JP2000103544A - 紙葉類搬送装置 - Google Patents

紙葉類搬送装置

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JP2000103544A
JP2000103544A JP10276752A JP27675298A JP2000103544A JP 2000103544 A JP2000103544 A JP 2000103544A JP 10276752 A JP10276752 A JP 10276752A JP 27675298 A JP27675298 A JP 27675298A JP 2000103544 A JP2000103544 A JP 2000103544A
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box
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Yasushi Shibata
靖史 芝田
Hiroyoshi Hosokawa
博宜 細川
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送中に区分箱入口で詰まりを検出した時、他
の区分箱への搬送を停止させずに、速やかに当該区分箱
の詰まりを取り除き、当該区分箱への区分を再開させ、
稼動率および区分率の向上を図る。 【解決手段】各々の区分箱55,56において、区分箱
入口詰まり検出手段(入口センサ21,22)、及び区
分箱の状態を連絡する区分箱状態連絡手段(ランプ4
1,42)を用い、詰まりが発生した区分箱55のみ格
納を停止し、その間だけゲート33をOFFにして紙葉
類を通過させて他の区分箱に区分させる。そして、区分
箱状態連絡手段41のランプ点滅により係員等に通知
し、係員により詰まった紙葉類を除去させ、再び区分箱
55への紙葉類23の格納を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば郵便物の搬
送装置、紙幣類の搬送装置等、利用者の操作等によって
紙葉類を搬送する紙葉類搬送装置に関し、特に紙葉類の
滞留監視を行い、区分箱入口センサ上での紙葉詰まりを
検出した場合には、その区分箱への紙葉の格納のみを停
止させ、搬送は継続させることにより、稼働率の向上を
図った紙葉類搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の紙葉類搬送装置では、例えば特開
昭63−300050号公報に記載された搬送装置のよ
うに、紙葉類が搬送路上に詰まった場合(ジャムが発
生)、当該搬送路を停止して、詰まった箇所以外の搬送
路に振分けて最終的にリジェクト箱に集積するように制
御されていた。しかし、紙葉の詰まった箇所が区分箱入
口である場合には、その区分箱以外の区分箱に紙葉類を
格納することは考えられていなかったため、結局は搬送
を停止していた。つまり、区分箱入口でジャムが発生し
た場合には、当該搬送路を停止せずに、継続して搬送さ
せることについては全く考えられていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】紙葉類の搬送中におい
て、搬送路上の紙葉類の詰まりは、種々の形態、厚さ、
内容物の紙葉類を搬送している場合、区分箱の入口で正
常に集積されないことによって発生することが多い。こ
のような場合、その都度、搬送路を停止させると、停止
させた搬送路を経由しなければならない他の区分箱に入
れるはずの紙葉を全てリジェクトすることになるので、
紙葉類を区分することができなくなり、時間と人件費の
損失を招くという問題があった。区分箱入口での紙葉類
の詰まりは、搬送路上の紙葉類の詰まりとは異なって、
他の区分箱は機能させることが可能である。但し、詰ま
りを検出した区分箱については、そのまま郵便物の格納
を続けると入口でジャムとなる可能性が高いため、それ
以降の格納動作を停止させる必要がある。また、区分箱
入口で紙葉類が詰まった場合、どのようにして係員等に
認識させるか、そしてその係員等に詰まっている紙葉類
を除去してもらうか、という点が課題となる。
【0004】そこで、本発明の第1の目的は、上記課題
を解決するため、区分箱入口の紙葉詰まりを検出した場
合、当該区分箱への格納のみを停止することにより、そ
れ以降に搬送される紙葉類の中で当該区分箱に入る紙葉
類のみリジェクトし、他の区分箱に入れる紙葉をリジェ
クトしないで、稼働率を向上させることが可能な紙葉類
搬送装置を提供することにある。本発明の第2の目的
は、区分箱入口の紙葉類の詰まりを検出し、格納を停止
した状態で、区分箱入口の紙葉類が除去又は格納された
場合に、再びその区分箱にも格納するようにして、区分
率を向上させることが可能な紙葉類搬送装置を提供する
ことにある。本発明の第3の目的は、区分箱入口の紙葉
類の詰まりを検出した場合、区分箱入口の紙葉詰まりで
あることを連絡して係員等に認識させ、問題となってい
る紙葉類を取り除いてもらい、区分率の向上を図ること
が可能な紙葉類搬送装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の紙葉類搬送装置では、区分箱入口センサ
上での紙葉類の詰まりを検出する検出手段と、該検出手
段で区分箱入口センサ上で紙葉類が停滞し、区分箱に収
納できないことを検出した時に、当該区分箱のみの格納
を停止し、他の搬送を継続させるゲート制御手段とを設
けたことを特徴とする。また、上記区分箱入口センサ
上での紙葉類の詰まり検出手段が、区分箱入口で停滞し
ていた紙葉類の除去、または停滞している紙葉が自然に
落下して区分箱に収納されたことを検知した場合に、再
び該区分箱にもそれ以降の紙葉類を搬送するように制御
するゲート制御手段を設けたことを特徴とする。さら
に、区分箱の状態を係員等に連絡するための区分箱状態
連絡手段(ランプの点滅等)を設け、区分箱の紙葉詰ま
りを係員等に認識させ、詰まった紙葉を取り除いてもら
うことにより、搬送路を止めずに継続して区分できるよ
うにすることも特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す
郵便物搬送装置の正面構成図である。図1において、1
はセットされた多数の郵便物を1枚ずつ分離する分離
部、2は搬送されてきた郵便物の郵便番号(7桁)と住
所を読み取るための宛て先読取り部、3〜20は通過セ
ンサ、31〜38は郵便物を別搬送路に分岐させるゲー
ト、51〜59は宛先別に区分されて、該当する郵便物
を格納するための区分箱である。次に、図示された郵便
区分装置を用いて郵便物を目的の区分箱まで搬送し、格
納するまでの動作の概略を説明する。係員によって郵便
物が分離部1にセットされると、分離部1は1枚ずつ郵
便物を分離し、搬送路61上に郵便物を繰り出す。繰り
出された郵便物は、搬送路61上を搬送されながら、宛
て先読取り部2により郵便物上に記載されている郵便番
号と住所が読み取られることにより、宛て先が認識され
る。この認識情報によって、郵便物の区分先が決定され
る。決定された郵便物の区分先に応じてゲート31〜3
8が制御され、搬送進路が変えられて、郵便物は最終的
に目的の区分箱51〜59に収納される。郵便物の通過
は、搬送路上に設けられた通過センサ3〜20によって
監視され、センサ制御部から搬送装置全体を制御する主
制御部に通知される。
【0007】図2は、図1における区分箱周辺の拡大図
である。図2において、16,17は区分箱55,56
の前に配置された通過センサ、21,22は郵便物が区
分箱内に格納されたことを検知する区分箱入口センサ、
33,34は郵便物を搬送路から区分箱内に投入する
か、箱内に投入せずに区分箱を通過させるためのゲー
ト、41,42は区分箱の入口付近で紙葉詰まり(ジャ
ム)が発生しているか(例えば、赤色ランプ点滅)ある
いは正常状態であることを表示する(例えば、黄色ラン
プ表示)ための区分箱状態表示ランプである。搬送され
ている郵便物23は目的の区分箱55,56に格納され
る時に、必ず区分箱入口センサ16,17を通過する。
また、区分箱55,56の状態を区分箱状態表示ランプ
41,42により係員に知らせる(例えば、赤色の点滅
表示等)。区分箱状態表示ランプ41,42を見ること
により、区分箱入口詰まり状態(赤色点滅)の場合に
は、係員はできるだけ迅速に、該当する区分箱55から
停滞している郵便物23を取り除く。これにより、自動
的に区分箱状態表示ランプ41は異常状態表示(赤色)
から正常状態表示(黄色)に切り替わる。また、係員が
取り除く前に、区分箱入口で停滞している郵便物23が
自然に区分箱55内に落下した場合にも、入口センサ2
1がこれを検知することにより区分箱状態表示ランプ4
1は区分入口詰まりの異常状態表示(赤色)から正常状
態表示(黄色)に変わる。
【0008】図3は、図1における郵便物搬送装置の制
御ブロック図である。回線制御部102は、上位装置1
01(例えば、郵便物搬送装置本体であるホストCP
U、中央制御装置等)からの搬送路起動、停止などの指
示情報を受信して、主制御部106に連絡したり、処理
結果を主制御部106から受取り上位装置101に送信
したりする。なお、区分箱に対する宛先配分等の指示
も、上位装置101から送られてくる。センサ制御部1
03は、搬送路上の郵便物の通過や残留などを監視して
いる複数のセンサ情報を読み取り、主制御部106及び
区分箱入口詰まり検知部110に通知する。ランプ制御
部104は、主制御部106よりON/OFF情報を受
け取り、該当する区分箱の区分箱状態表示ランプを制御
する。ゲート制御部105は、各郵便物を行先の区分箱
に搬送するため、主制御部106の指示により各区分箱
毎のゲートおよび各搬送路毎のゲートを切り替える。分
離モータ制御部107は、主制御部106の指示により
郵便物分離部1より郵便物を一枚ずつ繰り出す制御を行
なう。搬送モータ制御部108は、主制御部106の指
示により搬送路を駆動するモータをON/OFFする。
【0009】搬送数制御部109は、現在の搬送路の搬
送数(移動量)を、搬送路に取り付けられたエンコーダ
の出力から読みとり、主制御部106に通知する。な
お、エンコーダは、搬送モータに取り付けられており、
搬送モータの回転数を計数して移動量(搬送数)を出力
する。区分箱入口詰まり検知部110は、センサ制御部
103からの各センサ情報、及び搬送数制御部109か
らの情報を用いて、各区分箱入口の郵便物詰まり監視を
行う。そして、区分箱入口詰まりを検知した時、主制御
部106に区分箱入口詰まりを通知する。また、区分箱
入口の詰まっている郵便物が除去された場合、センサ制
御部103から郵便物除去検知情報を受け取ることによ
り、主制御部106に区分箱入口詰まり解除を通知す
る。宛て先読取り部111は、郵便物が搬送されて来る
とその郵便物に記載された郵便番号と住所を読取り、宛
て先の文字認識処理を行い、得られた認識情報を主制御
部に通知する。主制御部106は、上位装置101より
回線制御部102を経て指示を受け取り、センサ制御部
103、搬送数制御部109、区分箱入口詰まり検知部
110、宛て先読取り部111の情報を参照して、ラン
プ制御部104、ゲート制御部105、分離モータ制御
部107、搬送モータ制御部108に指示を送る。
【0010】図4および図5は、図1における郵便物搬
送装置の中の特定の区分箱に関する郵便物搬送図であ
る。以下、分離部1より繰り出された郵便物に対して宛
て先読取り部111により宛て先を読み取った結果、予
め上位装置101より指定された格納先が全て区分箱5
5である場合を例に取って説明する。なお、主制御部1
06における区分箱集積不正フラグと、区分箱入口詰ま
り検知部110における搬送量エリアと区分箱詰まり報
告済みフラグは、各区分箱においてそれぞれ同等の処理
又はエリアを有するものとする。ここで、区分箱集積不
正フラグは、主制御部106において区分箱毎に郵便物
の集積状態に異常が発生した場合にONにするフラグで
あって、正常な場合にはOFFにする。また、区分箱詰
まり報告済みフラグは、区分箱入口詰まり検知部110
において区分箱毎に紙葉詰まりが発生した後、主制御部
106に報告した場合にONにするフラグであり、報告
が不要のときおよび未報告の場合にはOFFとなる。先
ず、郵便物23が搬送されている状態で、搬送路セン
サ16において郵便物23の先端を検出した場合、当該
郵便物23の格納先が区分箱55であるため、主制御部
106よりゲート制御部105にゲート33のON指示
を発行することにより、ゲート33をONにする。郵
便物23はゲート33により区分箱55の方向に搬送さ
れ、区分箱入口センサ21上を通過し、区分箱55に
格納される。このとき、紙葉詰まりは何も発生してい
ないため、主制御部106における区分箱集積不正フラ
グは0である。
【0011】本発明は、この区分箱入口センサ21上で
郵便物が詰まった場合の処理に関するものである。区分
箱入口詰まり検知部110において、区分箱入口センサ
21で郵便物先端を検出すると、搬送量のクリアと区分
箱入口詰まり報告済みフラグのOFFを行って、初期化
を行う。次に、区分箱入口センサ21上を郵便物23は
通過するが、この郵便物23有りの間、搬送量をカウン
トする。ここでは、搬送量のカウントを郵便物23の通
過する長さ寸法で判定し、最も長い寸法、例えば100
0mm以上の長さになった場合に、区分箱詰まりと判定
する。従って、通常の搬送量は区分箱詰まり判定値(例
えば1000mm)以下で通過し、郵便物の後端が検出
されることになる。しかし、通過する際に、区分箱入口
で郵便物23が引掛かる等により正しく格納されなかっ
た場合、搬送量を更新していくうちに搬送量が区分箱
詰まり判定値以上(つまり、1000mm以上)となる
ので、区分箱入口詰まりを主制御部106に通知し、区
分箱入口詰り報告済みフラグをONして、当該郵便物2
3の抜き取り待ちとなる。区分箱入口詰まりが検出さ
れている状態で(区分箱集積フラグ1の状態)、通過セ
ンサ16が次の郵便物23の先端を検出すると、区分
箱集積不正フラグがONのため、主制御部106はゲー
ト制御部105にゲート33のOFF指示を出し、ゲー
ト33をOFFする。このため郵便物23はそのまま搬
送方向に搬送され、当該搬送路の一番下流の区分箱で
あるリジェクト箱(図1の51,54,57)に格納さ
れる。次に、区分箱入口詰まり検知部110より主制御
部106に、区分箱入口詰まり解除が通知された時に
は、主制御部106は区分箱集積不正フラグをOFFに
し、ランプ制御部104に区分箱ランプ消灯指示を出
し、ランプを消灯させる。
【0012】図6は、本発明の区分箱入口詰まり検知部
における区分箱入口詰まり検知処理のフローチャートで
ある。ステップ101〜104は、今回のみ郵便物有り
をセンサが検知した場合(つまり、正常動作を検出した
場合)の処理であり、ステップ109〜113は、今回
も前回も連続して郵便物有りをセンサが検知した場合
(つまり、区分箱入口詰まりを検出した場合)の処理で
あり、ステップ106〜108は、前回は郵便物有りを
センサが検知していたが、今回は郵便物無しを検出した
場合(つまり、区分箱入口詰まり解除を検出した場合)
の処理である。今回、区分箱入口センサが郵便物有りを
検出することにより(ステップ101)、前回は区分箱
入口センサが郵便物無しであることを確認し(ステップ
102)、区分箱入口詰まり判定値(1000mm)以
下で通過したことにより、搬送量をクリアする(ステッ
プ103)。そして、区分箱入口詰まり報告済みフラグ
のOFF状態を継続し(ステップ104)、前回区分箱
入口センサの情報を更新する(ステップ105)(以
上、正常処理)。
【0013】また、今回区分箱入口センサが郵便物有り
を検出し(ステップ101)、前回も区分箱入口センサ
が郵便物有りを検出し続けている場合(ステップ10
2)、搬送量を更新する(ステップ109)。そして、
区分箱入口詰まり報告済みフラグがONになっているか
否かを判別し(ステップ110)、ONになっていれ
ば、前回区分箱入口センサの情報を更新する(ステップ
105)。一方、OFFになっていれば、搬送量が区分
箱詰まり判定値(例えば、1000mm)以上であるこ
とを判別すると(ステップ111)、主制御部106に
区分箱入口詰まりを通知し(ステップ112)、区分箱
入口詰まり報告済みフラグをONにする(ステップ11
3)(以上、区分箱入口詰まり処理)。また、前回区分
箱入口センサが郵便物有りを検知しており(ステップ1
06)、区分箱入口詰まり報告済みフラグがONである
場合に(ステップ107)、今回区分箱入口センサが郵
便物無しを検出したならば(ステップ101)、区分箱
入口詰まり解除を主制御部106に通知する(ステップ
108)(以上、区分箱入口詰まり解除処理)。
【0014】図7は、区分箱入口詰まり検知部より主制
御部に対して区分箱入口詰まりが通知された時の主制御
部の処理のフローチャートである。主制御部106は、
区分箱入口詰り検知部110より区分箱入口詰まりが通
知されると、区分箱集積不正フラグをONし(ステップ
201)、ランプ制御部104に対して区分箱入口詰ま
りが発生した区分箱のランプ点滅指示を出し、ランプを
点滅させる(ステップ202)。
【0015】図8は、区分箱入口詰まり検知部より主制
御部に対して区分箱入口詰まり解除が通知された時の主
制御部の処理のフローチャートである。区分箱入口セン
サ上で詰まっている郵便物が、ランプが点灯しているこ
とに気付いた係員に抜き取られた場合、または、振動等
により区分箱入口に詰まっていた郵便物が自然に落下
し、区分箱内に正しく格納された場合、区分箱入口詰ま
り検知部110ではセンサにより郵便物後端を検出し
て、区分箱入口詰まり報告済みフラグがONになってい
るため、区分箱入口詰まり解除を主制御部106に通知
する。主制御部106は、区分箱入口詰まり検知部11
0より区分箱入口詰まり解除の通知を受けると、区分箱
集積不正フラグをOFFし(ステップ301)、ランプ
制御部104に区分箱ランプ消灯指示を出し、ランプを
消灯させる(ステップ302)。
【0016】図9は、センサ制御部より区分箱の通過セ
ンサにおいて郵便物先端を検出した時の主制御部の処理
フローチャートである。この場合も、前述のように区分
箱55に郵便物を格納する指示を受けているので、主制
御部106は先ず区分先が区分箱55であることを確認
した後(ステップ401)、区分箱集積不正フラグがO
FFであることを確認して(ステップ402)、区分箱
55のゲート33をONにするよう指示を出す(ステッ
プ403)。なお、区分箱55ではなく、また区分箱集
積不正フラグがONである場合には、ゲート33をOF
Fにするよう指示を出す(ステップ404)。これによ
り、区分箱入口で郵便物の詰まりが発生しても、他の区
分箱に格納される郵便物については搬送路を停止させず
に区分することができる。また、区分箱入口詰りが発生
した場合には、ランプ点滅により係員等により素速く回
復させることができ、再度、当該区分箱に対して正常に
区分を行うことができる。本実施例では、郵便物搬送装
置として説明したが、本発明はこれに限定されることな
く、例えば紙幣搬送装置やその他の紙葉類の搬送装置で
も構わない。また、区分箱状態連絡手段としてランプ表
示を行う例を述べたが、他の例として、集中監視部に各
区分箱の状態を画面表示したり、ブザー等の音による連
絡手段も考えられる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
区分箱入口詰まりを検出した場合に、当該区分箱のみ
区分箱集積不正として格納を停止し、搬送路は停止させ
ずにそのまま稼動させることにより、稼動率の向上を図
ることができ、また、区分箱入口詰まりが解除された
場合に、直ちに区分停止を解除して再び区分させること
により、区分率の向上を図ることができ、さらに、区
分箱集積不正発生時には、当該区分箱の区分箱状態表示
部に異常を表示することにより、係員等に区分箱に紙葉
類が不正な状態で集積されていることを素早く認識させ
ることにより、区分率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す郵便物搬送装置の正面
構造図である。
【図2】図1の郵便物搬送装置のうちの区分箱周辺部の
部分拡大図である。
【図3】図1の郵便物搬送装置の制御ブロック図であ
る。
【図4】図1の区分箱55における郵便物搬送状態の一
部を示す図である。
【図5】同じく、区分箱55における郵便物搬送状態の
他の一部を示す図である。
【図6】本発明における区分箱入口詰まり検知部におけ
る制御フローチャートである。
【図7】区分箱入口詰まり検知部より主制御部に対し区
分箱入口詰まりを通知した時の主制御部の制御フローチ
ャートである。
【図8】区分箱入口詰まり検知部より主制御部に対し区
分箱入口詰まり解除を通知した時の主制御部の制御フロ
ーチャートである。
【図9】主制御部における通過センサでの郵便物先端検
知時の制御フローチャートである。
【符号の説明】
1…郵便物分離部、2…郵便物行先読取装置、3〜20
…通過センサ、31〜38…ゲート、51〜59…区分
箱、21、22…区分箱入口センサ、41、42…区分
箱状態表示ランプ、61…搬送路、23…郵便物、10
1…上位装置、102…回線制御部、103…センサ制
御部、104…ランプ制御部、105…ゲート制御部、
106…主制御部、107…分離モータ制御部、108
…搬送モータ制御部、109…搬送数制御部、110…
区分箱入口詰まり検知部、111…宛て先読取り部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F048 AA09 AB04 BA05 BA14 BB02 BD02 DB04 EA03 EA12 EB04 3F053 EA09 EB07 EC03 ED02 ED17 ED19 ED27

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を搬送するための搬送路と、搬送
    された該紙葉類を集積するための複数の区分箱と、搬送
    方向を切り替えるためのゲートと、該搬送路上の紙葉の
    有無を検出するための複数のセンサと、該搬送路の移動
    量を検出するための移動量検出手段とを有する紙葉類搬
    送装置において、 上記複数の区分箱のいずれかの区分箱入口で紙葉類が停
    滞して、該区分箱に収納できなかったことを検知する区
    分箱紙葉詰まり検出手段と、 区分箱紙葉詰まりが発生している区分箱に収納させるた
    めのゲートをOFFにして、該区分箱に収納すべき紙葉
    類を通過させ、他の区分箱に収納させるゲート制御部と
    を設けたことを特徴とする紙葉類搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の紙葉類搬送装置におい
    て、 前記ゲート制御部は、前記区分箱紙葉詰まり検出手段が
    区分箱入口で停滞していた紙葉類が除去されるか、ある
    いは自然に紙葉が落下して該区分箱に収納されたことを
    検知した場合、再び該区分箱にも紙葉類を搬送するよう
    にゲートをONすることを特徴とする紙葉類搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の紙葉類搬送装置におい
    て、 前記各区分箱の表面に、該区分箱の状態を連絡するため
    の区分箱状態連絡手段を設け、前記区分箱紙葉詰まり検
    出手段が任意の区分箱紙葉詰まり状態を検出した場合に
    は、該区分箱状態表示手段により係員等に対して該区分
    箱紙葉詰まり状態を認識させ、該係員等に停滞している
    紙葉を除去させるようにしたことを特徴とする紙葉類搬
    送装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11810417B2 (en) 2018-01-30 2023-11-07 Fujitsu Frontech Limited Paper sheet storage device and control method of paper sheet storage device

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US11810417B2 (en) 2018-01-30 2023-11-07 Fujitsu Frontech Limited Paper sheet storage device and control method of paper sheet storage device

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