JP2963431B1 - Ofdm信号同期装置 - Google Patents

Ofdm信号同期装置

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JP2963431B1
JP2963431B1 JP10112272A JP11227298A JP2963431B1 JP 2963431 B1 JP2963431 B1 JP 2963431B1 JP 10112272 A JP10112272 A JP 10112272A JP 11227298 A JP11227298 A JP 11227298A JP 2963431 B1 JP2963431 B1 JP 2963431B1
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only
    • H04L27/2655Synchronisation arrangements
    • H04L27/2657Carrier synchronisation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 本発明は、OFDM信号同期装置において複
数の遅延波の影響を受ける場合に、周波数推定誤差を低
減すること及び正しいタイミングで同期信号を出力する
ことを目的とする。 【解決手段】直交周波数多重信号を繰り返し時間だけ遅
延する遅延回路10と、直交周波数多重信号と遅延信号
とに基づき繰り返し時間の間の位相変化量を検出する位
相回転角検出回路20と検出された位相変化量を入力
し、繰り返し時間以下の期間に検出された複数の位相変
化量に基づいてその移動平均を求めるとともに、複数の
位相変化量に対して検出されてからの時間経過に応じた
重みを与えて重み付き移動平均を出力する重み付き移動
平均回路40と周波数誤差を推定する周波数誤差推定回
路50とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル無線通
信で用いられる直交周波数多重(OFDM:Orthogonal
Frequency Division Multiplexing)信号を処理するO
FDM信号同期装置に関し、特に信号周波数の誤差検出
及びシンボルタイミングの同期に関する。
【0002】
【従来の技術】OFDM信号同期装置に入力されるOF
DM信号は、一般に図3(a)のようなフォーマットで
構成されている。すなわち、OFDM信号にはガードイ
ンターバルGIとデータ領域DATAとが交互に現れ
る。データ領域DATAには、伝送すべき情報がOFD
Mシンボル列として時系列で並ぶ。
【0003】図3(a)に示すフォーマットにおいて
は、OFDM信号系列では、ガードインターバルGIの
内容と、データ領域DATAの後半の内容とが同一にな
る。つまり、同一の信号が一定の時間Trを経過した後
に再び現れる。また、図3(b)に示すように、同一の
同期用信号Syncが一定の時間Trを経過した後に再
現れる信号フォーマットを利用することもできる。
【0004】OFDM信号の受信装置に内蔵されるOF
DM信号同期装置においては、従来より信号の同期及び
キャリア周波数偏差の補償のために、図3に示すような
繰り返し現れる信号を利用している。OFDM信号のキ
ャリア周波数偏差を検出する場合には、入力されるOF
DM信号と、時間Trだけ遅延したOFDM信号とに基
づいて、時間Trの間のOFDM信号の位相変化量を検
出する。
【0005】同一の信号の繰り返しによって、入力され
るOFDM信号と、遅延したOFDM信号とに同一の信
号が現れるときには、OFDM信号のキャリア周波数の
偏差に応じた位相変化を検出できる。但し、受信された
OFDM信号に含まれる雑音の影響によって正しい位相
変化が検出されない場合もある。そこで、雑音の影響を
抑制するために、検出された位相変化の移動平均を求め
る。そして、この位相変化と時間Trとに基づきキャリ
ア周波数の偏差を算出する。
【0006】OFDM信号の同期タイミングを検出する
場合には、入力されるOFDM信号の瞬時値の自乗を計
算して瞬時パワーを示す信号を生成する。また、雑音の
影響を抑制するために、前記瞬時パワーの移動平均を求
める。この瞬時パワーの移動平均を示す信号と、前記位
相変化を示す信号とを用いることにより、OFDM信号
の同期タイミングを検出できる。この方法については、
文献「T.M.Schmid and D.C.Cox,"Low-Overhead,Low-Com
plexity [Burst] Synchronization for OFDM,"ICC'96,p
p.1301-1306.」に示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、互いに異な
る複数の経路を通って電磁波が伝搬する通信環境におい
ては、受信側には互いに異なるタイミングで複数の電磁
波が到達する。すなわち、多数の遅延波が受信側に届
く。このような遅延波の影響により、送信側が送信した
信号とは異なる信号が受信側で検出される場合がある。
例えば、送信側が同一の信号を一定の周期で繰り返し送
信する場合であっても、受信側ではある時点で検出した
信号と前記周期を経過した後で検出した信号との間に、
遅延波の影響により大きな違いが生じる場合がある。
【0008】このような遅延波の影響を受ける状況で
は、上記のようなOFDM信号同期装置において周波数
誤差の推定性能や、タイミング検出性能が劣化する。そ
の結果、所望の復調特性が得られないか、あるいは同期
に必要な時間が長くなる可能性がある。本発明は、OF
DM信号同期装置において複数の遅延波の影響を受ける
場合に、周波数推定誤差を低減すること及び正しいタイ
ミングで同期信号を出力することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1のOFDM信号
同期装置は、所定の繰り返し時間で同一の信号が再度
れる直交周波数多重信号を入力して前記直交周波数多重
信号の周波数誤差を検出するOFDM信号同期装置にお
いて、前記直交周波数多重信号を入力してそれを前記繰
り返し時間だけ遅延した遅延信号を出力する遅延回路
と、前記直交周波数多重信号と前記遅延回路が出力する
遅延信号とに基づいて、前記繰り返し時間の間の前記直
交周波数多重信号の位相変化量を検出する位相回転角検
出回路と、前記位相回転角検出回路で検出された位相変
化量を入力し、前記繰り返し時間以下の期間に検出され
た複数の位相変化量に基づいてその移動平均を求めると
ともに、前記移動平均を計算する際に前記複数の位相変
化量に対して検出されてからの時間経過に応じた重みを
与え、前記移動平均を重み付き移動平均として出力する
重み付き移動平均回路と、前記重み付き移動平均回路が
出力する信号に基づいて前記直交周波数多重信号の周波
数誤差を推定する周波数誤差推定回路とを設けたことを
特徴とする。
【0010】遅延回路は、直交周波数多重信号を入力し
てそれを前記繰り返し時間だけ遅延した遅延信号を出力
する。位相回転角検出回路は、入力される直交周波数多
重信号と前記遅延回路が出力する遅延信号とに基づい
て、前記繰り返し時間の間の直交周波数多重信号の位相
変化量を検出する。重み付き移動平均回路は、位相回転
角検出回路で検出された位相変化量を入力し、前記繰り
返し時間以下の期間に検出された複数の位相変化量に基
づいてその移動平均を求めるとともに、前記複数の位相
変化量に対して検出されてからの時間経過に応じた重み
を与えて重み付き移動平均を出力する。周波数誤差推定
回路は、重み付き移動平均回路が出力する信号に基づい
て直交周波数多重信号の周波数誤差を推定する。
【0011】重み付き移動平均回路を用いた理由につい
て、図4の例を参照して説明する。図4においては、同
一の送信装置から送信された同一のOFDM信号が主信
号,遅延波#1及び遅延波#2として互いに異なるタイ
ミングで受信装置に受信される場合を示している。
【0012】図4の例では、時間Trの周期で同期用信
号Syncが2回繰り返し現れる。遅延波#1及び遅延
波#2が存在しない場合には、時刻t1でサンプリング
される信号とそれから時間Trだけ遅れた時刻(t1+
Tr)でサンプリングされる信号とは同じ同期用信号S
yncになる。しかし、実際には主信号の他に遅延波#
1及び遅延波#2が現れるので、遅延波#1及び遅延波
#2の影響を受ける。例えば、時刻t1でサンプリング
される信号には、主信号の同期用信号Syncと遅延波
#1のガードタイムGTの信号と遅延波#2のガードタ
イムGTの信号とが含まれている。
【0013】そして、時刻(t1+Tr)でサンプリン
グされる信号には、主信号の同期用信号Syncと遅延
波#1の同期用信号Syncと遅延波#2の同期用信号
Syncとが含まれている。つまり、遅延波#1及び遅
延波#2の影響により、時刻t1でサンプリングされる
信号と時刻(t1+Tr)でサンプリングされる信号と
の間に違いが生じる。
【0014】一方、時刻t2でサンプリングされる信号
においては、主信号,遅延波#1及び遅延波#2のいず
れについても、同期用信号Syncの成分だけが検出さ
れる。また、時刻(t2+Tr)でサンプリングされる
信号においても、主信号,遅延波#1及び遅延波#2の
全てについて、同期用信号Syncの成分だけが検出さ
れる。
【0015】つまり、時刻t2でサンプリングされる信
号と時刻(t2+Tr)でサンプリングされる信号とは
同一であり、この場合には遅延波#1及び遅延波#2の
影響が現れない。このような場合、繰り返し現れる同期
用信号Syncの1つに着目すると、サンプリングする
時刻が時間軸の後方になるに従って、遅延波の影響は減
少するものと考えられる。例えば、時刻t1よりも時刻
t2でサンプリングした方が遅延波#1及び遅延波#2
の影響を受けにくい。
【0016】但し、信号に含まれる雑音成分の影響を除
去するためには、互いに異なる時刻でサンプリングされ
た複数の信号を平均化した移動平均を利用する必要があ
る。そこで、本発明では複数の位相変化量に対して、検
出されてからの時間経過に応じた重みを与えた重み付き
移動平均を求める重み付き移動平均回路を設ける。時間
軸の方向に重みを付けた移動平均を利用することによ
り、周波数誤差推定において、遅延波に起因する信頼性
の劣化が低減される。
【0017】請求項2は、請求項1記載のOFDM信号
同期装置において、前記重み付き移動平均回路が、前記
複数の位相変化量に対して検出されてからの時間経過の
自乗に応じた重みを与えて重み付き移動平均を出力する
ことを特徴とする。つまり、平均化される複数の信号の
各々の重みを、時間軸上の位置を変数とする二次関数に
従って決定する。これにより、一次関数に従って重みを
決定する場合と比べて、遅延波に起因する信頼性の劣化
がより低減される。
【0018】請求項3のOFDM信号同期装置は、所定
の繰り返し時間で同一の信号が再度現れる直交周波数多
重信号を入力して前記直交周波数多重信号に同期した同
期信号を出力するOFDM信号同期装置において、前記
直交周波数多重信号を入力してそれを前記繰り返し時間
だけ遅延した遅延信号を出力する遅延回路と、前記直交
周波数多重信号と前記遅延回路が出力する遅延信号とに
基づいて、前記繰り返し時間の間の前記直交周波数多重
信号の位相変化量を検出する位相回転角検出回路と、前
記位相回転角検出回路で検出された位相変化量を入力
し、前記繰り返し時間以下の期間に検出された複数の位
相変化量に基づいてその移動平均を求める第1の移動平
均回路と、前記直交周波数多重信号を入力してそれの瞬
時値の自乗に応じた自乗信号を出力する自乗回路と、前
記自乗回路が出力する自乗信号を入力し、前記繰り返し
時間以下の期間に検出された複数の自乗信号に基づいて
その移動平均を求めるとともに、前記移動平均を計算す
る際に前記複数の自乗信号に対して検出されてからの時
間経過に応じた重みを与え、前記移動平均を重み付き移
動平均として出力する第2の移動平均回路と、前記第1
の移動平均回路が出力する信号及び前記第2の移動平均
回路が出力する信号に基づいて、前記直交周波数多重信
号のシンボルタイミングに同期した同期信号を出力する
シンボルタイミング検出回路とを設けたことを特徴とす
る。
【0019】遅延回路は、入力される直交周波数多重信
号を前記繰り返し時間だけ遅延した遅延信号を出力す
る。位相回転角検出回路は、入力される直交周波数多重
信号と前記遅延回路が出力する遅延信号とに基づいて、
前記繰り返し時間の間の前記直交周波数多重信号の位相
変化量を検出する。第1の移動平均回路は、位相回転角
検出回路で検出された位相変化量を入力し、前記繰り返
し時間以下の期間に検出された複数の位相変化量に基づ
いてその移動平均を求める。
【0020】自乗回路は、入力される直交周波数多重信
号の瞬時値の自乗に応じた自乗信号を出力する。第2の
移動平均回路は、自乗回路が出力する自乗信号を入力
し、所定期間に検出された複数の自乗信号に基づいてそ
の移動平均を求めるとともに、前記複数の自乗信号に対
して検出されてからの時間経過に応じた重みを与えて重
み付き移動平均を出力する。
【0021】シンボルタイミング検出回路は、第1の移
動平均回路が出力する信号及び第2の移動平均回路が出
力する信号に基づいて、直交周波数多重信号のシンボル
タイミングに同期した同期信号を出力する。第2の移動
平均回路の出力する信号が自乗信号の重み付き移動平均
であるため、この信号は遅延波の影響を受けにくい。従
って、シンボルタイミング検出回路が出力する同期信号
にも遅延波の影響が生じにくい。
【0022】請求項4は、請求項3記載のOFDM信号
同期装置において、前記第2の移動平均回路が、前記複
数の自乗信号に対して検出されてからの時間経過の自乗
に応じた重みを与えて重み付き移動平均を出力すること
を特徴とする。つまり、平均化される複数の信号の各々
の重みを、時間軸上の位置を変数とする二次関数に従っ
て決定する。これにより、一次関数に従って重みを決定
する場合と比べて、遅延波に起因する信頼性の劣化がよ
り低減される。
【0023】請求項5は、請求項3記載のOFDM信号
同期装置において、前記位相回転角検出回路で検出され
た位相変化量を入力し、前記繰り返し時間以下の期間に
検出された複数の位相変化量に基づいてその移動平均を
求めるとともに、前記移動平均を計算する際に前記複数
の位相変化量に対して検出されてからの時間経過に応じ
た重みを与え、前記移動平均を重み付き移動平均として
出力する重み付き移動平均回路を、前記第1の移動平均
回路として設けたことを特徴とする。
【0024】第1の移動平均回路の出力する信号が位相
変化量の重み付き移動平均であるため、この信号は遅延
波の影響を受けにくい。従って、シンボルタイミング検
出回路が出力する同期信号に遅延波の影響がより生じに
くくなる。請求項6は、請求項5記載のOFDM信号同
期装置において、前記重み付き移動平均回路が、前記複
数の位相変化量に対して検出されてからの時間経過の自
乗に応じた重みを与えて重み付き移動平均を出力するこ
とを特徴とする。
【0025】つまり、平均化される複数の信号の各々の
重みを、時間軸上の位置を変数とする二次関数に従って
決定する。これにより、一次関数に従って重みを決定す
る場合と比べて、遅延波に起因する信頼性の劣化がより
低減される。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明のOFDM信号同期装置の
実施の形態を図1,図2,図5〜図8に示す。この形態
は全ての請求項に対応する。
【0027】図1はOFDM信号同期装置の構成を示す
ブロック図である。図2は重み付き移動平均回路40の
構成を示すブロック図である。図5は重み付き移動平均
の算出に用いる重みの例を示すグラフである。図6は重
み付き移動平均の算出動作を示す模式図である。図7は
重み係数と周波数推定誤差の特性を示すグラフである。
図8は検出タイミングと同期検出確率の特性を示すグラ
フである。
【0028】この形態では、請求項1の遅延回路,位相
回転角検出回路,重み付き移動平均回路及び周波数誤差
推定回路は、それぞれ遅延回路10,位相回転角検出回
路20,重み付き移動平均回路40及び周波数誤差推定
回路50に対応する。また、請求項3の遅延回路,位相
回転角検出回路,第1の移動平均回路,自乗回路,第2
の移動平均回路及びシンボルタイミング検出回路は、そ
れぞれ遅延回路10,位相回転角検出回路20,重み付
き移動平均回路40,自乗回路60,重み付き移動平均
回路41及びタイミング検出回路70に対応する。
【0029】図1に示すOFDM信号同期装置は、受信
装置に内蔵される。そして、受信装置が受信したOFD
Mベースバンド信号S0がアナログ信号としてOFDM
信号同期装置に入力される。このOFDM信号同期装置
は、OFDMベースバンド信号S0の搬送波の周波数誤
差を示す信号SG5と、OFDMベースバンド信号S0
の同期タイミングを示す信号SG8を生成する。
【0030】なお、搬送波の周波数誤差を示す信号SG
5だけを生成する場合には、図1に示す自乗回路60,
重み付き移動平均回路41及びタイミング検出回路70
は不要である。また、同期タイミングを示す信号SG8
だけを生成する場合には、図1に示す周波数誤差推定回
路50は不要である。なお、図1に示す各信号SG0,
SG1,SG2,SG3,SG4は、同相成分を示すI
チャネルの信号(実数成分)と直交成分を示すQチャネ
ルの信号(虚数成分)とを含む複素数信号である。大部
分の回路においては、Iチャネルの信号とQチャネルの
信号とをそれぞれ独立に処理するが、それぞれの信号に
対して同じ処理が実施されるので、ここでは簡略化して
示してある。
【0031】A/D変換回路90は、アナログ信号とし
て入力されるOFDMベースバンド信号S0をディジタ
ル信号SG1に変換する。A/D変換回路90が出力す
るディジタル信号SG1は、遅延回路10,位相回転角
検出回路20及び自乗回路60に入力される。
【0032】遅延回路10は、ディジタル信号SG1に
対して所定時間遅延したディジタル信号SG2を出力す
る。遅延回路10における遅延時間は、図3,図4に示
す繰り返し時間長Trと同一である。従って、例えば図
4に示す時刻(t1+Tr)の信号がディジタル信号S
G1に現れているときには、遅延回路10が出力するデ
ィジタル信号SG2には図4に示す時刻t1の信号が現
れる。
【0033】位相回転角検出回路20は、A/D変換回
路90が出力するディジタル信号SG1と遅延回路10
が出力するディジタル信号SG2との間の位相の変化量
をディジタル信号SG3として出力する。もしも、入力
されるOFDMベースバンド信号S0の搬送波周波数が
規定の周波数であれば、ある時点で検出された位相とそ
れから繰り返し時間長Trを経過した後で検出される位
相との間に位相差は生じない。しかし、実際には送信装
置及び受信装置にそれぞれ内蔵される局部発振器の発振
周波数の誤差等により、OFDMベースバンド信号S0
の搬送波周波数が規定値からずれる。
【0034】従って、位相回転角検出回路20に入力さ
れるディジタル信号SG1,SG2の間には、搬送波周
波数の誤差に応じた位相変化が現れる。特に、図3,図
4に示すように繰り返し時間長Trの間隔で同じ信号が
再び現れる時には、位相回転角検出回路20は正しい位
相変化量(位相回転角)を検出できる。位相回転角検出
回路20の動作は、次式の複素数演算式で表わされる。
【0035】 (SG3)=(SG1)・conjg(SG2) (conjg:共役複素) ・・・ (1) 重み付き移動平均回路40は、入力されるディジタル信
号SG3の重み付き移動平均を計算してその結果をディ
ジタル信号SG4として出力する。この例では、重み付
き移動平均回路40は、繰り返し時間長Trと等しい期
間の移動平均を求める。
【0036】また、互いに異なる時点でサンプリングさ
れた多数の値に対して、サンプリングされてからの経過
時間に応じた重み付けを実施して、重み付け後の値を平
均化する。ここで用いる重みとしては、図5に示す一次
関数又は二次関数に応じて定まる値を利用できる。一次
関数を用いて重みW(k)を定める場合には、重みW(k)
の大きさは次式で表される。
【0037】W(k)=1+Aw・k ・・・・ (2) k:サンプリングしてからの経過時間を示す離散時間 Aw:重み係数 実際には、一次関数よりも二次関数を用いて重みW(k)
を定める方が遅延波の影響をより抑制できる。
【0038】なお、重み付き移動平均回路40の平均化
の期間は繰り返し時間長Trより小さくてもよいが、繰
り返し時間長Trと等しくするのが最も効果的である。
重み付き移動平均回路40の詳細については後で説明す
る。周波数誤差推定回路50は、重み付き移動平均回路
40が出力するディジタル信号SG4に基づいて、検出
した周波数誤差を示すディジタル信号SG5を生成す
る。周波数誤差推定回路50の動作は次式で表される。
【0039】 (SG5)=tan-1(SG4)/Tr ・・・・ (3) すなわち、ディジタル信号SG4の同相成分の信号の値
と、直交成分の信号の値との比から求められる角度を、
単位時間当たりの回転角度(周波数誤差に相当する)に
変換した値をディジタル信号SG5として出力する。一
方、自乗回路60は、入力されるディジタル信号SG1
の瞬時パワーを示すディジタル信号SG6を出力する。
実際には、ディジタル信号SG1の同相成分を示すIチ
ャネルの信号の自乗と、直交成分を示すQチャネルの信
号の自乗との和をディジタル信号SG6として出力す
る。
【0040】重み付き移動平均回路41は、入力される
ディジタル信号SG6の重み付き移動平均を計算してそ
の結果をディジタル信号SG7として出力する。この例
では、重み付き移動平均回路41は、繰り返し時間長T
rと等しい期間の移動平均を求める。タイミング検出回
路70は、重み付き移動平均回路40が出力するディジ
タル信号SG4と重み付き移動平均回路41が出力する
信号SG7とに基づいて、OFDMベースバンド信号S
0に同期したタイミングを示す二値信号SG8を出力す
る。
【0041】タイミング検出回路70の内部では、次式
の計算を実施して内部信号SGxを生成する。 (SGx)=(SG7)・(SG7)/(SG4)・conjg(SG4) ・・・・ (4) タイミング検出回路70は、上記内部信号SGxが予め
定めた閾値を越えた時のタイミングを示す二値信号SG
8を出力する。
【0042】なお、例えば上記内部信号SGxのピーク
点に対応するタイミングを示す二値信号SG8を出力す
るようにタイミング検出回路70を構成してもよい。例
えば、上記内部信号SGxの変化が上昇傾向から下降傾
向に遷移する点をピーク点として検出できる。重み付き
移動平均回路40は、図2のように構成されている。図
2を参照すると、この重み付き移動平均回路40はシフ
トレジスタ81,重み保持レジスタ群82,加算器8
3,84,85及び乗算器M(1)〜M(N)で構成されてい
る。
【0043】シフトレジスタ81は、入力信号を所定の
クロックパルス(図示省略)に同期して保持すると共
に、各ビット位置に保持された信号をクロックパルスに
同期して隣接するビット位置にシフトする。シフトレジ
スタ81のブロック内に示された数値及び記号は各ビッ
トの番号を示している。
【0044】すなわち、シフトレジスタ81に入力され
る信号(SG3)は、クロックパルスに同期して、N,
N−1,・・・,5,4,3,2,1の各ビット番号の
位置に順次保持される。実際には、シフトレジスタ81
に印加されるクロックパルスは、前記繰り返し時間長T
rの(1/N)の周期で繰り返し現れる。従って、シフ
トレジスタ81に入力される信号(SG3)は前記繰り
返し時間長Trの間にN回サンプリングされ、シフトレ
ジスタ81に入力される。つまり、繰り返し時間長Tr
の間に互いに異なるタイミングでサンプリングされたN
個の信号がシフトレジスタ81に保持される。
【0045】重み保持レジスタ群82は、図5に示すよ
うに分布するN個の重みデータW(1)〜W(N)を保持して
いる。シフトレジスタ81のビット番号「1」に対応付
けられる重みデータW(1)の値には、図5のサンプリン
グしてからの経過時間がTrの位置の重みの値(最小
値)が割り当てられている。また、シフトレジスタ81
のビット番号「N」に対応付けられる重みデータW(N)
の値には、図5のサンプリングしてからの経過時間が0
の位置の重みの値(最大値)が割り当てられている。
【0046】N個の乗算器M(1)〜M(N)は、それぞれ、
シフトレジスタ81のビット番号「1」〜「N」に保持
された信号S(1)〜S(N)と、重み保持レジスタ群82が
出力する重みデータW(1)〜W(N)との積を計算してその
結果を加算器84に出力する。加算器84は、N個の乗
算器M(1)〜M(N)が出力する信号の総和を計算してその
結果を加算器85に出力する。
【0047】また、シフトレジスタ81のビット番号
「1」〜「N」に保持された信号S(1)〜S(N)は、加算
器83にも印加される。加算器83は、信号S(1)〜S
(N)の総和を計算してその結果を加算器85に出力す
る。
【0048】シフトレジスタ81が保持する信号S(1)
〜S(N)はクロックパルスに同期して順次変化するの
で、加算器83が出力する信号の値は、Trの期間にお
ける信号SG3の移動平均のN倍に相当する。また、加
算器84が出力する信号の値は、Trの期間における信
号SG3の重み付け移動平均のN倍に相当する。この例
では、前記第2式で表される重みW(k)の共通部分
(1)を加算器83で計算し、残りの部分(Aw・k)
を加算器84で計算するように構成してある。
【0049】加算器85は、加算器84が出力する信号
と加算器83が出力する信号とを加算することにより、
前記第2式のように重み付けされた移動平均のN倍の値
を求める。つまり、図2に示す重み付き移動平均回路4
0は、図6に示すように互いに異なる時点tx−Tr,
・・・,tx−3,tx−2,tx−1,txで順次に
信号をサンプリングするとともに、サンプリングしたN
個の信号を図2のシフトレジスタ81で遅延することに
より同じタイミングで参照し、各タイミングでサンプリ
ングされた信号を重み付けしてから平均化する。
【0050】重み付き移動平均回路40において図5に
示すような重み付けを用いることにより、時間軸の後方
の重みが大きくなるので、遅延波の影響を受けにくくな
る。例えば、図4においては時刻t1でサンプリングし
た結果は遅延波#1,遅延波#2の影響を受けるが、後
方の時刻t2でサンプリングした場合には遅延波#1,
遅延波#2の影響を受けないので、後方でサンプリング
されたデータの重みを大きくすることによって遅延波の
影響が低減される。
【0051】重み付き移動平均回路41の構成及び動作
は、扱う信号が異なる他は、重み付き移動平均回路40
と同一である。従って、重み付き移動平均回路40が出
力するディジタル信号SG4及び重み付き移動平均回路
41が出力するディジタル信号SG7は遅延波の影響を
受けにくく、信頼性が高い。
【0052】
【発明の効果】本発明のOFDM信号同期装置によれ
ば、繰り返し送信される信号より得られる同期に必要と
なる信号について時間方向に重みを付けて平均化するた
め、遅延波に起因する劣化を低減できる。前記第2式に
示す一次関数に従って重みW(k)を決定した場合の本発
明の効果についてシミュレーションを実施した。その結
果が図7及び図8に示されている。図7及び図8におい
て、重み係数Awが0の特性が従来例に相当する。図7
及び図8を参照すると、本発明により周波数誤差推定性
能及びタイミング検出性能が改善されることが分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】OFDM信号同期装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】重み付き移動平均回路40の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】OFDM信号フォーマットの例を示すタイムチ
ャートである。
【図4】受信装置に到来するOFDM信号の例を示すタ
イムチャートである。
【図5】重み付き移動平均の算出に用いる重みの例を示
すグラフである。
【図6】重み付き移動平均の算出動作を示す模式図であ
る。
【図7】重み係数と周波数推定誤差の特性を示すグラフ
である。
【図8】検出タイミングと同期検出確率の特性を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
10 遅延回路 20 位相回転角検出回路 40,41 重み付き移動平均回路 50 周波数誤差推定回路 60 自乗回路 70 タイミング検出回路 81 シフトレジスタ 82 重み保持レジスタ群 83,84,85 加算器 M(1)〜M(N) 乗算器 S(1)〜S(N) 遅延された信号 W(1)〜W(N) 重みデータ 90 A/D変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−200176(JP,A) 特開 平10−117178(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04J 11/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の繰り返し時間で同一の信号が再度
    現れる直交周波数多重信号を入力して前記直交周波数多
    重信号の周波数誤差を検出するOFDM信号同期装置に
    おいて、 前記直交周波数多重信号を入力してそれを前記繰り返し
    時間だけ遅延した遅延信号を出力する遅延回路と、 前記直交周波数多重信号と前記遅延回路が出力する遅延
    信号とに基づいて、前記繰り返し時間の間の前記直交周
    波数多重信号の位相変化量を検出する位相回転角検出回
    路と、 前記位相回転角検出回路で検出された位相変化量を入力
    し、前記繰り返し時間以下の期間に検出された複数の位
    相変化量に基づいてその移動平均を求めるとともに、
    記移動平均を計算する際に前記複数の位相変化量に対し
    て検出されてからの時間経過に応じた重みを与え、前記
    移動平均を重み付き移動平均として出力する重み付き移
    動平均回路と、 前記重み付き移動平均回路が出力する信号に基づいて前
    記直交周波数多重信号の周波数誤差を推定する周波数誤
    差推定回路とを設けたことを特徴とするOFDM信号同
    期装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のOFDM信号同期装置に
    おいて、前記重み付き移動平均回路が、前記複数の位相
    変化量に対して検出されてからの時間経過の自乗に応じ
    た重みを与えて重み付き移動平均を出力することを特徴
    とするOFDM信号同期装置。
  3. 【請求項3】 所定の繰り返し時間で同一の信号が再度
    現れる直交周波数多重信号を入力して前記直交周波数多
    重信号に同期した同期信号を出力するOFDM信号同期
    装置において、 前記直交周波数多重信号を入力してそれを前記繰り返し
    時間だけ遅延した遅延信号を出力する遅延回路と、 前記直交周波数多重信号と前記遅延回路が出力する遅延
    信号とに基づいて、前記繰り返し時間の間の前記直交周
    波数多重信号の位相変化量を検出する位相回転角検出回
    路と、 前記位相回転角検出回路で検出された位相変化量を入力
    し、前記繰り返し時間以下の期間に検出された複数の位
    相変化量に基づいてその移動平均を求める第1の移動平
    均回路と、 前記直交周波数多重信号を入力してそれの瞬時値の自乗
    に応じた自乗信号を出力する自乗回路と、 前記自乗回路が出力する自乗信号を入力し、前記繰り返
    し時間以下の期間に検出された複数の自乗信号に基づい
    てその移動平均を求めるとともに、前記移動平均を計算
    する際に前記複数の自乗信号に対して検出されてからの
    時間経過に応じた重みを与え、前記移動平均を重み付き
    移動平均として出力する第2の移動平均回路と、 前記第1の移動平均回路が出力する信号及び前記第2の
    移動平均回路が出力する信号に基づいて、前記直交周波
    数多重信号のシンボルタイミングに同期した同期信号を
    出力するシンボルタイミング検出回路とを設けたことを
    特徴とするOFDM信号同期装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のOFDM信号同期装置に
    おいて、前記第2の移動平均回路が、前記複数の自乗信
    号に対して検出されてからの時間経過の自乗に応じた重
    みを与えて重み付き移動平均を出力することを特徴とす
    るOFDM信号同期装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のOFDM信号同期装置に
    おいて、前記位相回転角検出回路で検出された位相変化
    量を入力し、前記繰り返し時間以下の期間に検出された
    複数の位相変化量に基づいてその移動平均を求めるとと
    もに、前記移動平均を計算する際に前記複数の位相変化
    量に対して検出されてからの時間経過に応じた重みを与
    、前記移動平均を重み付き移動平均として出力する重
    み付き移動平均回路を、前記第1の移動平均回路として
    設けたことを特徴とするOFDM信号同期装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のOFDM信号同期装置に
    おいて、前記重み付き移動平均回路が、前記複数の位相
    変化量に対して検出されてからの時間経過の自乗に応じ
    た重みを与えて重み付き移動平均を出力することを特徴
    とするOFDM信号同期装置。
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