JPH10156717A - 研削装置 - Google Patents

研削装置

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JPH10156717A
JPH10156717A JP31462396A JP31462396A JPH10156717A JP H10156717 A JPH10156717 A JP H10156717A JP 31462396 A JP31462396 A JP 31462396A JP 31462396 A JP31462396 A JP 31462396A JP H10156717 A JPH10156717 A JP H10156717A
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JP
Japan
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grinding
grinding wheel
wheel
base
machine
Prior art date
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Withdrawn
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JP31462396A
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English (en)
Inventor
Yutaka Aono
豊 青野
Yomitsu Satsutani
餘光 札谷
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THREE F GIKEN KK
Yutaka Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
THREE F GIKEN KK
Yutaka Electric Mfg Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10156717A publication Critical patent/JPH10156717A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来実施困難とされる長い寸法の溶接部にお
ける溶接ビードなどの被研削部を無理なく合理的に研削
作業をでき、かつ自動化できる機能を備えて経済的に処
理できるようにする。 【解決手段】 被加工物の表面に着脱可能に固定できる
吸着固定手段を備える所要長さの機台2と、この機台2
上で長さ方向に平行して設けられるガイドレール3によ
り案内走行される研削ヘッド10と、この研削ヘッド1
0に搭載の駆動機により所要の速度で回転駆動される研
削ホイール30と、前記研削ヘッド10を前記ガイドレ
ール3に沿って所定の速度で移動させる走行駆動機構1
5と、その研削ヘッド10の移動と研削ホイール30の
動作を制御する制御機構とを含む構成で、その研削ホイ
ール30には外周部に可撓性の研摩素片を多数密植積層
された研削層35を備える回転体が用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理物体の表面
に仮設装着して、所要の区間で回転研削体を被研削面に
沿って移動させて研削加工ができる移設可能な構成の研
削装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば溶接加工における溶接ビー
ドを除去する手段としては、切削,研削,研磨などがあ
るが、ほとんどハンドディスクグラインダによるディス
ク砥石での研削によっている。特に構造物における溶接
部のビードを除去するような作業では前述のようなポー
タブルグラインダによる研削作業となり、その他の手段
では実質的に目的を達成することが困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなポータブル
グラインダによる研削作業は、人手によってグラインダ
を操作するものであるので、極限られた範囲の研削作業
を行うには便利であるが、その研削部が長い距離である
場合には作業者に多くの負担がかかり、しかも一般のデ
ィスク砥石を用いるので消耗が激しく、従って頻繁にデ
ィスク砥石を交換する必要が生じる。また、高速回転す
るディスク砥石を研削個所に強く押し付けることから騒
音の発生を招くことになる。もちろん、長時間このよう
な作業を連続して実施すると作業能率も低下するなど多
くの問題点を有している。
【0004】なお、特定された溶接物品について工場内
で多数処理できる場合は、いわゆる専用の設備機械を設
置して自動的に研削加工することが可能であるが、この
場合でも砥石の交換を頻繁に行わねばならず、このため
に作業性の向上に問題点がある。
【0005】特に、通常の溶接作業によって溶接部に生
じるビードは、一定の状態ではなくて不定形になり、さ
らに被溶接体の外形も起伏しているのが通常である。し
たがって、目的とする溶接ビードを研削して平らな状態
に仕上げるには、その被加工物の外面に沿って研削を行
わねばならず、画一的に回転する砥石を被加工部に押し
当てることができない。このようなことから、例えば屋
外構造物における溶接を伴う鉄鋼構造体での長い距離の
溶接ビードを研削加工するには、手動操作はもちろん自
動化について多くの困難がある。
【0006】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、従来実施困難とされる長い寸法の
溶接部における溶接ビードであっても無理なく合理的に
研削作業を実施でき、かつ自動化できる機能を備えて経
済的に処理できる研削装置のを提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による研削装置は、被加工物の表面に
着脱可能に固定できる吸着固定手段を備える所要長さの
機台と、この機台上で長さ方向に平行して設けられるガ
イドレールにより案内走行される研削ヘッドと、この研
削ヘッドに搭載の駆動機により所要の速度で回転駆動さ
れる研削ホイールと、前記研削ヘッドを前記ガイドレー
ルに沿って所定の速度で移動させる走行駆動機構と、そ
の研削ヘッドの移動と研削ホイールの動作を制御する制
御機構とを含み、前記研削ホイールには外周部に可撓性
の積層研削体を備える回転体が用いられることを特徴と
する。
【0008】本発明における研削ヘッドは、前記機台に
設けられるガイドレールに案内支持されて走行する走行
フレームと、この走行フレームに搭載される走行用駆動
機により前記機台上に設けられるラックと噛み合ってそ
の走行フレームを所要の速度で移動させる走行駆動機構
と、前記研削ホイールを駆動する駆動機構とを備え、前
記研削ホイールは前記機台の側方位置で被研削面に対し
て上下に変位可能にして被研削面に対し所要の接触状態
を保つように操作される支持機構によって回転軸が保持
されていることを特徴とする。
【0009】また、本発明における研削ヘッドの走行駆
動機構としては、機台上に配設されるラックと噛み合う
駆動輪として無端状の歯付ベルトを用い、この歯付ベル
トを適宜区間で前記機台側のラックと噛み合わせて駆動
させる構成であるのがよい。このような方式によれば、
安定した駆動力が得られるとともに、駆動部に研削部で
発生する振動が伝達されるのを緩衝する効果,飛散する
研削粉塵に対する耐摩耗性が確保され、かつ低騒音で運
転できる効果などが得られる。なお、前記歯付ベルトは
内外周に歯を形成された合成樹脂,ゴムなど弾性体で形
成されたものであるのがよい。また、機台に付設される
ラックとしては、金属製のほか前記歯付ベルトと同様の
弾性体により形成されたものであるのがよい。
【0010】また、本発明における研削ホイールは、被
研削面と接触する近隣位置に付設される倣い機構によっ
て、この倣い機構に組み込まれた検知手段からの信号を
受けて被研削面の変位に応じて上下動できるように操作
されて周速が常に一定になるように制御される構成とす
るのがよい。このような構成とすることによって、溶接
ビード部に凹凸が生じていても、それに倣って無理なく
研削することができるとともに、ビード高さやビード幅
が変わっても研削ホイールは研削効率の最も高い常に一
定の周速を確保することができて効率的に研削を行うこ
とが可能となる。また、前記研削ホイールを支持する支
持構造部は、研削ヘッドの走行フレーム上において幅方
向に配設される軸上に支持されて、リニア駆動する駆動
機によって外部からの操作で幅方向に移動させて被研削
部の横方向に対する変位にも対応できるようにするのが
よい。
【0011】前記機台は、長手方向の適所に、少なくと
も2個の吸着固定手段が取り付けられ、これら吸着固定
手段として、電磁石による被研削体表面に吸引定着でき
るようにされるのが取扱上便利である。また、機台の一
端部には吊り下げ用の金具を取り付けて被加工面が縦面
である場合の吊り下げ移設を容易にする。
【0012】本発明の研削装置において使用される研削
ホイールは、支持軸に取り付く回転ホルダーと、この回
転ホルダーに填め合わせて支持されるリング状の研削輪
と、この研削輪を前記回転ホルダーに固定する取付盤と
で構成され、前記研削輪はリング状基台の外周面に、布
もしくは紙にてなるウエブ表面にアランダム,ジルコニ
アなどの砥粒を接着剤で付着させてなる研摩シートを所
要寸法の短冊片にした多数の研摩素片を、適宜角度に傾
けて順次密接させて基端で耐熱性接着剤により付着さ
せ、前記各研摩素片の自由端が僅かずつ傾斜側に後のも
のが砥粒付着面を露出するように重ね合わせて密植させ
てなる可撓性を備える研削層が形成されたものであるこ
とを特徴とする。
【0013】また、本発明の研削ホイールは、そのリン
グ状基台の内周面に一方の側部から貫通しない切り込み
溝が軸方向に刻設され、このリング状基台を支持する回
転ホルダーもしくは取付盤に前記リング状基台の切り込
み溝と契合して保持する係止片を設けて、研削輪の前記
研摩素片が回転時被研削面に対して撫でつける方向に回
転する方向規制を兼ねる構造とされるのが好ましい。
【0014】このように構成される本発明の研削装置
は、研削目的の作業面に対して基台を吸着保持させるこ
とにより取り付けて、被研削部(例えば溶接ビード)に
対して回転する研削ホイールを接触させ運転操作すれ
ば、研削制御機能によってその研削ホイールを所要の条
件で被研削部に押し当てて長い距離を自動的に研削する
ことができる。しかも、研削ホイールは前述のような研
摩素片を傾斜させて密植状態でリング状に形成された研
削層を有するもので、従来のディスク砥石による研削と
は異なり耐久性のあるものであるから、長期間にわたっ
て研削機能を発揮できる。したがって、作業の途中で研
削ホイールを交換する必要がなく、作業能率を一層向上
させることができる。したがって、作業面が立面であっ
ても支障なく作業ができる利点がある。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明による研削装置の具
体的な実施の形態につき、図面を参照しつつ説明する。
【0016】図1に示されるのは、本発明の一実施例に
係る研削装置の全体平面図である。図2は同研削装置の
要部を表す斜視図である。図3は研削ヘッドの走行駆動
機構を表す側面図である。図4は研削ホイールの支持機
構を表す図である。図5は研削ホイールの横行調整機構
を示す平面図である。図6は研削ホイールの要部を示す
一部拡大側面図である。図7は研削ホイールの縦断面図
である。
【0017】これらの図において、本実施例の研削装置
1は、所要長さの2本のガイドレール3,3となる縦部
材を適宜間隔で両端部と中間部複数箇所とに配される横
部材4にて連結して一体に枠組み形成される機台2と、
この機台2の上面で前記ガイドレール3,3に案内され
て走行移動する走行フレーム11と、この走行フレーム
11にに支持される支持体に搭載される研削ホイール3
0と、この研削ホイール30の回転用の駆動機構20並
びに走行用の駆動機構15を備える研削ヘッド10と、
研削制御機構とで構成されている。
【0018】前記機台2は、ガイドレール3,3を兼ね
る縦部材が溝形断面の部材で、その溝部がいずれも外側
に向けられてその三方の内周面を案内面とされ、一方の
端部に立面で使用されるときの移動用として2個の吊り
環5が取り付けられてなる。そして、中間部に少なくと
も二箇所に電磁石6が配設され、これら電磁石6に通電
することにより励磁されて、被加工物である鋼板などの
面に吸着して前記機台2が保持されるようになってい
る。なお、機台2の他端部には前記電磁石6の操作スイ
ッチ7’と後述する研削ヘッド10の研削制御機構を内
蔵させる制御ボックス7が取り付けられている。
【0019】また、前記機台2の表面の例えば一方のガ
イドレール(縦部材)3の表面側には、ほぼ全長にわた
ってラック8が取り付けられている。このラック8は、
一般にタイミングベルトと呼ばれている歯付ベルトと同
様な構造とされている。すなわち、ゴム質の材料と強力
繊維糸などで織られた基布とによって形成されるベース
にゴム質材料で歯部を一体に成形された可撓性を有する
ラックである。もちろん、金属製のラックであってもよ
い。
【0020】前記研削ヘッド10は、前記機台2におけ
る両側のガイドレール3,3に填り合って回転する走行
用のガイドローラ12と横振れを防止するためのサイド
ローラ12’とを両側部にそれぞれ複数個有し、これら
ガイドローラ12とサイドローラ12’で走行自在に支
持される走行フレーム11と、この走行フレーム11に
搭載される走行駆動機構15と、走行フレーム11の一
方の側部へ突き出される支持軸24に取り付いて機台2
の外側から適宜寸法離れた位置で回転して被加工部を研
削するように配される研削ホイール30と、この研削ホ
イール30を駆動する駆動機構20とを備えるように構
成されている。
【0021】さらに、この研削ヘッド10について詳細
に説明すると、走行フレーム11は、両側に張り出すブ
ラケット部に、それぞれ前述の前後二個のガイドローラ
12とこれらガイドローラ12間に配されるサイドロー
ラ12’が取り付けられて、機台2の表面上を幅方向に
跨いで装架配備されている。走行フレーム11の走行駆
動機構15は、ブレーキ付の減速電動機16と、この減
速電動機16の出力軸より動力を伝達される駆動歯付ホ
イール17から適宜寸法離れて配される従動歯付ホイー
ル17’に巻き掛けられる内外周に歯18a,18bを
備えたエンドレスのタイミングベルト18とからなり、
このタイミングベルト18の外周に設けられている歯1
8bのピッチが、前記機台2に付設のラック8のピッチ
と合致して、これらタイミングベルト18とラック8と
が噛み合うようにされている。したがって、減速電動機
16が駆動されると、タイミングベルト18が長い距離
でラック8に噛み合いながら進行するようになってい
る。なお、図示されている例では、駆動歯付ホイール1
7は減速電動機16からの動力がベルトを介して伝達さ
れて駆動されるように構成されているが、この駆動歯付
ホイール17に減速電動機16を直結して駆動する方式
とすることもできる。
【0022】研削ホイール30の駆動機構20は、前記
走行フレーム11に組み込まれた枢支軸21を基準にし
て上下に回動変位可能な支持台22に搭載される駆動モ
ータ23と、この駆動モータ23の出力軸に平行して軸
受24’にて支持される研削ホイール30の支持軸24
と、この支持軸24に前記出力軸から動力を伝達する巻
き掛け伝導体(例えばベルト、Vベルト、チェーンな
ど)とによって構成される。そして、研削ホイール30
は前記支持軸24の機台2側部に適宜寸法突き出した先
端部にて固着されている。
【0023】また、前記研削ホイール30の駆動機構2
0を支持する支持台22は、前記走行フレーム11の研
削ホイール30配置側の側部に併設される支持機構25
によって前記枢支軸21を支点として適宜回転角の範囲
で上下に回動変位できるように支持されている。また、
研削ホイール30の被加工面(研削する部分)に対する
接触状態を定常に維持する倣い機構28がその研削ホイ
ール30の被加工面に対する接触部近隣位置に配設され
る。この倣い機構28は前記支持機構25と関連して動
作するようにされている。
【0024】前記支持台22の支持機構25は、走行フ
レーム11の側部にて基端部が軸26”に支持されるス
テッピングモータ26と、前記研削ホイール30の支持
軸24に近接する位置にて支持台22に基部がピン2
7’で支持される雌ねじ片27とを、前記ステッピング
モータ26によって回転駆動されるスクリュー軸26’
で螺合連結してなる構成で、そのステッピングモータ2
6の回転によりスクリュー軸26’が所要回転されるこ
とによって前記雌ねじ片27が進退され、支持台22が
枢支軸21を支点として上下に回動され、これによって
研削ホイール30に付勢する加圧力の加減並びに上下位
置の調整を行うようにされている。
【0025】また、前記倣い機構28は、前記研削ホイ
ール30の被加工面に接触する位置の走行フレーム11
側に寄った位置に設けられ、研削される部分にもっとも
近い被加工物の面に接触して転動するローラ28aを備
えるポテンショメータ28bで、このポテンショメータ
28bが捉える信号の変化を電気的制御部が受けて被加
工面の形状変化に応じて研削ホイール30を追従させる
ようにされる。この制御は、研削ホイール30を被加工
面に当初接触したときのポテンショメータ28bからの
信号を基準信号として、研削を開始して後被加工面の形
状の変化をそのポテンショメータ28bが捉えて、被加
工面が膨らんでいれば基準信号と比較して両者の差がゼ
ロになるように研削ホイール30の支持軸24を上昇さ
せ、その逆に被加工面が下がっていればポテンショメー
タ28bからの信号で基準信号と比較して両者の差がゼ
ロになるように研削ホイール30の支持軸24を降下さ
せる。
【0026】このような倣い機構28による研削ホイー
ル30の上下動操作は、制御部からの信号が前記支持機
構25のステッピングモータ26に与えられ、その指示
信号によってスクリュー軸26’を所要回転数回転させ
ることにより雌ねじ片27を引き込むように回転させる
と、研削ホイール30の支持軸24が下降する方向に操
作され、逆にステッピングモータ26によってスクリュ
ー軸26’を介し雌ねじ片27を押し出す方向に操作さ
れると、研削ホイール30が持ち上げられるように操作
される。
【0027】さらに、前記研削ホイール30の駆動部を
支持する支持台22には、走行フレーム11に対して幅
方向に移動可能なように操作される横行調整機構40が
組み込まれている。この横行調整機構40は、前記支持
台22を上下動可能に支持している枢支軸21(両端部
を走行フレーム11に固定されている)を利用して、こ
の枢支軸21にラック(図示省略)が設けられ、この枢
支軸21のラックに噛み合うピニオン(図示せず)を出
力軸に備える減速機付モータが組み付けられて一体的に
形成されるリニア駆動機41が前記支持台22の裏面側
に付設されて、このリニア駆動機41の作動によって枢
支軸21に沿い支持台22が幅方向に左右へ移動できる
ようにされている。この支持台22の移動については、
オペレータの目視によって定置されている機台2をその
ままにして前記研削ホイール30を被加工部の横方向の
変位状態に合わせ、前記リニア駆動機41を作動させる
ことによってピニオンとラックとの噛み合い駆動でその
リニア駆動機41が取り付く支持台22を左右に所要量
移動させて研削ホイール30が被加工部に沿って研削操
作できるようにされている。
【0028】この研削装置1において使用される研削ホ
イール30の一具体例は、図6及び図7にて示されるよ
うに、リング状に形成される研削輪31と、この研削輪
31を装着して回転駆動する支持軸24の端部に固着の
回転ホルダー37と、この回転ホルダー37に前記研削
輪31を固定するための取付盤38とで構成されてい
る。
【0029】研削輪31は、所要寸法のリング状基台3
2の外周面に、その幅方向の両側に狭い縁を残して比較
的浅い広幅の溝部33が全周に形成され、この溝部33
に沿って全周に研摩素片34を密植してなる研削層35
が一体に取り付けられた構成になっている。この研削層
35は、布もしくは強靱な紙など繊維質のウエブの表面
にアランダム,ジルコニアなど周知の砥粒を接着材で付
着されてなる研摩シートを所要寸法の短冊片にした研摩
素片34が多数枚使用されて形成されている。これら研
摩素片34は適宜角度(具体例では33°、ただしこの
数値に限定されるものではなく20〜35°程度の範囲
であればよい)傾けて順次密接させて基端を前記リング
状基台32の溝部33に填め込んで耐熱性接着剤によっ
てリング状基台32に付着させ、各研摩素片34の先端
部が前に位置する研摩素片34に対して後ろに位置する
研摩素片34の自由端が僅かに覗いて砥粒付着面を露出
させるように重ね合わせて密植された構成とされる。し
たがって、前述の研摩素片34の傾斜角度は、小さくな
ると各研摩素片34の前後のずれによる砥粒付着面の露
出の程度が少なくて研削機能が低下する。また、前述の
研摩素片34の傾斜角度が大きくなると、全体に各研摩
素片34の砥粒付着面の露出程度が多くなって密植度合
いが粗くなるので耐久性が低下する。それ故に、研削層
35の構成については前記の範囲にて構成するのが好ま
しい。
【0030】このような構成の研削輪31を保持する回
転ホルダー37は、前述のように支持軸24に中央ボス
部37’を固着されて、前記研削輪31のリング状基台
32の内径が嵌合する段部37”を内面に備え、この段
部37”に係止用キー39が1または2個軸線に平行し
て取り付けてある。また、取付盤38は、前記回転ホル
ダー37に相対するフリーのもので、研削輪31のリン
グ状基台32の内径に嵌合する段部38”もしくは複数
の突起を備え、中央に設けた取付穴38’を前記支持軸
24の先端に被嵌してその支持軸24の端に設けられた
ネジ部24’にナット24aを填めて締め込むことによ
り、この取付盤38と回転ホルダー37とで研削輪31
を挟み付けて支持軸24に装着できるようにされてい
る。なお、前記研削輪31のリング状基台32の内周面
には、片面側から適宜長さでキー溝32’が設けられ、
回転駆動時前述の研削層35を形成する研摩素片34が
被研削部A(被加工部)に対して撫でつけるような方向
にのみ回転するように方向規制を兼ねる構造とされ、装
着時に向きを間違えないように配慮されている。この係
止用のキー39とキー溝32’との関係については、必
要に応じて回転ホルダー37と取付盤38とに前記と逆
に設けることも可能である。
【0031】また、前述の研削ホイール30の駆動機構
20や支持機構25,研削ホイールの倣い機構28及び
横行調整機構40などを制御する研削制御機構は、周知
の制御手段を用い前述のように倣い機構28におけるポ
テンショメータ28bの信号で支持機構20のステッピ
ングモータ26を操作して研削ホイール30の被研削部
Aに対する接触状態(研削圧の加減など)を調整した
り、また、研削ホイール30の駆動モータ23の負荷を
検出する回路を組み込んで、研削の負荷を検出して走行
駆動機構15に速度データを与えてインバータ制御によ
り研削ホイール30の周速を研削効率が最良の一定周速
になるように走行速度を調整するような制御構成を備え
る。なお、研削装置1の起動停止の操作については遠隔
操作で運転者の手動によったり、必要に応じて自動操作
させるようにすることができる。当然、機台2の両端部
には図示省略するがリミットスイッチを設けて研削ヘッ
ド10の移動限界を設定してある。また、横行調整機構
40の作動は手動によっているが、必要に応じ、被研削
部Aへの移動側にセンサーを設けるとともにコンピュー
タによって横行調整機構40を制御できるようにすれ
ば、自動によって研削ホイール30を横行させることも
できる。
【0032】この実施例の使用の一態様を説明すれば、
例えば構築されたコンクリート橋梁などの橋脚柱を補強
するために巻き付けられた鋼板の溶接部のような立面に
生じる溶接ビード部の研削を行う場合、本実施例の研削
装置1を縦にして吊り環部5で玉掛けしてチェーンブロ
ックやワイヤなどにより吊り下げ、その橋脚柱の補強鋼
板に対して沿わせるようにする。そして、研削ホイール
30が目的とする被加工部、すなわち溶接ビード部上に
位置するように位置を定めて電磁石6に通電することに
より、補強鋼板面に吸着固定させる。
【0033】研削ホイール30は、その駆動機構20の
駆動モータ23を起動して、運転者が遠隔操作によって
溶接ビード部に接触するように支持機構25のステッピ
ングモータ26を所要量回転させて研削ホイール30に
よる被研削部Aへの加圧条件を設定する。この加圧条件
の設定に際しての動作については、前述のようにステッ
ピングモータ26の回転方向と回転量によってスクリュ
ー軸26’に螺合する雌ねじ片27を進退させることに
より、研削ホイール30の駆動機構20における支持台
22を枢支軸21を支点として上下させて調整できる。
【0034】また、研削ホイール30は、前述のように
研削層35を構成する密植された研摩素片34がその先
端部を撫でつけるようにして高速回転することにより、
付着している砥粒によって溶接ビード部を徐々に研削す
る。なお、研摩素片34は被研削部A(溶接ビード部)
を研削するにつれて次第に付着する砥粒が剥離しても、
同時にベースとなっているシート部分も磨り減って新し
い部分が露出することによって研削機能は維持される。
したがって、予め設定されている送り速度で走行駆動機
構15を駆動すれば、機台2に付設されるラック8とタ
イミングベルト18との噛み合いによって走行フレーム
11が進行し、研削ヘッド10が所定の速度で移動して
橋脚柱に沿い研削作業が行えるのである。
【0035】そして、研削を続けるうちに、その研削面
を有する補強鋼板に膨らみもしくは凹み部分があって
も、研削ホイール30による研削部分に近隣する位置に
は、前述のように倣い機構28が設けられているので、
当該倣い機構28のポテンショメータ28bが常時研削
位置の高低状況を検知して、その検知信号を付属する制
御機構に入力され、研削ホイール30をその被研削部A
の状態に追従して研削することになる。また、溶接ビー
ド部が左右いずれかにずれている場合、運転者の操作に
よって横行調整機構40のリニア駆動機41を正逆いず
れかに起動操作することで、そのリニア駆動機41の出
力軸上のピニオンが回転して噛み合っている枢支軸21
のラックに沿って左右いずれかに支持台22が移動さ
れ、その結果、研削ホイール30が変位する溶接ビード
部に沿って研削を続行する。
【0036】また、この実施例の研削装置1にあって
は、研削ホイール30によって研削される際に発生する
研削屑は一方向(真下)のみに排出されるので機台2上
のラック8や走行駆動機構15におけるタイミングベル
ト18に付着することが少ない。なお、これらラック8
やタイミングベルト18に付着したとしても、このタイ
ミングベルト18は可撓性を有し、また機台側のラック
8にも可撓性を有するものを用いておけば、研削屑が付
着していても問題なく駆動させることができる。しか
も、ラック8と走行駆動機構15のタイミングベルト1
8は噛み合い区間を長くしてあるので、確実な走行駆動
ができ研削部分における研削反力によって走行を妨げる
ことはなく、また駆動部での騒音の発生を低減させる。
【0037】この研削装置1は、その機台2の所要長さ
区間研削ヘッド10を走行させて研削が終われば、研削
ホイール10を研削ポジションから持ち上げて、研削ヘ
ッド10を開始位置に戻し、作業の状況に応じて電磁石
6による吸着固定を解き、機台を固定位置から外してさ
らに継続する作業位置まで吊り上げて、再び前述のよう
に電磁石6を作動させて固定すれば、前記要領で研削を
行うことができる。
【0038】このように本発明に係る研削装置1は、被
研削物の表面に吸着手段(この例では電磁石)によって
吸着固定することによって機台を取り付け、目的の被研
削部A(溶接ビード部)に沿って研削ホイールを移動さ
せ、かつその被研削部Aに対する研削ホイールの接触状
態(研削圧や高低)に応じて上下変位させて無理のない
研削を実施できるのである。そして、機台を吊り下げる
などして移設容易にされているので、前述のような直立
面の研削作業であっても無理がない。したがって、研削
しようとする箇所が傾斜面であっても何ら問題なく使用
できるのである。
【0039】なお、本発明の研削装置は、前述のような
屋外での研削作業はもちろん、屋内での鋼構造物におけ
る溶接ビード部の研削、その他細くて長い部分を連続し
て研削するような作業について、人手による作業に代え
て効率よく研削を行うことができる。
【0040】本実施例では、直線研削を例にとって説明
したが、本発明は、曲線研削に対しても適用することが
できる。
【0041】本発明における吸着固定手段は実施例の電
磁石に、本発明の検知手段は実施例のポテンショメータ
に、歯付ベルトは実施例のタイミングベルトに、研削ホ
イールのリング状基台における切り込み溝は実施例のキ
ー溝に、係止片は実施例のキーに、それぞれ対応する。
【0042】
【発明の効果】前述のように、本発明の研削装置によれ
ば、目的被研削物の表面に吸着固定して位置を設定すれ
ば、研削部が長い距離であってもその研削部の状態に倣
わせて研削ホイールを回転させながら研削ヘッドを走行
させることにより、設定した条件で連続して研削するこ
とができ、均等な研削仕上げが能率よく実施できる。
【0043】また、立面であっても機台を取り付けて操
作できるので従来人手では作業性がきわめて低い条件の
ものであっても何ら支障なく、効率よく研削加工が実施
できる利点を有する。
【0044】さらに、研削ホイールに研摩素片を傾斜密
植させてなる研削輪を備えるものを使用することによ
り、継続的に新しい研摩砥粒が研削部に供給される機能
を有して長時間の研削に耐えるものであるから、作業中
に研削ホイールを交換することなく研削作業が続けら
れ、作業の中断がないので能率よく行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る研削装置の一実施例の全
体平面図である。
【図2】図2は、本発明に係る研削装置の要部を表す斜
視図である。
【図3】図3は、研削ヘッドの走行駆動機構を表す側面
図である。
【図4】図4は、研削ホイールの支持機構を表す図であ
る。
【図5】図5は、研削ホイールの横行調整機構を示す平
面図である。
【図6】図6は、研削ホイールの要部を示す一部拡大側
面図である。
【図7】図7は、研削ホイールの縦断面図である。
【符号の説明】
1 研削装置 2 機台 3 ガイドレール 5 吊り環 6 電磁石 8 機台に取り付くラック 10 研削ヘッド 11 走行フレーム 15 走行駆動機構 16 減速電動機 17 駆動歯付ホイール 17’ 従動歯付ホイール 18 タイミングベルト 20 研削ホイールの駆動機構 21 枢支軸 22 支持台 23 駆動モータ 24 研削ホイールの支持軸 25 支持機構 26 ステッピングモータ 26’ スクリュー軸 27 雌ねじ片 28 倣い機構 28a ポテンショメータ 30 研削ホイール 31 研削輪 32 リング状基台 34 研摩素片 35 研削層 37 回転ホルダー 38 取付盤 39 係止用キー 40 横行調整機構 41 リニア駆動機 A 被研削部(溶接ビード)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物の表面に着脱可能に固定できる
    吸着固定手段を備える所要長さの機台と、この機台上で
    長さ方向に平行して設けられるガイドレールにより案内
    走行される研削ヘッドと、この研削ヘッドに搭載の駆動
    機により所要の速度で回転駆動される研削ホイールと、
    前記研削ヘッドを前記ガイドレールに沿って所定の速度
    で移動させる走行駆動機構と、その研削ヘッドの移動と
    研削ホイールの動作を制御する制御機構とを含み、前記
    研削ホイールには外周部に可撓性の積層研削体を備える
    回転体が用いられることを特徴とする研削装置。
  2. 【請求項2】 前記研削ヘッドは、前記機台に設けられ
    るガイドレールに案内支持されて走行する走行フレーム
    と、この走行フレームに搭載される走行用駆動機により
    前記機台上に設けられるラックと噛み合ってその走行フ
    レームを所要の速度で移動させる走行駆動機構と、前記
    研削ホイールを駆動する駆動機構とを備え、前記研削ホ
    イールは前記機台の側方位置で被研削面に対して上下に
    変位可能にして被研削面に対し所要の接触状態を保つよ
    うに操作される支持機構によって回転軸が保持されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の研削装置。
  3. 【請求項3】 前記研削ヘッドの走行駆動機構として
    は、機台上に配設されるラックと噛み合う駆動輪として
    無端状の歯付ベルトを用い、この歯付ベルトを適宜区間
    で前記機台側のラックと噛み合わせて駆動させる構成で
    ある請求項1または2に記載の研削装置。
  4. 【請求項4】 前記歯付ベルトは、内外周に歯を形成さ
    れた合成樹脂,ゴムなど弾性体で形成されたものである
    請求項3に記載の研削装置。
  5. 【請求項5】 前記研削ホイールは、被研削面と接触す
    る近隣位置に付設される倣い機構によって、この倣い機
    構に組み込まれた検知手段からの信号を受けて被研削面
    の変位に応じて上下動できるように操作されて周速が常
    に一定になるように制御される請求項1〜3のうちのい
    ずれかに記載の研削装置。
  6. 【請求項6】 前記研削ホイールを支持する支持構造部
    は、研削ヘッドの走行フレーム上において幅方向に配設
    される軸上に支持されて、リニア駆動する駆動機によっ
    て外部からの操作で幅方向に移動できる構成である請求
    項1〜5のうちのいずれかに記載の研削装置。
  7. 【請求項7】 前記研削ホイールは、支持軸に取り付く
    回転ホルダーと、この回転ホルダーに填め合わせて支持
    されるリング状の研削輪と、この研削輪を前記回転ホル
    ダーに固定する取付盤とで構成され、前記研削輪はリン
    グ状基台の外周面に、布もしくは紙にてなるウエブ表面
    にアランダム,ジルコニアなどの砥粒を接着剤で付着さ
    せてなる研摩シートで所要寸法の短冊片にした多数の研
    摩素片を、適宜角度に傾けて順次密接させて基端で耐熱
    性接着剤により付着させ、前記各研摩素片の自由端が僅
    かずつ傾斜側に後のものが砥粒付着面を露出するように
    重ね合わせて密植させてなる可撓性を備える研削層が形
    成されたものであることを特徴とする請求項1〜6のう
    ちのいずれかに記載の研削装置。
  8. 【請求項8】 前記研削ホイールは、そのリング状基台
    の内周面に一方の側部から貫通しない切り込み溝が軸方
    向に刻設され、このリング状基台を支持する回転ホルダ
    ーもしくは取付盤に前記リング状基台の切り込み溝と契
    合して保持する係止片を設けて、研削輪の前記研摩素片
    が回転時被研削面に対して撫でつける方向に回転する方
    向規制を兼ねる構造とされることを特徴とする請求項7
    に記載の研削装置。
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