JPH10169819A - 消火栓付き空気弁 - Google Patents

消火栓付き空気弁

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Publication number
JPH10169819A
JPH10169819A JP32741196A JP32741196A JPH10169819A JP H10169819 A JPH10169819 A JP H10169819A JP 32741196 A JP32741196 A JP 32741196A JP 32741196 A JP32741196 A JP 32741196A JP H10169819 A JPH10169819 A JP H10169819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
communication port
box
air
valve body
Prior art date
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Pending
Application number
JP32741196A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Tajiri
和美 田尻
Masaaki Kitamura
雅明 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を図り、製作費を安くし、メンテナン
ス時に弁箱の連通口を確実に閉鎖すること。 【解決手段】 空気弁1の弁箱2内に、該弁箱2に形成
した上下水道などの管路に連通する連通口5を開閉する
ための弁体15が配設され、該弁体15の弁棒15aに
形成した雄ねじ部17が弁箱2に設けたナット19に螺
合され、弁棒15aにボール弁3付き消火栓4が接続さ
れ、弁体15により連通口5を閉鎖した状態でその連通
口5とボール弁3付き消火栓4とが前記弁棒15aに貫
設した貫通孔16を通って連通されるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば上下水道に設
けられる消火栓付き空気弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気弁の一例として実開
昭52−93296号公報に記載のものがある。これ
は、図2に示すように、空気弁1の弁箱2にボール弁3
付き消火栓4が接続され、弁箱2の下部に形成した連通
口5が補修弁6を介して上下水道などの管路(図示せ
ず)に連通されたものであって、前記空気弁1は、弁箱
2に取り付けた案内筒体7内に昇降可能に設けられて弁
箱2の上部に形成した大空気孔8を開閉するための遊動
弁体9と、案内筒体7内に昇降可能に設けられて遊動弁
体9の中央部に形成した小径空気孔10を開閉するため
のフロート弁体11とを有している。なお、12は大空
気孔8を被うカバー、13は消火栓4のホース接続口4
aに被せたキャップである。
【0003】上記構成において、補修弁6を開放して上
下水道などの管路から連通口5を通って弁箱2内に圧力
水を流入させることにより、図2に仮想線で示すよう
に、遊動弁体9により大空気孔8が閉鎖されると共に、
フロート弁体11により小空気孔10が閉鎖され、この
閉鎖状態で、弁箱2内に空気が溜まって該弁箱2内の水
位が下がり、フロート弁体11を押し上げる力よりも該
フロート弁体11の重量の方が大きくなると、そのフロ
ート弁体11が下降されて小空気孔弁座10aから離
れ、これによって、小空気孔10を通って弁箱2内が外
気と連通して弁箱2内に溜まった空気を自動的に排出す
る。
【0004】消火栓4を使用する場合には、キャップ1
3を外し、ホース接続口4aに消火用ホースを接続した
後、ボール弁3を90°回転させて開放すればよい。空
気弁1をメンテナンスする場合には、補修弁6を閉鎖し
て、弁箱2内に圧力水が流入しないようにすればよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、空気弁
1のメンテナンスのために補修弁6を付設する必要があ
り、大型化し、製作費が高くつく。
【0006】また、他の例として実開昭61−1847
70号公報に記載のものがある。これは、弁箱内に、該
弁箱に形成した上下水道などの管路に連通する連通口を
開閉するための回転弁体を回転可能に設けたものであっ
て、空気弁をメンテナンスする場合には、前記回転弁体
により連通口を閉鎖するようになっているが、通常高い
水圧がかかっているので、その高い水圧により回転弁体
が回転されて圧力水が噴き出す虞れがある。
【0007】本発明は、上記難点に鑑み、小型化を図
り、製作費を安くし、メンテナンス時に連通口を確実に
閉鎖することができる消火栓付き空気弁を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、空気弁の弁箱内に、該弁箱に形成した上
下水道などの管路に連通する連通口を開閉するための弁
体が配設され、該弁体の弁棒に形成した雄ねじ部が弁箱
に設けたナットに螺合され、前記弁棒に開閉弁付き消火
栓が接続され、前記弁体により前記連通口を閉鎖した状
態でその連通口と前記開閉弁付き消火栓とが前記弁棒に
貫設した貫通孔を通って連通されるように構成したこと
を特徴としている。
【0009】上記構成において、消火栓の開閉弁を閉鎖
した状態で、弁棒を正転させることにより、弁体を連通
口から離間させて該連通口を開放し、上下水道などの管
路から連通口を通って弁箱内に圧力水を流入させる。こ
れにより、空気弁を作動させて、弁箱内に溜まった空気
を自動的に排出することができる。これによって、連通
口及び弁棒の貫通孔を通って消火栓から圧力水を吐出さ
せることができる。
【0010】空気弁をメンテナンスする場合には、消火
栓の開閉弁を閉鎖した状態で、弁体を連通口の周縁部に
圧接させて該連通口を閉鎖し、弁箱内に圧力水が流入し
ないようにすればよい。
【0011】この場合、弁箱内に設けた弁体により連通
口を開閉するようになっているので、補修弁が不要であ
り、小型化を図り、製作費を安くすることができる。ま
た、弁棒に形成した雄ねじ部とそれに螺合するナットと
により弁体を連通口の周縁部に圧接させて該連通口を閉
鎖するようになっているから、圧力水が弁箱内に噴き出
すのを確実に阻止してメンテナンスを容易に行うことが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の一形態であ
る消火栓付き空気弁を示すものであって、弁箱2内に連
通口5を開閉するための弁体15が設けられ、該弁体1
5の弁棒15aにボール弁(開閉弁)3付き消火栓4が
接続されている。上記以外の構成で図2に示す従来例と
同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0013】前記弁棒15aは、連通口5と同心状に配
置されてその上端部が弁箱2を貫通して外部に露出さ
れ、その軸心に貫通孔16が貫設され、その外周面に形
成した雄ねじ部17が弁箱2の外周面に形成した凹部1
8に回転不能に嵌め込んだナット19に螺合され、前記
凹部18にパッキン20付きナット押さえ部材21が固
定されており、図1に仮想線で示すように、工具22ま
たはハンドル23を消火栓4に連結し、その工具22ま
たはハンドル23を操作して弁棒15aを正逆回転させ
ることにより、弁体15を連通口5の周縁部に当接離間
させて、その連通口5を開閉することができる。
【0014】上記構成において、消火栓4のボール弁3
を閉鎖した状態で、弁棒15aを正転させることによ
り、弁体15を連通口5から離間させて該連通口5を開
放し(図1仮想線参照)、上下水道などの管路から連通
口5を通って弁箱2内に圧力水を流入させる。これによ
り、遊動弁体9により大空気孔8が閉鎖されると共に、
フロート弁体11により小空気孔10が閉鎖され(図1
仮想線参照)、この閉鎖状態で、弁箱2内に空気が溜ま
って該弁箱2内の水位が下がり、フロート弁体11を押
し上げる力よりも該フロート弁体11の重量の方が大き
くなると、そのフロート弁体11が下降されて小空気孔
弁座10aから離れ、小空気孔10を通って弁箱2内が
外気と連通して弁箱2内に溜まった空気を自動的に排出
する。
【0015】消火栓4を使用する場合には、キャップ1
3を外し、ホース接続口4aに消火用ホースを接続し、
消火栓4のボール弁3を開放すればよい。これによっ
て、連通口5及び弁棒15aの貫通孔16を通って消火
栓4から圧力水を吐出させることができる。
【0016】空気弁1をメンテナンスする場合には、消
火栓4のボール弁3を閉鎖した状態で、弁体15を連通
口5の周縁部に圧接させて該連通口5を閉鎖し、弁箱2
内に圧力水が流入しないようにすればよい。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、弁箱内に設けた弁体に
より連通口を開閉するようになっているので、補修弁が
不要であり、小型化を図り、製作費を安くすることがで
きる。また、弁棒に形成した雄ねじ部とそれに螺合する
ナットとにより弁体を連通口の周縁部に圧接させて該連
通口を閉鎖するようになっているから、圧力水が弁箱内
に噴き出すのを確実に阻止してメンテナンスを容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である消火栓付き空気弁
の縦断面図である。
【図2】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 空気弁 2 弁箱 3 ボール弁(開閉弁) 4 消火栓 5 連通口 15 弁体 15a 弁棒 16 貫通孔 17 雄ねじ部 19 ナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気弁の弁箱内に、該弁箱に形成した上
    下水道などの管路に連通する連通口を開閉するための弁
    体が配設され、該弁体の弁棒に形成した雄ねじ部が弁箱
    に設けたナットに螺合され、前記弁棒に開閉弁付き消火
    栓が接続され、前記弁体により前記連通口を閉鎖した状
    態でその連通口と前記開閉弁付き消火栓とが前記弁棒に
    貫設した貫通孔を通って連通されるように構成したこと
    を特徴とする消火栓付き空気弁。
JP32741196A 1996-12-09 1996-12-09 消火栓付き空気弁 Pending JPH10169819A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32741196A JPH10169819A (ja) 1996-12-09 1996-12-09 消火栓付き空気弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32741196A JPH10169819A (ja) 1996-12-09 1996-12-09 消火栓付き空気弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10169819A true JPH10169819A (ja) 1998-06-26

Family

ID=18198863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32741196A Pending JPH10169819A (ja) 1996-12-09 1996-12-09 消火栓付き空気弁

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JP (1) JPH10169819A (ja)

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