JPH1015536A - 温水循環装置 - Google Patents
温水循環装置Info
- Publication number
- JPH1015536A JPH1015536A JP8169512A JP16951296A JPH1015536A JP H1015536 A JPH1015536 A JP H1015536A JP 8169512 A JP8169512 A JP 8169512A JP 16951296 A JP16951296 A JP 16951296A JP H1015536 A JPH1015536 A JP H1015536A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- case
- unit
- prefilter
- hot water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、プレフィルターケース及びプレフ
ィルター洗浄時に、温水循環装置内部に濾過されていな
い浴水の侵入を防止できる構造の吸い込みユニットを有
する温水循環装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 浴槽内に配置され前記浴槽から浴水を取
水するための吸い込みユニットと、前記吸い込みユニッ
トから取水された浴水を循環させる循環手段と、循環さ
れた浴水を浄化する浄化手段と、浄化された浴水を前記
浴槽内に吐出する吐出部とを備えた温水循環装置におい
て、前記吸い込みユニットに、浴槽内の浴水の大きな汚
れを濾過するためのプレフィルターを設けると共に、前
記プレフィルターを前記吸い込みユニットに収納するた
めのプレフィルターケースを挟んで前記プレフィルター
とは反対側でかつ内部側に前記プレフィルターとは別個
の二次フィルターを設けた。
ィルター洗浄時に、温水循環装置内部に濾過されていな
い浴水の侵入を防止できる構造の吸い込みユニットを有
する温水循環装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 浴槽内に配置され前記浴槽から浴水を取
水するための吸い込みユニットと、前記吸い込みユニッ
トから取水された浴水を循環させる循環手段と、循環さ
れた浴水を浄化する浄化手段と、浄化された浴水を前記
浴槽内に吐出する吐出部とを備えた温水循環装置におい
て、前記吸い込みユニットに、浴槽内の浴水の大きな汚
れを濾過するためのプレフィルターを設けると共に、前
記プレフィルターを前記吸い込みユニットに収納するた
めのプレフィルターケースを挟んで前記プレフィルター
とは反対側でかつ内部側に前記プレフィルターとは別個
の二次フィルターを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽内の浴水を濾
過等の浄化処理を行い絶えず清浄に保つようにする浄化
手段を備えた温水循環装置に関し、浄化処理のために浴
槽内から浴水を吸い上げる吸湯管に取り付けられる吸い
込みユニットに適用可能なものである。
過等の浄化処理を行い絶えず清浄に保つようにする浄化
手段を備えた温水循環装置に関し、浄化処理のために浴
槽内から浴水を吸い上げる吸湯管に取り付けられる吸い
込みユニットに適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば浴槽内の浴水を循環ポン
プで吸い上げ濾過装置で濾過し、ヒータで保温加熱し、
さらにはオゾンで殺菌し浴水を絶えず清浄に保ち、24
時間いつでも入浴できるようにした温水循環装置が開発
され、広く利用されている。
プで吸い上げ濾過装置で濾過し、ヒータで保温加熱し、
さらにはオゾンで殺菌し浴水を絶えず清浄に保ち、24
時間いつでも入浴できるようにした温水循環装置が開発
され、広く利用されている。
【0003】温水循環装置においては、浴水中には髪の
毛等の大きな汚れが多く含まれているので、濾過装置の
濾材が短期間で目詰まりしたり、あるいは循環ポンプや
水流センサー等の機器類に髪の毛が付いて故障すること
を防止するため、吸い込みユニットに大きな汚れを取り
除くためのプレフィルターを取り付けることが好まし
い。
毛等の大きな汚れが多く含まれているので、濾過装置の
濾材が短期間で目詰まりしたり、あるいは循環ポンプや
水流センサー等の機器類に髪の毛が付いて故障すること
を防止するため、吸い込みユニットに大きな汚れを取り
除くためのプレフィルターを取り付けることが好まし
い。
【0004】図6は従来の温水循環装置の吸い込みユニ
ット部を示すものであり、樹脂製の吸い込みユニット本
体111は外形を長方形とし、前面が開口した所定の深
さのケースとして形成されており、上部には吸湯管接続
口112が設けられ、左右の側面の内側にはプレフィル
ターケース113に設けた窪みとの嵌合のための突起1
14が設けられており、後面裏側には浴槽に取り付ける
ための吸盤が左右に2個設けられている。
ット部を示すものであり、樹脂製の吸い込みユニット本
体111は外形を長方形とし、前面が開口した所定の深
さのケースとして形成されており、上部には吸湯管接続
口112が設けられ、左右の側面の内側にはプレフィル
ターケース113に設けた窪みとの嵌合のための突起1
14が設けられており、後面裏側には浴槽に取り付ける
ための吸盤が左右に2個設けられている。
【0005】プレフィルターケース113は、ユニット
本体111に嵌合するように外形を長方形とし前面は開
口している。また後面に多数の通水穴115が設けられ
ている。そして、プレフィルター116を所定の隙間を
設け、浴水の流路抵抗を少なくするため、流通が良い状
態で支持できるよう縦方向に3か所リブ117が立てら
れている。なお、両側面の内側にはユニットカバー11
8の両側面に設ける窪みと嵌合する突起119が設けら
れている。
本体111に嵌合するように外形を長方形とし前面は開
口している。また後面に多数の通水穴115が設けられ
ている。そして、プレフィルター116を所定の隙間を
設け、浴水の流路抵抗を少なくするため、流通が良い状
態で支持できるよう縦方向に3か所リブ117が立てら
れている。なお、両側面の内側にはユニットカバー11
8の両側面に設ける窪みと嵌合する突起119が設けら
れている。
【0006】プレフィルター116はスポンジ等で形成
され、プレフィルターケース113に嵌合するよう外形
は長方形となっており、プレフィルターケース113に
収納し、浴水中の髪の毛等の汚れを濾過している。
され、プレフィルターケース113に嵌合するよう外形
は長方形となっており、プレフィルターケース113に
収納し、浴水中の髪の毛等の汚れを濾過している。
【0007】さらにユニットカバー118には下方に吸
湯口121が設けられおり、このユニットカバー118
を突起119に嵌合させユニット本体111に蓋をする
ような構成となっている。
湯口121が設けられおり、このユニットカバー118
を突起119に嵌合させユニット本体111に蓋をする
ような構成となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような吸い込みユ
ニットにおいては、吸湯口120から浴水を吸い込みプ
レフィルター116で大きな汚れを濾過し、その後プレ
フィルターケース113の通水穴115を通過しユニッ
ト本体111に入り、吸湯管接続口112を経て浄化処
理されるため吸湯管121へ流れていく。しかし、浴水
の浄化処理を所定時間続けると、プレフィルター116
は髪の毛等の比較的大きな汚れが詰まり、浴水の循環量
が減ることにより浄化能力が低下してくることになる。
これを解消するため、定期的にユニット本体からプレフ
ィルターケース113及びプレフィルター116を取り
はずし洗浄することが必要となる。なお、この洗浄時に
は温水循環装置の循環動作を停止した状態で行うことが
好ましいが、循環動作を停止しない状態で洗浄しようと
してプレフィルターケース113及びプレフィルター1
16を本体ユニット111からはずしてしまうことがあ
り、この場合には、髪の毛等の大きな汚れが濾過されて
いない状態の浴水が温水循環装置の内部に入る恐れがあ
り故障の原因となることがあった。
ニットにおいては、吸湯口120から浴水を吸い込みプ
レフィルター116で大きな汚れを濾過し、その後プレ
フィルターケース113の通水穴115を通過しユニッ
ト本体111に入り、吸湯管接続口112を経て浄化処
理されるため吸湯管121へ流れていく。しかし、浴水
の浄化処理を所定時間続けると、プレフィルター116
は髪の毛等の比較的大きな汚れが詰まり、浴水の循環量
が減ることにより浄化能力が低下してくることになる。
これを解消するため、定期的にユニット本体からプレフ
ィルターケース113及びプレフィルター116を取り
はずし洗浄することが必要となる。なお、この洗浄時に
は温水循環装置の循環動作を停止した状態で行うことが
好ましいが、循環動作を停止しない状態で洗浄しようと
してプレフィルターケース113及びプレフィルター1
16を本体ユニット111からはずしてしまうことがあ
り、この場合には、髪の毛等の大きな汚れが濾過されて
いない状態の浴水が温水循環装置の内部に入る恐れがあ
り故障の原因となることがあった。
【0009】そこで、本発明は、上記事実を考慮し、プ
レフィルターケース及びプレフィルター洗浄時に、温水
循環装置内部に濾過されていない浴水の侵入を確実に防
止できる構造の吸い込みユニットを有する温水循環装置
を提供することを目的とする。
レフィルターケース及びプレフィルター洗浄時に、温水
循環装置内部に濾過されていない浴水の侵入を確実に防
止できる構造の吸い込みユニットを有する温水循環装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の温水循環装置は
上記目的を達成するため、次のような構成としたもので
ある。請求項1の発明は、浴槽内に配置され前記浴槽か
ら浴水を取水するための吸い込みユニットと、前記吸い
込みユニットから取水された浴水を循環させる循環手段
と、循環された浴水を浄化する浄化手段と、浄化された
浴水を前記浴槽内に吐出する吐出部とを備えた温水循環
装置において、前記吸い込みユニットに、浴槽内の浴水
の大きな汚れを濾過するためのプレフィルターを設ける
と共に、前記プレフィルターを前記吸い込みユニットに
収納するためのプレフィルターケースを挟んで前記プレ
フィルターとは反対側でかつ内部側に前記プレフィルタ
ーとは別個の二次フィルターを設けたことを特徴とす
る。
上記目的を達成するため、次のような構成としたもので
ある。請求項1の発明は、浴槽内に配置され前記浴槽か
ら浴水を取水するための吸い込みユニットと、前記吸い
込みユニットから取水された浴水を循環させる循環手段
と、循環された浴水を浄化する浄化手段と、浄化された
浴水を前記浴槽内に吐出する吐出部とを備えた温水循環
装置において、前記吸い込みユニットに、浴槽内の浴水
の大きな汚れを濾過するためのプレフィルターを設ける
と共に、前記プレフィルターを前記吸い込みユニットに
収納するためのプレフィルターケースを挟んで前記プレ
フィルターとは反対側でかつ内部側に前記プレフィルタ
ーとは別個の二次フィルターを設けたことを特徴とす
る。
【0011】この発明によれば、循環動作を停止しない
状態でプレフィルター及びプレフィルターケースをユニ
ット本体から取りはずした場合でも、二次フィルターが
設けられていることにより、温水循環装置内部に髪の毛
等の大きな汚れを濾過していない浴水が侵入し故障する
ことを防止できる。
状態でプレフィルター及びプレフィルターケースをユニ
ット本体から取りはずした場合でも、二次フィルターが
設けられていることにより、温水循環装置内部に髪の毛
等の大きな汚れを濾過していない浴水が侵入し故障する
ことを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態に係る
温水循環装置の吸い込みユニット10の分解斜視図を図
1、断面図を図2に示す。この温水循環装置の吸い込み
ユニットは、ユニット本体11、プレフィルターケース
13、プレフィルター16、ユニットカバー18及び二
次フィルター20から構成されている。
温水循環装置の吸い込みユニット10の分解斜視図を図
1、断面図を図2に示す。この温水循環装置の吸い込み
ユニットは、ユニット本体11、プレフィルターケース
13、プレフィルター16、ユニットカバー18及び二
次フィルター20から構成されている。
【0013】ユニット本体11は、外形を長方形とし、
前面が開口した所定の深さの樹脂製のケースとして形成
されており、上部には吸湯管接続口12が設けられ、左
右の側面の内側にはプレフィルターケース13に設けた
窪みとの嵌合のための突起14が設けられている。ま
た、後面裏側に浴槽に取り付ける吸盤が左右2個取り付
けられており、吸い込みユニットを浴槽内に取り付けら
れるようにしている。
前面が開口した所定の深さの樹脂製のケースとして形成
されており、上部には吸湯管接続口12が設けられ、左
右の側面の内側にはプレフィルターケース13に設けた
窪みとの嵌合のための突起14が設けられている。ま
た、後面裏側に浴槽に取り付ける吸盤が左右2個取り付
けられており、吸い込みユニットを浴槽内に取り付けら
れるようにしている。
【0014】プレフィルターケース13は、前面が開口
し、後面に多数の通水穴15が設けられており、ユニッ
ト本体11に嵌合するよう外形を長方形としている。そ
して、プレフィルター16を所定の隙間を設け、浴水の
流路抵抗を少なくするため、流通が良い状態で支持でき
るよう縦方向に3か所リブ17が立てられている。な
お、両側面の内側にはユニットカバー18の両側面に設
ける窪みと嵌合する突起19が設けられている。
し、後面に多数の通水穴15が設けられており、ユニッ
ト本体11に嵌合するよう外形を長方形としている。そ
して、プレフィルター16を所定の隙間を設け、浴水の
流路抵抗を少なくするため、流通が良い状態で支持でき
るよう縦方向に3か所リブ17が立てられている。な
お、両側面の内側にはユニットカバー18の両側面に設
ける窪みと嵌合する突起19が設けられている。
【0015】プレフィルター16はスポンジ等で形成さ
れ、外形はプレフィルターケース13に嵌合するよう長
方形とし、プレフィルターケース13に収納されるよう
になっている。
れ、外形はプレフィルターケース13に嵌合するよう長
方形とし、プレフィルターケース13に収納されるよう
になっている。
【0016】また、二次フィルター20は例えば網状の
フィルターであり、外形はユニット本体11に嵌合する
よう長方形としている。もちろん二次フィルター20
は、スポンジ等でもかまわない。そして、二次フィルタ
ー20はプレフィルターケース13を挟んでプレフィル
ター16とは反対側で、かつ装置内部側に設けられてい
る。
フィルターであり、外形はユニット本体11に嵌合する
よう長方形としている。もちろん二次フィルター20
は、スポンジ等でもかまわない。そして、二次フィルタ
ー20はプレフィルターケース13を挟んでプレフィル
ター16とは反対側で、かつ装置内部側に設けられてい
る。
【0017】さらにユニットカバー18には、下方に吸
湯口21が設けられており、このユニットカバー18を
突起19に嵌合させユニット本体11に蓋をするような
構成となっている。
湯口21が設けられており、このユニットカバー18を
突起19に嵌合させユニット本体11に蓋をするような
構成となっている。
【0018】図3に本発明の実施の形態に係る温水循環
装置のシステムの概略が示されている。この図に示され
るように、温水循環装置は浴槽25の内部に吸い込みユ
ニット10を配置し、この吸い込みユニット10は、パ
イプ26を介して循環手段22に接続されており、制御
装置(図示せず)を操作して循環手段22を作動させる
ことにより、吸い込みユニット10から浴槽25内の浴
水の取水が可能である。
装置のシステムの概略が示されている。この図に示され
るように、温水循環装置は浴槽25の内部に吸い込みユ
ニット10を配置し、この吸い込みユニット10は、パ
イプ26を介して循環手段22に接続されており、制御
装置(図示せず)を操作して循環手段22を作動させる
ことにより、吸い込みユニット10から浴槽25内の浴
水の取水が可能である。
【0019】また、循環手段22はパイプ27を介して
浄化手段23に接続されている。この浄化手段23の内
部には、麦飯石等の天然石やこれら天然石を粉砕して焼
結することにより多孔質に形成された粒状セラミックス
などの濾材が収容されて、この濾材間を浴水が通過する
とこの濾材により浴水に含まれるアンモニアや蛋白質等
の有機物が分解され、浴水が浄化される。
浄化手段23に接続されている。この浄化手段23の内
部には、麦飯石等の天然石やこれら天然石を粉砕して焼
結することにより多孔質に形成された粒状セラミックス
などの濾材が収容されて、この濾材間を浴水が通過する
とこの濾材により浴水に含まれるアンモニアや蛋白質等
の有機物が分解され、浴水が浄化される。
【0020】一方、浄化手段23はパイプ28を介して
ヒータ29に接続され、このヒータ29で入浴するのに
最適な所定の温度に浴水を維持するよう加熱する。
ヒータ29に接続され、このヒータ29で入浴するのに
最適な所定の温度に浴水を維持するよう加熱する。
【0021】このようにして浄化された浴水はパイプ3
1を介して吐出部24から浴槽25内に戻され再び使用
される。
1を介して吐出部24から浴槽25内に戻され再び使用
される。
【0022】次に本発明の第1の実施の形態の作用につ
いて説明する。本発明の第1の実施の形態の温水循環装
置では、吸い込みユニット10に使用しているプレフィ
ルター16は、浄化処理を続けると髪の毛等の大きな汚
れが詰まり、浄化能力が低下してくるため、プレフィル
ターケース13も含め定期的に洗浄する必要がある。こ
のときには、循環動作を停止しない状態でかつ、しかも
吸い込みユニットが浴槽内に据え付けられたままの状態
で、洗浄のためプレフィルター16及びプレフィルター
ケース13をはずしても、二次フィルター20がユニッ
ト本体11に取りつけられているため、一時的に浴水内
の髪の毛等の大きな汚れを濾過する構造となっている。
従って、誤って循環動作を停止しない状態でプレフィル
ター16及びプレフィルターケース13を取りはずした
場合でも、温水循環装置の故障が防止できる。また、二
次フィルター20は通常プレフィルター16の後段にあ
るため、あまり汚れることがなく洗浄の回数は少なくて
良く、取り扱い易い。
いて説明する。本発明の第1の実施の形態の温水循環装
置では、吸い込みユニット10に使用しているプレフィ
ルター16は、浄化処理を続けると髪の毛等の大きな汚
れが詰まり、浄化能力が低下してくるため、プレフィル
ターケース13も含め定期的に洗浄する必要がある。こ
のときには、循環動作を停止しない状態でかつ、しかも
吸い込みユニットが浴槽内に据え付けられたままの状態
で、洗浄のためプレフィルター16及びプレフィルター
ケース13をはずしても、二次フィルター20がユニッ
ト本体11に取りつけられているため、一時的に浴水内
の髪の毛等の大きな汚れを濾過する構造となっている。
従って、誤って循環動作を停止しない状態でプレフィル
ター16及びプレフィルターケース13を取りはずした
場合でも、温水循環装置の故障が防止できる。また、二
次フィルター20は通常プレフィルター16の後段にあ
るため、あまり汚れることがなく洗浄の回数は少なくて
良く、取り扱い易い。
【0023】次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。なお、第1の実施の形態と基本的に同一部分に
ついては、同一符号を付与してその説明を省略する。図
4及び図5は、本発明の第2の実施の形態に係る温水循
環装置の吸い込みユニットの断面図を示すものである。
明する。なお、第1の実施の形態と基本的に同一部分に
ついては、同一符号を付与してその説明を省略する。図
4及び図5は、本発明の第2の実施の形態に係る温水循
環装置の吸い込みユニットの断面図を示すものである。
【0024】本発明の第2の実施の形態においては図4
に示されるように、二次フィルター30を可動式の網状
のフィルターとし、プレフィルター16及びプレフィル
ターケース13がユニット本体11に収納されている場
合には、吸湯管接続口12を塞がないように、プレフィ
ルターケース13側に倒れた状態となっており、図5に
示すように、プレフィルター16及びプレフィルターケ
ース13をユニット本体11から取りはずした場合に
は、二次フィルター30が吸湯管接続口12側に倒れて
覆い、もって一時的に浴水を濾過する構造となってい
る。
に示されるように、二次フィルター30を可動式の網状
のフィルターとし、プレフィルター16及びプレフィル
ターケース13がユニット本体11に収納されている場
合には、吸湯管接続口12を塞がないように、プレフィ
ルターケース13側に倒れた状態となっており、図5に
示すように、プレフィルター16及びプレフィルターケ
ース13をユニット本体11から取りはずした場合に
は、二次フィルター30が吸湯管接続口12側に倒れて
覆い、もって一時的に浴水を濾過する構造となってい
る。
【0025】すなわち、二次フィルター30は、ユニッ
ト本体11から突設した支持部11Aに割りピン等によ
り回動可能に軸支されている。また、この二次フィルタ
ー30は例えば反時計方向に回動する方向に図示しない
バネ等で付勢されている。そして、プレフィルター16
及びプレフィルターケース13がユニットに収納される
ときには、カム部30Aをプレフィルターケース13の
背面で押圧することにより、図4に示されるように二次
フィルター30がプレフィルターケース13側に倒れ、
また、プレフィルター16及びプレフィルターケース1
3を取り外すと上述したバネ等の力により、二次フィル
ター30が反時計方向に回動して吸湯管接続口12を塞
ぐこととなる。
ト本体11から突設した支持部11Aに割りピン等によ
り回動可能に軸支されている。また、この二次フィルタ
ー30は例えば反時計方向に回動する方向に図示しない
バネ等で付勢されている。そして、プレフィルター16
及びプレフィルターケース13がユニットに収納される
ときには、カム部30Aをプレフィルターケース13の
背面で押圧することにより、図4に示されるように二次
フィルター30がプレフィルターケース13側に倒れ、
また、プレフィルター16及びプレフィルターケース1
3を取り外すと上述したバネ等の力により、二次フィル
ター30が反時計方向に回動して吸湯管接続口12を塞
ぐこととなる。
【0026】次に本発明の第2の実施の形態の作用につ
いて説明する。本発明の第2の実施の形態では、二次フ
ィルター30を可動式とし、プレフィルター16及びプ
レフィルターケース13を取りはずすと同時に吸湯管接
続口12側に自動的に倒れ、吸湯管接続口12を塞ぐこ
とにより浴水中の髪の毛等の大きな汚れを一時的に濾過
する。これにより循環動作を停止しない状態でも、温水
循環装置内に髪の毛等の大きな汚れが侵入し故障するこ
とを防止する。また、ここで使用している二次フィルタ
ー30は、プレフィルター16及びプレフィルターケー
ス13がユニット本体11に取りつけられている状態で
フィルターとしての役目をしないため、二次フィルター
を常に使用する場合に比べ浴水の流路抵抗が少なくてす
む。なお、二次フィルター30は、プレフィルター16
に比べ洗浄回数が少なくて良く、取り扱い易い。
いて説明する。本発明の第2の実施の形態では、二次フ
ィルター30を可動式とし、プレフィルター16及びプ
レフィルターケース13を取りはずすと同時に吸湯管接
続口12側に自動的に倒れ、吸湯管接続口12を塞ぐこ
とにより浴水中の髪の毛等の大きな汚れを一時的に濾過
する。これにより循環動作を停止しない状態でも、温水
循環装置内に髪の毛等の大きな汚れが侵入し故障するこ
とを防止する。また、ここで使用している二次フィルタ
ー30は、プレフィルター16及びプレフィルターケー
ス13がユニット本体11に取りつけられている状態で
フィルターとしての役目をしないため、二次フィルター
を常に使用する場合に比べ浴水の流路抵抗が少なくてす
む。なお、二次フィルター30は、プレフィルター16
に比べ洗浄回数が少なくて良く、取り扱い易い。
【0027】
【発明の効果】以上に述べたところから明らかなよう
に、本発明によれば、プレフィルターケース及びプレフ
ィルター洗浄時に、温水循環装置内部に濾過されていな
い浴水の侵入を確実に防止できる構造の吸い込みユニッ
トを有する温水循環器を提供できる。
に、本発明によれば、プレフィルターケース及びプレフ
ィルター洗浄時に、温水循環装置内部に濾過されていな
い浴水の侵入を確実に防止できる構造の吸い込みユニッ
トを有する温水循環器を提供できる。
【図1】図1は本発明の実施の形態の温水循環装置の吸
い込みユニットの分解斜視図を示すものである。
い込みユニットの分解斜視図を示すものである。
【図2】図2は本発明の実施の形態の温水循環装置の吸
い込みユニットの断面図を示すものである。
い込みユニットの断面図を示すものである。
【図3】図3は本発明の実施の形態の温水循環装置のシ
ステム概略図を示すものである。
ステム概略図を示すものである。
【図4】図4は本発明の第2の実施の形態の温水循環装
置の吸い込みユニットの断面図を示すものである。
置の吸い込みユニットの断面図を示すものである。
【図5】図5は本発明の第2の実施の形態の温水循環装
置の吸い込みユニットのプレフィルター及びプレフィル
ターケースを取りはずした状態の断面図を示すものであ
る。
置の吸い込みユニットのプレフィルター及びプレフィル
ターケースを取りはずした状態の断面図を示すものであ
る。
【図6】図6は従来の温水循環装置の吸い込みユニット
の分解斜視図を示すものである。
の分解斜視図を示すものである。
11 ユニット本体 11A 支持部 12 吸湯管接続口 13 プレフィルターケース 14 突起 15 通水穴 16 プレフィルター 18 ユニットカバー 19 突起 20 二次フィルター 21 吸湯口 22 循環手段 23 浄化手段 24 吐出部 25 浴槽 26、27、28、31 パイプ 29 ヒータ 30 二次フィルター 30A カム部
Claims (1)
- 【請求項1】 浴槽内に配置され前記浴槽から浴水を取
水するための吸い込みユニットと、前記吸い込みユニッ
トから取水された浴水を循環させる循環手段と、循環さ
れた浴水を浄化する浄化手段と、浄化された浴水を前記
浴槽内に吐出する吐出部とを備えた温水循環装置におい
て、前記吸い込みユニットに、浴槽内の浴水の大きな汚
れを濾過するためのプレフィルターを設けると共に、前
記プレフィルターを前記吸い込みユニットに収納するた
めのプレフィルターケースを挟んで前記プレフィルター
とは反対側でかつ内部側に前記プレフィルターとは別個
の二次フィルターを設けたことを特徴とする温水循環装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8169512A JPH1015536A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 温水循環装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8169512A JPH1015536A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 温水循環装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1015536A true JPH1015536A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15887893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8169512A Pending JPH1015536A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 温水循環装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH1015536A (ja) |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP8169512A patent/JPH1015536A/ja active Pending
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