JPH0718714A - 液位制御弁装置 - Google Patents

液位制御弁装置

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JPH0718714A
JPH0718714A JP27895792A JP27895792A JPH0718714A JP H0718714 A JPH0718714 A JP H0718714A JP 27895792 A JP27895792 A JP 27895792A JP 27895792 A JP27895792 A JP 27895792A JP H0718714 A JPH0718714 A JP H0718714A
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JP
Japan
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water
liquid
valve
valve member
liquid level
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JP27895792A
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English (en)
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Mohamed Yuunisu Abdulrasouru
モハメド ユーニス アブドゥルラソウル
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DARAA UOOTAA C BINGU
DARAA UOOTAA C-BINGU
Dallah Water Saving LLC
Original Assignee
DARAA UOOTAA C BINGU
DARAA UOOTAA C-BINGU
Dallah Water Saving LLC
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Filing date
Publication date
Application filed by DARAA UOOTAA C BINGU, DARAA UOOTAA C-BINGU, Dallah Water Saving LLC filed Critical DARAA UOOTAA C BINGU
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Pending legal-status Critical Current

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    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D1/00Water flushing devices with cisterns ; Setting up a range of flushing devices or water-closets; Combinations of several flushing devices
    • E03D1/02High-level flushing systems
    • E03D1/14Cisterns discharging variable quantities of water also cisterns with bell siphons in combination with flushing valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/12Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
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    • F16K31/24Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid actuated by a float actuating a lift valve with a transmission with parts linked together from a single float to a single valve
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    • Y10T137/7472Vertical inlet riser

Abstract

(57)【要約】 【目的】タンクまたはコンテナ内の液位を制御するよう
水洗便所用水タンクで使用する液位制御弁装置が提供さ
れる。 【構成】この装置は、入口チャンバ(1)に給水する液
体の入口(3)と、弁座(11,12)に取付けられた
可動弁部材(7,10)を有し、可動弁部材は液体が入
口からタンクに流れ込む開位置と、液体がタンクに流れ
込まないよう防止される閉位置との間で移動でき、この
可動弁部材は、タンク内の液体の所定レベルへの上昇に
応答してフロートアームにより閉位置に押圧される。弁
からの水の漏洩が防止され、弁の摩耗が少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水位制御弁装置および
この水位制御弁装置をオプションとして含むことができ
る水洗便所の水タンクに関する。しかしながら、この水
位制御弁装置の用途は水洗便所の水タンクのみに限定さ
れるものではない。
【0002】
【従来の技術】サイフォン式のような従来の水タンク
は、水洗便所の水タンクへの水流を制御するためのフロ
ート制御弁を利用することが知られている。この制御弁
は、弁座に対して共に移動して、弁座に係合したり、こ
れから外れたりする移動自在なピストンおよびゴムシー
ルにより閉じられる給水パイプを制限したり、水流を制
御するのに用いられることが多い。
【0003】かかる弁は、ピストンシールと弁座との間
の制御面積が小さいので、ゴムシールが摩耗することお
よび水シールのためすぐに摩耗してしまうという欠点を
有する。さらに弁を閉じる操作は、2つの対向する力す
なわち、給水圧とフロート制御機構によりピストンに加
えられる力の双方に依存しているので、かかる弁は、給
水パイプ内の水圧の過度の変動の結果として漏洩を生じ
るという欠点がある。
【0004】従来のタイプの水タンクを通して便器に水
を流すよう使用されるシステムでは、使用される水量は
国際的な規格値によれば、便器内の汚物を流し出すため
6秒内で9リットルの水量となっている。これは従来の
サイフォンシステムにとって不可欠な条件となってい
る。
【0005】さらに制御弁からしみ出しが生じる結果、
失われる水は、(浄水ステーションの設計に関する国際
的な規格値によれば)全世界での飲料可能な水の浄水ス
テーションでの生産量の10%にも達する。
【0006】さらに、人の全消費量(個人あたり)の1
3.5%が、水洗便所から人の排泄物を流し出すのに使
用される。
【0007】この値は、約200リットルとなっている
人の一日あたりの飲料可能な水の消費量の範囲に従って
計算された値である。一日あたりの水洗便所の水タンク
を作動させる際の平均的使用回数は、3回と考えられ
る。こうして、上記パーセントは、3×9/200=1
3.5%と計算される。これは、国際的な規格値に従っ
たものである。
【0008】このことは、飲料可能な水が廃棄される可
能性があること、全世界に広がる乾燥期に水の消費量を
制御することが重要であること、水洗便所からの下水処
理のために、飲料可能な水を生産するのに莫大な財政上
のコストがかかること、水洗便所からの下水から環境汚
染が生じることを警告している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、給水設備から
水タンクへの水の流入を制御する新規な弁を望むという
切迫した要求がある。
【0010】さらにこのことから、国際的規格値が必要
とするのと同じ性能上の効率で水洗便器を浄化するのに
より少量の水ですむよう従来のシステムを制御する、す
なわち水流を改善するための新システムを求める別の要
求が生じた。さらに上記弁が閉じている間に便器を浄化
するための水流出弁から水がしみ出る危険が防止される
(このことは上記水流出弁で使用される公知の工業上の
組成物を使用するか、改良するかまたは変更するかまた
は現在使用中のものを使用するかとは無関係である)。
【0011】上記欠点が実質的に解消された水位制御弁
装置を提供することが好ましい。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の一様相によれ
ば、液体の入口と、弁座に取付けられ、液体が液体の入
口から出口を通ってコンテナ内に流れ込むことができる
開位置と液体が出口を通ってコンテナに流れ込むことが
阻止される閉位置との間で移動できる可動弁部材を含
み、可動弁部材には、コンテナ内での液体が所定レベル
まで上昇したことに応答して弁部材を閉位置まで押圧す
るための押圧手段が設けられており、前記可動弁部材は
入口チャンバ内に取付けられており、入口チャンバは前
記液体の入口と連通し、閉鎖位置では、可動弁部材は可
動弁部材を閉位置に維持するよう作用する入口チャンバ
内の液体の圧力を受ける、コンテナ内の液位を制御する
ための液位制御弁装置において、前記可動弁部材は、シ
ーリング部分を含み、このシーリング部分は弁部材が開
位置にあるとき入口チャンバ内の液体に接触し、弁部材
が閉位置にあるとき前記穴の周面のまわりに位置する別
のシーリング表面をシールするシーリング表面と、入口
チャンバ内の液体の圧力が作用してシーリング表面を別
のシーリング表面に押圧させるシーリング表面から離間
したほうのシーリング部分の側面に設けられた円錐面を
有することおよび別のシーリング表面は、出口と可動弁
部材のシーリング表面との間に位置する弾性材料の層か
ら設けられていることを特徴とする液位制御弁装置が提
供される。
【0013】
【発明の作用および効果】上記装置は、特に入口チャン
バ内の水頭がコンテナ内の水位のわずかな変動とは無関
係に弁を閉じようと働くので弁部材および弁座の摩耗が
低減されるという利点を有する。
【0014】本発明の別の特徴によれば、1つ特に水洗
便所システムが部分的な排水をしたとき水タンクの放出
出口を閉じるようになっている常開弁装置を含む水洗便
所システムが提供される。この水洗便所システムは、水
タンク内の水位を制御するための本発明の第1の様相に
係る水位制御弁装置をオプションとして含んでよい。
【0015】上記水洗便所システムは、フラッシング力
と妥協することなくフラッシングごとに必要な水量を低
減できるという利点を有する。
【0016】本発明の好ましい特徴は、特許請求の範囲
の従属項に記載されている。
【0017】添付図面のみを参照して本発明の好ましい
実施態様について説明する。
【0018】図面は、水タンク1a内に取付けられた入
口チャンバ1を示す。このチャンバ1には、水の入口3
または4と、垂直に可動弁部材が設けられている。この
弁部材は、切頭円錐形のシーリング部分7と、シーリン
グ部分7に支持された入口チャンバのベース壁11の穴
16内を移動できるよう設けられた管状ガイド部材10
から成る。この入口チャンバ1は、密に嵌合した取外し
自在なカバー2を含む。
【0019】シーリング部分7の下方表面9は、ゴム製
のワッシャ12と係合するようになっている。このワッ
シャは、入口チャンバの下方ガイド部分15内で(弁部
材に対するカラ運動と共に)垂直に移動自在である。ワ
ッシャ12は、ガイド部分15の内径と実質的に同じ外
径を有するが、その内側の寸法は、管状ガイド部材10
の外側の寸法に実質的に等しい。弁部材が図示するよう
に開位置にあると、水は矢印の示すように入口チャンバ
1に流入し、次に管状ガイド部材10のボアを通って管
状ガイド部材10の壁を長手方向に延びる細長い開口部
(図示せず)を通る。
【0020】管状ガイド部材10は、楕円の横断面を有
してもよく、全長に沿って2つの離間した部分に分割
し、両者の間に細長い開口部を画定してもよい。これら
2つの部分の間隔は、楕円横断面の短軸に沿って径方向
に対向するよう位置される。
【0021】水タンク内の水位が所定レベルに達する
と、水タンク内に位置するレバー17の作用により弁部
材はワッシャ12およびベース11に抗して弁を閉じる
よう引き下げられる。レバー17は、入口チャンバから
離れた一端にてフロート18を支持しており、他端は枢
着接続部14により管状ガイド10の下端に結合されて
いる。レバーフロートアセンブリは、入口チャンバ1に
固定された中間ピボット13によりレバー17の両端の
中間点にて枢動自在に支持されている。
【0022】弁部材が閉じた位置にあると、水の入口か
らの水は、弁部材のシーリング部分7の上方の前方円錐
面に作用し、水タンク19内の水位のわずかな変動とは
無関係に弁を閉じた状態に維持する。この特徴およびシ
ーリング表面9の比較的広い面積のために、弁の摩耗は
かなり低減される。
【0023】水タンクは、余分な水の放水すなわちオー
バーフロー出口21をも含み、また従来のシステム(図
示せず)を含むことができる。このオーバーフロー出口
21は、垂直に整合し、オーバーフロー出口のまわりに
配置された環状フロート23を含む別のフロート部材が
水タンク内の水位と共に所定レベルまで低下すると閉じ
るようになっている弁22を含む。フロート23は、ゴ
ム製のブッシング24を支持しており、次にこのブッシ
ングはその下端にリング25を支持している。リング2
5は、弁22の制御部材(図示せず)と係合してこの弁
を閉じるようになっている。従って、水タンクは、水位
が所定レベルにまで低下すると、各フラッシングを終了
する。しかしながら、フラッシングの形態には影響がな
い。
【0024】次に水タンク内の水位は最高レベルにあ
り、圧力すなわち、シーリング部分7の切頭円錐外側面
に直接作用する入口チャンバ1内の水頭により弁7,1
0は閉じられ、この位置に保持されていると仮定して水
タンクの作動について述べる。
【0025】弁22を開けて水タンク内の水を通してト
イレの便器(図示せず)に流し込むことができるように
するために作動機構、好ましくはレバー(図示せず)が
使用される。水タンク内の水位が所定レベルまで低下す
るにつれてフロート23も低下し、ブッシング24上の
リング25はレバー26を介して弁22に作用し、弁2
3を閉じる。弁部材7,10を通して新しい水が進入し
た後、弁23はフロート23が上方に移動してリング2
5をレバー26から外しても閉じたままである。
【0026】水タンク内の水位の低下と同時にフロート
19は下方に移動し、中間ピボット13を中心としてア
ームを枢動し、ガイド部材15上方に移動し、その後入
口チャンバ1内の水頭に抗してワッシャ12およびベー
ス11からシーリング部分7を離間させる。入口チャン
バ1および入口3内の水は穴16を通って水タンク内に
流入する。
【0027】水タンク内の水が適当な水位に達すると、
アーム17は枢動して弁7,10を完全に閉じて給水さ
れないように水タンクをシールする。次に入口チャンバ
は水で満たされ、シーリング部分7の外側の切頭円錐面
8に作用する水頭は、シーリング部分7の下面9が開口
16を通る水の漏洩がない状態でワッシャ12およびベ
ース11に強くかつシール状態で接触し続けることがで
きるようにする。
【0028】以上で、好ましくは弁座に接触する弁のシ
ーリング部分の面積がこれまで知られているものよりも
広くシーリング部分の拡大された表面積に加わる水圧に
依存し、シーリング部分をベースに密に維持し、よって
移動自在なガイド部材内の細長い開口部内の穴16を通
る水漏れを防止する水位制御弁装置を含む水洗便所用水
タンクについて説明した。ゴム製のシーリングワッシャ
の径および作動面積も従来公知のワッシャよりも大幅に
大きくなっている。さらにガイド部材内の穴16および
細長い開口部の寸法も長時間使用した場合の水あかによ
る詰まりを受けにくい。
【0029】本発明に係わる水位制御弁装置は、国際規
格値に従って例えば水洗便器内に存在する残留物を除去
するため、サイフォン式水タンクの全体にフラッシング
水の力を伝えることができる。この弁装置は浄化に必要
な量以上の水量を水タンク内に保持するよう制御する。
このような制御はフロートを使うかまたは入口チャンバ
1のための主フロートアームに結合された相互接続され
たまたは別個のアームを使用するか、吸引力、圧力、揚
力または循環運動により自動的、機械的また手動により
作動する他の手段により、上記のように水出口弁を閉じ
ることによって達成される。
【0030】シール部分7およびガイド部材10は一部
品の一体成形品であることが好ましい。さらに、ベース
11が平坦であれば、ワッシャ12を省略してもよく、
シーリング部分7の下面9は穴16を通る漏洩をおこす
ことなくシール状態でベース11に係合できる。
【0031】弁部材、特に入口チャンバ1と水タンクと
の間のシーリング部分7は切頭円錐形として述べたが、
このシーリング部分は(a)ベースまたはベースとシー
リング部分との間のゴム製のワッシャにシール状態で係
合するのに充分大きく、かつ(b)入口チャンバ内の水
頭がその表面に充分な圧力を加えシーリング部分をベー
スに強く保持するよう、充分大きな表面積を有していれ
ば、いかなる形状でもよい。
【0032】水タンクの出口弁は水タンク内の水位が所
定の最小値まで低下したとき、フロートによって閉じら
れるものとして述べたが、この出口弁は別個に作動する
フロート23でなくて、むしろフロートレバー17に接
続されたレバーによって操作してもよいし、または他の
機械式、電気式または油圧式の作動装置によって操作し
てもよい。
【0033】本発明に係わる別の水位制御弁システムで
は、システムは給水装置と可動弁部材を含むことが好ま
しい。この可動弁部材はベース上に位置しており、管状
部材の壁上に延びる細長い開口部を通って給水装置から
水タンクに流入する水の上に浮かぶよう、所定の密度と
限られた重量を有するブイまたはボールにより開位置と
閉位置との間を移動できるようになっている。システム
内の水位が所定レベルまで上昇することにより、ブイま
たはボールが水タンク内で上方に移動したとき、可動弁
部材の閉位置が得られる。この可動弁部材は、制御アー
ムのブイまたはボールおよび可動弁部材の円錐表面に加
わる水頭圧により入力チャンバ内のベースに係合でき、
水タンクまたは入力チャンバ内の水位の変動とは無関係
に可動弁部材および弁座ベースを通る水のしみ出しを防
止する。可動弁部材とそのベースとの間には、水のしみ
出しを防止する柔軟性のある層が設けられる。この柔軟
性のある層の外周は、入力チャンバおよびベースの外周
と形状が同じである。さらにこの層は、入力チャンバの
ベース内の開口部と同じ開口部を有する柔軟性のあるバ
リアにより阻止される。
【0034】さらに、このシステムはベース、可動弁の
機素および制御アームの点および必要に応じ入力チャン
バを360℃回転して任意の方向に固定できる点に特徴
がある。水流出弁は、上記入力チャンバに設けた2つの
延長部の代わりに1つのストッパを設けることにより水
平または垂直給水延長部と共に作動するようになってお
りかつ図1に示されている。
【0035】可動弁は、上記給水装置に接続された入力
チャンバ内に位置し、ディスク状表面から延び、上方表
面を有する管状弁部材を含む点で特徴があり、円錐形の
点で特徴がある。ディスク状表面は、下方を向いた最大
の表面であり、平らな表面となっている。他端にブイま
たはボールを有する制御アームの一端に管状部材を接続
するための軸が弁部材の下端に位置する。
【0036】可動弁部材は、可動弁ヘッドから延びる管
状部材内の水流出開口部の点で特徴がある。さらにこの
弁は、弁座と実質的に径方向に同じ柔軟性のあるディス
クと係合自在な拡大された径方向の弁座の点で特に特徴
があり、柔軟性のあるディスクは弁座と入力チャンバの
固定された弁座との間に位置し、弁座は管状部材が貫通
する水出口穴を内部に有する。
【0037】新しい水位制御弁がコンパクトにも拘ら
ず、このバルブは作動効率、性能および全ての種類の水
タンクで使用できるというフレキシビリティの点に特徴
がある。
【0038】好ましいことに、弁が閉じている間に可動
弁部材の他の円錐面に加わる水頭の圧力を使用すること
により、ベース上でのコンパクトなシーリング部材の面
積が有効に広がることになる。
【0039】水により可動弁部材の円錐面に加えられる
圧力は、部材が閉じている間は可動弁部材に加えられる
水圧よりも大きく、円錐面の形状は、可動弁部材が開い
ている間この円錐面に加えられる圧力を解放する効果が
ある。
【0040】可動弁部材および一端にフロートすなわち
ブイを支持する制御アームの相互接続および入力チャン
バの寸法は、水洗便所システム内の水位の上下に合わせ
て自動的に弁を操作するよう協働する。
【0041】好ましいことに、これらの特徴は、可動弁
部材とそのベースとの間から水がしみ出る危険性を防止
する。さらに下記のように弁座の接触面積が増大するこ
とに加えて、可動弁部材およびそのベースは長期に使用
できかつ柔軟性のある層がコンパクトになる。
【0042】水タンクの開口部の排出弁で異なる径を使
用することは、例えば水洗便所を浄化するための排出弁
の開口部を通過する水の流速がより速くなることを特徴
とする。
【0043】従って、本発明に係る排出弁は、水洗便器
を浄化する水流が速い点および水洗便器浄化のため出口
開口部が水タンクのベースで円錐形になっており、弁の
開放中の排水ボックスからの水流の方向に内側にテーパ
が付いている点に特徴がある。
【0044】便器洗浄水の高速流出口は、出口の開部が
軸上に吊り下げられたゲートを有し、このゲートは所定
%の大気を通過させて、排出弁の開放中に円錐出口を水
が容易に通過できるようにするという点でさらに特徴が
ある。
【0045】好ましいことに、排出弁からの水の高速流
は、残留物を除去し、便器を浄化するための便器内の水
の圧力を生じさせる。従って、従来のシステムと同じ結
果を得るのに50%の水を使用する作動で高能率が得ら
れる。
【0046】洗浄のための所定量の水を排出する公知の
システムで使用される水の全圧力を使用することは、手
動または独立した手段による排出弁ゲートを閉じる際の
制御により改善される。このことは、本発明では、付加
的フロートまたはブイにより閉じられる排出弁により達
成される。フロートまたはブイは、上方端にリングを有
する管状の延長部またはその延長部に取付けられたリン
グの可変部材を含む。この部材は、予め供給すべき必要
な水量を固定するためのものである。この延長部の下方
端は、上記排出ゲート弁を閉じるための好ましくは倒立
円錐フロートを支持する。
【0047】この浮上ブイは、所定の密度、重量および
所定仕様値を有している点で特徴がある、中空円筒形状
になっている。この浮上ブイは、コンパクトでない、付
加的な水オーバーフロー管(先の図1では21で示し
た)を内部に含む。この付加的ブイの運動は、水位と共
に上方に移動でき、上記排出ボックス内の水位の低下と
共に下方に移動することを特徴とする。
【0048】この制御システムは、上記排出弁ゲートの
重量のような他の異なる手段により、排出または上記排
出弁ゲートの運動を制御アームブイの運動、制御アーム
の運動、作動ノブハンドルの運動または操作ノブの運動
に連動させることにより排出ゲート弁の閉鎖部材を閉じ
ることを特徴とする。
【0049】好ましいことに、排出弁を閉じる際の制御
により3秒中の従来の排出ボックスの水が50%節約さ
れ、同じ機能的性能上の効率が得られる。より詳細に述
べれば、これにより浄化効果を減じることなく、現在使
用されている飲料可能な水の国際的生産量の7%を節約
される。上記ブイまたは他の手段に接続したとき、排出
弁ゲートカバー上の水タンクボックス内に存在する水の
連続圧により排出弁ゲートとそのベースとの間からの水
のしみ出る可能性が防止される。
【0050】以下図2(A)および図2(B)を参照し
て別の実施態様について述べる。図2(A)は、図2
(B)に詳細に示した入力チャンバ1を示す。このチャ
ンバは、支持コネクタ19によりシステム1−Aに固定
され、水の入口2および3およびストッパ4に接続可能
であり、上記水の入口の一方を閉じるようになってい
る。図中垂直に延びる可動弁部材は、下方の平らな表面
6を備えた円錐形をしたコンパクトな上方面および下方
の平らな表面6から長手方向の軸方向に延びる管状部材
7を有する。管状部材7は、水出口開口部内、すなわ
ち、組立用ネジ13により相互に接続された二部品分割
形の入力チャンバ内に移動自在に位置している。
【0051】可動弁部材とベース10との間にはシーリ
ングディスク状部材9が位置している。柔軟性材料から
成るこの部材9のシーリング面は、水のしみ出しを防止
し、その外周は、入力チャンバ1の外周およびベース1
0の外周と同じになっている。さらに部材9内には、ベ
ース10内の開口部と同様な開口部がある。
【0052】コンテナ内の水位が低下すると、制御アー
ム17上の大きな密度および所定重量を有する浮上ブイ
またはボール18により可動弁部材が自動的に開く。ア
ーム17は枢軸15により重心に取付けられている。入
力チャンバの円筒状延長部12から外方に延びる部品1
6内では、弁ヘッド5から離間した方の管状部材7の端
部が軸14により、制御アーム17に接続されている。
開状態では、入力チャンバ1の内部に向かって矢印の示
す方向に水が流れ出し、従って、管状部材7内にあっ
て、平らな表面9の中心から軸14まで長手方向に延び
る開口部8を通って流れ出る。水が管状部材の開口部か
ら流れ出ると、この水は延長部12の出口から出るまで
中空円筒状延長部12に収容される。
【0053】可動弁部材は、制御アーム17により完全
に閉じられる。このような完全閉鎖は、水タンク内の水
が所定レベルに達し、可動ディスク状表面6がベース1
0上の部材9に座着し、矢印の示すように水が給水延長
部2または3から入力チャンバ1の内部に流出するとき
生じる。この水は、円錐表面5を押し、コンテナすなわ
ち入力チャンバ1内の水位の変動とは無関係に弁の閉鎖
手段を制御する。
【0054】図2(A)および図2(B)は、ワイヤま
たはストリングにより例えば、円錐形の排出弁の最内端
に適当に固定された排出弁20の従来の作動を示す。こ
の弁は、水流便所に接続された出口端22への水流方向
に延びるベ−ス21を有する。この弁には、弁が閉じて
いる間水流を阻止するためのカバー25が設けられてい
る。ベース21は、その壁に水流閉口部23を有し、こ
の開口部には、水タンク内の余分な水を除くためのオ−
バフロ−パイプ26が接続されている。この開口部23
は、ゲート24により開閉され、ゲート24は、開口部
23の最高点にて軸に取付けられており、所定%の空気
がオーバフローパイプを通過できるようにしている。ゲ
ート24は、水洗便所への水洗方向に開き、水タンクか
ら余分な水が除去できるようにしている。
【0055】以上で可動弁部材の円錐形表面に加わる供
給水の水圧を利用して、給水装置から、例えば排水ボッ
クス状の水システムに流れる水を制御する新規な弁シス
テムについて説明した。これまでの水洗便所のサイフォ
ン式排水ボックスは独立した作動システムを有し、この
システムは水の入口2,3と可動弁部材5,7を有し、
この弁部材は水のしみ出しを阻止するシーリング部材9
とベース10とに抗して開閉位置の間を移動できるよう
になっている。コンテナ内の水位が低下すると、この可
動弁部材は制御アーム17によって開けられる。このア
ームの一端は弁に接続されており、他端はフロートすな
わちブイ18に接続されており、ブイ18は管状部材7
の壁内の長手方向開口部8を介して排水ボックスすなわ
ち水タンク内の水に浮くような密度と重量を有する。水
タンク内の水が所定レベルまで上昇すると、制御アーム
17およびフロート18の力および可動弁部材の円錐形
表面5に作用する入力チャンバ内の水頭により、可動弁
部材は入力チャンバ内のベースに座着し、この弁部材の
座着すなわち係合が制御される。弁と弾性シーリング部
材との接触面積が極端に大きいので水のしみ出しが防止
される。シーリング部材9の外周は入力チャンバのエッ
ジの外周およびベース10の外周に実質的に同じであ
る。さらにしみ出しシール9を貫通する中心穴は、制御
アーム17に接続された管状部材を収容するためのベー
ス10内の開口部に類似している。いずれも入力チャン
バを中心に360°以下回転し、必要に応じて一方向に
固定される。水平入力チャンバ2を作動させる場合、水
の入口3にストッパ4を固定するか、ストッパ4に入口
3を固定する。移動自在な弁部材は入口2または3に接
続された入口チャンバ内に位置することが好ましい。こ
の移動自在な弁部材はディスク状の接触面6と上方表面
5を含み、上方表面5は弁部材の軸方向に円錐状となっ
ている。ディスク状の平らな表面6から管状部材7が延
びており、この部材は入力チャンバから水タンクへの水
流を発生させるための長手方向に延びる開口部8を有す
る。ディスク状表面6から反対側の管状部材の端部に向
かって軸が取付けられており、この軸には制御アーム1
7が接続されている。制御アーム17は管状部材7に同
心状の中空円筒状延長部から著しく延びた部分16に枢
着されている。管状部材7から離れた方の制御アームの
端部にはフロートすなわちブイ18が接続されている。
【0056】好ましいことに、上方円錐形表面5に加わ
る水頭圧を閉鎖中の可動弁部材に利用すると、接触面積
がかなり大きくなり、しみ出し防止用のシーリング部材
9およびその平らなベースまたは円錐面に座着している
可動弁部材がコンパクトになる。シーリング部材9は柔
軟性のある材料から形成することが好ましい。
【0057】有利なことに、可動弁部材を解放すると、
この可動弁部材の円錐表面により形成された水にかかる
上方への圧力は、可動部材にかかる水圧より大きくな
り、圧力の減少により弁の開放が促進される。さらに、
可動弁部材の上方円錐形表面の形状、所定の密度および
重量を有する浮上可能なブイを備えた制御アーム、制御
アームの重心点および入力チャンバの寸法は水タンク内
の液面の上下動における可動部材の独立した運動に作用
している。
【0058】図2(A)に示す制御システムでは、シス
テムからの出口は、水タンク内の開口部のベースに係合
する円錐形の排出弁により制御される。この開口部は、
比較的短い管状部材から成り、この部材は水タンク内の
端部に大径部分を有し、水タンクの外部に小径部分を有
する。出口のテーパ部分は水タンクから出口端22を通
って、例えば水洗便所に流れる水の運動方向に対して内
側にテーパがついており、このテーパ部分は開口ストッ
パ22を受けて閉鎖時における開口部からの水流を阻止
するのに利用される。排出弁出口の片側にはオーバーフ
ロー水および給気パイプ26が接続され、ゲート24に
よって独立して開閉される開口部23を設けている。水
開口部の上方壁に位置する軸にはゲートが取付けられて
いる。通路26は閉鎖時に所定パーセントの空気を通過
させることができ、水洗便所への水流方向に開き、同じ
寸法の従来システムで通常得られる値よりも水量が大き
くなるようにする。
【0059】水タンクの出口で可変径のすなわちテーパ
部分20を使用することにより、水流の速度を増加で
き、従ってテーパ部分を使用しない場合よりも大きな力
で水洗便所に水を流すという効果がある。
【0060】水タンクの出口を通る流速は出口の開口部
に設けられたゲート24を通る気流によってさらに大き
くなっている。
【0061】排出弁は第2フロートによって閉じられる
ことが好ましい。この第2フロートはオーバーフローパ
イプ26のまわりに位置することが好ましく、このフロ
ートはチューブから成り、このチューブの上端に第1フ
ロート29が取付けられ、この第1フロートはチューブ
29の長手方向に沿う種々の位置に位置することができ
る複数の別々のリングから成る。
【0062】水タンクを作動させて排出弁を開けると、
出口22を通って水が流れ、水洗便所を洗浄し、水タン
ク内の水位が低下する。水位の低下につれて、フロート
18および29も低下し、水位が充分に低くなると、管
28の最下端に接続された別のフロート30が排出弁上
の点25に係合し、排出弁をその弁座21に押圧するの
で出口23が閉じられる。これから理解されるようにチ
ューブ28上のフロートリング23の位置を制御するこ
とにより、水タンク内の最低水位を制御できる。
【0063】本明細書に開示したシステムは水洗便所を
洗浄するのに充分な所定量の水を備えた従来の水洗便所
よりも使用する水の全圧力を使用する点に特徴がある。
このような使用法は手動または排出弁ゲートの重量を利
用する別の独立した手段により従来の排出弁ゲートの閉
鎖を制御するかまたは制御アームを排出弁ゲートに取付
けるか、制御アームの運動と排出弁ゲートの運動を連動
させるか、作動ノブアームの運動と排出弁ゲートの運動
を連動させることにより達成される。
【0064】有利なことにこのシステムは排出弁ゲート
の遅れを実質的に除き、排出弁ゲートの閉鎖の遅れの原
因となる水のしみ出しを防止する別のブイすなわちフロ
ートまたは手動または独立した手段を有する点で従来の
排出弁ゲートよりも優れている。
【0065】好ましいことに、このシステムは従来の水
タンクを利用する水洗便所の洗浄に現在使用されている
消費水量よりも水の消費量を50%より大きく節約する
点に特徴がある。さらに、排出弁ゲートとそのベースと
の間からの水のしみ出しは、別のフロートブイまたは他
の手段によって閉じられるときに排出弁ゲートに連続的
に加えられていた水タンク内に存在する水の圧力によっ
て防止される。
【0066】本明細書における液体についての参考例は
流体についての参考例とみなすべきである。以上でサイ
フォン型のものが好ましいトイレの水タンクを参照しな
がら、本発明について説明したが、本発明は好ましくは
液状またはガス状である流体の貯蔵および繰り出しを上
記の態様で制御することに等しく適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水洗便所用水タンクの側横断面
図。
【図2】水洗システム及び水位制御弁の横断面図。
【符号の説明】
3,4…入口 7…シーリング部分 9…シーリング表面 10…管状ガイド部材 12…ワッシャ 15…ガイド部材 17…レバー 18…フロート

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体の入口(3,4)と、弁座に取付けら
    れ、液体が液体の入口(3,4)から出口を通ってコン
    テナ内に流れ込むことができる開位置と液体が出口を通
    ってコンテナに流れ込むことが阻止される閉位置との間
    で移動できる可動弁部材(7,10)を含み、可動弁部
    材には、コンテナ内での液体が所定レベルまで上昇した
    ことに応答して弁部材を閉位置まで押圧するための押圧
    手段(17,18)が設けられており、前記可動弁部材
    (7,10)は入口チャンバ(1)内に取付けられてお
    り、入口チャンバは前記液体の入口(3,4)と連通
    し、閉鎖位置では、可動弁部材は可動弁部材を閉位置に
    維持するよう作用する入口チャンバ内の液体の圧力を受
    ける、コンテナ内の液位を制御するための液位制御弁装
    置において、 前記可動弁部材(7,10)は、シーリング部分(7)
    を含み、このシーリング部分は弁部材が開位置にあると
    き入口チャンバ内の液体に接触し、弁部材が閉位置にあ
    るとき前記穴の周面のまわりに位置する別のシーリング
    表面をシールするシーリング表面(9)と、入口チャン
    バ内の液体の圧力が作用してシーリング表面を別のシー
    リング表面に押圧させるシーリング表面から離間したほ
    うのシーリング部分の側面に設けられた円錐面を有する
    ことおよび別のシーリング表面は、出口と可動弁部材の
    シーリング表面との間に位置する弾性材料の層から設け
    られていることを特徴とする液位制御弁装置。
  2. 【請求項2】弾性材料からなる前記層は、弾性材料から
    なるワッシャ(12)により設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の液位制御弁装置。
  3. 【請求項3】前記ワッシャと前記可動弁部材(7,1
    0)との間でカラ運動が行なわれることを特徴とする請
    求項2に記載の液位制御弁装置。
  4. 【請求項4】前記可動弁部材(7,10)は、弁部材が
    開位置にあるとき前記入口チャンバ(1)から前記コン
    テナに液体を流すための前記入口チャンバの壁(11)
    内の穴(16)を貫通する管状ガイド部材(10)を含
    む請求項1〜3のいずれかに記載の液位制御弁装置。
  5. 【請求項5】円錐表面は、可動弁部材の軸方向に平らな
    横断面を有する請求項1〜4のいずれかに記載の液位制
    御弁装置。
  6. 【請求項6】円錐形表面は、可動弁部材の軸方向に凸状
    の横断面を有する請求項1〜4のいずれかに記載の液位
    制御弁装置。
  7. 【請求項7】2つの入口(2,4)の間に位置し、前記
    入口の一方または他方を通して液体を通過させる別の弁
    を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の液位制御
    弁装置。
  8. 【請求項8】タンク内の液位を制御するための請求項1
    〜7のいずれかに記載の液位制御弁装置を含む水洗便所
    システム。
  9. 【請求項9】タンクが部分的な放出を行なったときタン
    クの放出出口(22)を閉じるようになっている常開弁
    装置(23,24,25)を特徴とする請求項8に記載
    のシステム。
  10. 【請求項10】前記常開弁装置は、水タンク内の水位が
    所定レベルより下に低下したとき、前記放出出口(2
    2)を閉じるようになっているフロート部材(24,2
    6)を含むことを特徴とする請求項9または10に記載
    のシステム。
  11. 【請求項11】前記フロート部材(23,38)は、全
    体が円筒形状をしており、全体が直立したオーバーフロ
    ー放出部材(21)に沿って摺動運動ができるよう取付
    けられていることを特徴とする請求項9に記載の水タン
    ク。
  12. 【請求項12】放出出口(22)がこの出口を通過する
    液量の方向に対して内側にテーパの付いた部分を有し、
    この放出出口を通過する液流の速度を速くするようにな
    っていることを特徴とする請求項10または11に記載
    のシステム。
  13. 【請求項13】放出出口の壁内に設けられた穴(2
    3)、この穴(23)を制御するためのゲート(24)
    およびこの穴に接続されて穴(23)をオーバーフロー
    液および空気が通過できるようにする液体オーバーフロ
    ーパイプ(26)を特徴とする請求項11または12に
    記載のシステム。
  14. 【請求項14】フロート部材(23,28)は、この部
    材の最上端に位置する可変数のフロートリングを有し、
    このリングの数はタンク内の所望の液位に従って選択自
    在である請求項11,12または13に記載のシステ
    ム。
  15. 【請求項15】フロート部材の最下端には、タンク内の
    液位が所定レベルまで低下したとき、タンクの放出出口
    のバルブを閉じるための作動部材が接続されていること
    を特徴とする請求項13または14に記載のシステム。
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