JPH10162276A - 設備機器保守情報の授受装置 - Google Patents

設備機器保守情報の授受装置

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JPH10162276A
JPH10162276A JP32288096A JP32288096A JPH10162276A JP H10162276 A JPH10162276 A JP H10162276A JP 32288096 A JP32288096 A JP 32288096A JP 32288096 A JP32288096 A JP 32288096A JP H10162276 A JPH10162276 A JP H10162276A
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JP
Japan
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data
maintenance
office
equipment
information
Prior art date
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Pending
Application number
JP32288096A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Suenaga
博史 末永
Toru Kato
亨 加藤
Masafumi Kadowaki
雅史 門脇
Makoto Soratani
誠 空谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守部署と情報蓄積部署間で授受されたデー
タを何等の手間を要することなく業務管轄部署で把握す
ることができ、又、全体の回線数、保守部署の端末装置
数の減少が可能な設備機器保守情報の授受装置を提供す
ること。 【解決手段】 営業所1、情報センタ2、管制センタ
3、支社6はネットワーク中継器1d、2c、3b、6
aを備え、営業所1は支社6のネットワーク中継器6a
を介して情報センタ2、管制センタ3、支社6とデータ
の授受を行う。支社6の支社コンピュータ6bはネット
ワーク中継器6aを介するデータをデータベース6cに
格納する。監視端末装置4A11〜4A1nからの異常発報
データは、管制装置3aから、管制装置3、情報センタ
2、支社6、営業所1の各ネットワーク中継器3b、2
c、6a、1dを経て営業所端末装置1cへ入力され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客建造物(ビ
ル)の設備機器の保守を担当する営業所と全顧客および
その設備機器のデータを蓄積する情報センタ、又は当該
設備機器監視を行う管制センタとの間のデータの授受を
行う設備機器保守情報の授受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビルに備えられたエレベータ等の
設備機は高度化、複雑化しているので、これらに異常が
発生した場合、専門の技術者でなければ当該異常に対処
することは困難である。このため、当該設備機器の異常
の処理や異常の発生を阻止する業務等の、いわゆる保守
を行う保守会社が設立されている。
【0003】このような保守会社は管制センタを備えて
顧客の設備機器の監視を行うとともに、顧客ビルを担当
する営業所を設け、営業所に所属する保守員が定期的に
担当顧客ビルを巡回して整備機器の検査や補修等を行っ
ている。さらに営業所の保守員は設備機器の大幅な改修
工事等も受注する。又、保守会社には、情報センタが設
けられ、ここに、上記顧客に関するデータ(氏名、住
所)や、その顧客の設備機器に関するデータ(設置年月
日、型式、保守の巡回データ、補修データ、異常来歴)
等、保守の為に必要なデータ(設備機器保守情報)を蓄
積する。上記営業所、管制センタ、および情報センタ間
では常時データの授受が行われる。これを図4により説
明する。
【0004】図4は、従来の設備機器保守情報の授受装
置のブロック図である。この図で、1は営業所(多数の
営業所があるが、1つの営業所のみが図示されてい
る。)、2は情報センタ、3は管制センタ、4A11〜4
1nは各ビルに設置され、そのビルの設備機器の異常を
検出する監視端末装置、5は電話回線の交換局を示す。
営業所1は、情報センタ2と情報の授受を行う営業所端
末装置1a、および、管制センタ3からの異常を受信し
てこれを表示する営業所端末装置1bを備えている。情
報センタ2は、所定の制御を行うホストコンピュータ2
aおよび、保守会社が保守契約している全顧客情報およ
び設備機器保守情報が蓄積されているデータベース2b
を備えている。データベース2bに対するデータの書込
みおよび読みだしはホストコンピュータ2aの制御の下
に行われる。管制センタ3は監視対象の各監視端末装置
4A11〜4A1nと接続される管制装置3aを備えてい
る。
【0005】営業所1の保守員は自己の担当ビルのエレ
ベータについて、例えば補修を行いたい場合、営業所端
末装置1aを操作し、情報センタ2に対して、該当エレ
ベータの各種データを要求する。この要求を受信したホ
ストコンピュータ2aはデータベース2bから要求され
たデータを読み出し、これを営業所端末装置1aへ送信
する。保守員は、送信されたデータを参照して該当エレ
ベーターの補修を行う。一方、各監視端末装置4A11
4A1nのうちのいずれかの監視端末装置、例えば監視端
末装置4A11が設備機器の異常を検出すると、この監視
端末装置4A11は管制センタ3に対して異常を発報す
る。この発報は管制装置3aで受信され表示される。管
制センタ3のオペレータは当該表示をみて、所要のデー
タ(異常発生ビル、異常発生設備機器、異常の態様等)
を当該ビルを担当する営業所、例えば営業所1の営業所
端末装置1bへ送信する。営業所1では、この異常を受
信すると当該ビルの近くを巡回している保守員に連絡
し、この当該ビルに派遣して異常の処理を行わせる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、保守会社の
保守対象のビルは全国に存在し、その数も極めて多い。
これに応じて営業所1の数も多くなり、多数の営業所の
業務を保守会社の本社1個所のみで管轄することは困難
になる。このため、全営業所を複数のブロックに分割
し、各ブロック毎に支社を設け、これら支社により管轄
するブロック内の営業所の業務を管轄する手段が採用さ
れる。この場合、支社は、管轄下にある営業所が行う業
務内容をすべて把握する必要がある。ところが、上記構
成の授受装置では、各営業所は独自に情報センタ2にデ
ータを要求し、情報センタ2は要求に応じて直接営業所
にデータを送り出しているので、支社はこれらデータの
授受とその内容を把握することができず、これを把握す
るため、管轄下の営業所1に対して授受されたデータを
問い合わせ、又は報告させる手段を採用している。した
がって、支社、営業所のいずれも問い合わせ、報告のた
めの手間と時間を要していた。又、通信回路は営業所1
と情報センタ2間の通信回路、および営業所1と管制セ
ンタ3間の通信回路の2回線を必要とし、これに応じて
営業所に2つの営業所端末装置1a、1bを設置しなけ
ればならず、コスト高となるという問題点もあった。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、保守部署と情報蓄積部署間で授受されたデ
ータを何等の手間を要することなく業務管轄部署で把握
することができ、又全体の回線数を減少させることがで
き、これにより保守部署の端末装置数を減少させること
ができる設備機器保守情報の授受装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、顧客建造物の設備機器の保守を
担当する多数の保守部署とすべての前記顧客およびその
設備機器のデータを記憶するデータベースを備えた情報
蓄積部署との間でデータの授受を行う設備機器保守情報
の授受装置において、前記多数の保守部署のうちの所定
の複数の保守部署の業務を管轄する業務管轄部署に、管
轄対象保守部署と前記情報蓄積部署との間のデータの授
受を中継する通信装置と、この通信装置で中継されるデ
ータを記録する記録部とを設けたことを特徴とする。
【0009】又、請求項2の発明は、顧客建造物の設備
機器の保守を担当する多数の保守部署とすべての前記顧
客およびその設備機器のデータを記憶するデータベース
を備えた情報蓄積部署との間でデータの授受を行うとと
もに、前記各設備機器の管制装置と前記各保守部署との
間でデータの授受を行う設備機器保守情報の授受装置に
おいて、前記多数の保守部署のうちの所定の複数の保守
部署の業務を管轄する業務管轄部署に、管轄対象保守部
署と前記情報蓄積部署との間のデータの授受を中継する
通信装置と、この通信装置で中継されるデータを記録す
る記録部とを設けるとともに、前記管制装置と前記情報
蓄積部署とをケーブルで接続し、かつ、当該情報蓄積部
署に、入力されたデータをこれに付加されているコード
に対応する送信先へ切り替えて送信する送信切替手段を
設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の図示の実施の形態
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
設備機器保守情報の授受装置のブロック図である。この
図で図4に示す部分と同一又は等価な部分には同一符号
を付して説明を省略する。6は支社であり、営業所1、
その他のこの支社が管轄するブロック内の図示されてい
ない他の定められた営業所の業務を管轄している。以
下、図示の説明では、営業所1で上記他の営業所も代表
させる。営業所1には、コンピュータおよび回線切替手
段より成るネットワーク中継装置1dおよび、これに接
続される営業所端末装置1cが備えられている。又、支
社6には、上記ネットワーク中継装置1dと同じ機能を
備えたネットワーク中継装置6a、所定の制御を行う支
社コンピュータ6b、および所要のデータを記録するデ
ータベース6cが備えられている。情報センタ2には、
上記ネットワーク中継装置1d、6aと同じ機能を備え
たネットワーク中継装置2cが付加される。同様に管制
センタ3にも、上記各ネットワーク中継装置1d、6
a、2cと同じ機能を備えたネットワーク中継装置3d
が付加される。7は情報センタ2のネットワーク中継装
置2cと管制センタ3のネットワーク中継装置3bを接
続するケーブルである。
【0011】次に本実施の形態の動作を図2および図3
を参照して説明する。図2は営業所端末装置1cに表示
される操作指令画面を示す図、図3は営業所端末装置1
cで作成されるデータの構成図である。最初に、営業所
1から情報センタ2にアクセスして、データベース2b
から所要のデータを読み出す動作を説明する。営業所端
末装置1cを動作させるとその表示部には、図2に示す
操作指令画面1C、が表示される。操作者が情報センタ
ー2のデータベース2bに格納されている所要のエレベ
ータについての詳細データを取得するため、操作指令画
面1Cに表示されている「ホストコンピュータ接続」の
操作ボタン1c11を押すと、営業所端末装置1cは図3
に示す、制御コードD1(通信に必要なコード)、営業
所1を示す発信元番号D2、および操作ボタン1c11
押すことによる、発信先番号(情報センタ2の番号)D
3を作成する。次に、操作者は図示しない入力装置によ
り対象となるエレベータの番号をデータD4として入力
する。これにより、図3に示すデータDが作成される。
【0012】操作者が送信命令を入力すると、データD
はネットワーク中継装置1dに入力され、ネットワーク
中継装置1dは、データDの発信先番号D2を見て支社
6のネットワーク中継装置6aとの回線を開いてデータ
Dを送信する。ネットワーク中継装置6aは、送信され
たデータDのデータD2,D3を見て自己の管轄下の営業
所が関与していることを判断し、データDを支社コンピ
ュータ6bへ出力するとともに、発信先番号D2を見て
情報センタ2のネットワーク中継装置2cとの回線を開
いてデータDを送信する。ネットワーク中継装置2cは
送信されたデータDをホストコンピュータ2aへ出力す
る。
【0013】ホストコンピュータ2aはデータDの中の
データD4のエレベータ番号に基づき、データベース2
bから該当エレベータ番号のエレベータ詳細データを読
み出す。さらに、ホストコンピュータ2aは読み出され
たデータに、制御コードD1、発信元番号(情報センタ
番号)D2、および発信先番号(データ要求が送信され
た営業所1の番号)D3を付加してネットワーク中継装
置2cへ出力する。ネットワーク中継装置2cはこの発
信番号D3からその営業所1を管轄する支社6のネット
ワーク中継装置6aとの回線を開いてホストコンピュー
タ2aからのデータを送信する。
【0014】ネットワーク中継装置6aは送信されたデ
ータを支社コンピュータ6bへ出力するとともに、発信
先番号D3からネットワーク中継装置1dとの回線を開
いてデータを送信する。ネットワーク中継装置1dは、
送信されたデータを営業所端末装置1cへ出力する。こ
れにより、操作者は当該エレベータについての詳細なデ
ータを得ることができる。
【0015】又、支社6の支社コンピュータ6bには、
営業所端末装置1cから送信されたデータD(エレベー
ターの詳細データを情報センタを情報センタ2に要求す
るデータ)、および情報センタ2から営業所1へ送信さ
れたデータ(エレベータの詳細データ)が入力される。
支社コンピュータ6bはこれらデータが入力されると当
該データをデータベース6cに記録する。即ち、支社6
は自動的に発信元、発信先、発信内容を把握することが
できる。
【0016】上記の説明は、営業所1から情報センタ2
へアクセスする場合の説明であるが、営業所1から支社
6、管制センタ3へもアクセスすることができる。即
ち、図2に示すように、営業所端末装置1cの操作指令
画面1Cの「支社コンピュータ接続」の操作ボタン1c
21を押すことにより支社6と通信でき、又、「管制装置
接続」の操作ボタンを押すことにより管制センタ3と通
信を行うことができる。
【0017】一方、監視端末装置のいずれかが設備機器
の異常を検出して管制装置3aに異常発報を行った場
合、管制装置3aには異常発生設備機器、ビル名、異常
内容等の異常データが表示される。管制センタのオペレ
ータはこの異常発報に応じて当該ビルを担当する営業所
番号、および上記異常データを管制装置3aに入力す
る。管制装置3aはこれに基づいて、制御コードD1
発信元番号(管制センタ番号)D2、発信先番号(担当
営業所番号)D3、および異常データD4よりなるデータ
を作成し、これをネットワーク中継装置3bに出力す
る。ネットワーク中継装置3bは入力したデータをケー
ブル7を介して情報センタ2のネットワーク中継装置2
cへ送信する。この送信されたデータは以後、前述と同
様の手段で、当該営業所を管轄する支社6のネットワー
ク中継装置6a、当該営業所1のネットワーク中継装置
1dを経て当該営業所1の営業所端末装置1cへ送信さ
れ、その表示部へ異常データが表示される。営業所1で
の以後の処理は従来の処理と同じである。
【0018】このような異常データの送信はケーブル7
を設置することにより情報センタ2と営業所1との間の
回線を利用して行うことができ、従来の回線を1つ減ら
すことができ、送信コストを低減させることができる。
又異常データの送信と業務用の送信の回線が同一回線と
なるので、営業所端末を減少することもできる。
【0019】なお、上記実施の形態の説明では、データ
を要求する接続先を画面から指定するようにしている
が、要求するデータの内容に応じて自動的に接続先を選
択することもできる。又、管制センタの管制装置からそ
のネットワーク中継装置への出力データも監視端末装置
からの異常発報データに基づいて管制センタのオペレー
タによらず、自動的に出力することもできる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、保守部
署と情報蓄積部署との間のデータの授受に保守管轄部署
を介在させるようにしたので、保守管理部署の業務を何
等の手間も時間も要することなく確実に把握することが
できる。又、管制センタと情報蓄積部署とをケーブル接
続し、管制センタと保守部署の間の通信を上記ケーブル
および情報蓄積部署と保守部署との間の回線を利用して
行うようにしたので、回線数を減少させることができか
つ、保守部署の端末装置を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る設備機器保守情報の
授受装置のブロック図である。
【図2】図1に示す営業所端末装置に表示される操作指
令画面を示す図である。
【図3】図1に示す設備機器保守情報の授受装置の伝送
データの構成を示す図である。
【図4】従来の設備機器保守情報の授受装置のブロック
図である。
【符号の説明】
1 営業所 1c 営業所端末装置 1d、2c、3b、6a ネットワーク中継装置 2 情報センタ 2a ホストコンピュータ 2b データベース 3 管制センター 3a 管制装置 4A11〜4A1n 監視端末装置 6 支社 6b 支社コンピュータ 6c データベース 7 接続ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 空谷 誠 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客建造物の設備機器の保守を担当する
    多数の保守部署とすべての前記顧客およびその設備機器
    のデータを記憶するデータベースを備えた情報蓄積部署
    との間でデータの授受を行う設備機器保守情報の授受装
    置において、前記多数の保守部署のうちの所定の複数の
    保守部署の業務を管轄する業務管轄部署に、管轄対象保
    守部署と前記情報蓄積部署との間のデータの授受を中継
    する通信装置と、この通信装置で中継されるデータを記
    録する記録部とを設けたことを特徴とする設備機器保守
    情報の授受装置。
  2. 【請求項2】 顧客建造物の設備機器の保守を担当する
    多数の保守部署とすべての前記顧客およびその設備機器
    のデータを記憶するデータベースを備えた情報蓄積部署
    との間でデータの授受を行うとともに、前記各設備機器
    の管制装置と前記各保守部署との間でデータの授受を行
    う設備機器保守情報の授受装置において、前記多数の保
    守部署のうちの所定の複数の保守部署の業務を管轄する
    業務管轄部署に、管轄対象保守部署と前記情報蓄積部署
    との間のデータの授受を中継する通信装置と、この通信
    装置で中継されるデータを記録する記録部とを設けると
    ともに、前記管制装置と前記情報蓄積部署とをケーブル
    で接続し、かつ、当該情報蓄積部署に、入力されたデー
    タをこれに付加されているコードに対応する送信先へ切
    り替えて送信する送信切替手段を設けたことを特徴とす
    る設備機器保守情報の授受装置。
JP32288096A 1996-12-03 1996-12-03 設備機器保守情報の授受装置 Pending JPH10162276A (ja)

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