JPH10157452A - ウインドシールドモール - Google Patents

ウインドシールドモール

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Publication number
JPH10157452A
JPH10157452A JP33456796A JP33456796A JPH10157452A JP H10157452 A JPH10157452 A JP H10157452A JP 33456796 A JP33456796 A JP 33456796A JP 33456796 A JP33456796 A JP 33456796A JP H10157452 A JPH10157452 A JP H10157452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support member
windshield molding
body panel
glass
fitting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33456796A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Arata
光昭 荒田
Takeshi One
岳 大根
Hisashi Tsutsumi
久 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd, Suzuki Motor Corp filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP33456796A priority Critical patent/JPH10157452A/ja
Publication of JPH10157452A publication Critical patent/JPH10157452A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダムテープに依らず所望の衝撃緩和機能を併
せ持つ自動車のウインドシールドモールを提供する。 【解決手段】 四辺形状のボディパネル10の窓縁段部
15の段底部18に、ガラス20の周端縁を嵌着する断
面コの字状嵌着部41を配置し、ボディパネル10とガ
ラス20との間をシールするウインドシールドモール4
0であって、断面くの字状に屈折した支持部材60を、
嵌着部41の下端に一体に同時成形すると共に、その支
持部材60の屈折点より下方の部分61の下面を、両面
粘着テープ80を介して、ボディパネル10の窓縁段部
15の段底部18に貼着してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、フロント・クォ
ーター・バック等のボディパネルの窓縁段部に取付け
る、ガラスを嵌込み、ガラスとボディパネルとの間をシ
ールする自動車のウインドシールドモールの改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、例えば図1及び図2に示すよう
に、フロント11・クォーター12・バック13等、段
状に外壁部16を高く、段底部18を低くした、四辺形
状のボディパネル10の窓縁段部15の段底部18に取
付け、ガラス20の周端縁を嵌込み、ボディパネル10
とガラス20との間をシールするウインドシールドモー
ルとして、ガラス20の周端縁を嵌着する断面コの字状
嵌着部31(ガラス20の端面に相対する部分には芯金
37を埋設してある)の上外端に、ボディパネル10の
外壁部16と弾接させるシールリップ35を突設したも
のが使用されている。窓縁段部15の段底部18への取
付けに当っては、ダムテープと称し、断面長方形のスポ
ンジよりなり、嵌着部31と窓縁段部15の段底部18
とに接着する面に粘着性を付与した取付部材90を使用
している。図中、Hは硬質合成樹脂を、Sは軟質合成樹
脂を表わしている。
【0003】しかしながら、上記従来のウインドシール
ドモール30は、ボディパネル10の窓縁段部15の段
底部18との間に介在させるダムテープと称する取付部
材90に所望の衝撃緩和機能を付与するためには、取付
部材90の形状が単純であるだけに、厚さに応じてスポ
ンジの発泡倍率を変更する必要があり、その都度発泡倍
率の異なる取付部材90を製造する必要があると言う問
題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 解決しようとする課
題は、上記従来のウインドシールドモール30は、ボデ
ィパネル10の窓縁段部15の段底部18との間に介在
させるダムテープと称する取付部材90に所望の衝撃緩
和機能を得るためには、取付部材90の形状が単純であ
るだけに、厚さに応じて発泡倍率の異なる取付部材90
を製造する必要があることであって、本発明はダムテー
プに替る衝撃緩和機能を併せ持つウインドシールドモー
ルを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 第1の発明は、図1及
び図3乃至図8に示す如く、段状に外壁部16を高く、
段底部18を低くした、四辺形状のボディパネル10の
窓縁段部15の段底部18に、ガラス20の周端縁を嵌
着する断面コの字状嵌着部41を配置し、ボディパネル
10とガラス20との間をシールするウインドシールド
モール40であって、断面くの字状に屈折した支持部材
60を、嵌着部41の下端に一体に同時成形すると共
に、その支持部材60の屈折点より下方の部分61の下
面を、両面粘着テープ80を介して、ボディパネル10
の窓縁段部15の段底部18に貼着したものである。
【0006】第1の発明によれば、支持部材60を断面
くの字状に形成し、支持部材60を設定することによ
り、嵌着部41に嵌着したガラス20に対する所望の衝
撃緩和機能を付与すると共に、両面粘着テープ80を介
在させることにより、従来使用していたダムテープと称
する取付部材90を廃止することが出来る。
【0007】第2の発明は、第1の発明の構成に加え
て、支持部材60の屈折部及び支持部材60と嵌着部4
1の下端とが交差する部分の肉厚を他の部分より大きく
し、剛性を高めてある。
【0008】第2の発明によれば、第1の発明の作用効
果に加えて、支持部材60の剛性が高まるため、両面粘
着テープ80を圧着する力を一層高めることが出来る。
【0009】第3の発明は、第2の発明の構成に加え
て、支持部材60の上端部に断面L字状に形成したL字
部分65を設け、そのL字部分65を嵌着部41の下外
端のコーナー部を挟むよう埋設してある。
【0010】第3の発明によれば、第2の発明の作用効
果に加えて、嵌着部41への支持部材60の結合度合が
増すと共に、結合部分の剛性を高めることが出来る。
【0011】第4の発明は、支持部材60とL字部分6
5のうち少なくともL字部分65の材質を弾性率30×
10-4kgf/cm2(−20℃測定)以下の材料にて
構成してある。
【0012】第4の発明によれば、ガラス20と窓縁段
部15の傾斜側壁部17の面間距離が小さく、嵌着部4
1と傾斜側壁部17が擦れるような場合においてもこす
れ音発生の防止をすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】 本発明の実施の形態例につい
て、図1及び図3乃至図8により説明すると、15はフ
ロント11・クォーター12・バック13等の四辺形状
のボディパネル10の窓縁段部であって、段状に外壁部
16を高く、段底部18を低くしてある。20はその窓
縁段部15に嵌込むガラスである。窓縁段部15の段底
部18に沿って配置し、そのガラス20の周端縁を嵌着
し、ボディパネル10とガラス20との間をシールする
本発明の合成樹脂よりなるウインドシールドモール40
は、次のように構成される。すなわち、41はガラス2
0の周端縁を嵌着する断面コの字状嵌着部であって、ガ
ラス20の端面に相対する部分には芯金47を埋設して
ある。45はその上端に突設したシールリップであっ
て、窓縁段部15の外壁部16と弾接させてある。
【0014】60は嵌着部41の下端に一体に同時成形
した支持部材であって、断面くの字状に内向き又は図6
に示す如く外向きに屈折してある。80は両面粘着テー
プであって、支持部材60の屈折点より下方の部分61
の下面をボディパネル10の窓縁段部15の段底部18
に貼着するために介在させるものである。また、支持部
材60の屈折部及び支持部材60とL字部分65の下辺
とが交差する部分の肉厚を、図5に仮線で示す状態から
実線で示す状態へと他の部分より大きくし、剛性をさら
に高めることが望ましい。その他、65は支持部材60
の上端部に断面L字状に形成したL字部分であって、嵌
着部41の下外端のコーナー部を挟むよう埋設してあ
る。さらに、図7に示す如くL字部分65の上方に延長
すると共に、その延長部分の下部を嵌着部41の外面に
一体に同時成形することにより、シールリップ66を設
けることも出来る。更にまた、図8に示す如く嵌着部4
1の背面壁から傾斜側壁部17に向ってシールリップ4
5を出し、外壁部16,シールリップ45,嵌着部41
の外面を面一に近づけることもある。また、支持部材6
0とL字部分65のうち少なくともL字部分の材質を弾
性率30×10-4kgf/cm2(−20℃測定)以下
の材料にて構成してあることが望ましい。なお、弾性率
の測定については、JIS−K−6301にて行なうも
のとする。
【0015】作用について説明すると、支持部材60を
断面くの字状に形成し、支持部材60の剛性を高めるこ
とにより、嵌着部41に嵌着したガラス20に対する所
望の衝撃緩和機能を付与すると共に、両面粘着テープ8
0の圧着力を高めることが出来る。従って、従来、厚さ
に応じてスポンジの発泡倍率を変更する必要があり、そ
の都度発泡倍率の異なるものを製造する必要があり、選
定に苦労していたダムテープに替えて、両面粘着テープ
80を使用可能になった。しかも、それを構成する材質
は、例えば、その外面が窓縁段部15の段底部18から
外壁部16へ移る傾斜側壁部17と摩擦し合うとき、発
する摩擦音を抑制するために、嵌着部41を構成する材
質と異なるもの、例えば、塩化ビニル樹脂にNBRをブ
レンドさせたニトリル系塩化ビニル樹脂などに替えるこ
とも出来る。
【0016】
【発明の効果】 本発明は以上のように構成されるた
め、従来、厚さに応じてスポンジの発泡倍率を変更する
必要があり、その都度発泡倍率の異なるものを製造する
必要がある等、選定に苦労していたダムテープに替え
て、両面粘着テープ80を使用可能になった。しかも、
支持部材60を構成する材質を、例えば、その外面と窓
縁段部15との摩擦音を抑制するために、嵌着部41を
構成する材質と異なるものに替えることも出来、材質選
定の自由度が増した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動車の部分斜視図である。
【図2】 従来例を示す図1のA−A線断面図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態例を示す図1のA
−A線断面図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態例を示す図1のA
−A線断面図である。
【図5】 図4の支持部材がボディパネルと摩擦し合う
状態を示す断面図である。
【図6】 本発明の第3の実施の形態例を示す図1のA
−A線断面図である。
【図7】 本発明の第4の実施の形態例を示す図1のA
−A線断面図である。
【図8】 本発明の第5の実施の形態例を示す図1のA
−A線断面図である。
【符号の説明】
10 ボディパネル 11 フロント 12 クォーター 13 バック 15 窓縁段部 16 外壁部 17 傾斜側壁部 18 段底部 20 ガラス 30 ウインドシールドモール 31 嵌着部 35 シールリップ 37 芯金 40 ウインドシールドモール 41 嵌着部 45 シールリップ 47 芯金 60 支持部材 61 屈折点より下方の部分 65 L字部分 66 シールリップ 80 両面粘着テープ 90 取付部材 H 硬質合成樹脂 S 軟質合成樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堤 久 静岡県浜松市高塚町300番地スズキ株式会 社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段状に外壁部(16)を高く、段底部
    (18)を低くした、四辺形状のボディパネル(10)
    の窓縁段部(15)の段底部(18)に、ガラス(2
    0)の周端縁を嵌着する断面コの字状嵌着部(41)を
    配置し、ボディパネル(10)とガラス(20)との間
    をシールするウインドシールドモール(40)であっ
    て、断面くの字状に屈折した支持部材(60)を、嵌着
    部(41)の下端に一体に同時成形すると共に、その支
    持部材(60)の屈折点より下方の部分(61)の下面
    を、両面粘着テープ(80)を介して、ボディパネル
    (10)の窓縁段部(15)の段底部(18)に貼着し
    たことを特徴とするウインドシールドモール。
  2. 【請求項2】 支持部材(60)の屈折部及び支持部材
    (60)と嵌着部(41)の下端とが交差する部分の肉
    厚を他の部分より大きくし、剛性を高めたことを特徴と
    する請求項1に記載のウインドシールドモール。
  3. 【請求項3】 支持部材(60)の上端部に断面L字状
    に形成したL字部分(65)を設け、そのL字部分(6
    5)を嵌着部(41)の下外端のコーナー部を挟むよう
    埋設したことを特徴とする請求項1または2に記載のウ
    インドシールドモール。
  4. 【請求項4】 支持部材(60)とL字部分(65)の
    うち少なくともL字部分(65)の材質を弾性率30×
    10-4kgf/cm2(−20℃測定)以下の材料にて
    構成されたことを特徴とする請求項2または3に記載の
    ウインドシールドモール。
JP33456796A 1996-11-28 1996-11-28 ウインドシールドモール Pending JPH10157452A (ja)

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JP33456796A JPH10157452A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 ウインドシールドモール

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JP33456796A JPH10157452A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 ウインドシールドモール

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JP (1) JPH10157452A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004322758A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Inoac Corp 自動車用ウィンドモール
CN102729779A (zh) * 2011-04-06 2012-10-17 里夏德弗里茨合资有限公司 用于机动车辆中的窗户的窗户单元

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004322758A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Inoac Corp 自動車用ウィンドモール
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