JPH10157453A - ウインドシールドモール - Google Patents

ウインドシールドモール

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Publication number
JPH10157453A
JPH10157453A JP33459496A JP33459496A JPH10157453A JP H10157453 A JPH10157453 A JP H10157453A JP 33459496 A JP33459496 A JP 33459496A JP 33459496 A JP33459496 A JP 33459496A JP H10157453 A JPH10157453 A JP H10157453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
bottom wall
glass
wall
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP33459496A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Arata
光昭 荒田
Hisashi Tsutsumi
久 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd, Suzuki Motor Corp filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication of JPH10157453A publication Critical patent/JPH10157453A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボディパネルとの摩擦により発生する摩擦音
を少なくするウインドシールドモールを提供する。 【解決手段】 段状に車外側の外壁縁部16を高く且つ
車内側の底壁部17を低くしたところの窓穴部15の底
壁部17上に、ガラス20の端縁に嵌着した断面コの字
状嵌込部31を配置し且つ嵌込部31車外側の側面に外
壁縁部16と弾接させるシールリップ35を突設して、
ボディパネル10とガラス20との間をシールするウイ
ンドシールドモールであって、ガラス20の端縁に嵌着
する断面コの字状嵌込部31の少なくとも底壁部17側
のコーナー部に、弾性率30×10-4kgf/cm
2(−20℃測定)以下の材料よりなる摩擦音抑制材部
分60を一体に同時成形し、底壁部17から外壁縁部1
6へ移る側壁部18の内面に相対する如く前記摩擦音抑
制材部分60を形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、フロントウイン
ドウ・クォーターウインドウ・バックウインドウ等のボ
ディパネルの開口縁に装着したガラスとボディパネルと
の間をシールする自動車のウインドシールドモールの改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、例えば図1及び図2に示すよう
に、フロントウインドウ11・クォーターウインドウ1
2・バックウインドウ13等、段状に車外側Pの外壁縁
部16を高く且つ車内側Qの底壁部17を低くしたとこ
ろの窓穴部15の底壁部17上に、ガラス20の端縁に
嵌着した嵌込部31に外壁縁部16と弾接させるシール
リップ35を突設して、ボディパネル10とガラス20
との間をシールする合成樹脂のウインドシールドモール
30が使用されている。なお、ウインドシールドモール
30の底壁部17への取付けに当っては、断面長方形の
スポンジよりなり、嵌込部31と底壁部17とに接着す
る面に粘着性を付与したダムテープと称される取付部材
90を介在させている。37は芯金である。
【0003】しかしながら、上記従来のウインドシール
ドモール30は、嵌込部31の背面32と窓穴部15の
底壁部17から外壁縁部16へ移る側壁部18の内面と
の間が狭くなると、両者が干渉し、摩擦し合い、摩擦音
を発するため、製品の形状・寸法のバラツキ、組み付け
のバラツキがあっても、ボディパネル10と干渉し合わ
ないように設定する等格別の配慮をする必要があると言
う問題点があった。その対策として、図3に示すよう
に、嵌込部31の背面32とボディパネル10との間に
摩擦係数が高く又は/及び圧縮永久歪の少ない材料より
成るところの摩擦音を少なくする摩擦音抑制部材50を
貼付け、介在させているが、部品点数が増し、それだけ
組付け工数が増し、コストが増加すると言う問題点が残
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 解決しようとする課
題は、上記従来のウインドシールドモール30は、嵌込
部31の背面32とボディパネル10の垂直内面との間
が狭くなると、干渉し、摩擦し合って摩擦音を発生する
こと、それを少なくしようとすれば、コストが増大する
ことであって、本発明はボディパネル10との摩擦によ
り発生する摩擦音を少なくする、安価なウインドシール
ドモールを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 第1の発明は、図1及
び図4に示す如く、段状に車外側の外壁縁部16を高く
且つ車内側の底壁部17を低くしたところの窓穴部15
の底壁部17上に、ガラス20の端縁に嵌着した断面コ
の字状嵌込部31を配置し且つ嵌込部31車外側の側面
に外壁縁部16と弾接させるシールリップ35を突設し
て、ボディパネル10とガラス20との間をシールする
ウインドシールドモールであって、ガラス20の端縁に
嵌着する断面コの字状嵌込部31の少なくとも底壁部1
7側のコーナー部に、弾性率30×10-4kgf/cm
2(−20℃測定)以下の材料よりなる摩擦音抑制材部
分60を一体に同時成形し、底壁部17から外壁縁部1
6へ移る側壁部18の内面に相対する如く前記摩擦音抑
制材部分60を形成したものである。
【0006】第1の発明によれば、嵌込部31の背面3
2と側壁部18との間が狭くなって、両者が干渉し合
い、摩擦し合うようになっても、嵌込部31の側壁部1
8と摩擦し合う部分に弾性率30×10-4kgf/cm
2(−20℃測定)以下の材料よりなる摩擦音抑制材部
分60を一体に成形してあるため、摩擦音の発生が抑制
され、摩擦音が著しく小さくなる。
【0007】第2の発明は、第1の発明の構成に加え
て、嵌込部31の底壁部17側のコーナー部の摩擦音抑
制材部分60に加え、嵌込部31の背面32全部に摩擦
音抑制材部分60を形成したものである。
【0008】第2の発明によれば、第1の発明の作用効
果に加えて、摩擦音抑制材部分60と嵌込部31とが一
体化され、組み付けが容易であり、しかも摩擦音の発生
が一層抑制される。
【0009】第3の発明は、段状に車外側の外壁縁部1
6を高く且つ車内側の底壁部17を低くしたところの窓
穴部15の底壁部17上に、ガラス20の端縁に嵌着し
た断面コの字状嵌込部31を配置し且つ外壁縁部16と
弾接させるシールリップ35を突設して、ボディパネル
10とガラス20との間をシールするウインドシールド
モールであって、ガラス20の端縁に嵌着する断面コの
字状嵌込部31の底壁部17側のコーナー部に、弾性率
30×10-4kgf/cm2(−20℃測定)以下の材
料よりなる摩擦音抑制材部分60を一体に同時成形し、
底壁部17から外壁縁部16へ移る側壁部18の内面に
相対する如く前記摩擦音抑制材部分60を形成し、而も
コーナー部の摩擦音抑制材部分60を、嵌込部31の背
面32と隙間64を保って上方に延設して延設部分62
を形成すると共に、該延設部分62と背面32の中程と
の間にブリッジ63を形成し、前記延設部分62を側壁
部18及び外壁縁部16と弾接するシールリップとして
機能する如く構成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】 本発明の実施の第1形態例につ
いて、図1及び図4により説明すると、15はフロント
ウインドウ・クォーターウインドウ・バックウインドウ
等の四辺形状のボディパネル10の窓穴部であって、段
状に外壁縁部16を高く、底壁部17を低くしてある。
18は底壁部17から外壁縁部16へ移る側壁部であ
る。20はその窓穴部15に配置するガラスである。
【0011】30はボディパネル10とガラス20との
間をシールする本発明の合成樹脂よりなるウインドシー
ルドモールであって、次のように構成される。すなわ
ち、31は前記窓穴部15の底壁部17に沿って配置
し、そのガラス20の周端縁を嵌着する断面コの字状嵌
込部であって、ガラス20の端面に相対する部分には芯
金37を埋設してある。35はその嵌込部31の車外側
面に突設したシールリップであって、外壁縁部16と弾
接させてある。なお、窓穴部15の底壁部17への取付
けに当っては、断面長方形のスポンジよりなり、嵌込部
31と窓穴部15の底壁部17とに接着する面に粘着性
を付与したダムテープと称される取付部材90を使用し
ている。
【0012】60は嵌込部31の背面32、底壁部17
の側のコーナー部に一体に同時成形した摩擦音抑制材部
分であって、底壁部17から外壁縁部16へ移る側壁部
18の内面に相対するように配置してある。
【0013】本発明の実施の第2形態例は、図5に示す
如く嵌込部31の底壁部側のコーナー部の摩擦音抑制材
部分60に加え、嵌込部31の背面32全部に摩擦音抑
制材部分60を形成したものである。
【0014】本発明の実施の第3形態例は、図4に示す
第1形態例の嵌込部31のシールリップ35に代え、図
6に示す如く、コーナー部の摩擦音抑制材部分60を、
嵌込部31の背面32と隙間64を保って上方に延設し
て延設部分62を形成すると共に、該延設部分62と背
面32の中程との間にブリッジ63を形成し、前記延設
部分62に側壁部18及び外壁縁部16と弾接するシー
ルリップとしても機能させるようにしてある。
【0015】作用について説明すると、嵌込部31の背
面32と側壁部18の内面との間が狭くなって、両者が
干渉し、摩擦し合うようになっても、嵌込部31の側壁
部18と摩擦し合う部分に弾性率30×10-4kgf/
cm2(−20℃測定)以下の材料よりなる摩擦音抑制
材部分60を一体に同時成形してあるため、摩擦音の発
生が抑制され、摩擦音が著しく小さくなる。
【0016】さらに、摩擦音抑制材部分60と嵌込部3
1とを一体化してあるため、組み付けが容易であり、し
かも摩擦音の発生がより一層抑制される。なお、図4に
示すものは、底壁部17に対して側壁部18が外側に傾
斜している場合、また図5に示すものは、側壁部18が
底壁部17に垂直の場合にそれぞれ適するよう構成して
ある。さらに図6に示すものは上方に延設されていて、
摩擦音抑制材部分としてだけでなく、延設部分62がシ
ールリップとしても機能する。また、弾性率はJIS−
K−6301により測定するもので、測定条件としては
−20℃における値を用いている。この条件下で、30
×10-4kgf/cm2以下が良く、この値より大きい
と低温において材料が硬くなり、摩擦音の発生がする。
なお、材料的には合成樹脂であり、塩化ビニル樹脂とN
BRとのブレンド樹脂(ニトリル系塩ビ)などをあげら
れる。通常の塩化ビニル樹脂の場合、上記条件において
は45×10-4kgf/cm2である。
【0017】
【発明の効果】 本発明は以上のように構成されるた
め、嵌込部31の背面32と側壁部18の間が狭くなっ
て、両者が干渉し、摩擦し合うようになっても、摩擦音
の発生が抑制される。しかも、嵌込部31と一体に成形
してあって、従来例に比較して、部品点数が少なく、組
付けが容易であり、コストが安い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動車の部分斜視図である。
【図2】 従来例を示す図1のA−A線断面図である。
【図3】 別の従来例を示す図1のA−A線断面図であ
る。
【図4】 本発明の第1の実施の形態例を示す図1のA
−A線断面図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態の別の例を示す図
1のA−A線断面図である。
【図6】 本発明の第3の実施の形態例を示す図1のA
−A線断面図である。
【符号の説明】
10 ボディパネル 11 フロントウインドウ 12 クォーターウインドウ 13 バックウインドウ 15 窓穴部 16 外壁縁部 17 底壁部 18 側壁部 20 ガラス 30 ウインドシールドモール 31 嵌込部 32 背面 35 シールリップ 37 芯金 50 摩擦音抑制部材 60 摩擦音抑制材部分 62 延設部分 63 ブリッジ 64 隙間 90 取付部材 P 車外側 Q 車内側

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段状に車外側の外壁縁部(16)を高く
    且つ車内側の底壁部(17)を低くしたところの窓穴部
    (15)の底壁部(17)上に、ガラス(20)の端縁
    に嵌着した断面コの字状嵌込部(31)を配置し且つ嵌
    込部(31)車外側の側面に外壁縁部(16)と弾接さ
    せるシールリップ(35)を突設して、ボディパネル
    (10)とガラス(20)との間をシールするウインド
    シールドモールであって、ガラス(20)の端縁に嵌着
    する断面コの字状嵌込部(31)の少なくとも底壁部
    (17)側のコーナー部に、弾性率30×10-4kgf
    /cm2(−20℃測定)以下の材料よりなる摩擦音抑
    制材部分(60)を一体に同時成形し、底壁部(17)
    から外壁縁部(16)へ移る側壁部(18)の内面に相
    対する如く前記摩擦音抑制材部分(60)を形成したこ
    とを特徴とするウインドシールドモール。
  2. 【請求項2】 嵌込部(31)の底壁部側のコーナー部
    の摩擦音抑制材部分(60)に加え、嵌込部(31)の
    背面全部に摩擦音抑制材部分(60)を形成したことを
    特徴とする請求項1記載のウインドシールドモール。
  3. 【請求項3】 段状に車外側の外壁縁部(16)を高く
    且つ車内側の底壁部(17)を低くしたところの窓穴部
    (15)の底壁部(17)上に、ガラス(20)の端縁
    に嵌着した断面コの字状嵌込部(31)を配置し且つ外
    壁縁部(16)と弾接させるシールリップ(35)を突
    設して、ボディパネル(10)とガラス(20)との間
    をシールするウインドシールドモールであって、ガラス
    (20)の端縁に嵌着する断面コの字状嵌込部(31)
    の底壁部(17)側のコーナー部に、弾性率30×10
    -4kgf/cm2(−20℃測定)以下の材料よりなる
    摩擦音抑制材部分(60)を一体に同時成形し、底壁部
    (17)から外壁縁部(16)へ移る側壁部(18)の
    内面に相対する如く前記摩擦音抑制材部分(60)を形
    成し、而もコーナー部の摩擦音抑制材部分(60)を、
    嵌込部(31)の背面(32)と隙間(64)を保って
    上方に延設して延設部分(62)を形成すると共に、該
    延設部分(62)と背面(32)の中程との間にブリッ
    ジ(63)を形成し、前記延設部分(62)を側壁部
    (18)及び外壁縁部(16)と弾接するシールリップ
    として機能する如く構成したことを特徴とするウインド
    シールドモール。
JP33459496A 1996-11-29 1996-11-29 ウインドシールドモール Pending JPH10157453A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004322758A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Inoac Corp 自動車用ウィンドモール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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