JP2009262788A - 自動車用ドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアインナーパネルに対するベルトラインインナーウェザーストリップの浮き上がりを防止して優れた防音機能とシート機能を発揮させる。
【解決手段】ドアインナーパネル11の車内側にドアトリム12が取付けられ、ドアガラスGに摺接するシールリップ部17,18と断面略U字形状の取付基部16が形成されたベルトラインインナーウェザーストリップ15が、ドアインナーパネルのフランジ部11aに取付基部16の溝部16eが嵌め込まれて取付けられ、ドアインナーパネル11とドアトリム12間に遮音性シート20を設け、その上端縁を、取付基部16の車内側壁部16aとフランジ部11a間から挿入して溝部16eに固定してなり、遮音性シート20の上部にて、取付基部16の車内側壁部16aの端部が当接する位置に、長手方向に延びる長孔30を形成し、車内側壁部16a端部が遮音性シート20に当接しないようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、ドアインナーパネルにドアトリムが取付けられ、ドアインナーパネルとドアトリムの間に遮音性シートを設けてなる自動車用ドア構造に関するものである。
図6乃至図8に示すように、従来、ドアD内部の遮音性対策として、ドアインナーパネル11と、そのドアインナーパネル11の車内側に取付けられた内装用のドアトリム12との間に、遮音性シート20を上側から下側にのれん状に垂らすように設けた自動車用ドア構造が知られている(例えば、特許文献1,特許文献2)。
特開2004−74818号公報 特開2004−314925号公報
遮音性シート20は、図7に示すように、その上端を、ドアインナーパネル11の上部に取付けられたベルトラインインナーウェザーストリップ15を構成する取付基部16の車内側壁部16aの外表面に固定したり、あるいは、図8に示すように、遮音性シート20の上端を、ベルトラインインナーウェザーストリップ15を構成する取付基部16の溝部16eに差し込んで取付基部16の内側で固定するタイプのものがある。
なお、ベルトラインインナーウェザーストリップ15は、ベルトラインに沿って取付けられ、断面略U字形状の取付基部16と、昇降するドアガラスGに車内側から摺接する上下のシールリップ部17,18を備えている。シールリップ部17,18は取付基部16の車外側壁部16bに形成されている。また、ベルトラインインナーウェザーストリップ15の取付基部16の車内側壁部16aの内方には、ベルトラインインナーウェザーストリップ15がドアインナーパネル11に取付けられるときに、ドアインナーパネル11の上端に形成されたフランジ部11aに側面から弾接する断面略舌状のリップ部16dが複数形成されている。またドアトリム12はクリップ状の嵌合片Cによってドアインナーパネル11に固定されている。
また、ドアガラスGの車外側にはドアアウターパネル21を設けると共に、その上端部にアウターウェザーストリップ25を取付け、アウターウェザーストリップ25のシールリップ部27,28とベルトラインインナーウェザーストリップ15のシールリップ部17,18とでドアガラスGを挟持してシール性を確保している。
これによれば、ドアインナーパネル11とドアトリム12の間に遮音性シート20を介して2つの空間(XとY)を形成するので、ドアトリム12の裏面に、フェルト,ウレタン,パッド材,遮音カバー等を設けたものと比較して遮音性が向上するとともに、上側から下側にのれん状に垂らすだけで遮音性シート20を設けることができるので、組付作業が簡単である。ここで、遮音性シート20は、ゴム様弾性体の発泡シート、例えば、比重0.05〜0.4のEPDM製であることが望ましい。
特に、図8に記載の従来のドア構造の場合、遮音性シート20の上端縁を、取付基部16内に形成されたリップ部16dとフランジ部11aとの間からリップ部16dの上面側に回り込むように延長して、リップ部16dで遮音性シート20をフランジ部11aに押し付けるようにして固定したので、図7に記載の従来のドア構造と比較して防音効果が高くなる。
しかしながら、遮音性シート20は、ドアインナーパネル11と、ベルトラインインナーウェザーストリップ15を構成する取付基部16の車内側壁部16aの端部との間から取付基部16の溝部16e内に差し込まれるので、遮音性シート20の厚みが大きいと、遮音性シート20と取付基部16の車内側壁部16aの端部とが干渉し、その結果、ドアインナーパネル11に対してベルトラインインナーウェザーストリップ15が上側に浮き上がるおそれがあった。
これによれば、防音性及びシール性の低下やドアトリム12の組付け不良が発生するといった問題がある。
そこで、本発明の目的とするところは、ドアインナーパネルに対するベルトラインインナーウェザーストリップの浮き上がりを防止して優れた防音機能とシート機能を発揮しうる自動車用ドア構造を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の自動車用ドア構造は、ドアインナーパネル(11)の車内側に内装用のドアトリム(12)が取付けられるとともに、ベルトラインに沿って取付けられドアガラス(G)に摺接するシールリップ部(17,18)と断面略U字形状の取付基部(16)が形成されたベルトラインインナーウェザーストリップ(15)が、前記ドアインナーパネル(11)上端に形成されたフランジ部(11a)に前記取付基部(16)の溝部(16e)が嵌め込まれるようにして、前記ドアインナーパネル(11)に取付けられ、前記ドアインナーパネル(11)とドアトリム(12)の間に、遮音性シート(20)を設けてなり、さらに前記遮音性シート(20)の上端縁を、前記取付基部(16)の車内側壁部(16a)と前記フランジ部(11a)との間から挿入して、前記取付基部(16)の溝部(16e)に固定してなる自動車用ドア構造であって、
前記遮音性シート(20)の上部において、前記取付基部(16)の車内側壁部(16a)の端部が当接する位置に、前記ベルトラインインナーウェザーストリップ(15)の長手方向に延びる長孔(30)を形成し、前記取付基部(16)の車内側壁部(16a)の端部が前記遮音性シート(20)に当接しないようにしたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の自動車用ドア構造は、前記ベルトラインインナーウェザーストリップ(15)の取付基部(16)の車内側壁部(16a)内方には、前記ドアインナーパネル(11)に取付けられるときに、前記ドアインナーパネル(11)のフランジ部(11a)に弾接する断面略舌状のリップ部(16d)が形成されるとともに、
前記遮音性シート(20)の上端縁を、前記リップ部(16d)と前記フランジ部(11a)との間から前記リップ部(16d)上面側に回り込むように延長して、前記リップ部(16d)に固定したことを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の自動車用ドア構造は、前記リップ部(16d)で前記遮音性シート(20)を前記フランジ部(11a)に押し付けるようにして固定したことを特徴とる。
また、請求項4に記載の自動車用ドア構造は、前記遮音性シート(20)の上端縁を、前記リップ部(16d)の上面側で係止させたことを特徴とする。
また、請求項5に記載の自動車用ドア構造は、前記遮音性シート(20)の上端縁を、前記ベルトラインインナーウェザーストリップ(15)の取付基部(16)の溝部(16e)に、熱融着、両面接着テープ及び接着剤のうち少なくとも一つによる接着によって固定したことを特徴とする。
また、請求項6に記載の自動車用ドア構造は、前記遮音性シート(20)の前記長孔(30)より下部位置を、前記ドアインナーパネル(11)に接着したことを特徴とする。
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための最良の形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の請求項1に記載の自動車用ドア構造によれば、自動車のドアインナーパネルのフランジ部に、ドアガラスに摺接するベルトラインインナーウェザーストリップの断面略U字形状の取付基部を取付け、ドアトリムとドアインナーパネルとの間に設けられた遮音性シートの上端縁を、前記取付基部の車内側壁部とフランジ部との間から挿入して、取付基部の溝部に固定した自動車用ドア構造において、取付基部の車内側壁部の端部が当接する位置に、ベルトラインインナーウェザーストリップの長手方向に延びる長孔を形成し、取付基部の車内側壁部の端部が遮音性シートに当接しないようにしたので、たとえ遮音性シートの厚みが大きい又はバラツイても、遮音性シートと取付基部の車内側壁部の端部とは干渉しない。
よって、ドアインナーパネルに対してベルトラインインナーウェザーストリップが上側に浮き上がることが防止されるので、それに起因した防音性及びシール性の低下やドアトリムの組付け不良が発生することはない。
その結果、遮音性シートを設けることによって、優れた防音機能とシート機能を発揮しうる自動車用ドア構造を得ることができる。
また、請求項2に記載の自動車用ドア構造によれば、請求項1に記載の作用効果に加えて、ベルトラインインナーウェザーストリップの取付基部の車内側壁部内方にドアインナーパネルのフランジ部に弾接する断面略舌状のリップ部を形成し、遮音性シートの上端縁を、リップ部とフランジ部との間からリップ部上面側に回り込むように延長してリップ部に固定したので、遮音領域が上方にも延長されその分、防音効果が得られる。
さらに、請求項3に記載の自動車用ドア構造によれば、リップ部で遮音性シートをフランジ部に押し付けるようにして固定したので、遮音性シートの固定にリップ部の撓み弾性力が加わり一層強固に取付けられる。
また、請求項4に記載の自動車用ドア構造によれば、遮音性シートの上端縁を、リップ部の上面側で係止することによって固定するので、遮音性シートの取付けを容易に行うことができる。
また、請求項5に記載の自動車用ドア構造によれば、遮音性シートの上端縁を、ベルトラインインナーウェザーストリップの取付基部の溝部に、熱融着、両面接着テープ及び接着剤のうち少なくとも一つによる接着によって固定したので、遮音性シートを強固に取付けることができる。
また、請求項6に記載の自動車用ドア構造によれば、遮音性シートの長孔より下部位置を、ドアインナーパネルに接着したので、遮音性シートの重さで長孔の下部が垂れ下がることが防止される。
図1乃至図3を参照して、本発明の実施形態に係る自動車用ドア構造の第一実施形態について説明する。図1は、本発明の第一実施形態に係る自動車用ドア構造を示す側面図であり、図2は、図1のB−B線拡大断面図である。また、図3は、図1に示す遮音性シートの外観斜視図である。従来例で示したものと同一部分には同一符号を付した。
この自動車用ドア構造は、自動車のフロントドアDにおいて、自動車のベルトライン部内側となるドアインナーパネル11の車内側に内装用のドアトリム12が取付けられるとともに、ドアインナーパネル11にはベルトラインに沿って取付けられるベルトラインインナーウェザーストリップ15が取付けられている。ベルトラインインナーウェザーストリップ15は、ドアインナーパネル11の上端に形成されたフランジ部11aにベルトラインインナーウェザーストリップ15の取付基部16の溝部16eが嵌め込まれるようにしてドアインナーパネル11に取付けられている。
そして、ドアインナーパネル11とドアトリム12の間には、遮音性シート20が上側から下側にのれん状に垂らすように設けられ、ドアインナーパネル11とドアトリム12の間に2つの空間(XとY)を形成することによって遮音効果を向上させている。
遮音性シート20の上端縁は、ベルトラインインナーウェザーストリップ15の取付基部16の車内側壁部16aとドアインナーパネル11のフランジ部11aとの間から挿入され、取付基部16内に形成されたリップ部16dの先端とフランジ部11aとの間からリップ部16d上面側に回り込むように延長されるとともに折り曲げられ、リップ部16dの上面側で係止されている。
なお、ここでは、遮音性シート20の上端縁を、取付基部16の溝部16eからリップ部16d上面側に延長してリップ部16dの上面側で係止させるようにして固定したが、これに加えて、遮音性シート20の上端縁をリップ部16d上面に、熱融着,両面接着テープ,あるいは接着剤を使用することによって接着により固定することもできる。ここで、遮音性シート20は、ゴム様弾性体の発泡シート、例えば、比重0.05〜0.4のEPDM製であることが望ましい。
ベルトラインインナーウェザーストリップ15は、断面略U字形状の取付基部16と、断面略舌状で、昇降するドアガラスGに車内側から摺接する上下のシールリップ部17,18を備えている。取付基部16は、車内側壁部16aと車外側壁部16bと両側壁部16a,16bを連結する連結壁部16cからなり、車内側壁部16aの内方には、ベルトラインインナーウェザーストリップ15がドアインナーパネル11に取付けられるときに、ドアインナーパネル11の上端に形成されたフランジ部11aに側面から弾接する断面略舌状のリップ部16dが複数(ここでは上下に2つ)形成されている。またドアトリム12はクリップ状の嵌合片Cによってドアインナーパネル11に固定されている。
また、ドアガラスGの車外側にはドアアウターパネル21を設けると共に、その上端部にアウターウェザーストリップ25を取付け、アウターウェザーストリップ25のシールリップ部27,28とベルトラインインナーウェザーストリップ15のシールリップ部17,18とでドアガラスGを挟持してシール性を確保している。
また、遮音性シート20はドアインナーパネル11の全面に設定する方が効果的であるが、その高さの1/3〜2/3程度であっても十分な遮音効果が得られる。
そして、図3に示すように、遮音性シート20の上部に矩形状の長孔30をドアDの前後端部を除いて形成している。この長孔30は、遮音性シート20を取付けた状態で、ベルトラインインナーウェザーストリップ15の長手方向(ドアDの前後方向)に延びるとともに、また、長孔30の位置は、ベルトラインインナーウェザーストリップ15の取付基部16の車内側壁部16aの端部が当接する位置に形成されている。本実施形態の場合、長孔30の縦幅(上下幅)は、遮音性シート20を取付けた状態で、図2において、下側のリップ部16dの先端より上方の位置から取付基部16の車内側壁部16aの端部より下方の位置までとしているので、下側のリップ部16dの先端は遮音性シート20をフランジ部11a側に押圧することなく、直接フランジ部11aに弾接するようにしている。
このような自動車用ドア構造によれば、ベルトラインインナーウェザーストリップ15の取付基部16の車内側壁部16aの端部は、図2に示すように、遮音性シート20に直接当接しないので、たとえ遮音性シート20の厚みが大きい又はバラツイても、遮音性シート20と取付基部16の車内側壁部16aの端部とは干渉しない。
よって、ドアインナーパネル11に対してベルトラインインナーウェザーストリップ15が上側に浮き上がることが防止されるので、それに起因した防音性及びシール性の低下やドアトリム12の組付け不良が発生することはない。
次に図4を参照して、本発明の第二実施形態に係る自動車用ドア構造について説明する。図4は、第二実施形態に係る自動車用ドア構造を示すもので、図1のA−A線拡大断面図である。従来例で示したものと同一部分には同一符号を付した。
この自動車用ドア構造は、本発明の第一実施形態に係る自動車用ドア構造と比較して、遮音性シート20に形成した長孔30の縦幅(上下幅)が異なり、その他の部分は同一である。
すなわち、遮音性シート20に形成した長孔30の縦幅(上下幅)は、遮音性シート20を取付けた状態で、図4において、下側のリップ部16dの先端より下方の位置から取付基部16の車内側壁部16aの端部より下方の位置までとしている。
これによれば、下側のリップ部16dの先端は、遮音性シート20をフランジ部11a側に押し付けるようにして遮音性シート20に弾接した状態で遮音性シート20の上端縁は取付基部16の溝部16e内において固定されるので、遮音性シート20の固定にリップ部16dの撓み弾性力が加わり一層強固に取付けられる。
次に図5を参照して、本発明の第三実施形態に係る自動車用ドア構造について説明する。図5は、第三実施形態に係る自動車用ドア構造を示すもので、図1のA−A線拡大断面図である。従来例で示したものと同一部分には同一符号を付した。
この自動車用ドア構造は、本発明の第二実施形態に係る自動車用ドア構造と比較して、遮音性シート20の上端縁の位置Pを、遮音性シート20を取付けた状態で、図5において、下側のリップ部16dの先端より下方の位置とし、前記上端縁の位置Pをフランジ11aの側面にホットメルトで接着固定したものである。
また、遮音性シート20の長孔30より下部位置Qについてもホットメルトを使用してドアインナーパネル11に接着固定したものである。
なお、ホットメルトにかえて、熱融着,両面接着テープ,あるいはその他の接着剤を使用することによって接着により固定することもできる。
これによれば、遮音性シート20の上端縁を延長させる量が少なくなる。
また、遮音性シート20の長孔30より下部位置Qをドアインナーパネル11に固定することによれば、図3で二点鎖線で示すように遮音性シート20の重さで長孔30の下部が垂れ下がることが防止される。
なお、遮音性シート20の長孔30より下部位置Qをドアインナーパネル11に固定することは、本発明の第一,第二実施形態に係る自動車用ドア構造においても適用することができる。
本発明に係る自動車のドアを示す側面図である。 本発明の第一実施形態に係る自動車用ドア構造を示す、図1のB−B線拡大断面図である。 図1に示す遮音性シートの外観斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る自動車用ドア構造を示す、図1のB−B線拡大断面図である。 本発明の第三実施形態に係る自動車用ドア構造を示す、図1のB−B線拡大断面図である。 従来例に係る自動車のドアを示す側面図である。 従来例に係る自動車用ドア構造を示す、図6のA−A線拡大断面図である。 従来例に係る別の自動車用ドア構造を示す、図6のA−A線拡大断面図である。
符号の説明
11 ドアインナーパネル
11a フランジ部
12 ドアトリム
15 ベルトラインインナーウェザーストリップ
16 取付基部
16a 車内側壁部
16b 車外側壁部
16c 連結壁部
16d リップ部
16e 溝部
17,18 シールリップ部
20 遮音性シート
21 ドアアウターパネル
25 アウターウェザーストリップ
27,28 シールリップ部
30 長孔
C クリップ状の嵌合片
D ドア
G ドアガラス

Claims (6)

  1. ドアインナーパネルの車内側に内装用のドアトリムが取付けられるとともに、ベルトラインに沿って取付けられドアガラスに摺接するシールリップ部と断面略U字形状の取付基部が形成されたベルトラインインナーウェザーストリップが、前記ドアインナーパネル上端に形成されたフランジ部に前記取付基部の溝部が嵌め込まれるようにして、前記ドアインナーパネルに取付けられ、前記ドアインナーパネルとドアトリムの間に、遮音性シートを設けてなり、さらに前記遮音性シートの上端縁を、前記取付基部の車内側壁部と前記フランジ部との間から挿入して、前記取付基部の溝部に固定してなる自動車用ドア構造であって、
    前記遮音性シートの上部において、前記取付基部の車内側壁部の端部が当接する位置に、前記ベルトラインインナーウェザーストリップの長手方向に延びる長孔を形成し、前記取付基部の車内側壁部の端部が前記遮音性シートに当接しないようにしたことを特徴とする自動車用ドア構造。
  2. 前記ベルトラインインナーウェザーストリップの取付基部の車内側壁部内方には、前記ドアインナーパネルに取付けられるときに、前記ドアインナーパネルのフランジ部に弾接する断面略舌状のリップ部が形成されるとともに、
    前記遮音性シートの上端縁を、前記リップ部と前記フランジ部との間から前記リップ部上面側に回り込むように延長して、前記リップ部に固定したことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドア構造。
  3. 前記リップ部で前記遮音性シートを前記フランジ部に押し付けるようにして固定したことを特徴とする請求項2に記載の自動車用ドア構造。
  4. 前記遮音性シートの上端縁を、前記リップ部の上面側で係止させたことを特徴とする請求項2又は3に記載の自動車用ドア構造。
  5. 前記遮音性シートの上端縁を、前記ベルトラインインナーウェザーストリップの取付基部の溝部に、熱融着、両面接着テープ及び接着剤のうち少なくとも一つによる接着によって固定したことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載の自動車用ドア構造。
  6. 前記遮音性シートの前記長孔より下部位置を、前記ドアインナーパネルに接着したことを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一つに記載の自動車用ドア構造。
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