JPH10162522A - ヘッド送り機構並びに光学ピックアップの送り機構 - Google Patents

ヘッド送り機構並びに光学ピックアップの送り機構

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JPH10162522A
JPH10162522A JP23100497A JP23100497A JPH10162522A JP H10162522 A JPH10162522 A JP H10162522A JP 23100497 A JP23100497 A JP 23100497A JP 23100497 A JP23100497 A JP 23100497A JP H10162522 A JPH10162522 A JP H10162522A
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feed
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徹 森川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送りねじや軸受の部品寸法を変更しなくとも
軸受内での送りねじのがたつきを防止しヘッドに伝達さ
れる振動の低減を図る。 【解決手段】 ヘッド機構と、ヘッド機構と係合し回転
することによってヘッド機構を送る送りねじ10と、送
りねじを回転させる回転駆動機構と、回転駆動機構が配
置されると共に送りねじを支持し少なくとも一方がスラ
スト軸受として形成された一対の軸受部4、5を有する
ベース1と、ベースに設けられると共に送りねじの一端
が当接し送りねじに対してスラスト方向とスラスト方向
に直交する方向とに付勢力を加える付勢機構15とを備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヘッド送り機構並び
に光学ピックアップの送り機構に関する。特に、本発明
は、送りねじを用いるヘッド送り機構並びに光学ピック
アップの送り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク状記録媒体、例えば、光ディス
クへの情報信号の記録又は光ディスクからの情報信号の
読み出し、或は、これらの記録及び読み出しの双方を行
うヘッドである光学ピックアップの送り機構に送りねじ
を用いたものがある。このような送り機構の一例を図8
に示す。
【0003】送りねじaは螺軸部bと螺軸部bの一方の
端部に連続したギヤ部c及び受部dが一体的に形成され
て成り、その軸方向に離間した2つの軸受に回転自在に
支持されている。
【0004】送りねじaはギヤ部c及び受部dが形成さ
れていない側の螺軸部bの端部が図示しないスラスト軸
受に支持され、螺軸部bの反対側の端部が軸受eに支持
されている。ギヤ部cは図示しない中間ギヤを介してモ
ータに連結されており、また、受部bは弾性体fと弾接
され、これにより送りねじaは軸方向に図8に示すF2
の力で押圧付勢されている。
【0005】軸受eは送りねじaを取り付けるために一
方が開口されており、開口面側には軸受eからの送りね
じaの脱落を防止するために押さえ部材gが取着されて
いる。
【0006】送りねじaは螺軸部bが図示しない光学ピ
ックアップのベース体に設けられた送りナット部と螺合
され、モータの回転による送りねじaの回転に伴って光
学ピックアップが光ディスクの半径方向に移動されるよ
うになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8に示し
た送り機構にあっては、送りねじaと軸受eとの間に動
作上必要な間隙Δx1、Δx2が設けられている。
【0008】これら間隙Δx1、Δx2により送りねじ
aの回転時に送りねじaが図8に示すC方向にがたつい
てしまい送りねじaと軸受eとの衝突に起因して振動が
発生してしまう。かかる振動の発生が光学ピックアップ
に伝達されると光学ピックアップによる光ディスクに記
録された信号の読取等に支障を来し、振動が大きなとき
にはトラックジャンプによる音飛びが発生してしまう虞
がある。
【0009】上述した不具合を解消するために間隙Δx
1、Δx2が極小になるように送りねじaと軸受eの寸
法を定めることが考えられるが、このようにすると部品
寸法管理が厳しく要求されコスト高になると共に送りね
じaと軸受eの回転損失(負荷)が増大するという新た
な問題が生じてしまう。
【0010】特に、上述したように、軸受eとその開口
面側に設けられた押さえ部材gとが別部材で形成されて
いると、Δx1とΔx2を極小にすることは両者の寸法
公差の発生により極めて困難である。
【0011】そこで、本発明ヘッド送り機構並びに光学
ピックアップの送り機構は、上述した問題点を克服し、
送りねじや軸受の部品寸法を変更しなくとも軸受内での
送りねじのがたつきを防止しヘッドに伝達される振動の
低減を図ることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明ヘッド送り機構
は、上述した課題を解決するために、ヘッド機構と、ヘ
ッド機構と係合し回転することによってヘッド機構を送
る送りねじと、送りねじを回転させる回転駆動機構と、
回転駆動機構が配置されると共に少なくとも一方がスラ
スト軸受として形成され送りねじを支持する一対の軸受
部を有するベースと、ベースに設けられると共に送りね
じの一端が当接し送りねじに対してスラスト方向とスラ
スト方向に直交する方向とに付勢力を加える付勢機構と
を備えたものである。
【0013】また、本発明光学ピックアップの送り機構
は、上述した課題を解決するために、光学ピックアップ
が設けられたピックアップベースと、ピックアップベー
スをガイドするガイド機構と、ピックアップベースと係
合し回転することによってピックアップベースをガイド
機構に沿って送る送りねじと、送りねじを回転させる回
転駆動機構と、ガイド機構と回転駆動機構が配置される
と共に少なくとも一方がスラスト軸受として形成され送
りねじを支持する一対の軸受部を有するベースと、ベー
スに設けられると共に送りねじの一端が当接し送りねじ
に対してスラスト方向とスラスト方向に対して所定の角
度を有する付勢力を加えて送りねじにスラスト方向とス
ラスト方向に直交する方向の成分の付勢力を印加する付
勢機構とを備えたものである。
【0014】従って、本発明にあっては、送りねじや軸
受の部品寸法を変更せずに軸受内での送りねじのがたつ
きが防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明に係る
ヘッド送り機構について説明する。以下に述べる本発明
の各実施の形態では、記録媒体として所謂コンパクトデ
ィスクのような再生専用型の光ディスク(以下、単に
「光ディスク」という。)を用いる光ディスク再生装置
に用いられる光学ピックアップの送り機構を例に挙げて
説明する。
【0016】図1に示すように、第1の実施の形態に係
る光学ピックアップの送り機構は、合成樹脂から形成さ
れたベース1を有する。ベース1には、開口部2と取り
付け用開口部3とが形成されている。開口部2は、光デ
ィスク25の径方向に沿って長方形状に形成されてお
り、後述する光学ピックアップが開口部2内を光ディス
ク25の径方向に移動する。取り付け用開口部3は、ほ
ぼ円形状に形成されており、図示しないスピンドルモー
タが取り付けられる。
【0017】取り付け用開口部3に取り付けられたスピ
ンドルモータの回転軸の先端側には光ディスク25が載
置されるディスクテーブル24が取り付けられている。
ディスクテーブル24に載置された光ディスク25は、
例えば、線速度一定で回転駆動される。開口部2は少な
くとも後述する光学ピックアップによって光ディスク2
5の信号記録領域の全面が走査するに足りる大きさに形
成されている。
【0018】光学ピックアップ20は、対物レンズ2
1、対物レンズ21をフォーカシング方向及びトラッキ
ング方向に駆動するための図示しないアクチュエータ、
光源としての図示しない半導体レーザ、図示しない光検
出器及び図示しない光学系及びアクチュエータ、半導体
レーザ、光検出器及び光学系が設けられる送りベース2
0aを有する。
【0019】対物レンズ21は、光学ピックアップ20
が後述する送り機構によって光ディスク25の径方向に
送られた際に、光ディスク25の直径を通る直線上と一
致する移動軌跡を描くように送りベース20aに配され
ている。送りベース20aには、後述する送りねじと係
合するナット部22と後述するガイド部と係合する係合
爪23が設けられている。係合爪23は、後述する送り
ねじが挿通される挿通孔が各々形成された一対の突出片
20bと20bとの間に配されている。
【0020】ベース1には、開口部2に配される光学ピ
ックアップ20を挟んで一方の側に一対の軸受部4、5
が設けられおり、他方の側にはガイド部6が設けられて
いる。
【0021】一対の軸受部4、5のうちの一方の軸受部
4は、図5に示すように、断面が例えば図1で見た紙面
の奥側に向かって開放され、上側半分が曲面部4aとな
るほぼU字状になるように形成されている。他方の軸受
部5は、開口部2の内方に向かって開放したスラスト軸
受部として形成されている。ガイド部6には、送りベー
ス20aの係合爪23が係合する。
【0022】図1及び図2に示すように、ベース1から
突出するように形成された取り付け部7には、送りねじ
の回転駆動機構としての送り機構を構成する送りモータ
8、駆動ギヤ8aや、中間ギヤ9が配されている。送り
モータ8は、回転軸が後述する送りねじとほぼ平行にな
るように取り付け部7に配されている。送りモータ8の
回転軸には駆動ギヤ8aが取り付けられており、駆動ギ
ヤ8aは中間ギヤ9と噛み合っている。中間ギヤ9は、
中間ギヤ9の回転軸が取り付け部7に回転自在に取り付
けられている。
【0023】尚、ベース1には、図1に示すように、ベ
ース1より外方に向かって突出する複数の突出片1a、
1bが設けられている。これらの突出片1a、1bは、
図示しない再生装置のシャーシに必要に応じてダンパを
介して各々取り付けられる。図1には、図面の関係で突
出片は2つしか図示されていないが、実際には3つの突
出片がベース1に形成されている。
【0024】図1に示すように、送りねじ10はほぼ全
体にわたって形成されたねじ部13を有するとともに一
端側にギヤ部12、突起部11が設けられている。ねじ
部13と突起部11は一体的に形成されており、ギヤ1
2が後から送りねじ10に嵌入されることによって形成
されている。突起部11は、図1及び図2に示すよう
に、送りねじ10のねじ部12よりも突出し、且つ、先
端部11aが半球状になるように形成されている。突起
部11の先端部11aが後述する付勢部と当接する。
【0025】送りねじ10は、光学ピックアップ20を
挟んでベース1のガイド部6が設けられている側と反対
側で、且つ、開口部2を亘るように一端が軸受部4によ
って軸支されているとともに他端がスラスト軸受部とし
ての軸受部5によって軸支されている。送りねじ10
は、送りベース20aの一対の突出片20b、20bの
挿通孔に挿通されるとともに、ねじ部13と送りベース
20aのナット部22が噛み合っている。
【0026】送りねじ10のギヤ部12は、上述した中
間ギヤ9と噛み合っている。その結果、送りねじ10に
は送りモータ8の回転力が駆動ギヤ8a、中間ギヤ9を
介して伝達され、送りねじ10が回転される。送りねじ
10と光学ピックアップ20のナット部22が噛み合っ
ているので、送りねじ10が回転されることによって光
学ピックアップ20がガイド部6に沿って光ディスク2
5の径方向に移動される。その結果、対物レンズ21か
ら光ディスク25に照射された光ビームが光ディスク2
5を走査して光ディスク25に記録されているデータが
読み出される。
【0027】図1及び図2に示すように、送りねじ10
を回転駆動する送りモータ8、駆動ギヤ8a、中間ギヤ
9の一方の面側を覆うようにベース1に押さえ部材14
が取り付けられる。押さえ部材14は、図3に示すよう
に、送りモータ8、駆動ギヤ8a、中間ギヤ9の一方の
面側を覆うに足りる大きさに形成された板状部14aに
係合片14b、ねじ挿通孔14c、付勢部15が合成樹
脂材料を用いて一体に形成されている。
【0028】係合片14bは板状部14aより突出する
ように形成されており、先端部分にベース1に形成され
た図示しない係合孔と係合する係合爪14dが形成され
ている。この係合爪14dがベース1の係合孔と係合し
た状態でねじ挿通孔14cにねじが挿通され、このねじ
がベース1の図示しないねじ取り付け孔と係合すること
によって押さえ部材14がベース1に送りモータ8、駆
動ギヤ8a、中間ギヤ9の一方の面側を覆うように取り
付けられる。
【0029】押さえ部材14に形成された付勢部15
は、図1及び図2に示すように、押さえ部材14がベー
ス1に取り付けられた状態で送りねじ10の突起部11
の先端部11aと当接する。
【0030】付勢部15は、基端部16と当接部17と
が屈曲した弾性変位部18によってほぼU字状となるよ
うに形成されている。基端部16には、付勢部15の内
方に向かって突出する突起19が形成されている。突起
19は、当接部17が送りねじ10の突起部11の先端
部11aと当接した際に当接片17と当接して当接片1
7の送りねじ10の軸方向の移動量を規制するととも
に、図4に示すように、送りねじ10に付勢力を印加す
るためのものである。
【0031】突起19は、図3及び図4に示すように、
付勢部15の内方に向かって突出する階段状に形成さ
れ、上側部19aと上側部19aよりも突出量の大きい
下側部19bとを有する。送りねじ10の先端部11a
が上述したように半球状に形成されていることによって
当接片17は送りねじ10の先端部11aとほぼ点接触
する状態になるため、当接片17と先端部11aとが当
接した状態で送りねじが10が回転されることによって
生じる損失をできるだけ小さくすることができる。
【0032】押さえ部材14がベース1に取り付けら
れ、送りねじ10の突起部11の先端部11aと当接し
た際に、送りねじ10に印加される付勢力について図4
を用いて説明する。
【0033】上述したように、押さえ部材14が係合片
14bの係合爪14dをベースの係合孔に係合させ、ね
じ挿通孔14cを介してねじを押さえ部材14に挿通
し、ベース1にねじ止めすることによって押さえ部材1
4がベース1に取り付けられると、付勢部15の当接片
17は送りねじ10の先端部11aと当接する。当接片
17は、送りねじ10の突起部11によってスラスト方
向、即ち、送りねじ10の軸方向に押圧されるので、当
接片17は突起19と当接する。このとき、当接片17
は階段状に形成されている突起19の上側部19a、下
側部19bによって、図4に示すように、送りねじ10
との当接面が図4中の斜め上方を向く。その結果、送り
ねじ10には力F1が印加される。
【0034】送りねじ10に印加される力F1は、図4
に示すように、送りねじの軸方向の分力Fxとこの分力
Fxに直交する方向、即ち、送りねじ10の軸方向に直
交する方向の分力Fyとの各成分に分けられる。送りね
じ10には図4及び図5中の矢印Aで示す方向に移動し
ようとする力が働くため、送りねじ10は軸受部4の内
面に当接する状態となる。
【0035】送りねじ10は、軸受部4の内面と当接し
た状態で送りモータ8の回転力によって回転される。そ
の際、図4及び図5中の矢印A、Bで示す方向のガタツ
キが防止され、送りねじ10の軸方向のガタツキも上述
した分力Fxによって当接片17が送りねじ10を軸方
向に押圧するために防止される。
【0036】尚、当接片17と送りねじ10の先端部1
1aとが当接することによって生じる力F1は、当接片
17と先端部11aとが当接した状態で、且つ、図4に
示すように、送りねじ10が軸受部4と当接した状態で
送りねじ10が回転駆動されるため、当接片17と先端
部11aとが当接すること、送りねじ10と軸受部4と
が当接することによって生じる損失ができるだけ小さく
なるように、且つ、送りねじ10にガタツキを生じない
程度に設定されている。換言すると、弾性変位部16に
よる付勢力は、当接片17と先端部11aとの当接、送
りねじ10と軸受部4との当接によって生じる損失がで
きるだけ小さくなるように、且つ、送りねじ10にガタ
ツキを生じない程度に設定されている。
【0037】加えて、図5に示すように、軸受部4は、
上述したように上側部分が曲面部4aとしてほぼU字状
に形成されているので、送りねじ10の先端部11aと
当接片17とが当接した状態で送りねじ10に働く力F
1の分力Fyによって送りねじ10のねじ部13は軸受
部4の曲面部4aの頂点となる位置と当接する。この状
態で、送りモータ8からの回転力によって送りねじ10
が回転されると図5中の矢印A、Bで示す方向のガタツ
キを防止することができるのみならず、図5中の矢印D
で示す方向のガタツキも抑制することができる。
【0038】次に、本発明の第2の実施の形態に係る光
学ピックアップの送り機構について、図6を用いて説明
する。この第2の実施の形態は、送りねじの付勢部によ
る付勢方向が上述した第1の実施の形態と異なるのみ
で、他の構成は上述した第1の実施の形態と同様に構成
されているのでここでの詳細な説明は省略する。
【0039】上述した第1の実施の形態では、図4に示
した送りねじ10の軸方向とこの軸方向と直交する方向
の2方向に付勢部15によって付勢するように構成され
ていたが、第2の実施の形態では、送りねじ10の軸方
向とこの軸方向に直交する2方向の計3方向に付勢部3
0によって付勢するものである。
【0040】図6に示すように、付勢部30を三次元的
に傾斜させて、x軸方向、y軸方向及びz軸方向に各々
分力を発生させる。換言すると、送りねじ10の軸方向
となるz軸方向と、軸方向と直交する第1の方向、例え
ば、x軸方向と、軸方向と直交し、且つ、第1の方向に
直交する第2の方向、例えば、y軸方向との各方向の分
力を合成した付勢力を付勢部30によって印加する。そ
のために、付勢部30をx軸に対して角度αだけ傾斜さ
せるとともに、y軸に対して角度βだけ傾斜させる。
【0041】例えば、上述した第1の実施の形態と同様
に押さえ部材14が係合片14bの係合爪14dをベー
スの係合孔に係合させ、ねじ挿通孔14cを介してねじ
を押さえ部材14に挿通し、ベース1にねじ止めするこ
とによって押さえ部材14がベース1に取り付けられる
と、付勢部30は送りねじ10の先端11aと当接す
る。このとき、送りねじ10には図6に示す力Gが印加
される。
【0042】送りねじ10に印加される力Gは、図6に
示すように、送りねじの軸方向の分力Gzと、この分力
Gzと直交する方向、即ち、送りねじ10の軸方向と直
交する第1の方向の分力Gxと、送りねじ10の軸方向
に直交し、且つ、第1の方向に直交する第2の方向の分
力Gyとの各成分に分けられる。その結果、送りねじ1
0は、軸方向の分力Gzによって軸方向のガタツキが防
止されるとともに、軸方向と直交する第1の方向、例え
ば、図4中の矢印A、Bで示す方向のガタツキが防止さ
れ、さらに軸方向と直交し、且つ、第1の方向と直交す
る第2の方向、例えば、図5中の矢印Dで示す方向のガ
タツキも防止することができる。第2の実施の形態の場
合、付勢部30の傾斜角度を変更することによって防止
若しくは抑制したいガタツキの方向の分力を大きく発生
させてガタツキを防止することができる。
【0043】以上のように、本発明に係る各実施の形態
では、光学ピックアップを光ディスク25の径方向に送
る送りねじのガタツキを防止することができるので、光
学ピックアップの送り動作の際に生じる振動を抑制し、
安定した読取動作を実現することができる。
【0044】本発明は上述した実施の形態に限らず、本
発明の趣旨を大きく逸脱しない範囲で種々の変更が可能
であることは勿論のことである。例えば、上述した第1
の実施の形態では軸受部4は上面部が曲面部4aとなる
ほぼU字状に形成されていたが、図7に示すように、上
面部が平面部となる形状に形成しても良い。この場合に
は、上述した第1の実施の形態と同様に当接片17と先
端部11aとが当接した状態で送りねじ10に加わる力
F1の一方の分力Fyによって送りねじ10は図7中の
矢印A方向に付勢されるため、図7中の矢印A、Bで示
す方向のガタツキを同様に防止することができる。図7
中の矢印A、Bで示す方向と直交する方向のガタツキは
送りねじ10と軸受部4の内面とのクリアランスを調整
することによって抑制することができる。
【0045】上述した各実施の形態では、ヘッド送り機
構として記録媒体として光ディスクを用いる光ディスク
再生装置に用いられる光学ピックアップの送り機構を例
に挙げて説明したが、これに限らず光ディスクの記録装
置または光ディスクの記録再生装置の光学ピックアップ
の送り機構や磁気ディスクの記録又は再生装置、或はこ
れらの記録再生の双方を行うことのできる記録再生装置
の磁気ヘッド送り機構にも適用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明ヘッド送り機構は、ヘッド機構と、ヘッド機
構と係合し回転することによってヘッド機構を送る送り
ねじと、送りねじを回転させる回転駆動機構と、回転駆
動機構が配置されると共に少なくとも一方がスラスト軸
受として形成され送りねじを支持する一対の軸受部を有
するベースと、ベースに設けられると共に送りねじの一
端が当接し送りねじに対してスラスト方向とスラスト方
向に直交する方向とに付勢力を加える付勢機構とを備え
たので、送りねじが回転されたときに送りねじのスラス
ト方向とスラスト方向に直交する方向とのガタツキが防
止され、ヘッドの送り動作の際の振動を抑制することが
できる。
【0047】また、送りねじや軸受部の寸法を変える必
要がなく、従って、これらの設計変更を行うことなくヘ
ッドの送り動作の際の振動を抑制することができるた
め、その分の低コスト化を図ることができる。
【0048】請求項2に記載した発明にあっては、付勢
機構は、送りねじの一端と当接し送りねじをスラスト方
向とスラスト方向に直交する方向とに付勢する弾性部材
を備えたので、簡単な構成によりヘッドの送り動作の際
の振動を抑制することができ、付勢機構を設けることに
よりヘッド送り機構が備えられる装置の製造コストが高
騰してしまうようなことがない。
【0049】請求項3に記載した発明にあっては、弾性
部材は、送りねじの一端と当接する当接部と、当接部と
当接する送りねじをスラスト方向とスラスト方向に直交
する方向とに付勢する分力を発生する弾性変位部とを備
えたので、構成が簡単であり、製造が容易であり、弾性
部材の製造における低コスト化を実現することができ
る。
【0050】請求項4に記載した発明にあっては、当接
部と上記弾性変位部は合成樹脂材料を用いて略U字状に
一体に形成されたので、部品点数の削減が図られ、弾性
部材の製造における低コスト化を図ることができる。
【0051】請求項5に記載した発明にあっては、付勢
機構は、送りねじの一端と当接し送りねじをスラスト方
向とスラスト方向に直交する第1の方向とスラスト方向
に直交し且つ第1の方向に直交する第2の方向とに付勢
する弾性部材を備えたので、送りねじが回転されたとき
に送りねじのスラスト方向とスラスト方向に直交する方
向とのガタツキが確実に防止され、ヘッドの送り動作の
際の振動を確実に抑制することができる。
【0052】請求項6に記載した発明にあっては、弾性
部材は、送りねじの一端と当接する当接部と、当接部と
当接する送りねじをスラスト方向と第1の方向と第2の
方向とに付勢する分力を発生する弾性変位部とを備え、
当接部と弾性変位部は合成樹脂材料を用いて略U字状に
一体に形成されたので、構成が簡単であると共に部品点
数の削減が図られ、弾性部材の製造における一層の低コ
スト化を実現することができる。
【0053】また、本発明光学ピックアップの送り機構
にあっては、光学ピックアップが設けられたピックアッ
プベースと、ピックアップベースをガイドするガイド機
構と、ピックアップベースと係合し回転することによっ
てピックアップベースをガイド機構に沿って送る送りね
じと、送りねじを回転させる回転駆動機構と、ガイド機
構と回転駆動機構が配置されると共に少なくとも一方が
スラスト軸受として形成され送りねじを支持する一対の
軸受部を有するベースと、ベースに設けられると共に送
りねじの一端が当接し送りねじに対してスラスト方向と
スラスト方向に直交する方向とに付勢力を加える付勢機
構とを備えたので、送りねじが回転されたときに送りね
じのスラスト方向とスラスト方向に直交する方向とのガ
タツキが防止され、光学ピックアップの送り動作の際の
振動を抑制することができる。
【0054】また、送りねじや軸受部の寸法を変える必
要がなく、従って、これらの設計変更を行うことなくヘ
ッドの送り動作の際の振動を抑制することができるた
め、その分の低コスト化を図ることができる。
【0055】請求項8に記載した発明にあっては、付勢
機構は、送りねじの一端と当接し送りねじをスラスト方
向とスラスト方向に直交する方向とに付勢する弾性部材
を備えたので、簡単な構成によりヘッドの送り動作の際
の振動を抑制することができ、付勢機構を設けることに
よりヘッド送り機構が備えられる装置の製造コストが高
騰してしまうようなことがない。
【0056】請求項9に記載した発明にあっては、弾性
部材は、送りねじの一端と当接する当接部と、当接部と
当接する送りねじをスラスト方向とスラスト方向に直交
する方向とに付勢する分力を発生する弾性変位部とを備
えたので、構成が簡単であり、製造が容易であり、弾性
部材の製造における低コスト化を実現することができ
る。
【0057】請求項10に記載した発明にあっては、当
接部と上記弾性変位部は合成樹脂材料を用いて略U字状
に一体に形成されたので、部品点数の削減が図られ、弾
性部材の製造における低コスト化を図ることができる。
【0058】請求項11に記載した発明にあっては、付
勢機構は、送りねじの一端と当接し送りねじをスラスト
方向とスラスト方向に直交する第1の方向とスラスト方
向に直交し且つ第1の方向に直交する第2の方向とに付
勢する弾性部材を備えたので、送りねじが回転されたと
きに送りねじのスラスト方向とスラスト方向に直交する
方向とのガタツキが確実に防止され、光学ピックアップ
の送り動作の際の振動を確実に抑制することができる。
【0059】請求項12に記載した発明にあっては、弾
性部材は、送りねじの一端と当接する当接部と、当接部
と当接する送りねじをスラスト方向と第1の方向と第2
の方向とに付勢する分力を発生する弾性変位部とを備
え、当接部と弾性変位部は合成樹脂材料を用いて略U字
状に一体に形成されたので、構成が簡単であると共に部
品点数の削減が図られ、弾性部材の製造における一層の
低コスト化を実現することができる。
【0060】請求項13に記載した発明にあっては、ガ
イド機構と送りねじは、ベースの光学ピックアップを挟
んで光学ピックアップの両側に配置されたので、光学ピ
ックアップの送り動作をスムーズに行うことができる。
【0061】尚、上記した各実施の形態に示した各部の
形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際しての具
体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによっ
て本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるものであっ
てはならないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光学ピックア
ップの送り機構の構成を示す平面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る光学ピックアップの要
部を示す拡大背面図である。
【図3】第1の実施の形態に係る光学ピックアップに用
いられる押さえ部材の拡大斜視図である。
【図4】送りねじが軸受部の内面に押し付けられた状態
を示す拡大断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る光学ピックア
ップの送り機構の要部を示す斜視図である。
【図7】軸受部の変形例を示す拡大断面図である。
【図8】従来の送り機構の一例を示す拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1…ベース、4…軸受部、5…軸受部、10…送りね
じ、15…付勢部(付勢機構)、17…当接片(当接
部)、18…弾性変位部、20…光学ピックアップ、2
0a…送りベース(ピックアップベース)、30…付勢
部(付勢機構)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド機構と、 ヘッド機構と係合し回転することによってヘッド機構を
    送る送りねじと、 送りねじを回転させる回転駆動機構と、 回転駆動機構が配置されると共に少なくとも一方がスラ
    スト軸受として形成され送りねじを支持する一対の軸受
    部を有するベースと、 ベースに設けられると共に送りねじの一端が当接し送り
    ねじに対してスラスト方向とスラスト方向に直交する方
    向とに付勢力を加える付勢機構とを備えたことを特徴と
    するヘッド送り機構。
  2. 【請求項2】 上記付勢機構は、 送りねじの一端と当接し送りねじをスラスト方向とスラ
    スト方向に直交する方向とに付勢する弾性部材を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘッド送り機構。
  3. 【請求項3】 上記弾性部材は、 送りねじの一端と当接する当接部と、 上記当接部と当接する送りねじをスラスト方向とスラス
    ト方向に直交する方向とに付勢する分力を発生する弾性
    変位部とを備えたことを特徴とする請求項2に記載のヘ
    ッド送り機構。
  4. 【請求項4】 上記当接部と上記弾性変位部は合成樹脂
    材料を用いて略U字状に一体に形成されたことを特徴と
    する請求項3に記載のヘッド送り機構。
  5. 【請求項5】 上記付勢機構は、 送りねじの一端と当接し送りねじをスラスト方向とスラ
    スト方向に直交する第1の方向とスラスト方向に直交し
    且つ第1の方向に直交する第2の方向とに付勢する弾性
    部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載のヘッド
    送り機構。
  6. 【請求項6】 上記弾性部材は、 送りねじの一端と当接する当接部と、 上記当接部と当接する送りねじをスラスト方向と第1の
    方向と第2の方向とに付勢する分力を発生する弾性変位
    部とを備え、 上記当接部と弾性変位部は合成樹脂材料を用いて略U字
    状に一体に形成されたことを特徴とする請求項5に記載
    のヘッド送り機構。
  7. 【請求項7】 光学ピックアップが設けられたピックア
    ップベースと、 ピックアップベースをガイドするガイド機構と、 ピックアップベースと係合し回転することによってピッ
    クアップベースをガイド機構に沿って送る送りねじと、 送りねじを回転させる回転駆動機構と、 ガイド機構と回転駆動機構が配置されると共に少なくと
    も一方がスラスト軸受として形成され送りねじを支持す
    る一対の軸受部を有するベースと、 ベースに設けられると共に送りねじの一端が当接し送り
    ねじに対してスラスト方向とスラスト方向に直交する方
    向とに付勢力を加える付勢機構とを備えたことを特徴と
    する光学ピックアップの送り機構。
  8. 【請求項8】 上記付勢機構は、 送りねじの一端と当接し送りねじをスラスト方向とスラ
    スト方向に直交する方向とに付勢する弾性部材を備えた
    ことを特徴とする請求項7に記載の光学ピックアップの
    送り機構。
  9. 【請求項9】 上記弾性部材は、 送りねじの一端と当接する当接部と、 上記当接部と当接する送りねじをスラスト方向とスラス
    ト方向に直交する方向とに付勢する分力を発生する弾性
    変位部とを備えたことを特徴とする請求項8に記載の光
    学ピックアップの送り機構。
  10. 【請求項10】 上記当接部と上記弾性変位部は合成樹
    脂材料を用いて略U字状に一体に形成されたことを特徴
    とする請求項9に記載の光学ピックアップの送り機構。
  11. 【請求項11】 上記付勢機構は、 送りねじの一端と当接し送りねじをスラスト方向とスラ
    スト方向に直交する第1の方向とスラスト方向に直交し
    且つ第1の方向に直交する第2の方向とに付勢する弾性
    部材を備えたことを特徴とする請求項7に記載の光学ピ
    ックアップの送り機構。
  12. 【請求項12】 上記弾性部材は、 送りねじの一端と当接する当接部と、 上記当接部と当接する送りねじをスラスト方向と第1の
    方向と第2の方向とに付勢する分力を発生する弾性変位
    部とを備え、 上記当接部と弾性変位部は合成樹脂材料を用いて略U字
    状に一体に形成されたことを特徴とする請求項11に記
    載の光学ピックアップの送り機構。
  13. 【請求項13】 上記ガイド機構と送りねじは、ベース
    の光学ピックアップを挟んで光学ピックアップの両側に
    各別に配置されたことを特徴とする請求項7に記載の光
    学ピックアップの送り機構。
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