JP3426906B2 - リヤエンジンバスのラジエータ搭載構造 - Google Patents

リヤエンジンバスのラジエータ搭載構造

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JP3426906B2
JP3426906B2 JP06269097A JP6269097A JP3426906B2 JP 3426906 B2 JP3426906 B2 JP 3426906B2 JP 06269097 A JP06269097 A JP 06269097A JP 6269097 A JP6269097 A JP 6269097A JP 3426906 B2 JP3426906 B2 JP 3426906B2
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垣 光 宏 稲
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンをそのク
ランク軸中心を車両中心軸と直交して車両後端部に設け
たリヤエンジンバスのラジエータ搭載構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリヤエンジンバスでは、図5に示
すように、エンジン2、トランスミッション3等を、エ
ンジンクランク軸中心Eが車両中心軸Cと平行であるい
わゆる縦置きに搭載するのが一般的で、エンジン2の側
方にラジエータ5を並設し、ファン6を駆動して冷却を
行っていた。このような配置においては、エンジン2の
側方にはスペースを有しており、排気マニホールド11
あるいはこれに連なる排気管12はエンジン側方、ある
いは水平エンジンでは下方にあって、それ程熱害の恐れ
がない搭載構造となっていた。
【0003】しかし、エンジンクランク軸中心を車両中
心軸と直交するいわゆる横置きの配置においては、排気
マニホールドおよび排気管とエンジンルームの隔壁との
距離が近く、そして、そのスペースが狭いので、通風の
改善および熱害の防止が課題となってくる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、エンジンをそのクランク軸中心を車両中心軸と直交
して車両後端部に設けたリヤエンジンバスにおける通風
の改善および熱害の防止を図ったラジエータ搭載構造を
提案することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、エンジ
ン(2)のクランク軸中心(E)を車両中心軸(C)と
直交して車両後端部に設けたリヤエンジンバスのラジエ
ータ搭載構造において、バスの客室(20)の後方に隔
壁(15)で仕切られてエンジン(2)を設置したエン
ジンルーム(21)が形成され、ラジエータ(5)はト
ランスミッション(3)の上方位置に車体側面側に向か
って設けられ、そのラジエータ(5)の内方にファン
(6)が設けられ、エンジン(2)の排気マニホールド
(11)は隔壁(15)側に設けられ、ファン(6)か
ら吐出された空気が前記隔壁(15)とエンジンルーム
(21)のエンジン側の側壁(16)とに衝突して下向
きに方向変換して前記排気マニホールドの近くを通るよ
うに構成されている。
【0006】また本発明によれば、前記ファン(6)に
よって吐出された空気を排気マニホールド(11)の方
に導くための導風機(12)を設置してある。
【0007】本発明は上記のように構成されており、フ
ァンによって吐出された空気流はエンジンルームと客室
とを仕切る隔壁およびエンジン側の側壁に衝突して方向
変換し、排気マニホールドおよび排気管に衝突するの
で、エンジンルーム内の高温部である排気マニホールド
および排気管の周辺部は、通風が改善されて熱害の防止
が図れる。
【0008】そして、導風板を設けてファンによって吐
出された空気流を、エンジンルーム内の高温部に導くこ
とで、その効果をより向上することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1および図2において、バスの
客室20の後方に隔壁15で仕切られてエンジンルーム
21が形成されている。そのエンジンルーム21には、
エンジン2、トランスミッション3およびアングルドラ
イブ4を含む動力ユニット1が、そのエンジンクランク
軸中心Eを車両中心軸Cに直交して配設されている。
【0010】ラジエータ5は、トランスミッション3の
上方位置に車体側面側に向かって設けられ、そのラジエ
ータ5の内方には油圧モータ8で駆動されるファン6が
設けられている。トランスミッション3には油圧ポンプ
9が取付けられ、図示しないPTO装置を介してトラン
スミッション3で駆動されている。そして、油圧ポンプ
9が発生する油圧によってファン駆動の油圧モータ8が
駆動されている。
【0011】エンジン2の隔壁15側には排気マニホー
ルド11が設けられ、それに連なる排気管12が下方に
延びて、図示しないマフラーを介して車外に排気が排出
されている。
【0012】次に、作用について説明する。油圧モータ
8で駆動されるファン6によって車体後部の側面または
屋根部から外気がエンジンルーム21内に吸引され、ラ
ジエータ5を冷却し、エンジン2の上方に吐出される。
そして、その流れは矢印Xで示されるように、客室と仕
切る隔壁15およびエンジン側の側壁16に衝突して下
方に向けて方向変換し、排気マニホールド11および排
気管12の近くを通ってエンジンルーム21の下方から
車外に排出される。したがって、エンジンルーム21内
の高温部である排気マニホールド11および排気管12
の周辺部は、通風が改善されて熱害の防止が図れる。
【0013】また、図3および図4には第2の実施形態
が示されている。上記の実施形態で説明したエンジンル
ーム21内のラジエータ5の吐出側下方には導風板13
が設けられている。
【0014】エンジン2に比べてトランスミッション3
はその断面形状が小さいのでトランスミッション3と隔
壁との空間は、排気マニホールド11のあるエンジン2
と隔壁15との空間より幅が広いので、ファン6により
吐出された空気流は鎖線の矢印Zで示すようにトランス
ミッション側を流れ易い。したがって、導風板13を設
けることで吐出空気流は、矢印Yで示すようにエンジン
ルーム21内の高温部である排気マニホールド11およ
び排気管12の周辺部に案内され、該部の通風をさらに
改善することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次の効果を奏する。 (1) ファンの吐出空気流が、エンジンルーム内の高
温部である排気マニホールドおよび排気管の周辺部に多
く流れて通風が改善され、周辺の熱害の防止が図れると
共に、エンジンルーム内の温度を低下させる。 (2) したがって、エンジンルーム内の雰囲気温度の
改善のための装置、例えば電動ファンの設置や、機器類
の耐熱性の向上を行う必要がなく、コストアップを避け
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施形態を示す正面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】第2の実施形態を示す正面図。
【図4】図3の平面図。
【図5】従来のラジエータ搭載構造を示す平面図。
【符号の説明】
2・・・エンジン 3・・・トランスミッション 5・・・ラジエータ 6・・・ファン 8・・・油圧モータ 9・・・油圧ポンプ 11・・・排気マニホールド 12・・・排気管 13・・・導風板 15・・・隔壁 16・・・側壁 C・・・車両中心軸 E・・・クランク軸中心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01P 3/18 F01P 1/06 F01P 11/10 B60K 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(2)のクランク軸中心(E)
    を車両中心軸(C)と直交して車両後端部に設けたリヤ
    エンジンバスのラジエータ搭載構造において、バスの客
    室(20)の後方に隔壁(15)で仕切られてエンジン
    (2)を設置したエンジンルーム(21)が形成され、
    ラジエータ(5)はトランスミッション(3)の上方位
    置に車体側面側に向かって設けられ、そのラジエータ
    (5)の内方にファン(6)が設けられ、エンジン
    (2)の排気マニホールド(11)は隔壁(15)側に
    設けられ、ファン(6)から吐出された空気が前記隔壁
    (15)とエンジンルーム(21)のエンジン側の側壁
    (16)とに衝突して下向きに方向変換して前記排気マ
    ニホールドの近くを通るように構成されていることを特
    徴とするリヤエンジンバスのラジエータ搭載構造。
  2. 【請求項2】 前記ファ(6)によって吐出された空気
    を排気マニホールド(11)の方に導くための導風機
    (12)を設置した請求項1記載のリヤエンジンバスの
    ラジエータ搭載構造。
JP06269097A 1997-03-17 1997-03-17 リヤエンジンバスのラジエータ搭載構造 Expired - Fee Related JP3426906B2 (ja)

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KR101637745B1 (ko) 2014-11-25 2016-07-07 현대자동차주식회사 열해를 방지하는 에어가이드를 구비한 라디에이터

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