JPH10145330A - デジタル相関器 - Google Patents

デジタル相関器

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JPH10145330A
JPH10145330A JP30019396A JP30019396A JPH10145330A JP H10145330 A JPH10145330 A JP H10145330A JP 30019396 A JP30019396 A JP 30019396A JP 30019396 A JP30019396 A JP 30019396A JP H10145330 A JPH10145330 A JP H10145330A
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Toshifumi Nishimori
敏文 西森
Masahito Seko
雅人 世古
Yukio Horiuchi
幸夫 堀内
Shu Yamamoto
周 山本
Shigeyuki Akiba
重幸 秋葉
Hiroharu Wakabayashi
博晴 若林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直流ドリフトを排除して簡単な構成で高い精
度で相関係数を得る。 【構成】 入力端子に複数ビット構成の第1の入力値
(復調信号p1 )が順次入力され、制御端子に二値で表
される第2の入力値(遅延PNパターン信号d2 )が順
次入力され、制御端子に入力される第2の入力値が一方
状態を示すとき第1の入力値を出力し、第2の入力値が
他方状態を示すとき第1の入力値の1の補数値を出力す
る論理反転器30と、入力された積算値をラッチする積
算値ラッチ回路34と、第2の入力値が一方状態のとき
論理反転器の出力値p3 と積算値ラッチ回路34にラッ
チされた積算値SM2 とを加算して新たな積算値SM1
として積算値ラッチ回路に送出するとともに、第2の入
力値が他方状態のとき加算された積算値に1を加算して
2の補数にして新たな積算値SM1 として積算値ラッチ
回路34に送出する全加算器33とで構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一対の入力信号相互間の
相関係数を算出する相関器に係わり、特に算出された相
関係数のS/N比を改善したデジタル相関器に関する。
【0002】
【従来の技術】通信衛星を用いた衛星通信システムや移
動体通信システムや光ファイバを用いた国際通信システ
ム等においては、伝送路の距離が長い、出力電力が大き
くできない等の種々の理由にて、受信局で受信された受
信信号は、信号レベルが低く、高いレベルの雑音が混入
し、S/N比が大幅に低下している。
【0003】このよう大きな雑音か混入した受信信号か
ら微弱信号を検出する手法として、スペクトラム拡散通
信方式(SSC Spread Spectum Communication)が採
用される。このスペクトラム拡散通信方式においては、
周知の通り、情報の送信局は、送信すべき情報信号のス
ペクトラムを例えば擬似ランダム信号(PNパターン信
号)等により広い周波数帯にわたって拡散して伝送路へ
送信する。
【0004】情報の受信局は、この拡散された微弱信号
を受信すると、この受信信号のスペクトラムを逆拡散
(収束)し、元の情報信号に復元する。さらに、復元さ
れた信号に対して相関処理を行うことによって、S/N
比を向上できる。
【0005】この相関処理過程が組込まれた受信局の信
号処理回路は例えば図5に示すように構成されている。
【0006】図示しないアンテナを介して受信された図
7に示す波形形状を有する受信信号a1 はこの信号処理
回路の入力端子1からアナログ相関器2へ入力される。
また、別の入力端子3に図7に示す波形形状を有する基
準信号a2 が入力される。受信信号a1 は例えばPNパ
ターン信号と図示しない搬送波信号とを信号合成した信
号であり、基準信号a2 は前記PNパターン信号を所定
時間τS だけ遅延させた遅延PNパターン信号と前記搬
送波信号とを信号合成した信号である。
【0007】アナログ相関器2はアナログの乗算器2a
とアナログの積分器2bとで構成されている。
【0008】乗算器2aには各入力端子1,3から受信
信号a1 及び基準信号a2 が入力される。乗算器2a
は、図7に示すように、受信信号a1 と基準信号a2
をアナログ的に乗算して、乗算信号bを次の積分器2b
へ送出する。
【0009】積分器2bは、例えば、図6に示すよう
に、抵抗2,コンデンサ2d,OPアンプ2e及びスイ
ッチ2fで構成され、入力された乗算信号bの電荷を抵
抗2cを介してコンデンサ2dに蓄積する。そして、積
分器2bはコンデンサ2dの端子電圧を相関係数jとし
て出力する。なお、この積分器2bにおける積分時間
(測定時間)TI は入力端子4を介して予め外部から与
えられている。
【0010】そして、図7のタイムチャートに示すよう
に、外部からのリセット信号が解除されると、スイッチ
が2fが開放され、積分を開始し、指定された積分時間
(測定時間)T1 が経過すると、スイッチ2fが閉成さ
れて、コンデンサ2dに蓄積された電荷は放電され、相
関係数jは「0」にリセットされる。
【0011】アナログ相関器2から出力された相関係数
jはA/D変換器5で所定のサンプリング周期fS でA
/D変換されて次のデータ処理部6へ入力される。
【0012】データ処理部6は、前述した積分時間(測
定時間)TI 経過する毎に入力される相関係数jを用い
て、大きな雑音成分を含む受信信号から微弱な信号を再
生したり、また、必要に応じて、信号の伝送路の伝送品
質を評価する。
【0013】このように、アナログ相関器2を用いて、
受信信号a1 と基準信号a2 との相関係数jを算出する
ことは、受信信号a1 に全く雑音が含まれない基準信号
2は受信信号a1 に対して遅延時間τS だけ遅れた信
号となるので、アナログ相関器2は受信信号a1 の自己
相関係数を算出していることになる。一般に、信号の自
己相関係数を算出することによって、この信号に含まれ
る周波数成分を有しない雑音成分を除去することが可能
である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すアナログ相関器2が組込まれた信号処理回路におい
ても、まだ解消すべき次のような課題があった。
【0015】アナログ相関器2で得られる相関係数j
は、図5に示すように、アナログの乗算器2aの計算精
度とアナログの積分器2bの計算精度に依存する。しか
し、一般に、アナログの乗算器2aは二つの入力信号a
1 ,a2 相互間に大きなレベル差が存在した場合は、大
きな乗算誤差が発生する懸念がある。この乗算誤差は出
力される乗算信号bのオフセット(直流バイアス分)と
なって現れる。
【0016】また、たとえほぼ同一信号レベルの信号a
1 ,a2 が入力したとしても、周囲温度等に起因して、
出力される乗算信号bに直流ドリフトが発生する懸念が
ある。
【0017】乗算器2aから出力される乗算信号bに直
流ドリフトが発生すると、前述した抵抗やコンデンサ等
で構成されたアナログの積分器2bの積分結果としての
相関係数jにこの直流ドリフトがそのまま残る。
【0018】例えば、正極側のオフセット電圧+VOS
発生すると、図7に示すように正極側にシフトした乗算
信号b1 が出力して積分器2bへ入力される。その結
果、積分器2bから出力される相関係数j1 には、図示
するように、オフセット電圧VOSがない場合の正しい相
関係数jに比較して、傾きが大きくなり、最大値も大き
な値となる。
【0019】逆に、負極側のオフセット電圧−VOSが発
生すると、図7に示すように負極側にシフトした乗算信
号b2 が出力して積分器2bへ入力される。その結果、
積分器2bから出力される相関係数j2 には、図示する
ように、オフセット電圧VOSがない場合の正しい相関係
数jに比較して、傾きが負側になり、しかも最大値も小
さな値となる。
【0020】また、アナログの積分器2bにおいても、
周囲温度等に起因して、出力される積分結果である相関
係数jに直流ドリフトが発生する懸念がある。
【0021】前述したように、得られる相関係数jのS
/N比を上昇させるためには、積分器2bにおける積分
時間(測定時間)TI を長くする必要があるが、この積
分時間TI を長くすると、乗算信号bに含まれる前述し
た直流ドリフトが相関係数jに含まれることになり、ア
ナログ相関器2を用いる限りにおいては、正しい相関係
数jを得ることが困難であった。
【0022】また、直流ドリフトの発生を極力抑制した
アナログの乗算器2aや積分器2bは極めて高価でかつ
回路構成も複雑化する問題がある。
【0023】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、乗算器や積分器をデジタル回路素子を用い
て構築することによって、簡単なデジタル回路構成でも
って、アナログ乗算器や積分器を用いることによって生
じる直流ドリフトの発生を未然に防止でき、常に正しい
相関係数が得られ、かつ測定時間を増加することによっ
て、簡単に相関係数の算出精度を向上できるデジタル相
関器を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に、本発明のデジタル相関器においては、入力端子に複
数ビット構成の第1の入力値が順次入力され、制御端子
に二値で表される第2の入力値が順次入力され、制御端
子に入力される第2の入力値が二値の一方状態を示すと
き第1の入力値を出力し、第2の入力値が二値の他方状
態を示すとき第1の入力値の1の補数値を出力する論理
反転器と、入力された積算値をラッチする積算値ラッチ
回路と、第2の入力値が二値の一方状態のとき論理反転
器の出力値と積算値ラッチ回路にラッチされた積算値と
を加算して新たな積算値として積算値ラッチ回路に送出
するとともに、第2の入力値が二値の他方状態のとき前
記加算された積算値にさらに1を加算して2の補数にし
て新たな積算値として積算値ラッチ回路に送出する全加
算器とを備えている。
【0025】また、別の発明のデジタル相関器において
は、PNパターン信号を出力するPNパターン発生器
と、PNパターン発生器から出力され伝送路を経由して
受信されたPNパターン信号をA/D変換するA/D変
換器と、PNパターン発生器から出力されたPNパター
ン信号に対して所定時間遅延した遅延PNパターン信号
を出力する遅延PNパターン信号発生手段と、入力端子
にA/D変換器から出力された受信PNパターン信号の
各信号値が第1の入力値として順次入力され、制御端子
に遅延PNパターン信号発生手段から遅延PNパターン
信号の各信号値が二値で表される第2の入力値として順
次入力され、制御端子に入力される第2の入力値が二値
の一方状態を示すとき第1の入力値を出力し、第2の入
力値が二値の他方状態を示すとき第1の入力値の1の補
数値を出力する論理反転器と、入力された積算値をラッ
チする積算値ラッチ回路と、第2の入力値が二値の一方
状態のとき論理反転器の出力値と積算値ラッチ回路にラ
ッチされた積算値とを加算して新たな積算値として積算
値ラッチ回路に送出するとともに、第2の入力値が二値
の他方状態のとき前記加算された積算値に1を加算して
2の補数にして新たな積算値として積算値ラッチ回路に
送出する全加算器と、入力された出力指令に応動して積
算値ラッチ回路にラッチされている積算値を外部へ送出
する出力ゲート回路と、予め設定された積算周期経過毎
に積算値ラッチ回路へ積算値のクリア指令を送出すると
ともに出力ゲート回路へ出力指令を送出するタイミング
制御部とを備えている。
【0026】
【作用】このように構成されたデジタル相関器の基本動
作は例えばサンプリング信号に同期して、順次入力され
るデジタルの第1の入力値とデジタル第2の入力値との
間の相関係数を算出する。
【0027】すなわち、第1の入力値をF(t)とし、
第2の入力値をF(t+τ)とすると、相関係数R
(τ)は(1) 式で示される。
【0028】
【数1】
【0029】第2の入力値G(t)は1ビット構成であ
るので、[1]の場合、[+1]と見なし、[0]の場
合を[−1]と見なすと、F(t+τ)=[1]の場
合、 F(t)F(t+τ) =F(t) F(t+τ)=[0]の場合、 F(t)F(t+τ)
=−F(t)となる。
【0030】すなわち、第2の入力値が[1]の場合、
積算値に第1の入力値を加算することを示し、第2の入
力値が[0]の場合、積算値から第1の入力値を減算す
ることを示す。
【0031】周知の通り、デジタルの加減算器におい
て、減算することは、減算対象値の2の補数を加算する
ことである。
【0032】したがって、この発明においては、論理反
転器において、第2の入力値が[1]の場合、入力した
第1の入力値をそのまま次の全加算器へ送出し、第2の
入力値が[0]の場合、入力した第1の入力値の補数を
次の全加算器へ送出する。
【0033】全加算器においては、論理反転器からの出
力値を積算値ラッチ回路にラッチされている積算値に順
次加算していくが、前記第2の入力値が[0]の場合、
加算値にさらに[1]を加算することによって、上述し
た(1) 式が実現される。よって、簡単なデジタル回路構
成で高い精度の相関係数R(τ)が得られる。
【0034】また、別の発明においては、上述した発明
における論理反転器と積算値ラッチ回路と全加算器に加
えて、PNパターン発生器と遅延PNパターン信号発生
手段とA/D変換器と出力ゲート回路とタイミング制御
部とを設けている。
【0035】このような構成において、論理反転器に順
次入力される第1の入力値は、PNパターン発生器から
出力され被測定対象を経由して受信されたPNパターン
信号がA/D変換された入力値である。また、論理反転
器に順次入力される第2の入力値は、PNパターン発生
器から出力されたPNパターン信号に対して所定時間遅
延した遅延PNパターン信号である。
【0036】またタイミング制御部は、予め設定された
積算周期経過する毎に、積算値ラッチ回路へ積算値のク
リア指令を送出し、かつ出力ゲート回路へ出力指令を送
出する。
【0037】その結果、積算周期経過する毎に、積算値
ラッチ回路にラッチされている積算値が相関係数として
出力される。
【0038】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
【0039】図1は実施例のデジタル相関器が組込まれ
た距離測定装置の概略構成を示すブロック図である。ま
た、図2及び図3は同距離測定装置の動作を示すタイム
チャートである。
【0040】PNパターン発生器11は、例えばN段の
シフトレジスタと1個の排他的論理和ゲートとから構成
され、入力端子12から開始信号STが入力されると、
別の入力端子12aから入力される所定のクロック周期
0 (周波数f0 )を有するクロック信号cに同期し
て、(2N −1)のデータ周期を有するM系列のPNパ
ターン信号dを出力する。
【0041】PNパターン発生器11から出力されたP
Nパターン信号dは信号送信処理部13内において、搬
送波発振器15から出力された搬送波周波数fC を有す
る搬送波信号hと信号合成器(ミキサ)14で位相変調
される。信号合成器(ミキサ)14から出力された位相
変調信号eは増幅器16で増幅された後、例えばアンテ
ナ17を介して電波放射される。
【0042】信号受信処理部18は、信号送信処理部1
3のアンテナ17から電波放射された電波をアンテナ1
9を介して受信する。
【0043】なお、信号送信処理部13のアンテナ17
と信号受信処理部18のアンテナ19との間が被測定伝
送路になるが、実際の測定においては、この被測定伝送
路は通信衛星までの往復経路や、都市相互間に敷設され
た光ファイバの往復経路であるので、信号送信処理部1
3と信号受信処理部18とは同一のケースに収納されて
いる。したがって、信号送信処理部13と信号受信処理
部18との間において搬送波発振器15の時間遅れはな
い。
【0044】アンテナ19で受信された受信信号gはバ
ンドパスフィルタ(BPF)20で帯域制限された後、
増幅器21で増幅される。増幅器21で増幅された受信
信号は次の復調器22へ入力される。
【0045】復調器22は受信信号を搬送波発振器15
から出力された搬送波信号hで元のPNパターン信号に
対応する信号に復調する。復調器22から出力された復
調信号はローパスフイルタ(LPF)23で高周波雑音
成分が除去され、新たな復調信号kとして、A/D変換
器24へ入力される。
【0046】このA/D変換器24は、例えばバイポー
ラ型のA/D変換器で構成されており、クロック入力端
子25から入力される周波数fS (周期TS )を有する
サンプリング信号SKに同期して、入力された復調信号
kを例えば8ビットデータにA/D変換する。A/D変
換器24から出力された復調PNパターン信号としての
デジタルの復調信号pは第1の入力値として次のデジタ
ル相関器26の入力端子26aを介して一方の入力ラッ
チ回路27へ入力される。
【0047】一方、前記入力端子12aから入力される
クロック信号cは、前記PNパターン発生器11と同一
構成のPNパターン発生器11aへ入力される。PNパ
ターン発生器11aは、前記入力端子12から開始信号
STが入力されると、遅延時間設定レジスタ28に記憶
されている遅延時間τだけ前記PNパターン発生器11
から出力されるPNパターン信号dより遅延した遅延P
Nパターン信号d1 を出力する。
【0048】なお、遅延時間設定レジスタ28に記憶さ
れている遅延時間τは、制御部39によって、制御信号
レジスタ40に記憶されている時間が読出されてダウン
ロードされる。
【0049】PNパターン発生器11aから出力された
遅延PNパターン信号d1 はデジタル相関器26の制御
端子26bを介して他方の入力ラッチ回路29へ入力さ
れる。
【0050】各入力ラッチ回路27,29は、一種のD
型フリップフロップで構成されており、入力端子25a
から入力されたサンプリング信号SKの立上りに同期し
て、入力端子Dに印加されている8ビットの復調信号p
及び遅延PNパターン信号d1 を取込んで出力端子Qか
ら出力する。
【0051】一方の入力ラッチ回路27から出力された
8ビットの復調信号p1 は次の論理反転器30の入力端
子INへ印加される。また、この論理反転器30の制御
端子COMには、他方の入力ラッチ回路29から出力さ
れた遅延PNパターン信号d2 が印加されている。
【0052】そして、この論理反転器30は、制御端子
COMに印加されている遅延PNパターン信号d2 の値
が[1]状態、すなわち、Hレベル状態においては、出
力端子OUTから入力端子INへ印加されている8ビッ
トの復調信号p1 と同一の復調信号p2 を出力する。一
方、制御端子COMに印加されている遅延PNパターン
信号d2 の値が[0]状態、すなわち、Lレベル状態に
おいては、出力端子OUTから入力端子INへ印加され
ている8ビットの復調信号p1 の各ビット値を反転した
前記復調信号p1 の補数を示す復調信号p2 を出力す
る。
【0053】論理反転器30の出力端子OUTから出力
された8ビットの復調信号p2 は次の中間ラッチ回路3
1の入力端子Dへ印加される。一方、他方の入力ラッチ
回路29から出力された遅延PNパターン信号d2 は別
の中間ラッチ回路32の入力端子Dへ印加される。
【0054】各中間ラッチ回路31,32は、例えばD
型フリップフロップで構成されており、前記サンプリン
グ信号SKの立上りに同期して、入力端子Dに印加され
ている8ビットの復調信号p2 及び遅延PNパターン信
号d2 を取込んで出力端子Qから出力する。
【0055】中間ラッチ回路31から出力された8ビッ
トの復調信号p3 は次の全加算器33の一方の入力端子
Aへ印加される。また、中間ラッチ回路32から出力さ
れた遅延PNパターン信号d3 は全加算器33のキャリ
ー端子CIへ印加される。すなわち、中間ラッチ回路3
1,32は全加算器33へ復調信号p3 及び遅延PNパ
ターン信号d3 が印加されるタイミングを一致させる機
能を有するラッチ回路である。
【0056】全加算器33の他方の入力端子Bには、次
の積算値ラッチ回路34から出力された複数ビット構成
の積算値SM2 が印加されている。
【0057】そして、全加算器33は、キャリー端子C
Iに印加されている遅延PNパターン信号d3 が[1]
状態、すなわち、Hレベル状態においては、前記サンプ
リング信号SKの立上りに同期して、入力端子Aに印加
されている積算値SM2 に入力端子Bに印加されている
復調信号p3 の値を加算して、加算結果を出力端子Sか
ら12ビットの新たな積算値SM1 として前記積算値ラ
ッチ回路34の入力端子Dへ印加する。
【0058】一方、キャリー端子CIに印加されている
遅延PNパターン信号d3 が[0]状態、すなわち、L
レベル状態においては、全加算器33は、前記サンプリ
ング信号SKの立上りに同期して、入力端子Aに印加さ
れている積算値SM2 に入力端子Bに印加されている復
調信号p3 の値を加算して、さらに、加算結果に1を加
算して、その加算結果を出力端子Sから複数ビットの新
たな積算値SM1 として積算値ラッチ回路34の入力端
子Dへ印加する。
【0059】すなわち、遅延PNパターン信号d3
[0]状態においては、論理反転器30と全加算器33
は入力された復調信号pの2の補数を加算する回路を構
成し、結果的に積算値SM2 から復調信号pの値を減算
する機能を実行する。
【0060】積算値ラッチ回路34は、前記サンプリン
グ信号SKの立上りに同期して、入力端子Dに印加され
ている複数ビットの積算値SM1 を取込んで出力端子Q
から新た積算値SM2 として前記全加算器33及び出力
ゲート回路35の入力端子Dへ印加する。
【0061】さらに、積算値ラッチ回路34は、タイミ
ング制御部36からクリア信号CLがクリア端子CLへ
印加されると、現在ラッチしている積算値SM2 を0値
にクリアする。
【0062】出力ゲート回路35は、例えばD型フリッ
プフロップで構成されており、タイミング制御部36か
ら出力指令OUTが制御端子ENに入力されると、その
時点で入力端子Dに印加されている複数ビットの積算値
SM2 を新たな複数ビット構成の相関係数R(τ)とし
て外部の制御部39へ送出する。
【0063】前記タイミング制御部36には、入力端子
25aを介して前記サンプリング信号SKが印加される
と共に、他の入力端子37,38を介して読出信号RE
AD及びリセット信号RESが入力される。
【0064】そして、タイミング制御部36は、外部か
ら入力されているリセット信号RESが解除されると、
前記サンプリング信号SKにおける次の立上りに同期し
て、積算値ラッチ回路34へクリア信号CLを送出し
て、積算値SM2 を一旦0値にクリアする。さらに予め
設定されている積算時間TM の計時を開始し、積算時間
M が終了すると、出力ゲート回路35へ出力指令OU
Tを送出して、蓄積された積算値SM2 を相関係数R
(τ)として出力させる。
【0065】制御部39は、一種のマイクロコンピュー
タで構成されており、制御信号メモリ40に記憶された
各種の制御指令を読出してタイミング制御部36に対し
て各種の信号を送出してこの距離測定装置全体の動作を
制御する。
【0066】具体的には、遅延時間設定レジスタ28に
設定する遅延時間τを順次変更していって、各遅延時間
τ設定時におけるデジタル相関器26から出力される各
相関係数R(τ)を順番に採集する。そして、最大相関
係数R(τ)max が得られる遅延時間τS を決定し、こ
の遅延時間τS をアンテナ17,19相互間で構成され
る伝送路の信号の伝送所要時間とし、この遅延時間τS
に信号の伝送速度Vを乗算することによって、伝送路の
距離L(=τS ×V)を算出する。
【0067】このように構成された距離測定装置におけ
るデジタル相関器26の動作を図2及び図3に示すタイ
ムチャートを用いて説明する。
【0068】まず、時刻t1 にてリセット信号RESが
立上がると動作を開始する。そして、同一時刻t1 にお
いてクリア信号CLが出力され、積算値ラッチ回路34
の積算値SM2 が0にクリアされる。そして、読出信号
REDが入力されると、積算時間TM が開始されると共
に、前記クリア状態が解除される。
【0069】デジタル相関器26の入力ラッチ回路27
はA/D変換器24からサンプリング信号SKに同期し
て順次出力される例えば8ビットの復調信号p(x0
1,x2 .x3 ,x4 ,x5 ,x6 ,x7 ,x8 ,x
9 …)を順次取込む。そして、順次取込んだ各復調信号
pを1サンプリング周期TS 分時間シフトさせて復調信
号p1 として出力する。
【0070】同様に、入力ラッチ回路29はPNパター
ン発生器11aから出力されている遅延PNパターン信
号d1 の値をサンプリング信号SKに同期して順次読取
って1サンプリング周期TS 分時間シフトさせて遅延P
Nパターン信号d2 として出力する。
【0071】そして、時刻t2 において、遅延PNパタ
ーン信号d1 が[0]から[1]へ立上がると、1サン
プリング周期TS 分遅れた時刻t3 において、論理反転
器30の制御端子COMの入力信号値が[0]から
[1]へ変化する。したがって、この時刻t3 以前にお
いては、論理反転器30からは復調信号p1 の各値(x
0)を反転した補数を復調信号p2 として出力していた
が、この時刻t3 以降においては、復調信号p1 の各値
(x1 ,x2 .x3 )をそのまま復調信号p2 として出
力する。
【0072】そして、時刻t5 において、遅延PNパタ
ーン信号d1 が[1]から[0]へ立下ると、1サンプ
リング周期TS 分遅れた時刻t6 において、論理反転器
30の制御端子COMの入力信号値が[1]から[0]
へ変化する。したがって、この時刻t6 以降において
は、復調信号p1 の各値(x4 ,x5 )を反転した補数
を復調信号p2 として出力する。
【0073】論理反転器30から出力される復調信号p
2 の各値(x0 ,x1 ,…)及び入力ラッチ回路29か
ら出力される遅延PNパターン信号d2 の各値は、中間
ラッチ回路31,32で再度1サンプリング周期TS
時間シフトされて、復調信号p3 及び遅延PNパターン
信号d3 として全加算器33へ印加される。
【0074】したがって、遅延PNパターン信号d3
[0]状態を示す時刻t4 以前においては、全加算器3
3は結果的に減算処理を実行し、遅延PNパターン信号
3が[1]状態を示す時刻t4 乃至時刻t7 の期間は
結果的に加算処理を実行する。
【0075】そして、前記積算時間TM 経過後の時刻t
8 に出力指令OUTが立上がると、積算値ラッチ回路3
4から出力されている積算値SM2 が出力ゲート回路3
5を介して相関係数R(τ)として制御部39へ出力さ
れる。
【0076】相関係数R(τ)の出力が終了した時刻t
9 において、クリア信号CLが立下り、積算値ラッチ回
路34にラッチされている積算値SM2 が0にクリアさ
れる。
【0077】このように構成されたデジタル相関器にお
いては、図5に示した従来のアナログ相関器2のように
アナログの乗算器2aやアナログの積分器2bが組込ま
れていないので、たとえ長時間に亘って積和演算を実施
したとしても、直流ドリフトが発生することはないの
で、相関係数R(τ)を高い精度で算出できる。
【0078】次に、このように構成されたデジタル相関
器を用いて、信号受信処理部18にて受信され、復調さ
れた復調信号pから雑音に埋もれた信号成分を相関係数
を算出することによって、高いS/N比で検出できる理
由を図4(a)(b)を用いて詳細に説明する。
【0079】雑音成分のサンプリングされた各瞬時値
は、正負の極性に亘り、例えば正規分布等で代表される
広い範囲に分散する。一方、信号成分は一定値を維持し
ているので、図4(a)に示すように、一定の積算時間
M において前述した(1) 式で示す積和演算の実行過程
で雑音成分は低減するが、信号成分は一定値を維持する
ので、S/N比は向上する。
【0080】次に、図4(b)に示すように、信号成分
が大きくなると、雑音成分も大きくなる場合について説
明する。
【0081】このように信号の大きさと雑音の大きさと
が相関を持つ場合は、(1) 式で示す積和演算をN回実行
すると、S/N比がN1/2 だけ上昇することが知られて
いる。このことを以下に示す。
【0082】今、N回の積和演算を行うとして、i回目
の相関係数の測定データXi(t)の信号成分をsi 、雑音
成分をni としたとき、N回の測定による信号成分の和
は(2) 式となる。
【0083】
【数2】
【0084】となる。(2)(3)式において、s,nは信号
と雑音の平均振幅である。これにより、積和演算後のS
/Nは S/N=Ns/(N1/2 n)=N1/2 (s/n) …(4) となる。(3) 式において、N回の積和演算によって、信
号成分がN倍になり、雑音成分がN1/2 倍となり、これ
らを合計したS/N比が全体としてN1/2 倍となること
が理解できる。
【0085】したがって、雑音成分が大きい復調信号か
らこの雑音成分に埋もれた微弱信号が検出される。
【0086】なお、S/N比の向上度合いは、図4
(a)(b)に示すように、測定時間TM (積和演算時
間)の他に、信号をA/D変換する場合におけるサンプ
リング信号の周波数fS を高くして、積和演算を実施す
る場合におけるデータ数を増加してもよい。
【0087】そして、この実施例のデジタル相関器が組
込まれた距離測定装置においては、一般に、送信信号処
理部13からアンテナ17を介して送信された合成信号
eが、受信信号処理部18にて受信される被測定伝送路
を伝搬される過程において、大きな雑音が混入して、受
信信号gや復調信号pのS/N比が大幅に低下してい
る。
【0088】しかし、デジタル相関器で復調信号pと遅
延PNパターン信号d1 との相関係数R(τ)を算出す
ることによって、遅延時間τを変化させた場合における
最大相関係数R(τ)max を高い精度で検出できる。
【0089】なお、一つの遅延時間τにおける相関係数
R(τ)の測定時間TM を大きく設定することによっ
て、各遅延時間τにおける相関係数R(τ)の測定精度
をより一層向上できるので、最終的に得られる被測定伝
送路の距離Lの測定精度をより一層向上できる。
【0090】さらに、このデジタル相関器においては、
図1に示すように、論理反転器30、全加算器33,積
算値ラッチ回路34及び各信号値の入力タイミングを調
整するための複数のラッチ回路27,29,31.32
等の比較的安価なデジタル回路素子で構成しているの
で、回路構成が複雑化したり、製造費が大幅に上昇する
ことはない。
【0091】なお、実施例装置においては、デジタル相
関器を図1の一点鎖線内で示した各デジタル回路素子で
構成したが、この一点鎖線内の各デジタル回路素子の他
に、A/D変換器24,PNパターン発生器11,11
a,遅延時間設定レジスタ28,出力ゲート回路35及
びタイミング制御部36を含めた広い範囲をデジタル相
関器と見なすことも可能である。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように本発明のデジタル相
関器においては、論理反転器、全加算器,積算値ラッチ
回路でもって、相関係数を得るための関和演算をデジタ
ル的に実行している。
【0093】したがって、従来のアナログ相関器のよう
にアナログの乗算器やアナログの積分器が組込まれてい
ないので、たとえS/N比を向上させる目的で長時間に
亘って積和演算を実施したとしても、直流ドリフトが発
生することはないので、高い精度で相関係数を算出でき
る。
【0094】また、論理反転器、全加算器,積算値ラッ
チ回路等の比較的安価なデジタル回路素子で構成してい
るので、回路構成が複雑化したり、製造費が大幅に上昇
することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のデジタル相関器が組込ま
れた距離測定装置の概略構成を示すブロック図
【図2】 同実施例デジタル相関器の動作を示すタイム
チャート
【図3】 同じく同実施例デジタル相関器の動作を示す
タイムチャート
【図4】 同実施例デジタル相関器に入力される復調信
号における信号と雑音との関係を示す図
【図5】 従来のアナログ相関器を用いた信号処理回路
の概略構成を示すブロック図
【図6】 同アナログ相関器に組込まれたアナログ積分
器を示す回路図
【図7】 同アナログ相関器の動作を示すタイムチャー
【符号の説明】
11,11a…PNパターン発生器、13…信号送信処
理装置、14…信号合成器、15…搬送波発振器、1
6,31…増幅器、17,19…アンテナ、18…信号
受信処理部、20…バンドパスフィルタ、22…復調
器、23…ローパスフィルタ、24…A/D変換器、2
6…デジタル相関器、27,29…入力ラッチ回路、2
8…遅延時間設定レジスタ、30…論理反転器、31,
32…中間ラッチ回路、33…全加算器、34…積算値
ラッチ回路、35…出力ゲート回路、36…タイミング
制御部、39…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀内 幸夫 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内 (72)発明者 山本 周 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内 (72)発明者 秋葉 重幸 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内 (72)発明者 若林 博晴 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子に複数ビット構成の第1の入力
    値が順次入力され、制御端子に二値で表される第2の入
    力値が順次入力され、前記制御端子に入力される第2の
    入力値が前記二値の一方状態を示すとき前記第1の入力
    値を出力し、前記第2の入力値が前記二値の他方状態を
    示すとき前記第1の入力値の1の補数値を出力する論理
    反転器(30)と、 入力された積算値をラッチする積算値ラッチ回路(34)
    と、 前記第2の入力値が前記二値の一方状態のとき前記論理
    反転器の出力値と前記積算値ラッチ回路にラッチされた
    積算値とを加算して新たな積算値として前記積算値ラッ
    チ回路に送出するとともに、前記第2の入力値が前記二
    値の他方状態のとき前記加算された積算値に1を加算し
    て2の補数にして新たな積算値として前記積算値ラッチ
    回路に送出する全加算器(33)とを備えたデジタル相関
    器。
  2. 【請求項2】 PNパターン信号を出力するPNパター
    ン発生器(11)と、 このPNパターン発生器から出力され伝送路を経由して
    受信されたPNパターン信号をA/D変換するA/D変
    換器(25)と、 前記PNパターン発生器から出力されたPNパターン信
    号に対して所定時間遅延した遅延PNパターン信号を出
    力する遅延PNパターン信号発生手段(11a,28)と、 入力端子に前記A/D変換器から出力された受信PNパ
    ターン信号の各信号値が第1の入力値として順次入力さ
    れ、制御端子に前記遅延PNパターン信号発生手段から
    遅延PNパターン信号の各信号値が二値で表される第2
    の入力値として順次入力され、前記制御端子に入力され
    る第2の入力値が前記二値の一方状態を示すとき前記第
    1の入力値を出力し、前記第2の入力値が前記二値の他
    方状態を示すとき前記第1の入力値の1の補数値を出力
    する論理反転器(33)と、 入力された積算値をラッチする積算値ラッチ回路(34)
    と、 前記第2の入力値が前記二値の一方状態のとき前記論理
    反転器の出力値と前記積算値ラッチ回路にラッチされた
    積算値とを加算して新たな積算値として前記積算値ラッ
    チ回路に送出するとともに、前記第2の入力値が前記二
    値の他方状態のとき前記加算された積算値に1を加算し
    て2の補数にして新たな積算値として前記積算値ラッチ
    回路に送出する全加算器(33)と、 入力された出力指令に応動して前記積算値ラッチ回路に
    ラッチされている積算値を外部へ送出する出力ゲート回
    路(35)と、 予め設定された積算周期経過毎に前記積算値ラッチ回路
    へ積算値のクリア指令を送出するとともに前記出力ゲー
    ト回路へ出力指令を送出するタイミング制御部(36)とを
    備えたデジタル相関器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4667055B2 (ja) * 2005-02-02 2011-04-06 富士通テン株式会社 無線受信機におけるdcオフセット補正装置及び方法
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