JPH0618714Y2 - ビルトアップ骨材端面部のプライマー、錆除去装置 - Google Patents

ビルトアップ骨材端面部のプライマー、錆除去装置

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JPH0618714Y2
JPH0618714Y2 JP2031389U JP2031389U JPH0618714Y2 JP H0618714 Y2 JPH0618714 Y2 JP H0618714Y2 JP 2031389 U JP2031389 U JP 2031389U JP 2031389 U JP2031389 U JP 2031389U JP H0618714 Y2 JPH0618714 Y2 JP H0618714Y2
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祐司 林田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は船体縦骨溶接の際に発生する溶接欠陥の防止対
策に適用されるプライマー、錆除去装置の関する。
〔従来の技術〕
従来造船工場に於けるビルトアツプロンジ(フエース材
とウエブ材)材の高速溶接作業に於いて、材料に付着し
たプライマー、錆等が溶接時の熱影響によつてガスを発
生し、溶接欠陥(ピツト、ブロホール)の原因となる。
その結果溶接手直しに多くの工数が必要となり、従来こ
のピツト対策としてフエース材(平底板)の溶接部表面
を250φ×32tの平型砥石を使つてプライマー、錆
等を自動除去する装置により処理を行なつている。
しかしながらこの装置はフエース材側の処理だけで、ウ
エブ材側の処理は出来ない状態にあつた。そのため溶接
欠陥発生は半減されたものの未だ不十分である。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで従来のプライマー、錆等の除去装置では、フエ
ース材の溶接部表面のみしか除去できず、ピツト対策と
して完全なものにする為には残されたWEB材のプライ
マー、錆を除去する必要があつた。しかしフエース材側
の様な平面上の中央を研掃するのではなく、ウエブ材は
約15mmtの端面及びエツヂ部の研掃とあつて研摩工
具、研摩材の選定及び研摩材の押付角度、押付圧等の調
整が必要との種々の問題点を有している。
本考案はこれらの問題点を解決し溶接欠陥の発生が殆ん
どなくなり、しかも溶接手直し工数を減少し溶接のスピ
ードアツプを計つたプライマー、錆除去装置を提供しよ
うとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
このため本考案のビルトアツプ骨材端面部のプライマ
ー、錆除去装置は、船体縦骨材(ビルトアツプロンジウ
エブ材)端面を円盤形のフラツプホイルを研摩材として
2点に於て自動押し付けを行ない、プライマー、錆を除
去する装置に於て、前記ウエブ材を供給するための複数
本のローラーコンベア、該ローラーコンベア間に配置
し、給送されるウエブ材の巾方向にエアシリンダーの作
動により移動し得る摺動体、該摺動体に装着されたウエ
ブ材端面検出用ローラ及び回転工具により回転するフラ
ツプホイル、前記摺動体に設けた別のエアシリンダーの
作動によりローラーコンベアの巾方向の移動を微調整す
る機構を有する錆除装置、前記各エアシリンダー・錆除
機・ローラーコンベアをそれぞれ自動制御するためのウ
エブ材の給送方向始端及び終端位置に配設されたリミツ
トスイツチを設けたことを特徴としている。
〔作用〕
上述の本考案のビルトアツプ骨材端面部のプライマー、
錆除去装置は、ウエブ材端面の研掃に対し、円盤形の研
掃材(フラツプホイル)を採用し、該フラツプホイルを
適正条件で端面部の研掃状態に適応した2点押付法によ
り押付ける事で、フラツプホイルの特徴である研掃物へ
のなじみ及び研掃時の衝撃等が少ないなどスムーズで良
好な研掃が出来る。
この押付に対してはフラツプホイルの消耗度に対し一定
の押付圧が必要となるためウエブ材端面の倣い検知を行
ないエアーシリンダーによつて2点のバランス調整を行
なつている。
〔実施例〕
以下図面により本考案の一実施例について説明すると、
第1図は本考案装置の全体斜視図、第2図は正面図、第
3図は側面図、第4図はスイツチ作動状態の説明図であ
る。
これらの図に於て、ウエブ材(船体縦骨材)01は複数
本のローラーコンベア02上を矢印方向に搬入供給され
る。搬入されたウエブ材(WEB材)は、その先端がフ
ラツプホイル1−2にタツチする位置で始端検出リミツ
トスイツチ8の作動により位置を検出され、ウエブ材0
1を研掃できる位置にいつたん停止させる。
これと同時にウエブ材01の供給方向と直角方向に配設
された大エアシリンダー7−1が作動し、これと連結し
た端面検出用ローラ10及び研掃用フラツプホイル1−
2を具備する摺動体Aが摺動し、端面検出用ローラ10
をウエブ材01の端面に押付けると共に、摺動体Aの2
個所に配設されたフラツプホイル1−2,1−2を別の
エアシリンダー6,6を作動させてウエブ材01の端面
に押付ける。
フラツプホイル1−2はそれぞれ回転工具1−1に直結
して一体に回転する。
ウエブ材01の端面(溶接面)を端面検出用ローラ10
がタツチすることで先行して検知し、その信号によりロ
ーラーコンベア02の送り、フラツプホイル1−2の回
転、押付研掃が開始する。
2個所に配設されたフラツプホイル1−2,1−2を同
時に大エアシリンダー7−1により押付けるため、それ
ぞれの取付け、固定位置によつてはフラツプホイルの消
耗度及び研掃状態にむらが発生する。
そのため各フラツプホイル1−2,1−2にはそれぞれ
別の小シリンダー6を取付け調整を行ないバランスを取
つている。
取付けの具体的構成は次のとおりである。
フラツプホイル1−2と直結する回転工具1−1は取付
角度調整可能の取付バンド2−2により取付板2−1に
固定される。
取付板2−1は更に別の取付板3−1にリミツトスイツ
チガイド3−2を介して取付けられる。
取付板3−1は摺動体Aの支柱4−1に設けた支柱板4
−2に固定している。摺動体Aの支柱4−1は、ローラ
ーコンベア02,02間にウエブ材01の給送方向に直
交して配設されたリミツトスイツチガイド5−1を介し
てリミツトスイツチガイド板5−2上に起立している。
小エアシリンダー6は取付板3−1と別の取付板2−1
間に接続され、該エアシリンダー6の作動によりリミツ
トスイツチガイド3−2に沿つて回転工具1−1をスラ
イドできるよう構成され、該工具に直結したフラツプホ
イル1−2のウエブ材01への押付力を微調整できる。
これら1〜6の各部材はウエブ材01の溶接取付部を錆
除去できるよう摺動体Aの支柱4−1の前後に装着され
ている。
フラツプホイル1−2,1−2はそれぞれ搬入されるウ
エブ材01に対して図示のように適宜角度をつけた2点
研磨方法を採用し、品質およびフラツプホイルの交換寿
命を保つている。
次ぎに第2,第3図に示すように取付柱7−3に固定さ
れた大エアシリンダー7−1に接続金具7−2を介して
リミツトスイツチガイド板5−2を接続している。
搬入されるウエブ材のコンベアラインには第1図示のよ
うに位置調整ローラ03が断続的に配置されており、こ
の位置調整ローラ03と2個のフラツプホイル1−2,
1−2とによりウエブ材01は3点支持となり、更にウ
エブ材の重量とによりウエブ材01の位置のズレは発生
しない。又ウエブ材の錆除部にフラツプホイルはよくな
じみ錆除去作用を確実に行なうものである。
最後に終端検出用リミツトスイツチ9はウエブ材後端部
がフラツプホイル1−2にタツチする位置でウエブ材0
1の終端を検知し、作動し、フラツプホイルの押付けを
開放し、フラツプホイルの回転を停止する。
前述するような作動により本考案装置は、ウエブ材を順
次送り出すことにより自動化を計ることができ、本装置
を船体縦骨材組立溶接装置ラインの1つとして組込むこ
とにより溶接スピードの高速化を計ることができる。
第4図は前述した本考案装置のスイツチ作動による全自
動化ラインのブロック図でローラーコンベア02の稼働
開始からの一連の作動状態を図式化して説明したもので
ある。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案のビルトアツプ骨材端面部のプ
ライマー、錆除去装置によればフラツプホイルによりウ
エブ材端面のプライマー、錆等を除去することが可能と
なり溶接欠陥(ピツト,ブロホール)の発生がほとんど
なくなり溶接手直し工数の減少及び溶接スピードの高速
化に貢献出来る効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例装置の全体斜視図、第2図は
同正面図、第3図は同側面図、第4図は本考案装置の作
用を示すスイツチ作動状態の説明図である。 01……ウエブ材、02……ローラーコンベア、 03……位置調整ローラ、1−1……回転工具、 1−2……フラツプホイル、2−1……取付板、 2−2……取付バンド、3−1……取付板、 3−2……リミツトスイツチガイド、 4−1……支柱、4−2……支柱板、 5−1……リミツトスイツチガイド、 5−2……リミツトスイツチガイド板、 6……エアシリンダー(小)、 7−1……エアシリンダー(大)、 8……始端検出リミツトスイツチ、 9……終端検出リミツトスイツチ、 10……端面検出ローラ、A……摺動体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】船体縦骨材(ビルトアツプロンジウエブ
    材)端面を円盤形のフラツプホイルを研摩材として2点
    に於て自動押し付けを行ない、プライマー,錆を除去す
    る装置に於て、前記ウエブ材を供給するための複数本の
    ローラーコンベア、該ローラーコンベア間に配置し、給
    送されるウエブ材の巾方向にエアシリンダーの作動によ
    り移動し得る摺動体、該摺動体に装着されたウエブ材端
    面検出用ローラ及び回転工具により回転するフラツプホ
    イル、前記摺動体に設けた別のエアシリンダーの作動に
    よりローラーコンベアの巾方向の移動を微調整する機構
    を有する錆除装置、前記各エアシリンダー・錆除機・ロ
    ーラーコンベアをそれぞれ自動制御するためウエブ材の
    給送方向始端及び終端位置に配設されたリミツトスイツ
    チを設けたことを特徴とするビルトアツプ骨材端面部の
    プライマー、錆除去装置。
JP2031389U 1989-02-27 1989-02-27 ビルトアップ骨材端面部のプライマー、錆除去装置 Expired - Lifetime JPH0618714Y2 (ja)

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JPH02114190U JPH02114190U (ja) 1990-09-12
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