JPH10163649A - 電装箱 - Google Patents

電装箱

Info

Publication number
JPH10163649A
JPH10163649A JP35422596A JP35422596A JPH10163649A JP H10163649 A JPH10163649 A JP H10163649A JP 35422596 A JP35422596 A JP 35422596A JP 35422596 A JP35422596 A JP 35422596A JP H10163649 A JPH10163649 A JP H10163649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective member
electric wire
notch
electrical equipment
equipment casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35422596A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Nakajima
多賀男 中島
Hideaki Higuchi
秀明 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP35422596A priority Critical patent/JPH10163649A/ja
Publication of JPH10163649A publication Critical patent/JPH10163649A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電装箱の配線用保護部材に配線を通過させ易
くするとともに保護部材を電装箱の板金に取り付け易く
した。また、保護部材の開口部に径の太さが違う配線を
通過させても電装箱に塵芥等が入るのを防止した。 【構成】 電装箱の板金の端部に切欠を設けるとともに
配線を通過させた保護部材をその切欠に挿入している。
また、保護部材の開口部周辺には薄膜に形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫等の電装箱の配
線における電線の保護部材の電装箱取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫の電装箱の配線において
は、図9に示すように、電装箱の箱体を構成する板金5
に開けた孔2の端面によって電線9の被覆が損傷するた
め、保護部材3により電線9を保護する必要があり、板
金5に孔2を開け、その孔2に保護部材3を挿入してか
ら電気コード等の電線9を開口部7に通過させている構
造であった。また、図1に示すように、冷蔵庫の電装箱
4は冷蔵庫1本体の上部に備わり、電装箱上方には冷蔵
庫1本体の天板がなく開放しており、塵埃も付き易く、
電装箱4内に塵埃が入ると電装品の信頼性が低下するの
で、電装箱4内に塵埃が入り難いように保護部材の電線
を通す開口部7は電線のみ通すよう狭くする構造であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような電線構造のため、図9に示すように電装箱の板材
5に孔2を設けて保護部材3を挿入するのに、保護部材
3の孔2に挿入する側を工具等で孔2の大きさまで押し
潰してから保護部材3の嵌合部8を板材5に嵌める必要
があり手間であった。また、電装箱4に備えた保護部材
3に電線9を通すのに、電装箱内への塵埃を防ぐため保
護部材3の開口部7が狭くなっているので、複数の電線
や太い電線を通すのが困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1の発明は電装箱を構成する板材
の端部に切欠を設けるとともに電線を通過させた保護部
材を切欠に挿入したことを特徴としている。また、請求
項2の発明は保護部材の電線を通過させた孔の周囲を薄
膜にしたことを特徴としている。
【0005】
【作用・効果】前記構成を有する本発明に係る電装箱の
取付構造は、電装箱を構成する板材の端部に切欠を設け
るとともに電線を通過させた保護部材を切欠に挿入して
おり、保護部材を電装箱に取り付ける前に電線を保護部
材に通過させているので、容易に電線を通過させること
ができるとともに保護部材を切欠の開口部分から嵌め込
むだけで電装箱への取り付けが容易にできる。また、保
護部材の電線を通過させる孔の周囲を薄膜にしているの
で、電線の径の太さに関わらず薄膜端面で電線を支持す
るとともに、薄膜のため柔軟になっているので、電線以
外の孔の開口部分は狭く隙間がなくなり、電装箱内に塵
埃が入るのを防止している。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
例を図面を参照して説明する。図1は、冷蔵庫1の外観
を示しており、冷蔵庫1の本体上面には冷凍装置11と
ともに電装箱4が備わっている。この電装箱4は図2に
示すように、箱内に各種電気部品Eが備わり、箱外部の
電気装置(図示せず)や冷蔵庫内温度を制御するセンサ
ー(図示せず)とに連結されているので、電装箱4を構
成している板材5には電線用の開口部分に保護部材16
を備える必要がある。その保護部材16の取り付け構造
は図3に示すように、電装箱4を構成する板材5の端部
に切欠12を設け、そこに予め電線9を通した保護部材
16を矢印の方向に挿入する。保護部材16には板材5
の切欠12に挿入する個所に溝13が備わっており、保
護部材16が切欠12に挿入し易くなるとともに、この
溝13が板材5と噛み合うので板材5面に垂直な方向に
は外れ難くなっている。
【0007】電装箱4の板材5は板金で箱体として構成
されているので、板材5の切欠12に挿入した保護部材
16を電装箱4の他の面の板材6で、図4のように押さ
える構造にすれば右方向へ保護部材16が抜けてしまう
ことをさらに強固に防止できる。なお、上記の実施例で
は板材5の切欠12および保護部材16の切欠挿入部分
がそれぞれ半円形になっているが、半円形でなくても角
形でもよい。
【0008】保護部材16には電線9を通過させる開口
部17がほぼ中心に備わっているが、図3、4、5のよ
うに、開口部17の周囲には所定の幅、肉厚の薄い薄膜
14が設けられている。このため図7に示すように電線
9の径が細い場合は薄膜14の端面で電線を支持し、ま
た図8に示すように電線の径9が太い場合は薄膜14が
撓んで保護部材16全体で支持している。このように薄
膜14により、電線9の径が細くても太くても、開口部
17の電線以外の開口部分が狭く隙間がなくなり、電装
箱4内に塵埃が入るのを防止している。また、電装箱4
内には害虫も入り易いが、この保護部財16や薄膜14
により完全に塞いでいるので害虫が電装箱4内に入るこ
とを防止できる。さらに、この薄膜14は柔軟になって
おり、上下方向に縮み易いので、保護部材16を電装箱
の板材5の切欠12に挿入することが簡単にできる。
【0009】また、保護部材16には図5、6に示すよ
うに電装箱内に延びる支え棒15が備わっており、この
支え棒15に電線等を締結具19等で取り付けることに
より、電線等に力が加わっても、保護部材16から電線
が抜けることを防止できる。
【0010】さらに、保護部材16には図5、6に示す
ように切欠12の挿入方向にスリット18を入れて変形
し易いようになっているので上下に潰れて保護部材16
を切欠12に簡単に挿入することができる。また、保護
部材16に電線を通過させる際にはスリット18を押し
広げて開口部17を広くできるので簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 冷蔵庫の一部切欠斜視図
【図2】 本発明の電装箱概略断面図
【図3】 本発明の保護部材の取り付け状態の分解概要
【図4】 本発明の保護部材の取り付け状態を示す概要
【図5】 本発明の保護部材の正面図
【図6】 本発明の保護部材の側面図
【図7】 本発明の保護部材に細い電線を取り付けた状
態を示す概要図
【図8】 本発明の保護部材に太い電線を取り付けた状
態を示す概要図
【図9】 従来の保護部材の取り付け状態を示す概要図
【符号の説明】
1…冷蔵庫 2…孔 3、16…保護部材 4…電装箱 5、6…板金 7、17…開口部 8…嵌合部 9…電線 11…冷凍装置 12…切欠 13…溝 14…薄膜 15…支え棒 18…スリット 19…締結具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電装箱を構成する板材の端部に切欠を設
    けるとともに電線を通過させた保護部材を該切欠に挿入
    したことを特徴とする電装箱。
  2. 【請求項2】 該保護部材の電線を通過させた孔の周囲
    を薄膜にしたことを特徴とする請求項1の電装箱。
JP35422596A 1996-11-29 1996-11-29 電装箱 Pending JPH10163649A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35422596A JPH10163649A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 電装箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35422596A JPH10163649A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 電装箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10163649A true JPH10163649A (ja) 1998-06-19

Family

ID=18436126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35422596A Pending JPH10163649A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 電装箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10163649A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2964445B2 (ja) ハーネスプロテクタ
JP3141819B2 (ja) バッテリー搭載用電気接続箱
JPH10163649A (ja) 電装箱
JPH07220806A (ja) コネクタの抜脱防止構造
JP4593708B2 (ja) 配線用ボックス
JPH109617A (ja) 空気調和機の室外機
JP3704809B2 (ja) 回路ボックス
JPH06153336A (ja) 分電盤
JPH0710547Y2 (ja) 電気部品の取付具
JP3760798B2 (ja) ヒューズボックスのバッテリ取付構造
JPH0564005B2 (ja)
JP3433676B2 (ja) 分電盤用スペースダクト
JPH0715838A (ja) 埋設型スイッチボックス
JP2601554Y2 (ja) ワイヤークランプ
JPH07122863A (ja) フレキシブルプリント基板保護構造
JP2521941Y2 (ja) ボックス
JP4310002B2 (ja) 電子装置
JPS61244211A (ja) 結露防止カバ−
JP2000315870A (ja) 電気機器収納用箱体の取り付け金具
JP3294897B2 (ja) モールディングの取付装置
JPH0340031Y2 (ja)
JPS62221811A (ja) 配線器具の取付装置
JP2763644B2 (ja) 配線器具用パネルカバー
JP3509358B2 (ja) 電気装置
KR790001617Y1 (ko) 컨트롤 박스의 덮개 취부구