JPH0637906Y2 - 板状物体搬送装置 - Google Patents

板状物体搬送装置

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JPH0637906Y2
JPH0637906Y2 JP14123388U JP14123388U JPH0637906Y2 JP H0637906 Y2 JPH0637906 Y2 JP H0637906Y2 JP 14123388 U JP14123388 U JP 14123388U JP 14123388 U JP14123388 U JP 14123388U JP H0637906 Y2 JPH0637906 Y2 JP H0637906Y2
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JP
Japan
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clamp mechanism
transported object
clamp
shaped lever
shaped
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JP14123388U
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JPH0263990U (ja
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真一 黒田
義雄 渡辺
香 古舘
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 板状の搬送物を受け渡しする搬送装置に関し、 搬送物を受け渡しする2つのクランプ機構を搬送物受け
渡し時に高精度の位置合わせを必要としないことを目的
とし、 板状の搬送物を受け渡しする搬送装置であって、A,B2つ
のクランプ機構よりなり、一方のクランプ機構Aは、被
搬送物の両端を支持するための断面L字形の平行する2
本のレールと、該2本のレール間隔を変える駆動手段と
を有し、他方のクランプ機構Bは、2本ずつのピンが互
いに反対方向に連動して動けるようにしたY字状レバー
とT字状レバーとを有する4点支持機構と、該機構を被
搬送物をクランプする方向にT字状レバーを押圧付勢す
るばねと、開放する方向にY字状レバーを押圧駆動する
駆動手段を有するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、板状の搬送物を受け渡しする搬送装置に関す
る。
半導体装置の製造工程において、ウェハー、マスク等の
搬送を行なう搬送機構には、精密な動き及び自動化が要
求されている。この為、ロボットでは、バキュームチャ
ックの様なクランプ機構が用いられているが、クランプ
機構からクランプ機構への受け渡しには、クランプ機構
同士のセンターが一致していないとチャックミスやロボ
ットアームの変形を起こすので、これを防止する必要が
ある。
〔従来の技術〕
従来の板状物体の受け渡しを行なう搬送装置の2例を第
4図及び第5図に示す。第4図に示すものは、A,B2つの
機構からなり、機構Aはベルト1,1′により被搬送物2
を搬送し、ストッパ3,3′で位置決めし、機構Bはロボ
ットアーム4の先端にバキュームチャック5が設けられ
て(b)図の矢印P,Q,Rの如く移動して被搬送物2を機
構Aから受け取るようになっている。
また第5図に示すものは、バキュームチャック5を有す
る2個のロボットアーム6,7と、位置決めピン8,8′を有
する位置決めユニット9とよりなり、被搬送物2は位置
決めユニット9を介して一方のロボット6又は7から他
方のロボット7又は6へ搬送されるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の搬送装置では搬送物の受け渡し位置で搬送路
にストッパーを設けているが、被搬送物2が必ずしも2
本の位置決めピンに接触するとは限らない。このため被
搬送物2の受け渡し時に被搬送物2をつかみ損ねて落下
させたり、あるいはロボットアームの変形の原因となっ
ていた。また被搬送物2をつかむバキュームチャックは
被搬送物2の裏面中央を支持するため、パターンを裏面
に向けて搬送されるマスクの場合にはバキュームチャッ
クによりパターン面が傷つけられるという問題があっ
た。
本考案は上記従来の問題点に鑑み、搬送物を受け渡しす
る2つのクランプ機構の搬送物受け渡し時に高精度の位
置合わせを必要とせず、且つ搬送物を傷つけない搬送装
置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の板状物体搬送装置
は、板状の搬送物を受け渡しする搬送装置であって、A,
B2つのクランプ機構よりなり、一方のクランプ機構A
は、被搬送物10の両端を支持するための断面L字形の平
行する2本のレール11,12と、該2本のレールの間隔を
変える駆動手段とを有し、他方のクランプ機構Bは、2
本ずつのピン13,13′及び15,15′が互いに反対方向に連
動して動けるようにしたY字状のレバー14とT字状のレ
バー16とを有する4点支持機構と、該機構を被搬送物10
をクランプする方向にT字状レバー16を押圧付勢するば
ね21と、開放する方向にY字状レバー16を押圧駆動する
駆動手段22を有することを特徴とする。
〔作用〕
一方のクランプ機構Bから他方のクランプ機構Aへ被搬
送物を受け渡しする場合、クランプ機構Bが2点ずつ互
いに反対方向に連動する4点支持機構で被搬送物10を把
持するため、被搬送物10が円板である場合はその中心と
クランプ機構の中心とが一致するが、被搬送物が矩形で
ある場合はその中心位置がY-Y′方向にずれることがあ
る。しかしクランプ機構Aは被搬送物10を受け取るため
に2本のレール11,12の間隔を開くため、被搬送物10に
多少の位置ずれがあっても無理なく受けとることができ
る。また逆に被搬送物10をクランプ機構Aからクランプ
機構Bへ受け渡しする場合、クランプ機構Aでは被搬送
物10がX-X′方向にずれることがあるがクランプ機構B
はピン13,13′とピン15,15′とが互いに反対方向に連動
して被搬送物をつかむのでクランプ機構Aで被搬送物10
が多少位置ずれしていても問題なく、正確に受け取るこ
とができる。
〔実施例〕
第1図及び第2図は本考案の実施例を示す図であり、第
1図はクランプ機構Aを、第2図はクランプ機構Bを示
す。
本実施例は2つのクランプ機構A及びBからなり、クラ
ンプ機構Aは第1図に示すように断面L字形の平行する
2本のレール11,12と、該2本のレール11,12の間隔を変
えることができる駆動手段、例えばエアシリンダ等で駆
動される平行運動機構(図示省略)とを具備してなり、
(b)図及び(c)図の如く被搬送物をクランプし、又
はクランプを解放することができるようになっている。
またクランプ機構Bは、第2図に示すように、先端にピ
ン13,13′を有するY字状のレバー14と、先端にピン15,
15′を有するT字状のレバー16とが矢印X,X′方向に摺
動できるように支持板17に支持され、該支持板17にピン
18で枢止されたレバー19の両端の長孔にそれぞれピン2
0,20′係合し、互いに反対方向に摺動するようになって
いる。またレバー16は圧縮ばね21により常時X方向に付
勢され、レバー14はエアシリンダ等の駆動部22によりX
方向に駆動されるようになっている。
このように構成された本実施例の動作を第3図により説
明する。
図は被搬送物10としてのウェハーをクランプ機構Aから
クランプ機構Bへ搬送する場合であり、クランプ機構A,
Bはそれぞれ図示なきロボットアーム等に支持され移動
できるようになっている。
先ず第3図(a)に示すように、クランプ機構Aはレー
ル11,12を被搬送物10の大きさより広い間隔となるよう
に矢印Y,Y′方向に開いておき、クランプ機構Bは被搬
送物10を4個のピン13,13′及び15,15′で把持する。こ
のときの把持力はばね21によりレバー16が矢印X方向に
押圧され、同時にレバー19を介してレバー14がX′方向
に押圧されることにより発生する。次いでクランプ機構
Bを、その被搬送物把持中心をクランプ機構Aの中心に
一致させるように矢印P方向に移動させる。
次に第3図(b)に示すようにクランプ機構Aはレール
11を矢印Y′方向に、レール12を矢印Y方向に図示なき
駆動機構により駆動して被搬送物10を把持する。次いで
クランプ機構Bは駆動部22を駆動させ、レバー14を矢印
X方向に、レバー16を矢印X′方向に駆動して被搬送物
10の把持を開放する。その後クランプ機構Bを元の位置
に復帰させる。このようにして被搬送物10はクランプ機
構Bからクランプ機構Aへ受け渡される。また上記行程
を逆に行えば被搬送物10をクランプ機構Aからクランプ
機構Bへ受け渡しすることができる。
以上の本実施例によれば、クランプ機構Bが2点ずつ互
いに反対方向に連動する4点支持機構で被搬送物10を把
持するため、被搬送物10が円板である場合はその中心と
クランプ機構の中心とが一致するが、被搬送物が矩形で
ある場合はその中心位置がY又はY′方向にずれること
がある。しかしクランプ機構Aは被搬送物10を受け取る
ために2本のレール11,12の間隔を開くため、被搬送物1
0に多少の位置ずれがあっても無理なく受けとることが
できる。また逆に被搬送物10をクランプ機構Aからクラ
ンプ機構Bへ受け渡しする場合、クランプ機構Aでは被
搬送物10がX又はX′方向にずれることがあるがクラン
プ機構Bはピン13,13′とピン15,15′とが互いに反対方
向に連動して被搬送物をつかむのでクランプ機構Aで被
搬送物10が多少位置ずれしていても問題なく、正確に受
け取ることができる。
さらにクランプ機構Aは被搬送物10の外周に近い裏面の
一部を支持し、クランプ機構Bは被搬送物の外周を把持
するのみであるので被搬送物を傷つけることはない。
〔考案の効果〕
以上説明した様に、本考案によれば、クランプ機構同士
が多少位置ずれを起こしてもチャックミスする可能性が
大幅に減少し、且つ被搬送物を傷つけることがなく搬送
の信頼性に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例のクランプ機構Aを示す図、 第2図は本考案の実施例のクランプ機構Bを示す図、 第3図は本考案の実施例の動作を説明するための図、 第4図及び第5図は従来の搬送装置を示す図である。 図において、 10は被搬送物、 11,12はレール、 13,13′,15,15′はピン、 14はY字状のレバー、 16はT字状のレバー、 17は支持板、 21は圧縮ばね、 22は駆動部 を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−47186(JP,A) 実開 昭60−153788(JP,U) 実開 昭60−138681(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状の搬送物を受け渡しする搬送装置であ
    って、 A,B2つのクランプ機構よりなり、一方のクランプ機構A
    は、被搬送物(10)の両端を支持するための断面L字形
    の平行する2本のレール(11,12)と、該2本のレール
    の間隔を変える駆動手段とを有し、他方のクランプ機構
    Bは、2本ずつのピン(13,13′)及び(15,15′)が互
    いに反対方向に連動して動けるようにしたY字状のレバ
    ー(14)とT字状のレバー(16)とを有する4点支持機
    構と、該機構を被搬送物(10)をクランプする方向にT
    字状レバー(16)を押圧付勢するばね(21)と、開放す
    る方向にY字状レバー(16)を押圧駆動する駆動手段
    (22)を有すること特徴とする板状物体搬送装置。
JP14123388U 1988-10-31 1988-10-31 板状物体搬送装置 Expired - Lifetime JPH0637906Y2 (ja)

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JP14123388U JPH0637906Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 板状物体搬送装置

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JP14123388U JPH0637906Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 板状物体搬送装置

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JPH0263990U JPH0263990U (ja) 1990-05-14
JPH0637906Y2 true JPH0637906Y2 (ja) 1994-10-05

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ID=31406126

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JP14123388U Expired - Lifetime JPH0637906Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 板状物体搬送装置

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JPH0263990U (ja) 1990-05-14

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