JP2696670B2 - コーナー保護材及びこれを備えたサッシ・ドア・引戸等の建具 - Google Patents

コーナー保護材及びこれを備えたサッシ・ドア・引戸等の建具

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JP2696670B2 JP6151552A JP15155294A JP2696670B2 JP 2696670 B2 JP2696670 B2 JP 2696670B2 JP 6151552 A JP6151552 A JP 6151552A JP 15155294 A JP15155294 A JP 15155294A JP 2696670 B2 JP2696670 B2 JP 2696670B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーナー保護材及びこ
れを備えたサッシ・ドア・引戸等の建具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】いわゆるパネル状の物品であるサッシや
ドア等の建具を梱包する場合、そのコーナー部にはコー
ナー保護材が取付けられる。このコーナー保護材は、例
えば発泡樹脂材或いは硬質樹脂材により物品のコーナー
部の形状に合せて製作されている。
【0003】特に、硬質樹脂材からなるコーナー保護材
においては、発泡樹脂材からなるものに比して、嵩張ら
ずコンパクトに梱包できて保管スペースの削減が図れる
等の利点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記コ
ーナー保護材においては、物品のコーナー部に接着テー
プ(ガムテープ)などで取付ける必要があると共に、緩
衝効果が少なく、物品の周辺部(四辺)に例えば発泡樹
脂材等のクッション材を配置して梱包する必要があり、
梱包に手間及びコストがかかる問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、緩衝効果が高
く、コーナー部への取付けが容易にでき、梱包に要する
手間及びコストの低減が図れるコーナー保護材及びこれ
を備えたサッシ・ドア等の建具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載のコーナー保護材は、物品のコーナー部
の隣合う二辺にそれぞれ当接される所定の厚さの当接部
を有するコーナー保護本体の両側に上記物品を両側から
規制する側壁部を設けて、上記コーナー保護本体の当接
部及び両側壁部間で区画された凹部に上記物品のコーナ
ー部を挿入するようにし、少なくとも一方の側壁部の凹
部入口側に舌片状の押圧部を内側へ延出して設け、上記
凹部に物品のコーナー部を挿入することにより上記舌片
状の押圧部が弾性変形して物品の側面を押圧するように
構成したことを特徴とする。
【0007】請求項2記載のサッシ・ドア・引戸等の建
具は、建具のコーナー部の隣合う二辺にそれぞれ当接さ
れる所定の厚さの当接部を有するコーナー保護本体の両
側に上記建具を両側から規制する側壁部を設けて、上記
コーナー保護本体の当接部及び両側壁部間で区画された
凹部に上記建具のコーナー部を挿入するようにし、少な
くとも一方の側壁部の凹部入口側に舌片状の押圧部を内
側へ延出して設け、上記凹部に建具のコーナー部を挿入
することにより上記舌片状の押圧部が弾性変形して建具
の側面を押圧するように構成したコーナー保護材を上記
建具の各コーナー部に取付けたことを特徴とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】請求項1記載のコーナー保護材によれば、コー
ナー保護本体の当接部及び両側壁部間で区画された凹部
に物品のコーナー部を挿入するようにし、少なくとも一
方の側壁部の凹部入口側に舌片状の押圧部を内側へ延出
して設け、上記凹部に物品のコーナー部を挿入すること
により上記舌片状の押圧部が弾性変形して物品の側面を
押圧するように構成されているため、物品のコーナー部
にコーナー保護材を容易に且つ確実に取付けることがで
き、緩衝効果が高く、梱包に要する手間及びコストの低
減が図れる。
【0011】請求項記載のサッシ・ドア・引戸等の建
具によれば、上記コーナー保護材を建具の各コーナー部
に取付けているため、運搬時の衝撃に強く、しかも、コ
ンパクトに梱包することができ、保管スペースの削減が
図れる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
【0013】図4の(b)において、1はパネル状の物
品である建具として例示したドアであり、このドア1の
四隅には硬質樹脂材例えば硬質ポリエチレンからなるコ
ーナー保護材2が取付けられている。このコーナー保護
材2は、ドア1のコーナー部3における直角に交わる二
辺1a,1bにそれぞれ当接される当接部4,5を有す
るコーナー保護本体6を備えている。
【0014】本実施例のコーナー保護本体6における一
方の当接部(第1当接部ともいう)4は、図1、図2若
しくは図4に示すようにドア1の厚さよりも大きい幅w
(例えば60mm程度)、所定の長さm(例えば70m
m程度)及び所定の厚さt1(例えば10mm程度)を
有する方形板状に形成されていると共に、緩衝効果を更
に高めるために背面側に開口した中空部7を有してい
る。具体的には、上記当接部4は、外側に位置する外板
部8と、この外板部8と平行に形成されてコーナー部3
の一辺例えば上辺部若しくは下辺部1aに当接される内
板部9と、これら外板部8と内板部9との間に形成され
て背面側に開口された上記中空部7と、これら外板部8
と内板部9との間に長手方向に沿って一体的に形成され
た複数本の補強用リブ10とから主に構成されている。
なお、上記リブ10は必ずしも形成されている必要はな
い。
【0015】上記コーナー保護本体6の両側にはドア1
の両面と対向する一対の側壁部11が上記第1当接部4
の外板部8の両側部から直角に立上がって形成されてお
り、上記当接部4の背面側端部には、上記コーナー部3
の二辺1a,1bのうちの他辺例えば側辺部1bに当接
される他方の当接部(第2当接部ともいう)5が上記第
1当接部4と直角をなすように上記両側壁部11を介し
て設けられている。上記両側壁部11は略直角三角形に
それぞれ形成されており、これら両側壁部11の頂点に
上記第2当接部5が掛け渡されている。本実施例の上記
第2当接部5にはドア1の例えば側辺部1bを収容する
位置決め用の浅い溝部12が形成されている。また、こ
の溝部12の位置における第2当接部5も所定の厚さt
2(例えば7〜10mm程度)に形成されている。な
お、上記溝部12は必ずしも形成されていなくてもよ
い。
【0016】また、上記両側壁部11の斜辺には薄い
(例えば0.5mm程度)舌片状の押圧部13が互に接
近するごとく内側に延出して形成されており、上記コー
ナー保護本体6の当接部4,5及び両側壁部11間で区
画された凹部14にドア1のコーナー部3を挿入するこ
とにより両押圧部13が弓状に弾性変形し、その弾性力
によって両押圧部13がドア1の両面を押圧し、これに
よりドア1のコーナー部3にコーナー保護材2が保持さ
れるように構成されている。なお、図2において、15
はドア1の戸先部である。
【0017】次に、建具の梱包手順について説明する。
先ず、図3の(a)に示すように梱包すべき建具である
ドア1を樹脂シート(養生テープ)16で包んだ後、同
図の(b)に示すようにドア1の各コーナー部3にコー
ナー保護材2を取付ける。次いで、同図の(c)に示す
ようにドア1の両面に段ボール製の面保護材17を配置
して接着テープ18で取付けると共に、ドア1の戸先部
15に例えば発泡スチロール製の戸先保護材19を配置
する。次いで、同図の(d)に示すようにドア1の上端
部及び下端部に段ボール製の端部保護材20をそれぞれ
折り曲げて配置した後、ドア1の左右両側部に段ボール
製の側部保護材21を折り曲げて配置し、これを接着テ
ープ22で固定すると共に、例えば樹脂製のバンド23
で結束することにより、梱包が完了する。そして、この
ような梱包状態で建具は保管或いは運搬される。
【0018】上述のように構成されたコーナー保護材2
においては、ドア1のコーナー部3に当接されるコーナ
ー保護本体6の当接部4,5が所定の厚さt1,t2を有
しているため、緩衝効果が高く、他のクッション材を削
減することができる。すなわち、図3の(c)におい
て、従来ではドア1の四辺に必要とされていたクッショ
ン材を戸先保護材19だけにすることができる。しか
も、上記コーナー保護材2においては、ドア1の両面を
押圧する押圧部13を有し、この押圧部13により上記
コーナー保護材2がコーナー部3に保持されるように構
成されているため、接着テープ等を使用せずにコーナー
部3に容易に取付けることができ、梱包に要する手間及
びコストの低減が図れる。また、図2に示すように両側
壁部11間の幅がドア1の厚さよりも大きく形成されて
いるので、コーナー部3を戸先部15ごと収容できると
共に、上記押圧部13の弾性力によりドア1を厚さに応
じて押圧することができるので、種々の厚さのドアに適
用することができ、汎用性に富む。
【0019】また、本実施例のコーナー保護材2におい
ては、一方の当接部4に対して直角をなすように他方の
当接部5を両側壁部11を介して連設し、背面側に開口
した中空部7及び開口部24を形成して、型抜きが容易
にできるように構成されているため、成型が容易で製造
コストの低減が図れる。更に、上記コーナー保護材2を
備えたドア等の建具によれば、運搬時の衝撃に強く、し
かも、コンパクトに梱包することができるため、保管ス
ペースの削減が図れる。
【0020】図5は本発明の他の実施例を示している。
実施例において上記実施例と同じ部分は同一参照符合
を付して詳細な説明を省略する。本実施例のコーナー保
護材2は、コーナー保護本体6における一方の当接部4
に対して他方の当接部5を直角に壁状に形成したもので
ある。これら両当接部4,5は中空部を有していない
が、緩衝効果を高めるために中空部を有していてもよ
い。
【0021】
【0022】
【0023】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変形
等が可能である。例えば、上記実施例の側壁部8を有す
るコーナー保護材2においては、両側壁部11に押圧部
13がそれぞれ設けられているが、一方の側壁部11に
のみ押圧部13を設け、この押圧部13と他方の側壁部
11との間でドア1の両面を押圧するようにしてもよ
。上記側壁部11の形状としては、三角形以外に、例
えば方形、扇形等であってもよい。更に、本発明が適用
される建具としては、ドア以外に、例えばサッシ、引戸
等であってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果が得られる。
【0025】(1)請求項1記載のコーナー保護材によ
れば、コーナー保護本体の当接部及び両側壁部間で区画
された凹部に物品のコーナー部を挿入するようにし、少
なくとも一方の側壁部の凹部入口側に舌片状の押圧部を
内側へ延出して設け、上記凹部に物品のコーナー部を挿
入することにより上記舌片状の押圧部が弾性変形して物
品の側面を押圧するように構成されているため、物品の
コーナー部にコーナー保護材を容易に且つ確実に取付け
ることができ、緩衝効果が高く、梱包に要する手間及び
コストの低減が図れる。
【0026】(2)請求項記載のサッシ・ドア・引戸
等の建具によれば、上記コーナー保護材を建具の各コー
ナー部に取付けているため、運搬時の衝撃に強く、しか
も、コンパクトに梱包することができ、保管スペースの
削減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すコーナー保護材の斜視
図である。
【図2】同コーナー保護材の背面図である。
【図3】梱包手順を説明するための説明図である。
【図4】ドアのコーナー部にコーナー保護材を取付けた
状態を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すコーナー保護材の断
面図である。
【符合の説明】
1 ドア(物品、建具) 2 コーナー保護材 3 コーナー部 4,5 当接部 6 コーナー保護本体 11 側壁部 13 押圧部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品のコーナー部の隣合う二辺にそれぞ
    れ当接される所定の厚さの当接部を有するコーナー保護
    本体の両側に上記物品を両側から規制する側壁部を設け
    て、上記コーナー保護本体の当接部及び両側壁部間で区
    画された凹部に上記物品のコーナー部を挿入するように
    し、少なくとも一方の側壁部の凹部入口側に舌片状の押
    圧部を内側へ延出して設け、上記凹部に物品のコーナー
    部を挿入することにより上記舌片状の押圧部が弾性変形
    して物品の側面を押圧するように構成したことを特徴と
    するコーナー保護材。
  2. 【請求項2】 建具のコーナー部の隣合う二辺にそれぞ
    れ当接される所定の厚さの当接部を有するコーナー保護
    本体の両側に上記建具を両側から規制する側壁部を設け
    て、上記コーナー保護本体の当接部及び両側壁部間で区
    画された凹部に上記建具のコーナー部を挿入するように
    し、少なくとも一方の側壁部の凹部入口側に舌片状の押
    圧部を内側へ延出して設け、上記凹部に建具のコーナー
    部を挿入することにより上記舌片状の押圧部が弾性変形
    して建具の側面を押圧するように構成したコーナー保護
    材を上記建具の各コーナー部に取付けたことを特徴とす
    るサッシ・ドア・引戸等の建具。
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