弁体、21……作動
レバー、24……排水弁体、26……オーバフロ
ー管、30……リム用供給管、31……逃がし継
手、32……タンク用供給管、33……補助供給
管、A……洗浄水タンク、B……便器本体、C…
…ボールタツプ、D……排水弁、E……ボール
部、F……流量調整弁、G……切り換え弁、H…
…リム通水路、I……洗浄水通路。
正面図、第2図は同側面図、第3図は同平面図、
第4図は切り換え弁の縦断面図、第5図は同第4
図の―線矢視による断面図、第6図は同―
線矢視による断面図、第7図は切り換え弁の弁
体の回動状態を示す断面図である。 9……本体、10……流入口、11……第1流
出口、12……第2流出口、13……補助流出
口、14……弁室、15……弁体、21……作動
レバー、24……排水弁体、26……オーバフロ
ー管、30……リム用供給管、31……逃がし継
手、32……タンク用供給管、33……補助供給
管、A……洗浄水タンク、B……便器本体、C…
…ボールタツプ、D……排水弁、E……ボール
部、F……流量調整弁、G……切り換え弁、H…
…リム通水路、I……洗浄水通路。
Claims (1)
- 1 便器ボール部の封水部と便器本体に一体的に
形成した洗浄水タンクとの間に洗浄水通路を設
け、上記洗浄水タンク内に、外部の給水源に連通
するボールタツプと、同ボールタツプに連通し給
水を洗浄水タンク内及び便器本体のリム通水路の
いずれかに供給する切り換え弁と、同切り換え弁
の作動に連動して洗浄水タンク内と前記洗浄水通
路間の流路を開閉する排水弁とを設け、さらに上
記切り換え弁に、上記リム通水路が閉じていると
き前記洗浄水通路に連通する補助流路を接続して
なることを特徴とする便器用洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24167084A JPH0245738B2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | Benkyosenjosochi |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24167084A JPH0245738B2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | Benkyosenjosochi |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61122339A JPS61122339A (ja) | 1986-06-10 |
JPH0245738B2 true JPH0245738B2 (ja) | 1990-10-11 |
Family
ID=17077767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24167084A Expired - Lifetime JPH0245738B2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | Benkyosenjosochi |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0245738B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0730786Y2 (ja) * | 1989-04-17 | 1995-07-19 | 株式会社イナックス | 便器の洗浄水供給装置 |
JPH041276U (ja) * | 1990-04-13 | 1992-01-08 | ||
KR200464491Y1 (ko) * | 2011-02-28 | 2013-01-08 | (주)가인산업 | 절수 및 소음방지 성능이 향상된 양변기 |
WO2021171937A1 (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-02 | Toto株式会社 | 洗浄水タンク装置、及びそれを備えた水洗便器装置 |
-
1984
- 1984-11-15 JP JP24167084A patent/JPH0245738B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61122339A (ja) | 1986-06-10 |
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