JPH07330011A - コーナー保護材及びこれを備えたサッシ・ドア・引戸等の建具 - Google Patents
コーナー保護材及びこれを備えたサッシ・ドア・引戸等の建具Info
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- JPH07330011A JPH07330011A JP15155294A JP15155294A JPH07330011A JP H07330011 A JPH07330011 A JP H07330011A JP 15155294 A JP15155294 A JP 15155294A JP 15155294 A JP15155294 A JP 15155294A JP H07330011 A JPH07330011 A JP H07330011A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 緩衝効果が高く、コーナー部への取付けが容
易にでき、梱包に要する手間及びコストの低減が図れる
コーナー保護材及びこれを備えたサッシ・ドア・引戸等
の建具を提供する。 【構成】 物品1のコーナー部3の隣合う二辺1a,1
bにそれぞれ当接される所定の厚さt1,t2の当接部
4,5を有するコーナー保護本体6と、このコーナー保
護本体6の両側部に設けられた側壁部11と、少なくと
も一方の側壁部11に設けられて上記物品1を押圧する
押圧部13とを備えている。従って、緩衝効果が高く、
コーナー部への取付けが容易にでき、梱包に要する手間
及びコストの低減が図れる。
易にでき、梱包に要する手間及びコストの低減が図れる
コーナー保護材及びこれを備えたサッシ・ドア・引戸等
の建具を提供する。 【構成】 物品1のコーナー部3の隣合う二辺1a,1
bにそれぞれ当接される所定の厚さt1,t2の当接部
4,5を有するコーナー保護本体6と、このコーナー保
護本体6の両側部に設けられた側壁部11と、少なくと
も一方の側壁部11に設けられて上記物品1を押圧する
押圧部13とを備えている。従って、緩衝効果が高く、
コーナー部への取付けが容易にでき、梱包に要する手間
及びコストの低減が図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーナー保護材及びこ
れを備えたサッシ・ドア・引戸等の建具に関するもので
ある。
れを備えたサッシ・ドア・引戸等の建具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】いわゆるパネル状の物品であるサッシや
ドア等の建具を梱包する場合、そのコーナー部にはコー
ナー保護材が取付けられる。このコーナー保護材は、例
えば発泡樹脂材或いは硬質樹脂材により物品のコーナー
部の形状に合せて製作されている。
ドア等の建具を梱包する場合、そのコーナー部にはコー
ナー保護材が取付けられる。このコーナー保護材は、例
えば発泡樹脂材或いは硬質樹脂材により物品のコーナー
部の形状に合せて製作されている。
【0003】特に、硬質樹脂材からなるコーナー保護材
においては、発泡樹脂材からなるものに比して、嵩張ら
ずコンパクトに梱包できて保管スペースの削減が図れる
等の利点を有している。
においては、発泡樹脂材からなるものに比して、嵩張ら
ずコンパクトに梱包できて保管スペースの削減が図れる
等の利点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記コ
ーナー保護材においては、物品のコーナー部に接着テー
プ(ガムテープ)などで取付ける必要があると共に、緩
衝効果が少なく、物品の周辺部(四辺)に例えば発泡樹
脂材等のクッション材を配置して梱包する必要があり、
梱包に手間及びコストがかかる問題があった。
ーナー保護材においては、物品のコーナー部に接着テー
プ(ガムテープ)などで取付ける必要があると共に、緩
衝効果が少なく、物品の周辺部(四辺)に例えば発泡樹
脂材等のクッション材を配置して梱包する必要があり、
梱包に手間及びコストがかかる問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、緩衝効果が高
く、コーナー部への取付けが容易にでき、梱包に要する
手間及びコストの低減が図れるコーナー保護材及びこれ
を備えたサッシ・ドア等の建具を提供することにある。
く、コーナー部への取付けが容易にでき、梱包に要する
手間及びコストの低減が図れるコーナー保護材及びこれ
を備えたサッシ・ドア等の建具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載のコーナー保護材は、物品のコーナー部
の隣合う二辺にそれぞれ当接される所定の厚さの当接部
を有するコーナー保護本体と、このコーナー保護本体の
両側部に設けられた側壁部と、少なくとも一方の側壁部
に設けられて上記物品を押圧する押圧部とを備えたこと
を特徴としている。
に請求項1記載のコーナー保護材は、物品のコーナー部
の隣合う二辺にそれぞれ当接される所定の厚さの当接部
を有するコーナー保護本体と、このコーナー保護本体の
両側部に設けられた側壁部と、少なくとも一方の側壁部
に設けられて上記物品を押圧する押圧部とを備えたこと
を特徴としている。
【0007】請求項2記載のコーナー保護材は、物品の
コーナー部の隣合う二辺にそれぞれ当接される所定の厚
さの当接部を有するコーナー保護本体と、このコーナー
保護本体に設けられて上記物品を両側から規制する規制
部とを備え、少なくとも一方の規制部が上記物品を押圧
する押圧部として形成されていることを特徴としてい
る。
コーナー部の隣合う二辺にそれぞれ当接される所定の厚
さの当接部を有するコーナー保護本体と、このコーナー
保護本体に設けられて上記物品を両側から規制する規制
部とを備え、少なくとも一方の規制部が上記物品を押圧
する押圧部として形成されていることを特徴としてい
る。
【0008】請求項3記載のサッシ・ドア・引戸等の建
具は、建具のコーナー部の隣合う二辺にそれぞれ当接さ
れる所定の厚さの当接部を有するコーナー保護本体と、
このコーナー保護本体の両側部に設けられた側壁部と、
少なくとも一方の側壁部に設けられて上記建具を押圧す
る押圧部とからなるコーナー保護材を上記建具の各コー
ナー部に備えたことを特徴としている。
具は、建具のコーナー部の隣合う二辺にそれぞれ当接さ
れる所定の厚さの当接部を有するコーナー保護本体と、
このコーナー保護本体の両側部に設けられた側壁部と、
少なくとも一方の側壁部に設けられて上記建具を押圧す
る押圧部とからなるコーナー保護材を上記建具の各コー
ナー部に備えたことを特徴としている。
【0009】請求項4記載のサッシ・ドア・引戸等の建
具は、建具のコーナー部の隣合う二辺にそれぞれ当接さ
れる所定の厚さの当接部を有するコーナー保護本体と、
このコーナー保護本体に設けられて上記建具を両側から
規制する規制部とからなり、少なくとも一方の規制部が
上記建具を押圧する押圧部として形成されているコーナ
ー保護材を上記建具の各コーナー部に備えたことを特徴
としている。
具は、建具のコーナー部の隣合う二辺にそれぞれ当接さ
れる所定の厚さの当接部を有するコーナー保護本体と、
このコーナー保護本体に設けられて上記建具を両側から
規制する規制部とからなり、少なくとも一方の規制部が
上記建具を押圧する押圧部として形成されているコーナ
ー保護材を上記建具の各コーナー部に備えたことを特徴
としている。
【0010】
【作用】請求項1ないし2記載のコーナー保護材によれ
ば、物品のコーナー部に当接されるコーナー保護本体の
当接部が所定の厚さを有しているため、緩衝効果が高
く、他のクッション材を削減することが可能となる。し
かも、物品を押圧する押圧部を有し、この押圧部により
コーナー保護材が上記コーナー部に保持されるため、接
着テープ等を使用せずにコーナー部に容易に取付けるこ
とが可能であり、梱包に要する手間及びコストの低減が
図れる。
ば、物品のコーナー部に当接されるコーナー保護本体の
当接部が所定の厚さを有しているため、緩衝効果が高
く、他のクッション材を削減することが可能となる。し
かも、物品を押圧する押圧部を有し、この押圧部により
コーナー保護材が上記コーナー部に保持されるため、接
着テープ等を使用せずにコーナー部に容易に取付けるこ
とが可能であり、梱包に要する手間及びコストの低減が
図れる。
【0011】請求項3ないし4記載のサッシ・ドア・引
戸等の建具によれば、上記コーナー保護材を建具の各コ
ーナー部に備えているため、運搬時の衝撃に強く、しか
も、コンパクトに梱包することができ、保管スペースの
削減が図れる。
戸等の建具によれば、上記コーナー保護材を建具の各コ
ーナー部に備えているため、運搬時の衝撃に強く、しか
も、コンパクトに梱包することができ、保管スペースの
削減が図れる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
いて詳述する。
【0013】図4の(b)において、1はパネル状の物
品である建具として例示したドアであり、このドア1の
四隅には硬質樹脂材例えば硬質ポリエチレンからなるコ
ーナー保護材2が取付けられている。このコーナー保護
材2は、ドア1のコーナー部3における直角に交わる二
辺1a,1bにそれぞれ当接される当接部4,5を有す
るコーナー保護本体6を備えている。
品である建具として例示したドアであり、このドア1の
四隅には硬質樹脂材例えば硬質ポリエチレンからなるコ
ーナー保護材2が取付けられている。このコーナー保護
材2は、ドア1のコーナー部3における直角に交わる二
辺1a,1bにそれぞれ当接される当接部4,5を有す
るコーナー保護本体6を備えている。
【0014】本実施例のコーナー保護本体6における一
方の当接部(第1当接部ともいう)4は、図1、図2若
しくは図4に示すようにドア1の厚さよりも大きい幅w
(例えば60mm程度)、所定の長さm(例えば70m
m程度)及び所定の厚さt1(例えば10mm程度)を
有する方形板状に形成されていると共に、緩衝効果を更
に高めるために背面側に開口した中空部7を有してい
る。具体的には、上記当接部4は、外側に位置する外板
部8と、この外板部8と平行に形成されてコーナー部3
の一辺例えば上辺部若しくは下辺部1aに当接される内
板部9と、これら外板部8と内板部9との間に形成され
て背面側に開口された上記中空部7と、これら外板部8
と内板部9との間に長手方向に沿って一体的に形成され
た複数本の補強用リブ10とから主に構成されている。
なお、上記リブ10は必ずしも形成されている必要はな
い。
方の当接部(第1当接部ともいう)4は、図1、図2若
しくは図4に示すようにドア1の厚さよりも大きい幅w
(例えば60mm程度)、所定の長さm(例えば70m
m程度)及び所定の厚さt1(例えば10mm程度)を
有する方形板状に形成されていると共に、緩衝効果を更
に高めるために背面側に開口した中空部7を有してい
る。具体的には、上記当接部4は、外側に位置する外板
部8と、この外板部8と平行に形成されてコーナー部3
の一辺例えば上辺部若しくは下辺部1aに当接される内
板部9と、これら外板部8と内板部9との間に形成され
て背面側に開口された上記中空部7と、これら外板部8
と内板部9との間に長手方向に沿って一体的に形成され
た複数本の補強用リブ10とから主に構成されている。
なお、上記リブ10は必ずしも形成されている必要はな
い。
【0015】上記コーナー保護本体6の両側にはドア1
の両面と対向する一対の側壁部11が上記第1当接部4
の外板部8の両側部から直角に立上がって形成されてお
り、上記当接部4の背面側端部には、上記コーナー部3
の二辺1a,1bのうちの他辺例えば側辺部1bに当接
される他方の当接部(第2当接部ともいう)5が上記第
1当接部4と直角をなすように上記両側壁部11を介し
て設けられている。上記両側壁部11は略直角三角形に
それぞれ形成されており、これら両側壁部11の頂点に
上記第2当接部5が掛け渡されている。本実施例の上記
第2当接部5にはドア1の例えば側辺部1bを収容する
位置決め用の浅い溝部12が形成されている。また、こ
の溝部12の位置における第2当接部5も所定の厚さt
2(例えば7〜10mm程度)に形成されている。な
お、上記溝部12は必ずしも形成されていなくてもよ
い。
の両面と対向する一対の側壁部11が上記第1当接部4
の外板部8の両側部から直角に立上がって形成されてお
り、上記当接部4の背面側端部には、上記コーナー部3
の二辺1a,1bのうちの他辺例えば側辺部1bに当接
される他方の当接部(第2当接部ともいう)5が上記第
1当接部4と直角をなすように上記両側壁部11を介し
て設けられている。上記両側壁部11は略直角三角形に
それぞれ形成されており、これら両側壁部11の頂点に
上記第2当接部5が掛け渡されている。本実施例の上記
第2当接部5にはドア1の例えば側辺部1bを収容する
位置決め用の浅い溝部12が形成されている。また、こ
の溝部12の位置における第2当接部5も所定の厚さt
2(例えば7〜10mm程度)に形成されている。な
お、上記溝部12は必ずしも形成されていなくてもよ
い。
【0016】また、上記両側壁部11の斜辺には薄い
(例えば0.5mm程度)舌片状の押圧部13が互に接
近するごとく内側に延出して形成されており、上記コー
ナー保護本体6の当接部4,5及び両側壁部8間で区画
された凹部14にドア1のコーナー部3を挿入すること
により両押圧部13が弓状に弾性変形し、その弾性力に
よって両押圧部13がドア1の両面を押圧し、これによ
りドア1のコーナー部3にコーナー保護材2が保持され
るように構成されている。なお、図2において、15は
ドア1の戸先部である。
(例えば0.5mm程度)舌片状の押圧部13が互に接
近するごとく内側に延出して形成されており、上記コー
ナー保護本体6の当接部4,5及び両側壁部8間で区画
された凹部14にドア1のコーナー部3を挿入すること
により両押圧部13が弓状に弾性変形し、その弾性力に
よって両押圧部13がドア1の両面を押圧し、これによ
りドア1のコーナー部3にコーナー保護材2が保持され
るように構成されている。なお、図2において、15は
ドア1の戸先部である。
【0017】次に、建具の梱包手順について説明する。
先ず、図3の(a)に示すように梱包すべき建具である
ドア1を樹脂シート(養生テープ)16で包んだ後、同
図の(b)に示すようにドア1の各コーナー部3にコー
ナー保護材2を取付ける。次いで、同図の(c)に示す
ようにドア1の両面に段ボール製の面保護材17を配置
して接着テープ18で取付けると共に、ドア1の戸先部
15に例えば発泡スチロール製の戸先保護材19を配置
する。次いで、同図の(d)に示すようにドア1の上端
部及び下端部に段ボール製の端部保護材20をそれぞれ
折り曲げて配置した後、ドア1の左右両側部に段ボール
製の側部保護材21を折り曲げて配置し、これを接着テ
ープ22で固定すると共に、例えば樹脂製のバンド23
で結束することにより、梱包が完了する。そして、この
ような梱包状態で建具は保管或いは運搬される。
先ず、図3の(a)に示すように梱包すべき建具である
ドア1を樹脂シート(養生テープ)16で包んだ後、同
図の(b)に示すようにドア1の各コーナー部3にコー
ナー保護材2を取付ける。次いで、同図の(c)に示す
ようにドア1の両面に段ボール製の面保護材17を配置
して接着テープ18で取付けると共に、ドア1の戸先部
15に例えば発泡スチロール製の戸先保護材19を配置
する。次いで、同図の(d)に示すようにドア1の上端
部及び下端部に段ボール製の端部保護材20をそれぞれ
折り曲げて配置した後、ドア1の左右両側部に段ボール
製の側部保護材21を折り曲げて配置し、これを接着テ
ープ22で固定すると共に、例えば樹脂製のバンド23
で結束することにより、梱包が完了する。そして、この
ような梱包状態で建具は保管或いは運搬される。
【0018】上述のように構成されたコーナー保護材2
においては、ドア1のコーナー部3に当接されるコーナ
ー保護本体6の当接部4,5が所定の厚さt1,t2を有
しているため、緩衝効果が高く、他のクッション材を削
減することができる。すなわち、図3の(c)におい
て、従来ではドア1の四辺に必要とされていたクッショ
ン材を戸先保護材19だけにすることができる。しか
も、上記コーナー保護材2においては、ドア1の両面を
押圧する押圧部13を有し、この押圧部13により上記
コーナー保護材2がコーナー部3に保持されるように構
成されているため、接着テープ等を使用せずにコーナー
部3に容易に取付けることができ、梱包に要する手間及
びコストの低減が図れる。また、図2に示すように両側
壁部11間の幅がドア1の厚さよりも大きく形成されて
いるので、コーナー部3を戸先部15ごと収容できると
共に、上記押圧部13の弾性力によりドア1を厚さに応
じて押圧することができるので、種々の厚さのドアに適
用することができ、汎用性に富む。
においては、ドア1のコーナー部3に当接されるコーナ
ー保護本体6の当接部4,5が所定の厚さt1,t2を有
しているため、緩衝効果が高く、他のクッション材を削
減することができる。すなわち、図3の(c)におい
て、従来ではドア1の四辺に必要とされていたクッショ
ン材を戸先保護材19だけにすることができる。しか
も、上記コーナー保護材2においては、ドア1の両面を
押圧する押圧部13を有し、この押圧部13により上記
コーナー保護材2がコーナー部3に保持されるように構
成されているため、接着テープ等を使用せずにコーナー
部3に容易に取付けることができ、梱包に要する手間及
びコストの低減が図れる。また、図2に示すように両側
壁部11間の幅がドア1の厚さよりも大きく形成されて
いるので、コーナー部3を戸先部15ごと収容できると
共に、上記押圧部13の弾性力によりドア1を厚さに応
じて押圧することができるので、種々の厚さのドアに適
用することができ、汎用性に富む。
【0019】また、本実施例のコーナー保護材2におい
ては、一方の当接部4に対して直角をなすように他方の
当接部5を両側壁部11を介して連設し、背面側に開口
した中空部7及び開口部24を形成して、型抜きが容易
にできるように構成されているため、成型が容易で製造
コストの低減が図れる。更に、上記コーナー保護材2を
備えたドア等の建具によれば、運搬時の衝撃に強く、し
かも、コンパクトに梱包することができるため、保管ス
ペースの削減が図れる。
ては、一方の当接部4に対して直角をなすように他方の
当接部5を両側壁部11を介して連設し、背面側に開口
した中空部7及び開口部24を形成して、型抜きが容易
にできるように構成されているため、成型が容易で製造
コストの低減が図れる。更に、上記コーナー保護材2を
備えたドア等の建具によれば、運搬時の衝撃に強く、し
かも、コンパクトに梱包することができるため、保管ス
ペースの削減が図れる。
【0020】図5〜図9は本発明の他の実施例をそれぞ
れ示している。これらの実施例において上記実施例と同
じ部分は同一参照符号を付して詳細な説明を省略する。
先ず、図5に示したコーナー保護材2は、コーナー保護
本体6における一方の当接部4に対して他方の当接部5
を直角に壁状に形成したものである。これら両当接部
4,5は中空部を有していないが、緩衝効果を高めるた
めに中空部を有していてもよい。図6の(a)ないし
(b)に示したコーナー保護材2は、両側壁部11に略
コ字状の切込み26を入れて互に内側に曲面状に延出し
た押圧部13を形成したものである。
れ示している。これらの実施例において上記実施例と同
じ部分は同一参照符号を付して詳細な説明を省略する。
先ず、図5に示したコーナー保護材2は、コーナー保護
本体6における一方の当接部4に対して他方の当接部5
を直角に壁状に形成したものである。これら両当接部
4,5は中空部を有していないが、緩衝効果を高めるた
めに中空部を有していてもよい。図6の(a)ないし
(b)に示したコーナー保護材2は、両側壁部11に略
コ字状の切込み26を入れて互に内側に曲面状に延出し
た押圧部13を形成したものである。
【0021】図7に示したコーナー保護材2は、両側壁
部11の対向面にゴムないしスポンジ状の軟質樹脂材か
らなる押圧部13を一体的に設けたものである。また、
図8に示したコーナー保護材2は、両側壁部11の対向
面にフィン状の複数の押圧部13を起立して形成したも
のである。これらの押圧部13は、コーナー保護本体6
及び両側壁部8で区画される凹部14にドア1のコーナ
ー部3が挿入されることにより弾性変形し、その弾性力
によってドア1の両面を押圧し、もってドア1のコーナ
ー部3にコーナー保護材2を保持することができる。
部11の対向面にゴムないしスポンジ状の軟質樹脂材か
らなる押圧部13を一体的に設けたものである。また、
図8に示したコーナー保護材2は、両側壁部11の対向
面にフィン状の複数の押圧部13を起立して形成したも
のである。これらの押圧部13は、コーナー保護本体6
及び両側壁部8で区画される凹部14にドア1のコーナ
ー部3が挿入されることにより弾性変形し、その弾性力
によってドア1の両面を押圧し、もってドア1のコーナ
ー部3にコーナー保護材2を保持することができる。
【0022】図9に示したコーナー保護材2は、ドア1
のコーナー部3の隣合う二辺1a,1bにそれぞれ当接
される所定の厚さを有する当接部4,5からなるコーナ
ー保護本体6を有し、このコーナー保護本体6における
一方の当接部4の両側部に上記実施例とは異なり側壁部
11を設けずに、ドア1を厚さ方向両側から規制する舌
片状の一対の規制部27が形成されている。これら両規
制部27は上記当接部4の両側から互に接近するように
内側に傾斜した状態に立上がって形成されており、これ
によりドア1を両側から押圧する押圧部13として形成
されている。本実施例のコーナー保護材2においては、
上記実施例のコーナー保護材と同様に梱包に要する手間
及びコストの低減が図れる他に、側壁部11がない分、
構造の簡素化及び製造コストの低減が図れる。
のコーナー部3の隣合う二辺1a,1bにそれぞれ当接
される所定の厚さを有する当接部4,5からなるコーナ
ー保護本体6を有し、このコーナー保護本体6における
一方の当接部4の両側部に上記実施例とは異なり側壁部
11を設けずに、ドア1を厚さ方向両側から規制する舌
片状の一対の規制部27が形成されている。これら両規
制部27は上記当接部4の両側から互に接近するように
内側に傾斜した状態に立上がって形成されており、これ
によりドア1を両側から押圧する押圧部13として形成
されている。本実施例のコーナー保護材2においては、
上記実施例のコーナー保護材と同様に梱包に要する手間
及びコストの低減が図れる他に、側壁部11がない分、
構造の簡素化及び製造コストの低減が図れる。
【0023】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変形
等が可能である。例えば、上記実施例の側壁部8を有す
るコーナー保護材2においては、両側壁部11に押圧部
13がそれぞれ設けられているが、一方の側壁部11に
のみ押圧部13を設け、この押圧部13と他方の側壁部
11との間でドア1の両面を押圧するようにしてもよ
い。また、コーナー保護材2としては、コーナー保護本
体6の一側に側壁部等の規制部27を設け、他側に押圧
部13を設けたものであってもよい。上記側壁部11の
形状としては、三角形以外に、例えば方形、扇形等であ
ってもよい。更に、本発明が適用される建具としては、
ドア以外に、例えばサッシ、引戸等であってもよい。
てきたが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変形
等が可能である。例えば、上記実施例の側壁部8を有す
るコーナー保護材2においては、両側壁部11に押圧部
13がそれぞれ設けられているが、一方の側壁部11に
のみ押圧部13を設け、この押圧部13と他方の側壁部
11との間でドア1の両面を押圧するようにしてもよ
い。また、コーナー保護材2としては、コーナー保護本
体6の一側に側壁部等の規制部27を設け、他側に押圧
部13を設けたものであってもよい。上記側壁部11の
形状としては、三角形以外に、例えば方形、扇形等であ
ってもよい。更に、本発明が適用される建具としては、
ドア以外に、例えばサッシ、引戸等であってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果が得られる。
な優れた効果が得られる。
【0025】(1)請求項1ないし2記載のコーナー保
護材によれば、物品のコーナー部に当接されるコーナー
保護本体の当接部が所定の厚さを有しているため、緩衝
効果が高く、他のクッション材を削減することができる
と共に、押圧部により物品を押圧して保持されるので、
接着テープ等を使用せずにコーナー部に容易に取付ける
ことができ、梱包に要する手間及びコストの低減が図れ
る。
護材によれば、物品のコーナー部に当接されるコーナー
保護本体の当接部が所定の厚さを有しているため、緩衝
効果が高く、他のクッション材を削減することができる
と共に、押圧部により物品を押圧して保持されるので、
接着テープ等を使用せずにコーナー部に容易に取付ける
ことができ、梱包に要する手間及びコストの低減が図れ
る。
【0026】(2)請求項3ないし4記載のサッシ・ド
ア・引戸等の建具によれば、上記コーナー保護材を建具
の各コーナー部に備えているため、運搬時の衝撃に強
く、しかも、コンパクトに梱包することができ、保管ス
ペースの削減が図れる。
ア・引戸等の建具によれば、上記コーナー保護材を建具
の各コーナー部に備えているため、運搬時の衝撃に強
く、しかも、コンパクトに梱包することができ、保管ス
ペースの削減が図れる。
【図1】本発明の一実施例を示すコーナー保護材の斜視
図である。
図である。
【図2】同コーナー保護材の背面図である。
【図3】梱包手順を説明するための説明図である。
【図4】ドアのコーナー部にコーナー保護材を取付けた
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すコーナー保護材の断
面図である。
面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す図で、(a)はコー
ナー保護材の側面図、(b)は同コーナー保護材を上か
ら見た平面図である。
ナー保護材の側面図、(b)は同コーナー保護材を上か
ら見た平面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示すコーナー保護材の平
面図である。
面図である。
【図8】本発明の他の実施例を示すコーナー保護材の平
面図である。
面図である。
【図9】本発明の他の実施例を示すコーナー保護材の斜
視図である。
視図である。
1 ドア(物品、建具) 2 コーナー保護材 3 コーナー部 4,5 当接部 6 コーナー保護本体 11 側壁部 13 押圧部 27 規制部
Claims (4)
- 【請求項1】 物品のコーナー部の隣合う二辺にそれぞ
れ当接される所定の厚さの当接部を有するコーナー保護
本体と、このコーナー保護本体の両側部に設けられた側
壁部と、少なくとも一方の側壁部に設けられて上記物品
を押圧する押圧部とを備えたことを特徴とするコーナー
保護材。 - 【請求項2】 物品のコーナー部の隣合う二辺にそれぞ
れ当接される所定の厚さの当接部を有するコーナー保護
本体と、このコーナー保護本体に設けられて上記物品を
両側から規制する規制部とを備え、少なくとも一方の規
制部が上記物品を押圧する押圧部として形成されている
ことを特徴とするコーナー保護材。 - 【請求項3】 建具のコーナー部の隣合う二辺にそれぞ
れ当接される所定の厚さの当接部を有するコーナー保護
本体と、このコーナー保護本体の両側部に設けられた側
壁部と、少なくとも一方の側壁部に設けられて上記建具
を押圧する押圧部とからなるコーナー保護材を上記建具
の各コーナー部に備えたことを特徴とするサッシ・ドア
・引戸等の建具。 - 【請求項4】 建具のコーナー部の隣合う二辺にそれぞ
れ当接される所定の厚さの当接部を有するコーナー保護
本体と、このコーナー保護本体に設けられて上記建具を
両側から規制する規制部とからなり、少なくとも一方の
規制部が上記建具を押圧する押圧部として形成されてい
るコーナー保護材を上記建具の各コーナー部に備えたこ
とを特徴とするサッシ・ドア・引戸等の建具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6151552A JP2696670B2 (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | コーナー保護材及びこれを備えたサッシ・ドア・引戸等の建具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6151552A JP2696670B2 (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | コーナー保護材及びこれを備えたサッシ・ドア・引戸等の建具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07330011A true JPH07330011A (ja) | 1995-12-19 |
JP2696670B2 JP2696670B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=15521020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6151552A Expired - Fee Related JP2696670B2 (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | コーナー保護材及びこれを備えたサッシ・ドア・引戸等の建具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2696670B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003252375A (ja) * | 2002-02-28 | 2003-09-10 | Sanii Media:Kk | 包装用緩衝材及び包装用箱 |
DE102008032266A1 (de) * | 2008-07-09 | 2010-01-14 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Haushaltsgerät, insbesondere Geschirrspülmaschine |
CN102616454A (zh) * | 2011-11-30 | 2012-08-01 | 友达光电股份有限公司 | 套角及其板材 |
JP2013018513A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Lixil Corp | コーナクッション |
JP2019018876A (ja) * | 2017-07-14 | 2019-02-07 | ティ・エス・ケイ株式会社 | コーナーパッドとその製造方法 |
CN109592211A (zh) * | 2018-10-16 | 2019-04-09 | 宜兴市于氏特种玻璃有限公司 | 玻璃层叠保护边套 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4933069A (ja) * | 1972-07-31 | 1974-03-26 |
-
1994
- 1994-06-09 JP JP6151552A patent/JP2696670B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2696670B2 (ja) | 1998-01-14 |
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