JPH10146901A - 帯状部材のセンタリング方法及び装置 - Google Patents

帯状部材のセンタリング方法及び装置

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JPH10146901A
JPH10146901A JP8309414A JP30941496A JPH10146901A JP H10146901 A JPH10146901 A JP H10146901A JP 8309414 A JP8309414 A JP 8309414A JP 30941496 A JP30941496 A JP 30941496A JP H10146901 A JPH10146901 A JP H10146901A
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徹 北島
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潔 酒寄
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成型ドラムに貼着する帯状部材のセンタリン
グを確実に行うことができ、成型ドラム上のジョイント
部分の先端、後端の段ずれを防止する。 【解決手段】 前記ベルト材14の先端及び後端が成型
ドラム42に貼り付けられたときに先端及び後端が変位
する方向と反対方向に、予め先端及び後端を変位させ
る。また、ベルト材14の一定幅部分の幅寸法を搬送方
向に沿って測定し、ベルト材14の幅方向に沿って移動
可能とされた一対のガイド部の間隔寸法を測定された幅
寸法に合わせて調整し、調整された一対のガイド部間を
通過させることによって一定幅部分のセンタリングを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤのベルト材
等の帯状部材のセンタリングを行う帯状部材のセンタリ
ング方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤの製造工程において、成型ドラム
にベルト材を巻き付ける前に、ベルト材のセンタリング
をセンタリング装置で行っている。
【0003】センタリング装置では、巻出部の供給リー
ルに巻かれた一定幅のベルト材が送り出されると、ベル
ト材は供給リールのベルト材送り出し方向に設けられた
カットコンベアで更に搬送される。カットコンベア上の
ベルト材は、搬送方向先端がカッタで斜めに切断され、
さらに所定寸法搬送された後にカッタで斜めに切断さ
れ、所定長さのベルト材が得られる。
【0004】所定長さに切断されたベルト材は、カット
コンベアから送り出されたのち、カットコンベアの搬送
方向下流側に設けられた貼付コンベアに乗り移る。貼付
コンベアの搬送方向下流側には、回転可能に支持された
成型ドラムが配置されており、貼付コンベアで搬送され
たベルト材は、回転する成型ドラムの外周面に巻き付け
られる。
【0005】ここで、ベルト材は先端と後端とが一致す
るように成型ドラム上にてジョイントする必要があり、
また、一定幅部分では幅方向中心位置をドラム外周方向
に一致させる(即ち、蛇行しないようにする。)必要が
ある。
【0006】このため、従来では、(1)ベルト材の総
幅の測定は行わずに、予め決められたガイド幅によって
ベルト材のセンタリングを行う方式、(2)カットコン
ベアをモーター機構でベルト材幅方向に移動させ、貼付
コンベアへの乗り移り位置を制御することによって、先
端、後端、総幅のそれぞれの部分のベルト材を所定の位
置に搬送する方式(特開平7−195570号)等を採
用し、ベルト材のセンタリングを行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ベルト
材の総幅の測定を行わない前記(1)の方式では、
(a)ベルト材幅が広いときには幅方向端部がガイドに
乗り上げ、そのため正しくセンタリングされない、
(b)ベルト材幅が狭いときにはベルト材がガイドに当
たらず、そのため正しくセンタリングされない、また、
ガイド間でベルト材が遊んでベルト材が幅方向右側或い
は左側に片寄る、(c)ジョイント部分の先端、後端の
段ずれに対応できない、等の問題がある。
【0008】一方、前記(2)の方式では、(d)カッ
トコンベア全体を移動するため、巻出部からカットコン
ベアに乗り移る部分のベルト材に歪を生じる、(e)カ
ッタ装置も含むカットコンベア全体を高速で移動させる
ため、大きなエネルギーを必要とする、等の問題があ
る。
【0009】また、ベルト材の長手方向に対して傾斜す
るコードの関係で、ベルト材の斜めに切断された先端及
び後端が成型ドラム上に乗り移った際に、先端及び後端
が幅方向にずれてしまう問題があり、この防止策は取ら
れていなかった。
【0010】本発明は上記問題を解決することのできる
タイヤ成型機を提供することが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、長手方向両端部が三角形状に形成された全体形状が
平行四辺形状の帯状部材を成型ドラムに向かって長手方
向に搬送しセンタリングを行うセンタリング方法であっ
て、前記帯状部材の搬送方向先端及び搬送方向後端が前
記成型ドラムに貼り付けられたときに前記搬送方向先端
及び搬送方向後端が変位する方向と反対方向に、予め前
記搬送方向先端及び搬送方向後端を変位させ、さらに、
前記帯状部材の一定幅部分の幅寸法を搬送方向に沿って
測定し、前記帯状部材の幅方向に沿って移動可能とされ
た一対のガイド部の間隔寸法を前記測定された幅寸法に
合わせて調整し、前記調整された一対のガイド部間を通
過させることによって前記一定幅部分のセンタリングを
行うことを特徴としている。
【0012】請求項1に記載の発明では、予め変位され
た搬送方向先端が成型ドラムに貼り付けられると、予め
変位された方向と反対方向に搬送方向先端が変位するた
め、正規の形状で搬送方向先端を成型ドラムに貼り付け
ることができる。
【0013】一方、帯状部材の一定幅部分を成型ドラム
に巻き付けるときには、一定幅部分の幅寸法を搬送方向
に沿って測定し、帯状部材の幅方向に沿って移動可能と
された一対のガイド部の間隔寸法を測定された幅寸法に
合わせて調整し、調整された一対のガイド部間を通過さ
せることによって一定幅部分のセンタリングを行いなが
ら成型ドラムに向けて搬送するので、幅方向中心線を成
型ドラムの外周方向に沿うように帯状部材の一定幅部分
を成型ドラムに巻き付けできる。
【0014】さらに、予め変位された搬送方向後端が成
型ドラムに貼り付けられると、予め変位された方向と反
対方向に搬送方向後端が変位するため、正規の形状で搬
送方向後端を成型ドラムに貼り付けることができ、これ
によって搬送方向前後端が幅方向にずれることなくジョ
イントできる。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の帯状部材のセンタリング方法において、前記搬送方向
先端及び搬送方向後端の角度と前記搬送方向先端及び搬
送方向後端の予め変位させる変位量とを記憶しておき、
搬送される三角形状部分の幅を搬送方向に沿って順次測
定し、前記測定された幅と前記記憶してあった角度を基
に前記搬送方向先端から前記ガイド部までの距離及び搬
送方向後端から前記ガイド部までの距離を決定し、前記
ガイド部の一方で、前記三角形状部分を前記距離に応じ
て幅方向に滑らかに変位させることを特徴としている。
【0016】請求項2に記載の帯状部材のセンタリング
方法では、先ず、三角形状部分の搬送方向先端及び搬送
方向後端の角度と搬送方向先端及び搬送方向後端の予め
変位させる変位量とを記憶しておく。
【0017】次に、搬送される三角形状部分の幅を搬送
方向に沿って順次測定し、測定された幅と記憶してあっ
た角度を基に搬送方向先端からガイド部までの距離及び
搬送方向後端からガイド部までの距離を決定し、ガイド
部の一方で、三角形状部分を距離に応じて幅方向に滑ら
かに変位させる。これにより、三角形状部分は幅方向に
滑らかに曲げられる。
【0018】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の帯状部材のセンタリング方法において、前記搬送方向
先端及び搬送方向後端の予め変位させる変位量を記憶し
ておき、予め定められた搬送速度又は実際の搬送距離に
基づいて前記搬送方向先端及び搬送方向後端から前記ガ
イドまでの距離を決定し、前記ガイド部の一方で、前記
三角形状部分を前記距離に応じて幅方向に滑らかに変位
させることを特徴としている。
【0019】請求項3に記載の帯状部材のセンタリング
方法では、先ず、搬送方向先端及び搬送方向後端の予め
変位させる変位量を記憶しておく。
【0020】次に、予め定められた搬送速度又は実際の
搬送距離に基づいて搬送方向先端及び搬送方向後端から
ガイドまでの距離を決定し、ガイド部の一方で、三角形
状部分を距離に応じて幅方向に滑らかに変位させる。こ
れにより、三角形状部分は幅方向に滑らかに曲げられ
る。
【0021】請求項4に記載の帯状部材の発明は、巻出
部から送出された帯状部材を搬送する第1の搬送手段
と、前記帯状部材を長手方向方向に対して所定角度で斜
めに切断するカッタと、前記第1の搬送手段よりも帯状
部材搬送方向下流側に設けられ、前記第1の搬送手段か
ら搬出された帯状部材を成型ドラムに向けて搬送する第
2の搬送手段と、前記カッタよりも帯状部材搬送方向下
流側に設けられ前記帯状部材の幅方向両端部の位置を検
出する検出手段と、前記第2の搬送手段で搬送される前
記帯状部材の幅方向両端部に対向するように配置された
一対のガイド部と前記ガイド部を接離する方向に移動す
る移動手段をとを有するガイド手段と、を有する帯状部
材のセンタリング装置であって、前記ガイド手段は、前
記帯状部材の搬送方向先端及び搬送方向後端が前記成型
ドラムに貼り付けられたときに前記搬送方向先端及び搬
送方向後端が変位する方向と反対方向に、予め前記搬送
方向先端及び搬送方向後端を前記ガイド部によって変位
させると共に、前記検出手段によって検出された前記帯
状部材の幅方向両端部の位置から前記帯状部材の幅を演
算し、前記演算された前記幅に合わせて前記ガイド部の
間隔を調整し、前記調整されたガイド部の間に前記帯状
部材を通過させることによって前記帯状部材のセンタリ
ングを行うことを特徴としている。
【0022】請求項4に記載の帯状部材のセンタリング
装置では、巻出部から送出された帯状部材が第1の搬送
手段で搬送される。
【0023】第1の搬送手段上の帯状部材はカッタによ
り切断でき、前後端が長手方向に対して所定角度で斜め
に切断された所定長の帯状部材を得ることができる。
【0024】所定長に切断された帯状部材は、第1の搬
送手段によって第2の搬送手段へと搬送される。
【0025】ここで、第2の搬送手段で搬送される所定
長の帯状部材は、検出手段によって幅方向の位置が検出
される。
【0026】ガイド手段は、帯状部材の搬送方向先端が
成型ドラムに貼り付けられたときに搬送方向先端が変位
する方向と反対方向に、三角形状部分の搬送方向先端を
ガイド部によって変位させる。
【0027】次に、検出手段よって検出された帯状部材
の幅方向両端部の位置から帯状部材の幅が演算され、演
算された幅に合わせてガイド部の間隔が調整され、調整
されたガイド部の間に帯状部材が通過して帯状部材のセ
ンタリングが行われる。
【0028】次に、ガイド手段は、帯状部材の搬送方向
後端が成型ドラムに貼り付けられたときに搬送方向後端
が変位する方向と反対方向に、搬送方向上流側の三角形
状部分の搬送方向後端をガイド部によって変位させる。
【0029】このようにして搬送方向前後端が変位さ
れ、一定幅部分のセンタリングの行われた帯状部材が搬
送方向先端が成型ドラムに貼り付けられる際には、先
ず、予め変位された方向と反対方向に搬送方向先端が変
位するため、正規の形状で搬送方向先端を成型ドラムに
貼り付けることができる。
【0030】次に、帯状部材の一定幅部分はセンタリン
グされているので、帯状部材の幅方向中心線を成型ドラ
ムの外周方向に沿うように帯状部材の一定幅部分を巻き
付けできる。
【0031】さらに、予め変位された搬送方向後端が成
型ドラムに貼り付けられると、予め変位された方向と反
対方向に搬送方向後端が変位するため、正規の形状で搬
送方向後端を成型ドラムに貼り付けることができ、これ
によって搬送方向前後端が幅方向にずれることなくジョ
イントできる。
【0032】また、所定長さに切断された帯状部材の総
幅(幅方向右端及び左端から演算されたもの)を連続的
に測定しながら、ガイド部の間隔を調整できるので、帯
状部材の幅に広い狭いの変動があっても帯状部材のセン
タリングが可能となっている。
【0033】また、帯状部材のセンタリング等はガイド
部の移動のみで行うため、コンベア全体を移動するよう
な大きなエネルギーを必要としない。
【0034】さらに、ガイド部を移動させることで第2
の搬送手段上の帯状部材をセンタリングするので、巻出
部から第1の搬送手段に乗り移る帯状部材に歪を生じさ
せることがない。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明のセンタリング装置の一実
施形態を図1乃至図13にしたがって説明する。
【0036】図1に示すように、本実施形態のセンタリ
ング装置10は、巻出部としての供給リール12に巻か
れた帯状部材としてのベルト材14を引き出して搬送す
る第1コンベア16及び第2コンベア18を備えてい
る。
【0037】第1コンベア16はモータ16Aで駆動さ
れ、第2コンベア18はモータ18Aで駆動される。
【0038】第1コンベア16の何れか一つのベルト材
駆動ローラ(図示せず)又はモータ16Aにはロータリ
ーエンコーダー16Bが接続されており、第2コンベア
18の何れか一つのベルト材駆動ローラ(図示せず)又
はモータ18Aにはロータリーエンコーダー18Bが接
続されており、搬送速度が制御可能になっていると共に
回転量からベルト材14の搬送量が判断できるようにな
っている。
【0039】このベルト材14には、長手方向に対して
傾斜した図示しないスチールコードが埋設されている。
【0040】図1及び図2に示すように、第1コンベア
16の上方には、第1コンベア16に載置されたベルト
材14を長手方向に対して所定の角度θで切断するカッ
タ20が配置されている。
【0041】第1コンベア16と第2コンベア18との
間には検出手段としての計測装置22が配置されてい
る。
【0042】計測装置22は、ベルト材14の搬送経路
の下方に配置される発光源24と、ベルト材14の搬送
経路の上方に配置されるカメラ26を備えている。発光
源24としては、ベルト材14の幅方向に長い、例えば
蛍光灯が用いられている。この計測装置22は、発光源
24上を搬送されるベルト材14をカメラ26で撮影す
ることによってベルト材14のエッジ(輪郭)の幅方向
の位置を検出することができる。
【0043】なお、ベルト材14の幅方向のエッジの幅
方向の位置を検出すれば良いので、カメラの代わりにC
CD等のイメージセンサーを用いることもできる。
【0044】第2コンベア18の上方には、搬送方向上
流側にセンタリングガイド機構28が配置されている。
【0045】このセンタリングガイド機構28は、搬送
方向と直交する方向に配置された送りねじ30を有して
いる。この送りねじ30は、一端に接続されたACサー
ボモータ34で回転される。この送りねじ30は、長手
方向中間部からACサーボモータ34側が左ねじ部30
L、長手方向中間部から先端側が右ねじ部30Rとなっ
ており、左ねじ部30L及び右ねじ部30Rには各々ガ
イド32の図示しない雌ねじ部が螺合している。従っ
て、送りねじ30を回転することにより、ガイド32の
間隔Tを変更することができる。なお、左ねじ部30L
のねじピッチと右ねじ部30Rのねじピッチとは同一で
ある。
【0046】このため、ガイド32とガイド32との中
間点をセンタリングの中心とすると、この中心から一方
のガイド32までの距離と、この中心から他方のガイド
32までの距離とは、ガイド32とガイド32との間隔
に関係なく常に一定となる。
【0047】ガイド32の間隔と送りねじ30の回転量
(ACサーボモータ34の回転軸の回転量(回転角
度))とは対応しており、ACサーボモータ34にはロ
ータリーエンコーダー34Aが連結している。このた
め、ACサーボモータ34の回転軸の回転角度を制御す
ることによりガイド32の間隔を所望の寸法に設定する
ことができる。
【0048】なお、ガイド32は、搬送方向に沿った平
面状の平面ガイド部32Aを有し、この平面ガイド部3
2Aの搬送方向上流側には傾斜ガイド部32Bを有して
いる。
【0049】平面ガイド部32Aの裏面には、マグネッ
ト36が取り付けられており、磁力をベルト材14のス
チールコードに作用させてベルト材14の幅方向端部を
吸引する。図2に示すように、平面ガイド部32Aに
は、第2コンベア18の搬送面に対して垂直とされた複
数の小径ローラ38が回転自在に取り付けられており、
搬送されてくるベルト材14の幅方向端部に当接して回
転することによりベルト材14を吸着しながらスムーズ
にガイドすることができる。
【0050】第2コンベア18の搬送ベルト材19の直
線部分の裏側には、センタリングガイド機構28よりも
搬送方向下流側にマグネット40が配置されている。こ
のマグネット40の磁力によりベルト材14のスチール
コードが吸引されるので、ベルト材14は搬送ベルト材
19に吸着固定され、その形状が保持される。
【0051】第2コンベア18の搬送方向下流側には、
外周面にベルト材14を巻き付ける成型ドラム42が配
置されている。この成型ドラム42は、モータ44で回
転される。
【0052】なお、前述したモータ16A,18A、ロ
ータリーエンコーダー16B,18B、カッタ20、計
測装置22、ACサーボモータ34、ロータリーエンコ
ーダー34A、モータ44は制御装置45に連結されて
いる。制御装置45は、CPU、記憶装置(ROM、R
AM)等を備えており、各種の設定を行う設定操作盤4
6が接続されている。
【0053】なお、記憶装置には、装置の制御プログラ
ム等が記憶されている。 (作用)次に、本実施形態の作用を説明する。 (1) 先ず、図3に示すようにガイド32が原点位置
に設定される(なお、図3〜図11には、小径ローラ3
8の図示は省略されている。)。
【0054】このときのガイド32の間隔Tは、搬送さ
れるベルト材14の幅Wよりも所定寸法大きく設定され
ている。供給リール12のベルト材14が第1コンベア
16で搬送されて一時停止し、搬送方向先端側がカッタ
20で所定角度(θ)に切断される。なお、切断された
ベルト材14の先端側の不要部分は破棄される。また、
先端側の切断されたベルト材14は先行ベルト材14と
して本作用後、成型ドラム42に貼り付ける。 (2) 第1コンベア16及び第2コンベア18が作動
し、図4に示すようにベルト材14が低速で第2コンベ
ア18側へ搬送される。第1コンベア16からベルト材
14が搬出されると、ベルト材14のエッジが計測ライ
ンSの位置で計測装置22によって連続的に計測され
る。制御装置45は、計測装置22からのエッジ検出情
報に基づいてベルト材14の搬送速度及びベルト材14
の先端がガイド32に到達する時間を演算する。
【0055】ベルト材14の先端側の切断角度θは予め
分かっている(制御装置45の記憶装置に記憶されてい
る。)ので、図5に示すように計測装置22の計測ライ
ンSでのベルト材幅wを測定すれば、計測ラインSから
ベルト材14の先端までの距離Xを演算することがで
き、これによりベルト材14の先端の現在位置が分か
る。
【0056】なお、エンコーダー16B,18Bの出力
信号(例えば、パルス数等)に基づいてベルト材14の
現在位置を把握することもできる。または、第1コンベ
ア16及び第2コンベア18の移動速度より単位時間当
たりのベルト材14の現在位置を把握することができ
る。 (3) ガイド32は、ベルト材14の先端が到達する
前に制御装置45によって制御され、ガイド32の平面
ガイド部32Aが、ベルト材14の先端側の三角形状部
分を形成しているベルト材14の幅方向端部14Lより
も若干量ベルト材14の中心側へ位置するように移動さ
れる。 (4) ベルト材14の搬送方向先端がガイド32の間
に進入すると、先ず傾斜ガイド部32Bを経てから図6
に示すように、幅方向端部14Lが平面ガイド部32A
で案内される。また、幅方向端部14Lがマグネット3
6の正面に至ると、搬送方向先端の幅方向端部14Lが
吸着される。 (5) 制御装置45は、計測装置22の計測ラインS
で計測されたベルト材14の先端の幅方向位置に、予め
記憶されていた修正量を加えて目標値を演算し、図7に
示すように先端が目標値に至るようにガイド32の間隔
を広げる(なお、ガイド32は、先端がガイド32を通
り越す前に移動を完了する。)。 (7) 次に、ガイド32の間隔を除々に狭め、ガイド
32のベルト材搬送方向下流側の端部にベルト材14の
先端側の三角形状部分の途中(図8の2点鎖線の位置)
が至るまで三角形状部分の外曲げを行う。なお、ガイド
32の間を通過した後のベルト材14は、マグネット4
0の磁力により搬送ベルト材19に吸着されて外曲げさ
れた形状が保持される。
【0057】なお、本実施形態におけるガイド32の制
御の周期は、搬送速度と修正量との関係から1〜5msec
の周期でガイド32を移動させているが、連続的にガイ
ド32を移動させても良い。
【0058】その後、ベルト材14の一定幅部分のセン
タリングが行われる。ベルト材14の一定幅部分のセン
タリングでは、計測装置22で計測されたベルト材14
の幅に応じてガイド32の間隔が調整され、ベルト材1
4の幅方向両端部がガイド32でガイドされる。即ち、
ガイド32の間をベルト材14が通過することによって
ベルト材14のセンタリングが行われる。また、センタ
リングされた後のベルト材14は、マグネット40の磁
力により搬送ベルト材19に吸着されて保持される。 (8) ベルト材14が所定長搬送されると、第1コン
ベア16、第2コンベア18及びガイド32の作動が停
止し、カッタ20が作動してベルト材14を切断し、所
定長のベルト材14が得られる。 (9) 切断後、第1コンベア16及びガイド32が作
動し、図9に示すように所定長に切断されたベルト材1
4はガイド32でセンタリングされながら更に搬送され
る。 (10) ベルト材14が更に搬送され、後端側の三角
形状部分のエッジが計測装置22で計測されると、制御
装置45は、既に計測ラインSを通過したベルト材14
の幅方向端部14Rの幅方向の実績値(平均した位置)
に、予め記憶されていた修正量を加えて目標値を演算
し、図10に示すように後端側の三角形状部分の前辺
(図10の2点鎖線の部分)がガイド32のベルト材搬
送方向下流側端部に至った時点からガイド32の間隔を
広げる動作を開始し、図11に示すように搬送方向上流
側の先端が目標値に至るようにガイド32の間隔を除々
に広げる。
【0059】幅方向端部14Rはガイド32に吸着され
ているので、ガイド32の間隔を除々に広げることによ
って後端側の三角形状部分の外曲げが行われる。なお、
ガイド32の間を通過した後のベルト材14は、マグネ
ット40の磁力により搬送ベルト材19に吸着されて外
曲げされた形状が保持される。 (11) その後、ベルト材14の搬送方向先端がベル
ト材14の搬送速度と同期して回転する成型ドラム42
の外周面に当接し(図12(A),(B)参照)、外周
面に先端側の三角形状部分が巻き付けられ始めると、傾
斜したスチールコードの作用によって一定幅部分に比較
して剛性の低い三角形状部分は内側へ曲がり始め、三角
形状部分が全て巻き付けられた時点では、三角形状部分
の幅方向端部14Lが成型ドラム42の外周方向に対し
て平行となる(図13(A),(B)参照。外周方向は
矢印A方向。)。
【0060】次にベルト材14は、一定幅部分が成型ド
ラム42の外周面に巻き付けられる。
【0061】その後、ベルト材14の後端側の三角形状
部分が巻き付けられ始めると、後端側の三角形状部分が
内側へ曲がり始め、三角形状部分が全て巻き付けられた
時点では、後端の三角形状部分の幅方向端部14Rが成
型ドラム42の外周方向に対して平行となり、先に巻き
付けられた先端側の幅方向端部14Lと一致し、先端側
の三角形状部分の斜辺と後端側の三角形状部分の斜辺と
が所定寸法重ね合わされジョイントされる。
【0062】このように、本実施形態では、成型ドラム
42に貼り付けられるときに生じるずれと反対方向の癖
を予めベルト材14に付けておくことによって、成型ド
ラム42の外周面上で段ずれを生じることなくベルト材
14のジョイントを行うことができる。なお、一定幅部
分に関しては成型ドラム42の外周方向に対して平行と
なる(幅方向中心線が蛇行しない。)ことは言うまでも
ない。
【0063】したがって、本実施形態のセンタリング装
置10を用いることにより、ベルト材14を成型ドラム
42に貼着した後、人手による修正、手直し作業は皆無
であり、自動化に向けて著しい効果がある。
【0064】なお、搬送方向先端の修正量及び搬送方向
後端の修正量は、予め個別に記憶することができる。ま
た、各修正量は、予め調整試験用のベルト材を搬送し、
オペレーターがジョイント部分の段ずれを見ながら補正
し、適切な修正量を設定操作盤46より記憶装置に記憶
させる。
【0065】また、第1コンベア16及び第2コンベア
18と比較して遙に軽量なガイド32を移動することで
ベルト材14のセンタリングを行うので、最小限のエネ
ルギーしか必要としない。
【0066】上記のように構成されたセンタリング装置
によって、ラジアルタイヤ用ベルト材の搬送を実施した
結果、オフセンターが最大で1.0mm以下、ベルト材蛇
行が最大で2.0mm以下、ベルト材段ずれが2.0mm以
下に収まった。なお、このときのセンタリング装置は、
センタリング範囲が±25mm(幅方向)、センタリング
速度が最大12mm/sec 、コンベアの速度が20〜20
0mm/sec 、ベルト材先端及び後端の曲げ範囲±20mm
の仕様である。
【0067】なお、上記実施形態では、搬送方向先端側
の三角形状部分を外曲げする際に、計測装置22の計測
ラインSで計測されたベルト材14の先端の幅方向位置
に、予め記憶されていた修正量を加えて目標値を演算し
たが、計測ラインSで計測されたベルト材14の先端の
幅方向位置に代えて、予め装置で定めたプロセス基準値
(基準位置)を用いても良く、以前に搬送したベルト材
14の先端の実績値(平均値)を用いても良い。
【0068】また、ガイド32に進入するベルト材14
の一定幅部分が幅方向に大きくずれているような場合に
は、先端側の幅方向側面をガイド32に吸着させ、前記
ずれと反対方向にガイド32を移動して先端側に近い一
定幅部分を略中央に寄せておくことが好ましい。
【0069】また、上記実施形態は、ベルト材14の先
端及び後端が成型ドラム42に貼り付けられたときに、
先端及び後端が自身の癖で内側へ曲がる例であったが、
これとは逆に、先端及び後端が自身の癖で外側へ曲がる
場合には、予めガイド32によって先端及び後端を内側
へ曲げておけば良い。
【0070】また、帯状の部材であれば、ベルト材以外
のものについてもセンタリングできることは勿論であ
る。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載の帯状部材のセンタリング方法によれば、帯状部
材のセンタリングを確実に行うことができ、ジョイント
部分の先端、後端の段ずれを防止できる、という優れた
効果を有する。
【0072】請求項2及び請求項3に記載の帯状部材の
センタリング方法によれば、滑らかな曲げを行える、と
いう優れた効果を有する。
【0073】また、本発明の請求項4に記載の帯状部材
のセンタリング装置によれば、最小限のエネルギーで帯
状部材のセンタリングを確実に行うことができ、ジョイ
ント部分の先端、後端の段ずれを防止できる、という優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るセンタリング装置の
側面図である。
【図2】センタリング装置の要部の斜視図である。
【図3】ベルト材の先端カット前の状態を示すセンタリ
ング装置の平面図である。
【図4】先端カット後に搬送されたベルト材を示すセン
タリング装置の平面図である。
【図5】ベルト材の三角形状部分の平面図である。
【図6】先端がガイド間に進入した状態を示すセンタリ
ング装置の平面図である。
【図7】先端がガイドのマグネットで吸着された様子を
示すセンタリング装置の平面図である。
【図8】先端側の三角形状部分の外曲げ終了時の様子を
示すセンタリング装置の平面図である。
【図9】一定幅部分のセンタリング中の様子を示すセン
タリング装置の平面図である。
【図10】後端側の三角形状部分の外曲げの開始時の様
子を示すセンタリング装置の平面図である。
【図11】後端側の三角形状部分の外曲げの終了直前の
様子を示すセンタリング装置の平面図である。
【図12】(A)はベルト材の搬送方向先端が成型ドラ
ムの外周面に当接した状態を示す成型ドラム付近の側面
図であり、(B)は図12(A)成型ドラムの外周面を
示す展開図である。
【図13】(A)はベルト材の搬送方向先端側の三角形
状部分が成型ドラムの外周面に貼着された状態を示す成
型ドラム付近の側面図であり、(B)は図13(A)の
成型ドラムの外周面を示す展開図である。
【符号の説明】
10 センタリング装置 12 供給リール(巻出部) 14 ベルト材(帯状部材) 16 第1コンベア(第1の搬送手段) 18 第2コンベア(第2の搬送手段) 20 カッタ 22 計測装置(検出手段) 32 ガイド部(ガイド手段) 44 制御手段(ガイド手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向両端部が三角形状に形成された
    全体形状が平行四辺形状の帯状部材を成型ドラムに向か
    って長手方向に搬送しセンタリングを行うセンタリング
    方法であって、 前記帯状部材の搬送方向先端及び搬送方向後端が前記成
    型ドラムに貼り付けられたときに前記搬送方向先端及び
    搬送方向後端が変位する方向と反対方向に、予め前記搬
    送方向先端及び搬送方向後端を変位させ、 さらに、前記帯状部材の一定幅部分の幅寸法を搬送方向
    に沿って測定し、前記帯状部材の幅方向に沿って移動可
    能とされた一対のガイド部の間隔寸法を前記測定された
    幅寸法に合わせて調整し、前記調整された一対のガイド
    部間を通過させることによって前記一定幅部分のセンタ
    リングを行うことを特徴とする帯状部材のセンタリング
    方法。
  2. 【請求項2】 前記搬送方向先端及び搬送方向後端の角
    度と前記搬送方向先端及び搬送方向後端の予め変位させ
    る変位量とを記憶しておき、 搬送される三角形状部分の幅を搬送方向に沿って順次測
    定し、前記測定された幅と前記記憶してあった角度を基
    に前記搬送方向先端から前記ガイド部までの距離及び搬
    送方向後端から前記ガイド部までの距離を決定し、 前記ガイド部の一方で、前記三角形状部分を前記距離に
    応じて幅方向に滑らかに変位させることを特徴とする請
    求項1に記載の帯状部材のセンタリング方法。
  3. 【請求項3】 前記搬送方向先端及び搬送方向後端の予
    め変位させる変位量を記憶しておき、 予め定められた搬送速度又は実際の搬送距離に基づいて
    前記搬送方向先端及び搬送方向後端から前記ガイドまで
    の距離を決定し、 前記ガイド部の一方で、前記三角形状部分を前記距離に
    応じて幅方向に滑らかに変位させることを特徴とする請
    求項1に記載の帯状部材のセンタリング方法。
  4. 【請求項4】 巻出部から送出された帯状部材を搬送す
    る第1の搬送手段と、 前記帯状部材を長手方向に対して所定角度で斜めに切断
    するカッタと、 前記第1の搬送手段よりも帯状部材搬送方向下流側に設
    けられ、前記第1の搬送手段から搬出された帯状部材を
    成型ドラムに向けて搬送する第2の搬送手段と、 前記カッタよりも帯状部材搬送方向下流側に設けられ前
    記帯状部材の幅方向両端部の位置を検出する検出手段
    と、 前記第2の搬送手段で搬送される前記帯状部材の幅方向
    両端部に対向するように配置された一対のガイド部と前
    記ガイド部を接離する方向に移動する移動手段をとを有
    するガイド手段と、 を有する帯状部材のセンタリング装置であって、 前記ガイド手段は、前記帯状部材の搬送方向先端及び搬
    送方向後端が前記成型ドラムに貼り付けられたときに前
    記搬送方向先端及び搬送方向後端が変位する方向と反対
    方向に、予め前記搬送方向先端及び搬送方向後端を前記
    ガイド部によって変位させると共に、前記検出手段よっ
    て検出された前記帯状部材の幅方向両端部の位置から前
    記帯状部材の幅を演算し、前記演算された前記幅に合わ
    せて前記ガイド部の間隔を調整し、前記調整されたガイ
    ド部の間に前記帯状部材を通過させることによって前記
    帯状部材のセンタリングを行うことを特徴とする帯状部
    材のセンタリング装置。
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