JPH10159818A - 位置調整装置 - Google Patents

位置調整装置

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JPH10159818A
JPH10159818A JP8314598A JP31459896A JPH10159818A JP H10159818 A JPH10159818 A JP H10159818A JP 8314598 A JP8314598 A JP 8314598A JP 31459896 A JP31459896 A JP 31459896A JP H10159818 A JPH10159818 A JP H10159818A
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JP
Japan
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plate
holding
ball joint
ball
female screw
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JP8314598A
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Inventor
Kazumasa Suzuki
計雅 鈴木
Toyoaki Yokohara
豊昭 横原
Toshiro Kurusu
俊郎 来栖
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Ishikawa Tekko KK
Toyota Motor Corp
Somic Ishikawa KK
Original Assignee
Ishikawa Tekko KK
Toyota Motor Corp
Somic Ishikawa KK
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C7/00Connecting-rods or like links pivoted at both ends; Construction of connecting-rod heads
    • F16C7/06Adjustable connecting-rods
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/06Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
    • F16C11/0619Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints the female part comprising a blind socket receiving the male part
    • F16C11/0623Construction or details of the socket member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/06Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
    • F16C11/0695Mounting of ball-joints, e.g. fixing them to a connecting rod
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2226/00Joining parts; Fastening; Assembling or mounting parts
    • F16C2226/50Positive connections
    • F16C2226/60Positive connections with threaded parts, e.g. bolt and nut connections

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で製造性が向上する軽量の位置調
整装置を提供する。 【解決手段】 棒状の連結部32の両端外周面にそれぞれ
逆ねじ状に設けた雄ねじ部31,31に、ナット34,34およ
び一対の略長手板状のプレート部35,35を取り付ける。
プレート部35の一端側にボールジョイント2を嵌合する
通孔状の保持孔36を有した保持板部37を傾斜して折曲形
成する。プレート部35の他端側に連結部32の雄ねじ部31
が螺合する雌ねじ部38を有した取付板部39を屈曲形成す
る。プレート部35は、雌ねじ部38の中心軸上に保持板部
37に取り付けたボールジョイント2の球頭部17の中心を
位置させ、板金加工にて略7字状に折曲形成する。打ち
抜きなどの簡単な板金加工にて軽量で容易に形成でき、
製造性を向上でき、歩留まりを向上でき、コストを低減
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被保持体の位置を
調整する位置調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばセンサやスタビライザのボ
ールジョイント式リンク装置における長さを可変して位
置を調整する構成としては、例えば図6に示す構成が知
られている。
【0003】この図6に示すボールジョイント式リンク
装置71は、側面に略円筒状で内周面に雌ねじ部72を有し
た取付部73を一体に設けたハウジング74内に、棒状のボ
ールスタッド75の端部に設けた略球状の球頭部76を合成
樹脂製のベアリングシート77を介して取付部73の中心軸
上に中心が位置するように内包した一対のボールジョイ
ント78を備え、棒状の連結部80の両端外周面に設けた雄
ねじ部81,81をボールジョイント78,78の取付部73,73
の雌ねじ部72,72にそれぞれ所定量螺合させて、球頭部
17の中心間の距離を所定の長さに設定して位置を調整し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
6に示すボールジョイント式リンク装置71において、ボ
ールジョイント78のハウジング74は、取付部73を一体に
設けるため、鍛造や鋳造、合成樹脂による射出成形な
ど、形状自由度の大きい製造方法で形成する必要があ
り、重量が増大し製造が煩雑で製造性が低下するととも
に、製造コストが増大する問題がある。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、簡単な構成で製造性が向上する位置調整装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の位置調整
装置は、被保持体を保持する保持部および雌ねじ部を有
し前記保持部に対して屈曲形成された取付部を備えた略
板状のプレート部と、外周面に前記プレート部の雌ねじ
部に螺合する雄ねじ部が設けられた略棒状の連結部とを
具備したもので、プレート部の被保持体を保持する保持
部に対して略棒状の連結部の雄ねじ部に螺合する雌ねじ
部を有した取付部を屈曲形成したため、被保持体の位置
は、略板状で屈曲形成した簡単な構造のプレート部の連
結部への螺合状態を設定して調整するので、軽量化し、
製造性が向上しコストが低減する。
【0007】請求項2記載の位置調整装置は、請求項1
記載の位置調整装置において、連結部は、軸方向の両端
部に雄ねじ部がそれぞれ逆ねじ状に設けられ、プレート
部は、前記連結部の雄ねじ部にそれぞれ螺合する長手板
状に形成されて一対設けられたもので、一対の被保持体
間の距離は、細長板状で屈曲形成した簡単な構造の一対
のプレート部間の連結部への螺合状態を設定して調整す
るので、軽量化し、製造性が向上しコストが低減すると
ともに、連結部の両端部に設けられた雄ねじ部は、互い
に逆ねじ状となっているため、連結部を回転すること
で、被保持体間の距離が容易に伸縮される。
【0008】請求項3記載の位置調整装置は、請求項1
または2記載の位置調整装置において、被保持体は、端
部に略球状の球頭部を有するボールスタッドを備えたボ
ールジョイントで、プレート部の保持部は、ボールジョ
イントを嵌挿保持する通孔状の保持孔であるもので、被
保持体として端部に略球状の球頭部を有するボールスタ
ッドを備えたボールジョイントを用い、プレート部の保
持部をボールジョイントが嵌挿保持される通孔状の保持
孔とするため、ボールジョイントの構造が簡略化し、軽
量で製造性が向上してコストが低減する。
【0009】請求項4記載の位置調整装置は、請求項3
記載の位置調整装置において、プレート部の取付部は、
保持孔に嵌挿保持されるボールジョイントの球頭部の中
心を雌ねじ部の中心軸上に位置して屈曲形成されたもの
で、保持孔に嵌挿保持されるボールジョイントの球頭部
の中心が雌ねじ部の中心軸上に位置するようにプレート
部の取付部を屈曲形成するため、ボールジョイントのリ
ンク機構を維持しつつ簡単な構造でボールジョイントの
位置が容易に調整可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の位置調整装置の実
施の一形態を図面を参照して説明する。
【0011】図1において、1はリンク装置本体で、こ
のリンク装置本体1は、図示しないセンサやスタビライ
ザのボールジョイント式リンクの長さを調整するもの
で、一対の被保持体であるボールジョイント2,2と、
これらボールジョイント2,2間の長さを設定して位置
を調整する位置調整装置本体3とを備えている。
【0012】そして、ボールジョイント2は、合成樹脂
製の有底略円筒状のハウジング5と、金属製のボールス
タッド6とを備えている。
【0013】そして、ハウジング5は、例えばポリアセ
タール樹脂などの良好なベアリング特性を有する高摺動
性で耐荷重性の高い高剛性および高弾性の硬質の合成樹
脂製で、開口部10を有し、この開口部10と対向する位置
に底面部11を有する内室12が形成され、有底略円筒状に
形成されている。また、ハウジング5の開口部10側であ
る一端部外周面には、周方向に沿って凹溝状の溝部13が
設けられている。さらに、ハウジング5の底面部11側で
ある他端部外周面は周方向に沿って凹溝状の係合溝部14
が設けられている。そして、この係合溝部14の縁に位置
する他端部縁には、爪部15が外周方向に変形可能に突出
形成されている。
【0014】また、ボールスタッド6は、球状の球頭部
17に連続して小径部18を介して軸部19が一体に形成さ
れ、この軸部19の先端部の外周には、雄ねじ20が形成さ
れている。そして、軸部19と小径部18との間には、フラ
ンジ状に突出する鍔部21が突設されている。
【0015】そして、このボールスタッド6は、球頭部
17がハウジング5の内室12内に摺動自在に収容されて組
み付けられている。
【0016】さらに、ボールジョイント2には、ゴムや
合成樹脂などの弾性変形可能な略円筒状のダストカバー
25が取り付けられている。このダストカバー25は、一端
がボールスタッド6の小径部18に鍔部21の基端部に当接
するように嵌合され、他端がハウジング5の溝部13に嵌
合して係合し取り付けられている。
【0017】一方、位置調整装置本体3は、軸方向の両
端部の外周面にそれぞれ雄ねじ部31,31が設けられた棒
状の連結部32を備えている。なお、雄ねじ部31,31は、
一方が右ねじに設けられ他方が左ねじとなるように逆ね
じ状に設けられている。さらに、連結部32の略中央に
は、径方向に対向する一対の平面部33が設けられ、連結
部32を回転させるための図示しない冶具が係合可能とな
っている。また、連結部32の両端部には、位置決め手段
となるナット34,34および一対のプレート部35,35がそ
れぞれ設けられている。
【0018】そして、プレート部35は、鋼板などが打ち
抜きなどにより略長手板状に形成され、一端側が傾斜し
て折曲され保持部としての保持孔36を設けた保持板部37
を有している。この保持孔36は、略円形の通孔状に打ち
抜きなどにより、ボールジョイント2のハウジング5の
係合溝部14に嵌合可能に形成されている。また、プレー
ト部35は、他端側が屈曲されて連結部32の雄ねじ部31が
螺合される取付部としての雌ねじ部38を有した取付板部
39を有している。そして、プレート部35の保持板部37と
取付板部39との間の平板部40には、通孔状に開口形成さ
れ取付板部39の雌ねじ部38に螺合される連結部32の端部
が挿入可能な逃げ部41が設けられている。
【0019】なお、プレート部35は、取付板部39の雌ね
じ部38の中心軸上に保持板部37の保持孔36に取り付けら
れたボールジョイント2の球頭部17の中心が位置するよ
うに取付板部39および保持板部37が折曲されて、略7字
状に形成されている。
【0020】次に、上記リンク装置本体の組み立て動作
を説明する。
【0021】あらかじめ組み立て形成されたボールジョ
イント2のハウジング5をプレート部35の保持孔36内に
爪部15を弾性変形させつつ嵌挿して係合溝部14に保持孔
36の周縁を嵌合係合させ、プレート部35にボールジョイ
ント2を組み付ける。なお、プレート部35の保持孔36に
ハウジング5をインサート成形などにて形成し、このハ
ウジング5にボールスタッド6を取り付けてボールジョ
イント2を組み立て形成し、プレート部35にボールジョ
イント2を組み付けるようにしてもよい。
【0022】そして、ボールジョイント2をそれぞれ取
り付けた一対のプレート部35,35の雌ねじ部38,38に、
あらかじめナット34,34がそれぞれ螺合された連結部32
の両端部の雄ねじ部31,31をそれぞれ所定量螺合して一
対のプレート部35を連結する。この雄ねじ部31の所定量
の螺合は、一対のボールジョイント2,2の球頭部17,
17の中心間の距離が所定距離となるようにする。そし
て、雄ねじ部31,31の所定量の螺合後、ナット34,34を
プレート部35,35の取付板部39,39の端面に当接するま
で回転させて球頭部17,17の中心間の距離を保持させ、
リンク装置本体1を組み立てる。
【0023】この後、例えば自動車で使用する場合、リ
ンク装置本体1の一端を車両本体に取り付けられたセン
サから突出されているアームや懸架装置に使用されるス
タビライザバーなどに、他端をロアアームやアブソーバ
などに、ボールジョイント2,2のボールスタッド6,
6の雄ねじ20,20をそれぞれ螺合させて取り付けられ
る。なお、このリンク装置本体1の取り付けの際および
取り付け後に、ボールジョイント2,2の球頭部17,17
の中心間の距離の微調整を行う場合には、ナット34,34
を緩めて連結部32に対してプレート部35,35を移動可能
とし、図示しない冶具を連結部32の平面部33に係合させ
て連結部32を回転する。この連結部32の回転により、逆
ねじとなる連結部32の雄ねじ部31,31に雌ねじ部38,38
が螺合する一対のプレート部35,35が、球頭部17,17の
中心間の距離が広がるまたは狭まるように移動する。そ
して、球頭部17,17の中心間の距離の微調整後、再びナ
ット34,34を回転してプレート部35,35の取付板部39の
端面に当接させ、球頭部17の中心間の距離を保持させ
る。
【0024】上記実施の形態によれば、一端部にボール
ジョイント2を保持する保持孔36を有した保持板部37を
有し、他端部に棒状の連結部32の両端部の逆ねじ状の雄
ねじ部31に螺合する雌ねじ部38を有した取付板部39を有
して屈曲した長手板状のプレート部35を一対設けたた
め、従来の鍛造や鋳造などの煩雑な製造方法に比して打
ち抜きなどの簡単な板金加工にて軽量で容易に形成で
き、製造性を向上でき、歩留まりを向上でき、コストを
低減できるとともに、簡単な構造である略板状のプレー
ト部35,35でも容易に長さ調整できる。
【0025】また、雌ねじ部38のねじ方向が異なる以外
は同一形状の一対の板状のプレート部35,35を用いるた
め、同一型で形成でき、製造効率を向上できる。
【0026】さらに、保持孔36に保持されるボールジョ
イント2の球頭部17の中心が雌ねじ部38の中心軸上に位
置するようにプレート部35を屈曲形成したため、ボール
ジョイント式リンク機構を維持しつつ簡単な構造で間隔
の長さを容易に調整できる。
【0027】なお、上記実施の形態において、ボールジ
ョイント式リンク機構のリンク装置本体1について説明
したが、ボールジョイント2,2の代わりに各種対向距
離間を可変して保持するいずれの構造のものを用いたタ
ーンバックル機構の構成としてもできる。
【0028】そして、一端が構造物などに連結された連
結部の他端側にプレート部35が螺合する構造で、構造物
に対してプレート部35に保持した被保持体の位置を調整
するものでも適用できる。
【0029】また、プレート部35の取付板部39の厚さ方
向に雌ねじ部38を設けて説明したが、プレート部35の厚
さ寸法が薄い場合には、例えばバーリング加工などにて
取付板部に円筒状部を形成し、この円筒状部の内周面に
雌ねじ部38を形成させてもよい。
【0030】さらに、保持部としてボールジョイント2
を保持する通孔状の保持孔36を設けて説明したが、保持
可能ないずれの構成としてもよく、保持する被保持体に
対応して適宜いずれの構成を採ることができる。
【0031】また、ハウジング5に突設した爪部15にて
プレート部35に組み付けて説明したが、例えばハウジン
グ5を保持孔36内に挿入した後、ハウジング5の挿入側
の端部を加熱や高周波誘導、または、超音波発生装置を
利用して、爪部15を形成し、係合固定させるようにして
もできる。
【0032】次に、他の実施の形態について図2および
図3を参照して説明する。
【0033】この図2および図3に示す実施の形態は、
図1に示す略7字状のプレート部35の代わりに略L字状
のプレート部51を用いたものである。
【0034】すなわち、プレート部51は、図1に示す実
施の形態と同様に、長手方向の一端側に保持孔36を有す
る保持板部37を有した長手板状に形成され、略中央部か
ら他端側に亘って逃げ部52が打ち抜きなどにより開口形
成されている。なお、この逃げ部52は、他端部に略半円
状の取付板部53を形成するように、他端側の縁を略半円
状となるように打ち抜き形成される。そして、プレート
部51は、保持板部37に対して略垂直方向となるように半
円状部分を切り起こすようにして取付板部53を他端部に
屈曲形成して、略L字状に形成されている。また、この
取付板部53には、図1に示す実施の形態と同様に、中心
軸上に球頭部17の中心が位置する雌ねじ部38が設けられ
ている。
【0035】この図2および図3に示す構成によれば、
図1に示す平板部40の両端側に保持板部37および取付板
部39を2箇所屈曲形成するプレート部35に比して1箇所
の屈曲のみで成形でき、容易に加工できるとともに、幅
寸法を縮小でき、小型化が図れる。
【0036】次に、さらに他の実施の形態を図4および
図5を参照して説明する。
【0037】この図4および図5に示す実施の形態は、
図1に示す実施の形態のプレート部35および図2および
図3に示す実施の形態のプレート部51の打ち抜き形成し
た逃げ部41,52の代わりに彎曲させた逃げ部61を設けた
ものである。
【0038】すなわち、プレート部62は、図1に示す実
施の形態および図2および図3に示す実施の形態と同様
に、長手方向の一端側に保持孔36を有する保持板部37を
備えた長手板状に形成されている。また、プレート部62
は、略中央部から他端側に反対面側に彎曲膨出するよう
にプレスなどにて凹状の逃げ部61が設けられるととも
に、他端部に保持板部37に対して略垂直となるように取
付板部63を屈曲形成している。また、この取付板部63に
は、図1に示す実施の形態および図2および図3に示す
実施の形態と同様に、中心軸上に球頭部17の中心が位置
する雌ねじ部38が設けられている。
【0039】この図4および図5に示す実施の形態によ
れば、彎曲膨出する逃げ部61により高強度が得られる。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の位置調整装置によれば、
被保持体を保持する保持部に対して略棒状の連結部の雄
ねじ部に螺合する雌ねじ部を有した取付部を屈曲形成し
た略板状のプレート部を用いるため、簡単な構造で軽量
化でき、製造性を向上でき、コストを低減できる。
【0041】請求項2記載の位置調整装置によれば、請
求項1記載の位置調整装置の効果に加え、被保持体をそ
れぞれ保持する保持部を備え、略棒状の連結部の両端部
の雄ねじ部にそれぞれ螺合する雌ねじ部を有した取付部
を保持部に対して屈曲形成した長手板状の一対のプレー
ト部を用い、一対の被保持体間の長さを調整して位置を
調整するため、簡単な構造で軽量化でき、製造性を向上
でき、コストを低減できるとともに、連結部の両端部に
互いに逆ねじ状の雄ねじ部が設けられているため、連結
部の回転のみで容易に被保持体間の距離を伸縮できる。
【0042】請求項3記載の位置調整装置によれば、請
求項1または2記載の位置調整装置の効果に加え、被保
持体として端部に略球状の球頭部を有するボールスタッ
ドを有したボールジョイントを用い、プレート部の保持
部をボールジョイントが嵌挿保持される通孔状の保持孔
としたため、ボールジョイントの構造を簡略化でき、軽
量で製造性を向上でき、コストを低減できる。
【0043】請求項4記載の位置調整装置によれば、請
求項3記載の位置調整装置の効果に加え、保持孔に嵌挿
保持されるボールジョイントの球頭部の中心が雌ねじ部
の中心軸上に位置するようにプレート部を屈曲形成する
ため、ボールジョイントのリンク機構を維持しつつ簡単
な構造でボールジョイントの位置を容易に調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置調整装置の実施の一形態を示す一
部を切り欠いた側面図である。
【図2】本発明の位置調整装置の他の実施の形態を示す
一部を切り欠いた側面図である。
【図3】同上プレート部を示す正面図である。
【図4】本発明の位置調整装置のさらに他の実施の形態
を示す一部を切り欠いた側面図である。
【図5】同上プレート部を示す正面図である。
【図6】従来例の位置調整装置を示す一部を切り欠いた
側面図である。
【符号の説明】
2 被保持体であるボールジョイント 3 位置調整装置本体 6 ボールスタッド 17 球頭部 31 雄ねじ部 32 連結部 35,51,62 プレート部 36 保持孔 37 保持部としての保持板部 39,53,63 取付部としての取付板部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 来栖 俊郎 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被保持体を保持する保持部および雌ねじ
    部を有し前記保持部に対して屈曲形成された取付部を備
    えた略板状のプレート部と、 外周面に前記プレート部の雌ねじ部に螺合する雄ねじ部
    が設けられた略棒状の連結部とを具備したことを特徴と
    する位置調整装置。
  2. 【請求項2】 連結部は、軸方向の両端部に雄ねじ部が
    それぞれ逆ねじ状に設けられ、 プレート部は、前記連結部の雄ねじ部にそれぞれ螺合す
    る長手板状に形成されて一対設けられたことを特徴とす
    る請求項1記載の位置調整装置。
  3. 【請求項3】 被保持体は、端部に略球状の球頭部を有
    するボールスタッドを備えたボールジョイントで、 プレート部の保持部は、ボールジョイントを嵌挿保持す
    る通孔状の保持孔であることを特徴とした請求項1また
    は2記載の位置調整装置。
  4. 【請求項4】 プレート部の取付部は、保持孔に嵌挿保
    持されるボールジョイントの球頭部の中心を雌ねじ部の
    中心軸上に位置して屈曲形成されたことを特徴とする請
    求項3記載の位置調整装置。
JP8314598A 1996-11-26 1996-11-26 位置調整装置 Pending JPH10159818A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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