JPH0437701Y2 - - Google Patents
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- JPH0437701Y2 JPH0437701Y2 JP1986085435U JP8543586U JPH0437701Y2 JP H0437701 Y2 JPH0437701 Y2 JP H0437701Y2 JP 1986085435 U JP1986085435 U JP 1986085435U JP 8543586 U JP8543586 U JP 8543586U JP H0437701 Y2 JPH0437701 Y2 JP H0437701Y2
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 2
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Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は形鋼、帯板等の条材の端面研削装置に
関する。
関する。
<従来の技術>
造船の溶接作業において、長大な溶接長のなか
でも第5図に示すような骨板(山形鋼)11の隅
肉溶接12が最も多くを占めており、近年、この
溶接作業は高速化(1〜1.5m/min)が図られ
ている。ところで、山形鋼11を溶接する場合、
その溶接に先立つてその溶接面のシヨツププライ
マを剥がしておく必要があり、さもないと溶接欠
陥が多発してしまう。従来、この剥離作業は、第
6図に示すように、一本一本の山形鋼11を倒れ
止め13を有する架台14上に対象とする端面が
上に向くように載せ、作業員15が人手により下
向きでグラインダ掛けをすることにより行つてい
た。
でも第5図に示すような骨板(山形鋼)11の隅
肉溶接12が最も多くを占めており、近年、この
溶接作業は高速化(1〜1.5m/min)が図られ
ている。ところで、山形鋼11を溶接する場合、
その溶接に先立つてその溶接面のシヨツププライ
マを剥がしておく必要があり、さもないと溶接欠
陥が多発してしまう。従来、この剥離作業は、第
6図に示すように、一本一本の山形鋼11を倒れ
止め13を有する架台14上に対象とする端面が
上に向くように載せ、作業員15が人手により下
向きでグラインダ掛けをすることにより行つてい
た。
<考案が解決しようとする問題点>
ところが、この作業は人手により行つていたた
め次のような問題点があつた。すなわち、(1)能率
が悪く、多くの工数を要する。(2)下向き化されて
はいるものの、中腰の重筋作業であり、作業者の
疲労を伴う。(3)粉塵障害や作業環境悪化等の衛生
上の問題がある。(4)仕上げの程度が不均一となり
がちである。
め次のような問題点があつた。すなわち、(1)能率
が悪く、多くの工数を要する。(2)下向き化されて
はいるものの、中腰の重筋作業であり、作業者の
疲労を伴う。(3)粉塵障害や作業環境悪化等の衛生
上の問題がある。(4)仕上げの程度が不均一となり
がちである。
本考案は、このような人手作業の問題点を解決
するものであり、山形鋼の端面のプライマの剥離
作業等に用いて好適な条材端面研削装置即ち、条
材の傾斜に対応して条材端面を研削でき、また、
条材の幅に対応して研削機の位置を粗調整でき且
つ条材への加圧を確実に行うことができ、更に、
条材を確実に搬送できる条材端面研削装置を提供
することを目的としている。
するものであり、山形鋼の端面のプライマの剥離
作業等に用いて好適な条材端面研削装置即ち、条
材の傾斜に対応して条材端面を研削でき、また、
条材の幅に対応して研削機の位置を粗調整でき且
つ条材への加圧を確実に行うことができ、更に、
条材を確実に搬送できる条材端面研削装置を提供
することを目的としている。
<問題点を解決するための手段>
この目的を達成するための本考案にかかる条材
端面研削装置の構成は、搬送方向に沿つて複数配
列されてその上面を条材が搬送されると共にその
回転軸が水平面に対して一方向に傾斜した、駆動
モータに連結する底部ローラと、前記底部ローラ
の傾斜方向下流側に同じく搬送方向に沿つて複数
配列されて条材の側端が当接すると共に搬送方向
から見て前記底部ローラとで略V字形をなす側部
ローラとを有する搬送コンベアと、前記底部ロー
ラの前記側部ローラと反対側に隣接して配置する
と共に前記搬送コンベア上の条材の端面を研削す
る円筒形の回転砥石を有する研削機と、前記研削
機を装着した上部ベースと、前記上部ベースを条
材の幅方向へ摺動可能に支持する下部ベースと、
前記上部ベースと下部ベースとの間に設けられ、
前記回転砥石を前記条材の端面に押付けるエアシ
リンダと、前記下部ベースを条材の幅方向へ摺動
可能に支持するコモンベースと、前記コモンベー
スと下部ベースとの間に設けられ、前記研削機を
条材の幅方向に粗位置決めする送りねじと、前記
コモンベースを架台上で所定の角度に傾斜させる
傾斜支持手段とを具えたことを特徴とする。
端面研削装置の構成は、搬送方向に沿つて複数配
列されてその上面を条材が搬送されると共にその
回転軸が水平面に対して一方向に傾斜した、駆動
モータに連結する底部ローラと、前記底部ローラ
の傾斜方向下流側に同じく搬送方向に沿つて複数
配列されて条材の側端が当接すると共に搬送方向
から見て前記底部ローラとで略V字形をなす側部
ローラとを有する搬送コンベアと、前記底部ロー
ラの前記側部ローラと反対側に隣接して配置する
と共に前記搬送コンベア上の条材の端面を研削す
る円筒形の回転砥石を有する研削機と、前記研削
機を装着した上部ベースと、前記上部ベースを条
材の幅方向へ摺動可能に支持する下部ベースと、
前記上部ベースと下部ベースとの間に設けられ、
前記回転砥石を前記条材の端面に押付けるエアシ
リンダと、前記下部ベースを条材の幅方向へ摺動
可能に支持するコモンベースと、前記コモンベー
スと下部ベースとの間に設けられ、前記研削機を
条材の幅方向に粗位置決めする送りねじと、前記
コモンベースを架台上で所定の角度に傾斜させる
傾斜支持手段とを具えたことを特徴とする。
<作用>
V字形状の搬送コンベア上に条材を搬入する
と、底部ローラが傾斜していることに起因して、
その自重により底部ローラの下端側へ寄り、その
端部が側部ローラに当つて所定位置に支持され、
この状態で駆動モータによる底部ローラの回転に
より条材が搬送される。この搬送中、エアシリン
ダが上部ベースを条材の幅方向に移動させること
により研削機の回転砥石を条材端面に加圧し、端
面を研削する。また、エアシリンダによる条材へ
の回転砥石の加圧に際し、条材の幅に対応するた
め、送りねじにより下部ベースを幅方向に移動さ
せて研削機の粗位置決めをする。また、搬送コン
ベア上に載置された条材の傾斜に対応するため、
傾斜支持手段によりコモンベースの角度を調節し
て回転砥石が条材端面に接触するようにする。
と、底部ローラが傾斜していることに起因して、
その自重により底部ローラの下端側へ寄り、その
端部が側部ローラに当つて所定位置に支持され、
この状態で駆動モータによる底部ローラの回転に
より条材が搬送される。この搬送中、エアシリン
ダが上部ベースを条材の幅方向に移動させること
により研削機の回転砥石を条材端面に加圧し、端
面を研削する。また、エアシリンダによる条材へ
の回転砥石の加圧に際し、条材の幅に対応するた
め、送りねじにより下部ベースを幅方向に移動さ
せて研削機の粗位置決めをする。また、搬送コン
ベア上に載置された条材の傾斜に対応するため、
傾斜支持手段によりコモンベースの角度を調節し
て回転砥石が条材端面に接触するようにする。
<実施例>
以下、本考案の実施例を図面により詳細に説明
する。
する。
第1図は本考案の一実施例にかかる研削装置の
正面図、第2図はその平面図(第1図の矢視
図)、第3図はその側面図(第1図の矢視図)、
第4図はその回転砥石の断面図である。
正面図、第2図はその平面図(第1図の矢視
図)、第3図はその側面図(第1図の矢視図)、
第4図はその回転砥石の断面図である。
第1図〜第3図に示すように、搬送コンベア2
1は底部ローラ22と側部ローラ23とからな
り、これら底部ローラ22と側部ローラ23は被
加工条材の一例である山形鋼11の長さに応じて
適当な数だけ搬送方向に沿つて所定ピツチで配列
され、架台24上に軸支されている。底部ローラ
22はその回転軸が水平面に対して一方向に傾斜
した状態で支持される一方、側部ローラ23はそ
の底部ローラ22の傾斜方向下流側に位置すると
共に側部ローラ23の回転軸は底部ローラ22の
回転軸と略直交するような形で配置されており、
それにより底部ローラ22と側部ローラ23とは
搬送方向から見て略V字形をなしている。また、
底部ローラ22の軸端には駆動モータ25が連結
されていて、そのモータ25の駆動により底部ロ
ーラ22が回転し、それによつて底部ローラ22
上の山形鋼11が図中白抜矢印の方向に搬送され
るようになつている。
1は底部ローラ22と側部ローラ23とからな
り、これら底部ローラ22と側部ローラ23は被
加工条材の一例である山形鋼11の長さに応じて
適当な数だけ搬送方向に沿つて所定ピツチで配列
され、架台24上に軸支されている。底部ローラ
22はその回転軸が水平面に対して一方向に傾斜
した状態で支持される一方、側部ローラ23はそ
の底部ローラ22の傾斜方向下流側に位置すると
共に側部ローラ23の回転軸は底部ローラ22の
回転軸と略直交するような形で配置されており、
それにより底部ローラ22と側部ローラ23とは
搬送方向から見て略V字形をなしている。また、
底部ローラ22の軸端には駆動モータ25が連結
されていて、そのモータ25の駆動により底部ロ
ーラ22が回転し、それによつて底部ローラ22
上の山形鋼11が図中白抜矢印の方向に搬送され
るようになつている。
この底部ローラ22の側部ローラ23と反対側
の端部に隣接して研削機26が配設される。研削
機26は回転砥石27、スピンドル28、及びそ
の駆動モータ29とを有し、これらは上部ベース
30に搭載されている。研削機26は研削の程度
に応じて1台あるいは搬送方向に沿つて複数台設
けられるものであり、本実施例は2台の例を示し
ている。尚、これら2台の研削機26は同じ構成
を有している。すなわち、上部ベース30にはブ
ラケツト31を介してスピンドル本体32が支持
され、そこにスピンドル28が軸支されると共
に、スピンドル28の基端に固着されたプーリ3
3と上部ベース30上に固定された駆動モータ2
9のプーリ34との間にベルト35が張設されて
おり、この駆動モータ29の駆動によりスピンド
ル28が回転駆動されるようになつている。一
方、スピンドル28の先端には回転砥石27が取
付けられる。回転砥石27は円筒形を成し、その
リング状の端面で研削を行うようになつており、
第4図に示すように、スピンドル28の鍔部28
aに対してワツシヤ36、ロツクボルト37によ
つて固定される。また、このスピンドル28は、
回転砥石27の回転端面が搬送方向に対して所定
の押し付け角αだけ傾斜するように予め搬送方向
に対するその取付角度が設定されている。
の端部に隣接して研削機26が配設される。研削
機26は回転砥石27、スピンドル28、及びそ
の駆動モータ29とを有し、これらは上部ベース
30に搭載されている。研削機26は研削の程度
に応じて1台あるいは搬送方向に沿つて複数台設
けられるものであり、本実施例は2台の例を示し
ている。尚、これら2台の研削機26は同じ構成
を有している。すなわち、上部ベース30にはブ
ラケツト31を介してスピンドル本体32が支持
され、そこにスピンドル28が軸支されると共
に、スピンドル28の基端に固着されたプーリ3
3と上部ベース30上に固定された駆動モータ2
9のプーリ34との間にベルト35が張設されて
おり、この駆動モータ29の駆動によりスピンド
ル28が回転駆動されるようになつている。一
方、スピンドル28の先端には回転砥石27が取
付けられる。回転砥石27は円筒形を成し、その
リング状の端面で研削を行うようになつており、
第4図に示すように、スピンドル28の鍔部28
aに対してワツシヤ36、ロツクボルト37によ
つて固定される。また、このスピンドル28は、
回転砥石27の回転端面が搬送方向に対して所定
の押し付け角αだけ傾斜するように予め搬送方向
に対するその取付角度が設定されている。
研削機26を支持する2台の上部ベース30
は、各々直線案内38を介して共通の下部ベース
39上に搬送コンベア21に対する接近離反方向
摺動自在に搭載されており、各々下部ベース39
上に支持台40によつて固定されたエアシリンダ
41がそれぞれジヨイント42を介してスピンド
ル本体32のブラケツト31に連結されている。
従つて、各エアシリンダ41の作動により両上部
ベース30は個別に移動し、回転砥石27が搬送
コンベア21上の山形鋼11に対して接近離反す
る。このエアシリンダ41は作動圧を調節するこ
とが可能であり、それによつて回転砥石27の山
形鋼11への押付力が調節できるようになつてい
る。また、エアシリンダ41のストロークは、第
4図に示す後述の押し付け距離xに回転砥石27
の最大摩耗分を加えた値となつている。
は、各々直線案内38を介して共通の下部ベース
39上に搬送コンベア21に対する接近離反方向
摺動自在に搭載されており、各々下部ベース39
上に支持台40によつて固定されたエアシリンダ
41がそれぞれジヨイント42を介してスピンド
ル本体32のブラケツト31に連結されている。
従つて、各エアシリンダ41の作動により両上部
ベース30は個別に移動し、回転砥石27が搬送
コンベア21上の山形鋼11に対して接近離反す
る。このエアシリンダ41は作動圧を調節するこ
とが可能であり、それによつて回転砥石27の山
形鋼11への押付力が調節できるようになつてい
る。また、エアシリンダ41のストロークは、第
4図に示す後述の押し付け距離xに回転砥石27
の最大摩耗分を加えた値となつている。
さらに、下部ベース39は直線案内43を介し
て箱形のコモンベース44上に搬送コンベア21
に対する接近離反方向摺動自在に搭載されてい
る。下部ベース39下面にはナツト45が取付け
られ、それがコモンベース44上面のスリツトを
通つてコモンベース44内に延出すると共に、コ
モンベース44内に軸受46によつて軸支された
送りねじ47がそのナツト45と螺合している。
送りねじ47の一端には駆動モータ48が連結さ
れる一方、その他端にはロータリエンコーダ49
が接続されていて、この駆動モータ48の作動に
より下部ベース39は直線案内43に沿つて移動
し、その移動量はロータリエンコーダ49によつ
て検出されるようになつている。一方、コモンベ
ース44はその下面の一端側をヒンジ50により
架台51上に回転自在に支持されると共に、他端
側をターンバツクル52により支持されており、
ターンバツクル52の伸縮量を調節することで全
体の傾斜角度が決定される。
て箱形のコモンベース44上に搬送コンベア21
に対する接近離反方向摺動自在に搭載されてい
る。下部ベース39下面にはナツト45が取付け
られ、それがコモンベース44上面のスリツトを
通つてコモンベース44内に延出すると共に、コ
モンベース44内に軸受46によつて軸支された
送りねじ47がそのナツト45と螺合している。
送りねじ47の一端には駆動モータ48が連結さ
れる一方、その他端にはロータリエンコーダ49
が接続されていて、この駆動モータ48の作動に
より下部ベース39は直線案内43に沿つて移動
し、その移動量はロータリエンコーダ49によつ
て検出されるようになつている。一方、コモンベ
ース44はその下面の一端側をヒンジ50により
架台51上に回転自在に支持されると共に、他端
側をターンバツクル52により支持されており、
ターンバツクル52の伸縮量を調節することで全
体の傾斜角度が決定される。
また、搬送コンベア21の適当な位置に山形鋼
11の先端を検出する近接スイツチ53が設けら
れている。
11の先端を検出する近接スイツチ53が設けら
れている。
このような構成において、先ず事前に入力され
た加工される山形鋼11のサイズに応じて、駆動
モータ48とロータリエンコーダ49によつて下
部ベース39の粗位置決めをする。すなわち、回
転砥石27が第4図に示すように未摩耗の状態で
も山形鋼11の被研削面から若干離れた位置、つ
まり押し付け距離xだけ離れた位置となるように
予め回転砥石27を山形鋼11に接近させる。一
方、搬送コンベア21の底部ローラ22上に山形
鋼11を搬入すると、底部ローラ22が傾斜して
いることに起因してその自重により底部ローラ2
2の片側へ寄り、その側端が側部ローラ23に当
たつて所定位置に載置される。次に、搬送コンベ
ア21を起動して山形鋼11の搬送を開始し、近
接スイツチ53が山形鋼11の先端を検出する
と、駆動モータ29が起動して回転砥石27の回
転を開始すると同時にエアシリンダ41が作動し
て回転砥石27が山形鋼11の端面に押し付けら
れ、山形鋼11の搬送と相俟つてその端面の研削
が実行される。このとき、研削時のこの押し付け
力は側部ローラ23により支えられている。研削
に当たつては、回転砥石27が円筒形をしてお
り、且つその回転端面が山形鋼11の搬送方向に
対して押し付け角αだけ傾斜しているので、回転
砥石27と山形鋼11との接触が好適になされ
る。最後に、山形鋼11が回転砥石27を通過す
ると、回転砥石27と山形鋼11の係合が外れる
ので、上部ベース30がエアシリンダ41のスト
ロークエンドまで移動し、そこで図示しない検出
スイツチを作動させ、その信号により回転砥石2
7の回転が停止させられると共に、山形鋼11の
後端が近接スイツチ53により検出されることに
より初期状態に復帰して次の山形鋼11の搬入に
待機する。
た加工される山形鋼11のサイズに応じて、駆動
モータ48とロータリエンコーダ49によつて下
部ベース39の粗位置決めをする。すなわち、回
転砥石27が第4図に示すように未摩耗の状態で
も山形鋼11の被研削面から若干離れた位置、つ
まり押し付け距離xだけ離れた位置となるように
予め回転砥石27を山形鋼11に接近させる。一
方、搬送コンベア21の底部ローラ22上に山形
鋼11を搬入すると、底部ローラ22が傾斜して
いることに起因してその自重により底部ローラ2
2の片側へ寄り、その側端が側部ローラ23に当
たつて所定位置に載置される。次に、搬送コンベ
ア21を起動して山形鋼11の搬送を開始し、近
接スイツチ53が山形鋼11の先端を検出する
と、駆動モータ29が起動して回転砥石27の回
転を開始すると同時にエアシリンダ41が作動し
て回転砥石27が山形鋼11の端面に押し付けら
れ、山形鋼11の搬送と相俟つてその端面の研削
が実行される。このとき、研削時のこの押し付け
力は側部ローラ23により支えられている。研削
に当たつては、回転砥石27が円筒形をしてお
り、且つその回転端面が山形鋼11の搬送方向に
対して押し付け角αだけ傾斜しているので、回転
砥石27と山形鋼11との接触が好適になされ
る。最後に、山形鋼11が回転砥石27を通過す
ると、回転砥石27と山形鋼11の係合が外れる
ので、上部ベース30がエアシリンダ41のスト
ロークエンドまで移動し、そこで図示しない検出
スイツチを作動させ、その信号により回転砥石2
7の回転が停止させられると共に、山形鋼11の
後端が近接スイツチ53により検出されることに
より初期状態に復帰して次の山形鋼11の搬入に
待機する。
本実施例においては、回転砥石27を山形鋼1
1に押し付けるに当たり、先ず駆動モータ48に
より山形鋼11のサイズに合わせて前もつて粗移
動をさせ、次いで残る短距離をエアシリンダ41
により移動させて押し付けるようにしたので、押
し付け時に山形鋼11を停止させる必要がなく、
作業能率の向上が図れる。また、研削の程度はエ
アシリンダ41の圧力調整、搬送コンベア21の
送り速度調整、及び研削機26の台数の変更等に
より任意に選択することができる。さらに、砥石
部にはカバー54と吸引ホース55を設けること
により、防塵効果を待たせることができ、また必
要に応じて装置全体を覆う集塵設備を設けること
も容易である。
1に押し付けるに当たり、先ず駆動モータ48に
より山形鋼11のサイズに合わせて前もつて粗移
動をさせ、次いで残る短距離をエアシリンダ41
により移動させて押し付けるようにしたので、押
し付け時に山形鋼11を停止させる必要がなく、
作業能率の向上が図れる。また、研削の程度はエ
アシリンダ41の圧力調整、搬送コンベア21の
送り速度調整、及び研削機26の台数の変更等に
より任意に選択することができる。さらに、砥石
部にはカバー54と吸引ホース55を設けること
により、防塵効果を待たせることができ、また必
要に応じて装置全体を覆う集塵設備を設けること
も容易である。
<考案の効果>
以上、一実施例を挙げて詳細に説明したように
本考案によれば、条材の端面の自動研削が可能と
なり、その作業の工数低減、重筋作業の排除、安
全衛生面の向上、研削程度の均一化等が図れる。
さらに、搬送コンベアへの搬入においては、単に
条材を底部ローラ上に乗せるだけでよく、その後
は自動的に位置決めされるので、搬入作業が簡単
である。また、回転砥石に円筒形の砥石を用いて
いるので、その研削に供される端面は全周に亘つ
て均一に摩耗し、そのため不均一に摩耗する砥石
のように砥石の摩耗状態に合わせて位置変更をす
る必要がないため、砥石の位置姿勢制御の単純化
を図ることができる。
本考案によれば、条材の端面の自動研削が可能と
なり、その作業の工数低減、重筋作業の排除、安
全衛生面の向上、研削程度の均一化等が図れる。
さらに、搬送コンベアへの搬入においては、単に
条材を底部ローラ上に乗せるだけでよく、その後
は自動的に位置決めされるので、搬入作業が簡単
である。また、回転砥石に円筒形の砥石を用いて
いるので、その研削に供される端面は全周に亘つ
て均一に摩耗し、そのため不均一に摩耗する砥石
のように砥石の摩耗状態に合わせて位置変更をす
る必要がないため、砥石の位置姿勢制御の単純化
を図ることができる。
第1図は本考案の一実施例にかかる研削装置の
正面図、第2図はその平面図(第1図の矢視
図)、第3図はその側面図(第1図の矢視図)、
第4図はその回転砥石の断面図、第5図は骨板溶
接部の断面図、第6図は従来の剥離作業の説明図
である。 図面中、11は山形鋼、21は搬送コンベア、
22は底部ローラ、23は側部ローラ、26は研
削機、27は回転砥石、28はスピンドルであ
る。
正面図、第2図はその平面図(第1図の矢視
図)、第3図はその側面図(第1図の矢視図)、
第4図はその回転砥石の断面図、第5図は骨板溶
接部の断面図、第6図は従来の剥離作業の説明図
である。 図面中、11は山形鋼、21は搬送コンベア、
22は底部ローラ、23は側部ローラ、26は研
削機、27は回転砥石、28はスピンドルであ
る。
Claims (1)
- 搬送方向に沿つて複数配列されてその上面を条
材が搬送されると共にその回転軸が水平面に対し
て一方向に傾斜した、駆動モータに連結する底部
ローラと、前記底部ローラの傾斜方向下流側に同
じく搬送方向に沿つて複数配列されて条材の側端
が当接すると共に搬送方向から見て前記底部ロー
ラとで略V字形をなす側部ローラとを有する搬送
コンベアと、前記底部ローラの前記側部ローラと
反対側に隣接して位置すると共に前記搬送コンベ
ア上の条材の端面を研削する円筒形の回転砥石を
有する研削機と、前記研削機を装着した上部ベー
スと、前記上部ベースを条材の幅方向へ摺動可能
に支持する下部ベースと、前記上部ベースと下部
ベースとの間に設けられ、前記回転砥石を前記条
材の端面に押付けるエアシリンダと、前記下部ベ
ースを条材の幅方向へ摺動可能に支持するコモン
ベースと、前記コモンベースと下部ベースとの間
に設けられ、前記研削機を条材の幅方向に粗位置
決めする送りねじと、前記コモンベースを架台上
で所定の角度に傾斜させる傾斜支持手段とを具え
たことを特徴とする条材端面研削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986085435U JPH0437701Y2 (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986085435U JPH0437701Y2 (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62198051U JPS62198051U (ja) | 1987-12-16 |
JPH0437701Y2 true JPH0437701Y2 (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=30940836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986085435U Expired JPH0437701Y2 (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0437701Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5318693U (ja) * | 1976-07-28 | 1978-02-17 |
-
1986
- 1986-06-06 JP JP1986085435U patent/JPH0437701Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62198051U (ja) | 1987-12-16 |
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