JPH10146787A - 板状ワークのチャック装置 - Google Patents

板状ワークのチャック装置

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Publication number
JPH10146787A
JPH10146787A JP8301923A JP30192396A JPH10146787A JP H10146787 A JPH10146787 A JP H10146787A JP 8301923 A JP8301923 A JP 8301923A JP 30192396 A JP30192396 A JP 30192396A JP H10146787 A JPH10146787 A JP H10146787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
work
pins
chuck device
sets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8301923A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kitamori
聡 北守
Kazuhiro Watanabe
和広 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Corp filed Critical Calsonic Corp
Priority to JP8301923A priority Critical patent/JPH10146787A/ja
Publication of JPH10146787A publication Critical patent/JPH10146787A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板状ワークの幅寸法に拘わらず簡便に把持す
ること。 【解決手段】 回転装置12に取り付けられた一対の回
転テーブル10と、一対の回転テーブル10に立設され
た2本のピン23、24と、一対の回転テーブル10を
対向配置する連結部材15とを備え、2組の2本のピン
23、24は、板状ワーク25の厚みtより広い間隔T
で夫々配されており、これら2組の2本のピン23、2
4は、一対の回転テーブル10の回転により板状ワーク
25の両側面に2箇所で当接して板状ワーク25を挟持
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば熱交換器用
プレート等の板状ワークのチャック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の板状ワークを把持するチ
ャック装置としては、例えば、図6及び図7に示すもの
が知られている。図において、1はアクチュエータであ
り、このアクチュエータ1の両端には係止爪2、2が取
り付けてある。
【0003】板状ワーク3を把持する場合には、アクチ
ュエータ1を作動して、板状ワーク3の幅Wに応じて係
止爪2、2を動かし、板状ワーク3の上下端部を係止爪
2、2で把持することによって行われていた。
【0004】このチャック装置では、板状ワーク3の幅
Wに応じて係止爪2、2を動かして板状ワーク3を把持
するものであるから、板状ワーク3の長さLに拘わらず
板状ワーク3を把持することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、この従来の
チャック装置では、板状ワーク3の幅W寸法が異なる複
数種類の板状ワーク3を把持する場合、予め板状ワーク
3の幅W寸法の最大値と最小値の差以上の動作が可能と
なるように、チャック装置を設計しておく必要がある。
【0006】而も、板状ワーク3の幅W寸法の差が大き
くなると、チャック装置が大型化し、操作性が悪くなる
等の不具合があった。本発明は斯かる従来の問題点を解
決するために為されたもので、その目的は、板状ワーク
の幅寸法に拘わらず簡便に把持することができる板状ワ
ークのチャック装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
回転装置に取り付けられた一対の回転テーブルと、一対
の回転テーブルに立設された2本のピンと、一対の回転
テーブルを対向配置する連結部材とを備え、2組の2本
のピンは、板状ワークの厚みより広い間隔で夫々配され
ており、これら2組の2本のピンは、一対の回転テーブ
ルの回転により板状ワークの両側面に2箇所で当接して
板状ワークを挟持することができることを特徴とするも
のである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の板
状ワークのチャック装置において、2本のピンは、長さ
が異なることを特徴とするものである。
【0009】(作用)請求項1記載の発明においては、
板状ワークを2組の2本のピン間に差し込んだ後、回転
装置を駆動して一対の回転テーブルを回転すると、夫々
の2本のピンが板状ワークの両側面に2箇所で当接して
板状ワークを挟持することができる。
【0010】請求項2記載の発明においては、2本のピ
ンの長さが異なるため、請求項1記載の板状ワークのチ
ャック装置において、板状ワークを2組の2本のピン間
に差し込み易くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0012】図1乃至図4は請求項1及び2記載の発明
に係る板状ワークのチャック装置の一実施形態を示す。
図において、10は一対の円盤状の回転テーブルであ
る。各回転テーブル10は、ロータリーアクチュエータ
から成る回転装置12の回転軸13に連結する回転シャ
フト11に夫々取り付けられている。回転シャフト11
と回転装置12とは、抜け止めカラー14を介して固着
されている。
【0013】回転装置12は、回転軸13を連結部材1
5の貫通孔16に挿通すると共にその端部を連結部材1
5に固定されている。回転シャフト11は、軸受け21
を介して連結部材15の貫通孔17に回転自在に取り付
けてられている。連結部材15は、回転シャフト11を
取り付けるボス部18、18が、本体19より突出して
いる。ボス部18、18間には、板状ワーク25を干渉
しないように凹部20が形成されている。
【0014】凹部20の反対側には、本チャック装置A
を移動させるためのロボット22が取り付けられてい
る。回転テーブル10には2本のピン23、24が取り
付けてある。2本のピン23、24は、板状ワーク25
の厚みtより広い間隔Tで配されている。
【0015】尚、ピン23の長さは、ピン24の長さよ
り長くなっている。このように構成された本実施形態に
係るチャック装置Aの作用を説明する。先ず、回転装置
12を作動して、2組の2本のピン23、24が平行状
態となるように回転テーブル10を回転させる(図4の
実線で示す位置)。次に、板状ワーク25を図示しない
搬送装置により2組のピン23、24間に差し渡す。
【0016】次に、回転装置12を作動して、矢印方向
に回転テーブル10を回転し、夫々の2本のピン23、
24を板状ワーク25の両側面に2箇所で当接させて板
状ワーク25を挟持する(図4に一点鎖線で示す位
置)。以上によって、板状ワーク25のチャッキングが
完了する。この状態で、ロボット22を介して所望の位
置へ搬送される。
【0017】このように本実施形態によれば、板状ワー
ク25を回転テーブル10上に載置すると共に2組のピ
ン23、24間に差し渡した後、回転装置12を作動し
て板状ワーク25の両側面の2箇所にピン23、24を
当接させて板状ワーク25を挟持するので、板状ワーク
25の幅Wがほぼ一定であれば、板状ワーク25の幅w
に拘わらず把持することができる。
【0018】又、2組のピン23、24の回転により板
状ワーク25を挟持するので、図6及び図7に示す平行
チャック装置のように、板状ワークの上下に係止爪を配
設する必要がないため、小型、軽量である。更に、ピン
24の長さが、ピン23の長さより短いので、板状ワー
ク25を差し渡すときに、板状ワーク25を斜めにして
差し込むことが可能となる。
【0019】図5は、請求項1及び2記載の発明に係る
板状ワークのチャック装置の別の実施形態を示す。本実
施形態では、回転装置12が、ロータリーアクチュエー
タに代えてカムフォロア30とカム板31とばね32で
構成されている。本実施形態では、チャック装置Bの動
きに従って、カムフォロア30をカム板31に沿って動
かし、図4と同様に一点鎖線で示すように2組のピン2
3、24を回転させるものである。そして、常態ではば
ね32がカムフォロア30を取り付けた軸33を引っ張
り、図4と同様にピン23、24を実線の位置に配す
る。
【0020】本実施形態においても、上述の実施形態と
同様の効果を奏することができる。尚、上記各実施形態
では、回転装置12としては、空圧モータ、油圧モータ
であっても良い。又、上記各実施形態では、回転テーブ
ル10を互いに外向きに回転することによって板状ワー
ク25を2組のピン23、24で挟持するようにした
が、回転テーブル10の回転方向は任意であり、互いに
内向き、或いは内向きと外向きとしても良い。
【0021】
【発明の効果】以上のように、請求項1及び2記載の発
明によれば、板状ワークを回転テーブル上に載置すると
共に2組のピン間に差し渡した後、回転装置を作動して
板状ワークの両側面の2箇所にピンを当接させて板状ワ
ークを挟持するので、板状ワークの幅寸法に拘わらず簡
便に把持することができる。
【0022】又、板状ワークを回転テーブル上に載置す
ると共に2組のピン間に差し渡した後、回転装置を作動
して板状ワークの両側面に2箇所で当接させて板状ワー
クを挟持するので、従来のチャック装置に比し小型で軽
量にできる。請求項2記載の発明によれば、1組のピン
の長さが異なるため、板状ワークを斜めにして差し込む
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び2記載の発明に係る板状ワークの
チャック装置の一実施形態を示す平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】図1のピンによる板状ワークの挟持状態を示す
要部拡大図である。
【図5】請求項1及び2記載の発明に係る板状ワークの
チャック装置の別の実施形態を示す平面図である。
【図6】従来の板状ワークのチャック装置の平面図であ
る。
【図7】図7の正面図である。
【符号の説明】
10 回転テーブル 12 回転装置 15 連結部材 23、24 2本のピン 25 板状ワーク A、B チャック装置 t 板状ワーク25の厚み T 2本のピン23、24の間隔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転装置(12)に取り付けられた一対
    の回転テーブル(10)と、 一対の回転テーブル(10)に立設された2本のピン
    (23、24)と、 一対の回転テーブル(10)を対向配置する連結部材
    (15)とを備え、 2組の2本のピン(23、24)は、板状ワーク(2
    5)の厚み(t)より広い間隔(T)で夫々配されてお
    り、 これら2組の2本のピン(23、24)は、一対の回転
    テーブル(10)の回転により板状ワーク(25)の両
    側面に2箇所で当接して板状ワーク(25)を挟持する
    ことができることを特徴とする板状ワークのチャック装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の板状ワークのチャック装
    置において、 2本のピン(23、24)は、長さが異なることを特徴
    とする板状ワークのチャック装置。
JP8301923A 1996-11-13 1996-11-13 板状ワークのチャック装置 Pending JPH10146787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8301923A JPH10146787A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 板状ワークのチャック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8301923A JPH10146787A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 板状ワークのチャック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10146787A true JPH10146787A (ja) 1998-06-02

Family

ID=17902747

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8301923A Pending JPH10146787A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 板状ワークのチャック装置

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JP (1) JPH10146787A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020157386A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 物品把持装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020157386A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 物品把持装置

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