JPH10152103A - 二段定量充填方法及びその装置 - Google Patents

二段定量充填方法及びその装置

Info

Publication number
JPH10152103A
JPH10152103A JP32780296A JP32780296A JPH10152103A JP H10152103 A JPH10152103 A JP H10152103A JP 32780296 A JP32780296 A JP 32780296A JP 32780296 A JP32780296 A JP 32780296A JP H10152103 A JPH10152103 A JP H10152103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
filling
cylinder
diluent
primary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32780296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2867246B2 (ja
Inventor
Masayoshi Shiba
昌吉 斯波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOHOKU BEVERAGE KK
Original Assignee
TOHOKU BEVERAGE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOHOKU BEVERAGE KK filed Critical TOHOKU BEVERAGE KK
Priority to JP32780296A priority Critical patent/JP2867246B2/ja
Publication of JPH10152103A publication Critical patent/JPH10152103A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2867246B2 publication Critical patent/JP2867246B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 果物等の可食固形物の形態が不揃いであって
も酒税法で規定するアルコール度数に均等に適合して充
填させる。 【解決手段】 送り出しコンベア上を搬送されてくる果
物等の可食固形物を収容する容器が複数列に分配されて
定量充填機構により一次所定充填液面より増量に希釈液
を充填する。定量充填機構から移送する容器に一次充填
調整機構により希釈液増量分を抜取って充填物を一次所
定充填液面に均一に調整する。一次充填調整機構から移
送する容器を容器供給機構により強制的に掻出して二次
充填調整機構に移送する。二次充填調整機構により容器
に原料酒を二次所定充填液面に均一に調整して次工程に
搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、瓶詰容器等に所定
数の果物等の可食固形物と所定量の希釈液を混入後、こ
れらの内容量を一定に調整してから一定量の原料酒と混
和して酒税法で規定するアルコール度数に適合させて充
填する二段定量充填方法およびその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】最近、ジュース等の液体中に果粒または
果物片等の固形物を混入させて瓶および罐等の容器に充
填した飲料が市場に広く出回っているが、これを所定数
の果粒または果物片等の固形物と所定量の希釈液を混入
した後、内容量を均一に調整してから一定量の原料酒を
混和して酒税法で規定するアルコール度数に適合させて
瓶詰容器等に充填するアルコール飲料が開発されている
が、それらを酒税法で規定するアルコール度数に適合す
るように調合して容器に充填するための充填装置が要望
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のような充填装置
は、ただ単に果粒または果物片等の固形物と原料酒を酒
税法で規定するアルコール度数に適合するようにあらか
じめ一定度数に希釈される調合酒とを一定割合で容器に
一定量充填させることはできるが、この充填方法では、
固形物は酒税法では液体とみなされることから、あらか
じめ酒税法の規定に適合するアルコール度数に希釈して
も、充填後の被充填物に混入される果粒または果物片等
の固形物の形態が不揃いであるため、その固形物の大小
による容積が変動することによりアルコール度数が変動
して酒税法で規定するアルコール度数に均一に適合させ
ることができないという欠点を有していた。
【0004】本発明は、従来の技術の有する上記のよう
な欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、果物等の可食固形物の形態が不揃いであっても
酒税法で規定するアルコール度数に均等に適合して充填
することができる二段定量充填方法およびその装置を提
供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、送り出しコン
ベア上を一定数の果物等の可食固形物からなる内容物を
収容して搬送されてくる容器を始端で複数列に区分して
一定個数毎に分配されて一次所定充填液面より増量にな
る一定量の希釈液を充填する定量充填工程と、定量充填
工程から一定個数毎に区分して送り出しコンベア上を順
次間欠的に移送する充填容器から希釈液増量分を抜取っ
て充填物を一次所定充填液面に均一に調整する一次充填
調整工程と、一次充填調整工程から一定個数毎に区分し
て送り出しコンベア上を順次間欠的に移送する充填容器
に一定量の原料酒を二次所定充填液面に均一に調整充填
して順次間欠的に次工程に搬送する二次充填調整工程と
が含まれることを特徴とする二段定量充填方法を見いだ
した。
【0006】また、果物等からなる内容物を収容して送
り出しコンベア上を搬送されてくる容器を始端で複数列
に区分して一定個数毎に分配されて希釈液および原料酒
を抜取および充填する位置でそれぞれ停止させて順次容
器を間欠的に移送する容器送り機構と、該容器送り機構
の送り方向の前端の停止位置で容器を支持してこの容器
に上方に設置される希釈液タンク内にシリンダチューブ
を設けて該シリンダチューブの底壁に形成する充填通路
に閉塞するように天井板から懸吊するバルブロッドを上
方に相対移動可能に設けてなる希釈液充填装置から一次
所定充填液面より増量になる一定量の希釈液を充填して
前記希釈液充填装置を一時停止し容器送り機構を駆動さ
せて定量充填後の容器を移送するとともに前記容器送り
機構により次の容器を受け入れる定量充填機構と、該定
量充填機構から送られてきた容器を受け入れて送り方向
前端の停止位置で支持してこの容器の上方に設置される
バキュームタンクの底壁にバキュームノズルを懸吊して
上方に相対移動可能に設ける希釈液抜取装置から充填液
増量分を抜取って充填物を一次所定充填液面に均一に調
整して前記希釈液抜取装置を一次停止し容器送り機構を
駆動させて一次充填調整後の容器を移送するとともに前
記容器送り機構により次の容器を受け入れる一次充填調
整機構と、該一次充填調整機構から間欠的に移送されて
くる容器を送り方向前端の停止位置で支持してこの容器
を前端上方にエアシリンダが伸縮可能に設置され前記容
器送り機構の停止時に前記エアシリンダの作動により送
り方向に強制的に掻出して次の工程に移送する容器供給
機構と、該容器供給機構から送られてきた容器を受け入
れて送り方向前端の停止位置で支持してこの容器に上方
に設置される原料酒タンクの底壁に形成する供給通路を
計量シリンダに接続して、縦長に溝を横穿してこの横穿
部底部の外周縁に掛止部が形成されるシリンダロッド
と、該シリンダロッドの先端部に昇降摺動可能に挿嵌さ
れるピストンと、先端吐出部に逆止球を開閉自在に設け
さらに上部の側壁に供給部が設けられるシリンダチュー
ブからなり、前記シリンダロッドの先端部に前記ピスト
ンを挿嵌して昇降摺動可能にシリンダチューブに嵌入し
たシリンダロッドをエアーシリンダの作動によりピスト
ンを押圧して原料酒を充填させる原料酒充填装置から一
定量の原料酒を二次所定充填液面に均一に調整充填して
前記原料酒充填装置を一時停止し容器送り機構を駆動さ
せて二次充填調整後の容器を移送するとともに前記容器
送り機構により次の容器を受け入れる二次充填調整機構
とを備えたことを特徴とする二段定量充填装置を見いだ
した。本発明はこの知見に基づいてなされたものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき図面を説明する。図1〜図9において、(1)は合
成樹脂ローラを一定間隔に敷設するスリップトルクコン
ベアからなる送り出しコンベアで、該コンベア(1)は
送り方向に向かって始端から本件装置終端まで列設され
る機枠(A)の縦枠(A l)間の略中間部に架設されて
おり、前記送り出しコンベア(1)は一定数の果物等の
可食固形物からなる内容物を収容した容器(2 1,2…
n)を始端から本件装置終端に亘って分岐部材(3 1,2
…n)によりコンベア(1)上を複数列に分岐して送り
方向に向かってそれぞれ順々に配設される定量充填機構
(B)、一次充填調整機構(C)、容器供給機構(D)
及び二次充填調整機構(E)を経て二段定量充填されて
本件装置外までそれぞれ分岐移送されるよう形成してあ
る。
【0008】前記送り出しコンベア(1)の始端近くに
は定量充填機構(B)が設置されており、この定量充填
機構(B)は前記送り出しコンベア(1)の上流端より
移送されてくる容器(2 1,2…n)を送り出しコンベア
(1)上の所定位置に所定数を保持できるよう始端近く
に容器送り方向最前方と最後方に機枠(A)の縦長方向
中横枠(A lmw)間に架設した横長方向中横枠(A wm
w)上に対向して立設するシリンダ固定台(4)にスト
ッパシリンダ(5 f,b)を固設し、該ストッパシリンダ
(5 f,b)間に分岐列毎の容器(2 1,2…n)と対応す
る位置にそれぞれ支持杆(7 1,2…n)を垂設するシリ
ンダロッド(6 f,b)が渡設されており、前記送り出し
コンベア(1)の上流端より間欠移送されてきた容器
(2 1,2…n)が所定位置の容器送り方向最前端と最後
端に設置する位置センサー(8)により容器(2 1,2…
n)が所定位置の最前端に到達した時点で前端の前記ス
トッパシリンダ(5 f)が作動してシリンダロッド(6
f)が水平移動して最前端容器(2 1)が支持杆(7
1,2…n)で支持され、これより少し遅れて所定数最後
端の容器(2 n)が所定位置の最後端に到達されると後
端の前記ストッパシリンダ(5 b)が作動してシリンダ
ロッド(6 b)が水平移動して所定数最後端容器(2
n)を支持杆(7 1,2…n)で支持されて所定位置に保
持される。この容器(2 1,2…n)上方の機枠(A)始
端の縦長方向上横枠(A lhw)上面に方形平板状の天井
板(9)が設けられ、該天井板(9)の上方に平行に設
けらて上方に立設する開閉用エアーシリンダ(10)のシ
リンダロッド(6)と懸吊板(11)の上面中央部に上下
動可能に連結して設けられ、前記懸吊板(11)には下方
で保持する容器(2 1,2…n)に対応する位置に上端部
を嵌挿固着して前記天井板(9)を上下動可能に挿通す
るバルブロッド(12 1,2…n)がそれぞれ懸吊してあ
り、前記天井板(9)の四隅から垂設する釣支材(14)
により内部四隅と吊着してある希釈液タンク(15)を懸
吊してあり、該希釈液タンク(15)の底盤には下方で保
持する容器(2 1,2…n)と上方から懸吊するバルブロ
ッド(12 1,2…n)に対応する位置に底盤下面に垂設す
る充填ノズル(13 1,2…n)から上面に貫通して形成す
る弁穴(16 1,2…n)を中心にしてシリンダチューブ
(17 1,2…n)が配設固定されている。上記構成により
前記送り出しコンベア(1)上の所定位置に容器(2
1,2…n)が保持されると同時に開閉用エアーシリンダ
(10)のシリンダロッド(6)が下降し、これに連動し
てバルブロッド(12 1,2…n)が下降してタンク(15)
内の弁穴(16 1,2…n)を閉塞させる。その直後にタン
ク(15)上縁部に設置する供給管(18)からタンク(1
5)内に温度92℃の湯からなる希釈液が流入されてシ
リンダチューブ(17 1,2…n)が充満すると水位センサ
ー (19)が作動して流入が停止されると同時にバルブ
ロッド(12 1,2…n)が上昇して弁穴(16 1,2…n)が
開口されてシリンダチューブ(17 1,2…n)内の希釈液
が充填ノズル(13 1,2…n)により下方の送り出しコン
ベア(1)上の所定位置に保持する容器(2 1,2…n)
にそれぞれ充填される。充填終了直後に前端のストッパ
シリンダ(5 f)を解除すると同時に後方のストッパシ
リンダ(5 b)も解除されて保持されていた容器(2
1,2…n)は送り出しコンベア(1)上を移送される。
【0009】前記定量充填機構(B)の前端に近接して
一次充填調整機構(C)が設置されており、この一次充
填調整機構(C)は前記定量充填機構(B)より送り出
しコンベア(1)上を移送されてくる容器(2 1,2…
n)を送り出しコンベア(1)上の所定位置に所定数を
保持できるよう定量充填機構(B)の前端近くに容器送
り方向最前方と最後方に機枠(A)の縦長方向中横枠
(A lmw)間に架設する横長方向中横枠(A wmw)上に
対向して立設するシリンダ固定台(4)にストッパシリ
ンダ(5 f,b)を固設し、該ストッパシリンダ(5 f,
b)間に分岐列毎の容器(2 1,2…n)と対応する位置
にそれぞれ支持杆(7 1,2…n)を垂設するシリンダロ
ッド(6 f,b)が渡設されており、前記定量充填機構
(B)より移送されてきた容器(2 1,2…n)が所定位
置の容器送り方向最前端と最後端に設置する位置センサ
ー(8)により容器(2 1,2…n)が所定位置の最前端
に到達した時点で前端の前記ストッパシリンダ(5 f)
が作動してシリンダロッド(6 f)が水平移動して最前
端容器(2 1)を支持杆(7 1,2…n)で支持され、こ
れより少し遅れて所定数最後端の容器(2 n)が所定位
置の最後端に到達した時点で後端の前記ストッパシリン
ダ(5 b)が作動してシリンダロッド(6 b)が水平移
動して所定数最後端容器(2 n)を支持杆(7 1,2…
n)で支持されて所定位置に保持される。この容器(2
1,2…n)上方の機枠(A)の縦長方向上横枠(A lh
w)上面に横架する方形平板状の天井板(9)が設けら
れ、該天井板(9)上の中央部にシリンダロッド(6)
を並行に挿通する昇降用エアーシリンダ(20)を並行さ
せて立設してあり、前記シリンダロッド(6)は下方で
保持する容器 (2 1,2…n)に対応する位置の底盤下
面に所定寸法のバキュームノズル(21 1,2…n)が底盤
上面まで貫通形成されてそれぞれ垂設するバキュームタ
ンク(22)の上面中央に上下動可能に設けられている。
前記バキュームノズル(21 1,2…n)には固形物の吸引
を防止するためのバネ体(23)がノズル(21 1,2…n)
全体に遊挿してある。上記構成により前記送り出しコン
ベア(1)上の所定位置に容器(2 1,2…n)が保持さ
れると同時に昇降用エアーシリンダ(20)のシリンダロ
ッド(6)が下降し、これに連動してバキュームタンク
(22)と共にバキュームノズル(21 1,2…n)も下方で
保持する容器(2 1,2…n)の一次所定充填液面までに
下降される。前記バキュームノズル(21 1,2…n)によ
り容器(2 1,2…n)から一定時間それぞれ均一に調整
して抜取られた希釈液はバキュームタンク(22)を経て
タンク側面に設けられる排出管(24)から装置外に排出
される。抜取完了と同時に昇降用エアーシリンダ(20)
が上昇してバキュームノズル(21 1,2…n)も上昇し、
これと同時に前端のストッパシリンダ(5 f)を解除す
ると同時に後端のストッパシリンダ(5 b)も解除され
て保持されていた容器(2 1,2…n)は送り出しコンベ
ア(1)上を移送される。
【0010】前記一次充填調整機構(C)の前端に近接
して容器供給機構(D)が設置されており、この容器供
給機構(D)は一次充填調整機構(C)より送り出しコ
ンベア(1)上を移送されてくる容器(2 1,2…n)を
送り出しコンベア(1)上の所定位置に所定数を保持で
きるよう一次充填調整機構(C)の前端近くに容器送り
方向最前端に機枠(A)の縦長方向中横枠(A lmw)間
に架設する横長方向中横枠(A wmw)上に対向して立設
するシリンダ固定台(4)にストッパシリンダ(5 f,
b)を固設し、該ストッパシリンダ(5 f,b)間に分岐
列毎の容器(21,2…n)と対応する位置にそれぞれ支
持杆(7 1,2…n)を垂設するシリンダロッド(6 f,
b)が渡設されており、前記一次充填調整機構(C)よ
り移送されてきた容器(2 1,2…n)が所定位置の容器
送り方向最前端に設置する位置センサー(8)により容
器(2 1,2…n)が所定位置の最前端に到達した時点で
前端の前記ストッパシリンダ(5 f)が作動してシリン
ダロッド(6 f)が水平移動して最前端容器(2 1)を
支持杆(7 1,2…n)で支持されて所定位置に保持され
る。この容器(2 1,2…n)前端上方の機枠(A)の送
り方向軸心に横長方向上横枠(A whw)下面から垂設す
る釣支材(14)により横方向に並設する供給用エアーシ
リンダ(25)側面を上方から釣支し、該エアーシリンダ
(25)のそれぞれの前端部を機枠(A)の縦枠(A l)
間に横架する台枠(26)に載置して固着されており前記
エアーシリンダ(25)後端方向に並設するそれぞれのシ
リンダロッド(6)先端と立設する掻出用エアーシリン
ダ(27)の側面がそれぞれ固着されて連結してある。上
記構成により前記送り出しコンベア(1)上の所定位置
に容器(2 1,2…n)が保持されると同時に供給用エア
ーシリンダ(25)のシリンダロッド(6)が伸長し、伸
長完了直後にこのシリンダロッド(6)先端に固設する
スクレーパ(28)が先端に固着される掻出用エアーシリ
ンダ(27)のシリンダロッド(6)を下降させて下方に
保持する容器(2 1,2…n)後端を前記スクレーパ(2
8)で支持すると同時に前端のストッパシリンダ(5
f)が解除され、それと共に供給用エアーシリンダ(2
5)のシリンダロッド(6)が縮退することで前端に強
制的に容器(2 1,2…n)を送り出しコンベア(1)上
を移送させる。
【0011】前記容器供給機構(D)の前端に近接して
二次充填調整機構(E)が設置されており、この二次充
填調整機構(E)は容器供給機構(D)より送り出しコ
ンベア(1)上を移送されてくる容器(2 1,2…n)を
送り出しコンベア(1)上の所定位置に所定数を保持で
きるよう本件装置終端近くと容器供給機構(D)の前端
近くの容器送り方向の前端と後端に機枠(A)の縦長方
向中横枠(A lmw)間に架設する横長方向中横枠(A w
mw)に固設する支持材(29)に対向して立設するシリン
ダ固定柱(30)上端にストッパシリンダ(5 f,b)を固
設して、該ストッパシリンダ(5 f,b)間に分岐列毎の
容器(2 1,2…n)と対応する位置にそれぞれ支持杆
(7 1,2…n)を垂設するシリンダロッド(6 f,b)が
渡設されており、前記容器供給機構(D)より移送され
てきた容器(2 1,2…n)が本件装置終端近くの所定位
置の容器送り方向の前端と後端に設置する位置センサー
(8)により容器(2 1,2…n)が所定位置の前端に到
達した時点で前端のストッパシリンダ(5 f)が作動し
てシリンダロッド(6 f)が水平移動して前端容器(2
1)を支持杆(7 1,2…n)で支持され、これより少し
遅れて所定数後端の容器(2 n)が所定位置の後端に到
達した時点で後端のストッパシリンダ(5 b)が作動し
てシリンダロッド(6 b)が水平移動して所定数後端容
器(2 n)を支持杆(7 1,2…n)で支持されて所定位
置に保持される。これと隣接して容器供給機構(D)の
前端近くの所定位置の容器送り方向の前端と後端に設置
する位置センサー(8)により容器(2 1,2…n)が所
定位置の前端に到達した時点で前端のストッパシリンダ
(5 f)が作動してシリンダロッド(6 f)が水平移動
して前端容器(2 1)を支持杆(7 1,2…n)で支持さ
れ、これより少し遅れて所定数後端の容器(2 b)が所
定位置の後端に到達した時点で後端のストッパシリンダ
(5 b)が作動してシリンダロッド(6 b)が水平移動
して所定数後端容器(2 n)を支持杆(7 1,2…n)で
支持されて所定位置に保持される。この容器(2 1,2…
n)上方の機枠(A)上面に原料酒タンク(34)が載設
されてあり、保持される容器(2 1,2…n)と機枠
(A)上面との略中間部に前方と後方の所定位置のそれ
ぞれの中央位置に機枠(A)の縦長方向中横枠(A lm
w)間に架設する横長方向中横枠(A wmw)に固設する
支持材(29)に対向して立設する担持材(31)により方
形状薄板の立設板(32)が水平に支持されており、該立
設板(32)の上面に下方の容器(2 1,2…n)に対応す
る位置にシリンダロッド(61,2…n)を挿通して垂設
する充填用エアーシリンダ(33 1,2…n)が立設され、
前記立設板(32)の下方に容器(2 1,2…n)の所定位
置を包囲してストッパシリンダ(5 f,b)と接触しない
高さに水平に設けられる方形状薄板の固定板(35)に下
方の容器(2 1,2…n)と上方の充填用エアーシリンダ
(33 1,2…n)に対応する位置に吐出ノズル口部(36)
を下方に挿通して固着して先端にピストン(41)を固着
する前記シリンダロッド(6 1,2…n)がシリンダチュ
ーブ(17)内に上下動可能に挿嵌される吐出ノズル(3
7)がそれぞれ立設してある。前記タンク(34)の底盤
からは機枠(A)上方に立設する充填用エアーシリンダ
(331,2…n)を包囲する位置に注入本管(39)が水平
方向に周設され、該注入本管(39)より吐出ノズル(3
7)の上部側面にそれぞれ注入管(40)が連結されてい
る。上記構成により前記送り出しコンベア(1)上の所
定位置に容器(2 1,2…n)が保持されると同時に充填
用エアーシリンダ(33 1,2…n)のシリンダロッド(6
1,2…n)が下降して圧入されてシリンダ(38)内の温
度70〜72℃でアルコール度16〜17度からなる原
料酒が吐出ノズル口部(36)より下方の送り出しコンベ
ア(1)上の所定位置に保持する容器(2 1,2…n)に
それぞれ充填される。充填終了直後に所定位置の前方の
それぞれのストッパシリンダ(5f,b)を解除すると同
時に後方のストッパシリンダ(5 f,b)もそれぞれ解除
されて保持されていた容器(2 1,2…n)は送り出しコ
ンベア(1)上を移送されて次の工程に搬送される。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、充填容器に
形態が不揃いな果物等の可食固形物が投入されても、こ
の中に所定量の希釈液を充填してから希釈液を抜取り調
整して内容量を一定にするため、これに所定アルコール
度数の原料酒を一定量混和させることにより酒税法で規
定するアルコール度数に均等に適合して充填することが
でき、しかも被充填物を充填容器に正確確実に連続的に
秤量充填することができるなど画期的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の実施例を示す側面図である。
【図2】本発明装置の定量充填機構、一次充填調整機構
及び容器供給機構の側面図である。
【図3】本発明装置の図1a−a線から視た断面図であ
る。
【図4】本発明装置の図1b−b線から視た断面図であ
る。
【図5】本発明装置の図1c−c線から視た断面図であ
る。
【図6】本発明装置の二次充填調整機構の側面図であ
る。
【図7】本発明装置の図1d−d線から視た断面図であ
る。
【図8】本発明装置の定量充填機構希釈液タンク部の要
部側面図である。
【図9】本発明装置の二次充填調整機構吐出ノズル部の
要部側面図である。
【符号の説明】
A 機枠 Al 縦枠 Alhw 縦長方向上横枠 Almw 縦長方向中横枠 Awhw 横長方向上横枠 Awmw 横長方向中横枠 B 定量充填機構 C 一次充填調整機構 D 容器供給機構 E 二次充填調整機構 1 送り出しコンベア 2 容器 3 分岐部材 4 シリンダ固定台 5f 前端ストッパシリンダ 5b 後端ストッパシリンダ 6 シリンダロッド 7 支持杆 8 位置センサー 9 天井板 10 開閉用エアーシリンダ 11 懸吊板 12 バルブロッド 13 充填ノズル 14 釣支材 15 希釈液タンク 16 弁穴 17 シリンダチューブ 18 供給管 19 水位センサー 20 昇降用エアーシリンダ 21 バキュームノズル 22 バキュームタンク 23 バネ体 24 排出管 25 供給用エアーシリンダ 26 台枠 27 掻出用エアーシリンダ 28 スクレーパ 29 支持材 30 シリンダ固定柱 31 担持材 32 立設板 33 充填用エアーシリンダ 34 原料酒タンク 35 固定板 36 吐出ノズル口部 37 吐出ノズル 38 シリンダ 39 注入本管 40 注入管 41 ピストン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送り出しコンベア上を一定数の果物等の
    可食固形物からなる内容物を収容して搬送されてくる容
    器を始端で複数列に区分して一定個数毎に分配されて一
    次所定充填液面より増量になる一定量の希釈液を充填す
    る定量充填工程と、定量充填工程から一定個数毎に区分
    して送り出しコンベア上を順次間欠的に移送する充填容
    器から希釈液増量分を抜取って充填物を一次所定充填液
    面に均一に調整する一次充填調整工程と、一次充填調整
    工程から一定個数毎に区分して送り出しコンベア上を順
    次間欠的に移送する充填容器に一定量の原料酒を二次所
    定充填液面に均一に調整充填して順次間欠的に次工程に
    搬送する二次充填調整工程とが含まれることを特徴とす
    る二段定量充填方法。
  2. 【請求項2】 果物等の可食固形物からなる内容物を収
    容して送り出しコンベア上を搬送されてくる容器を始端
    で複数列に区分して一定個数毎に分配されて希釈液およ
    び原料酒を抜取および充填する位置でそれぞれ停止させ
    て順次容器を間欠的に移送する容器送り機構と、該容器
    送り機構の送り方向の前端の停止位置で容器を支持して
    この容器に上方に設置される希釈液タンク内にシリンダ
    チューブを設けて該シリンダチューブの底壁に形成する
    充填通路に閉塞するように天井板から懸吊するバルブロ
    ッドを上方に相対移動可能に設けてなる希釈液充填装置
    から一次所定充填液面より増量になる一定量の希釈液を
    充填して前記希釈液充填装置を一時停止し容器送り機構
    を駆動させて定量充填後の容器を移送するとともに前記
    容器送り機構により次の容器を受け入れる定量充填機構
    と、該定量充填機構から送られてきた容器を受け入れて
    送り方向前端の停止位置で支持してこの容器の上方に設
    置されるバキュームタンクの底壁にバキュームノズルを
    懸吊して上方に相対移動可能に設ける希釈液抜取装置か
    ら充填液増量分を抜取って充填物を一次所定充填液面に
    均一に調整して前記希釈液抜取装置を一次停止し容器送
    り機構を駆動させて一次充填調整後の容器を移送すると
    ともに前記容器送り機構により次の容器を受け入れる一
    次充填調整機構と、該一次充填調整機構から間欠的に移
    送されてくる容器を送り方向前端の停止位置で支持して
    この容器を前端上方にエアシリンダが伸縮可能に設置さ
    れ前記容器送り機構の停止時に前記エアシリンダの作動
    により送り方向に強制的に掻出して次の工程に移送する
    容器供給機構と、該容器供給機構から送られてきた容器
    を受け入れて送り方向前端の停止位置で支持してこの容
    器に上方に設置される原料酒タンクの底壁に形成する供
    給通路を計量シリンダに接続してエアーシリンダの作動
    によりピストンを押圧して原料酒を充填させる原料酒充
    填装置から一定量の原料酒を二次所定充填液面に均一に
    調整充填して前記原料酒充填装置を一時停止し容器送り
    機構を駆動させて二次充填調整後の容器を移送するとと
    もに前記容器送り機構により次の容器を受け入れる二次
    充填調整機構とを備えたことを特徴とする二段定量充填
    装置。
  3. 【請求項3】 縦長に溝を横穿してこの横穿部底部の外
    周縁に掛止部が形成されるシリンダロッドと、該シリン
    ダロッドの先端部に昇降摺動可能に挿嵌されるピストン
    と、先端吐出部に逆止球を開閉自在に設けさらに上部の
    側壁に供給部が設けられるシリンダチューブからなり、
    前記シリンダロッドの先端部に前記ピストンを挿嵌して
    昇降摺動可能にシリンダチューブに嵌入した請求項2記
    載の二段定量充填装置の原料酒充填装置用計量シリン
    ダ。
JP32780296A 1996-11-22 1996-11-22 二段定量充填方法及びその装置 Expired - Lifetime JP2867246B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32780296A JP2867246B2 (ja) 1996-11-22 1996-11-22 二段定量充填方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32780296A JP2867246B2 (ja) 1996-11-22 1996-11-22 二段定量充填方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10152103A true JPH10152103A (ja) 1998-06-09
JP2867246B2 JP2867246B2 (ja) 1999-03-08

Family

ID=18203166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32780296A Expired - Lifetime JP2867246B2 (ja) 1996-11-22 1996-11-22 二段定量充填方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2867246B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9394153B2 (en) 2007-03-15 2016-07-19 The Coca-Cola Company Multiple stream filling system
US9865023B2 (en) 2008-02-04 2018-01-09 The Coca-Cola Company Methods of creating customized beverage products
CN113306790A (zh) * 2021-07-10 2021-08-27 杜秀丽 固体液体灌装智能生产设备
CN116986046A (zh) * 2023-09-28 2023-11-03 福建品鉴食品有限公司 燕窝高精度定量灌装机

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9394153B2 (en) 2007-03-15 2016-07-19 The Coca-Cola Company Multiple stream filling system
US10099911B2 (en) 2007-03-15 2018-10-16 The Coca-Cola Company Multiple stream filling system
US9865023B2 (en) 2008-02-04 2018-01-09 The Coca-Cola Company Methods of creating customized beverage products
CN113306790A (zh) * 2021-07-10 2021-08-27 杜秀丽 固体液体灌装智能生产设备
CN116986046A (zh) * 2023-09-28 2023-11-03 福建品鉴食品有限公司 燕窝高精度定量灌装机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2867246B2 (ja) 1999-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN113479838B (zh) 一种液体灌装设备的使用方法
CN105173135A (zh) 一种辣椒酱精确自动灌装机
JP2867246B2 (ja) 二段定量充填方法及びその装置
CN217496598U (zh) 一种高粘度物料定量灌装装置
CN211111009U (zh) 一种乳制品灌装装置
JPH08693U (ja) 気密包装を不活性化するための装置
CN111453678A (zh) 一种水果罐头生产灌装装置
CN108609212B (zh) 一种便于运输的自动化灌装机
CN216910182U (zh) 一种固体发酵配料系统
CN206288945U (zh) 一种药液的灌装、灯检集成设备
CN213083546U (zh) 一种高效的调料罐装设备
CN210149682U (zh) 一种固体饮料生产加工用的分装装置
CN213036834U (zh) 一种预拧盖装置
CN214192537U (zh) 一种果酱自动灌装装置
CN209522562U (zh) 一种葡萄酒生产用分装装置
CN207845119U (zh) 称重式灌装机头
CN216233375U (zh) 一种玻璃瓶组排式罐装装置
CN215798444U (zh) 一种葡萄酒生产用分装装置
CN215208401U (zh) 一种泡泡棒灌装装置
CN218086139U (zh) 一种强力枇杷露高效罐装机
CN212503940U (zh) 灌装定液位机构
CN215622848U (zh) 一种水果罐头定量装罐机
CN212769794U (zh) 一种节能型果浆灌装生产线
CN215529908U (zh) 一种铁皮石斛培育用自动化播种设备
CN110720833A (zh) 自动饮料制作装置及其给料装置