JPS624384Y2 - - Google Patents

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JPS624384Y2
JPS624384Y2 JP5395681U JP5395681U JPS624384Y2 JP S624384 Y2 JPS624384 Y2 JP S624384Y2 JP 5395681 U JP5395681 U JP 5395681U JP 5395681 U JP5395681 U JP 5395681U JP S624384 Y2 JPS624384 Y2 JP S624384Y2
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JP
Japan
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table roller
roller
base
arm
track
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Expired
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JP5395681U
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English (en)
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JPS57165372U (ja
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は現地にてテーブルローラを修復する
装置に関する。
テーブルローラ特に熱間鋼片等を搬送するテー
ブルローラは、搬送材と接触部の摩耗が激しく、
2〜3年に一度は摩耗部の修復を行なわねばなら
ない。特に、搬送材がスラブ等で水等が掛るテー
ブルローラは、腐食と摩擦とにより摩耗が著し
く、ローラの強度低下となる。従来テーブルロー
ラ摩耗部の修復は、摩耗したローラを予備のロー
ラと取り替えた後、修理専門工場にて、ローラ単
体に解体し、施盤等により摩耗部が平らとなるま
で施削後肉盛溶接を行ない再び施削および偏心修
正を行う。このため、ローラの修復は多大の工
数、設備が必要であり、また予備のロール等も必
要であつた。
この考案はこのような従来の問題点を解消すべ
く創案されたもので、簡略な設備によつて短時間
のうちに摩耗部を修復し得るテーブルローラ現地
修復装置を提供することを目的とする。
この考案に係るテーブルローラ現地修復装置
は、修復すべきテーブルローラに隣接する複数の
テーブルローラ上に載置固定された基盤上に、テ
ーブルローラ軸方向に平行に敷設された軌道によ
つて溶接装置および削正機構をテーブルローラ軸
方向に走行するものであつて、溶接装置および削
正機構は修復すべきテーブルローラに向つて延在
するアームを有すると共に、該アームの先端に溶
接トーチおよび研削具が設けられている。
次にこの考案に係るテーブルローラ現地修復装
置の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図において、テーブルローラ
現地修復装置1は修復すべきテーブルローラ2に
隣接した複数のテーブルローラ3上に載置固定さ
れ、削正機構4によてテーブルローラ2を削正し
ている。
テーブルローラ現地修復装置1は基盤5を有
し、該基盤5の下面にはテーブルローラ3に対応
した略半円状の凹溝6が形成され、この凹溝6が
テーブルローラ3に嵌合することによつて基盤5
の載置状態が安定化され、また、基盤5には下方
からクランプ手段であるクランプ金物7がボルト
8によつて緊結され、クランプ金物7と基盤5に
よつてテーブルローラ3を挾持することによつて
基盤5はテーブルローラ3上に固定されている。
基盤5の上面には、テーブルローラ2の軸方向
に平行して軌道10が敷設され、削正機構4はこ
の軌道10に沿つて走行可能に支持されている。
軌道10には送り機構11が設けられ、該送り
機構11は、軌道10に沿つて配置された送りボ
ルト12を回転させるモータ13を有し、送りボ
ルト12は削正機構4に螺合されている。すなわ
ち送り機構11はモータ13によつて送りボルト
12を回転させて、削正機構4を走行させる。
削正機構4はその基部14において軌道10に
係合され、この基部14にはテーブルローラ2に
向つて延在するアーム15が上下方向揺動可能に
枢着され、アーム先端15Bには研削具であるグ
ラインダー砥石16と、溶接装置である溶接装置
28が装着されている。基部14にはアーム15
に沿つて突出するボルト支持部17が設けられ、
このボルト支持部17には調節ボルト18が上方
から挿通され、この調節ボルト18は下部におい
てアーム15に装着された回転体15Cに螺合
し、調節ボルト18の回転によりアーム15は上
下に揺動し、その際先端15Bのグラインダー砥
石16および溶接装置28を上下動させる。
従つてアーム15はグラインダー砥石16およ
び溶接装置28を任意の高さに設定し、良好な削
正条件または溶接条件を生じさせる。
基部14にはモータ21が設置され、モータ2
1はベルト22によつてグラインダー砥石16と
連結されており、このグラインダー砥石16は肉
盛前のテーブルローラ2の表面処理および肉盛後
の削正を行う。
アーム先端15B側面には第5図に示す如く、
溶接装置28が支点31Bにより回動自在に設け
られており、該溶接装置28はリンク29を介し
てレバー30の動作により所定溶接位置または待
機位置へと回動される。
テーブルローラ修復方法は、まず、ローラ摩耗
部の表面硬化層を削正し、表面の微細な割れ等を
除去した後、肉盛り溶接をローラ表面に螺施状に
施し、新品ローラ径以上の外径となるまで肉盛り
を繰返す。この後肉盛部外周を平坦になるまで削
正を行なう。
次にこの考案装置によりテーブルローラを現地
にて修復する方法を説明する。
まず本考案装置1をクレーン等により修復すべ
きテーブルローラ2に隣接する複数のテーブルロ
ーラ3上に載置し、クランプ金物7により固定し
た後、テーブルローラ2の削正を行う。該削正に
際しては、グラインダー砥石16がテーブルロー
ラ2に当接するようにアーム15を調節し、ここ
でテーブルローラ3を回転させることなくテーブ
ルローラ2のみをモータ23によつて回転駆動し
つつ、削正機構4を送り機構11によつてテーブ
ルローラ2軸方向に走行させる。このような削正
を行うためにはテーブルローラ3を停止させ得る
単独駆動ローラテーブルが望ましいが、第3図に
示すように凹溝6,9内に回転自在ローラ24な
どを装着すればラインシヤフト式ローラテーブル
においても本考案を実施し得る。
なおグライダー砥石16の研削代は削正機構4
の一往復について0.1mm程度が適正であり、この
研削代を維持し得る研削具であればベルト式研削
具の使用も可能である。また、送り機構11は削
正機構4を往復走行させねばならないが、リミツ
トスイツチ(図示せず)等を用いてモータ13を
正逆転してもよいし、第4図に示すように、軌道
10内に巻回した無端チエーン26に突起を設
け、この突起27と基部14とを係合させること
によつてモータ13を正逆転させることなく削正
機構4を往復走行させ得る。
次に、テーブルローラの外周肉盛溶接を行う。
肉盛溶接は、レバー30により溶接装置28を所
定溶接位置とした後、アーム15の高さ調節を行
ない、前述削正と同様にテーブルローラ2を回転
しつつ送り機構11によつてテーブルローラ2軸
方向に削正機構4を介して溶接装置28を往復動
させる。溶接装置は半自動溶接部とする必要があ
るが、特にMIG溶接器が適当であり、溶接トーチ
部はアーム先端15Bに設け、電源部および制御
部等は制御盤25内に設置し、その間はホース3
2で連結する。肉盛溶接はテーブルローラ2外径
が正規寸法より1〜5mm程度大きくなるまで行
う。引き続き、肉盛後のテーブルローラ2表面の
凹凸を均すために、削正を行なう。
この考案装置によりテーブルローラを修復する
ことにより、テーブルローラ取り外し等の作業は
全く不要となり、作業工数、修復時間の大巾な短
縮が計れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るテーブルローラ修復装
置の第一実施例を示す正面図、第2図は第1図の
平面図、第3図は第二実施例を示す正面図、第4
図は第三実施例を示す平面図、第5図は溶接トー
チ部を説明する詳細図である。 1……テーブルローラ現地修復装置、2,3…
…テーブルローラ、4……削正機構、5……基
盤、6,9……凹溝、7……クランプ金物、8…
…ボルト、10……軌道、11……送り機構、1
2……送りボルト、13,21,23……モー
タ、14……基部、15……アーム、15A……
基端、15B……先端、15C……回転体、16
……グラインダー砥石、17……ボルト支持部、
18……調節ボルト、19……鍔、20……回転
ハンドル、22……ベルト、24……回転自在ロ
ーラ、25……制御盤、26………チエーン、2
7……突起、28……溶接装置、29……リン
ク、30……レバー、31A,31B……支点、
32……ホース。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 修復すべきテーブルローラ2に隣接する複数
    のテーブルローラ3上に載置されると共に、ク
    ランプ金物7によつて固定されかつ上面にテー
    ブルローラ2軸方向に軌道10が敷設された基
    盤5と、前記軌道に係合しつつ軌道10に沿つ
    て走行可能でかつ修復すべきテーブルローラ2
    に向つて延在するアーム15を有すると共に、
    このアーム15の先端に研削具16と、溶接装
    置28とを備えているテーブルローラ現地修復
    装置。 (2) 基盤5の軌道10には、修復すべきテーブル
    ローラ2に沿つて研削具16と溶接装置28と
    を走行させる送り機構が設けられていることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のテーブルローラ現地修復装置。
JP5395681U 1981-04-15 1981-04-15 Expired JPS624384Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5395681U JPS624384Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5395681U JPS624384Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57165372U JPS57165372U (ja) 1982-10-18
JPS624384Y2 true JPS624384Y2 (ja) 1987-01-31

Family

ID=29850569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5395681U Expired JPS624384Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS624384Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57165372U (ja) 1982-10-18

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