JP3127128B2 - 移動電源車 - Google Patents
移動電源車Info
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- JP3127128B2 JP3127128B2 JP08214246A JP21424696A JP3127128B2 JP 3127128 B2 JP3127128 B2 JP 3127128B2 JP 08214246 A JP08214246 A JP 08214246A JP 21424696 A JP21424696 A JP 21424696A JP 3127128 B2 JP3127128 B2 JP 3127128B2
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- JP
- Japan
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- engine
- radiator
- soundproof
- room
- duct
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B63/00—Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices
- F02B63/04—Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for electric generators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02B63/04—Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for electric generators
- F02B63/044—Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for electric generators the engine-generator unit being placed on a frame or in an housing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、緊急時等に移動可
能な電源を供給する移動電源車の、特に低騒音対策を施
した内部構造に関するものである。
能な電源を供給する移動電源車の、特に低騒音対策を施
した内部構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ディーゼルエンジン駆動の移動電
源車として知られているものの殆どは、図７に示すよう
に、エンジンから取り出したシャフトにファンをつけ、
この延長上にラジエータを取り付けて冷却する方式（標
準ラジエータ冷却方式）を採っている。遮音隔壁５ａは
一部に取り付けられているものの、基本的にはディーゼ
ルエンジン１・発電機２・標準ラジエータ３ａは共通機
器室４ａに配置され、標準ラジエータ３ａ下流の排気ダ
クト９ａとの間に遮音隔壁５ａを設けている。吸気口
８，吸気防音ダクト９，排気口１０，排気防音ダクト１
１ａを備え、標準ラジエータがエンジン付のため、発電
機・エンジン・標準ラジエータ・排気ダクトを一直線に
並べざるを得ず、特に長手方向の小型化が難しい欠点を
有している。また、図８は他の従来例を示すもので、図
において１３はエンジン発電機、１４と１５は隔壁、１
６は送風器、１７はダクト、１８は排気口、１９はラジ
エータ、２０はファンを示す。また、別置きラジエータ
を設置する方式では、図８（実公平３−１８２５６）に
あるように、別置きラジエータの電動ファン以外に、エ
ンジンにもファンを取り付け、エンジン輻射熱を独立し
たダクトで排気する方式が知られている。
源車として知られているものの殆どは、図７に示すよう
に、エンジンから取り出したシャフトにファンをつけ、
この延長上にラジエータを取り付けて冷却する方式（標
準ラジエータ冷却方式）を採っている。遮音隔壁５ａは
一部に取り付けられているものの、基本的にはディーゼ
ルエンジン１・発電機２・標準ラジエータ３ａは共通機
器室４ａに配置され、標準ラジエータ３ａ下流の排気ダ
クト９ａとの間に遮音隔壁５ａを設けている。吸気口
８，吸気防音ダクト９，排気口１０，排気防音ダクト１
１ａを備え、標準ラジエータがエンジン付のため、発電
機・エンジン・標準ラジエータ・排気ダクトを一直線に
並べざるを得ず、特に長手方向の小型化が難しい欠点を
有している。また、図８は他の従来例を示すもので、図
において１３はエンジン発電機、１４と１５は隔壁、１
６は送風器、１７はダクト、１８は排気口、１９はラジ
エータ、２０はファンを示す。また、別置きラジエータ
を設置する方式では、図８（実公平３−１８２５６）に
あるように、別置きラジエータの電動ファン以外に、エ
ンジンにもファンを取り付け、エンジン輻射熱を独立し
たダクトで排気する方式が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】エンジン付のファン
は、電動式のファンに比べ音が大きく、低騒音化には不
向きであった。また、図７からも分かるように、エンジ
ンからの回転軸取り出し方向によって標準ラジエータの
位置が、事実上エンジンのクランクシャフト延長上に決
められてしまい、レイアウトが制約される結果、電源車
の小型化に限界があった。図８に示すように、別置きラ
ジエータを採用すると騒音は小さくなるが、エンジンの
輻射熱を排出するためのファンをエンジンに取り付ける
ため、ファンが２つ必要になり、エンジンの発電機への
軸出力を低下させることになり、場合によっては１クラ
ス上のエンジンを使用する必要があった。また、エンジ
ン輻射熱を独立したダクトで排気するため、その引き回
しや加工が必要であった。さらに、最近では、移動電源
車は住宅密集地での工事や、マンションなどの建築物の
停電対応電源としても利用されており、小型・低騒音化
の要求が強まっている。本発明は上記の欠点を改善する
ために提案されたもので、その目的は低騒音化が容易な
移動電源車を提供するにある。
は、電動式のファンに比べ音が大きく、低騒音化には不
向きであった。また、図７からも分かるように、エンジ
ンからの回転軸取り出し方向によって標準ラジエータの
位置が、事実上エンジンのクランクシャフト延長上に決
められてしまい、レイアウトが制約される結果、電源車
の小型化に限界があった。図８に示すように、別置きラ
ジエータを採用すると騒音は小さくなるが、エンジンの
輻射熱を排出するためのファンをエンジンに取り付ける
ため、ファンが２つ必要になり、エンジンの発電機への
軸出力を低下させることになり、場合によっては１クラ
ス上のエンジンを使用する必要があった。また、エンジ
ン輻射熱を独立したダクトで排気するため、その引き回
しや加工が必要であった。さらに、最近では、移動電源
車は住宅密集地での工事や、マンションなどの建築物の
停電対応電源としても利用されており、小型・低騒音化
の要求が強まっている。本発明は上記の欠点を改善する
ために提案されたもので、その目的は低騒音化が容易な
移動電源車を提供するにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、緊急時等に移動可能な電源として使用す
る、天井部分、左右側面および後面が囲まれた移動電源
車において、囲まれた空間の内部は、設けられた防音隔
壁６によって発電機駆動用エンジンが設置されたエンジ
ン室４と発電機駆動用エンジンと別置きされた冷却用ラ
ジエータ３が設けられたラジエータ室５とに仕切られ、
エンジン室４側に吸気口８および吸気防音ダクト９が設
けられ、ラジエータ室５側に排気口１０および排気防音
ダクト１１が設けられ、防音隔壁６にはエンジン室４と
ラジエータ室５とを貫通する防音ダクト７が設けられ、
この防音ダクト７を通して、エンジン室４の防音性能を
損なわずにエンジン輻射熱等を別置きラジエータ冷却用
低騒音電動ファン３によってエンジン室４からラジエー
タ室５へ排出することを特徴とするものである。
めに本発明は、緊急時等に移動可能な電源として使用す
る、天井部分、左右側面および後面が囲まれた移動電源
車において、囲まれた空間の内部は、設けられた防音隔
壁６によって発電機駆動用エンジンが設置されたエンジ
ン室４と発電機駆動用エンジンと別置きされた冷却用ラ
ジエータ３が設けられたラジエータ室５とに仕切られ、
エンジン室４側に吸気口８および吸気防音ダクト９が設
けられ、ラジエータ室５側に排気口１０および排気防音
ダクト１１が設けられ、防音隔壁６にはエンジン室４と
ラジエータ室５とを貫通する防音ダクト７が設けられ、
この防音ダクト７を通して、エンジン室４の防音性能を
損なわずにエンジン輻射熱等を別置きラジエータ冷却用
低騒音電動ファン３によってエンジン室４からラジエー
タ室５へ排出することを特徴とするものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明は、エンジンとラジエータ
を別置きとし、エンジン室・ラジエータ室を仕切る防音
壁と、これを貫通する防音ダクトを設置し、別置きラジ
エータ用電動ファンのみで吸・排気を行うものである。
を別置きとし、エンジン室・ラジエータ室を仕切る防音
壁と、これを貫通する防音ダクトを設置し、別置きラジ
エータ用電動ファンのみで吸・排気を行うものである。
【０００６】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。図１
〜図３は、本発明の実施例で、ワンボックスタイプの容
量１００ｋＶＡ移動電源車を示す。図１はカバーを取り
除いた平面図、図２はカバーを取り除いた側面図、図３
（ａ）は運転台を取り除いた正面図、図３（ｂ）は外装
の一部を取り除いた背面図を示す。図において、１はデ
ィーゼルエンジン、２は発電機、３は別置きラジエータ
及び電動ファン、４はエンジン室、５はラジエータ室、
６は防音隔壁、７は防音ダクト、８は吸気口、９は吸気
防音ダクト、１０は排気口、１１は排気防音ダクトを示
す。
〜図３は、本発明の実施例で、ワンボックスタイプの容
量１００ｋＶＡ移動電源車を示す。図１はカバーを取り
除いた平面図、図２はカバーを取り除いた側面図、図３
（ａ）は運転台を取り除いた正面図、図３（ｂ）は外装
の一部を取り除いた背面図を示す。図において、１はデ
ィーゼルエンジン、２は発電機、３は別置きラジエータ
及び電動ファン、４はエンジン室、５はラジエータ室、
６は防音隔壁、７は防音ダクト、８は吸気口、９は吸気
防音ダクト、１０は排気口、１１は排気防音ダクトを示
す。
【０００７】図において、エンジン１と直結された発電
機２がエンジン室４に設置され、隣のラジエータ室５と
は、防音隔壁６で仕切られている。ラジエータ室５には
別置きラジエータ３（電動ファン付）が設置されてい
る。更に、両室を隔てる防音隔壁６には、防音ダクト７
がエルボ（曲がり）つきで貫通しており、エンジン１と
発電機２などの輻射熱を別置きラジエータファン３によ
ってエンジン室４からラジエータ室５に排出するように
なっている。これら一連の空気取り入れは、エンジン室
４に設けた吸気口８及び吸気防音ダクト９を通して行わ
れる。吸気口８は、雨水の浸入を防止する構造となって
おり、吸気防音ダクト９は防音構造で、万一雨水浸入が
あっても、ドレン排出できる構造となっている。排気口
１０も吸気口８と同様雨水浸入を防止する構造となって
おり、排気防音ダクト１１は防音構造で、万一雨水の浸
入があってもドレン排出するようになっている。この実
施例では、住宅地などでの作業を考慮して、全体をいわ
ゆる「ワンボックスタイプ」の貨物車に積載し、電源車
のハードなイメージを和らげている。また、燃料タンク
は車輌と別に独立タンクを設けている。
機２がエンジン室４に設置され、隣のラジエータ室５と
は、防音隔壁６で仕切られている。ラジエータ室５には
別置きラジエータ３（電動ファン付）が設置されてい
る。更に、両室を隔てる防音隔壁６には、防音ダクト７
がエルボ（曲がり）つきで貫通しており、エンジン１と
発電機２などの輻射熱を別置きラジエータファン３によ
ってエンジン室４からラジエータ室５に排出するように
なっている。これら一連の空気取り入れは、エンジン室
４に設けた吸気口８及び吸気防音ダクト９を通して行わ
れる。吸気口８は、雨水の浸入を防止する構造となって
おり、吸気防音ダクト９は防音構造で、万一雨水浸入が
あっても、ドレン排出できる構造となっている。排気口
１０も吸気口８と同様雨水浸入を防止する構造となって
おり、排気防音ダクト１１は防音構造で、万一雨水の浸
入があってもドレン排出するようになっている。この実
施例では、住宅地などでの作業を考慮して、全体をいわ
ゆる「ワンボックスタイプ」の貨物車に積載し、電源車
のハードなイメージを和らげている。また、燃料タンク
は車輌と別に独立タンクを設けている。
【０００８】図４〜図６は、本発明の他の実施例を示す
もので、トラックタイプの容量４５ｋＶＡ移動電源車を
示す。図４はカバーを取り除いた側面図、図５はカバー
を取り除いた平面図、図６はカバーを取り除いた正面図
を示す。図において、１はディーゼルエンジン、２は発
電機、３は別置きラジエータ及び電動ファン、４はエン
ジン室、５はラジエータ室、６は防音隔壁、７は車体一
体型貫通防音ダクト、８は吸気口、９は吸気防音ダク
ト、１０は排気口、１１は排気防音ダクトを示す。
もので、トラックタイプの容量４５ｋＶＡ移動電源車を
示す。図４はカバーを取り除いた側面図、図５はカバー
を取り除いた平面図、図６はカバーを取り除いた正面図
を示す。図において、１はディーゼルエンジン、２は発
電機、３は別置きラジエータ及び電動ファン、４はエン
ジン室、５はラジエータ室、６は防音隔壁、７は車体一
体型貫通防音ダクト、８は吸気口、９は吸気防音ダク
ト、１０は排気口、１１は排気防音ダクトを示す。
【０００９】エンジン１と直結された発電機２がエンジ
ン室４に設置され、隣のラジエータ室５とは、防音隔壁
６で仕切られている。ラジエータ室５には別置きラジエ
ータ３（電動ファン付）が設置されている。更に、両室
を隔てる防音隔壁６には、防音ダクト７が防音箱と一体
型で加工されており、エンジン１と発電機２などの輻射
熱を別置きラジエータファン３によってエンジン室４か
らラジエータ室５に排出するようになっている。これら
一連の空気取り入れは、エンジン室４に設けた吸気口８
及び吸気ダクト９を通して行われる。吸気口８は、雨水
の浸入を防止する構造となっており、吸気ダクト９は防
音構造で、万一雨水の浸入があっても、ドレン排出でき
る構造となっている。排気口１０も吸気口８と同様雨水
浸入を防止する構造となっており、排気防音ダクト１１
は防音構造で、万一雨水の浸入があってもドレン排出す
るようになっている。この実施例では、両室を貫通する
防音ダクト７が防音箱全体と一体型になっており、製造
コストの低減を図っている。また、燃料タンクは車輌の
燃料タンクと配管・ポンプで連結されており、共用とな
っている。
ン室４に設置され、隣のラジエータ室５とは、防音隔壁
６で仕切られている。ラジエータ室５には別置きラジエ
ータ３（電動ファン付）が設置されている。更に、両室
を隔てる防音隔壁６には、防音ダクト７が防音箱と一体
型で加工されており、エンジン１と発電機２などの輻射
熱を別置きラジエータファン３によってエンジン室４か
らラジエータ室５に排出するようになっている。これら
一連の空気取り入れは、エンジン室４に設けた吸気口８
及び吸気ダクト９を通して行われる。吸気口８は、雨水
の浸入を防止する構造となっており、吸気ダクト９は防
音構造で、万一雨水の浸入があっても、ドレン排出でき
る構造となっている。排気口１０も吸気口８と同様雨水
浸入を防止する構造となっており、排気防音ダクト１１
は防音構造で、万一雨水の浸入があってもドレン排出す
るようになっている。この実施例では、両室を貫通する
防音ダクト７が防音箱全体と一体型になっており、製造
コストの低減を図っている。また、燃料タンクは車輌の
燃料タンクと配管・ポンプで連結されており、共用とな
っている。
【００１０】次に作用について述べると、冷却用空気
は、エンジン室４に設けられた吸気防音ダクト９からエ
ンジン室４に入り、発電機及びエンジンの輻射熱を奪っ
て貫通防音ダクト７に流れ、電動ファン３によって別置
きラジエータを冷却してから、排気防音ダクト１１を通
して外部に排出される。（送風ファンは、別置きラジエ
ータ用電動ファンのみ）吸気防音ダクト９及び排気防音
ダクト１１の開口部は、排気の巻き込みがなく、騒音対
策上不都合がなければ、図１〜３，図４〜６の例に拘ら
ず車体の前面・後面・左右側面・天井・床面何れに設置
しても問題ないことは言うまでもない。
は、エンジン室４に設けられた吸気防音ダクト９からエ
ンジン室４に入り、発電機及びエンジンの輻射熱を奪っ
て貫通防音ダクト７に流れ、電動ファン３によって別置
きラジエータを冷却してから、排気防音ダクト１１を通
して外部に排出される。（送風ファンは、別置きラジエ
ータ用電動ファンのみ）吸気防音ダクト９及び排気防音
ダクト１１の開口部は、排気の巻き込みがなく、騒音対
策上不都合がなければ、図１〜３，図４〜６の例に拘ら
ず車体の前面・後面・左右側面・天井・床面何れに設置
しても問題ないことは言うまでもない。
【００１１】上記の構成により、 ・ エンジンにラジエータファンがないため、発生騒音
が小さくなり、低騒音化が容易である。 ・ ラジエータがエンジンから分離されたため、レイア
ウトの自由度が拡大し、小型化が可能になる。 ・ 一番騒音の大きいエンジンが納められるエンジン室
４は、この部分のみを重度の防音構造とすることによ
り、防音加工の費用や重さが軽減できる。 ・ 両室を貫通する防音ダクト７により、エンジン室４
の騒音は充分低減されてラジエータ室５に接続される。 ・ ラジエータ室５の騒音源は電動ファン１だけなの
で、軽度の防音構造とすることが出来る。 ・ エンジンの輻射熱は、防音ダクト７からラジエータ
室５のラジエータ用電動ファン１によって排出されるた
め、両室において、冷却・換気用のファンは別置きラジ
エータ用電動ファン１基で済む。 ・ 防音ダクト構造をエンジン室４・ラジエータ室５を
仕切る防音隔壁６と一体化すれば、加工費・重量・スペ
ースの低減が可能。等、多くの利点がある。
が小さくなり、低騒音化が容易である。 ・ ラジエータがエンジンから分離されたため、レイア
ウトの自由度が拡大し、小型化が可能になる。 ・ 一番騒音の大きいエンジンが納められるエンジン室
４は、この部分のみを重度の防音構造とすることによ
り、防音加工の費用や重さが軽減できる。 ・ 両室を貫通する防音ダクト７により、エンジン室４
の騒音は充分低減されてラジエータ室５に接続される。 ・ ラジエータ室５の騒音源は電動ファン１だけなの
で、軽度の防音構造とすることが出来る。 ・ エンジンの輻射熱は、防音ダクト７からラジエータ
室５のラジエータ用電動ファン１によって排出されるた
め、両室において、冷却・換気用のファンは別置きラジ
エータ用電動ファン１基で済む。 ・ 防音ダクト構造をエンジン室４・ラジエータ室５を
仕切る防音隔壁６と一体化すれば、加工費・重量・スペ
ースの低減が可能。等、多くの利点がある。
【００１２】
【発明の効果】本発明は叙上のように、緊急時等に移動
可能な電源として使用するいわゆる移動電源車におい
て、発電機駆動用水冷ディーゼルエンジンと、その冷却
用ラジエータを別置きとし、それぞれが設置されるエン
ジン室４とラジエータ室５との間に防音隔壁６を設け、
この防音隔壁６を貫通する防音ダクト７を通して、エン
ジン室４の防音性能を損なわずにエンジン輻射熱等を別
置きラジエータ冷却用低騒音電動ファンによって排出す
ることを特徴とするように構成されているため、 （イ）発生騒音が小となり、低騒音化が容易であること （ロ）小型化が可能であること （ハ）防音加工の費用及び重さが軽減できること （ニ）防音構造を軽度のものとすることができる （ホ）加工費・重量・スペースの低減が可能であること
などの効果を有する。
可能な電源として使用するいわゆる移動電源車におい
て、発電機駆動用水冷ディーゼルエンジンと、その冷却
用ラジエータを別置きとし、それぞれが設置されるエン
ジン室４とラジエータ室５との間に防音隔壁６を設け、
この防音隔壁６を貫通する防音ダクト７を通して、エン
ジン室４の防音性能を損なわずにエンジン輻射熱等を別
置きラジエータ冷却用低騒音電動ファンによって排出す
ることを特徴とするように構成されているため、 （イ）発生騒音が小となり、低騒音化が容易であること （ロ）小型化が可能であること （ハ）防音加工の費用及び重さが軽減できること （ニ）防音構造を軽度のものとすることができる （ホ）加工費・重量・スペースの低減が可能であること
などの効果を有する。
【図１】本発明の実施例の平面図を示す。
【図２】本発明の実施例の側面図を示す。
【図３】本発明の実施例の（ａ）図は正面図、（ｂ）図
は背面図を示す。
は背面図を示す。
【図４】本発明の他の実施例の側面図を示す。
【図５】本発明の他の実施例の平面図を示す。
【図６】本発明の他の実施例の正面図を示す。
【図７】従来例を示す。
【図８】他の従来例を示す。
１ ディーゼルエンジン ２ 発電機 ３ 別置きラジエータ及び電動ファン ３ａ 標準ラジエータ ４ エンジン室 ４ａ 共通機器室 ５ ラジエータ室 ５ａ 遮音隔壁 ６ 防音隔壁 ７ 貫通ダクト ８ 吸気口 ９ 吸気防音ダクト ９ａ 排気ダクト １０ 排気口 １１ 排気防音ダクト １１ａ 排気防音ダクト １３ エンジン発電機 １４ 隔壁 １５ 隔壁 １６ 送風器 １７ ダクト １８ 排気口 １９ ラジエータ ２０ ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 勧 東京都豊島区北大塚１丁目15番１号 山 洋電気株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−30438（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−353224（ＪＰ，Ａ) 実開 昭64−36527（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F02B 63/04 F02B 77/13
Claims (1)
- 【請求項１】 緊急時等に移動可能な電源として使用す
る、天井部分、左右側面および後面が囲まれた移動電源
車において、 囲まれた空間の内部は、設けられた防音隔壁（６）によ
って発電機駆動用エンジンが設置されたエンジン室
（４）と発電機駆動用エンジンと別置きされた冷却用ラ
ジエータ（３）が設けられたラジエータ室（５）とに仕
切られ、 エンジン室（４）側に吸気口（８）および吸気防音ダク
ト（９）が設けられ、 ラジエータ室（５）側に排気口（１０）および排気防音
ダクト（１１）が設けられ、 防音隔壁（６）にはエンジン室（４）とラジエータ室
（５）とを貫通する防音ダクト（７）が設けられ、この
防音ダクト（７）を通して、エンジン室（４）の防音性
能を損なわずにエンジン輻射熱等を別置きラジエータ冷
却用低騒音電動ファン（３）によってエンジン室（４）
からラジエータ室（５）へ排出することを特徴とするデ
ィーゼルエンジン駆動の低騒音型移動電源車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08214246A JP3127128B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 移動電源車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08214246A JP3127128B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 移動電源車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1037755A JPH1037755A (ja) | 1998-02-10 |
| JP3127128B2 true JP3127128B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=16652600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08214246A Expired - Fee Related JP3127128B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 移動電源車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3127128B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6268957B2 (ja) * | 2013-11-14 | 2018-01-31 | 三菱自動車工業株式会社 | 燃料残量報知装置 |
| AT516249B1 (de) * | 2015-05-05 | 2016-04-15 | Ge Jenbacher Gmbh & Co Og | Anordnung aus einem Genset und einem Container |
| CN104908629A (zh) * | 2015-06-29 | 2015-09-16 | 上海科泰电源股份有限公司 | 一种近海核电站用应急移动电源车 |
| CN111287829B (zh) * | 2020-03-16 | 2024-05-28 | 中船重工电机科技股份有限公司 | 一种可有效降低排气噪音的柴油发电机组舱内消音装置 |
-
1996
- 1996-07-25 JP JP08214246A patent/JP3127128B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1037755A (ja) | 1998-02-10 |
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