JPH10159735A - 車輌用横置き電動圧縮機の防音箱 - Google Patents
車輌用横置き電動圧縮機の防音箱Info
- Publication number
- JPH10159735A JPH10159735A JP31913596A JP31913596A JPH10159735A JP H10159735 A JPH10159735 A JP H10159735A JP 31913596 A JP31913596 A JP 31913596A JP 31913596 A JP31913596 A JP 31913596A JP H10159735 A JPH10159735 A JP H10159735A
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- JP
- Japan
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- soundproof box
- compressor
- horizontal motor
- soundproof
- box
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 横置き電動圧縮機を覆う防音箱内の温度が上
昇するのを防止したものである。 【解決手段】 横置き電動圧縮機1、防音箱2、側面の
側板6にフィン7または通気穴を形成することにより、
防音箱2内の熱が外気に放熱されるので、箱2内温度の
上昇が抑えられ、圧縮機1の性能及び信頼性を向上させ
る。
昇するのを防止したものである。 【解決手段】 横置き電動圧縮機1、防音箱2、側面の
側板6にフィン7または通気穴を形成することにより、
防音箱2内の熱が外気に放熱されるので、箱2内温度の
上昇が抑えられ、圧縮機1の性能及び信頼性を向上させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の空調用横置
き電動圧縮機の防音箱に関するものである。
き電動圧縮機の防音箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】典型的な縦置き圧縮機の防音箱の例とし
ては特開平8−61234号公報が開示されている。図
3に従来の電動圧縮機の防音箱構造を示す。電動圧縮機
1から発生する振動騒音、流体騒音や自動車走行時の外
部振動を軽減するために電動圧縮機本体1の周囲を覆う
ような防音箱2が一般的に使用され、防音箱2の内面に
ウレタン等の防音材5が貼着され、防音箱2内で遮音し
て防音効果を高めている。
ては特開平8−61234号公報が開示されている。図
3に従来の電動圧縮機の防音箱構造を示す。電動圧縮機
1から発生する振動騒音、流体騒音や自動車走行時の外
部振動を軽減するために電動圧縮機本体1の周囲を覆う
ような防音箱2が一般的に使用され、防音箱2の内面に
ウレタン等の防音材5が貼着され、防音箱2内で遮音し
て防音効果を高めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この防
音箱構成では圧縮機1から発生する熱は防音箱1内で蓄
熱され、防音箱1内の温度が上昇し、圧縮機の信頼面、
性能面で劣化をきたすという課題を有していた。
音箱構成では圧縮機1から発生する熱は防音箱1内で蓄
熱され、防音箱1内の温度が上昇し、圧縮機の信頼面、
性能面で劣化をきたすという課題を有していた。
【0004】本発明は、上記従来例の課題を解決するも
ので、防音箱内の放熱作用が得られる防音箱の提供を目
的とするものである。
ので、防音箱内の放熱作用が得られる防音箱の提供を目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は防音箱の側面にフィン又は通気穴を形成した
ものであり、防音箱内の温度上昇を抑制することができ
る。
に本発明は防音箱の側面にフィン又は通気穴を形成した
ものであり、防音箱内の温度上昇を抑制することができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するために本発明
は、防音箱の側面にフィンを形成したものである。これ
により防音箱内の熱が外気に放熱されるので、箱内温度
の上昇が抑えられ、圧縮機の性能及び信頼性を向上させ
る。
は、防音箱の側面にフィンを形成したものである。これ
により防音箱内の熱が外気に放熱されるので、箱内温度
の上昇が抑えられ、圧縮機の性能及び信頼性を向上させ
る。
【0007】また、本発明は圧縮機の本体表面から放射
される音響パワーが比較的小さな横置き電動圧縮機のシ
ェル端面に対面する防音箱側面の側板に多孔状の通気穴
を設け、外気に熱排気を行い、防音効果を損なうことな
く、防音箱内の温度上昇抑制効果をより高めたものであ
る。
される音響パワーが比較的小さな横置き電動圧縮機のシ
ェル端面に対面する防音箱側面の側板に多孔状の通気穴
を設け、外気に熱排気を行い、防音効果を損なうことな
く、防音箱内の温度上昇抑制効果をより高めたものであ
る。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例として図1に横置き電動圧
縮機の防音箱の断面図を示す。横置き電動圧縮機1本体
の周囲を覆うように防音箱2を設置する。防音箱2の内
面には図3に示したように防音材5(図1、2には省
略)を添着している。防音箱2側面の側板6外側にフィ
ン7を形成する。フィン7はプレス成形などにより一体
成形される。防音箱2内の熱は側板6外側のフィン7か
ら外気へ積極的に排熱される。これにより、防音箱2内
の温度上昇を抑え、圧縮機の性能・信頼性を向上させ
る。
縮機の防音箱の断面図を示す。横置き電動圧縮機1本体
の周囲を覆うように防音箱2を設置する。防音箱2の内
面には図3に示したように防音材5(図1、2には省
略)を添着している。防音箱2側面の側板6外側にフィ
ン7を形成する。フィン7はプレス成形などにより一体
成形される。防音箱2内の熱は側板6外側のフィン7か
ら外気へ積極的に排熱される。これにより、防音箱2内
の温度上昇を抑え、圧縮機の性能・信頼性を向上させ
る。
【0009】本発明の一実施例として図2に横置き電動
圧縮機の防音箱の断面図を示す。横置き電動圧縮機1の
本体表面から放射される音響パワーは円筒外周面より、
放射面積の小さい左右シェル端面方向の側板6が低くな
るので、圧縮機1のシェル端面に対面する防音箱2側面
の側板6に多孔状の通気穴10を形成し、遮断効果を保
持しながら外気への熱排気を行う。これにより、防音箱
内の温度上昇の効果がさらに高まり、より圧縮機の性能
・信頼性の向上が期待できる。
圧縮機の防音箱の断面図を示す。横置き電動圧縮機1の
本体表面から放射される音響パワーは円筒外周面より、
放射面積の小さい左右シェル端面方向の側板6が低くな
るので、圧縮機1のシェル端面に対面する防音箱2側面
の側板6に多孔状の通気穴10を形成し、遮断効果を保
持しながら外気への熱排気を行う。これにより、防音箱
内の温度上昇の効果がさらに高まり、より圧縮機の性能
・信頼性の向上が期待できる。
【0010】なお、本発明は横置き圧縮機となっている
が、縦置き電動圧縮機でもその効果は同様であることは
言うまでもない。
が、縦置き電動圧縮機でもその効果は同様であることは
言うまでもない。
【0011】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、請求
項1記載の発明によれば、防音箱の側面にフィンを形成
することにより、防音箱内の熱が外気に放熱されるの
で、箱内温度の上昇が抑えられ、圧縮機の放熱を促進
し、圧縮機の性能や信頼性が向上する。
項1記載の発明によれば、防音箱の側面にフィンを形成
することにより、防音箱内の熱が外気に放熱されるの
で、箱内温度の上昇が抑えられ、圧縮機の放熱を促進
し、圧縮機の性能や信頼性が向上する。
【0012】また、請求項2記載の発明によると、圧縮
機の本体表面から放射される音響パワーが比較的小さな
横置き電動圧縮機のシェル端面に対面する防音箱側面の
側板に多孔状の通気穴を設けて外気に熱排気を行うので
防音箱内の温度上昇の抑制効果をさらに高め、高性能・
高信頼性を確保できる。
機の本体表面から放射される音響パワーが比較的小さな
横置き電動圧縮機のシェル端面に対面する防音箱側面の
側板に多孔状の通気穴を設けて外気に熱排気を行うので
防音箱内の温度上昇の抑制効果をさらに高め、高性能・
高信頼性を確保できる。
【図1】(a)第一の本発明の実施例を示す防音箱の正
面図 (b)第一の本発明の実施例を示す防音箱の側面図
面図 (b)第一の本発明の実施例を示す防音箱の側面図
【図2】(a)第二の本発明の実施例を示す防音箱の正
面図 (b)第二の本発明の実施例を示す防音箱の側面図
面図 (b)第二の本発明の実施例を示す防音箱の側面図
【図3】従来例を示す防音箱の断面図
1 電動圧縮機 2 防音箱 3 吸入管 4 吐出管 5 防音材 6 防音箱側板 7 フィン 8 通気穴
Claims (2)
- 【請求項1】 横置き電動圧縮機本体の側面側にフィン
を形成して前記電動圧縮機の周囲を覆う車輌用横置き電
動圧縮機の防音箱。 - 【請求項2】 横置き電動圧縮機本体の側面側に多孔状
の通気穴を形成して前記圧縮機の周囲を覆う車輌用横置
き電動圧縮機の防音箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31913596A JPH10159735A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 車輌用横置き電動圧縮機の防音箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31913596A JPH10159735A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 車輌用横置き電動圧縮機の防音箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10159735A true JPH10159735A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18106849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31913596A Pending JPH10159735A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 車輌用横置き電動圧縮機の防音箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10159735A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114810551A (zh) * | 2021-01-29 | 2022-07-29 | 株式会社丰田自动织机 | 电动压缩机 |
KR20220132435A (ko) * | 2021-03-23 | 2022-09-30 | 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 | 전동 압축기 |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP31913596A patent/JPH10159735A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114810551A (zh) * | 2021-01-29 | 2022-07-29 | 株式会社丰田自动织机 | 电动压缩机 |
CN114810551B (zh) * | 2021-01-29 | 2023-10-27 | 株式会社丰田自动织机 | 电动压缩机 |
KR20220132435A (ko) * | 2021-03-23 | 2022-09-30 | 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 | 전동 압축기 |
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