JPH10162195A - 紙葉類処理装置、紙葉類裁断装置、および紙葉類処理方法 - Google Patents

紙葉類処理装置、紙葉類裁断装置、および紙葉類処理方法

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JPH10162195A
JPH10162195A JP8316308A JP31630896A JPH10162195A JP H10162195 A JPH10162195 A JP H10162195A JP 8316308 A JP8316308 A JP 8316308A JP 31630896 A JP31630896 A JP 31630896A JP H10162195 A JPH10162195 A JP H10162195A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、紙葉類のジャム処理時におけるオ
ペレートミスがなく、紙葉類を確実に処理できる信頼性
の高い紙葉類裁断装置、および紙葉類処理装置を提供す
る。 【解決手段】裁断装置は、裁断刃21に向かう搬送路上
に紙葉類を計数する裁断カウンタ46を有し、裁断カウ
ンタ46により紙葉類を計数したか否かを表示するLE
D35を有している。これにより、裁断装置で紙葉類の
ジャムを生じた場合、当該紙葉類が裁断する紙葉類とし
てカウント済みであるか否かの判断を容易にでき、紙葉
類のジャム処理時に、裁断すべき紙葉類を再供給し、或
いは再供給すべき紙葉類を裁断するといったオペレート
ミスを生じることがなく、紙葉類を確実に処理でき、装
置の信頼性を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙葉類裁断装
置、およびこの紙葉類裁断装置を備えた紙葉類処理装置
に関するものであり、特に、有価証券等の紙葉類を裁断
処理するに適した紙葉類裁断装置、および紙葉類処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙葉類処理装置として、複数枚の
紙葉類を一枚づつ取出す取出部と、取出部にて取出され
た紙葉類を搬送路を介して所定の処理装置へ搬送する搬
送部と、搬送路を介して搬送される紙葉類が裁断すべき
紙葉類であるか否かを検査する検査部と、検査部にて裁
断すべき紙葉類であることが判断された紙葉類を裁断す
る裁断装置と、を備えたものが知られている。尚、裁断
装置の直前の搬送路上には、裁断装置に向けて搬送され
た紙葉類の枚数を計数するカウンタが設けられている。
カウンタは、紙葉類の後端通過をもって紙葉類をカウン
トする。
【0003】しかして、取出部により取出された紙葉類
は、搬送路を介して検査部へ搬送され、検査部における
検査結果に従って処理される。例えば、検査部にて裁断
すべき紙葉類であることが判断された紙葉類は、裁断装
置へ向けて搬送され、カウンタによりカウントされた
後、裁断装置にて裁断される。
【0004】この種の紙葉類処理装置において紙葉類の
ジャムを生じた場合、ジャム発生と同時に紙葉類処理装
置が即座に停止されてジャム処理がなされる。この際、
裁断装置直前に設けられたカウンタの近くの搬送路上に
残留した紙葉類は、オペレーターにより再供給、或い裁
断が判断され、この判断に従って処理される。つまり、
カウンタの手前側の搬送路上に残留した紙葉類およびカ
ウンタを通過中の紙葉類は、その後端がカウンタを通過
していないものと判断できるため、再供給すべき紙葉類
と判断され、カウンタを通り過ぎた搬送路上に残留した
紙葉類はカウント済みの紙葉類と判断される。そして、
再供給と判断された紙葉類が取出部を介して再供給さ
れ、カウント済みと判断された紙葉類が裁断装置におい
て手動にて裁断される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ジャム
発生時に、例えば、カウンタの近くの搬送路上で紙葉類
が何かに引っ掛かって破損し、或いは裁断装置の手前で
紙葉類が搬送路から脱落した場合、紙葉類がカウント済
みであるか否かの判断ができない。この場合、オペレー
ターの判断ミスにより、カウントされていない再供給す
べき紙葉類を裁断し、或いはカウント済みの裁断すべき
紙葉類を再供給してしまうといったオペレートミスを生
じる問題がある。
【0006】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、紙葉類のジャム処理時におけるオペレ
ートミスがなく、紙葉類を確実に処理できる信頼性の高
い紙葉類裁断装置、および紙葉類処理装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載の紙葉類処理装置は、
紙葉類を供給する供給手段と、上記供給手段にて供給さ
れた紙葉類を搬送路上に取出す取出手段と、上記取出手
段にて取出された紙葉類を上記搬送路を介して搬送する
搬送手段と、上記搬送路上に設けられ、上記搬送手段に
て搬送される紙葉類を検査し、該紙葉類が裁断されるべ
き紙葉類であるか否かを判断する検査手段と、上記検査
手段の下流側の上記搬送路上に設けられ、上記検査手段
にて裁断すべき紙葉類であることが判断された紙葉類を
裁断する裁断手段と、上記裁断手段へ向けて搬送される
紙葉類を計数する計数手段と、上記計数手段にて紙葉類
を計数したか否かを表示する表示手段と、を備えてい
る。
【0008】この紙葉類処理装置によると、裁断手段に
向かう紙葉類を計数したか否かを表示する表示手段を有
している。これにより、処理装置内で紙葉類のジャムを
発生した場合、裁断手段に向かう途中で停止された紙葉
類が裁断する紙葉類として計数済みであるか否かを容易
に判断でき、裁断すべき紙葉類を再供給し、或いは再供
給すべき紙葉類を裁断するといったオペレートミスを生
じることがなく、紙葉類を確実に処理できる。
【0009】また、この発明のうち請求項2記載の紙葉
類処理装置は、紙葉類を供給する供給手段と、上記供給
手段にて供給された紙葉類を搬送路上に取出す取出手段
と、上記取出手段にて取出された紙葉類を上記搬送路を
介して搬送する搬送手段と、上記搬送路上に設けられ、
上記搬送手段にて搬送される紙葉類を検査し、該紙葉類
が裁断されるべき紙葉類であるか否かを判断する検査手
段と、上記検査手段の下流側の上記搬送路上に設けら
れ、上記検査手段にて裁断すべき紙葉類であることが判
断された紙葉類を裁断する裁断手段と、上記裁断手段へ
向けて搬送される紙葉類を計数する計数手段と、上記計
数手段を含む上記裁断手段の直前までの領域を包囲し、
該領域内の紙葉類へのアクセスを規制する規制手段と、
上記領域内の紙葉類が上記計数手段にて計数済みである
か否かを表示する表示手段と、を備えている。
【0010】この紙葉類処理装置によると、計数手段を
含む裁断手段の直前までの領域を包囲し、この領域内の
紙葉類へのアクセスを規制する規制手段を備えている。
これにより、紙葉類のジャム処理時において、上記領域
内の紙葉類のみ計数済みであるか否かの判断の対象とな
るため、処理装置全体の信頼性を向上できる。
【0011】また、この発明のうち請求項3記載の紙葉
類処理装置は、紙葉類を供給する供給手段と、上記供給
手段にて供給された紙葉類を搬送路上に取出す取出手段
と、上記取出手段にて取出された紙葉類を上記搬送路を
介して搬送する搬送手段と、上記搬送路上に設けられ、
上記搬送手段にて搬送される紙葉類を検査し、該紙葉類
が裁断されるべき紙葉類であるか否かを判断する検査手
段と、上記検査手段の下流側の上記搬送路上に設けら
れ、上記検査手段にて裁断すべき紙葉類であることが判
断された紙葉類を裁断する裁断手段と、上記裁断手段へ
向けて搬送される紙葉類を計数する計数手段と、上記計
数手段を含む上記裁断手段の直前までの領域を包囲し、
該領域内の紙葉類へのアクセスを規制する規制手段と、
上記領域内の紙葉類が上記計数手段にて計数済みである
か否かを表示する表示手段と、上記規制手段にて上記領
域内の紙葉類へのアクセスを規制した状態で上記表示手
段の確認を不能とし、上記規制手段による上記領域内の
紙葉類へのアクセスの規制を解除した状態で上記表示手
段の確認を可能とする手段と、を備えている。
【0012】この紙葉類処理装置によると、規制手段に
より上記領域内の紙葉類へのアクセスを規制した状態で
上記表示手段の確認を不能とし、紙葉類へのアクセス規
制を解除した状態で上記表示手段の確認を可能とする手
段を有している。これにより、紙葉類のジャム処理時
に、規制手段による規制を解除して初めて表示手段を確
認することができ、第三者による紙葉類の状態の判断を
不可能とし、処理装置全体の信頼性を更に向上できる。
【0013】また、この発明のうち請求項4記載の紙葉
類処理装置は、紙葉類を供給する供給手段と、上記供給
手段にて供給された紙葉類を搬送路上に取出す取出手段
と、上記取出手段にて取出された紙葉類を上記搬送路を
介して搬送する搬送手段と、上記搬送路上に設けられ、
上記搬送手段にて搬送される紙葉類を検査し、該紙葉類
が裁断されるべき紙葉類であるか否かを判断する検査手
段と、上記検査手段の下流側の上記搬送路上に設けら
れ、上記検査手段にて裁断すべき紙葉類であることが判
断された紙葉類を裁断する裁断手段と、上記裁断手段へ
向けて搬送される紙葉類を計数する計数手段と、上記計
数手段を含む上記裁断手段の直前までの領域を包囲し、
該領域内の紙葉類へのアクセスを規制する規制手段と、
上記領域内の紙葉類にアクセス不能な閉塞位置と上記領
域内の紙葉類にアクセス可能な開放位置との間で上記規
制手段を開閉可能に設けられた開閉手段と、上記領域内
に設けられ、上記領域内の紙葉類が上記計数手段にて計
数済みであるか否かを表示する表示手段と、上記開閉手
段に設けられ、上記開閉手段を上記閉塞位置に配置した
状態で上記表示手段の確認を不能とし、上記開閉手段を
上記開放位置に配置した状態で上記表示手段の確認を可
能とするカバー手段と、を備えている。
【0014】この紙葉類処理装置によると、上記領域内
の紙葉類にアクセス不能な閉塞位置と上記領域内の紙葉
類にアクセス可能な開放位置との間で開閉可能に設けら
れたい開閉手段を有している。また、開閉手段は、閉塞
位置に配置された際に表示手段をカバーし、開放位置に
配置された際に表示手段を表示可能とするカバー手段を
有している。従って、紙葉類のジャム処理時に、カバー
手段を開放することによってのみ表示手段を確認するこ
とができ、第三者による紙葉類の状態の判断を不可能と
し、処理装置全体の信頼性を向上できる。
【0015】また、上記請求項4記載の紙葉類処理装置
において、上記開閉手段は、透明な部材により形成され
ても良い。また、この発明のうち請求項6記載の紙葉類
裁断装置は、裁断すべき紙葉類を搬送する搬送手段と、
上記搬送手段にて搬送される紙葉類を裁断する裁断手段
と、上記裁断手段へ向けて搬送される紙葉類を計数する
計数手段と、上記計数手段にて紙葉類を計数したか否か
を表示する表示手段と、を備えている。
【0016】この紙葉類裁断装置によると、裁断手段に
向かう紙葉類を計数したか否かを表示する表示手段を有
している。これにより、裁断装置内で紙葉類のジャムを
発生した場合、裁断手段に向かう途中で停止された紙葉
類が裁断する紙葉類として計数済みであるか否かを容易
に判断でき、裁断すべき紙葉類を再供給し、或いは再供
給すべき紙葉類を裁断するといったオペレートミスを生
じることがなく、紙葉類を確実に処理できる。
【0017】また、この発明のうち請求項7記載の紙葉
類裁断装置は、裁断すべき紙葉類を搬送する搬送手段
と、上記搬送手段にて搬送される紙葉類を裁断する裁断
手段と、上記裁断手段へ向けて搬送される紙葉類を計数
する計数手段と、上記計数手段を含む上記裁断手段の直
前までの領域を包囲し、該領域内の紙葉類へのアクセス
を規制する規制手段と、上記領域内の紙葉類が上記計数
手段にて計数済みであるか否かを表示する表示手段と、
を備えている。
【0018】この紙葉類裁断装置によると、計数手段を
含む裁断手段の直前までの領域を包囲し、この領域内の
紙葉類へのアクセスを規制する規制手段を備えている。
これにより、紙葉類のジャム処理時において、上記領域
内の紙葉類のみ計数済みであるか否かの判断の対象とな
るため、裁断装置全体の信頼性を向上できる。
【0019】また、この発明のうち請求項8記載の紙葉
類裁断装置は、裁断すべき紙葉類を搬送する搬送手段
と、上記搬送手段にて搬送される紙葉類を裁断する裁断
手段と、上記裁断手段へ向けて搬送される紙葉類を計数
する計数手段と、上記計数手段を含む上記裁断手段の直
前までの領域を包囲し、該領域内の紙葉類へのアクセス
を規制する規制手段と、上記領域内の紙葉類が上記計数
手段にて計数済みであるか否かを表示する表示手段と、
上記規制手段にて上記領域内の紙葉類へのアクセスを規
制した状態で上記表示手段の確認を不能とし、上記規制
手段による上記領域内の紙葉類へのアクセスの規制を解
除した状態で上記表示手段の確認を可能とする手段と、
を備えている。
【0020】この紙葉類裁断装置によると、規制手段に
より上記領域内の紙葉類へのアクセスを規制した状態で
上記表示手段の確認を不能とし、紙葉類へのアクセス規
制を解除した状態で上記表示手段の確認を可能とする手
段を有している。これにより、紙葉類のジャム処理時
に、規制手段による規制を解除して初めて表示手段を確
認することができ、第三者による紙葉類の状態の判断を
不可能とし、裁断装置全体の信頼性を更に向上できる。
【0021】また、この発明のうち請求項9記載の紙葉
類裁断装置は、裁断すべき紙葉類を搬送する搬送手段
と、上記搬送手段にて搬送される紙葉類を裁断する裁断
手段と、上記裁断手段へ向けて搬送される紙葉類を計数
する計数手段と、上記計数手段を含む上記裁断手段の直
前までの領域を包囲し、該領域内の紙葉類へのアクセス
を規制する規制手段と、上記領域内の紙葉類にアクセス
不能な閉塞位置と上記領域内の紙葉類にアクセス可能な
開放位置との間で上記規制手段を開閉可能に設けられた
開閉手段と、上記領域内に設けられ、上記領域内の紙葉
類が上記計数手段にて計数済みであるか否かを表示する
表示手段と、上記開閉手段に設けられ、上記開閉手段を
上記閉塞位置に配置した状態で上記表示手段の確認を不
能とし、上記開閉手段を上記開放位置に配置した状態で
上記表示手段の確認を可能とするカバー手段と、を備え
ている。
【0022】この紙葉類裁断装置によると、上記領域内
の紙葉類にアクセス不能な閉塞位置と上記領域内の紙葉
類にアクセス可能な開放位置との間で開閉可能に設けら
れたい開閉手段を有している。また、開閉手段は、閉塞
位置に配置された際に表示手段をカバーし、開放位置に
配置された際に表示手段を表示可能とするカバー手段を
有している。従って、紙葉類のジャム処理時に、カバー
手段を開放することによってのみ表示手段を確認するこ
とができ、第三者による紙葉類の状態の判断を不可能と
し、裁断装置全体の信頼性を向上できる。
【0023】また、上記請求項9記載の紙葉類処理装置
において、上記開閉手段は、透明な部材により形成され
ても良い。更に、この発明のうち請求項11記載の紙葉
類処理方法は、紙葉類を供給する供給工程と、上記供給
工程にて供給された紙葉類を搬送路上に取出す取出工程
と、上記取出工程にて取出された紙葉類を上記搬送路を
介して搬送する搬送工程と、上記搬送工程にて搬送され
る紙葉類を検査し、該紙葉類が裁断されるべき紙葉類で
あるか否かを判断する検査工程と、上記検査工程にて裁
断すべき紙葉類であることが判断された紙葉類を上記搬
送路上に設けられた裁断装置により裁断する裁断工程
と、上記裁断装置へ向けて搬送される紙葉類を計数する
計数工程と、上記計数工程にて紙葉類を計数したか否か
を表示する表示工程と、を備えている。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、この
発明の紙葉類処理装置1(以下、単に処理装置1と称す
る)を概略的に示している。この図は、複数枚の紙葉類
を積層した紙葉類群Sから紙葉類を1枚づつ取出して、
計測、検査し、適、不適、排出の3様に分類し、排出紙
葉類については搬送される都度、裁断装置(後述する)
によって裁断、排出する処理装置1を示している。
【0025】処理装置1は、処理すべき紙葉類を複数枚
積層した紙葉類群Sを載置するホッパー2(供給手
段)、ホッパー2の上方の所定位置に配置され、紙葉類
群Sの最上の紙葉類から一葉づつ取出す取出ロータ4
(取出手段)、取出ロータ4により取出された紙葉類を
搬送する搬送路6(搬送手段)、および、搬送路6を介
して搬送される紙葉類を検査し、紙葉類を適、不適、排
出の3様に分類するための複数のセンサから成るセンサ
システム8(検査手段)を有している。
【0026】センサシステム8より下流側の搬送路6
は、センサシステム8による検査結果に従って紙葉類を
所定の処理装置へ搬送すべく複数の方向に分岐されてい
る。分岐された各搬送路の端部には、センサシステム8
において適として分類された紙葉類(適紙葉類)を積層
する第1積層部11、センサシステム8において不適と
して分類された紙葉類(不適紙葉類)を積層する第2積
層部12、センサシステム8において排出に分類された
紙葉類(排出紙葉類)または(必要に応じて)不適紙葉
類を裁断処理する裁断装置20(裁断手段)、および、
センサシステム8において適、不適、排出のいずれにも
分類されなかった紙葉類を積層する第3積層部13がそ
れぞれ接続されている。尚、搬送路6の各分岐位置に
は、紙葉類の搬送方向をセンサシステム8の分類結果に
従って所定の方向に振り分けるための第1乃至第3ゲー
ト15、16、17がそれぞれ配設されている。
【0027】第1および第2積層部11、12の下方の
所定位置には、それぞれの積層部にて積層した紙葉類を
所定枚数、例えば100枚毎にバンドで施封するための
バンダー13、14が配設されている。各バンダー1
3、14の下方であって処理装置1の底部には、バンダ
ーを介して施封された紙葉類の束を処理装置1の外部へ
搬出する搬出コンベア18が設けられている。
【0028】裁断装置20は、裁断した紙葉類の裁断片
を排出するための気送管22を有し、処理装置1に隣接
する位置には、気送管22を介して排出された裁断片を
収集する収集箱24が配設されている。
【0029】上記のように構成された処理装置1は、以
下のように作動される。まず、ホッパー2内に紙葉類群
Sが投入され、取出ロータ4が回転されて最上の紙葉類
が搬送路6上に取出される。取出ロータ4は、引続き回
転されて複数の紙葉類が搬送路6上に一葉づつ順に取出
される。
【0030】搬送路6上に取出された紙葉類は、センサ
システム8によって検査され、適紙葉類、不適紙葉類、
排出紙葉類のいずれかに分類される。この際、センサシ
ステム8における分類結果に従って第1乃至第3ゲート
15、16、17がそれぞれ所定のタイミングで所定方
向に切換えられる。そして、適紙葉類が第1積層部11
へ積層され、不適紙葉類が第2積層部12へ積層され、
排出紙葉類が裁断装置20にて裁断される。尚、センサ
システム8において上述した3様のいずれにも分類でき
なかった紙葉類は、第3積層部13へ搬送されて積層さ
れ、オペレーターにより処理される。
【0031】第1および第2積層部11、12に積層さ
れた紙葉類は、バンダー13、14にて100枚づつ施
封され、搬出コンベア18を介して処理装置1の外へ搬
出される。一方、裁断装置20に送られた紙葉類は、こ
こで細かい裁断片に裁断され、気送管22を介して収集
箱24に送られて収集される。
【0032】次に、上記裁断装置20について詳細に説
明する。図2に示すように、裁断装置20は、第2ゲー
ト16を介して搬送路6から分岐された裁断搬送路6a
上に配設されている。
【0033】第2ゲート16の上流側であって第2ゲー
ト16の直前の搬送路6上には、第1センサとしてのセ
ンサAが配設されている。センサAは、搬送路6を横切
る光軸を有する発光部および受光部を有し、発光部から
の光が受光部にて受光されない場合、つまり紙葉類の通
過によりセンサAの光軸が遮断される場合にオンされ、
紙葉類の通過を検知するようになっている。
【0034】裁断装置20内であって第2ゲート16の
下流側の裁断搬送路6a上には、第2センサとしてのセ
ンサB、第3センサ、即ち計数手段としてのセンサC、
および一対の裁断刃21を有する裁断部25、が紙葉類
の搬送方向に沿って順に配設されている。尚、センサB
およびCは、センサAと同様に構成され、両者間の距離
は、搬送される紙葉類が両方のセンサBおよびCにより
同時に検知されることのない値に設定されている。ま
た、センサCを含む裁断部25の直前までの領域は、施
錠可能なセキュリティーボックス30(規制手段)によ
り包囲されており、施錠を外さない限りこの領域には外
部からアクセスすることができないようになっている。
【0035】図3(a)はセキュリティーボックス30
のドア31を閉じた状態を示し、図3(b)はセキュリ
ティーボックス30のドア31を開放した状態を示して
いる。セキュリティーボックス30のドア31(開閉手
段)は、透明な部材により形成され、図示しないヒンジ
等を介してセキュリティーボックス30の一端部に回動
自在に取付けられている。従って、セキュリティーボッ
クス30内部は、ドア31を閉じた状態(図3aに示す
状態)で外部から視認できるようになっている。
【0036】セキュリティーボックス30のドア31に
は錠32が設けられており、セキュリティーボックス3
0の他端部にはドアの開閉により作動される開閉スイッ
チ33が設けられている。尚、セキュリティーボックス
30は、処理装置1の管理責任者によってのみアクセス
が許されており、錠32は管理責任者によってのみ開錠
できるようになっている。
【0037】また、セキュリティーボックス30内であ
って、ドア31が取付けられた図示しないヒンジ部近く
には、セキュリティーボックス30内のセンサCと連動
され、センサCによる紙葉類後端の通過検知の有無(後
述する裁断カウンタにより紙葉類を計数したか否か)を
表示する表示手段としてのLED35が配設されてい
る。LED35の近傍には、LED35に作動不良がな
いかどうかを確認するためのオン・オフスイッチ36が
設けられている。このオン・オフスイッチ36は、セキ
ュリティーボックス30のドア31を開放した際にLE
D35が消えている場合にLED35が故障していない
ことを確認するために押圧される。
【0038】更に、図示しないヒンジ部近くのドア31
側には、ドア31が閉じた状態でLED35の点滅状態
が見えないようにLED35を覆い隠すためのカバー3
7(カバー手段)が設けられている。これにより、ドア
31を閉じた状態で、第三者によりLED35が見られ
ることが防止され、管理責任者によりドア31を開けた
場合にのみ、管理責任者の立会のもとでLED35の点
滅を確認できるようになる。
【0039】次に、上記のように構成された裁断装置2
0の制御系について説明する。図4に示すように、裁断
装置20の制御系は、制御手段としてのコントロール/
ドライバー基板40(以下、単に基板40と称する)を
備えている。基板40には、処理装置1とは独立した電
源41が接続されている。
【0040】また、基板40には、紙葉類の通過を検知
するセンサA、B、C、第2ゲート16を所定の方向へ
切換えるソレノイド42、裁断刃21を回転させるモー
タ43、および裁断搬送路6aの搬送ローラ61を回転
させるモータ44が接続されている。
【0041】更に、基板40には、セーフティーボック
ス30のドア31の開閉状態を検知する開閉スイッチ3
3、裁断装置20に向かう排出紙葉類を裁断済みとして
カウントしたか否かを表示するLED35、LDE35
が正常に動作しているか否かを確認するためのオン・オ
フスイッチ36、各センサA、B、Cによる紙葉類先端
の検知回数をカウントする先端カウンタ45a、45
b、45c、紙葉類の後端がセンサCを通過した際に紙
葉類の裁断枚数としてカウントする裁断カウンタ46、
および紙葉類の各位置における通過時間を計測するタイ
マ47が接続されている。
【0042】次に、上記のように構成された裁断装置2
0における紙葉類の処理動作について図5に示すフロー
チャートを用いて説明する。尚、説明の便宜上、先端カ
ウンタ45aにてカウントした紙葉類先端がセンサAを
通過した回数をNA 、先端カウンタ45bにてカウント
した紙葉類先端がセンサBを通過した回数をNB 、先端
カウンタ45cにてカウントした紙葉類先端がセンサC
を通過した回数をNC、裁断カウンタ46にてカウント
した紙葉類後端がセンサCを通過した回数をND として
説明する。
【0043】紙葉類が裁断装置20に向けて搬送される
と、搬送路6上のセンサAに紙葉類の先端が到達したか
否かが判断される(ステップ1)。ステップ1にて紙葉
類の先端がセンサAに到達したことが判断されると、セ
ンサシステム8による分類結果に基づいて、センサAに
到達された紙葉類が排出紙葉類であるか否かが判断され
る(ステップ2)。
【0044】ステップ2にてセンサAに到達された紙葉
類が排出紙葉類ではないことが判断されると、搬送路6
が第1および第2積層部11、12の方向へ接続される
ように第2ゲート16が切換えられ(ステップ3)、当
該紙葉類が第1または第2積層部11、12に向けて搬
送されて積層される。
【0045】一方、ステップ2にてセンサAに到達され
た紙葉類が排出紙葉類であることが判断されると、先端
カウンタ45aにより排出紙葉類の先端通過1がカウン
トされる(ステップ4)。そして、先端カウンタ45a
によるカウント数NA が(センサBにおける紙葉類の先
端通過をカウントする)先端カウンタ45bによるカウ
ント数NB と比較され、NA =NB +1であるか否かが
判断される(ステップ5)。
【0046】ステップ5にてNA =NB +1ではないこ
とが判断されると、計数ジャムが判断され、裁断搬送路
6aを含む搬送路6を搬送中の紙葉類の搬送が停止され
る(ステップ6)。一方、ステップ5にてNA =NB +
1であることが判断されると、搬送路6が裁断装置20
に接続されるように第2ゲート16が切換えられ(ステ
ップ7)、排出紙葉類が裁断装置20に向けて搬送され
る。
【0047】ステップ7にて第2ゲートを切換えた直後
にタイマ47がオンされ(ステップ8)、第2ゲート1
6を切換えてから紙葉類の先端がセンサBに到達される
までの時間が計測され、予め用意した基準時間を超える
か否かが判断される(ステップ9)。そして、センサB
に紙葉類の先端が到達したか否かが判断され(ステップ
10)、基準時間内にセンサBに紙葉類の先端が到達さ
れない場合、センサAとセンサBとの間の裁断搬送路6
a上での搬送ジャムが判断され、裁断搬送路6aを含む
搬送路6を搬送中の紙葉類の搬送が停止される(ステッ
プ11)。
【0048】一方、基準時間内にセンサBに紙葉類の先
端が到達されると、先端カウンタ45bにより排出紙葉
類の先端通過1がカウントされる(ステップ12)。そ
して、先端カウンタ45bによるカウント数NB が先端
カウンタ45aによるカウント数NA および(センサC
における紙葉類の先端通過をカウントする)先端カウン
タ45cによるカウント数NC とそれぞれ比較され、N
B =NA であるか否かが判断される(ステップ13)と
ともに、NB =NC +1であるか否かが判断される(ス
テップ14)。
【0049】ステップ13にてNB =NA ではないこと
が判断され、および/或いはステップ14にてNB =N
C +1ではないことが判断されると、計数ジャムが判断
され、裁断搬送路6aを含む搬送路6を搬送中の紙葉類
の搬送が停止される(ステップ15)。一方、ステップ
13にてNB =NA であることが判断され、且つステッ
プ14にてNB =NC +1であることが判断されると、
紙葉類の搬送が続行されるとともにタイマ47がオンさ
れ(ステップ16)、紙葉類の先端がセンサBを通過し
てからセンサCを通過するまでの時間が計測され、予め
用意した基準時間を超えるか否かが判断される(ステッ
プ17)。
【0050】そして、センサCに紙葉類の先端が到達し
たか否かが判断され(ステップ18)、基準時間内にセ
ンサCに紙葉類の先端が到達されない場合、センサBと
センサCとの間の裁断搬送路6a上での搬送ジャムが判
断され、裁断搬送路6aを含む搬送路6を搬送中の紙葉
類の搬送が停止される(ステップ19)。
【0051】一方、基準時間内にセンサCに紙葉類の先
端が到達されると、LED35が点灯される(ステップ
20)とともに、先端カウンタ45cにより排出紙葉類
の先端通過1がカウントされる(ステップ21)。そし
て、先端カウンタ45cによるカウント数NC が先端カ
ウンタ45bのカウント数NB と比較され、NC =NB
であるか否かが判断される(ステップ22)。
【0052】ステップ22にてNC =HB ではないこと
が判断されると、計数ジャムが判断され、裁断搬送路6
aを含む搬送路6を搬送中の紙葉類の搬送が停止される
(ステップ23)。一方、ステップ22にてNC =NB
であることが判断されると、タイマ47がオンされ(ス
テップ24)、紙葉類の先端がセンサCに到達されてか
ら紙葉類の後端がセンサCを通過するまでの時間が計測
され、予め用意した基準時間を超えるか否かが判断され
る(ステップ25)。
【0053】そして、センサCを紙葉類の後端が通過し
たか否かが判断され(ステップ26)、基準時間内にセ
ンサCを紙葉類の後端が通過しない場合、センサC近傍
での搬送ジャムが判断され、裁断搬送路6aを含む搬送
路6を搬送中の紙葉類の搬送が停止される(ステップ2
7)。
【0054】一方、基準時間内にセンサCを紙葉類の後
端が通過されると、LED35が消灯される(ステップ
28)とともに、裁断カウンタ46により排出紙葉類の
“裁断”1がカウントされる(ステップ29)。そし
て、裁断カウンタ46によるカウント数ND が先端カウ
ンタ45cのカウント数NC と比較され、ND =NC で
あるか否かが判断される(ステップ30)。
【0055】ステップ30にてND =NC ではないこと
が判断されると、計数ジャムが判断され、裁断搬送路6
aを含む搬送路6を搬送中の紙葉類の搬送が停止される
(ステップ31)。一方、ステップ30にてND =NC
であることが判断されると、当該紙葉類が裁断刃21を
通過されて裁断され(ステップ32)、その裁断片が気
送管22を介して収集箱24へ送られて収集される。
【0056】ところで、上記ステップ6、15、23、
31に示すように計数ジャムが発生し、或いは上記ステ
ップ11、19、27に示すように搬送ジャムが発生
し、紙葉類の搬送が停止されると、ジャム処理の一環と
して、セキュリティーボックス30のドア31が開放さ
れてセキュリティーボックス30内の紙葉類のジャム処
理が成される。
【0057】本発明においては、セキュリティーボック
ス30のドア31を開放する前に、透明なドア31を介
してセキュリティーボックス30内に紙葉類のジャムが
発生しているか否かを確認し、ジャムが発生しているこ
とが確認された場合に管理責任者によりセキュリティー
ボックス30のドア31が開放される。ドア31を開け
ると同時にLED35のカバー37が開放され、管理責
任者の立会のもとでLED35の点滅状態が確認され
る。
【0058】ドア31を開放した際にLED35が点灯
している場合、紙葉類が裁断カウンタ46によりカウン
トされていないことを判断し、当該紙葉類をホッパー2
に再供給し、LED35が消灯されている場合、紙葉類
が裁断カウンタ46によりカウント済みであることを判
断し、当該紙葉類を手動にて裁断部25へ送り裁断処理
している。尚、ドア31を開放した際にLED35が消
えている場合には、管理責任者がオン・オフスイッチ3
6を押圧し、LED35が故障していないことを確認す
る。
【0059】以上のように、裁断装置20内における紙
葉類のジャム処理時に、LED35の点滅状態に応じて
紙葉類を取り扱うことにより、カウント済みの紙葉類を
ホッパー2に再供給し、或いはカウントされていない紙
葉類を裁断するといったオペレートミスを無くすことが
でき、紙葉類を確実に処理することができる。
【0060】また、紙葉類の取り扱いの判断を要するセ
ンサCから裁断刃21までの領域をセキュリティーボッ
クス30により包囲し、セキュリティーボックス30の
ドア31を閉じた状態でLED35を隠すカバー37を
設けたため、管理責任者がドア31を開けて初めてセキ
ュリティーボックス30内に残留した紙葉類の状態を判
断できるとともに紙葉類を取り扱うことができ、処理装
置1全体としての信頼性を向上できる。尚、この発明
は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、こ
の発明の範囲内で種々変形可能である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の紙葉類
裁断装置および紙葉類処理装置は、上記のような構成お
よび作用を有しているので、紙葉類のジャム処理時にお
けるオペレートミスの危険性がなく、紙葉類を確実に処
理でき、高い信頼性を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の紙葉類処理装置を示す概略
図。
【図2】図2は、図1の紙葉類処理装置に組込まれた紙
葉類裁断装置を示す概略図。
【図3】図3は、図2の紙葉類裁断装置に組込まれたセ
キュリティーボックスのドアの開閉状態を示す図。
【図4】図4は、図2の紙葉類裁断装置の制御系を示す
ブロック図。
【図5】図5は、図2の紙葉類裁断装置における処理動
作を説明するためのフローチャート。
【図6】図6は、図2の紙葉類裁断装置における処理動
作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…紙葉類処理装置、 2…ホッパー、 4…取出ロータ、 6…搬送路、 6a…裁断搬送路、 8…センサシステム、 15、16、17…第1乃至第3ゲート、 20…裁断装置、 21…裁断刃、 22…気送管、 24…収集箱、 25…裁断部、 30…セキュリティーボックス、 31…ドア、 33…開閉スイッチ、 35…LED、 36…オン・オフスイッチ、 37…カバー、 40…基板、 41…電源、 45a、45b、45c…先端カウンタ、 46…裁断カウンタ、 47…タイマ。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を供給する供給手段と、 上記供給手段にて供給された紙葉類を搬送路上に取出す
    取出手段と、 上記取出手段にて取出された紙葉類を上記搬送路を介し
    て搬送する搬送手段と、 上記搬送路上に設けられ、上記搬送手段にて搬送される
    紙葉類を検査し、該紙葉類が裁断されるべき紙葉類であ
    るか否かを判断する検査手段と、 上記検査手段の下流側の上記搬送路上に設けられ、上記
    検査手段にて裁断すべき紙葉類であることが判断された
    紙葉類を裁断する裁断手段と、 上記裁断手段へ向けて搬送される紙葉類を計数する計数
    手段と、 上記計数手段にて紙葉類を計数したか否かを表示する表
    示手段と、 を備えていることを特徴とする紙葉類処理装置。
  2. 【請求項2】 紙葉類を供給する供給手段と、 上記供給手段にて供給された紙葉類を搬送路上に取出す
    取出手段と、 上記取出手段にて取出された紙葉類を上記搬送路を介し
    て搬送する搬送手段と、 上記搬送路上に設けられ、上記搬送手段にて搬送される
    紙葉類を検査し、該紙葉類が裁断されるべき紙葉類であ
    るか否かを判断する検査手段と、 上記検査手段の下流側の上記搬送路上に設けられ、上記
    検査手段にて裁断すべき紙葉類であることが判断された
    紙葉類を裁断する裁断手段と、 上記裁断手段へ向けて搬送される紙葉類を計数する計数
    手段と、 上記計数手段を含む上記裁断手段の直前までの領域を包
    囲し、該領域内の紙葉類へのアクセスを規制する規制手
    段と、 上記領域内の紙葉類が上記計数手段にて計数済みである
    か否かを表示する表示手段と、 を備えていることを特徴とする紙葉類処理装置。
  3. 【請求項3】 紙葉類を供給する供給手段と、 上記供給手段にて供給された紙葉類を搬送路上に取出す
    取出手段と、 上記取出手段にて取出された紙葉類を上記搬送路を介し
    て搬送する搬送手段と、 上記搬送路上に設けられ、上記搬送手段にて搬送される
    紙葉類を検査し、該紙葉類が裁断されるべき紙葉類であ
    るか否かを判断する検査手段と、 上記検査手段の下流側の上記搬送路上に設けられ、上記
    検査手段にて裁断すべき紙葉類であることが判断された
    紙葉類を裁断する裁断手段と、 上記裁断手段へ向けて搬送される紙葉類を計数する計数
    手段と、 上記計数手段を含む上記裁断手段の直前までの領域を包
    囲し、該領域内の紙葉類へのアクセスを規制する規制手
    段と、 上記領域内の紙葉類が上記計数手段にて計数済みである
    か否かを表示する表示手段と、 上記規制手段にて上記領域内の紙葉類へのアクセスを規
    制した状態で上記表示手段の確認を不能とし、上記規制
    手段による上記領域内の紙葉類へのアクセスの規制を解
    除した状態で上記表示手段の確認を可能とする手段と、 を備えていることを特徴とする紙葉類処理装置。
  4. 【請求項4】 紙葉類を供給する供給手段と、 上記供給手段にて供給された紙葉類を搬送路上に取出す
    取出手段と、 上記取出手段にて取出された紙葉類を上記搬送路を介し
    て搬送する搬送手段と、 上記搬送路上に設けられ、上記搬送手段にて搬送される
    紙葉類を検査し、該紙葉類が裁断されるべき紙葉類であ
    るか否かを判断する検査手段と、 上記検査手段の下流側の上記搬送路上に設けられ、上記
    検査手段にて裁断すべき紙葉類であることが判断された
    紙葉類を裁断する裁断手段と、 上記裁断手段へ向けて搬送される紙葉類を計数する計数
    手段と、 上記計数手段を含む上記裁断手段の直前までの領域を包
    囲し、該領域内の紙葉類へのアクセスを規制する規制手
    段と、 上記領域内の紙葉類にアクセス不能な閉塞位置と上記領
    域内の紙葉類にアクセス可能な開放位置との間で上記規
    制手段を開閉可能に設けられた開閉手段と、 上記領域内に設けられ、上記領域内の紙葉類が上記計数
    手段にて計数済みであるか否かを表示する表示手段と、 上記開閉手段に設けられ、上記開閉手段を上記閉塞位置
    に配置した状態で上記表示手段の確認を不能とし、上記
    開閉手段を上記開放位置に配置した状態で上記表示手段
    の確認を可能とするカバー手段と、 を備えていることを特徴とする紙葉類処理装置。
  5. 【請求項5】 上記開閉手段は、透明な部材により形成
    されていることを特徴とする請求項4に記載の紙葉類処
    理装置。
  6. 【請求項6】 裁断すべき紙葉類を搬送する搬送手段
    と、 上記搬送手段にて搬送される紙葉類を裁断する裁断手段
    と、 上記裁断手段へ向けて搬送される紙葉類を計数する計数
    手段と、 上記計数手段にて紙葉類を計数したか否かを表示する表
    示手段と、 を備えていることを特徴とする紙葉類裁断装置。
  7. 【請求項7】 裁断すべき紙葉類を搬送する搬送手段
    と、 上記搬送手段にて搬送される紙葉類を裁断する裁断手段
    と、 上記裁断手段へ向けて搬送される紙葉類を計数する計数
    手段と、 上記計数手段を含む上記裁断手段の直前までの領域を包
    囲し、該領域内の紙葉類へのアクセスを規制する規制手
    段と、 上記領域内の紙葉類が上記計数手段にて計数済みである
    か否かを表示する表示手段と、 を備えていることを特徴とする紙葉類裁断装置。
  8. 【請求項8】 裁断すべき紙葉類を搬送する搬送手段
    と、 上記搬送手段にて搬送される紙葉類を裁断する裁断手段
    と、 上記裁断手段へ向けて搬送される紙葉類を計数する計数
    手段と、 上記計数手段を含む上記裁断手段の直前までの領域を包
    囲し、該領域内の紙葉類へのアクセスを規制する規制手
    段と、 上記領域内の紙葉類が上記計数手段にて計数済みである
    か否かを表示する表示手段と、 上記規制手段にて上記領域内の紙葉類へのアクセスを規
    制した状態で上記表示手段の確認を不能とし、上記規制
    手段による上記領域内の紙葉類へのアクセスの規制を解
    除した状態で上記表示手段の確認を可能とする手段と、 を備えていることを特徴とする紙葉類裁断装置。
  9. 【請求項9】 裁断すべき紙葉類を搬送する搬送手段
    と、 上記搬送手段にて搬送される紙葉類を裁断する裁断手段
    と、 上記裁断手段へ向けて搬送される紙葉類を計数する計数
    手段と、 上記計数手段を含む上記裁断手段の直前までの領域を包
    囲し、該領域内の紙葉類へのアクセスを規制する規制手
    段と、 上記領域内の紙葉類にアクセス不能な閉塞位置と上記領
    域内の紙葉類にアクセス可能な開放位置との間で上記規
    制手段を開閉可能に設けられた開閉手段と、 上記領域内に設けられ、上記領域内の紙葉類が上記計数
    手段にて計数済みであるか否かを表示する表示手段と、 上記開閉手段に設けられ、上記開閉手段を上記閉塞位置
    に配置した状態で上記表示手段の確認を不能とし、上記
    開閉手段を上記開放位置に配置した状態で上記表示手段
    の確認を可能とするカバー手段と、 を備えていることを特徴とする紙葉類裁断装置。
  10. 【請求項10】 上記開閉手段は、透明な部材により形
    成されていることを特徴とする請求項9に記載の紙葉類
    裁断装置。
  11. 【請求項11】 紙葉類を供給する供給工程と、 上記供給工程にて供給された紙葉類を搬送路上に取出す
    取出工程と、 上記取出工程にて取出された紙葉類を上記搬送路を介し
    て搬送する搬送工程と、 上記搬送工程にて搬送される紙葉類を検査し、該紙葉類
    が裁断されるべき紙葉類であるか否かを判断する検査工
    程と、 上記検査工程にて裁断すべき紙葉類であることが判断さ
    れた紙葉類を上記搬送路上に設けられた裁断装置により
    裁断する裁断工程と、 上記裁断装置へ向けて搬送される紙葉類を計数する計数
    工程と、 上記計数工程にて紙葉類を計数したか否かを表示する表
    示工程と、 を備えていることを特徴とする紙葉類処理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008296202A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Anritsu Sanki System Co Ltd 物品検査装置
JP2008305309A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Glory Ltd 搬送装置および貨幣処理機
JP2009067513A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 紙葉類集積装置並びに紙葉類集積装置の制御方法及び制御プログラム

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