JPH10308716A - 受信装置および受信方法 - Google Patents

受信装置および受信方法

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JPH10308716A
JPH10308716A JP9114711A JP11471197A JPH10308716A JP H10308716 A JPH10308716 A JP H10308716A JP 9114711 A JP9114711 A JP 9114711A JP 11471197 A JP11471197 A JP 11471197A JP H10308716 A JPH10308716 A JP H10308716A
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ofdm
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Toshihisa Momoshiro
俊久 百代
Yoshikazu Miyato
良和 宮戸
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信側が送信するOFDM信号のガード期間
が未知の場合においても受信を可能とする。 【解決手段】 基底帯域に変換されたIチャンネルデー
タとQチャンネルデータはそれぞれFIFO501,5
02により1有効シンボル期間だけ遅延され、複素乗算
回路504により複素乗算が行われた後、移動平均値演
算回路505,506により、制御回路517が想定す
るガード期間に対応する時間に応じて移動平均が算出さ
れる。得られた移動平均値は、2乗演算回路507,5
08により2乗されて加算回路509により加算され、
相関値が算出される。制御回路517は、メモリ51
0,511,515,516およびカウンタ512,5
13を用いて、加算回路509から出力される相関値の
最大値の周期と、想定される周期とが一致するか否かを
判定し、一致しないと判定した場合には想定するガード
期間を変更するとともに、移動平均演算回路505,5
06の演算の対象となる時間を変更して相関値の最大値
と想定される周期とが一致するか否かを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信装置および受
信方法に関し、特に、OFDM方式に基づく受信装置お
よび受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年デジタル信号を伝送する方法とし
て、直交周波数分割多重方式(OFDM:Orthogonal F
requency Division Multiplexing)と呼ばれる変調方式
が提案されている。このOFDM方式は伝送帯域内に多
数の直交する副搬送波を設け、それぞれの副搬送波の振
幅及び位相にデータを割り当て、PSK(Phase Shift
Keying)やQAM(Quadrature Amplitude Modulatio
n)によりディジタル変調する方式である。この様に多
数の副搬送波で伝送帯域を分割するため、副搬送波1波
あたりの帯域は狭くなり変調速度は遅くなるが、搬送波
の数が多数あるので総合の伝送速度は従来の変調方式と
変わらない。
【0003】このOFDM方式では多数の副搬送波が並
列に伝送されるためにシンボル速度が遅くなるので、い
わゆるマルチパス妨害の存在する伝送路ではシンボルの
時間長に対する相対的なマルチパスの時間長を短くする
ことができ、マルチパス妨害に対して強い方式であるこ
とが期待できる。
【0004】以上の様な特徴からOFDM方式は、マル
チパス妨害の影響を強く受ける地上波によるディジタル
信号の伝送に対して特に注目されている。
【0005】また最近の半導体技術の進歩により離散的
フ−リエ変換(以下FFT(Fast Fourier Transform)
と記述する)や離散的フ−リエ逆変換(以下IFFT
(Invert Fast Fourier Transform)と記述する)をハ
−ドウェアで実現することが可能となり、これらを用い
て簡単にOFDM方式に基づく変調を行ったり、また逆
に復調する事ができる様になった事もOFDM方式が注
目されてきた理由の一つである。
【0006】図4はOFDM受信機の構成例を示すブロ
ック図である。受信アンテナ101は、RF信号を捕捉
する。乗算回路102は、RF信号とチューナ103か
ら出力される所定の周波数を有する信号とを乗算する。
バンドパスフィルタ104は、乗算回路102の出力か
ら所望のIF信号を抽出する。A/D変換回路105
は、バンドパスフィルタ104により抽出されたIF信
号をディジタル信号に変換する。
【0007】デマルチプレクサ106は、ディジタル化
されたIF信号からIチャンネル信号とQチャンネル信
号とを分離抽出する。ローパスフィルタ107,108
は、それぞれ、Iチャンネル信号とQチャンネル信号に
含まれている不要な高域成分を除去して基底帯域(ベー
スバンド)の信号に変換する。
【0008】複素乗算回路109は、数値コントロール
発振回路110より供給される所定の周波数の信号によ
り、基底帯域信号の持つ搬送波周波数誤差を除外した
後、高速フーリエ変換回路112に供給する。高速フー
リエ変換回路112はOFDM時間信号を周波数分解
し、IおよびQチャンネル受信デ−タを生成する。
【0009】相関値演算装置113は、基底帯域に変換
されたOFDM時間信号と有効シンボル時間だけ遅延さ
せたOFDM信号とを乗算してガード期間幅の移動平均
を計算することにより、2つの信号の相関値を求め、相
関値が最大になるタイミングにおいて高速フーリエ変換
回路112に演算を開始させる。
【0010】搬送波周波数誤差演算回路114は、周波
数パワーを用いて搬送波周波数の誤差を算出し、加算回
路111に出力する。加算回路111は、搬送波周波数
誤差演算回路114と相関値演算回路113の出力を加
算して数値コントロール発振回路110に供給する。
【0011】クロック周波数再生回路115は、Iチャ
ンネルデータとQチャンネルデータを参照して制御信号
を生成し、クロック発振回路116の発振周波数を制御
する。クロック発振回路116は、クロック周波数再生
回路115から供給される制御信号に応じてクロック信
号を生成し、出力する。
【0012】次に、以上の従来例の動作について説明す
る。
【0013】受信アンテナ101により捕捉されたRF
信号は、乗算回路102により、チューナ103より供
給された所定の周波数の信号と乗算される。乗算回路1
02より出力された信号は、バンドパスフィルタ104
に供給され、そこで、IF信号が抽出されることにな
る。
【0014】A/D変換回路105は、バンドパスフィ
ルタ104から出力されたIF信号をディジタル信号に
変換し、デマルチプレクサ106に供給する。デマルチ
プレクサ106は、ディジタル化された信号からIチャ
ンネル信号とQチャンネル信号とを分離抽出してローパ
スフィルタ107,108にそれぞれ供給する。ローパ
スフィルタ107,108は、それぞれ、Iチャンネル
信号とQチャンネル信号に含まれている不要な高域成分
である折り返し成分を除去して基底帯域の信号に変換す
る。
【0015】複素乗算回路109は、数値コントロール
発振回路110より供給される所定の周波数の信号によ
り、基底帯域信号の持つ搬送波の周波数誤差を除去して
高速フーリエ変換回路112に供給する。高速フーリエ
変換回路112はOFDM時間信号を周波数分解し、I
およびQチャンネル受信デ−タを生成する。
【0016】相関値演算装置113は、基底帯域に変換
されたOFDM時間信号と有効シンボル時間だけ遅延さ
せたOFDM信号を乗算してガード期間幅の移動平均を
計算することにより2つの信号の相関値を求め(詳細は
後述する)、相関値が最大になるタイミングにおいて高
速フーリエ変換回路112に演算を開始させる。その結
果、高速フーリエ変換回路112は、送信側から送られ
てきたIチャンネル信号とQチャンネル信号に含まれて
いるデータを正確に抽出することができる。
【0017】図5は、図4に示す相関値演算回路113
の詳細な構成例を示すブロック図である。この図におい
て、有効シンボル時間遅延回路301,302は、複素
乗算回路109から出力されたIチャンネルデータと、
Qチャンネルデータをそれぞれ有効シンボル期間だけ遅
延して出力する。乗算回路303,304は、有効シン
ボル遅延回路301,302により有効シンボル時間だ
け遅延されたIチャンネルデータおよびQチャンネルデ
ータと、遅延されていないもとのIチャンネルデータお
よびQチャンネルデータとをそれぞれ乗算する。
【0018】ガード期間幅移動平均回路305,306
は、ガード期間(詳細は、後述する)の移動平均を算出
する。電力演算回路307は、ガード期間幅移動平均回
路305,306の出力信号のそれぞれの電力を算出
し、算出した電力量を加算して得られた値を出力する。
【0019】最大値検出回路308は、電力演算回路3
07から出力される信号の最大値(OFDMシンボル時
間内における相関値の最大値)を求めて、その結果に応
じて高速フーリエ変換回路112が演算を開始するタイ
ミングを制御する。
【0020】次に、図6を参照しながら、相関値演算回
路113の動作について説明する。
【0021】受信側においてOFDM信号を正しく復調
する為には搬送波再生等の各種同期が必要となる。特に
OFDM方式においてはシンボル単位でFFT処理を施
すため、特に受信側では、シンボルの周期と正確に同期
を図った上で、FFT処理を行わなければならない。以
下では、従来から提案されているシンボル周期再生方法
について詳しく述べる。
【0022】一般的にOFDM方式では、図6に示すよ
うに、そのシンボルは、ガード期間と有効シンボル期間
とにより構成されている。ガード期間は、有効シンボル
の後ろの一部が巡回的に複写されることにより構成され
ている。そこで、受信側では、先ず、相関値演算回路1
13により基底帯域に変換されたOFDM時間信号と有
効シンボル時間だけ遅延させたOFDM信号とを乗算し
てガード期間幅の移動平均を計算することにより、2つ
の信号の相関値を算出する。ここで、前述したようにO
FDM信号は有効シンボル期間の一部にガード期間と同
一の信号成分が含まれているので、前述の2つの信号の
相関値を求めると、シンボルの境界において相関値が最
大となる。従って、算出された相関値の最大値を検出す
る事でシンボルの境界を特定し、特定されたシンボルの
境界を基準としてFFT処理を行うことにより、正確な
データを復調することができる。
【0023】即ち、図5の回路においては、相関値演算
回路113に入力されたIチャンネルデータとQチャン
ネルデータは、それぞれ、有効シンボル時間遅延回路3
01,302に供給される。有効シンボル時間遅延回路
301,302は、入力されたIチャンネルデータとQ
チャンネルデータを、図6(A)に示す有効シンボル期
間分だけ遅延して出力する。その結果、図6(B)に示
すような信号が、有効シンボル時間遅延回路301,3
02から出力されることになる。なお、この図では、説
明を簡略化するために、Iチャンネル信号だけを示して
いる。
【0024】乗算回路303,304は、有効シンボル
時間遅延回路301,302により遅延されたIチャン
ネル信号およびQチャンネル信号と、遅延されていない
元のIチャンネル信号とQチャンネル信号とを乗算して
出力する。
【0025】ガード期間幅移動平均回路305,306
は、ガード期間に対応する区間を対象として、Iチャン
ネル信号およびQチャンネル信号の移動平均を算出す
る。その結果、例えば、図6(C)に示すような相関値
が出力されることになる。
【0026】電力演算回路307は、ガード期間幅移動
平均回路305,306から出力されたIチャンネルお
よびQチャンネルの相関値を示す信号の各々の電力を算
出するとともに、得られた電力量を加算して、最大値検
出回路308に出力する。
【0027】最大値検出回路308は、電力演算回路3
07から出力された、電力量を示す信号の最大値を検出
する。図6(C)に示すように、各相関値は、各シンボ
ルの境界部分で最大となるので、最大値検出回路308
が最大値を検出したタイミングにおいて、高速フーリエ
変換回路112を制御してFFT演算を実行させること
により、シンボルの周期と正確に同期して演算を実行す
ることが可能となる。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在ヨーロ
ッパにおいてDVB−T(Digital Video Broadcasting
-Terrestrial)と呼ばれるOFDM方式を用いた地上波
デジタル伝送方式の規格が検討されてるが、この規格で
はガード期間として、有効シンボル期間の1/4時間、
1/8時間、1/16時間、および、1/32時間の4
種類が使用可能であることが規定されている。
【0029】受信側において、例えば、送信側において
用いれているガード期間が分からない場合(例えば、受
信装置の電源がONの状態にされた場合など)におい
て、どのガード期間を用いて伝送がなされているかを検
出するためには、ガード期間を示す情報をデコードして
取得する必要がある。
【0030】しかしながら、このようなガード期間を示
す情報をデコードするためには、信号を受信する必要が
あるので、ガード期間が既知でなければならないという
矛盾が生ずる。従って、現在使用されているガード期間
が分からない限り、情報を受信することができないとい
う課題があった。
【0031】本発明は、以上のような状況に鑑みてなさ
れたものであり、上述したOFDM信号をデコードする
ことなくガード期間を推定してOFDMシンボル信号を
再生し、さらにOFDM信号がデコードされた後はOF
DM信号に含まれるガード期間情報を用いてOFDMシ
ンボル周期の再生が行えるOFDM受信機のシンボル周
期検出回路を提供することである。
【0032】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の受信装
置は、OFDM信号を基底帯域信号に変換する変換手段
と、変換手段により得られた基底帯域信号を有効シンボ
ル期間だけ遅延する遅延手段と、変換手段により得られ
た基底帯域信号と、遅延手段により遅延された基底帯域
の信号との相関値を想定されるガード期間に対応する所
定の期間に亘って算出する算出手段と、算出手段により
算出された相関値の最大値を検出する検出手段と、検出
手段により検出された最大値の周期を算定する算定手段
と、算定手段により算定された最大値の周期と、有効シ
ンボル期間および想定されるガード期間を加算すること
により得られる想定OFDMシンボル周期とが一致する
か否かを判定する判定手段と、判定手段が、最大値の周
期と想定OFDMシンボル周期とが一致しないと判定し
た場合には、想定されるガード期間を適宜変更する変更
手段とを備えることを特徴とする。
【0033】請求項6に記載の受信方法は、OFDM信
号を基底帯域信号に変換する変換ステップと、変換ステ
ップにより得られた基底帯域信号を有効シンボル期間だ
け遅延する遅延ステップと、変換ステップにより得られ
た基底帯域信号と、遅延ステップにより遅延された基底
帯域の信号との相関値を想定されるガード期間に対応す
る所定の期間に亘って算出する算出ステップと、算出ス
テップにより算出された相関値の最大値を検出する検出
ステップと、検出ステップにより検出された最大値の周
期を算定する算定ステップと、算定ステップにより算定
された最大値の周期と、有効シンボル期間および想定さ
れるガード期間を加算することにより得られる想定OF
DMシンボル周期とが一致するか否かを判定する判定ス
テップと、判定ステップが、最大値の周期と想定OFD
Mシンボル周期とが一致しないと判定した場合には、想
定されるガード期間を適宜変更する変更ステップとを備
えることを特徴とする。
【0034】請求項1に記載の受信装置においては、O
FDM信号を基底帯域信号に変換手段が変換し、変換手
段により得られた基底帯域信号を有効シンボル期間だけ
遅延手段が遅延し、変換手段により得られた基底帯域信
号と、遅延手段により遅延された基底帯域の信号との相
関値を想定されるガード期間に対応する所定の期間に亘
って算出手段が算出し、算出手段により算出された相関
値の最大値を検出手段が検出し、検出手段により検出さ
れた最大値の周期を算定手段が算定し、算定手段により
算定された最大値の周期と、有効シンボル期間および想
定されるガード期間を加算することにより得られる想定
OFDMシンボル周期とが一致するか否かを判定手段が
判定し、判定手段が、最大値の周期と想定OFDMシン
ボル周期とが一致しないと判定した場合には、変更手段
が想定されるガード期間を適宜変更する。例えば、受信
されたOFDM信号を基底帯域信号に変換手段が変換
し、変換手段により得られた基底帯域信号を有効シンボ
ル期間だけ遅延手段であるメモリが遅延し、変換手段に
より得られた基底帯域信号と、遅延手段により遅延され
た基底帯域の信号との相関値を想定されるガード期間に
対応する所定の期間に亘って算出手段が算出し、算出手
段により算出された相関値の最大値を検出手段が検出
し、検出手段により検出された最大値の周期を算定手段
が算定し、算定手段により算定された最大値の周期と、
有効シンボル期間および想定されるガード期間を加算す
ることにより得られる想定OFDMシンボル周期とが一
致するか否かを判定手段が判定し、判定手段が、最大値
の周期と想定OFDMシンボル周期とが一致しないと判
定した場合には、変更手段が想定されるガード期間を適
宜変更し、これらが一致するように制御する。
【0035】請求項6に記載の受信方法においては、O
FDM信号を基底帯域信号に変換ステップが変換し、変
換ステップにより得られた基底帯域信号を有効シンボル
期間だけ遅延ステップが遅延し、変換ステップにより得
られた基底帯域信号と、遅延ステップにより遅延された
基底帯域の信号との相関値を想定されるガード期間に対
応する所定の期間に亘って算出ステップが算出し、算出
ステップにより算出された相関値の最大値を検出ステッ
プが検出し、検出ステップにより検出された最大値の周
期を算定ステップが算定し、算定ステップにより算定さ
れた最大値の周期と、有効シンボル期間および想定され
るガード期間を加算することにより得られる想定OFD
Mシンボル周期とが一致するか否かを判定ステップが判
定し、判定ステップが、最大値の周期と想定OFDMシ
ンボル周期とが一致しないと判定した場合には、所定の
期間を変更する。例えば、受信されたOFDM信号を基
底帯域信号に変換ステップが変換し、変換ステップによ
り得られた基底帯域信号を有効シンボル期間だけ遅延ス
テップであるメモリが遅延し、変換ステップにより得ら
れた基底帯域信号と、遅延ステップにより遅延された基
底帯域の信号との相関値を想定されるガード期間に対応
する所定の期間に亘って算出ステップが算出し、算出ス
テップにより算出された相関値の最大値を検出ステップ
が検出し、検出ステップにより検出された最大値の周期
を算定ステップが算定し、算定ステップにより算定され
た最大値の周期と、有効シンボル期間および想定される
ガード期間を加算することにより得られる想定OFDM
シンボル周期とが一致するか否かを判定ステップが判定
し、判定ステップが、最大値の周期と想定OFDMシン
ボル周期とが一致しないと判定した場合には、変更ステ
ップが想定されるガード期間を適宜変更し、これらが一
致するように制御する。
【0036】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の構
成例を示すブロック図である。なお、この回路は、図4
に示すOFDM受信機の相関値演算回路113として構
成されている。この図において、ファーストインファー
ストアウトメモリ(以下、FIFOと略記する)50
1,502(遅延手段)は、デマルチプレクサ106
(変換手段)により基底帯域に変換されたOFDM信号
のIチャンネルデータとQチャンネルデータをそれぞれ
1有効シンボル期間だけ遅延して出力するようになされ
ている。符号反転回路503は、FIFO502から出
力された信号の符号を反転して出力するようになされて
いる。
【0037】複素乗算回路504は、遅延されていない
IチャンネルデータとQチャンネルデータをI,Qと表
し、遅延されたIチャンネルデータとQチャンネルデー
タをそれぞれI-1,Q-1と表すと、以下に示す複素演算
を1クロック毎に(図4に示すクロック発振回路116
から出力されるクロック信号に同期して)行い、演算結
果を実数成分と虚数成分とに分けて、それぞれ、移動平
均値回路505,506(算出手段)に対して出力する
ようになされている。なお、ここで、jは虚数を表す。
【0038】 (I+jQ)(I-1−jQ-1) ・・・(1)
【0039】移動平均値演算回路505,506は、制
御回路517(判定手段、変更手段、第2の検出手段、
第2の算出手段、抽出手段)から供給される現在想定さ
れているガード期間を示すデータ(詳細は後述する)に
対応して、I軸データおよびQ軸データのそれぞれの移
動平均を1クロック毎に算出して出力するようになされ
ている。例えば、制御回路517から供給された現在想
定されているガード期間幅のデータがTgrである場合
には、移動平均値演算回路505,506は、Tgrの
期間に亘って、I軸データおよびQ軸データの移動平均
を算出して出力する。
【0040】2乗演算回路507,508(算出手段)
は、移動平均値演算回路505,506より1クロック
毎に出力される移動平均値をそれぞれ2乗して出力する
ようになされている。加算回路509(算出手段)は、
2乗演算回路507,508の出力を加算して出力す
る。
【0041】メモリ510,511(検出手段)は、制
御回路517に制御され、加算回路509から出力され
る移動平均値の所定の期間における最大値を格納するよ
うになされている。カウンタ512,513(算定手
段)は、制御回路517によりリセットされ、リセット
後は、クロック発生回路116から出力されるクロック
信号に同期してカウントアップを行うようになされてい
る。
【0042】メモリ515,516は、制御回路517
の制御に応じて、カウンタ512またはカウンタ513
のカウント値を一時的に格納するようになされている。
【0043】制御回路517は、メモリへの書き込みや
読み出しのタイミングなどを制御するようになされてい
る。シンボル周期カウンタ518は、有効シンボル期間
(以下、Tuと表す)と、現在想定しているガード期間
(以下、Tgrと表す)を加算した周期(Tu+Tg
r)で動作しており、そのカウント値が“0”となった
時点でシンボル周期信号519を出力する。また、OF
DM信号がデコード可能となり、それに含まれるガード
期間情報520が入力され始めると、シンボル周期カウ
ンタ518は以後その情報の周期で動作する。
【0044】次に、以上の実施の形態の動作について図
2を参照して説明する。
【0045】図2は、図1に示す実施の形態において実
行される処理について説明するフローチャートである。
この処理が実行されると、ステップS1において、制御
回路517は、カウンタ512,513およびメモリ5
10,511,515,516をリセットする。また、
現在想定しているガード期間(Tgr)として、第1番
目の(最小の)想定値Tg1を設定する。
【0046】なお、以下では、想定される最長のガード
期間をTgmaxと記述し、カウンタ512,513の
値をそれぞれC1,C2と記述する。また、C1,C2
の値が以下の範囲にある場合を範囲Aと表す。
【0047】 Tu+Tgr−offset<C1,C2<Tu+Tgr+offset ・・・(2)
【0048】更に、C1,C2の値が以下の範囲にある
場合を範囲Bと表す。
【0049】 Tu<C1,C2<Tu+2・Tgr ・・・(3)
【0050】なお、offsetは、Tgr>offs
etを満足する所定の値であり、例えば、offset
=20とする。
【0051】ステップS1の処理が終了すると、ステッ
プS2に進み、制御回路517は、Tu+Tgmaxの
区間における最大値を検出し、これを仮のシンボルの境
界値とする。即ち、制御回路517は、制御状態0の処
理として以下の処理を実行する。
【0052】制御回路517は、カウンタ512が0か
ら(Tu+Tgmax)までカウントする間、クロック
発振回路116から出力されるクロック信号に同期して
加算回路509から出力される相関値と、メモリ510
に記憶されている値とを比較する。その結果、メモリ5
10に格納されている値の方が加算回路509から出力
される相関値よりも小さい場合と判定した場合は、メモ
リ510の値を相関値により更新するとともに、カウン
タ513をリセットする。以上の動作をカウンタ512
のカウント値が(Tu+Tgmax)になるまで繰り返
し実行し、C1の値が(Tu+Tgmax)になった時
点でステップS3に進む。
【0053】いま、図3(A)に示すような、第n番目
および第(n+1)番目のOFDMシンボルが、図1に
示す回路に入力されたとすると、ステップS1において
初期設定が行われた後、ステップS2に進み、仮のシン
ボルの境界が検出されることになる。即ち、FIFO5
01,502により1有効シンボル期間だけ遅延された
IまたはQデータは図3(B)に示すようになる。そし
て、遅延された信号と元の信号との間で、期間Tgrに
亘って、移動平均値演算回路505,506、2乗演算
回路507,508および加算回路509が相関値を求
めると、これら2つの信号において、最も相関が高い部
分、即ち、送信ガード期間部分において相関値が最大と
なる。従って、(Tu+Tgmax)の期間に亘って、
相関値が最大値となる部分を検出することにより、第n
番目と第(n+1)番目のシンボル境界を検出すること
ができる。
【0054】続くステップS3では、制御回路517
は、制御状態1として以下の動作を実行する。即ち、制
御回路517は、カウンタ513が0から(Tu+2・
Tgmax)までカウントする間、クロック信号に同期
して加算回路509から出力される相関値を観測し、メ
モリ510を用いて範囲Aにおける相関値の最大値を検
出し、最大値が検出された時点でのカウント値C2をメ
モリ516に記憶させ、同時にカウンタ512をリセッ
トする。更に、メモリ511を用いて範囲Bにおける相
関値の最大値を検出し、最大値を検出した時点における
C2の値をメモリ515に記憶させる。そして、C2の
値が(Tu+Tgmax)になった時点でメモリ515
とメモリ516の記憶内容を比較し、一致している場合
はステップS5に進み、また、一致していない場合には
ステップS4に進み、現在想定しているTgrにΔTを
加算し、ステップS2に戻り、前述の場合と同様の処理
を繰り返す。
【0055】いま、送信側におけるガード期間(以下、
Tgsと表す)が受信側が現在想定しているガード期間
Tgrよりも大きい場合(Tgs>Tgrの場合)に
は、範囲Aと範囲Bの関係は、図3(C)に示すように
なる。この場合、範囲Aには最大値の平坦部分が含まれ
ていないことから、範囲Aの最大値が検出されたとき
(範囲Aの末尾に対応するとき)のカウント値と範囲B
の最大値が検出されたときのカウント値は異なるので、
ステップS3ではNOと判定されて、Tgrの値が増加
された後、再度ステップS2に戻ることになる。また、
図3(D)に示すように、TgsとTgrが等しい場合
(Tgs=Tgrの場合)には、範囲Aと範囲Bにおけ
る最大値は一致することになるので、ステップS3で
は、YESと判定されてステップS5に進むことにな
る。更に、図3(E)に示すように、Tgs<Tgrの
場合には、範囲Aと範囲Bにおける最大値が一致しない
ことになるので、ステップS3ではNOと判定されるこ
とになる。但し、このような場合は、実際の処理におい
ては発生しないため(Tgs=Tgrとなった場合は次
のステップに進むため)、回路構成上において特に留意
する必要はない。
【0056】ステップS5では、制御回路517は、制
御状態2として以下の動作を実行する。即ち、制御回路
517は、カウンタ512が0から(Tu+2・Tg
r)までカウントする間、クロック信号に同期して加算
回路509から出力される相関値とメモリ510の値を
比較し、範囲Aにおける相関値の最大値を検出する。そ
して、最大値を検出した時点でのC1の値をメモリ51
6に記憶させ、同時にカウンタ513をリセットする。
更に、メモリ511を用いて範囲Bにおける相関値の最
大値を検出し、最大値を検出した時点でのC1をメモリ
515に記憶させる。C1が(Tu+2・Tgr)にな
った時点でメモリ515とメモリ516の記憶内容を比
較し、一致している場合はステップS6に移行し、ま
た、一致していない場合にはステップS4に進み、現在
想定しているTgrにΔTの値を加算し、ステップS2
に戻り、前述の場合と同様の処理を繰り返す。
【0057】いま、受信側が想定しているガード期間T
grがTgsと等しい状態である場合には、図3(D)
に示すように、範囲Aと範囲Bにおける最大値の位相が
等しくなるので、ステップS5においてYESと判定さ
れ、ステップS6に進むことになる。
【0058】ステップS6では、制御回路517は、制
御状態3として以下の動作を実行する。即ち、制御回路
517は、カウンタ513が0から(Tu+2・Tg
r)までカウントする間に、クロック信号に同期して加
算回路509から出力される相関値を観測し、メモリ5
10を用いて範囲Aにおける相関値の最大値を検出し、
最大値を検出した時点でのC2をメモリ516に記憶さ
せる。そして、C2が(Tu+2・Tgr)になった時
点で、カウンタ513にTgrを初期値として代入し
て、以上のような動作を数シンボル区間に亘って繰り返
し、最大値を検出した時点におけるC2の平均値を求
め、カウンタ513のカウント値がこの平均値に等しく
なった時点で、カウンタ512およびシンボル周期カウ
ンタ518をリセットし、ステップS7に移行する。
【0059】いま、図3(D)に示す状態であるとする
と、範囲Aにおいて最大値が検出された時点でのカウン
タ513のカウント値C2の平均値が数シンボル期間に
亘って求められ、得られた平均値とカウンタ513の値
が一致した場合には、ステップS7に進むことになる。
【0060】ステップS7では、制御回路517は、制
御状態4として以下の動作を実行する。即ち、シンボル
周期カウンタ518は、(Tu+Tgr)周期で動作し
ており、シンボル周期カウンタ518のカウント値が0
となった時点でシンボル周期信号519を出力する。ま
た、OFDM信号がデコード可能となりそれに含まれる
ガード期間情報520が制御回路517に入力され始め
ると、シンボル周期カウンタ518は、以後、入力され
たその情報の周期で動作する。即ち、ガード期間が確定
している場合の動作状態(通常の動作状態)に移行する
ことになる。
【0061】制御回路517は以上のような動作によっ
て、検出した相関値の最大値の周期と、想定OFDMシ
ンボル周期(Tu+Tgr)との比較を行い、正確なガ
ード期間Tgrを推定してOFDMシンボル信号を再生
する。
【0062】以上の実施の形態によれば、受信側におい
て、送信側におけるガード期間が分からない場合におい
ても、ガード期間を推定し、推定されたガード期間によ
りOFDM信号の再生を行い、一旦、OFDM信号の再
生が開始されると、OFDM信号に含まれているガード
期間を示す情報を抽出し、得られた情報に基づいて正確
に再生を行うことができる。
【0063】
【発明の効果】請求項1に記載の受信装置および請求項
6に記載の受信方法においては、OFDM信号を基底帯
域信号に変換し、得られた基底帯域信号を有効シンボル
期間だけ遅延し、基底帯域信号と、遅延された基底帯域
の信号との相関値を、想定されるガード期間に対応する
所定の期間に亘って算出し、算出された相関値の最大値
を検出し、検出された最大値の周期を算定し、算定され
た最大値の周期と、有効シンボル期間および想定される
ガード期間を加算することにより得られる想定OFDM
シンボル周期とが一致するか否かを定し、最大値の周期
と想定OFDMシンボル周期とが一致しないと判定した
場合には想定されるガード期間を適宜変更するようにし
たので、送信されているOFDMシンボル周期を受信側
が予め知ることなく、再生することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成の一例を説明するブ
ロック図である。
【図2】図1の実施の形態の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図3】受信側の想定ガード期間と、相関値との関係の
一例を示すタイミング図である。
【図4】従来のOFDM受信装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図5】従来におけるOFDMシンボル検出装置の構成
例を示す図である。
【図6】OFDM受信信号と有効シンボル時間遅延信号
との相関関係を示すタイミング図である。
【符号の説明】
106 デマルチプレクサ(変換手段), 501,5
02 FIFO(遅延手段), 505,506 移動
平均値演算回路(算出手段), 507,508 2乗
演算回路(算出手段), 509 加算回路(算出手
段), 510,511 メモリ(検出手段), 51
2,513 カウンタ(算定手段), 517 制御回
路(判定手段、変更手段、第2の検出手段、第2の算出
手段、抽出手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 OFDM信号を受信する受信装置におい
    て、 前記OFDM信号を基底帯域信号に変換する変換手段
    と、 前記変換手段により得られた基底帯域信号を有効シンボ
    ル期間だけ遅延する遅延手段と、 前記変換手段により得られた基底帯域信号と、前記遅延
    手段により遅延された基底帯域の信号との相関値を、想
    定されるガード期間に対応する所定の期間に亘って算出
    する算出手段と、 前記算出手段により算出された相関値の最大値を検出す
    る検出手段と、 前記検出手段により検出された最大値の周期を算定する
    算定手段と、 前記算定手段により算定された前記最大値の周期と、前
    記有効シンボル期間および前記想定されるガード期間を
    加算することにより得られる想定OFDMシンボル周期
    とが一致するか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段が、前記最大値の周期と前記想定OFDM
    シンボル周期とが一致しないと判定した場合には、前記
    想定されるガード期間を適宜変更する変更手段とを備え
    ることを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記OFDM信号の受
    信が開始された直後には、想定される最大のガード期間
    と前記有効シンボル期間とを加算した期間を対象として
    最大値を検出することを特徴とする請求項1に記載の受
    信装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は所定の期間を対象として
    最大値の検出を行い、 前記所定の期間よりも長い期間を対象として最大値の検
    出を行う第2の検出手段を更に備え、 前記判定手段は、前記検出手段と前記第2の検出手段に
    おいて最大値が検出されるタイミングが等しい場合に
    は、前記最大値の周期と前記想定OFDMシンボル周期
    とが一致していると判定することを特徴とする請求項1
    に記載の受信装置。
  4. 【請求項4】 前記算定回路により算定された前記最大
    値の周期の平均値を算出する第2の算出手段を更に備
    え、 前記第2の算出手段により算出された平均値に基づい
    て、前記OFDM信号を受信することを特徴とする請求
    項1に記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 前記OFDM信号に含まれているガード
    期間情報を抽出する抽出手段を更に備え、 前記OFDM信号の再生が開始された後は、前記抽出手
    段により抽出されたガード期間情報に基づいて受信を行
    うことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  6. 【請求項6】 OFDM信号を受信する受信方法におい
    て、 前記OFDM信号を基底帯域信号に変換する変換ステッ
    プと、 前記変換ステップにより得られた基底帯域信号を有効シ
    ンボル期間だけ遅延する遅延ステップと、 前記変換ステップにより得られた基底帯域信号と、前記
    遅延ステップにより遅延された基底帯域の信号との相関
    値を想定されるガード期間に対応する所定の期間に亘っ
    て算出する算出ステップと、 前記算出ステップにより算出された相関値の最大値を検
    出する検出ステップと、 前記検出ステップにより検出された最大値の周期を算定
    する算定ステップと、 前記算定ステップにより算定された前記最大値の周期
    と、前記有効シンボル期間および前記想定されるガード
    期間を加算することにより得られる想定OFDMシンボ
    ル周期とが一致するか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップが、前記最大値の周期と前記想定OF
    DMシンボル周期とが一致しないと判定した場合には、
    前記想定されるガード期間を適宜変更する変更ステップ
    とを備えることを特徴とする受信方法。
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