JPH10146727A - 自動部品取り出し装置 - Google Patents

自動部品取り出し装置

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JPH10146727A
JPH10146727A JP30625296A JP30625296A JPH10146727A JP H10146727 A JPH10146727 A JP H10146727A JP 30625296 A JP30625296 A JP 30625296A JP 30625296 A JP30625296 A JP 30625296A JP H10146727 A JPH10146727 A JP H10146727A
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貢 山本
Tsutomu Yamanaka
勉 山中
Kunimitsu Igei
国光 伊芸
Hideki Amatsuya
秀樹 安松谷
Naoki Asano
直樹 浅野
Noriaki Hosokawa
則昭 細川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一対の部品をハンド部により取り出すように
構成した自動部品取り出し装置において、ハンド部の一
対の爪部により、一対の部品を対向させ互いに接当させ
た状態で、確実に挟持して取り出すことができるように
する。 【解決手段】 一対の部品Wを互いに対向させて支持す
る支持部2,3、及び対向する一対の部品Wの間に位置
する仕切り板14を備えて、ハンド部4の一対の爪部4
aにより、一対の部品Wを対向させ互いに接当させた状
態で支持部2,3から取り出すようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の爪部を備え
たハンド部により、一対の部品を支持部(ストック台
等)から自動的に取り出して、別の位置(例えば取り出
された一対の部品を別の部材に組み付ける組み付け部
等)に、移すように構成された自動部品取り出し装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】前述のように一対の部品を取り扱うもの
として、例えばエンジンのコンロッド用のクランクピン
メタルがあり、コンロッドの大端部の内面(クランクシ
ャフトのクランクピンに外嵌される部分で、コンロッド
本体及びキャップの内面)に、薄い半円筒状の一対のク
ランクピンメタルを取り付ける。この場合、カセット等
の支持部に多数並べられているクランクピンメタルを、
作業者が一つずつ手作業で取り出しているのが現状であ
り、この後に作業者が一対のクランクピンメタルを、コ
ンロッド本体及びキャップの各々の内面に手作業で取り
付けたり、取り出した一対のクランクピンメタルを自動
取付装置に設置したりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近では、一対の爪部
を備えたハンド部により、前述のクランクピンメタル等
の一対の部品を、支持部から自動的に取り出す自動部品
取り出し装置が提案されており、一対の部品の取り出し
に関する省力化が図れている。このように支持部に支持
されている部品をハンド部により取り出す際、一対の部
品を対向させ互いに接当させた状態(例えば、図2及び
図9(イ)に示すような円筒状の状態参照)で、ハンド
部により挟持して取り出すように構成すると、取り出し
後の作業(例えば、コンロッドの大端部への一対のクラ
ンクピンメタルの取り付け等)が容易なものとなる。
【0004】前述のように一対の部品を対向させて互い
に接当させる際、一対の部品の端面どうしを接当させる
ことになる。これにより、前述のクランクピンメタルの
ように薄い部品の場合、作業中での各部の振動や、部品
を支持部に最初に支持させる際の微妙な位置のズレ等に
よって、対向する一対の部品のうち一方の部品の端面
が、他方の部品の範囲に少し入り込むような状態にな
り、この一方の部品の姿勢が少し変化することがある。
【0005】対向する一対の部品の一方を同じ向きに列
状に多数並べ、他方を同じ向きに列状に多数並べて支持
し、対向する一対の部品がハンド部によって取り出され
る毎に、両方の部品の列を互いに接近側に移動させて、
対向する一対の部品のハンド部による取り出しを繰り返
して行うように構成した場合、両方の部品の列の移動操
作と言う要素が付加されるので、前述のような一方の部
品の姿勢が変化する状態がさらに生じ易くなる。
【0006】従って、前述のように対向する一対の部品
のうち一方の部品の姿勢が変化すると、ハンド部の爪部
が対向する一対の部品の外面を押圧する際に、対向する
一対の部品の端面どうしが外れてしまい、一対の部品を
対向させ互いに接当させた状態(例えば、図2及び図9
(イ)に示すような円筒状の状態参照)で、ハンド部に
より、対向する一対の部材を挟持して取り出すと言うよ
うなことが行えなくなる。本発明は一対の爪部を備えた
ハンド部により、一対の部品を対向させ互いに接当させ
た状態で挟持して取り出すと言う操作が、確実に行える
ような自動部品取り出し装置を得ることを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】 〔I〕請求項1の特徴によると、対向する一対の部品の
間に仕切り板が位置しているので、対向する一対の部品
のうち一方の部品の端面が、他方の部品の範囲に少し入
り込もうとしても、仕切り板によってこのような状態が
阻止される。これにより、対向する一対の部品が仕切り
板と従来からの支持部とにより姿勢が決められた状態
で、ハンド部の爪部が対向する一対の部品の外面を押圧
することになるので、対向する一対の部品の端面どうし
が外れることなく接当して、ハンド部により、対向する
一対の部品を互いに接当させた状態で確実に取り出すこ
とができる。
【0008】〔II〕請求項2の特徴によると、請求項
1の場合と同様に前項〔I〕に記載の「作用」を備えて
おり、これに加えて以下のような「作用」を備えてい
る。請求項2の特徴によると、仕切り板を間に挟んだ状
態で対向する一対の部品に対し、ハンド部の爪部が外面
を押圧する際、対向する一対の部品の間から仕切り板が
抜き操作される。これにより、ハンド部の爪部が対向す
る一対の部品の外面を押圧する際、対向する一対の部品
と一緒に仕切り板を挟み込んでしまい、ハンド部により
対向する一対の部品をうまく取り出せないと言うような
状態は生じない。
【0009】〔III〕請求項3の特徴によると、請求
項1又は2の場合と同様に前項〔I〕又は〔II〕に記
載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような
「作用」を備えている。請求項3の特徴によると、仕切
り板を間に挟んで一方の方向に、対向する一対の部品の
一方が列状に多数並べられ、他方の方向に対向する一対
の部品の他方が列状に多数並べられる。これにより、対
向する一対の部品を互いに接当させた状態で、ハンド部
により繰り返して取り出す連続作業が行い易くなる。
【0010】〔IV〕請求項4の特徴によると、請求項
3の場合と同様に前項〔I〕〔II〕〔III〕に記載
の「作用」を備えており、これに加えて以下のような
「作用」を備えている。請求項4の特徴によると、前項
〔III〕に記載のように仕切り板を間に挟んで一方及
び他方の方向に、対向する一対の部品の一方及び他方が
列状に多数並べられた状態において、仕切り板を間に挟
んだ状態で対向する一対の部品が、ハンド部により取り
出されると、一方及び他方の方向に並ぶ部品の列が仕切
り板側に移動操作される。以上のように、仕切り板を間
に挟んだ状態で対向する一対の部品をハンド部が取り出
す毎に、一方及び他方の方向に並ぶ部品の列が仕切り板
側に移動操作されるように構成すると、対向する一対の
部品を互いに接当させた状態で、ハンド部により繰り返
して取り出す連続作業がさらに行い易くなる。
【0011】この場合、前述のように一方及び他方の方
向に並ぶ部品の列が仕切り板側に移動操作されると、こ
の移動操作に伴って部品の姿勢が変化し易くなる。請求
項4の特徴によると、一方及び他方の方向に並ぶ部品の
列の間に仕切り板が配置されているので、一方及び他方
の方向に並ぶ部品の列が仕切り板側に移動操作された
際、両方の列の先頭の部品(仕切り板を間に挟んだ状態
で対向する一対の部品)が、仕切り板に押圧されること
になるので、この仕切り板への押圧及び従来からの支持
部によって、部品の姿勢が元の姿勢に戻される。従っ
て、ハンド部により対向する一対の部品を互いに接当さ
せた状態でうまく取り出せないと言うような状態は生じ
ない。
【0012】〔V〕請求項5の特徴によると、請求項4
の場合と同様に前項〔I〕〜〔IV〕に記載の「作用」
を備えておりこれに加えて以下のような「作用」を備え
ている。前項〔IV〕に記載のように、仕切り板を間に
挟んで一方及び他方の方向に、対向する一対の部品の一
方及び他方が列状に多数並べられた状態において、ハン
ド部による取り出しの毎に、一方及び他方の方向に並ぶ
部品の列が仕切り板側に移動操作されていく場合、両方
の列の部品が同時に無くなるのが好ましく、例えば一方
の列の部品が無くなり、他方の列にまだ部品が残ってい
ると言う状態になると、対向する一対の部品を互いに接
当させた状態で取り出すと言うことが行えない。
【0013】請求項5の特徴によると、両方の列の部品
が同時に無くならずに、どちらか一方の列の部品が先に
無くなると異常と判断される。これにより、作業を一時
中断したり、部品が無くなった方の列に部品を供給した
り、両方の列をそのまま別の列(対向する一対の部品の
一方及び他方が列状に多数並べられたもの)に交換した
りと言うような、処置を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
(1)図1はエンジンのコンロッド(コンロッド本体1
とキャップ5とにより構成される)の自動組み立て装置
の全体を示しており、自動組み立て装置は大きく分け
て、カセット2,3に支持されている一対のクランクピ
ンメタルWをハンド部4により取り出す第1工程(本発
明の自動部品取り出し装置に相当)、取り出した一対の
クランクピンメタルWをコンロッド本体1及びキャップ
5に組み付けて、キャップ5をコンロッド本体1に仮組
み付けする第2工程、及び第2工程の後にコンロッドを
支持台6に移し換える第3工程で構成されている。
【0015】図2に示すように、クランクピンメタルW
は薄い半円筒状に形成されて、一方の端面の片方がプレ
ス加工されて凸部Waが形成されている。これによっ
て、凸部Waが同じ側で向きが逆になるように、一対の
クランクピンメタルWを対向させ互いに接当させた状態
で、コンロッド本体1及びキャップ5に組み付ける。こ
の場合、コンロッド本体1及びキャップ5に凹部1a,
5aが形成されており、クランクピンメタルWの凸部W
aが、コンロッド本体1及びキャップ5の凹部1a,5
aに入り込む。
【0016】図3に示すように、クランクピンメタルW
を支持するカセット2,3は樹脂で形成されており、ク
ランクピンメタルWを間に入れ込む壁部2a,3aが形
成されている。一方のカセット2の壁部2aの基部に溝
部2bが形成されており、クランクピンメタルWの凸部
Waを溝部2bに入れながら、壁部2aの間にクランク
ピンメタルWを同じ向きに多数並べて列状に入れる。
【0017】他方のカセット3の壁部3aの上部に段部
3bが形成されており、クランクピンメタルWの凸部W
aを段部3bに入れながら、壁部3aの間にクランクピ
ンメタルWを同じ向きに多数並べて列状に入れる。カセ
ット2,3の底部に位置決め用の丸穴部2c,3cが形
成され、金属製のガイド部7、金属製で段付きのガイド
部8及び金属製で鋸歯状の送り部9(図5参照)が取り
付けられている。
【0018】(2)先ず、カセット2,3に支持されて
いる一対のクランクピンメタルWをハンド部4により取
り出す第1工程において、各部の構成について説明す
る。図3,4,6に示すように、固定台10に一対の第
1ガイドレール11が背中合わせの状態で配置され、第
1ガイドレール11の外側の各々に第2ガイドレール1
2が配置されており、一対の第1ガイドレール11の間
に固定の第1仕切り板13が配置されて、図4及び図5
に示すように第1仕切り板13が、後述する第2仕切り
板14の直前まで延出されている。
【0019】図5に示すように、第1仕切り板13の終
端(図5の紙面右端)に第2仕切り板14が配置されて
おり、第2仕切り板14は操作シリンダ15により、図
7(イ)に示す上昇位置及び図7(ニ)に示す下降位置
に亘り、昇降操作自在に構成されている。以上のように
構成された第1及び第2ガイドレール11,12に、図
3,4,6に示すようにクランクピンメタルWを入れた
カセット2,3を載せる。
【0020】図4及び図5に示すように、第1及び第2
ガイドレール11,12よりも低い位置において、固定
台10(図6参照)にガイド棒16が左右一対固定され
ている。左右一対の送り部材17に、前後一対の支持部
材18が固定されて四角形が構成されており、支持部材
18がガイド棒16に沿ってスライド自在に支持され
て、送り部材17及び支持部材18を往復スライド操作
する操作シリンダ20が備えられている。
【0021】送り部材17に複数の送り爪19が備えら
れ、送り爪19は図5に示す起立姿勢から倒伏姿勢(紙
面時計方向)に揺動自在で、起立姿勢側にバネ(図示せ
ず)で付勢されており、図5に示す起立姿勢から倒伏姿
勢とは逆向き(紙面反時計方向)には揺動しないよう
に、送り爪19がストッパー(図示せず)によって止め
られている。
【0022】従って、操作シリンダ20により送り部材
17を往復スライド操作することによって、第1及び第
2ガイドレール11,12に載せられたカセット2,3
の送り部9に送り爪19が係合して、カセット2,3が
第2仕切り板14側(図4の紙面上方、図3の一点鎖線
で示す矢印の方向)に送られる。図6に示すように、カ
セット2,3の底部の位置決め用の丸穴部2c,3c
に、ピン27を挿入してカセット2,3の位置を決める
操作シリンダ28が備えられている。
【0023】図4,5,6に示すように、第2仕切り板
14の上方に第1フレーム21が配置され、第1フレー
ム21に沿ってスライド自在に操作シリンダ23が支持
されており、一対の爪部4aを備えたハンド部4が、操
作シリンダ23に取り付けられている。第1フレーム2
1の下側に第2フレーム22が配置され、第2フレーム
22にロッドレスシリンダ25が2組備えられており、
一対の押し部材26が2組のロッドレスシリンダ25の
各々に備えられている。
【0024】図4及び図5に示すように第1及び第2ガ
イドレール11,12の裏側に、操作シリンダ29によ
って昇降操作される支持台30が備えられ、自由回転す
るローラーを備えたローラー台31が支持台30に2組
備えられている。図5及び図6に示すように、自由回転
するローラーを備えたローラーレール32が固定台10
の下側に2組配置され、ローラーレール32の終端部に
ストッパー24が備えられている。
【0025】(3)次に、カセット2,3に支持されて
いる一対のクランクピンメタルWをハンド部4により取
り出す第1工程の流れについて説明する。前項(1)及
び図3及び図4に示すように、クランクピンメタルWを
入れたカセット2を、図4の紙面左側の第1及び第2ガ
イドレール11,12に、作業者が図3及び図4に示す
実線の矢印の方向から載せるのであり、クランクピンメ
タルWを入れたカセット3を、図4の紙面右側の第1及
び第2ガイドレール11,12に、作業者が図3及び図
4に示す実線の矢印の方向から載せる。
【0026】この場合、カセット2,3においてガイド
部8を第1ガイドレール11に載せて、必ずカセット2
を図4の紙面左側の第1及び第2ガイドレール11,1
2に載せ、必ずカセット3を図4の紙面右側の第1及び
第2ガイドレール11,12に載せるように、図3に示
すようにガイド部8を段付きに構成し、且つカセット
2,3の色を異なるものに設定している(例えばカセッ
ト2を青色の樹脂で形成し、カセット3を白色の樹脂に
形成する)。
【0027】以上のように、クランクピンメタルWを入
れたカセット2,3を第1及び第2ガイドレール11,
12に多数載せていき、カセット2,3における最初の
クランクピンメタルWの列が第2仕切り板14の位置に
達すると、クランクピンメタルWを入れたカセット2,
3を載せるのを一時止める。この時点で、自動組み立て
装置の作動を開始すると、操作シリンダ28によりピン
27がカセット2,3の丸穴部2c,3cに挿入され
て、カセット2,3の位置が決められ、図7(イ)に示
すように押し部材26が第2仕切り板14側に移動操作
されて、最初のクランクピンメタルWの列が第2仕切り
板14側に押され、先頭の対向する一対のクランクピン
メタルWが第2仕切り板14に押圧される。
【0028】次に図7(ロ)(ハ)に示すように第2仕
切り板14の上方に位置しているハンド部4が、操作シ
リンダ23により下降操作されて、ハンド部4の爪部4
aが先頭の対向する一対のクランクピンメタルWと、そ
の外側のクランクピンメタルWとの間に入り込む。次に
図7(ニ)に示すように、操作シリンダ15により第2
仕切り板14が下降操作されて、先頭の対向する一対の
クランクピンメタルWの間から第2仕切り板14が抜か
れ、この直後にハンド部4の爪部4aが接近操作され
て、先頭の対向する一対のクランクピンメタルWが、互
いに接当した状態でハンド部4の爪部4aに挟持され
る。
【0029】この場合、図7(ロ)(ハ)に示すよう
に、ハンド部4の爪部4aが先頭の対向する一対のクラ
ンクピンメタルWと、その外側のクランクピンメタルW
との間に挿入された状態で、第2仕切り板14が下降操
作される。これにより、先頭の対向する一対のクランク
ピンメタルWの間から第2仕切り板14が抜かれる際、
第2仕切り板14の下降操作に伴って、先頭の対向する
一対のクランクピンメタルWが動こうとしても、これが
ハンド部4の爪部4aによって止められる。
【0030】この後、対向する一対のクランクピンメタ
ルWを挟持したハンド部4が、操作シリンダ23により
上昇操作されて、対向する一対のクランクピンメタルW
が互いに接当した状態で取り出されるのであり、図7
(イ)に示すように押し部材26が再び第2仕切り板1
4側に移動操作されて、クランクピンメタルWの列が第
2仕切り板14側に押され、先頭の対向する一対のクラ
ンクピンメタルWが第2仕切り板14に押圧される。
【0031】以上の操作が繰り返されて、ハンド部4に
より対向する一対のクランクピンメタルWが取り出され
ると、ハンド部4により対向する一対のクランクピンメ
タルWが運ばれて、取り出した一対のクランクピンメタ
ルWをコンロッド本体1及びキャップ5に組み付けて、
キャップ5をコンロッド本体1に仮組み付けする第2工
程に運ばれていく。
【0032】カセット2,3における最初のクランクピ
ンメタルWの列から、全てのクランククピンメタルWが
取り出されると、操作シリンダ28によりピン27が下
降操作され、操作シリンダ20によりカセット2,3
が、一つのクランクピンメタルWの列の分だけ図4の紙
面上方(図3の一点鎖線で示す矢印の方向)に送り操作
されて、操作シリンダ28によりピン27が再び上昇操
作され、カセット2,3の位置が決められる。
【0033】以上のようにして、クランクピンメタルW
の取り出し及びカセット2,3の送り操作が繰り返され
て、カセット2,3における最後のクランクピンメタル
Wの列の取り出しが終了すると、このカセット2,3が
図4及び図5に示すローラー台31に載る。このように
カセット2,3がローラー台31に載ると、操作シリン
ダ29により支持台30及びローラー台31が下降操作
され、カセット2,3がローラーレール32に移し換え
られて、カセット2,3がローラーレール32に沿って
滑走してストッパー24で止まる。これにより、カセッ
ト2,3に再び図3及び図4に示すように新しいクラン
クピンメタルWを入れて、再び第1及び第2ガイドレー
ル11,12に載せる。
【0034】カセット2,3における一つのクランクピ
ンメタルWの列から、クランクピンメタルWを一対ずつ
取り出して行く際、カセット2,3において一つのクラ
ンクピンメタルWの列が同時に無くなるのが好ましく、
例えば一方のカセット2の一つのクランクピンメタルW
の列が無くなり、他方のカセット3の一つのクランクピ
ンメタルWの列には、まだクランクピンメタルWが残っ
ていると言う状態になると、図7(ニ)に示すような状
態で対向する一対のクランクピンメタルWをハンド部4
により取り出すことができない。
【0035】図6に示すように、カセット2,3の一つ
のクランクピンメタルWの列において、クランクピンメ
タルWが無くなる位置まで押し部材26が移動したこと
を検出する位置センサー33が備えられている。これに
よって、ハンド部4により一対のクランクピンメタルW
が取り出された後に、押し部材26によりカセット2,
3の押し部材26が第2仕切り板14側に移動操作され
た際、一方の押し部材26のみが位置センサー33にま
で達したことが検出されると、この時点で両方の押し部
材26が図4に示す元の位置に戻り、操作シリンダ28
によりピン27が下降操作されて、操作シリンダ20に
よりカセット2,3が、一つのクランクピンメタルWの
列の分だけ図4の紙面上方(図3の一点鎖線で示す矢印
の方向)に送り操作され、操作シリンダ28によりピン
27が再び上昇操作されて、カセット2,3の位置が決
められる。このように、カセット2,3において次のク
ランクピンメタルWの列に移って、一対のクランクピン
メタルWの取り出しが開始される。
【0036】(4)次に前項(3)の第1工程により取
り出した一対のクランクピンメタルWを、コンロッド本
体1及びキャップ5に組み付けて、キャップ5をコンロ
ッド本体1に仮組み付けする第2工程について説明す
る。図1,6,8に示すように、第1フレーム21に沿
った固定台10の横隣に作業台34が配置されており、
作業台34の両側に一対の操作シリンダ35,36が対
向するように配置され、操作シリンダ35,36の間に
円柱状の位置決め治具37が昇降操作自在に配置されて
いる。
【0037】図8の紙面上側(図外)から紙面下方に向
かって、荒洗浄、エアブロー、仕上洗浄、エアブロー及
びキャップ5に取り付けられたボルトへの注油が順番に
行われながら、コンロッド本体1及びキャップ5が搬送
プレート38により送られ、図8及び図9(イ)に示す
ようにコンロッド本体1及びキャップ5が、位置決め部
材39に当て付けられて止まる。位置決め部材39は縦
軸芯P1周りに揺動自在で、バネ(図示せず)により図
9(イ)の紙面反時計方向に付勢されており、ストッパ
ー(図示せず)により図9(イ)に示す姿勢で止められ
ている。
【0038】コンロッド本体1及びキャップ5が図9
(イ)に示す位置で止まると、作業台34の面よりも下
側に位置していた位置決め治具37が上昇操作され、図
9(イ)から図9(ロ)に示すように、ハンド部4によ
って運ばれてきた一対のクランクピンメタルWが、互い
に接当した状態で位置決め治具37に上側及び外側から
外嵌するように置かれる。
【0039】次に図9(ロ)に示すように操作シリンダ
35,36が伸長して、操作シリンダ35,36の操作
部40により、コンロッド本体1及びキャップ5が互い
に接近操作されて、位置決め治具37に外嵌されている
一対のクランクピンメタルWが、コンロッド本体1及び
キャップ5に組み付けられ、キャップ5に取り付けられ
たボルトがコンロッド本体1に挿入されるのであり(キ
ャップ5をコンロッド本体1に仮組み付けした状態)、
操作シリンダ35,36が収縮して操作部40がコンロ
ッド本体1及びキャップ5から離れる。この場合、図2
に示すように一対のクランクピンメタルWの凸部Wa
が、コンロッド本体1及びキャップ5に形成された凹部
1a,5aに嵌め込まれる。
【0040】図8及び図9(ハ)に示すように、平面視
で二股状の操作部41が操作シリンダ42に備えられ、
操作部41に一対の爪部41aが備えられている。爪部
41aは図9(ハ)に示す下がり姿勢から、上がり姿勢
(紙面反時計方向)に揺動自在で、図9(ハ)に示す下
がり姿勢に自重で戻るように構成されており、図9
(ハ)に示す下がり姿勢から上がり姿勢とは逆向き(紙
面時計方向)には揺動しないように、爪部41aがスト
ッパー(図示せず)によって止められている。
【0041】これにより、前述のように一対のクランク
ピンメタルWがコンロッド本体1及びキャップ5に組み
付けられると、操作シリンダ42が伸長して、操作部4
1がコンロッド本体1及びキャップ5の上面を通過し、
操作部41の爪部41aがコンロッド本体1及びキャッ
プ5の上面に接当して上がり姿勢側に揺動しながら、コ
ンロッド本体1及びキャップ5の側面(図8の紙面上側
の側面)に接当する。この場合、位置決め治具37は上
昇したままなので、前述のように操作部41の爪部41
aがコンロッド本体1及びキャップ5の上面に接当して
も、コンロッド本体1及びキャップ5の位置は変化しな
い。
【0042】一対のクランクピンメタルWがコンロッド
本体1及びキャップ5に組み付けられ、キャップ5に取
り付けられたボルトがコンロッド本体1に挿入された
際、反動によってキャップ5はコンロッド本体1に密着
せずにコンロッド本体1から少し離れる。図8に示すよ
うに、コンロッド本体1及びキャップ5の移動方向に沿
って少し傾斜したガイド部43が作業台34に固定され
ている。
【0043】これにより図8及び図9(ハ)に示すよう
に、操作シリンダ42が収縮して操作部41によりコン
ロッド本体1及びキャップ5が、作業台34に沿って図
8の紙面下方に移動させられると、コンロッド本体1の
頭部がガイド部43に接当して、ガイド部43によりコ
ンロッド本体1が図8の紙面左方に押し操作される。こ
れに対し、キャップ5は操作部41の爪部41aとの接
当(摩擦)により、図8の紙面左方に移動せずにそのま
ま図8の紙面下方に移動させられるので、コンロッド本
体1及びキャップ5が移動しながら、コンロッド本体1
がキャップ5に接近する状態となって、コンロッド本体
1及びキャップ5が互いに密着する。
【0044】(5)次に前項(4)の第2工程により仮
組み付けされたコンロッド本体1及びキャップ5を、支
持台6に移し換える第3工程について説明する。図10
(ロ)に示すように、支持台6は平行に配置された一対
の支持ロッド6aを多数備えて構成されており、一対の
支持ロッド6aの間にコンロッド本体1及びキャップ5
を、コンロッド本体1の頭部を下側にキャップ5を上側
にした縦向きの状態で支持するように構成されている。
【0045】図8に示すように、操作部41及び操作シ
リンダ42により移動させられたコンロッド本体1及び
キャップ5を、コンロッド本体1及びキャップ5の長手
方向に沿って図8の紙面左方に押し出す操作部44が備
えられている。図8及び図10(イ)に示すように、作
業台34の紙面左側に一対のガイドロッド45が突出し
て、ガイドロッド45の外側に一対の案内板46が配置
されており、ガイドロッド45の先端下側に一対のゴム
板47が固定されている。
【0046】以上の構成により、図8に示すように操作
部41及び操作シリンダ42によりコンロッド本体1及
びキャップ5が移動してきて停止すると、操作部44が
紙面左方に移動してコンロッド本体1の頭部に接当し、
キャップ5を前側としてコンロッド本体1及びキャップ
5の長手方向に沿って、コンロッド本体1及びキャップ
5が、横向きの状態で紙面左方に押し出されて一対のガ
イドロッド45に載せられる。
【0047】図10(イ)(ロ)に示すように一対のガ
イドロッド45において、作業台34側のガイドロッド
45の間隔L1が、コンロッド本体1の頭部の横幅L4
の正常値よりも少し小さい程度に設定され、ガイドロッ
ド45の中間部及び端部での間隔L2,L3がキャップ
5の横幅よりも狭く、コンロッド本体1の頭部の横幅L
4の正常値よりも少し広い程度に設定されている。
【0048】これにより図10(イ)から図10(ロ)
に示すように、コンロッド本体1及びキャップ5が、操
作部44により一対のガイドロッド45に横向きの状態
で載せられて、キャップ5がゴム板47の真上付近に達
すると、コンロッド本体1の頭部が一対のガイドロッド
45の中間部の間を下方に抜けて、コンロッド本体1の
頭部を下側にキャップ5を上側にした縦向きの状態で、
コンロッド本体1及びキャップ5が一対のガイドロッド
45に支持される。
【0049】前述のようにコンロッド本体1の頭部が一
対のガイドロッド45の中間部の間を下方に抜けた際、
コンロッド本体1及びキャップ5が勢い良く振れても、
コンロッド本体1が一対のゴム板47に当たることで、
この振れが止められる。従って、コンロッド本体1及び
キャップ5が勢い良く前後に振れることにより、コンロ
ッド本体1からキャップ5が抜けて、コンロッド本体1
とキャップ5とが分離すると言うような状態は生じな
い。
【0050】その後、操作部44がさらに紙面左方に移
動して、操作部44が縦向きの状態のコンロッド本体1
を押す状態となり、コンロッド本体1が一対のゴム板4
7を押し広げながら、図10(ロ)に示すように支持台
6の一対の支持ロッド6aの間に、コンロッド本体1及
びキャップ5が、コンロッド本体1の頭部を下側にキャ
ップ5を上側にした縦向きの状態で移し換えられる。
【0051】この場合、加工不良によってコンロッド本
体1の頭部の横幅L4が正常値よりも少し大きなものに
なっていると、図10(イ)(ロ)に示すように操作部
44によりコンロッド本体1の頭部が押されて、コンロ
ッド本体1及びキャップ5が一対のガイドロッド45に
載せられた際に、一対のガイドロッド45における中間
部の間(間隔L2の部分)を、コンロッド本体1の頭部
が下方に抜けることができずに、一対のガイドロッド4
5に載った状態で残る。このような状態になると、操作
部44によりコンロッド本体1の頭部がそのまま押さ
れ、横向きの状態のままでコンロッド本体1及びキャッ
プ5が、支持台6の一対の支持ロッド6aに移し換えら
れる。
【0052】前述のように、一対のガイドロッド45に
おける中間部の間(間隔L2の部分)を、コンロッド本
体1の頭部が下方に抜けることができなかった場合、横
向きの状態のままでコンロッド本体1及びキャップ5
が、支持台6の一対の支持ロッド6aに移し換えられ
る。これにより、支持台6の一対の支持ロッド6aに縦
向きの状態で支持されている正常なコンロッド本体1及
びキャップ5の中に、横向きの状態のままで支持台6の
一対の支持ロッド6aに移し換えられたコンロッド本体
1及びキャップ5を見ることによって、作業者は加工不
良のコンロッド本体1及びキャップ5を容易に認識して
取り出すことができる。
【0053】
【発明の効果】請求項1の特徴によると、一対の爪部を
備えたハンド部による自動部品取り出し装置において、
対向する一対の部品の間に、この一対の部品の姿勢を決
める仕切り板を配置することにより、ハンド部により対
向する一対の部品を対向させ互いに接当させた状態で、
確実に挟持して取り出すことができるようになって、自
動部品取り出し装置の作業性能を向上させることができ
た。
【0054】請求項2の特徴によると、請求項1の場合
と同様に前述の請求項1の「発明の効果」を備えてい
る。請求項2の特徴によると、仕切り板を間に挟んだ状
態で対向する一対の部品に対し、ハンド部の爪部が前述
の一対の部品の外面を押圧する際、対向する一対の部品
の間から仕切り板が抜き操作されるので、ハンド部が対
向する一対の部品と一緒に仕切り板を挟み込んでしまう
と言うような状態が未然に回避されるので、自動部品取
り出し装置の作業性能をさらに向上させることができ
た。
【0055】請求項3の特徴によると、請求項1又は2
の場合と同様に前述の請求項1又は2の「発明の効果」
を備えている。請求項3の特徴のように、仕切り板を間
に挟んで一方及び他方の方向に、対向する一対の部品の
一方及び他方を列状に多数並べることによって、対向す
る一対の部品を互いに接当させた状態で、ハンド部によ
り繰り返して取り出す連続作業が行い易くなるので、自
動部品取り出し装置の作業能率を向上させることができ
た。
【0056】請求項4の特徴によると、請求項3の場合
と同様に前述の請求項3の「発明の効果」を備えてい
る。請求項4の特徴によると、仕切り板を間に挟んで一
方及び他方の方向に、対向する一対の部品の一方及び他
方を列状に多数並べた状態において、仕切り板を間に挟
んだ状態で対向する一対の部品をハンド部が取り出す毎
に、一方及び他方の方向に並ぶ部品の列が仕切り板側に
移動操作されるように構成することができるので、対向
する一対の部品を互いに接当させた状態で、ハンド部に
より繰り返して取り出す連続作業がさらに行い易くなっ
て、自動部品取り出し装置の作業能率をさらに向上させ
ることができた。
【0057】前述のように、一方及び他方の方向に並ぶ
部品の列が仕切り板側に移動操作されると、この移動操
作に伴って部品の姿勢が変化し易くなるが、請求項4の
特徴では前述の移動操作に伴って、両方の列の先頭の部
品(仕切り板を間に挟んだ状態で対向する一対の部品)
が仕切り板に押圧されて、この部品の姿勢が元の姿勢に
戻されるので、ハンド部により対向する一対の部品を互
いに接当させた状態でうまく取り出せないと言うような
状態は生じることはなく、自動部品取り出し装置の作業
性能の低下を伴うものではない。
【0058】請求項5の特徴によると、請求項4の場合
と同様に前述の請求項4の「発明の効果」を備えてい
る。請求項5の特徴によると、仕切り板を間に挟んで一
方及び他方の方向に、対向する一対の部品の一方及び他
方が列状に多数並べられた状態において、どちらか一方
の列の部品が先に無くなる状態を検出することができる
ので、対向する一対の部品を互いに接当させた状態で取
り出すことができないと言う状態が、未然に回避される
ようになり、自動部品取り出し装置の作業性能をさらに
向上させることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動組み立て装置の全体平面図
【図2】コンロッド本体及びキャップ、クランクピンメ
タルの全体斜視図
【図3】カセットを第1及び第2ガイドレールに載せた
状態を示す斜視図
【図4】カセットを第1及び第2ガイドレールに載せた
状態での固定台付近の平面図
【図5】カセットを第1及び第2ガイドレールに載せた
状態での固定台付近の側面図
【図6】カセットを第1及び第2ガイドレールに載せた
状態での固定台及び作業台付近の正面図
【図7】ハンド部が対向する一対のクランクピンメタル
を互いに接当させて取り出す状態を示す縦断正面図及び
横断平面図
【図8】作業台付近の平面図
【図9】ハンド部によって取り出された一対のクランク
ピンメタルをコンロッド本体及びキャップに組み付ける
状態を示す斜視図
【図10】一対のクランクピンメタルが組み付けられた
コンロッド本体及びキャップを支持台に移し換える状態
を示す斜視図
【符号の説明】
2,3 支持部 4 ハンド部 4a ハンド部の一対の爪部 14 仕切り板 26 移動機構 W 部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安松谷 秀樹 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 浅野 直樹 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 細川 則昭 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の部品を互いに対向させて支持する
    支持部と、前記対向する一対の部品の間に位置して前記
    一対の部品の姿勢を決める仕切り板と、互いに接近操作
    及び離間操作自在な一対の爪部を備えたハンド部とを備
    えて、 前記ハンド部の一対の爪部を接近操作して、前記一対の
    爪部の各々により前記対向する一対の部品の外面の各々
    を押圧し、前記一対の部品を対向させ互いに接当させた
    状態で、前記一対の爪部により前記対向する一対の部品
    を挟持して前記支持部から取り出すように、前記ハンド
    部を作動操作する制御手段を備えてある自動部品取り出
    し装置。
  2. 【請求項2】 前記ハンド部の一対の爪部が前記対向す
    る一対の部品の外面に押圧される直前に、前記対向する
    一対の部品の間から前記仕切り板を抜き操作する操作手
    段を備えてある請求項1記載の自動部品取り出し装置。
  3. 【請求項3】 前記仕切り板と直交する一方の方向に、
    前記対向する一対の部品の一方を同じ向きに多数並べて
    列状に支持し、前記仕切り板と直交する他方の方向に、
    前記対向する一対の部品の他方を同じ向きに多数並べて
    列状に支持するように前記支持部を構成すると共に、 前記仕切り板を間に挟んで対向する一対の部品とこの部
    品の外側の部品との間に、前記ハンド部の一対の爪部を
    挿入して、前記仕切り板を間に挟んで対向する一対の部
    品を、前記ハンド部により取り出すように構成してある
    請求項1又は2記載の自動部品取り出し装置。
  4. 【請求項4】 前記仕切り板を間に挟んで対向する一対
    の部品を前記ハンド部が取り出すと、前記一方の方向に
    並ぶ部品の列及び他方の方向に並ぶ部品の列を、前記支
    持部に沿って前記仕切り板側に移動させる移動機構を備
    えてある請求項3記載の自動部品取り出し装置。
  5. 【請求項5】 前記一方の方向に並ぶ部品の列及び他方
    の方向に並ぶ部品の列において、両方の列の部品が同時
    に無くならずに、どちらか一方の列の部品が先に無くな
    ると異常と判断する検出手段を備えてある請求項4記載
    の自動部品取り出し装置。
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