JP2001020740A - 防音型エンジン駆動作業機 - Google Patents

防音型エンジン駆動作業機

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JP2001020740A
JP2001020740A JP11187926A JP18792699A JP2001020740A JP 2001020740 A JP2001020740 A JP 2001020740A JP 11187926 A JP11187926 A JP 11187926A JP 18792699 A JP18792699 A JP 18792699A JP 2001020740 A JP2001020740 A JP 2001020740A
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洋司 溝上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却効率を向上させると共に騒音を低減する
ことができ、さらに、防音ケースを小型化することが可
能である防音型エンジン駆動作業機を提供する。 【解決手段】 防音ケースK内が隔壁16,17,18
を介して、ラジエータRを配設するためのラジエータ室
1と、マフラM1,M2を配設するためのマフラ室2
と、エンジンEを配設するためのエンジン室3と、に区
画されている防音型エンジン駆動作業機であって、前記
マフラ室は第1の排風口15aを、前記エンジン室は第
1の吸風口13aを、かつ、前記ラジエータ室は第2の
吸風口11bおよび第2の排風口15bを備え、前記マ
フラ室と前記エンジン室を区画する前記隔壁には連通孔
16aが開設されているとともに、前記エンジン室に配
設した前記エンジンのエンジンファンFは、前記連通孔
内で前記エンジンファンが回転自在となるように配設さ
れており、さらに、前記ラジエータ室に電動ファン22
が配設されている構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業機本体を防音
ケース内に収容した、冷却空気の導風構造に特徴を有す
る防音型エンジン駆動作業機(以下、「作業機」とい
う)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、騒音を低減させるために防音
ケース内にエンジンで駆動される作業機本体を収容した
作業機が使用されている。以下、この種の作業機とし
て、防音型エンジン駆動発電機(以下、「発電機」とい
う)を例にあげて説明する。
【0003】図7に示すように、発電機の主要部分は、
作業機本体としての発電機本体G’と、当該発電機本体
G’に後端の出力軸が連結されたエンジンE’と、当該
エンジンE’に接続されているマフラM’と、ラジエー
タR’とから構成されている。前記エンジンE’の前端
には、当該エンジンE’により駆動されるエンジンファ
ンF’が直接装着されており、当該エンジンファンF’
に対向する位置にはラジエータR’が設けられている。
さらに、各種の電装部品からなる制御装置29’が、発
電機本体G’の上部位置に配設されている。
【0004】前記発電機の各装置は、騒音を低減させる
ために防音ケースK’内に収納されており、当該防音ケ
ースK’の後部側の側壁面には吸風口13a’が、当該
防音ケースK’の前部側の天井壁面には排風口15a’
が形成されている。
【0005】前記発電機の運転中には、発電機本体
G’、制御装置29’、エンジンE’、ラジエータR’
及びマフラM’の発熱に対し、これらの装置を効率的に
冷却しなければならないが、前記各装置の冷却は、エン
ジンファンF’による防音ケースK’内の冷却空気の流
れを利用して行っている。すなわち、エンジンファン
F’を回転させることにより、吸風口13a’から防音
ケースK’内に冷却空気を吸入し、防音ケースK’内に
形成されている通風路を通過させながら、発電機本体
G’、制御装置29’、エンジンE’、ラジエータR’
及びマフラM’を順次冷却させ、排風口15a’から排
出することにより行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、冷却空気は、
エンジンファンF’により、吸風口13a’から防音ケ
ースK’内に吸入され、前記のように、発電機本体
G’、制御装置29’、エンジンE’、ラジエータ
R’、マフラM’を順次冷却させることになるため、通
風路を通過しているうちに、既に冷却を行った装置の熱
量により、冷却空気が暖められてしまう。そのため、排
風口15a’に近い部位に設けられているラジエータ
R’やマフラM’等を冷却するための冷却空気は高温と
なってしまっており、冷却効率が非常に悪くなってしま
うという問題点を有していた。
【0007】このような状態で冷却効率を向上させて、
ラジエータR’やマフラM’の冷却を良くするために
は、防音ケースK’内に吸入する冷却空気量を多くす
る、すなわち、吸風口13a’および排風口15a’の
開口面積を大きくするなどが必要であり、または、ラジ
エータR’やエンジンファンF’等の容量を大きくする
必要がある。
【0008】一方、エンジンファンF’に対向させてラ
ジエータR’が配設されている従来の発電機では、エン
ジンE’の燃焼音や機械音が、ラジエータR’のコア部
を通過した後、冷却空気の通風路を通過し、排風口15
a’から外部に漏出するため、騒音の原因になってい
た。また、従来の発電機は冷却効率が悪く、冷却空気を
多く吸入しているため、その流速も大きくなっている。
したがって、ラジエータR’のコア部を通過する際に発
生する風切り音が非常に大きく、当該風切り音が排風口
15a’から外部に漏出するため、騒音の原因になって
いた。このように、防音ケースK’内のエンジン音、ラ
ジエータR’の風切り音およびマフラ音等の騒音は、吸
風口13a’や排風口15a’から外部に騒音として漏
出することになるため、当該吸風口13a’および排風
口15a’の開口面積を大きくすると、発電機の運転時
における騒音が非常に大きくなってしまうという問題点
を有していた。
【0009】それに対し、防音ケースK’外に漏出する
騒音を低減するためには、吸風口13a’および排風口
15a’の開口面積を小さくすること、通風路に騒音の
伝搬を遮蔽する部材を設けること、あるいは、通風路に
屈曲を設けることにより排圧をかける必要があるが、冷
却空気量が減少するため、各装置の冷却効率が低下して
しまうことになる。したがって、各装置の冷却効率の向
上と、騒音の低減という双方の要求を満たすことは非常
に難しいという問題点を有していた。さらに、ラジエー
タR’やエンジンファンF’の容量を大きくすると、そ
れらの外形寸法も大きくなり、それらを収容するための
防音ケースK’が大きくなってしまい、発電機を小型化
することができなかった。
【0010】本発明は、前記のそれぞれの問題点を除く
ためになされたものであり、冷却効率を向上させると共
に、騒音を低減することができ、さらに、防音ケースを
小型化することが可能である防音型エンジン駆動作業機
を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】要するに、請求項1記載
の防音型エンジン駆動作業機は、エンジンと、前記エン
ジンにより駆動される作業機本体と、ラジエータと、マ
フラを備え、かつ、前記の各装置を防音ケース内に収容
した防音型エンジン駆動作業機において、前記防音ケー
ス内が、隔壁を介して、前記ラジエータを配設するため
のラジエータ室と、前記マフラを配設するためのマフラ
室と、前記エンジンを配設するためのエンジン室と、に
区画されており、前記マフラ室は第1の排風口を、前記
エンジン室は第1の吸風口を、かつ、前記ラジエータ室
は第2の吸風口および第2の排風口を備え、前記マフラ
室と前記エンジン室を区画する前記隔壁には連通孔が穿
設されているとともに、前記エンジン室に配設した前記
エンジンのエンジンファンは、前記連通孔内で回転自在
となるように配設されており、さらに、前記ラジエータ
室に電動ファンが配設されていることを特徴としてい
る。
【0012】ここで、エンジン室には、エンジンのみを
配設するのではなく、マフラとラジエータ以外の作業機
本体、制御装置及び、その他の装置を配設するものであ
る。
【0013】したがって、本発明によると、防音ケース
内をラジエータ室、マフラ室及びエンジン室に区画する
とともに、ラジエータ室に電動ファンを配設したことに
より、各室に配設した装置の冷却効率を向上させること
ができる。すなわち、電動ファンの回転により、外部か
ら吸入した温度上昇が生じていない冷却空気でラジエー
タのみを冷却することができるため、当該ラジエータの
冷却を特に効率良く行うことができる。
【0014】また、エンジンファンの回転により吸引さ
れる冷却空気量は、ラジエータの冷却が不要になり減少
できるので、エンジンファンを小型化できる。さらに、
電動ファンは、ラジエータのみを効率良く冷却できるた
め小型のものでよく、ラジエータのコア部からの風切り
音も低減できる。また、各室の各吸風口および排風口の
開口面積を小さくし、通風路に騒音の伝搬を遮蔽する部
材を設け、または、屈曲部を設けることにより排圧をか
けることができるため、各装置から発生する騒音を顕著
に低減させることができる。加えて、エンジンファンを
小型化したことにより、従来、ラジエータのコア部が配
設されていた箇所を、小さい前記連通孔にすることが可
能となったため、エンジン音の漏れが少なくなり、騒音
を低減させることができる。
【0015】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の防音型エンジン駆動作業機において、前記電動フ
ァンが、前記第2の吸風口と前記ラジエータの間に配設
されていることを特徴としている。
【0016】したがって、電動ファンは、第2の吸風口
とラジエータの間に配設されているため、温度上昇が生
じていない外部から吸入した冷却空気を用いて電動ファ
ンを効率良く冷却することができるとともに、当該電動
ファンを冷却しただけの温度上昇が少ない冷却空気を用
いてラジエータを冷却することができるため、ラジエー
タの冷却効率が格段に上昇する。加えて、ラジエータの
風切り音は電動ファンの小型化により低減され、その
上、当該電動ファンにより遮蔽されることから、騒音を
大幅に低減させることができる。
【0017】また、請求項3記載の本発明は、請求項1
又は請求項2に記載の防音型エンジン駆動作業機におい
て、前記ラジエータ室の一部が前記防音ケースの壁面か
ら形成されているとともに、前記第2の吸風口は側壁面
に設けられており、さらに、前記第2の排風口は天井壁
面に設けられていることを特徴としている。ここで、防
音ケースの壁面とは、当該防音ケースを構成する側壁面
と天井壁面をいう。また、前記側壁面とは、防音ケース
の左右側壁面の他に、前壁面及び後壁面を含むものであ
る。さらに、前壁面とは、エンジンを境として、当該エ
ンジンに装着されているエンジンファン側の壁面をい
う。
【0018】したがって、本発明によると、第2の吸風
口が防音ケースの側壁面に形成されており、かつ、第2
の排風口がラジエータ室の天井壁面に設けられているた
め、ラジエータの熱を吸収して高温となり、上昇する流
れとなった冷却空気をそのまま第2の排風口から排出す
ることができるため、非常に効率よく排気を行うことが
できる。加えて、第2排風口から排出された空気が第2
吸風口へ流入することを防止することができる。
【0019】また、請求項4記載の本発明は、請求項1
乃至請求項3のいずれか1項に記載の防音型エンジン駆
動作業機において、前記エンジン室及び前記マフラ室の
一部が前記防音ケースの壁面から形成されているととも
に、前記第1の吸風口は側壁面に設けられており、さら
に、前記第1の排風口は天井壁面に設けられていること
を特徴としている。
【0020】したがって、本発明によると、第1の吸風
口が防音ケースの側壁面に形成されており、かつ、第1
の排風口がマフラ室の天井壁面に設けられているため、
エンジンやマフラ等の熱を吸収して高温となり、マフラ
冷却後に上昇する流れとなった冷却空気をそのまま第1
の排風口から排出することができるため、非常に効率よ
く排気を行うことができる。加えて、第1排風口から排
出された空気が第1吸風口へ流入することを防止するこ
とができる。
【0021】また、請求項5記載の本発明は、請求項1
乃至請求項4記載のいずれか1項に記載の防音型エンジ
ン駆動作業機において、前記第1の吸風口は外気導入路
を介して前記エンジン室と連通しているとともに、前記
外気導入路は、その入口が前記第1の吸風口に接続さ
れ、かつ、複数の出口を備えている第1のダクトと、前
記第1のダクトにおける前記出口に接続され、かつ、所
定位置に送風出口を備えている複数の第2ダクトと、か
ら構成されていることを特徴としている。
【0022】ここで、第2のダクトの送風出口は、冷却
することが必要な装置「作業機本体やエンジン(特に、
オイルパン部等)又は制御装置等」に、冷却空気を直接
吹き付けることが可能となる位置に配設することが望ま
しい。
【0023】したがって、本発明によれば、外気導入路
を介してエンジン室内に冷却空気を吸入するとともに、
冷却することが必要な装置に冷却空気を直接吹き付ける
位置に送風出口を穿設することにより、エンジン室内の
冷却効率を更に向上させることができる。加えて、ラジ
エータの冷却は別の電動ファンにより行うことから、小
型のエンジンファンを用いることができ、吸風口及び排
風口の開口面積を小さくできるとともに、排圧をかける
こともできるため、さらに騒音を低減することが可能と
なる。
【0024】また、請求項6記載の本発明は、請求項1
乃至請求項5のいずれか1項に記載の防音型エンジン駆
動作業機において、前記マフラ室と前記ラジエータ室
が、前記防音ケースの前部を形成するフロントフレーム
の内部に区画されていることを特徴としている。ここ
で、防音ケースの前部とは、前記前壁面および左右側壁
面の一部から形成される部位をいい、また、フロントフ
レームとは、防音ケースの前部を形成するフレーム部材
(構造部材)をいう。
【0025】したがって、本発明によれば、マフラ室と
ラジエータ室がフロントフレームの内側にコンパクトに
画設されていることから、防音ケースを構成する他の部
材は区画することなしで、作業機の主たる構成装置(エ
ンジン、作業機本体、制御装置等)を収容するエンジン
室をシンプルかつコンパクトに形成することができる。
そのため、主たる構成装置のメンテナンス時における作
業性を向上させることができるとともに、防音ケース全
体をコンパクトにでき、防音ケースの製造を容易に行う
ことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図面
を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明におい
て、防音ケースKの左右側面は、リアフレーム12方向
から見た場合の方向と対応するものである。
【0027】◎構成 (1)発電機の全体構成 図1乃至図3に示すように、本発明の発電機は、作業機
本体である発電機本体Gと、エンジンEと、当該エンジ
ンEに接続されており(図示せず)エンジンEの冷却水
を冷却するためのラジエータRと、当該エンジンEに接
続されている(図示せず)第1マフラM1及び第2マフ
ラM2と、発電機を制御するための各種電装部品からな
る制御装置29からその主要部が構成されており、前記
各装置は、防音ケースK内に収容されている。
【0028】(2)防音ケースK内の構成 図1乃至図3に示すように、前記防音ケースKは、フロ
ントフレーム11及びリアフレーム12と、左右の側面
パネル13,14と、ルーフパネル15とから形成され
ている。フロントフレーム11及びリアフレーム12
は、平面視コ字形状の構造部材であり、防音ケースKの
前面部と左右両側面部の一部、及び防音ケースKの後面
部と左右両側面部の一部を形成する部材である。また、
左右の側面パネル13,14は、前記フロントフレーム
11及びリアフレーム12の側面に設けられるパネル材
である。さらに、ルーフパネル15は、前記フロントフ
レーム11及びリアフレーム12と、左右の側面パネル
13,14の上部に設けられるパネル材であり、フロン
トフレームの上部に設けられている前部ルーフパネル1
5Aと、リアフレーム12及び左右の側面パネル13,
14の上部に設けられている後部ルーフパネル15Bか
ら形成されている。前記フロントフレーム11、リアフ
レーム12及び左右の側面パネル13,14は、ベース
Bの上部に取り付けられている。
【0029】前記防音ケースKの内部は、以下のよう
に、ラジエータ室1、マフラ室2及びエンジン室3の3
室に区画されており、特に、ラジエータ室1とマフラ室
2が、フロントフレーム11の内部に、横隔壁16、側
方隔壁17,下部隔壁18により画設されている。
【0030】○ラジエータ室1 防音ケースKを構成するフロントフレーム11の側面部
における後端には、全幅にわたり横隔壁16が設けられ
ている。また、フロントフレーム11前面部と横隔壁1
6の間に当該横隔壁16と直交する向きで、ベースB
(基台)との間に間隙部20を有して、側方隔壁17が
設けられている。なお、当該間隙部20は、後述するマ
フラ室2におけるダクト構造の一部を構成しており、冷
却空気の通風路となっている。さらに、前記横隔壁16
と側方隔壁17及びフロントフレーム11の右側壁部に
より区画された空間に下部隔壁18が設けられており、
フロントフレーム11と、各隔壁16,17,18と、
前部ルーフパネル15Aとにより囲まれる部位からラジ
エータ室1が形成されている。フロントフレーム11の
前壁面(側壁面の一態様)におけるラジエータ室1に対
応する部位の略全面には、当該ラジエータ室1内に冷却
空気を吸入するための第2吸風口11bが、また、前部
ルーフパネル15A(天井壁面)には当該冷却空気を排
出するための第2排風口15bがそれぞれ穿設されてい
る。
【0031】ラジエータ室1には、略全幅にわたってラ
ジエータRが配設されているとともに、当該ラジエータ
Rと第2吸風口11bの間には、ブラケット21を介し
て、ラジエータRを冷却するための電動ファン22が配
設されている。このように、ラジエータ室1には、第2
吸風口11bから第2排風口15bに至るダクト構造が
形成されている。また、下部隔壁18は、ラジエータR
を通過した後の冷却空気が上部に流れるガイドとするた
めに、その一部が上方に傾斜するように形成されてい
る。
【0032】○マフラ室2 マフラ室2は、フロントフレーム11のラジエータ室1
以外の部位と、横隔壁16と、前部ルーフパネル15A
とから形成されており、当該前部ルーフパネル15Aに
は、エンジン室3内に吸入された冷却空気を排出するた
めの第1排風口15aが穿設されている。
【0033】また、マフラ室2において、ラジエータ室
1の下部位置には、エンジンEに第1排気管5を介して
取り付けられている第1マフラM1が、ラジエータ室1
の側面部には当該第1排気マフラM1に第2排気管6を
介して取り付けられている第2マフラM2がそれぞれ配
設されている。さらに、当該第2マフラM2には、その
先端部が第1排風口15aに臨んでいる第3排気管7が
取り付けられており、当該マフラ室2には、総ての排気
装置が配設されている。なお、マフラ室2におけるラジ
エータ室1の下方位置は、フロントフレーム11の全幅
にわたり、ベースBの底板B1に接合する底部隔壁19
により区画されており、その下部には燃料タンクTが配
設されている。したがって、マフラ室2の下部は、前記
底部隔壁19によりエンジン室3と隔離されている。
【0034】このように、マフラ室2には、後述する横
隔壁16の連通孔16aから、ラジエータ室1の下部を
経由して第1マフラM1の周囲を通り、さらに、側方隔
壁17の下方の間隙部20を通った後、第2マフラM2
の周囲を上昇して、第1排風口15aへ至る複雑経路の
ダクト構造が形成されている。
【0035】○エンジン室3 エンジン室3は、リアフレーム12と、左右の側面パネ
ル13,14と、横隔壁16と、後部ルーフパネル15
Bとにより形成されている。左側面パネル13の左下部
には、冷却空気を吸入するための第1吸風口13aが設
けられているとともに、横隔壁16の略中央部には、エ
ンジン室3とマフラ室2とを連通するための円形の連通
孔16aが穿設されている。当該連通孔16aは、エン
ジンEのエンジンファンFがその内部で一定の間隙を有
して回転することが可能となる大きさに形成されてい
る。なお、エンジンファンFと横隔壁16との前後方向
の位置関係は、防音ケースK内の冷却空気の抵抗や、後
述する第1吸風口13aの開口面積等に応じて、適宜設
計上において決定する必要がある。
【0036】エンジン室3には、リアフレーム12側か
ら順に、発電機本体Gと、当該発電機本体Gに後端の出
力軸が連結されたエンジンEとが設けられている。前記
エンジンEの前端には当該エンジンEにより駆動される
エンジンファンFが直接装着されており、当該エンジン
ファンFは、横隔壁16の連通孔16a内で回転自在と
なるように、当該連通孔16a内に配設されている。ま
た、発電機本体Gのリアフレーム12側の端部には、当
該発電機本体Gの内部に冷却空気を吸入するための冷却
空気吸入口G1が設けられているとともに、他端部に
は、当該冷却空気を吸入するための発電機ファンG2が
装着されている。さらに、リアフレーム12の近傍の上
部位置には、発電機を制御するための制御装置29を収
納した制御箱26が配設されている。なお、エンジン室
3には、エンジンE、発電機本体G、制御箱26以外
に、前記説明を行わなかったその他の装置が配設されて
いる。
【0037】ここで、図4を用い、エンジン室3の外気
導入路30について詳細に説明する。外気導入路30
は、防音ケースKの左側面パネル13に付設されている
サイドドアダクト32とベースBに付設されているベー
スダクト33から形成されている第1ダクト31と、当
該第1ダクト31に接続されている発電機ダクト43、
エンジンダクト44及びフィンダクト45から形成され
ている第2ダクト42と、から構成されている。
【0038】まず、ベースダクト33と、当該ベースダ
クト33上に立設しているサイドドアダクト32から構
成される第1ダクト31について説明する。ベースダク
ト33は、ベースBを構成するベース部材にベースガイ
ドを接合することにより、ベースBの長さ方向に所定長
さにわたって中空の導風路を形成したものである。当該
ベースダクト33は、横隔壁16の近傍位置で仕切板3
3aにより仕切られているとともに、所定位置に複数の
排風出口を有している。サイドドアダクト32は、左側
面パネル13に付設しているとともに、第1吸風口13
aにその入口が接続する位置に設けられている中空の導
風路である。
【0039】次に、第2ダクト42について説明する。
第2ダクト42は、ベースダクト33の複数の排風出口
にそれぞれ接続されている発電機ダクト43、エンジン
ダクト44とフィンダクト45により構成されている。
【0040】発電機ダクト43とエンジンダクト44
は、ベースダクト33と直交する向き(幅方向)となる
ようにベースダクト33に横設されている中空部材であ
る。前記発電機ダクト43は、発電機本体Gの冷却空気
吸入口G1の下部位置に設けられており、その上面には
複数の排風出口43aが穿設されている。また、前記エ
ンジンダクト44は、エンジンEの下部近傍に設けられ
ており、発電機ダクト43と所定の間隔を有して設けら
れている。当該エンジンダクト44におけるフロントフ
レーム11側の側面部には、複数の排風出口44aが穿
設されており、エンジンEのオイルパン部E1に冷却空
気を送風可能となっている。
【0041】また、フィンダクト45は、ベースダクト
33上に立設している中空の導風路であり、当該フィン
ダクト45の排風出口45aが、制御箱26の吸気口2
6aに接続して設けられている。なお、制御箱26の内
部は、フィン取付けブラケット27(図1参照)により
仕切られており、制御装置29のフィン29aを直接冷
却するための冷却空気を吸入するために、空間部が形成
されている。当該フィン取付けブラケット27には、多
数の貫通孔(図示せず)が穿設されており、冷却を要す
る制御装置29は、当該貫通孔にフィン29aを嵌挿す
ることにより固定されている。
【0042】さらに、制御箱26のフロントフレーム1
1方向の側面部には、制御装置を冷却した後の冷却空気
を排出するための排風出口26b,26cが穿設されて
いる。したがって、フィンダクト45から制御箱26内
に吸入された冷却空気は、制御装置29のフィン29a
及び装置本体29bを冷却して、排風出口26b,26
cから冷却空気をエンジン室3内に導風される構造とな
っている。
【0043】以上のように、前記構造により、第1吸風
口13aは外気導入路30を介してエンジン室3と連通
しており、当該第1吸風口13aからエンジン室3内に
吸入された冷却空気は、連通孔16aを通過し、マフラ
室2を経て第1排風口15aから排出される構造となっ
ている。なお、第2ダクト42と、各排風出口43a,
44a,45aは、冷却することが必要となる装置に冷
却空気を直接吹き付けることができるように、適切な位
置に設ける必要がある。
【0044】◎作用 本発明の発電機は前記のように構成されており、その作
用は以下の通りである。
【0045】(1)エンジン室3及びマフラ室2におけ
る冷却空気の流れ 図5に示すように、主として制御装置29、発電機本体
G、エンジンE、第1マフラM1及び第2マフラM2を
冷却するための冷却空気は、エンジンファンFの回転に
より、第1吸風口13aから吸入され、サイドドアダク
ト32を介してベースダクト33に導風される。そし
て、その一部はフィンダクト45を通り、吸気口26a
から制御箱26内に吸入されて制御装置29のフィン2
9a及び装置本体29bを冷却する。この制御装置29
を冷却した冷却空気は、排風出口26b,26cからエ
ンジン室3内に吸入され、発電機本体G及びエンジンE
の表面部をなぞるとともに、エンジン室3の換気をして
連通孔16aを通過する。そして、マフラ室2に配設さ
れている第1マフラM1を冷却し、側方隔壁17の下方
の間隙部20を通り、上昇しながら第2マフラM2を冷
却して、マフラ室2のダクト構造による効果を利用する
ことにより、第1排風口15aから排出される。
【0046】また、冷却空気の一部は、エンジンダクト
44を通りエンジンEのオイルパン部E1に導かれて当
該部位を冷却し、連通孔16aを通過するとともに、前
記のように第1マフラM1と第2マフラM2を冷却して
第1排風口15aから排出される。さらに、他の一部
は、発電機ダクト43を通り発電機本体Gの内部及び外
部を冷却して、前記と同様の経路をたどって第1排風口
15aから排出される。
【0047】したがって、エンジン室3内に吸入される
冷却空気はラジエータRを冷却する必要がなく、また、
発電機本体G、エンジンEのオイルパン部E1及び制御
装置29を、温度上昇の生じていない外気で直接冷却す
ることができる。そのため、各装置の冷却効率が向上
し、必要風量も少なくすることができる。加えて、エン
ジンファンFにより吸入される冷却空気量は、ラジエー
タRの冷却が不要になり減少できるので、エンジンファ
ンFを小型化できるとともに、第1吸風口13a、第1
排風口15aの開口面積を小さくできる。さらに、マフ
ラ室2を複雑経路のダクト構造として排圧もかけられる
ので、エンジン音、マフラ音等の外部に漏出する騒音を
大幅に低減させることができる。
【0048】また、第1吸風口13aが左側面パネル1
3の低部に形成されており、かつ、第1排風口15aが
前部ルーフパネル15Aに設けられているため、各装置
の熱を吸収した状態でマフラ室2内に導風され、さら
に、第1マフラM1及び第2マフラM2を冷却しながら
高温となり、上昇する流れとなった冷却空気をそのまま
第1排風口15aから排出することができるため、非常
に効率よく排気を行うことができる。加えて、第1排風
口15aから排出された空気が第1吸風口13a及び第
2吸風口11bへ流入することを防止することができ
る。
【0049】さらに、ラジエータRを冷却するための冷
却空気を、エンジンファンFとは別の電動ファン22を
用いて防音ケースK内に吸入するため、エンジンファン
Fの騒音の原因となる排風量を最小限に減らすことがで
きるため、騒音を大幅に低減させることができる。
【0050】(2)ラジエータ室1における冷却空気の
流れ 次に、図6を用いて、ラジエータ室1における冷却空気
の流れについて説明する。冷却空気は、電動ファン22
を回転させることにより第2吸風口11bからラジエー
タ室1内に吸入され、当該電動ファン22を冷却しなが
らラジエータRを冷却し、さらに、下部隔壁18に沿っ
て方向を上方に変え、第2排風口15bから排出され
る。したがって、電動ファン22の回転により、温度上
昇が生じていない外部から吸入した冷却空気をラジエー
タ室1内に吸入することができるため、電動ファン22
を最も効率的に冷却することができる。さらに、当該電
動ファン22を冷却しただけの温度上昇が少ない冷却空
気を用いてラジエータRを冷却することができるため、
ラジエータRの冷却効率が格段に上昇する。
【0051】また、電動ファン22を小型化でき、第2
吸風口11bおよび第2排風口15bの開口面積を小さ
くできるとともに、排圧をかけることができる。さら
に、ラジエータRの風切り音は電動ファン22の小型化
により低減され、その上、各隔壁16,17,18及び
電動ファン22により遮蔽されることから、騒音を大幅
に低減させることができる。
【0052】また、第2吸風口11bがフロントフレー
ム11の前壁面に形成されており、かつ、第2排風口1
5bが前部ルーフパネル15Aに設けられているため、
エンジンファンF及びラジエータRの熱を吸収して高温
となり、上昇する流れとなった冷却空気をそのまま第2
排風口15bから排出することができるため、非常に効
率よく排気を行うことができる。さらに、第2排風口1
5bから排出された空気が第1吸風口13a及び第2吸
風口11bへ流入することを防止することができる。
【0053】(3)本発明の総合的な作用 前記のように、ラジエータ室1、及びマフラ室2とエン
ジン室3を、各隔壁16,17,18により区画してい
るため、エンジンファンFの回転による冷却空気の流れ
と、電動ファン22の回転による冷却空気の流れは完全
に分離されている。そのため、互いの冷却空気は双方の
熱の影響を受けず、電動ファン22の回転による冷却空
気はラジエータRのみを、エンジンファンFの回転によ
る冷却空気は、制御装置29,発電機本体G、エンジン
E、第1マフラM1,第2マフラM2等の内部装置を効
率良く冷却することができる。加えて、ラジエータRや
エンジンファンFを小型化することができるため、それ
らを収容するための防音ケースKを小型化することがで
きる。
【0054】また、ラジエータ室1とマフラ室2がフロ
ントフレーム11の中にコンパクトに画設されているこ
とから、防音ケースKを構成する他の部材は区画するこ
となしで、作業機の主たる構成装置(エンジンE、発電
機本体G、制御装置29等)を収容するエンジン室3を
形成することができる。そのため、前記主たる構成装置
のメンテナンス時における作業性を向上させることがで
きるとともに、防音ケースK全体をコンパクトにでき、
防音ケースKの製造を容易に行うことができる。
【0055】さらに、防音ケースK内へ吸入する冷却空
気の量を最小限に減らしているため、当該防音ケースK
内への水及び塵埃の侵入を大幅に減らすことができるた
め、発電機の絶縁や故障を防止することができる。
【0056】以上、本発明について、好適な実施形態の
一例を説明した。しかし、本発明は、前記実施形態に限
られず、前記の各構成要素については、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で、適宜設計変更が可能である。特に、
防音ケース内におけるエンジン室、マフラ室、ラジエー
タ室の区画の方法や、各室の大きさ等は、作業機を構成
する各種装置の規格及びレイアウト等に応じて、適切に
定めるものである。また、外気導入路の構造や取り付け
態様、各吸風口や排風口の位置及び数等についても適切
に定めることができる。さらに、本発明は、前記構成を
有する防音型エンジン駆動作業機であれば、前記の説明
に用いた発電機に限られず、溶接機、圧縮機等の一般的
に使用されている総ての作業機において適用可能であ
る。
【0057】
【発明の効果】本発明の作業機は、前記のように構成さ
れているため、冷却効率を顕著に向上させるとともに、
騒音を低減することができ、さらに、防音ケースを小型
化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンジン駆動型作業機(発電機)を示
す側面図である。
【図2】本発明のエンジン駆動型作業機(発電機)を示
す平面図である。
【図3】本発明のエンジン駆動型作業機(発電機)を示
す正面図である。
【図4】図1のI−I断面における斜視図であり、外気
導入路の要部を示したものである。
【図5】本発明のエンジン駆動型作業機(発電機)にお
けるエンジン室及びマフラ室の冷却空気の流れを示す図
(ラジエータ、電動ファンは省略)であり、(a)は平
面図、(b)は側面図である。
【図6】本発明のエンジン駆動型作業機(発電機)にお
けるラジエータ室の冷却空気の流れを示す図(マフラは
省略)であり、(a)は平面図、(b)は側面図であ
る。
【図7】従来の発電機の側断面図である。
【符号の説明】
G 発電機本体 E エンジン E1 オイルパン部 R ラジエータ F エンジンファン M1 第1マフラ M2 第2マフラ B ベース K 防音ケース 1 ラジエータ室 2 マフラ室 3 エンジン室 11 フロントフレーム 11b 第2吸風口 12 リアフレーム 13 左側面パネル 13a 第1吸風口 14 右側面パネル 15 ルーフパネル 15A 前部ルーフパネル 15B 後部ルーフパネル 15a 第1排風口 15b 第2排風口 16 横隔壁 16a 連通孔 17 側方隔壁 18 下部隔壁 22 電動ファン 26 制御箱 26a 吸気口 26b,26c 排風出口 29 制御装置 30 外気導入路 31 第1ダクト 32 サイドドアダクト 33 ベースダクト 42 第2ダクト 43 発電機ダクト 43a 排風出口 44 エンジンダクト 44a 排風出口 45 フィンダクト 45a 排風出口
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02B 63/00 F02B 63/00 D 63/04 63/04 B D 77/13 77/13 C N F16M 1/00 F16M 1/00 G

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと、前記エンジンにより駆動さ
    れる作業機本体と、ラジエータと、マフラを備え、か
    つ、前記の各装置を防音ケース内に収容した防音型エン
    ジン駆動作業機において、 前記防音ケース内が、隔壁を介して、前記ラジエータを
    配設するためのラジエータ室と、前記マフラを配設する
    ためのマフラ室と、前記エンジンを配設するためのエン
    ジン室と、に区画されており、 前記マフラ室は第1の排風口を、前記エンジン室は第1
    の吸風口を、かつ、前記ラジエータ室は第2の吸風口お
    よび第2の排風口を備え、 前記マフラ室と前記エンジン室を区画する前記隔壁には
    連通孔が穿設されているとともに、 前記エンジン室に配設した前記エンジンのエンジンファ
    ンは、前記連通孔内で回転自在となるように配設されて
    おり、 さらに、前記ラジエータ室に電動ファンが配設されてい
    ることを特徴とする防音型エンジン駆動作業機。
  2. 【請求項2】 前記電動ファンは、前記第2の吸風口と
    前記ラジエータの間に配設されていることを特徴とする
    請求項1記載の防音型エンジン駆動作業機。
  3. 【請求項3】 前記ラジエータ室の一部が前記防音ケー
    スの壁面から形成されているとともに、 前記第2の吸風口は側壁面に設けられており、 さらに、前記第2の排風口は天井壁面に設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の防音型
    エンジン駆動作業機。
  4. 【請求項4】 前記エンジン室及び前記マフラ室の一部
    が前記防音ケースの壁面から形成されているとともに、 前記第1の吸風口は側壁面に設けられており、 さらに、前記第1の排風口は天井壁面に設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項
    に記載の防音型エンジン駆動作業機。
  5. 【請求項5】 前記第1の吸風口は外気導入路を介して
    前記エンジン室と連通しているとともに、 前記外気導入路は、 その入口が前記第1の吸風口に接続され、かつ、複数の
    出口を備えている第1のダクトと、 前記第1のダクトにおける前記出口に接続され、かつ、
    所定位置に送風出口を備えている複数の第2ダクトと、
    から構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれか1項に記載の防音型エンジン駆動作業
    機。
  6. 【請求項6】 前記マフラ室と前記ラジエータ室が、前
    記防音ケースの前部を形成するフロントフレームの内部
    に区画されていることを特徴とする請求項1乃至請求項
    5のいずれか1項に記載の防音型エンジン駆動作業機。
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