JPH10147381A - 圧力調節弁機能を有するフィルムシート、包装材料及びパッケージ - Google Patents

圧力調節弁機能を有するフィルムシート、包装材料及びパッケージ

Info

Publication number
JPH10147381A
JPH10147381A JP8318641A JP31864196A JPH10147381A JP H10147381 A JPH10147381 A JP H10147381A JP 8318641 A JP8318641 A JP 8318641A JP 31864196 A JP31864196 A JP 31864196A JP H10147381 A JPH10147381 A JP H10147381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
package
pressure
holes
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8318641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3198260B2 (ja
Inventor
Yoshio Oyama
義夫 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP31864196A priority Critical patent/JP3198260B2/ja
Priority to US08/899,723 priority patent/US6068898A/en
Publication of JPH10147381A publication Critical patent/JPH10147381A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3198260B2 publication Critical patent/JP3198260B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D77/00Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks or bags
    • B65D77/22Details
    • B65D77/225Pressure relief-valves incorporated in a container wall, e.g. valves comprising at least one elastic element
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2205/00Venting means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/34Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package
    • B65D81/3446Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package specially adapted to be heated by microwaves
    • B65D81/3453Rigid containers, e.g. trays, bottles, boxes, cups
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/13Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]
    • Y10T428/1334Nonself-supporting tubular film or bag [e.g., pouch, envelope, packet, etc.]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/13Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]
    • Y10T428/1352Polymer or resin containing [i.e., natural or synthetic]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/24Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
    • Y10T428/24273Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.] including aperture
    • Y10T428/24322Composite web or sheet
    • Y10T428/24331Composite web or sheet including nonapertured component

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】低コストで、電子レンジ等を利用して手軽に、
しかも普通に料理したものと遜色のない、一定品質の飲
食品を調理するフィルムシート、包装材料、及びパッケ
ージを提供する。 【解決手段】孔のあいていないフィルム層及び貫通した
孔のあいているフィルム層を積層してなるフィルムシー
トで、このフィルムシートは、孔のあいていないフィル
ム層一層、貫通した孔のあいているフィルム層一層の二
層からなるもの、孔のあいていないフィルム層の表裏
に、貫通した孔のあいているフィルム層を積層した三層
からなるものである。また、一層からなるフィルムシー
トであって、その面に薄肉部を有するフィルムシートで
ある。更に、これらフィルムシートからなる包装材料、
該包装材料からなるパッケージと飲食品パッケージであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力調節弁機能を
それ自体に有するフィルムシート、該フィルムシートか
らなる包装材料、及び該包装材料からなるパッケージ及
び各種飲食品パッケージに関するものである。ここで、
飲食品パッケージは、飲食品を保存するとともに、電子
レンジの様な調理器で簡単に調理できるものである。更
に詳しくは、孔のあけられたフィルム層と孔のあけられ
ていないフィルム層とからなる二層又は三層の積層フィ
ルムシート、一層からなるフィルムシートで表面に薄肉
部を有するフィルムシート、該フィルムシートから造ら
れた包装材料、及び該包装材料を使用した所定圧力にな
ると圧力を開放することの出来るパッケージ及び飲食品
パッケージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の食生活は、大きく変化してきてい
る。特に、調理済みの飲食品、半調理の飲食品が増加し
ている。例えば、レトルト食品と称され、調理した食品
を容器に入れて冷凍し、飲食に際して電子レンジで温め
るだけでよいものもある。この様に、電子レンジを使用
して簡単に短時間で調理できる、飲食品が増加してい
る。
【0003】飲食品パッケージ用のフィルムシートに
は、合成樹脂フィルム、紙、金属箔、或いはこれらの多
層ラミネート構造のシート材料が使用されている。これ
らパッケージの材質及び機能は、その目的例えば、保
存、保管、物流、流通、陳列、又、鮮度保持の方法や形
態、飲食品の置かれる環境、更には生鮮品であるか加工
処理品であるかによって異なるものである。従って、そ
れら目的等に合致した材質や形態を有する包装材料を適
宜選択使用する必要がある。また、実際この様にして選
択されたパッケージが作られ、利用されている。
【0004】飲食品パッケージを電子レンジや電磁調理
器の様な迅速加熱が出来る調理器を使用し加熱する場
合、急激に圧力が上昇するという問題がある。この際、
圧力安全対策として現在、パッケージに部分的に孔を開
けその孔を接着剤付きシールで塞ぎ電子レンジ等で加熱
する前に該シールを剥がして使用する方法、パッケージ
に孔を開けその孔に圧力調節弁機能を有するシールを取
付る方法、パッケージのシール部に高融点部分と低融点
部分を設け加熱時低融点部分が溶融して圧力を開放させ
る方法、或いは電子レンジ等で加熱する前に予めパッケ
ージに孔を開けるか又はパッケージの一部をカットする
方法が一般的に取られている。
【0005】例えば、実公昭63−49187号、及び
実公平1−25593号には、電子レンジでポップコー
ンを作るための包装容器が開示されている。これは、と
うもろこし、食用油及び調味料を紙製の受皿に入れ、こ
の受け皿を合成樹脂フィルムからなる包装材料で密封し
たものである。フィルムで包装密封したとうもろこしを
電子レンジで処理すると、とうもろこしは熱せられてポ
ップコーンとなる。この際、フィルムの接着部分に通気
用の小さな孔をあけておくことができ、この孔を通して
包装物内で上昇した圧力を逃がし爆発を避けることがで
きる。
【0006】一般に密閉した状態で包装容器を加熱する
と、圧力が上昇する。この圧力上昇を巧くコントロール
することにより、電子レンジを使用して飲食品を短時間
で調理できる飲食品パッケージが開示されている。即
ち、特公平7−22547及び特開平6−329179
号に、飲食品パッケージにシート状圧力調節弁を接着
し、パッケージ内の圧力が一定の圧力より高くなると、
この圧力調節弁が開いてパッケージ内の圧力を調節する
ことのできる飲食品パッケージが開示されている。
【0007】しかしながら、これらの飲食品パッケージ
は確かにパッケージ内の圧力上昇を抑えることはできる
が、現実には圧力を厳密に調節することはできない。と
うもろこしの例では、パッケージ毎にあけられた孔の大
きさが一定になり難く、極端には孔の径がパッケージ毎
に異なるため、電子レンジで処理したときに上昇する圧
力がパッケージ毎に異なり、同じ品質のホップコーンが
得られにくいという問題がある。また、シート状圧力調
節弁を使用する例では、圧力調節弁の製造に手間がかか
ってコスト高になり、また、シート状安全調節弁の貼付
位置の微妙なずれ、安全調節弁とシートとの接着力のば
らつき等により、調理後の飲食品の出来映えと味がパッ
ケージ毎に異なることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、種々異なる
目的に応じたパッケージ用シート、該シートを使用する
包装材料、及び該包装材料からなるパッケージと飲食品
パッケージを低コストで提供しようとするものである。
特に、飲食品パッケージに関しては、前述の問題があ
り、これらの問題を解消した飲食品用のシート、シート
包装材料及び該包装材料を使用した飲食品パッケージを
提供しようとするものである。即ち、包装材料の製造が
容易で低コストで、しかも製品の品質が一定したものを
提供しようとするものである。更に、この包装材料を使
用した飲食品パッケージは、電子レンジで手軽に調理す
ることが出来るものである。この際、圧力調節装置部分
のフィルム層が設定された圧力以上になると、フィルム
層が膨張して最終的には破れて圧力を開放するものであ
る。そして、この圧力を開放する圧力の値は常に同一に
設定することが可能で、その結果調理した飲食品の出来
映えと味を常に一定のものとすることができるものであ
る。
【0009】本発明は、従来の包装機能を保持したうえ
でそのパッケージに圧力調節弁機能を保有させた、レト
ルト、クックチルド、クックサーブ、真空調理、冷凍な
どの各種加工処理をする飲食品パッケージに関する。そ
の一つは、電子レンジや電磁調理器を使用して急激に加
熱する場合、飲食品パッケージそれぞれに適合した加熱
環境を与えることができるもの、即ち、飲食品を温度斑
なく加熱することができ、同時に加熱による圧力を自動
調節をすることができるものである。他の一つは、まだ
加熱処理がなされていない生鮮品を、その種類と調理目
的別に合った調理環境、即ち、加熱温度、パッケージ内
湿度、同圧力及び調味料等の添加タイミング等を自動設
定できる飲食品パッケージである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、孔のあ
いていないフィルム層及び貫通した孔のあいているフィ
ルム層を積層してなる、フィルムシートである。このフ
ィルムシートは、孔のあいていないフィルム層一層、貫
通した孔のあいているフィルム層一層の二層からなるも
の、孔のあいていないフィルム層の表裏に、貫通した孔
のあいているフィルム層を積層した三層からなるもので
ある。また、構造的には、上記二層のフィルムシートと
実質的に同様であるが、一層からなるフィルムシートで
あって、その面に薄肉部を有するフィルムシートであ
る。更に、これらフィルムシートからなる包装材料、該
包装材料からなるパッケージと飲食品パッケージであ
る。
【0011】図1は、本発明の二層からなるフィルムシ
ートの組立外観図である。即ち、孔4のあいているフィ
ルムシート3を、孔のあいていないフィルムシート2に
積層するのである。図2(a)は、本発明の二層からな
るフィルムシート1の断面を示した図であり、同(b)
は、その平面を示した図である。二層からなるフィルム
シート1は、孔のあいていないフィルム2に孔4のあい
ているフィルム3を積層したものである。フィルム層2
とフィルム層3は、接着剤層5で接着されている。図3
は、本発明の一層からなるフィルムシート6の断面を示
したものである。フィルムの表面に薄肉部7が設けられ
ている。これは、この薄肉部7が先ず破裂する様にした
もので、実質的には二層のフィルムシート1と同様な機
能を有するものである。図4は、本発明の三層からなる
フィルムシート10の断面を示したものである。孔のあ
いていないフィルム2の裏と表の両面に、孔4、4’の
あいているフィルム3、3’を積層したものである。各
フィルム層は、接着剤層5、5’で接着されている。こ
の際、フィルム層3の孔4とフィルム3’の孔4’とは
フィルムシートの厚さ方向に対してそれぞれの孔の位置
がほぼ一致するように積層する。また、孔の形状は特に
限定はしないが、円形或いは楕円形のような滑らかな形
は、安全調節弁機能を有効かつ安定して作用させる観点
から、好ましいものである。
【0012】ここで使用するフィルムの原材料として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナ
イロン、ポリ塩化ビニール、ポリ塩化ビニリデンやポリ
スチレン等を使用することができる。また、これらのフ
ィルムは、孔のあいていないフィルムとして、また、孔
のあいているフィルムの材料として使用しうる。これら
の積層は、ラミネーション法で行うことができる。
【0013】ラミネーションを行うには、1)接着剤を
一方のフィルムに塗布し、積層すべきフィルムを重ね合
わせてローラー等を通して圧着し乾燥させるウエットラ
ミネーション法、2)一方のフィルムに接着剤を塗布し
接着剤の溶剤を乾燥により除去した後他のフィルムと重
ね合わせて積層するドライラミネーション法、3)溶剤
を含まない100%固形分からなる接着剤を溶融状態で
フィルムに塗布し、他のフィルムを重ね合わせて圧着さ
せるホットメルトラミネーション法、及び4)樹脂をフ
ィルム状に押し出し機で押し出した後、他のフィルムを
圧着し冷却させて積層する押し出しラミネーション法等
の方法を利用することができる。
【0014】図3で示した一層フィルムシート6は、例
えば、通常のフィルムに台形状の突起を設けた金型をシ
ートに押し付けるエンボス加工により製造することがで
きる。
【0015】これらの積層若しくは薄肉部をつけたフィ
ルムシートは、包装材料として使用することができる。
更に、該包装材料を使用して、各種パッケージを製造す
ることができる。当然、このパッケージには飲食品パー
ケージも含まれる。フィルムシートを袋状にし、その中
に飲食品を入れ密封すると飲食品パッケージが得られ
る。飲食品としては、魚類、肉類のような生鮮食品及び
これらの冷凍品、野菜や麺類のような素材、中華饅頭や
ビーフシチュウのような加工食品及びこれらの冷凍品、
並びにその他の嗜好品等を用いることができる。本発明
の飲食品パッケージは、食品の輸送、保存や保管、店頭
に於ける陳列等にも充分役に立つものである。
【0016】該包装材料からできた袋に飲食品を入れる
際、二層からフィルムシートを使用する場合は、飲食品
を入れる側が孔のあいているフィルム層になるようにす
るケースと飲食品を入れる側が孔のあいていないフィル
ム層になるようにするケースとがあり、いずれにも、適
用することができる。薄肉部を持つ一層フィルムシート
の場合も、凹部を有する面が外側にくるか内側にくるか
の二ケースがあるが、いずれにも適用することができ
る。三層からなる場合は、こうした考慮を払わなくても
よい。更に、本発明の飲食品パッケージは、自動調理用
としての機能を有する。本発明の飲食品パッケージを電
子レンジ等で処理すると、次第に温度が上昇してくる
が、パッケージされている飲食品に最適の温度に至っ
て、更に圧力が上昇する場合に、孔のあいているフィル
ム層の孔部に相当する孔のあいていないフィルム層で、
しかも引っ張り強度が弱い部分に圧力が集中して、その
部分が破裂してその圧力を開放し、それぞれの飲食品に
最適の温度、圧力で調理することができる。この結果、
調理された飲食品は、品質が安定ししかも出来映えも極
めて良いものになる。
【0017】フィルムシートは、種々の形態をとること
ができる。例えば、図5に示した形態がある。図5
(a)は、シート全面に亘って孔4が適宜あけられてい
る。図5(b)は、シートの中央線B,B’を境にして
片方にのみ孔4があけられている。図5(c)は、シー
トを包装材料として使用する場合の単位、ここではA,
A’、C,C、或いはD,D’で区切られた部分に、決
められた任意の数の孔が開けられている。該包装材料か
ら製造したパッケージ内に入れられる内容物により、こ
れらの孔の大きさと数は決めることになる。尚、A、
A’、C、C’、D、D’の線で切り取られた部分が、
パッケージ用袋の一単位になる。
【0018】フィルムシートは、A,A’、C,C’或
いはD,D’の線に沿って切断され包装材料となる。切
断した材料を、B,B’の線で折り、周囲を融着、接着
等の方法で密閉し袋状にすることにより、各種パッケー
ジに使用するとができる。こうして製造される袋の状況
を、図5(a)、(b)、(c)の右側の図で示した。
薄肉部を持つ一層フィルムシートの場合も、これと同様
のシート、即ち、孔の部分が凹部になったものが得られ
る。また、該包装材料を他の容器に被せることにより、
同様にパッケージにすることができる。例えば、図6
(a)は、フィルムシートからなる包装材料から製造し
たパッケージである。また、図6(b)は、他の材料、
例えばプラスチック、紙、陶磁器、アルミニウムなどの
金属からできた容器の上に、本発明のフィルムシートを
被せて製造したパッケージである。
【0019】本発明の作用を、第7図に基づいて説明す
る。飲食品パッケージを電子レンジに入れた当初包装材
料は、第7図(a)の様な状態にある。即ち、何らの変
化もない状態である。時間が経過して飲食品パッケージ
内の温度が上昇すると、パッケージ内の圧力が上昇し、
飲食品パッケージは、(b)の様に孔のあいていないフ
ィルム層が、孔4のところで外側に膨張した状態にな
る。更に、パッケージ内の圧力が上昇し、孔のあいてい
ないフィルムの強度限界に達すると、更に膨張した
(c)の状態を経てフィルム層2は破裂し圧力を開放す
ることになる(d)。圧力が開放される圧力の値は、孔
のあいていないフィルム2の材質と厚さ及びフィルム3
に開けられている孔の大きさや孔の形状によって決まっ
てくる。これらを適宜選択することにより、所望の圧力
値で圧力を開放することのできるシート状包装材料を得
ることができる。この様に、本発明のシート素材は、そ
れ自身が圧力調節弁機能を有するのである。
【0020】本発明の圧力調節弁機能を有するフィルム
シートで作つたパッケージに、各種の飲食品を入れ密封
したものを電子レンジに入れて加熱すると、内容物であ
る飲食品は徐々に加熱されて少しづづ保有水分が蒸発を
はじめる。蒸発する水蒸気は加熱時間と共に増加する。
この際、内容物である飲食品に含有されている水溶性
分、油性分、繊維質分、果肉質分(澱粉質等々も含む)
のそれぞれの物質は、夫々異なった変化をする。水溶性
分は、その加熱量と時間に比例して蒸発し、油性分は沸
点が高いので膨張せず圧力に比例して内容物から外に滲
みだし、又繊維質分や果肉質分は加熱量、圧力、時間に
よってそれ自身が変化していく。
【0021】電子レンジ等による調理に於ける問題は、
内容物の形状、形態、容積、表面積、或いは脂質成分の
含有量が違っていることである。他の一つは、電子レン
ジでの加熱に於いて、マイクロ波特有の性質により、断
面積の小さい部分でしかも水分含有率の低い方にエネル
ギーが集中する傾向があることである。このため、形
状、容積、水分含有量等が異なる内容物を均一に加熱す
ることは、極めて困難になっている。
【0022】これに対し、本発明の飲食品パッケージは
密閉されているので、内容物の温度上昇が早くしかも加
熱された熱量が外に放出しないので、蒸発した水蒸気は
内容物の高温部から低温部へ移動し、短時間に均一に内
容物を加熱することができる。内容物が均一に加熱され
更に温度が上昇すると、圧力も同時に上昇する。この圧
力が、パッケージの耐圧を超えるに至ると、図7で説明
したように、本発明のパッケージの安全調節機能が作動
して、即ち、フィルムシート1のケースでは、孔のあい
ていないフィルム層2が孔4の部分で破れ、パッケージ
内の余分の圧力を開放しパッケージの破壊を防止する。
【0023】しかし、飲食品を調理するためには、引き
続き加熱を継続する必要がある場合もある。このために
は、開放する圧力と発生する圧力とをバランスさせる必
要である。即ち、破裂して生じた孔の大きさが、発生す
る圧力と開放する圧力とがバランスを取る大きさにして
やればよいのである。これは、フィルム層3に於ける孔
径とフィルム層1の材質即ち引つ張り強度と厚さとを選
定することにより、簡単に達成することができる。かく
して、本発明は最も安全でしかもシンプルな構造体を有
するパッケージになるのである。
【0024】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態について、
説明する。一つの実施形態は、図2の形態に於いて、孔
のあいていないフィルム2としてナイロンフィルムを、
孔のあいているフィルムとしてポリプロピレンフィルム
を使用する二層からなるものである。フィルム層2は、
耐熱性の高いナイロンフィルムでその厚さは0.01〜
0.035mm程度のものを使用する。一方の孔のあい
ているフィルムとして、バリヤ性に優れ柔軟性の高いポ
リプロピレンフィルムを使用する。ポリプロピレンフィ
ルムの厚さは、0.04〜0.08mmであり、あけら
れた孔の直径は1〜5mm程度である。ポリプロピレン
フィルム層に接着剤を塗布し、ドライラミネーション法
によりナイロンフィルムと積層し、一体化する。尚、ナ
イロンフィルム層は、必要に応じて他の合成樹脂フィル
ム、紙、合成紙等を使用してもよい。この実施形態に於
いては、孔のあいているフィルム層3即ちポリプロピレ
ンフィルム層が外側にくる場合と、孔のあいていないフ
ィルム層2即ちナイロンフィルム層が外側にくる場合が
ある。
【0025】他の実施形態は、図3に於いてフィルム素
材として、ポリエステルフィルム、或いはポリプロピレ
ンフィルムを使用したものである。ポリエステルフィル
ム、或いはポリプロピレンフィルムの厚さは、0.03
〜0.05mmである。また、薄肉部の深さは、0.0
2〜0.04mmである。この実施形態は、実質的には
図2の実施形態と同様の効果をもたらす。
【0026】更に他の実施形態は、図4に於いて孔のあ
いていないフィルム層2が、ナイロンフィルムからな
り、孔のあいているフィルム層3、3’がポリプロピレ
ンフィルム層からなるものである。ポリプロピレンフィ
ルムの厚さは、0.04〜0.08mmであり、あけら
れた孔の直径は1〜5mm程度であった。ポリプロピレ
ンフィルム層に接着剤を塗布し、ドライラミネーション
法によりナイロンフィルムと積層し、一体化する。
【0027】次に、本発明を実施例に基づいて更に詳細
に説明する。
【実施例1】図2の形態で、孔のあいていないフィルム
として厚さ0.01mmのナイロンフィルムを使用し、
一方孔のあいているフィルム層として厚さ、0.04m
m、直径4mmの孔が4cm2当たり1個の割合で孔を
開けたポリエステルフィルムを使用して、フィルムシー
トを作成した。尚、孔の開け方は、図5(a)タイプで
あった。このフィルムシートを幅300mm、長さ30
0mmの大きさに切断し折り畳み、四方を10mm幅で
シールして幅150mm、長さ300mmの平袋を作成
した。
【0028】この平袋にほうれん草70gを入れて、図
6(a)の形態にパッケージした。このパッケージを、
高周波出力500Wの電子レンジに入れタイマーを1分
20秒にセットしてスイッチを入れた。約40秒経過時
点より徐々にほうれん草自身が保有する含有水分が加熱
により蒸発し、バッケ一ジ内部に水蒸気が拡散し、平袋
の膨張が観察された。加熱開始後、1分経過時にはパッ
ケージ内部の圧力は約1.3気圧、温度120℃程度ま
で上昇し、パッケージはパンパンの状態となった。間も
なく、パッケージ上面側で張力が最も大きく作用する面
にある一つの圧力調節装置部分20に於いて、フィルム
層3が孔4のところで押し上げられ、最終的には圧力に
耐えきれずに破れた。その破れた空隙より内部の設定以
上の圧力は外部に放出されパッケージ内部は設定圧力で
ある約1.25気圧、温度98〜105℃程度に保つた
状態で、更に20秒間加熱を続けて調理を終了した。短
時間で、ほうれん草を効率よく調理することができた。
【0029】
【実施例2】図2の形態で、孔のあいていないフィルム
として厚さ0.02mmのナイロンフィルムを使用し、
一方孔のあいているフィルム層として厚さ、0.055
mm、直径2mmの孔が9cm2当たり1個の割合で孔
を開けたポリプロピレンフィルムを使用して、フィルム
シートを作成した。尚、孔の開け方は、図5(b)タイ
プとした。このフィルムシートを、長さ140mm、幅
110mm、の大きさに切断し、別途作成した長さ12
0mm、幅90mm、深さ50mmの紙製の容器に被せ
て、図6(b)の形態のパッケージを作成した。この容
器に、ビーフ80g、玉葱14g、生パン粉5g、及び
調味料1gからなる生ハンバーグ100gを入れて冷凍
した。
【0030】該冷凍生ハンバーグパッケージを冷凍庫よ
り取りだし、高周波出力500Wの電子レンジに入れタ
イマーを4分50秒にセットしてスイッチを入れた。解
凍に、約50〜60秒間要した。その後1分10〜1分
30秒(累計時間2分10秒〜2分30秒)経過時点よ
り徐々にハンバーグ自身が保有する含有水分が加熱によ
り蒸発し始め、次第にパッケージ内に水蒸気が拡散し、
パッケージは膨張し始めた。更に、約1分30秒経過時
(累計時間3分40〜4分)にはパッケージ内部の圧力
は約1.5気圧、温度135℃程度まで上昇し、パッケ
ージは膨張してパンパンの状態となった。
【0031】間もなく、パッケージ上面側で張力が最も
大きく作用する面にある一つの圧力調節装置部分21に
於いて、フィルム層3が孔4のところで押し上げられ、
最終的には圧力に耐えきれずに破れた。その破れた空隙
より内部の設定以上の圧力は外部に放出され、パッケー
ジ内部は設定圧力である約1.35気圧、温度110〜
120℃程度に保つた状態で更に、50〜70秒間加熱
を続けた。その結果、熱の通り難い挽き肉を使用したハ
ンバーグにも拘わらず、高湿度、高温度、高圧力下で生
ハンバーグは均一に加熱処理され、適度に油が絞られた
ソフト感のあるハンバーグに仕上がった。
【0032】
【実施例3】図4の形態で、孔のあいていないフィルム
として厚さ0.035mmのナイロンフィルムを使用
し、一方孔のあいているフィルム層として厚さ、0.0
6mm、直径3mmの孔が一袋当たり2個の孔を開けた
ポリプロピレンフィルムを使用して、三層のフィルムシ
ートを作成した。尚、孔の開け方は、図5(c)タイプ
で、このフィルムシートを幅320mm、長さ220m
mの大きさに切断し折り畳み、四方を10mm幅でシー
ルして幅160mm、長さ220mmの図6(a)タイ
プの平袋を作成した。尚、フィルムシートの厚膜方向に
対してフィルム層に開けられた孔の位置は、相互に同一
位置になる様に積層してある。該平袋に、カレールー液
150gを入れパッケージし、レトルト釜に入れ気圧
1.5気圧前後、温度120〜125℃の設定で約40
分間レトルト殺菌し、その後冷却処理した。このレトル
ト処理に際して、パッケージの構造等には何らの変化も
起こさなかった。
【0033】このレトルト商品を、高周波出力500W
の電子レンジに入れタイマーを2分30秒にセットして
スイッチを入れた。約1分経過時点より徐々にカレール
ー液自身の含有水分が加熱により蒸発し、パッケージ内
部に水蒸気が拡散し、パッケージは膨張し始めた。その
後、1分経過(累計時間2分)後、パッケージ内部の圧
力は約1.65気圧、温度は130〜135℃まで上昇
し、パッケージはパンパンの状態となった。間もなく、
パッケージ上面側にあらかじめ設定した2個の圧力調節
装置の内の一つが徐々に押し上げられ、引つ張り許容強
度を超えた瞬間に破れた。その破れた空隙より内部の設
定以上の圧力は外部に放出されパッケージ内部は設定圧
力である約1.65気圧、温度130℃程度に保った状
態で更に30秒間加熱を続けた。その結果、そのカレール
液は均一な温度で加熱処理されマロヤカさを持つたカレ
ールが得られた。
【0034】
【発明の効果】本発明は、極めてシンプルな構造を持つ
フィルムシート、該フィルムシートからなる包装材料、
及び該包装材料からなるパッケージである。特に、飲食
品パッケージとして、構造がシンプルなため製造コスト
が大してかからず、しかも手軽に電子レンジなどを利用
して調理ができ、そしてパッケージ毎の調理品の品質も
一定で、普通に調理したものとほとんど遜色のないもの
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、二層からなるフィルムシートの組立外
観図である
【図2】図2(a)は、二層からなるフィルムシートの
断面図、図2(b)は、同平面図である
【図3】図3は、一層からなるフィルムシートの断面図
である
【図4】図4は、三層からなるフィルムシートの断面図
である
【図5】図5は、フィルムシートの構成例を示す図であ
【図6】図6は、パッケージの構成例を示す図である
【図7】図7は、圧力調節の作用機作を説明する図であ
【符号の説明】
1 二層フィルムシート 2 孔のあいていないフィルム 3、3’ 孔のあいているフィルム 4、4’ 孔 5、5’ 接着剤層 6 一層フィルムシート 7 薄肉部 10 三層フィルムシート 14 内容物 15 パケージ1 16 パケージ2 17 容器 20、21 圧力調節装置部分

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】孔のあいていないフィルム層及び貫通した
    孔のあいているフィルム層を積層したことを特徴とす
    る、フィルムシート。
  2. 【請求項2】孔のあいていないフィルム層一層と、貫通
    した孔のあいているフィルム層一層の二層からなること
    を特徴とする、請求項1記載のフィルムシート。
  3. 【請求項3】孔のあいていないフィルム層の表裏に、貫
    通した孔のあいている第一及び第二フィルム層を、第一
    フィルム層の孔と第二フィルム層の孔とがフィルムシー
    トの厚さ方向に対してほぼ同一になるように積層した三
    層からなることを特徴とする、請求項1記載のフィルム
    シート。
  4. 【請求項4】一層からなるフィルムシートであって、そ
    の表面に薄肉部を有する事を特徴とする、フィルムシー
    ト。
  5. 【請求項5】フィルムシートからなる包装材料であっ
    て、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のフィ
    ルムシートからなることを特徴とする、包装材料。
  6. 【請求項6】パッケージであって、請求項5に記載の包
    装材料からなることを特徴とする、パッケージ。
  7. 【請求項7】パッケージが飲食品パッケージであること
    を特徴とする、請求項6に記載のパッケージ。
JP31864196A 1996-11-13 1996-11-13 圧力調節弁機能を有する包装材料及び飲食品パッケー Expired - Fee Related JP3198260B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31864196A JP3198260B2 (ja) 1996-11-13 1996-11-13 圧力調節弁機能を有する包装材料及び飲食品パッケー
US08/899,723 US6068898A (en) 1996-11-13 1997-07-24 Sheet films, packaging materials, and packaging using the same having pressure control valve

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31864196A JP3198260B2 (ja) 1996-11-13 1996-11-13 圧力調節弁機能を有する包装材料及び飲食品パッケー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10147381A true JPH10147381A (ja) 1998-06-02
JP3198260B2 JP3198260B2 (ja) 2001-08-13

Family

ID=18101412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31864196A Expired - Fee Related JP3198260B2 (ja) 1996-11-13 1996-11-13 圧力調節弁機能を有する包装材料及び飲食品パッケー

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6068898A (ja)
JP (1) JP3198260B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006027627A (ja) * 2004-07-13 2006-02-02 Star Plastic Kogyo Kk 電子レンジ加熱用袋
JP2008538093A (ja) * 2005-01-17 2008-10-09 デュポン テイジン フィルムズ ユー.エス.リミテッド パートナーシップ 自己換気型複合ポリマーフィルム
US7494701B2 (en) 2000-06-01 2009-02-24 Irene Lin Reusable air permeable packaging film
JP2011524610A (ja) * 2008-06-09 2011-09-01 グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド 微小孔を有するマイクロ波エネルギー相互作用構造体
WO2011142237A1 (ja) * 2010-05-13 2011-11-17 福岡丸本株式会社 気体透過性フィルム、その製造方法及び該気体透過性フィルムを用いた包装袋
JP2011255961A (ja) * 2010-05-13 2011-12-22 Fukuoka Marumoto Kk 気体透過性フィルム、その製造方法及び該気体透過性フィルムを用いた容器
US8197925B2 (en) 2003-07-16 2012-06-12 Dupont Teijin Films U.S. Limited Partnership Self-venting polymeric film
JP2019014487A (ja) * 2017-07-04 2019-01-31 株式会社メイワパックス 包装用ヒートシールフィルム及び該ヒートシールフィルムを使用した包装容器
JP2019218081A (ja) * 2018-06-18 2019-12-26 住友ベークライト株式会社 包装材及び包装材の製造方法

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6261615B1 (en) * 1999-07-01 2001-07-17 General Mills, Inc. Canister with venting holes for containing a particulate-type product
US6799622B2 (en) * 2000-01-11 2004-10-05 Michael J. Recchia, Jr. Heat seal die for heat sealing plastic sheets
CA2334648C (en) * 2001-02-08 2009-07-21 Michael J. Recchia, Jr. Bag with mesh wall and heat seal die
CN1148309C (zh) * 2000-04-26 2004-05-05 普拉斯特株式会社 包装材料及包装制品
JP3602043B2 (ja) * 2000-09-19 2004-12-15 株式会社ザック 包装容器、包装食品、および包装飼料
NL1016978C2 (nl) * 2000-12-22 2002-06-25 Robert Jan Colenbrander Inrichting en werkwijze voor het verpakken en bereiden van voedsel en werkwijze voor het vervaardigen van een dergelijke inrichting.
EP1303395B1 (en) * 2001-07-23 2006-03-29 Trex Limited International Packaging film
US6923017B2 (en) 2002-02-11 2005-08-02 S.C. Johnson Home Storage, Inc. Cooling container having a coolant and pressure relief apparatus
US6789393B2 (en) 2002-02-11 2004-09-14 S.C. Johnson Home Storage, Inc. Container with pressure relief and lid and method of manufacture therefor
US6662827B1 (en) 2002-07-15 2003-12-16 Sonoco Development, Inc. Overpressure relief valve for packaging container
US20040050745A1 (en) * 2002-09-13 2004-03-18 Lee William Jonathon Bag for vacuum sealing an item within
ES2206063B1 (es) * 2002-10-31 2005-10-01 Hispanosuiza De Patentes, S.L. Film laminado con valvula aplicable para la coccion en microondas en bandeja o bolsa cerrada.
NL1021943C2 (nl) * 2002-11-18 2004-03-03 C H Food B V Verpakking en werkwijze voor het verwarmen van meerdere producten.
US20080176036A1 (en) * 2003-04-25 2008-07-24 Mitchell Melvin G Micro-perforated laminae and method
US20040213956A1 (en) * 2003-04-25 2004-10-28 Rutherford Sales & Recovery Co., Inc. Perforated film with liquid retention and gas/vapor venting characteristics for packaging
WO2005084937A1 (fr) * 2004-03-09 2005-09-15 David Lin Film composite d'emballage de produits alimentaires et procede de fabrication
AU2005250421A1 (en) 2004-05-27 2005-12-15 Perftech Inc. Packaging material and method for microwave and steam cooking of perishable food product
US20090029082A1 (en) * 2004-09-29 2009-01-29 Alfred Remmele Material Web for Packagings, and Packaging Containiners
DE102004047256A1 (de) * 2004-09-29 2006-04-13 Lang Laser-System Gmbh Folienverpackung für Lebensmittel mit Überdruckventil
EP1707348A1 (de) * 2005-04-02 2006-10-04 Südpack Verpackungen GmbH & Co. Materialbahn für Verpackungen
AT502215A1 (de) * 2005-07-27 2007-02-15 Mondi Packaging Ag Wiederverschliessbare mikrowellengeeignete verpackung
US7886412B2 (en) 2007-03-16 2011-02-15 S.C. Johnson Home Storage, Inc. Pouch and airtight resealable closure mechanism therefor
US7784160B2 (en) 2007-03-16 2010-08-31 S.C. Johnson & Son, Inc. Pouch and airtight resealable closure mechanism therefor
US7946766B2 (en) 2007-06-15 2011-05-24 S.C. Johnson & Son, Inc. Offset closure mechanism for a reclosable pouch
US7874731B2 (en) 2007-06-15 2011-01-25 S.C. Johnson Home Storage, Inc. Valve for a recloseable container
US7887238B2 (en) 2007-06-15 2011-02-15 S.C. Johnson Home Storage, Inc. Flow channels for a pouch
US7857515B2 (en) 2007-06-15 2010-12-28 S.C. Johnson Home Storage, Inc. Airtight closure mechanism for a reclosable pouch
US7967509B2 (en) 2007-06-15 2011-06-28 S.C. Johnson & Son, Inc. Pouch with a valve
FR2922531B1 (fr) * 2007-10-17 2011-07-01 Alcan Packaging Food France Barquette d'emballage,materiau d'emballage constitue par l'opercule de cette barquette et procede de fabrication dudit materiau d'emballage
GB0818124D0 (en) * 2008-10-03 2008-11-05 Innovia Films Ltd Packaging film
EP2373555A4 (en) * 2008-12-12 2014-11-12 Gen Mills Marketing Inc PACKED DEEP OR BAKING BASED PACKED REFINED PRODUCTS AND METHOD
CN102782118B (zh) * 2010-02-08 2016-01-13 巴斯夫公司 用于改进微生物存储容器中的氧气渗透性的方法和设备
US20130126370A1 (en) 2010-06-17 2013-05-23 David DiLiberto Multi-compartment container with frangible seal and external means for applying opening force between compartments
US8915359B2 (en) 2010-06-17 2014-12-23 David DiLiberto Container having a tearable packet therein
US9340330B2 (en) 2010-06-24 2016-05-17 S. C. Johnson & Son, Inc. Storage container lids
US20120308690A1 (en) * 2011-06-06 2012-12-06 American Packaging Corporation Microwavable film package having steam venting feature
TWI424941B (zh) * 2011-09-28 2014-02-01 Air Bag Packing Co Ltd Heating bags
EP2925633B1 (en) * 2012-11-30 2016-11-09 Bemis Company, Inc. Flexible self-sealing self-venting hot-fill container

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3507443A (en) * 1968-07-01 1970-04-21 Jiffy Mfg Co Ventilated multi-ply bag
DE1809578A1 (de) * 1968-11-18 1970-07-30 Windmoeller & Hoelscher Sack oder Beutel aus Kunststoffolie mit Be- und/oder Entlueftung durch Perforationen
US3659584A (en) * 1970-02-11 1972-05-02 Continental Can Co Stove top heating containers
US4134535A (en) * 1976-06-04 1979-01-16 Hag Aktiengesellschaft Pressure relief valve for packing containers
US4404241A (en) * 1979-12-19 1983-09-13 James River-Dixie/Northern, Inc. Microwave package with vent
US4371080A (en) * 1981-02-20 1983-02-01 Paco Packaging Incorporated Childproof package for multiple products
JPS6038593U (ja) * 1983-08-23 1985-03-16 伊丹 一夫 とうもろこし包装食品
JPS6079980U (ja) * 1983-11-09 1985-06-03 伊丹 一夫 とうもろこし包装食品
NL8400366A (nl) * 1984-02-06 1985-09-02 Wavin Bv Werkwijze voor het verpakken van produkten, onder toepassing van een warmtebehandeling en gesloten houder met verpakte produkten verkregen onder toepassing van een warmtebehandeling.
JPH0825583B2 (ja) * 1986-03-27 1996-03-13 ハウス食品株式会社 加熱調理用密封容器
JPS6349187A (ja) * 1986-08-19 1988-03-01 有限会社 サン・スタイル カノコ式バインダ−ラツパ
JPS63307085A (ja) * 1987-06-04 1988-12-14 Dainippon Printing Co Ltd 電子レンジ調理用食品包装体
JPH0716080B2 (ja) * 1987-07-22 1995-02-22 松下電器産業株式会社 半導体レ−ザ
US4899976A (en) * 1988-04-29 1990-02-13 Arctic Icewater, Inc. Ice cube tray
JPH0722547B2 (ja) * 1989-07-28 1995-03-15 義夫 大山 熱発生調理機を利用した飲食品調理パック
US5012061A (en) * 1990-07-09 1991-04-30 Lesser Emmett H Microwave safety lid
DE4129838A1 (de) * 1991-02-16 1992-08-20 Bosch Gmbh Robert Ueberdruckventil fuer verpackungsbehaelter
FR2695110B1 (fr) * 1992-09-02 1994-11-18 Georges Paul Emballage, procédé et dispositif de conditionnement pour préparation alimentaire pasteurisée ou stérilisée.
US5387781A (en) * 1992-11-09 1995-02-07 Berkoff; William Vented food cooking system for microwave ovens
FR2698082B1 (fr) * 1992-11-13 1994-12-23 Mat Metallique Elec Const Récipient étanche au gaz.
JP3133193B2 (ja) * 1993-05-21 2001-02-05 株式会社デューシステム 圧力調整弁、該圧力調整弁を有する自動調理用パッケージ、及び該自動調理用パッケージで包装された飲食品
JPH07225470A (ja) * 1994-02-10 1995-08-22 Konica Corp 平版印刷版の消去液及び感光性平版印刷版の処理方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7494701B2 (en) 2000-06-01 2009-02-24 Irene Lin Reusable air permeable packaging film
US8197925B2 (en) 2003-07-16 2012-06-12 Dupont Teijin Films U.S. Limited Partnership Self-venting polymeric film
JP2006027627A (ja) * 2004-07-13 2006-02-02 Star Plastic Kogyo Kk 電子レンジ加熱用袋
JP2008538093A (ja) * 2005-01-17 2008-10-09 デュポン テイジン フィルムズ ユー.エス.リミテッド パートナーシップ 自己換気型複合ポリマーフィルム
JP2011524610A (ja) * 2008-06-09 2011-09-01 グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド 微小孔を有するマイクロ波エネルギー相互作用構造体
JP2013168378A (ja) * 2008-06-09 2013-08-29 Graphic Packaging Internatl Inc 微小孔を有するマイクロ波エネルギー相互作用構造体
US9936542B2 (en) 2008-06-09 2018-04-03 Graphic Packaging International, Llc Microwave energy interactive structure with venting microapertures
WO2011142237A1 (ja) * 2010-05-13 2011-11-17 福岡丸本株式会社 気体透過性フィルム、その製造方法及び該気体透過性フィルムを用いた包装袋
JP2011255961A (ja) * 2010-05-13 2011-12-22 Fukuoka Marumoto Kk 気体透過性フィルム、その製造方法及び該気体透過性フィルムを用いた容器
TWI616380B (zh) * 2010-05-13 2018-03-01 福岡丸本股份有限公司 包裝袋
JP2019014487A (ja) * 2017-07-04 2019-01-31 株式会社メイワパックス 包装用ヒートシールフィルム及び該ヒートシールフィルムを使用した包装容器
JP2019218081A (ja) * 2018-06-18 2019-12-26 住友ベークライト株式会社 包装材及び包装材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6068898A (en) 2000-05-30
JP3198260B2 (ja) 2001-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3198260B2 (ja) 圧力調節弁機能を有する包装材料及び飲食品パッケー
US7045190B2 (en) Packaging material and packaged product
US7494701B2 (en) Reusable air permeable packaging film
WO2009020854A1 (en) Cooking apparatus and food product
US20100025392A1 (en) Bag for use in microwave oven and heat/pressure cooking method with the bag
JP2006506284A (ja) 食品パッケージおよび食品パッケージの加熱方法
JP3664337B2 (ja) 電子レンジ用容器入り調理用食品
RU2304075C2 (ru) Одноразовый однопутевой клапан для пищевой упаковки, который издает звуковой сигнал при достаточном нагреве
EP0198362B1 (en) Food receptacle for microwave oven cooking and cooking methodusing the same
JP2567376B2 (ja) 食品収納体を用いる電子レンジ調理方法
JPH11147559A (ja) 蓋材及びそれを用いた容器
JP2981998B2 (ja) 飲食品パッケージ
JP2006044708A (ja) 調理用バッグ
JPS63131926A (ja) 電子レンジを用いた蒸気加温方法
JP2009247325A (ja) 電子レンジ加熱用食品
JPH10175680A (ja) マイクロ波エネルギー透過量調整機能を有するシート及びそれからなるパッケージ
JP4608254B2 (ja) 電子レンジ用調理食品
JP2001180764A (ja) 電子レンジ調理用パッケージの圧力コントロール構造
JP3712564B2 (ja) 飲食品調理用容器及び飲食品パッケージ
JP2985076B2 (ja) 飲食品調理用袋状包装材料の製造方法
JP2000238860A (ja) 調理済食品用の包装容器
JPH11320726A (ja) フィルムシート、飲食品調理用包装材料、飲食品パッケージ及びそれらの製造方法
JPH0752024Y2 (ja) 易開封性二重袋
JPH11300908A (ja) 飲食品調理用包装材料及び飲食品パッケー
JP2009096546A (ja) 電子レンジ調理袋

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000530

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010529

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080608

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090608

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090608

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees