JPH04346532A - フレーム同期方法および装置 - Google Patents

フレーム同期方法および装置

Info

Publication number
JPH04346532A
JPH04346532A JP3148082A JP14808291A JPH04346532A JP H04346532 A JPH04346532 A JP H04346532A JP 3148082 A JP3148082 A JP 3148082A JP 14808291 A JP14808291 A JP 14808291A JP H04346532 A JPH04346532 A JP H04346532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
signal
complex signal
output
correlation value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3148082A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Takeuchi
良男 武内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
Kokusai Denshin Denwa KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Denshin Denwa KK filed Critical Kokusai Denshin Denwa KK
Priority to JP3148082A priority Critical patent/JPH04346532A/ja
Publication of JPH04346532A publication Critical patent/JPH04346532A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信装置の受信部で行
われるフレーム同期に用いられるフレーム同期方法およ
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフレーム同期装置においては、通
常、図7に示すような構成をとっている。ここで入力さ
れるフレーム化された信号10は、図8に示すようなフ
レーム構成を持つものとする。図7において、91は図
8に示すフレーム内の固定パターンと同一のパターンを
繰り返し発生させる固定パターン信号発生器、92は入
力信号10と固定パターン信号の相関を求める相関器で
ある。
【0003】フレーム内の固定パターンを a1, a
2,…,anと表すと、相関器92においては入力信号
 xk に対し、固定パターン信号発生器91から発生
された固定パターンとの複素相関値 Ck’を
【数1】 として計算して出力する。なお、ここで ai, xi
(i= 1〜n)としては一般化のため複素数を考えて
おり、a*はaの共役複素数を表す。xk−n+1, 
…,xk がフレーム内の固定パターンの部分の信号に
相当するとき、|Ck’| はピークの値をとる。従っ
て図9に示すように |Ck’|はフレーム周期毎にピ
ークとなり、フレーム同期を行うための信号として用い
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、入力信号の周波数が伝送路の影響等により偏
移している場合に問題が生ずる。すなわち、例えば周波
数がΔfだけ偏移している場合、フレーム内の固定パタ
ーンの部分に相当する信号は、xk−n+i = ai
 ・exp(j2πΔfiΔT+θ0)       
   (2)ΔT :サンプル間隔 θ0 :初期位相 と表すことができるので、固定パターンとの複素相関値
は、
【数2】 となってΔfに依存し、|Ck’| は必ずしもフレー
ム内の固定パターンの位置においてピークになるとは限
らない。特に、固定パターン長Lに対し、周波数偏移量
ΔfがΔf・L>1というような大きな値となっている
場合は、|Ck’| はフレーム内の固定パターンの位
置においてもまったくピークを生じなくなる。すなわち
、|Ck’| をフレーム同期用信号として用いること
はできなくなる。
【0005】本発明は、上述した従来技術の問題点を解
決するためになされたもので、入力されるフレーム化さ
れた信号の周波数が偏移していても、フレーム同期に用
いることのできる信号を生成することのできる簡便な方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、フレー
ム内の特定の位置に固定パターンの信号を持つようにフ
レーム化された信号に対するフレーム同期方法において
、入力されるフレーム化された信号と、該フレーム化さ
れた信号をフレームに相当する時間あるいはその整数倍
だけ遅延した信号との相関値をフレーム同期用の信号と
して出力することにある。
【0007】
【作用】本発明は、上述のように入力されるフレーム化
された信号と、入力信号を遅延した信号の相関を計算し
ているため、周波数の偏移が大きくても、異なるフレー
ムの固定パターンの部分の信号間の相関が高いため大き
な相関値を得ることができ、これをフレーム同期の引き
込みおよび保持などに用いることによって安定なフレー
ム同期を達成することが可能となる。
【0008】
【実施例】本発明によるフレーム同期装置は、必ずしも
ディジタル回路で実現する必要はないが、ディジタル回
路による実現の方が容易であるので、以下の説明におい
ては、ディジタル回路による実現を念頭において説明す
る。したがって、入力信号はあらかじめ一定の周期ΔT
でサンプリングされてディジタル化されているものとす
る。
【0009】入力されるフレーム化された信号のフォー
マットは、図8に示すように、同一の固定パターンが一
定の周期で繰り返し現れるものとする。なお、ここでは
、固定パターンの繰り返しの周期をフレーム長と考える
。入力されるフレーム化された信号のk番目の複素のサ
ンプル値をxkと表す。フレーム長をTとし、実用上フ
レーム長Tはサンプリング周期ΔTのほぼ整数倍となっ
ていることが多いので、ここでは、T=N・ΔT (N
は整数)とする。また、フレーム内の固定パターンの部
分の信号のn点のサンプル値を
【数3】 とする。このとき、固定パターンの部分の長さをLとす
ると、L≧nΔTである。固定パターンはフレーム毎に
繰り返し現れるので、
【数4】 (mは整数)も固定パターンの部分のサンプル値となる
【0010】2箇所の固定パターンの部分の信号間の相
関はきわめて高いことから、フレーム長離れた2箇所の
信号の複素相関値
【数5】 を計算すると、図9に示すように、
【数6】 のところで複素相関値 |Ck| が繰り返しピークと
なる。
【0011】たとえば、伝送される前の固定パターンを
間隔ΔTでサンプリングしたサンプル値を a1, a
2,…, anとし、伝送路上で周波数がΔfだけ偏移
したとすると、隣接するフレームのそれぞれの固定パタ
ーンの部分の信号のサンプル値は、
【数7】
【数8】 と表せるから、式(4) より
【数9】 となり、|exp(j2 πΔfT)|=1であるから
、周波数の偏移量Δfにかかわらず
【数10】 はピークの値をとる。したがって、伝送路上で、フレー
ム化された信号に周波数偏移が生じても、式(4) に
よって計算される複素相関値Ckの絶対値は、時間に対
してフレーム周期毎に繰り返しピークが現れる変化をす
る。よって、周波数偏移量によらず複素相関値Ckをフ
レーム同期の引き込みおよび保持などに利用することが
可能である。
【0012】図1は、本発明によるフレーム同期装置の
回路構成例である。同図において、1は遅延器であり、
入力されるフレーム化された信号をフレーム長Tだけ遅
延して出力する。このとき、遅延器1の入力サンプルを
xkとすると、遅延器1からはサンプルxk−Nが出力
される。2は相関器であり、2つの入力系列xk−n+
1, …, xkおよび xk−N−n+1,…, x
k−Nをもとに、式(4) で表される複素相関値Ck
を計算して出力する。
【0013】相関器の実現方法としては、例えば、以下
のようないくつかの方法が考えられる。1つは複素相関
値Ckを直接的に計算する回路で、図2に示すような回
路構成によるものである。同図において、31,32 
はそれぞれn段のシフトレジスタ、331 〜 33n
は乗算器、34は加算器である。シフトレジスタ31に
は、信号xkが入力され、入力される毎にシフトされて
蓄積される。すなわち、xkが入力されたときのシフト
レジスタ31の第i段の出力は、xk−i+1となる。 一方、シフトレジスタ32には遅延器1の出力xk−N
が入力される。このとき、シフトレジスタ32の第i段
の出力はxk−N−i+1となる。乗算器331 〜 
33nにおいて、xk−i+1・x*k−N−i+1 
(1≦i≦n)が計算され、加算器34において
【数11】 が計算される。これは式(4) の右辺に等しく、すな
わち複素相関値Ckが求まったことになる。
【0014】図2の構成を少し改良したものとして、図
3に示すような回路構成が考えられる。同図において、
41は乗算器、42はn段のシフトレジスタ、34は加
算器である。信号xkと遅延された信号xk−Nは乗算
器41に入力され、計算されたxk・x*k−N がシ
フトレジスタ42に入力される。このときシフトレジス
タ42の第i段の出力はxk−i+1・x*k−N−i
+1 となり、加算器34において
【数12】 が計算される。すなわち、図2に示した回路よりも少し
小さい規模の回路により、図2に示した回路と同等の結
果を得ることができる。
【0015】もう一つの構成は、複素相関値Ckを再帰
的に計算する回路で、図4に示すような構成によるもの
である。同図において、41は乗算器、42はn+1段
のシフトレジスタ、43は加算器、44は遅延器である
。信号xkおよび遅延された信号xk−Nは乗算器41
に入力され、xk・x*k−N が計算されシフトレジ
スタ42に入力される。シフトレジスタ42の第1段の
出力xk・x*k−N と第n+1 段の出力xk−n
・x*k−N−n が加算器43に入力され、以下の計
算が行われる。
【0016】yk+1 = yk + xk・x*k−
N − xk−n・x*k−N−n        (
8) ここで、ykは遅延器44の出力であり、yk+1が加
算器43から出力され遅延器44に入力される。遅延器
44は入力を1サンプル遅延して出力する。シフトレジ
スタ42の各段に保持される値および遅延器の出力値の
初期設定をすべて0として、乗算器41にx1およびx
1−Nが入力された時点から回路の動作を開始したとす
ると、シフトレジスタ42にn個の値が入力された時点
において
【数13】 となり、これはCnに等しい。更に式(8) により再
帰的に計算される値は、
【数14】 となり、Ckに等しくなる。すなわち、乗算器41の出
力は複素相関値Ckとなる。図4の構成によれば、式(
8) により複素相関値Ckの差分の加算だけを行って
いるので、式(4) により直接的に計算する図2およ
び図3の構成に比べて、サンプル毎の処理量が大幅に少
なくて済むという利点がある。また、従来方法において
は、相関値の差分は簡単な形にならないため、サンプル
毎に式(1) に従って相関値を計算する必要があり、
よって、図4の構成を採用すれば、従来方法に比べても
サンプル毎の処理量が大幅に少なくて済むことになる。
【0017】図1の相関器を図2の回路により実現する
場合は、図5のような回路に変換することも可能である
。同図において、5はN+n段のシフトレジスタであり
、遅延器1とシフトレジスタ31,32 を合わせた機
能を実現する。上述のように本発明はフレーム内の特定
の位置にある固定パターンの部分の信号間に高い相関が
あることを利用して、入力されるフレーム化された信号
と、入力信号を1フレーム分遅延した信号との相関を求
めることにより、フレーム周期毎にピークが現れる信号
を生成する。この信号は、フレーム同期の引き込みおよ
び保持などに利用することができる。
【0018】上述したフレーム同期方法および装置に関
し、以下のような拡張が可能である。・信号伝送時に、
フレーム化された信号が変調される場合、変調後の信号
にフレーム毎の固定パターンがあれば、変調後の信号に
ついて上述の説明がそのまま当てはまる。このとき、変
調方式はいかなる方式でも構わない。・上述の説明にお
いては、1フレーム長Tだけ遅延した信号との相関を求
めているが、一般に遅延量はフレーム長の整数倍とする
ことができる。・上述の説明においては、毎フレームに
同一のパターンの信号が含まれていることを仮定してい
るが、必ずしも同一である必要はなく、相互に相関の高
い複数のパターンであっても、本発明によるフレーム同
期方法および装置を適用することができる。・式(7)
 より、絶対値がピーク値となる複素相関値をもとにフ
レーム間の信号の位相差(2 πΔfT)を計算するこ
とができ、これを何らかの処理に利用することができる
【0019】図6は、無線通信において用いられること
を想定した、本発明によるフレーム同期装置の構成例で
ある。同図において、1は遅延器、2は相関器、6は複
素検波器、7はピーク検出器、8はタイミング検出器で
ある。複素検波器6に入力される信号は、フレーム毎に
固定パターンを持つ信号が変調された後無線伝送された
信号を受信した無線周波数帯の信号あるいは該受信信号
を周波数変換して得られる中間周波数帯の信号である。 この無線周波数帯あるいは中間周波数帯の信号をr(t
) = A・cos(2 πft+ θ) + n(t
)A:受信信号の振幅 f:受信信号の周波数 θ:受信信号の位相 n(t):受信信号に含まれる雑音成分と表すと、複素
検波器6においては、次の式に基づいて複素信号の出力
を得る。すなわち、r(t)  に対して、互いに直交
する基準信号
【0020】Rc(t) =  a・cos(2 πf
0t)Rs(t) = −a・sin(2 πf0t)
a:基準信号の振幅 f0:基準信号の周波数 を乗じて得られる信号
【0021】r(t)・Rc(t) = B ・[cos(2π(f−f0)t+θ)+co
s(2 π(f+f0)t+θ)]+nc(t) r(t)・Rs(t) = B ・[sin(2π(f−f0)t+θ)−si
n(2 π(f+f0)t+θ)]+ns(t) B = A ・a/2 nc(t),ns(t):変換された雑音成分のそれぞ
れを低域通過フィルタを通すことにより、複素信号
【0022】sc(t) = B・cos(2 π(f
−f0)t+θ)+nc’(t)ss(t) = B・
sin(2 π(f−f0)t+θ)+ns’(t)n
c’(t),ns’(t):変換された雑音成分を得る
。このような式に基づく処理を行う回路の1例として、
図6に示すところの基準信号発生器61、90°移相器
62、乗算器63,64 、および低域通過フィルタ6
5,66 からなる回路が考えられる。
【0023】得られた複素信号出力に対し、既に説明し
た、遅延器1と相関器2からなる回路によって、複素相
関信号を求めると、図9に示したようにフレーム毎にピ
ークの現れる信号(Ck)となる。この信号に対し、ピ
ーク検出器7において、ピークの検出を行う。すなわち
、例えば閾値vを設定し、|Ck|>vとなったタイミ
ングあるいは|Ck|>vとなった後|Ck|がピーク
の値をとったタイミングを検出する。ピーク検出器7か
らは、検出されたピークのタイミングあるいはピークの
タイミングに関する情報が出力される。ピーク検出器7
で検出されるピークタイミングは、雑音等による変動が
小さい場合は、そのままフレームタイミングとして用い
ることができる。 また、タイミングの変動が大きい場合は、タイミング整
形器8によって変動の少ないフレームタイミングを得る
ことができる。
【0024】例えばタイミング整形器8は図6に示すよ
うにタイミング比較器81とタイミング発生器82から
構成することができる。タイミング比較器81は、ピー
ク検出器7から入力される検出されたピークタイミング
あるいはピークタイミングに関する情報と、タイミング
発生器82から入力されるフレームタイミングあるいは
フレームタイミングに関する情報をもとに、ピークタイ
ミングに対するフレームタイミングの進みあるいは遅れ
に関する情報を出力する。タイミング発生回路82は、
タイミングの進みあるいは遅れに関する情報の入力に対
応して、生成するフレームタイミングを遅らせるように
あるいは進ませるように補正しながらフレームタイミン
グを出力し、必要ならばタイミング比較器81に対して
フレームタイミングに関する情報を出力する。
【0025】以上述べたように、図6に示す構成のフレ
ーム同期装置により、フレーム毎に固定パターンを持つ
信号が変調された後無線伝送された信号を受信した信号
より、フレームに同期した信号を抽出することができる
【0026】
【発明の効果】本発明は、入力されるフレーム化された
信号の周波数が偏移して、たとえ周波数偏移量Δfが固
定パターン長Lに対しΔf・L>1という関係を満たす
ような大きな値となっていても、フレーム周期毎に必ず
ピークが現れる信号を抽出することができ、これをフレ
ームタイミングとして用いることができる。そのため、
本発明は、伝送速度が低く相対的な周波数偏移量の大き
い移動体通信などに特に適している。また、相関値の計
算を、差分の加算による再帰的な方法によって行うこと
により、従来方法における相関値計算よりも処理量を少
なくすることも可能である。このことは、移動体通信に
おける端末の低消費電力化および小型化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回路構成を示す図である。
【図2】本発明において用いる相関器を実現する回路構
成例を示す図である。
【図3】本発明において用いる相関器を実現する回路構
成例を示す図である。
【図4】本発明において用いる相関器を実現する回路構
成例を示す図である。
【図5】図1における相関器を図2の回路で実現した場
合の回路を変換した回路例を示す図である。
【図6】無線通信における本発明によるフレーム同期装
置の構成例を示す図である。
【図7】従来のフレーム同期方法の構成を示す図である
【図8】入力信号のフレーム構成を示す図である。
【図9】フレーム同期パターンの複素相関値の絶対値の
時間変化を示す図である。
【符号の説明】
1,44  遅延器 2,92  相関器 5,31,32,42  シフトレジスタ6  複素検
波器 7  ピーク検出器 8  タイミング整形器 331,…,33n,41  乗算器 34,43  加算器 91  固定パターン信号発生器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フレーム内の特定の位置に固定パター
    ンの信号を持つようにフレーム化された複素信号に対す
    るフレーム同期方法において、前記複素信号をフレーム
    に相当する時間あるいはその整数倍だけ遅延して出力し
    、前記複素信号と遅延された前記複素信号との相関値を
    計算して出力することを特徴とするフレーム同期方法。
  2. 【請求項2】  フレーム内の特定の位置に固定パター
    ンの信号を持つようにフレーム化された複素信号に対す
    るフレーム同期装置において、前記複素信号をフレーム
    に相当する時間あるいはその整数倍だけ遅延して出力す
    る第1の手段と、前記複素信号と遅延された前記複素信
    号との相関値を計算して出力する第2の手段とを有する
    ことを特徴とするフレーム同期装置。
  3. 【請求項3】  前記第2の手段が、フレーム化された
    信号と遅延されたフレーム化された信号を乗算して結果
    を出力する乗算器と、該乗算器の出力に接続され入力さ
    れる値を順次シフトしながら蓄積し、第1段に蓄積され
    た値と第n段に蓄積された値を出力するシフトレジスタ
    と、入力された値を1サンプルに相当する時間だけ遅延
    する遅延器と、前記シフトレジスタの第1段に蓄積され
    た値の出力と、第n段に蓄積された値の出力より計算さ
    れる相関値の差分を前記遅延器の出力に加算することに
    より相関値を再帰的に計算して結果を出力するとともに
    前記相関値を前記遅延器に入力する加算器とから構成さ
    れる請求項2記載のフレーム同期装置。
  4. 【請求項4】  フレーム内の特定の位置に固定パター
    ンの信号を持つようにフレーム化された複素信号に対す
    るフレーム同期装置において、フレーム内の特定の位置
    に固定のパターンを持つようにフレーム化された後変調
    された信号を検波して複素信号を得る第1の手段と、該
    第1の手段の出力の前記複素信号をフレームに相当する
    時間あるいはその整数倍だけ遅延して出力する第2の手
    段と、前記第1の手段の出力の前記複素信号と前記第2
    の手段の出力の遅延された前記複素信号との相関値を計
    算して出力する第3の手段と、該第3の手段の出力の前
    記相関値に対してピーク検出を行うことによりフレーム
    タイミングを抽出する第4の手段とを有することを特徴
    とするフレーム同期装置。
  5. 【請求項5】  フレーム内の特定の位置に固定パター
    ンの信号を持つようにフレーム化された複素信号に対す
    るフレーム同期装置において、フレーム内の特定の位置
    に固定のパターンを持つようにフレーム化された後変調
    された信号を検波して複素信号を得る第1の手段と、該
    第1の手段の出力の前記複素信号をフレームに相当する
    時間あるいはその整数倍だけ遅延して出力する第2の手
    段と、前記第1の手段の出力の前記複素信号と前記第2
    の手段の出力の遅延された前記複素信号との相関値を計
    算して出力する第3の手段と、該第3の手段の出力の前
    記相関値に対してピーク検出を行うことによりフレーム
    タイミングを抽出する第4の手段と、該第4の手段によ
    り抽出されたフレームタイミングに対してタイミングの
    整形を行う第5の手段を有することを特徴とするフレー
    ム同期装置。
JP3148082A 1991-05-24 1991-05-24 フレーム同期方法および装置 Pending JPH04346532A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3148082A JPH04346532A (ja) 1991-05-24 1991-05-24 フレーム同期方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3148082A JPH04346532A (ja) 1991-05-24 1991-05-24 フレーム同期方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04346532A true JPH04346532A (ja) 1992-12-02

Family

ID=15444830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3148082A Pending JPH04346532A (ja) 1991-05-24 1991-05-24 フレーム同期方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04346532A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0537511A (ja) * 1991-07-30 1993-02-12 Nec Corp ユニークワード検出回路
JP2002374191A (ja) * 2000-11-01 2002-12-26 Ntt Docomo Inc 適応等化装置及びその方法
JP2003244763A (ja) * 2002-02-14 2003-08-29 Ntt Docomo Inc 移動通信システム、チャネル同期確立方法、及び移動局
JP2008118619A (ja) * 2006-11-03 2008-05-22 Nec Corp 変調方式識別装置及び方法、並びにプログラム
JP2008154205A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Nec Corp ブラインド処理による通信フレーム基点検出装置及び方法、並びにプログラム
JP2008271539A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Fujitsu Ltd ブロードバンド無線通信システムにおけるフレーム同期装置及び方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63196129A (ja) * 1987-02-10 1988-08-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd スペクトラム拡散通信受信装置
JPH0370226A (ja) * 1989-08-09 1991-03-26 Hitachi Ltd フレーム同期検出回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63196129A (ja) * 1987-02-10 1988-08-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd スペクトラム拡散通信受信装置
JPH0370226A (ja) * 1989-08-09 1991-03-26 Hitachi Ltd フレーム同期検出回路

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0537511A (ja) * 1991-07-30 1993-02-12 Nec Corp ユニークワード検出回路
JP2002374191A (ja) * 2000-11-01 2002-12-26 Ntt Docomo Inc 適応等化装置及びその方法
JP2003244763A (ja) * 2002-02-14 2003-08-29 Ntt Docomo Inc 移動通信システム、チャネル同期確立方法、及び移動局
JP2008118619A (ja) * 2006-11-03 2008-05-22 Nec Corp 変調方式識別装置及び方法、並びにプログラム
JP2008154205A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Nec Corp ブラインド処理による通信フレーム基点検出装置及び方法、並びにプログラム
JP2008271539A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Fujitsu Ltd ブロードバンド無線通信システムにおけるフレーム同期装置及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0454913A1 (en) Compensating for distortion in a communication channel
JP2019527520A (ja) Ds/fh信号の受信のための方法および装置
JPH10304001A (ja) 変調器及び変調方法
GB2570213A (en) Method and system for spread spectrum code acquisition
JPH07202750A (ja) スペクトラム拡散受信方法及び受信機
JPH11168516A (ja) Dcオフセットキャンセラーおよびこれを備えた受信機と通信システムとdcオフセットキャンセル方法
JPH0799486A (ja) Ofdm受信同期回路
CN101309100B (zh) 正交接收机的i/q相位和增益失衡的补偿装置和方法
US6212222B1 (en) Initial acquisition circuit
JPH04346532A (ja) フレーム同期方法および装置
JP3927350B2 (ja) 遅延ロックループ、受信装置およびスペクトル拡散通信システム
JP4309537B2 (ja) Ofdm受信装置
JP2002152082A (ja) 自動周波数制御装置およびスペクトル拡散受信装置
JP2692434B2 (ja) スペクトル拡散復調装置
JPH11251969A (ja) 周波数ホッピングスペクトラム拡散方式の受信装置
JP2001223668A (ja) 受信タイミング検出回路、周波数オフセット補正回路、受信装置及びその受信方法
JP3179554B2 (ja) スペクトラム拡散通信システム
EP1071279B1 (en) Receiver circuit
KR20010028099A (ko) 코드 분할 다중 접속방식을 이용한 수신기에서의 동기 추적장치 및 그 방법
JPH05344093A (ja) スペクトラム拡散通信用復調装置
KR950007434B1 (ko) 디지탈 얼리-레이트 트래킹 루프회로
JP3583679B2 (ja) 位相誤差検出装置
JPH10173632A (ja) 受信装置
JP2963431B1 (ja) Ofdm信号同期装置
JPH08265216A (ja) 信号処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980428