JPH10169558A - 片頭ピストン式圧縮機 - Google Patents

片頭ピストン式圧縮機

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JPH10169558A
JPH10169558A JP8328605A JP32860596A JPH10169558A JP H10169558 A JPH10169558 A JP H10169558A JP 8328605 A JP8328605 A JP 8328605A JP 32860596 A JP32860596 A JP 32860596A JP H10169558 A JPH10169558 A JP H10169558A
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JP
Japan
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piston
guide
type compressor
housing
cylinder bore
Prior art date
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Pending
Application number
JP8328605A
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English (en)
Inventor
Kazuya Kimura
一哉 木村
Hiroaki Kayukawa
浩明 粥川
Masaki Ota
太田  雅樹
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Priority to US08/985,735 priority patent/US6010313A/en
Priority to DE19754440A priority patent/DE19754440C2/de
Publication of JPH10169558A publication Critical patent/JPH10169558A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/0873Component parts, e.g. sealings; Manufacturing or assembly thereof
    • F04B27/0878Pistons
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2253/00Other material characteristics; Treatment of material
    • F05C2253/12Coating

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Compressor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストンの回動及び傾動規制構造が、ハウジ
ングの組み付け時におけるピストンの損傷を招くことの
ない構成の片頭ピストン式圧縮機を提供すること。 【解決手段】 フロントハウジング11内に形成された
ガイド凹部61と、片頭型のピストン32に形成され、
同ガイド凹部61に嵌入されるガイド凸部62とが接触
状態にあることで、同ピストン32の回動及び傾動が規
制される。従って、ピストン32とシリンダボア31と
の摺接部分は、同ピストン32に作用される傾動モーメ
ントM1 〜M4 を受ける必要がない。その結果、ピスト
ン32を、シール部33のみがシリンダボア31に接触
される肉盗み形状にできた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カムプレートの回
転運動がシューを介して片頭型のピストンの往復直線運
動に変換される構成の片頭ピストン式圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の片頭ピストン式圧縮機において
は、ハウジングが、複数のハウジング構成体を接合固定
することで構成されている。シリンダボアは、ハウジン
グ構成体の一つであるシリンダブロックに形成され、同
シリンダボアには片頭型のピストンが往復動可能に収容
されている。駆動軸はハウジングにより回転可能に支持
され、同駆動軸には斜板が一体回転可能に連結されてい
る。シューはピストンの首部と斜板との間に介在され、
駆動軸の回転にともなう斜板の回転運動をピストンの往
復直線運動に変換する。そして、同ピストンの往復直線
運動により、冷媒ガスの吸入、圧縮及び吐出のサイクル
が行われる。
【0003】ところで、前記構成の圧縮機においては、
シューが斜板とピストンとの間に介在されており、同シ
ューはピストンの自身の軸線を中心とした回動を許容す
る。従って、同ピストンの回動により、その首部が斜板
と干渉して騒音や振動を発生する問題があった。
【0004】また、例えば、斜板の回転に伴うシューの
回動等に起因して、ピストンにはシューの周りに傾動モ
ーメントが作用される。従って、同ピストンが傾動され
て、シリンダボアに対して片当りされる。その結果、同
シリンダボア及び/又はピストンが部分的に摩耗され、
両者間のシール性が低下されていた。
【0005】従って、上記のような問題を解決するた
め、例えば、特開平8−61237号公報においては、
棒状をなすガイドが、ハウジングの内部においてピスト
ンの側方に、同ピストンの往復動方向と平行に延びるよ
うにして配設されている。腕はピストンに突設され、同
ガイドに凹凸関係を以って係合されている。従って、腕
がガイドに干渉されることで、ピストンの回動及び傾動
が規制され、前述した騒音や振動の発生及びシリンダボ
アとの片当たりの問題が解消される。
【0006】しかし、ハウジングとは別体のガイドを、
ピストンの回動及び傾動規制構造のためだけに配設する
ことは、部品点数や組み付け工程数の増加につながり、
圧縮機の単価を上昇させる。従って、このような問題を
解決するには、例えば、実開平6―25573号公報に
示すような技術を利用することが有効となる。つまり、
同公報に開示された技術においては、複数のハウジング
構成体を締結固定するための通しボルトを、ピストンの
極近に通過させることでガイドとして利用している。な
お、同公報においてピストンの傾動規制構造については
述べられていないが、腕と通しボルトとの間の隙間管理
如何で、同技術にピストンの傾動規制機能を付加するの
が可能なことは想像に難くない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ハウジング
の組み付け時において通しボルトを挿入する際、その先
端部に形成されたネジ部がピストンの極近を通過される
ことになる。従って、同ネジ部がピストンに接触され易
く、同ネジ部によってピストンが掻き削られて損傷され
るおそれがあった。ハウジング組み付け時におけるピス
トンの損傷は、例えば、その削り屑がハウジング内部に
残り、各部材間に入り込んで不具合を生じるおそれがあ
る。また、特に、ピストンに形成された腕が損傷される
と、同腕と通しボルトとの間の干渉精度が低下され、前
述したピストンの回動及び傾動規制が効果的に奏されな
かった。
【0008】本発明は、上記従来技術に存在する問題点
に着目してなされたものであって、その目的は、ピスト
ンの回動及び傾動規制構造が、ハウジングの組み付け時
におけるピストンの損傷を招くことのない構成の片頭ピ
ストン式圧縮機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、ピストンの首部及びハウジング
の内壁面において、その一方に設けられたガイド凹部
と、他方に設けられ同ガイド凹部に嵌入されるガイド凸
部との干渉により、同ピストンの自身の軸線を中心とし
た回動が規制されるとともに、同ガイド凹部及びガイド
凸部にはピストンに作用する傾動モーメントを受けるた
めの受承面が設けられ、ピストンはシール部のみがシリ
ンダボアと摺動される肉盗み形状をなす片頭ピストン式
圧縮機である。
【0010】請求項2の発明では、前記受承面は、ピス
トンが上死点と下死点との間の何れの位置にある場合に
おいても、同ピストンに作用する傾動モーメントを受承
可能に構成されている。
【0011】請求項3の発明では、前記シール部はピス
トンリングを備え、同ピストンリングを介してシリンダ
ボアと摺動される。請求項4の発明では、互いに干渉さ
れる前記ガイド凹部及び/又はガイド凸部の表面には、
コーティングが施されている。
【0012】(作用)上記構成の請求項1の発明におい
ては、シューがカムプレートとの間に介在されており、
ピストンは自身の軸線を中心として回動可能である。し
かし、同片頭ピストンの回動は、ピストンの首部及びハ
ウジングの内壁面において、一方に設けられたガイド凹
部と、他方に設けられ同ガイド凹部に嵌入されるガイド
凸部との干渉により規制される。
【0013】また、上死点と下死点との間を移動される
間においてピストンには、シューの周りで傾動モーメン
トが作用される。しかし、同傾動モーメントは、ガイド
凹部及びガイド凸部に設けられた受承面で受けられて、
ピストンの傾動は規制される。従って、ピストンとシリ
ンダボアとの摺動部分において、傾動モーメントを受け
る負担が軽減される。その結果、同ピストンを、シール
部のみがシリンダボアに摺動される肉盗み形状に設定し
て、その軽量化を達成することができた。
【0014】請求項2の発明においては、ピストンが上
死点と下死点との間の何れの位置に在る場合でも、同ピ
ストンに作用される傾動モーメントは受承面によって受
けられる。従って、傾動モーメントを、ピストンとシリ
ンダボアとの摺動部分において受ける必要がなく、シー
ル部の肉量を減らしてピストンをさらに軽量化すること
が可能となる。
【0015】請求項3の発明においては、シール部はピ
ストンリングを備える。従って、ピストンとシリンダボ
アとの間のシール性が向上され、シール部外周面の幅を
さらに狭く設定して同ピストンの肉盗み量を増やすこと
ができる。その結果、同ピストンをさらに軽量化するこ
とが可能となる。
【0016】請求項4の発明においては、互いに干渉さ
れるガイド凹部及び/又はガイド凸部の表面にコーティ
ングを施すことで、同コーティングを施したハウジング
及び/又はピストンの耐久性が向上されるし、同ピスト
ンの往復動がスムーズになされる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、車両空調システ
ムに適用される可変容量型の片頭ピストン式圧縮機にお
いて具体化した第1及び第2実施形態について説明す
る。なお、第2実施形態において第1実施形態と同一又
は相当部材には同じ番号を付して説明を省略する。
【0018】(第1実施形態)図1に示すように、フロ
ントハウジング11はシリンダブロック12の前端に接
合されている。リヤハウジング13は、シリンダブロッ
ク12の後端にバルブプレート14を介して接合されて
いる。フロントハウジング11、シリンダブロック12
及びリヤハウジング13は、それらを挿通される通しボ
ルト20(一部省略してある)により締結固定されてい
る。クランク室15は、フロントハウジング11とシリ
ンダブロック12とに囲まれて区画形成されている。フ
ロントハウジング11、シリンダブロック12及びリヤ
ハウジング13が、本圧縮機のハウジングを構成してい
る。
【0019】駆動軸16は、同クランク室15内を通る
ようにフロントハウジング11とシリンダブロック12
との間にラジアルベアリング17を介して回転可能に架
設支持されている。同駆動軸16は、図示しない外部駆
動源としての車両エンジンに電磁クラッチ等のクラッチ
機構を介して連結されている。従って、同駆動軸16
は、車両エンジンの起動状態において電磁クラッチが接
続されることで回転駆動される。
【0020】リップシール18は、駆動軸16の前端側
とフロントハウジング11との間に介在され、同駆動軸
16を封止している。回転支持体19は、クランク室1
5内において駆動軸16に止着されている。カムプレー
トとしての斜板21は、駆動軸16に対してその軸線L
方向へスライド可能かつ傾動可能に支持されている。支
持アーム24は、回転支持体19の裏面外周部に突設さ
れている。ガイドピン25は、斜板21の前面側に突設
されている。そして、ガイドピン25の先端部に設けら
れた球状部25aが、支持アーム24に設けられたガイ
ド孔24aにスライド移動可能に嵌入されている。
【0021】前記斜板21は、支持アーム24とガイド
ピン25との連係により、駆動軸16の軸線L方向へ傾
動可能かつ同駆動軸16と一体的に回転可能となってい
る。同斜板21の傾動は、ガイド孔24aと球状部25
aとの間のスライドガイド関係、駆動軸16のスライド
支持作用により案内される。斜板21の半径中心部がシ
リンダブロック12側に移動されると、同斜板21の傾
角が減少される。
【0022】リング状をなすストッパ27は、斜板21
とシリンダブロック12との間において駆動軸16に外
嵌されている。斜板21が同ストッパ27に当接される
ことで、同斜板21の最小傾角が規定される。傾角規制
突部28は、斜板21の前面に一体形成されている。斜
板21の最大傾角は、同傾角規制突部28が回転支持体
19の裏面に当接することで規定される。
【0023】複数(図面中には一個所のみ表れる)のシ
リンダボア31は、前記シリンダブロック12に貫設形
成されている。同数の片頭型のピストン32は、同シリ
ンダボア31内に挿入されている。ここで、同ピストン
32は、シール部33の外周面33aのみがシリンダボ
ア31に接触されるよう、同シール部33と首部34と
を接続する本体35には肉盗みが施され、同本体35は
棒状をなしている。一対のシュー座34bは、首部34
の内側に形成された凹部34a内の対向面に凹設されて
おり、各シュー座34bにはそれぞれシュー36が受け
られている。そして、前記斜板21は同凹部34a内に
進入した状態で、前後面がそれぞれシュー36に接触し
てピストン32を係留している。従って、斜板21の回
転運動が、シュー36を介してピストン32の往復直線
運動に変換される。
【0024】吸入室38及び吐出室39は、前記リヤハ
ウジング13内にぞれぞれ区画形成されている。吸入孔
40、同吸入孔40を開閉する吸入弁41、吐出孔4
2、同吐出孔42を開閉する吐出弁43は、それぞれ前
記バルブプレート14に形成されている。そして、吸入
室38内の冷媒ガスは、ピストン32の復動動作により
吸入孔40及び吸入弁41を介してシリンダボア31内
に吸入される。同シリンダボア31内に流入された冷媒
ガスは、ピストン32の往動動作により圧縮され、吐出
孔42及び吐出弁43を介して吐出室39に吐出され
る。なお、同吐出弁43の開度は、バルブプレート14
とリヤハウジング13との間に備えられたリテーナ44
により規定される。
【0025】スラストベアリング45は、前記回転支持
体19とフロントハウジング11の内壁面との間に介在
されている。同スラストベアリング45は、ピストン3
2及び斜板21を介して回転支持体19に作用される、
冷媒圧縮時の圧縮反力を受け止める。
【0026】放圧通路47はシリンダブロック12及び
バルブプレート14に設けられ、クランク室15と吸入
室38とを接続している。圧力供給通路48は、前記吐
出室39とクランク室15とを接続し、同通路48上に
は容量制御弁49が介在されている。すなわち、容量制
御弁49を構成する弁室50は、圧力供給通路48の一
部を構成する。ポート51は、同弁室50内に形成され
ている。弁体52は弁室50内に収容されており、ポー
ト51に対して接離可能である。収容室53は、ロッド
ガイド54により弁室50に対して区画されており、同
収容室53をダイヤフラム55により区画することで、
感圧室56及び大気に開放された大気室57が形成され
ている。ロッド58はロッドガイド54によりスライド
移動可能に支持されており、同ロッド58によって前記
弁体52とダイヤフラム55とが連結されている。感圧
通路59は吸入室38と感圧室56とを接続し、同感圧
通路59を介して吸入室38の冷媒ガスが感圧室56に
導入される。
【0027】従って、ダイヤフラム55が吸入圧の高低
により動作され、ポート51の開度、つまり、圧力供給
通路48の開度が調節される。その結果、クランク室1
5内の圧力が変更され、前記ピストン32の前後に作用
するクランク室15内の圧力とシリンダボア31内の圧
力との差が調整される。従って、斜板21の傾斜角が変
更されて、ピストン32のストロークが変更され、吐出
容量が調整される。
【0028】つまり、例えば、冷房負荷が大きいと吸入
圧が設定値よりも高くなり、容量制御弁49は圧力供給
通路48の開度を小さくするように動作される。従っ
て、クランク室15の圧力は、放圧通路47を介して吸
入室38に放圧されて低下され、斜板21の傾角が最大
傾角側に変更されてピストン32のストローク量が大き
くなる。その結果、吐出容量が大きくなって、吸入圧が
低下される。
【0029】冷房負荷が小さいと吸入圧が設定値よりも
低くなり、容量制御弁49は圧力供給通路48の開度を
大きくするように動作される。従って、クランク室15
の圧力は吐出冷媒ガスの導入により上昇され、斜板21
の傾角が最小傾角側に変更されてピストン32のストロ
ーク量が小さくなる。その結果、吐出容量が小さくなっ
て、吸入圧が上昇される。以上のように、容量制御弁4
8は、設定された吸入圧を維持すべく、斜板21の傾角
を変更して吐出容量を変更する。
【0030】次に、本実施形態の特徴点である、ピスト
ン32の回動及び傾動規制構造について説明する。図1
及び図2に示すように、ガイド凹部61は、フロントハ
ウジング11の内壁面おいて、各ピストン32の首部3
4に対応する部位に、それぞれ同ピストン32の往復動
方向に沿って凹設されている。ガイド凸部62は、各ピ
ストン32において首部34の背面に一体形成されてい
る。同ガイド凸部62は、ピストン32をシリンダボア
31内に挿入した状態でガイド凹部61に嵌入される。
従って、ピストン32は、そのガイド凸部62がガイド
凹部61に案内されつつ、前述した往復動を行う。
【0031】第1受承面61aはガイド凹部61の両側
面にそれぞれ形成されており、互いに対向する両受承面
61aは、ピストン32の軸線P側に近づくにつれて対
向間隔を狭くしている。第1受承面62aは、ガイド凸
部62の両側面において第1受承面61aと平行にそれ
ぞれ形成されている。同第1受承面62aは、前記第1
受承面61aに対して接触されている。第2受承面61
bは、ガイド凹部61の上面においてその中央部に突出
形成されている。第2受承面62bは、ガイド凸部62
の上面においてガイド凹部61の第2受承面61bと平
行に形成されており、その中央部を以って同第2受承面
61bに接触されている。図2の拡大円中に示すよう
に、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)を主材料
とするコーティング63は、ガイド凸部62におけるガ
イド凹部61との干渉面、つまり、第1及び第2受承面
62a,62bにおいて被膜形成されている。
【0032】さて、前記ピストン32は、そのシュー座
34bによるシュー36の自在受け構造により、自身の
軸線Pを中心として双方向に回動可能である。しかし、
同ピストン32の回動は、ガイド凹部61の第1受承面
61aとガイド凸部62の第1受承面62aとが接触状
態にあることで規制され、同ピストン32の首部34が
斜板21に干渉されることはない。従って、同首部34
と斜板21との干渉による振動や騒音の発生は抑制され
る。
【0033】図3は、ピストン32が、上死点と下死点
との間の中間地点に位置した状態を示し、斜板21は矢
印R方向に回転されている。ここで、同斜板21が実線
で示す状態にあるときに、ピストン32は上死点側から
下死点側に向かっており、シュー36は矢印S1 方向に
回動されてシュー座34bと摺動される。従って、同ピ
ストン32には、シュー座34bとシュー36との間の
摺接抵抗により、同シュー36の周り、詳しくは、両シ
ュー36間に存在する傾動中心Oの周りで傾動モーメン
トM1 が作用される。しかし、図2に示すように、ガイ
ド凹部61の第1受承面61aとガイド凸部62の第1
受承面62aとが接触されており、ピストン32に作用
する傾動モーメントM1 は、第1受承面62aを介して
第1受承面61aで受けられる。
【0034】また、斜板21が二点鎖線で示す状態にあ
るときに、ピストン32は下死点側から上死点側に向か
っている。この時、シュー36は矢印S1 とは反対方向
(S2 )に回動され、ピストン32には、前述した傾動
モーメントM1 とは逆方向へ向かう傾動モーメントM2
が作用される。しかし、同傾動モーメントM2 は、前記
と同様にして、第1受承面62aを介して第1受承面6
1aで受けられる。
【0035】図4において斜板21が実線で示す状態に
あるときに、ピストン32は下死点側から上死点近傍に
変位しており、例えば、この状態において同ピストン3
2に作用される圧縮反力は最も高くなる。従って、ピス
トン32は、斜板21からこの圧縮反力に応じた大きな
反力を受け、同ピストン32には傾動中心O周りで、前
記傾動モーメントM1 ,M2 とは軸線Pを中心として9
0°回転された方向に大きな傾動モーメントM3 が作用
される。しかし、第1受承面61aと第1受承面62
a、及び第2受承面61bと第2受承面62bとが接触
されている。従って、同傾動モーメントM3 は、第1及
び第2受承面62a,62bを介して第1及び第2受承
面61a,61bで受けられる。
【0036】また、斜板21が二点鎖線で示す状態にあ
るときに、ピストン32(首部34付近のみ示す)は上
死点側から下死点近傍に変位しており、例えば、この状
態において斜板21に作用される同ピストン32の慣性
力は最も高くなる。従って、ピストン32は、斜板21
からこの慣性力に応じた反力を受け、同ピストン32に
は、傾動中心Oの周りで前記傾動モーメントM3 とは逆
方向へ向かう傾動モーメントM4 が作用される。しか
し、同傾動モーメントM4 は、前記と同様にして、第1
及び第2受承面62a,62bを介して第1及び第2受
承面61a,61bで受けられる。
【0037】以上のように、ピストン32が上死点と下
死点との間を移動される間において、同ピストン32に
作用される全ての傾動モーメント(M1 〜M4 及び詳述
しない同M1 〜M4 の合成方向の傾動モーメント)は、
第1受承面61a,62a及び/又は第2受承面61
b,62bを介してそれぞれ受けられる。従って、ピス
トン32は、何れのストローク位置に在る場合でもシリ
ンダボア31に片当たりされることはなく、同ピストン
32及び/又はシリンダボア31の部分的な摩耗による
両者間のシール性の低下を抑制できる。
【0038】上記構成の本実施形態においては、次のよ
うな効果を奏する。 (1)ガイド凹部61はフロントハウジング11の内壁
面に設けられ、同ガイド凹部61に嵌入されるガイド凸
部62は、ピストン32の首部34に設けられている。
そして、同ガイド凹部61及びガイド凸部62によっ
て、ピストン32の回動及び傾動規制構造が構成されて
いる。つまり、本実施形態において、ハウジング11〜
13を締結固定するための通しボルト20は、ピストン
32の回動及び傾動規制構造を構成しない。従って、従
来公報(実開平6―25573号)の技術のように、通
しボルト20をピストン32の極近に通過させる構成を
採る必要がなくなり、ハウジング11〜13の組み付け
時における、同通しボルト20の通過によるピストン3
2の損傷を回避可能となる。
【0039】(2)ガイド凹部61及びガイド凸部62
に設けられた第1及び第2受承面61a,61b、62
a,62bが、ピストン32に作用する傾動モーメント
M1〜M4 を受ける。このため、ピストン32の形状設
定にあたり、同傾動モーメントM1 〜M4 を、ピストン
32とシリンダボア31との摺動部分で受けることを考
慮する必要がなくなった。従って、ピストン32を、シ
ール部33のみがシリンダボア31に接触される肉盗み
形状にでき、大幅な軽量化を達成できた。その結果、斜
板21に作用される同ピストン32の慣性力を低下させ
ることができ、同斜板21の傾角制御、つまり、圧縮機
の容量制御を安定して行い得る。
【0040】(3)第1及び第2受承面61a,61
b、62a,62bは、ピストン32が上死点と下死点
との間を移動される間において、同ピストン32に作用
される全ての傾動モーメントM1 〜M4 を受ける。従っ
て、傾動モーメントM1 〜M4を受ける必要のないシー
ル部33は、その幅をシール機能が阻害されない程度に
まで狭く設定でき、ピストン32のさらなる軽量化を達
成できた。
【0041】(4)コーティング63がガイド凸部62
の表面に施されており、同ガイド凸部62の耐摩耗性及
びガイド凹部61との間の低摩擦摺動性が向上される。
従って、同ガイド凸部62、ひいてはピストン32の耐
久性が向上されるし、同ピストン32の往復動がスムー
ズになされる。
【0042】(5)ガイド凹部61は、フロントハウジ
ング11の内壁面において、ガイド凸部62は、ピスト
ン32の首部34においてそれぞれ一体に設けられてい
る。従って、同ピストン32の回動及び傾動規制構造を
備えることによる、圧縮機の部品点数増はない。
【0043】(第2実施形態)図5におては第2実施形
態を示す。上記第1実施形態においてピストン32は、
シール部33の外周面33aを以って直接シリンダボア
31に摺動されることで両者間のシール性を維持する構
成であった。しかし、本実施形態においては、円環状を
なすピストンリング65が、シール部33の外周面33
aに外嵌固定されている。従って、同シール部33は、
ピストンリング65を介してシリンダボア31に摺動さ
れて両者間のシール性を維持する。
【0044】本実施形態においては、上記第1実施形態
と同様な効果を奏する他、ピストン32とシリンダボア
31との間のシールにピストンリング65を用いてい
る。従って、シール機能を奏さなくとも良いシール部3
3の外周面33aの幅は、ピストンリング65を保持し
得る最小限で良い。従って、シール部33の肉量をさら
に減らすことができ、ピストン32のさらなる軽量化を
達成することが可能となる。
【0045】なお、本発明の趣旨から逸脱しない範囲
で、例えば、以下の態様でも実施できる。 (1)ガイド凹部61及びガイド凸部62に、第1受承
面61a,62aのみを設けること。
【0046】(2)ガイド凹部61をピストン32の首
部34に設け、ガイド凸部62をフロントハウジング1
1の内壁面に設けること。つまり、上記実施形態とは凹
凸関係を逆にすること。このようにすれば、特に、ピス
トン32は、上記実施形態と比較して、ガイド凸部62
の肉量及びガイド凹部61の凹設により削られた肉量分
だけ軽量化される。
【0047】(3)ガイド凹部61及び/又はガイド凸
部62を、フロントハウジング11或いはピストン32
と別体に構成すること。このようにすれば、同フロント
ハウジング11及び/又はピストン32の形状が簡素化
され、その加工が容易となる。
【0048】(4)コーティング63を、ガイド凸部6
1ではなくガイド凹部62に施すこと。或いは、両側6
1,62に施すこと。 (5)コーティング63を構成する主材料としては、P
TFE以外に、例えば、二硫化モリブデンにグラファイ
トを混合したもの等でも良い。
【0049】(6)本発明を、片頭ピストンを用いた他
の圧縮機に具体化すること。例えば、斜板の傾角が固定
された固定容量型の斜板式圧縮機や、カムプレートとし
てウエーブカムを有するウエーブカム式圧縮機等が挙げ
られる。
【0050】上記実施形態から把握できる技術的思想に
ついて記載する。 (1)ガイド凹部61及びガイド凸部62は、ピストン
32の首部34或いはハウジング11の内壁面に一体に
設けられている請求項1〜4のいずれかに記載の片頭ピ
ストン式圧縮機。
【0051】このようにすれば、圧縮機の部品点数を低
減できる。 (2)カムプレート21の傾角を変更することで容量を
変更可能に構成された請求項1〜4のいずれかに記載の
片頭ピストン式圧縮機。
【0052】このようにすれば、軽量化されたピストン
により容量制御が安定される。
【0053】
【発明の効果】上記構成の請求項1の発明によれば、例
えば、ハウジングを固定する通しボルトをピストンの極
近に通過させる構成を採る必要がなくなり、ハウジング
の組み付け時における、同通しボルトの挿通によるピス
トンの損傷を回避可能となる。また、ガイド凹部及びガ
イド凸部に設けられた受承面がピストンに作用する傾動
モーメントを受ける。従って、ピストンを、シール部の
みがシリンダボアに接触される肉盗み形状にでき、大幅
な軽量化を達成できた。
【0054】請求項2の発明によれば、受承面は、ピス
トンが上死点と下死点との間を移動される間において、
同ピストンに作用される全ての傾動モーメントを受け
る。従って、例えば、シール部が直接シリンダボアに摺
動される構成の場合、傾動モーメントを受ける必要のな
い同シール部は、その幅をシール機能が阻害されない程
度に狭く設定でき、ピストンのさらなる軽量化を達成で
きる。
【0055】請求項3の発明によれば、ピストンとシリ
ンダボアとのシールにピストンリングを用いている。従
って、シール機能を奏さなくとも良いシール部の幅は、
ピストンリングを保持し得る最小限で済む。従って、同
シール部の肉量を減らすことができ、さらなるピストン
の軽量化を達成し得る。
【0056】請求項4の発明によれば、ピストン及び/
又はハウジングの耐久性が向上されるし、同ピストンの
往復動がスムーズとなる。従って、例えば、本圧縮機に
よる車両エンジンの動力損失を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 可変容量型の片頭ピストン式圧縮機の縦断面
図。
【図2】 図1のA−A線に対応した断面図。
【図3】 ピストンが上死点と下死点との中間位置付近
にある状態を示す、図2のB−B線に対応した断面図。
【図4】 ピストンが死点近傍にある状態を示す要部拡
大断面図。
【図5】 第2実施形態を示す要部拡大断面図。
【符号の説明】
11…ハウジングを構成するフロントハウジング、12
…同じくシリンダブロック、13…同じくリヤハウジン
グ、16…駆動軸、21…カムプレートとしての斜板、
31…シリンダボア、32…片頭型のピストン、33…
シール部、34…首部、36…シュー、61…ガイド凹
部、61a…第1受承面、61b…第2受承面、62…
ガイド凸部、62a…第1受承面、62b…第2受承
面、P…ピストンの軸線、M1 〜M4 …傾動モーメン
ト。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングにより回転可能に支持された
    駆動軸にはカムプレートが連結されるとともに、ハウジ
    ングに形成されたシリンダボア内には片頭型のピストン
    が往復動可能に収容され、同ピストンの首部とカムプレ
    ートとの間には、同カムプレートの回転運動をピストン
    の往復直線運動に変換するシューが介在された片頭ピス
    トン式圧縮機において、 前記ピストンの首部及びハウジングの内壁面において、
    その一方に設けられたガイド凹部と、他方に設けられ同
    ガイド凹部に嵌入されるガイド凸部との干渉により、同
    ピストンの自身の軸線を中心とした回動が規制されると
    ともに、同ガイド凹部及びガイド凸部にはピストンに作
    用する傾動モーメントを受けるための受承面が設けら
    れ、ピストンはシール部のみがシリンダボアと摺動され
    る肉盗み形状をなす片頭ピストン式圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記受承面は、ピストンが上死点と下死
    点との間の何れの位置にある場合においても、同ピスト
    ンに作用する傾動モーメントを受承可能に構成されてい
    る請求項1に記載の片頭ピストン式圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記シール部はピストンリングを備え、
    同ピストンリングを介してシリンダボアと摺動される請
    求項1又は2に記載の片頭ピストン式圧縮機。
  4. 【請求項4】 互いに干渉される前記ガイド凹部及び/
    又はガイド凸部の表面には、コーティングが施されてい
    る請求項1〜3のいずれかに記載の片頭ピストン式圧縮
    機。
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