JPH1016560A - ウエザストリップの取付構造 - Google Patents

ウエザストリップの取付構造

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JPH1016560A
JPH1016560A JP8188255A JP18825596A JPH1016560A JP H1016560 A JPH1016560 A JP H1016560A JP 8188255 A JP8188255 A JP 8188255A JP 18825596 A JP18825596 A JP 18825596A JP H1016560 A JPH1016560 A JP H1016560A
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clip
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outer peripheral
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Masahiro Nozaki
政博 野崎
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車ドアへのウエザストリップのクリップ
止め作業性をよくし、かつクリップ止め部の水漏れを防
止すること。 【解決手段】 ドアパネル1の外周縁に所定間隔で設け
るクリップ孔6を長孔とし、ウエザストリップ3の取付
基部31に所定の間隔で係着するクリップ4Aの上記基
部31内面との係合面に上記クリップ孔6を囲むように
環状にビード44を形成し、上記基部31の底面側に環
状に盛上りを生じさせてドアパネル1のウエザストリッ
プ取付面13とで環状のシール線を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアパネ
ルの外周縁に沿って取付けられるウエザストリップの取
付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように自動車のドアにはドア
パネル1の外周縁およびドアフレーム2に沿ってウエザ
ストリップ3が取付けられ、ドアと車体のドア開口縁と
の間をシールするようになっている。
【0003】ドアパネル1の外周縁では、ウエザストリ
ップ3はクリップにより取付けられる。即ち、図4(ド
アパネル1の外周下縁を示す)に示すように、ウエザス
トリップ3は一般にスポンジゴム製で取付基部31と中
空シール部32を備えており、取付基部31には所定の
間隔でクリップ4Bが係着してある。図5に示すように
クリップ4Bは一般に頭部41、軸部42および係止部
(図例では係止部はつば状で上下複数段に形成してあ
る)43を備えており、ウエザストリップ3の取付基部
31に設けた孔により頭部41を取付基部31の内面側
に押し込んで該基部31に係着せしめる。一方、アウタ
パネル11およびインナパネル12とからなるドアパネ
ル1の外周縁のウエザストリップ取付面13には上記ク
リップ4Bと対応する所定の間隔で丸孔状のクリップ孔
5が設けてある。そしてウエザストリップ3の上記取付
基部31から突出するクリップ4Bの係止部43を上記
クリップ孔5に押込むことでウエザストリップ3がドア
パネル1に取付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ウエザスト
リップ3側のクリップ4Bと、ドアパネル1側のクリッ
プ孔5は、相互の位置にズレが生じることがある。ズレ
が生じるとウエザストリップ3を取付けるときに無理に
引張ったり、逆に取付状態においてたるみが生じるおそ
れがある。
【0005】このような不都合を解消するために、上記
クリップ孔5をウエザストリップ配設方向に長い長孔に
形成して上記ズレを吸収せしめることが考えられ得る。
【0006】しかしながら、クリップ孔5を長孔にする
と、これに挿通されたクリップ4Bの軸部42まわりに
隙間が生じる。一方、ドアパネル1の内部には、アウタ
パネル11の上端縁とドアガラスの外面との間から雨水
や洗車水が侵入する。ところが、クリップ4Bのつば状
の係止部43はその外周全周がドアパネル面に密着して
いるとは限らず、ドアパネル面に偏当りすることもある
から、水はクリップ軸42まわりのクリップ孔5に入
る。また取付基部31の底面はドアパネル1の外周縁の
ウエザストリップ取付面13に全面が均一に密着せず偏
った当接状態となることもあり、軸42まわりのクリッ
プ孔5に溜まった水が増加すると、水は上記取付基部4
1と上記ウエザストリップ取付面13との間から基部4
1外へ出ることになる。
【0007】この傾向は特に水が溜まりやすいドアパネ
ル1の外周下縁において大きく、取付基部41外へ出た
水のうち、車内側へ出た水は、車体のドア開口の下縁を
形成するロッカを濡らすおそれがある。
【0008】そこで本発明は、ドア側のクリップ孔とウ
エザストリップ側のクリップとの位置ズレを吸収するこ
とができ、かつドアパネル内の水がクリップ取付部から
車内側へ漏れるおそれのないウエザストリップの取付構
造を提供することを課題としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドアパネルの
クリップ孔を長孔とする。そしてウエザストリップの取
付基部の内面と係合するクリップの頭部の係合面には上
記クリップ孔を囲む位置に環状にビードを突設する(請
求項1)。上記ビードが上記取付基部に押込まれて取付
基部の底面側に環状に盛り上りが生じ、これによって取
付基部とドアパネルのウエザストリップ取付面との間に
クリップ孔を囲むシール線が形成される。
【0010】また本発明は、上記クリップ孔を長孔とす
るとともに、ウエザストリップの取付基部の車内側の側
縁に沿ってビードを突設する(請求項2)。これにより
上記取付基部とドアパネルのウエザストリップ取付面と
の間にはクリップ孔の車内側の位置で直線状のシール線
が形成される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1(A)はドアパネル1(図
3)の外周下縁におけるウエザストリップの取付状態を
示す断面図、図1(B)はドアパネルの外周下縁に形成
したクリップ孔を示す図、図1(C)はクリップを示す
図、図1(D)はクリップの要部断面を示す図である。
【0012】ウエザストリップ3はスポンジゴムの一体
押出成形体で、取付基部31と中空状のシール部32を
備えている。取付基部31には所定の間隔でクリップ4
Aが挿通せしめてある。一方、アウタパネル11とイン
ナパネル12からなるドアパネル1の外周下縁は段状と
なっており、ウエザストリップ取付面13が形成してあ
る。この取付面13にはウエザストリップ3の各クリッ
プ4A間の間隔よりも若干広い所定の間隔でクリップ孔
6が設けてある。クリップ孔6は、ドアパネル1の周方
向、即ちウエザストリップ取付け方向を長径とした長孔
としてある。
【0013】クリップ4Aは、長円形の頭部41と、そ
の中央から突出し、先端側に上下2段につば状の係止部
43を備えた軸部42が突出している。頭部41の軸部
42が突出する側の面には、軸部42まわりに断面山形
のビード44が長円形環状に形成してある。
【0014】ドアパネル1の上記クリップ孔6は、短径
がクリップ4Aの軸部42の径よりも若干大きくしてあ
り、長径は短径よりも、1〜1.5mm程度大きくしてあ
る。上記ビード44はクリップ孔6の外側を囲む大きさ
に形成してある。クリップ4Aのつば状の係止部43の
径はクリップ孔6の短径よりも大きくしてある。
【0015】各クリップ4Aは、ウエザストリップ3の
取付基部41に所定の間隔で形成した孔に、これを押し
広げつつ取付基部底面側から長円形の頭部41を押し込
むことでウエザストリップ3に取付ける。そしてウエザ
ストリップ3に若干テンションを加えた状態で各クリッ
プ4Aの係止部43を順次、ドアパネル1の各クリップ
孔6に圧入し、クリップ4Aの頭部41と係止部43と
で上記取付基部31およびドアパネル1の外周下縁パネ
ルを挟むことにより、ウエザストリップ3はドアパネル
1に取付けられる。このとき、取付基部31の内面に係
合するクリップ4Aの頭部41に形成されたビード44
は取付基部31の内面にくい込むように押込まれ、取付
基部31の底面側ではビード44位置で盛り上りドアパ
ネル1のウエザストリップ取付面13に強く押付けられ
る。これにより、ドアパネル1のクリップ孔6まわりに
環状のシール線が形成される。従って、ドアパネル1内
に入った水がクリップ4Aの軸部42まわりでクリップ
孔6に溜まっても、この水はウエザストリップ3の取付
基部31の底面をつたって基部31外へ漏れ出すことは
なく、ロッカ7がドアパネル1内から漏れ出した水で濡
らされることはない。
【0016】図2は本発明の他の実施形態を示すもの
で、ウエザストリップ3Aの取付基部31には、ウエザ
ストリップ取付状態において車内側となる側縁に沿って
直線状にビード33が形成してある。ドアパネルのクリ
ップ孔は先の実施形態と同様に長孔とする。用いるクリ
ップにはビードは形成されない。
【0017】この実施形態では、クリップ孔の車内側
に、ドアパネルのウエザストリップ取付面に上記ビード
33でシール線が形成される。従ってドアパネル内に入
ってクリップ孔に溜まった水は、取付基部の車内側に漏
れ出すことはない。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、ドア側のクリップ孔と
ウエザストリップ側のクリップとの位置ズレが吸収され
てウエザストリップの取付作業性がよくなる。かつドア
パネルの中に入った水がウエザストリップのクリップ止
め部から車内側へ漏れるのが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエザストリップの取付構造を示すも
ので、図1(A)は図3のIA−IA線に沿う位置での
断面図、図1(B)はドアパネルのクリップ孔を示す
図、図1(C)は取付けに用いるクリップの斜視図、図
1(D)は図1(C)のID−ID線に沿う断面図であ
る。
【図2】本発明の実施に用いるウエザストリップの要部
斜視図である。
【図3】本発明が適用される自動車ドアの正面図であ
る。
【図4】ウエザストリップの従来の取付構造を示す図で
ある。
【図5】従来のクリップの斜視図である。
【符号の説明】
1 ドアパネル 13 ウエザストリップ取付面 3、3A ウエザストリップ 31 取付基部 32 シール部 33 ウエザストリップのビード 4A、4B クリップ 41 頭部 42 軸部 43 係止部 44 クリップのビード 5、6 クリップ孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアパネルの外周縁に所定の間隔をおい
    てクリップ止めして取付けられるウエザストリップであ
    って、ウエザストリップの取付基部を貫通して該取付基
    部の底面側へ突出せしめたクリップの係止部を、クリッ
    プと対応してドアパネルの外周縁に設けたクリップ孔に
    圧入せしめて、上記取付基部の内面に係合するクリップ
    の頭部と上記係止部とで上記取付基部とドアパネルの上
    記外周縁とを挟持するようになしたウエザストリップの
    取付構造において、上記クリップ孔をドアパネルの周方
    向に長径の長孔に形成する一方、上記クリップの頭部の
    上記取付基部との係合面には、上記クリップ孔を囲む位
    置に上記取付基部に押付けられるビードを環状に突設し
    たウエザストリップの取付構造。
  2. 【請求項2】 ドアパネルの外周縁に所定の間隔をおい
    てクリップ止めして取付けられるウエザストリップであ
    って、ウエザストリップの取付基部を貫通して該取付基
    部の底面側へ突出せしめたクリップの係止部を、クリッ
    プと対応してドアパネルの外周縁に設けたクリップ孔に
    圧入せしめて、上記取付基部の内面に係合するクリップ
    の頭部と上記係止部とで上記取付基部とドアパネルの上
    記外周縁とを挟持するようになしたウエザストリップの
    取付構造において、上記クリップ孔をドアパネルの周方
    向に長径の長孔に形成する一方、ウエザストリップの上
    記取付基部の車内側の側縁に沿ってドアパネルの上記外
    周縁に押付けられるビードを直線状に突設したウエザス
    トリップの取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015030175A1 (ja) * 2013-09-02 2015-03-05 本田技研工業株式会社 車両用中空シール構造
KR102086959B1 (ko) * 2019-07-23 2020-03-09 김영수 케이블 밴드를 이용한 포장박스

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WO2015030175A1 (ja) * 2013-09-02 2015-03-05 本田技研工業株式会社 車両用中空シール構造
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