JPH10167324A - 梱包用緩衝装置 - Google Patents
梱包用緩衝装置Info
- Publication number
- JPH10167324A JPH10167324A JP32494396A JP32494396A JPH10167324A JP H10167324 A JPH10167324 A JP H10167324A JP 32494396 A JP32494396 A JP 32494396A JP 32494396 A JP32494396 A JP 32494396A JP H10167324 A JPH10167324 A JP H10167324A
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- cushioning
- packed
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テレビジョン受像機等の比較的大きな機器
を、段ボール箱などの梱包箱に収納する梱包用緩衝装置
に関するもので、特に、被梱包物の梱包作業が容易に行
えるように配慮した梱包用緩衝部材の形状に特徴を有す
る。 【解決手段】 被梱包物1の対向する下稜1a,1bを
それぞれ覆うように係合する凹部2a,3aを有する発
泡樹脂よりなる第1と第2の梱包用緩衝部材2,3と、
前記被梱包物1の対向する上稜1c,1dをそれぞれ覆
うように係合する凹部5a,6aを有する発泡樹脂より
なる第3と第4の梱包用緩衝部材5,6とをそれぞれ前
記被梱包物1に係合せしめた状態で前記各梱包用緩衝部
材をそれぞれ梱包箱1の内壁に接して収納する梱包用緩
衝装置において、前記第一と第二の梱包用緩衝部材2,
3の対向する外周面に、変形可能なリブ7を一体的に形
成したことを特徴とする。
を、段ボール箱などの梱包箱に収納する梱包用緩衝装置
に関するもので、特に、被梱包物の梱包作業が容易に行
えるように配慮した梱包用緩衝部材の形状に特徴を有す
る。 【解決手段】 被梱包物1の対向する下稜1a,1bを
それぞれ覆うように係合する凹部2a,3aを有する発
泡樹脂よりなる第1と第2の梱包用緩衝部材2,3と、
前記被梱包物1の対向する上稜1c,1dをそれぞれ覆
うように係合する凹部5a,6aを有する発泡樹脂より
なる第3と第4の梱包用緩衝部材5,6とをそれぞれ前
記被梱包物1に係合せしめた状態で前記各梱包用緩衝部
材をそれぞれ梱包箱1の内壁に接して収納する梱包用緩
衝装置において、前記第一と第二の梱包用緩衝部材2,
3の対向する外周面に、変形可能なリブ7を一体的に形
成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機やビデオテープレコーダ等の比較的大きな機器を、段
ボール箱などの梱包箱に収納する梱包用緩衝装置に関す
るもので、特に、被梱包物の梱包作業が容易に行えるよ
うに配慮した梱包用緩衝部材の形状に特徴を有するもの
である。
機やビデオテープレコーダ等の比較的大きな機器を、段
ボール箱などの梱包箱に収納する梱包用緩衝装置に関す
るもので、特に、被梱包物の梱包作業が容易に行えるよ
うに配慮した梱包用緩衝部材の形状に特徴を有するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、テレビジョン受像機やビデオ
テープレコーダ等の比較的大きな機器を、段ボール箱な
どの梱包箱に収納する際には、梱包用緩衝部材である発
泡樹脂の使用量を少なくするために、被梱包物の全面を
覆うことなく、被梱包物の対向する両下稜と両上稜部を
中心にその周辺を4個の緩衝部材で覆うことが行われて
いる。
テープレコーダ等の比較的大きな機器を、段ボール箱な
どの梱包箱に収納する際には、梱包用緩衝部材である発
泡樹脂の使用量を少なくするために、被梱包物の全面を
覆うことなく、被梱包物の対向する両下稜と両上稜部を
中心にその周辺を4個の緩衝部材で覆うことが行われて
いる。
【0003】すなわち、図3に示すように、まず、被梱
包物であるテレビジョン受像機1の対向する下稜1a,
1bをそれぞれ中心とした4側面の一部と係合する凹部
2a,3aをそれぞれ有する発泡樹脂よりなる第1梱包
用緩衝部材2と第2梱包用緩衝部材3とを、それら梱包
用緩衝部材2,3の4っの外周面がそれぞれ梱包箱4の
内壁に接するように分離して配置する。
包物であるテレビジョン受像機1の対向する下稜1a,
1bをそれぞれ中心とした4側面の一部と係合する凹部
2a,3aをそれぞれ有する発泡樹脂よりなる第1梱包
用緩衝部材2と第2梱包用緩衝部材3とを、それら梱包
用緩衝部材2,3の4っの外周面がそれぞれ梱包箱4の
内壁に接するように分離して配置する。
【0004】次に、テレビジョン受像機1の下稜1a,
1bをそれぞれ中心とした4側面の一部が前記凹部2
a,3aに係合するように、テレビジョン受像機1を梱
包箱4に挿入する。
1bをそれぞれ中心とした4側面の一部が前記凹部2
a,3aに係合するように、テレビジョン受像機1を梱
包箱4に挿入する。
【0005】然る後に、テレビジョン受像機1の対向す
る上稜1c,1dをそれぞれ中心とした4側面の一部と
係合する凹部5a,6aをそれぞれ有する発泡樹脂より
なる第3梱包用緩衝部材5と第4梱包用緩衝部材6を、
前記凹部5a,6aがテレビジョン受像機1の上稜1
c,1dをそれぞれ中心とした4側面の一部と係合する
ように、テレビジョン受像機1に取り付け、梱包箱4の
蓋体4aを、その蓋体aで前記第3梱包用緩衝部材5と
第4梱包用緩衝部材6の上面を押圧すように閉じる構成
である。
る上稜1c,1dをそれぞれ中心とした4側面の一部と
係合する凹部5a,6aをそれぞれ有する発泡樹脂より
なる第3梱包用緩衝部材5と第4梱包用緩衝部材6を、
前記凹部5a,6aがテレビジョン受像機1の上稜1
c,1dをそれぞれ中心とした4側面の一部と係合する
ように、テレビジョン受像機1に取り付け、梱包箱4の
蓋体4aを、その蓋体aで前記第3梱包用緩衝部材5と
第4梱包用緩衝部材6の上面を押圧すように閉じる構成
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、例えば、上記手順による梱包作業をベルトコン
ベアを使用して行う場合、まず梱包箱4に挿入される第
1梱包用緩衝部材2と第2梱包用緩衝部材3が離間した
状態で挿入されているため、被梱包物であるテレビジョ
ン受像機1を挿入する前に梱包箱4に衝撃などが加わる
と、第1梱包用緩衝部材2あるいは第2梱包用緩衝部材
3が移動し、テレビジョン受像機1の挿入が不可能にな
ることがある。
成では、例えば、上記手順による梱包作業をベルトコン
ベアを使用して行う場合、まず梱包箱4に挿入される第
1梱包用緩衝部材2と第2梱包用緩衝部材3が離間した
状態で挿入されているため、被梱包物であるテレビジョ
ン受像機1を挿入する前に梱包箱4に衝撃などが加わる
と、第1梱包用緩衝部材2あるいは第2梱包用緩衝部材
3が移動し、テレビジョン受像機1の挿入が不可能にな
ることがある。
【0007】本発明は、このように衝撃などにより第1
梱包用緩衝部材2あるいは第2梱包用緩衝部材3が梱包
箱4内で移動することを簡単な構成により阻止せんとす
るものである。
梱包用緩衝部材2あるいは第2梱包用緩衝部材3が梱包
箱4内で移動することを簡単な構成により阻止せんとす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の梱包用緩衝装置
は、被梱包物の対向する下稜をそれぞれ中心とした4側
面の一部と係合する凹部を有する発泡樹脂よりなる第1
と第2の梱包用緩衝部材と、前記被梱包物の対向する上
稜をそれぞれ中心とした4側面の一部とそれぞれ係合す
る凹部を有する発泡樹脂よりなる第3と第4の梱包用緩
衝部材とをそれぞれ前記被梱包物に係合せしめた状態で
前記各梱包用緩衝部材の4っの外周面をそれぞれ梱包箱
の内壁に接して収納する梱包用緩衝装置において、前記
第1と第2の梱包用緩衝部材の対向する両外周面に、そ
れぞれ変形可能なリブを一体的に形成したことを特徴と
する。
は、被梱包物の対向する下稜をそれぞれ中心とした4側
面の一部と係合する凹部を有する発泡樹脂よりなる第1
と第2の梱包用緩衝部材と、前記被梱包物の対向する上
稜をそれぞれ中心とした4側面の一部とそれぞれ係合す
る凹部を有する発泡樹脂よりなる第3と第4の梱包用緩
衝部材とをそれぞれ前記被梱包物に係合せしめた状態で
前記各梱包用緩衝部材の4っの外周面をそれぞれ梱包箱
の内壁に接して収納する梱包用緩衝装置において、前記
第1と第2の梱包用緩衝部材の対向する両外周面に、そ
れぞれ変形可能なリブを一体的に形成したことを特徴と
する。
【0009】この構成によれば、第1と第2の梱包用緩
衝部材を梱包箱に挿入する際に、前記リブが弾性変形
し、この弾性変形に伴う弾性力によって、両梱包用緩衝
部材はより強固に梱包箱内に固定されることとなり、多
少の衝撃があっても梱包箱内で移動すことはないもので
ある。
衝部材を梱包箱に挿入する際に、前記リブが弾性変形
し、この弾性変形に伴う弾性力によって、両梱包用緩衝
部材はより強固に梱包箱内に固定されることとなり、多
少の衝撃があっても梱包箱内で移動すことはないもので
ある。
【0010】
【発明の実体の形態】以下に、本発明の請求項1に記載
された発明の実施の形態について、図1、図2を用いて
説明する。図1は本発明の一実施の形態における梱包用
緩衝装置の分解斜視図であり、前述した従来例と同一構
成部品には同一の符号を付している。
された発明の実施の形態について、図1、図2を用いて
説明する。図1は本発明の一実施の形態における梱包用
緩衝装置の分解斜視図であり、前述した従来例と同一構
成部品には同一の符号を付している。
【0011】本実施の形態における梱包用緩衝装置と従
来例との差異は、第1と第2の梱包用緩衝部材2,3の
両外周面に、それぞれ変形可能なリブ7を一体的に形成
した点にある。
来例との差異は、第1と第2の梱包用緩衝部材2,3の
両外周面に、それぞれ変形可能なリブ7を一体的に形成
した点にある。
【0012】前記リブ7は図2に示すように、第1と第
2の梱包用緩衝部材2,3の梱包箱4への挿入方向に沿
って伸びるものであり、その挿入方向の先端は挿入作業
が容易に行われるようにティパー状に構成されている。
また、その大きさは、梱包箱4の大きさ、強度などによ
り最適値は異なるが、梱包用緩衝部材2,3の長さを梱
包箱の内壁間距離と等しくした場合、16インチ型テレ
ビジョン受像機の場合で、幅が略1cm、突出量が略
0.5cm、長さが略2.5cm程度である。
2の梱包用緩衝部材2,3の梱包箱4への挿入方向に沿
って伸びるものであり、その挿入方向の先端は挿入作業
が容易に行われるようにティパー状に構成されている。
また、その大きさは、梱包箱4の大きさ、強度などによ
り最適値は異なるが、梱包用緩衝部材2,3の長さを梱
包箱の内壁間距離と等しくした場合、16インチ型テレ
ビジョン受像機の場合で、幅が略1cm、突出量が略
0.5cm、長さが略2.5cm程度である。
【0013】以上の構成によれば、第1と第2の梱包用
緩衝部材2,3を梱包箱4に挿入した場合、前記リブ7
が弾性変形し、この弾性変形に伴う弾性力によって、両
梱包用緩衝部材はより強固に梱包箱内に固定されること
となり、多少の衝撃があっても梱包箱4内で移動すこと
はないものである。また、このリブ7は梱包箱4の隅の
近傍の強度の強い位置に位置するため梱包箱4に損傷を
与えることもないものである。
緩衝部材2,3を梱包箱4に挿入した場合、前記リブ7
が弾性変形し、この弾性変形に伴う弾性力によって、両
梱包用緩衝部材はより強固に梱包箱内に固定されること
となり、多少の衝撃があっても梱包箱4内で移動すこと
はないものである。また、このリブ7は梱包箱4の隅の
近傍の強度の強い位置に位置するため梱包箱4に損傷を
与えることもないものである。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来から
の発泡樹脂よりなる梱包用緩衝部材に、その製造時に一
体的にリブを形成するのみであるので、特に新たな構成
部品を追加する必要もなく、梱包作業時に梱包用緩衝部
材が梱包箱内で移動することがなくなるのである。
の発泡樹脂よりなる梱包用緩衝部材に、その製造時に一
体的にリブを形成するのみであるので、特に新たな構成
部品を追加する必要もなく、梱包作業時に梱包用緩衝部
材が梱包箱内で移動することがなくなるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における梱包用緩衝装置の
分解斜視図
分解斜視図
【図2】同梱包用緩衝装置に使用される梱包用緩衝部材
の斜視図
の斜視図
【図3】従来の梱包用緩衝装置の分解斜視図
1 テレビジョン受像機(被梱包物) 1a,1b テレビジョン受像機の下稜 1c,1d テレビジョン受像機の上稜 2 第1の梱包用緩衝部材 2a,3a,5a,6a 凹部 3 第2の梱包用緩衝部材 4 梱包箱 5 第3の梱包用緩衝部材 6 第4の梱包用緩衝部材 7 リブ
Claims (1)
- 【請求項1】被梱包物の対向する下稜をそれぞれ中心と
した4側面の一部と係合する凹部を有する発泡樹脂より
なる第1と第2の梱包用緩衝部材と、前記被梱包物の対
向する上稜をそれぞれ中心とした4側面の一部とそれぞ
れ係合する凹部を有する発泡樹脂よりなる第3と第4の
梱包用緩衝部材とをそれぞれ前記被梱包物に係合せしめ
た状態で前記各梱包用緩衝部材の4っの外周面をそれぞ
れ梱包箱の内壁に接して収納する梱包用緩衝装置におい
て、前記第一と第二の梱包用緩衝部材の対向する外周面
に、変形可能なリブを一体的に形成したことを特徴とす
る梱包用緩衝装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32494396A JPH10167324A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 梱包用緩衝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32494396A JPH10167324A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 梱包用緩衝装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10167324A true JPH10167324A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18171366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32494396A Pending JPH10167324A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 梱包用緩衝装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10167324A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002304125A (ja) * | 2001-04-05 | 2002-10-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマディスプレイパネルモジュールの包装方法 |
CN114313638A (zh) * | 2022-01-11 | 2022-04-12 | 创维光电科技(深圳)有限公司 | 底托、显示屏保护装置及底托的加工方法 |
-
1996
- 1996-12-05 JP JP32494396A patent/JPH10167324A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002304125A (ja) * | 2001-04-05 | 2002-10-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマディスプレイパネルモジュールの包装方法 |
CN114313638A (zh) * | 2022-01-11 | 2022-04-12 | 创维光电科技(深圳)有限公司 | 底托、显示屏保护装置及底托的加工方法 |
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