JP3583679B2 - 位相誤差検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スペクトル拡散を用いた符号分割多元接続(以後CDMA)通信システム等における周波数位相同期時の周波数位相誤差を検出する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話に代表される移動体通信や衛星通信において、スペクトラム拡散を持ち値吾CDMA通信方式が実用化されている。スペクトラム拡散を用いたCDMA通信方式は、まず送信側で送信データに対し、QPSK等の1次変調を行い、疑似雑音系列(以後PN系列)を用いて、乗算することで、拡散変調され、アンテナを通じて送信される。一方、受信側ではアンテナからの受信波を、送信側と同じPN系列を用いて逆拡散することで、多重された1次変調波を復元することができる。
【0003】
ここで、問題となるのが逆拡散で乗算される受信波とPN系列との同期である。受信波から1次変調波を復元するためには、PN系列と時間、周波数、位相のそれぞれについて同期を取る必要がある。
【0004】
周波数位相同期の方法としては、パイロットチャネルを設け、送信データが送信されるトラフィックチャネルを、このパイロットチャネルに同期させ、多重して送信する方法がある。
【0005】
その一例を以下に説明する。この例ではパイロットチャネルはI−ch、Q−chともデータが同じ正の値をとる無変調信号を使用するものとする。その時の信号配置(x軸にI−ch、y軸にQ−chをとったもの)の一例を図7に示す。この図7によれば、周波数位相同期がとれている場合は、π/4[rad]の位置で止まった状態にある。
【0006】
無変調信号のパターンに関してはI−ch、Q−chがどちらも同じ正の値を取る必要はなく、周波数位相同期のとれている状態で、特定の位相で止まった状態であれば、どのような形式を用いてもよい。この例では、図7に示すパイロットチャンネルに基づいて説明を行う。
【0007】
図1に一般的な復調装置の構成の例を示す。入力されるアナログ中間周波数信号(以後IF信号)はA/D変換器1によりディジタル中間周波数信号に変換され、ディジタル直交検波器3を通ることで、同相成分(以後I−ch信号)と直交成分(以後Q−ch信号)の2つの信号を有するベースバンド信号に変換される。
【0008】
ベースバンド信号は受信信号の波形整形を目的としたロールオフフィルタ3を通過し、スペクトル整形され、分離変換部4により、多チャンネル信号が各トラフィックチャネル信号と無変調パイロットチャネル信号とに分離される。
【0009】
分離されたトラフィックチャネルは復調処理が行われる。一方、無変調パイロットチャネルは周波数位相誤差分析器5に入力され、周波数誤差Δf、位相誤差Δθが求められる。
【0010】
求められた周波数誤差Δfはループフィルタ6により、前の周波数誤差の結果が反映され、得られた正弦波回路に反映すべき周波数誤差結果と求められた位相誤差を正弦波発生回路7に入力する。
【0011】
正弦波発生回路7では入力された周波数誤差および位相誤差に基づいて、同相成分と直交成分の2つの信号を持つ複素正弦波を生成し、前記ディジタル直交検波器2に入力することでベースバンド信号に変換される。
【0012】
図8に従来の周波数位相誤差分析器5の内部構成を示す。入力された無変調パイロットチャネル信号は直並列変換回路11で必要なデータ数Nだけ集まったあと、一括して出力される。その後、ディジタル周波数位相検出回路12で、周波数結果fと位相結果θが出力される。
【0013】
周波数結果fは周波数誤差算出回路13に入力され、直交検波器2で変換されたIF信号と同じサンプリング周波数に変換された周波数誤差Δfが出力される。
【0014】
この周波数誤差Δfを求める式は以下の通りである。
【0015】
【数1】
Figure 0003583679
【0016】
この式において、Nはディジタル周波数位相検出回路12の入力データ数を、Fsはディジタル直交検波器2のサンプリングレートを表している。
【0017】
一方、位相に関しては、ディジタル周波数位相検出回路12からの出力である位相結果θをそのまま位相誤差として利用することはできない。図4(a)は、図8のディジタル周波数位相誤差分析器5に入力される前の、無変調パイロットチャネル信号の信号点の移動の様子、Q−chの時間変化の様子を示したものである。図中の●は、ディジタル周波数位相検出回路に入力される最初のデータであり、矢印の先が最後の入力である。
【0018】
ここで、ディジタル周波数位相検出回路12から出力される位相結果θはディジタル周波数位相分析器5に最初に入力されたデータの位相の値を返すようになっている。
【0019】
しかし、復調回路ではディジタル周波数位相誤差分析器5で出力されるデータから導出された周波数位相誤差を次のデータに反映させる必要がある。すなわち、位相誤差として求められるのは、ディジタル周波数位相分析器に最後に入力されたデータ(図4(a)の矢印の先)の位相である。
【0020】
したがって、前述で求められた位相結果θ及び周波数誤差Δfを用いて、位相回転予測回路14で位相回転予測が行われる。位相回転予測回路14で最後に入力されたデータの位相θ1を求める演算は以下の通りである。
【0021】
【数2】
Figure 0003583679
【0022】
ここで、TFFTはディジタル周波数位相検出回路12のデータ取り込み時間を表している。
【0023】
このようにして求められた位相θと本来あるべきパイロットチャネル信号(π/4[rad])との差分を位相誤差算出回路15において演算することで、位相誤差Δθを得ることができる。位相誤差算出回路15における演算は以下の通りである。
【0024】
【数3】
Figure 0003583679
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
上記説明したように、従来の周波数位相誤差分析器においては、位相回転予測回路での演算において、ディジタル周波数位相検出回路におけるデータ取り込み時間を用いているため、ディジタル周波数位相検出回路の規模が大きくなり、TFFTが大きくなると、位相誤差Δθの精度はΔfの精度に大きく左右されることになり、位相の同期が正確にとれないことになる。
【0026】
また、周波数が時間的に変化している場合には、特にその周波数結果の精度が劣化し、位相同期が取れないという問題がある。本発明は、このような問題を解決するものであり、TFFTに関係なく位相誤差Δθを求めるものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の発明によれば、同相成分と直交成分に変換されたパイロットチャネルを入力し、周波数誤差及び位相誤差を求めて出力する位相誤差検出装置において、順次入力される信号を所定数蓄積した後、一括して出力する直並列変換手段と、前記一括して出力された信号群の順序を反転させる順序反転手段と、前記反転された信号群から周波数と位相成分を検出するディジタル周波数位相検出手段と、得られた位相成分からパイロットチャネルの位相誤差を求める位相誤差算出手段と、得られた周波数の符号を反転する符号反転手段と、符号反転された周波数の誤差を求める周波数誤差算出手段とを備えることにより上記課題を解決する。
【0028】
本発明の第2の発明によれば、同相成分と直交成分に変換されたパイロットチャネルを入力し、周波数誤差及び位相誤差を求めて出力する位相誤差検出装置において、入力されるパイロットチャネルの同相成分と直交成分に対し、それぞれの入力データを加算する積分手段と、前記積分手段により加算されたデータを加算出力毎に間引く間引き手段と、前記間引き手段により間引かれたデータを所定数蓄積した後、一括して出力する直並列変換手段と、前記一括して出力された信号群の順序を反転させる順序反転手段と、前記反転された信号群から周波数と位相成分を検出するディジタル周波数位相検出手段と、得られた周波数の符号を反転する符号反転手段と、符号反転された周波数の誤差を求める周波数誤差算出手段と、求められた位相成分及び周波数誤差に基づいて、前記積分手段による位相の回転を求める位相回転補償手段と、前記位相回転補償手段により補償された位相により、パイロットチャネルの位相誤差を求める位相誤差算出手段とを備えることにより上記課題を解決する。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。本発明の第1の実施形態である復調装置の構成は、従来技術で説明した図1の構成とほぼ同一である。本願発明が従来技術とことなる構成を有するのは図1における周波数位相誤差分析器5の内部構成である。よって、図1における周波数位相誤差分析器5以外の構成については同様であるため、詳細な説明は省略する。
【0030】
図2に、本発明における周波数位相誤差分析器5の構成を示す。21は直並列変換回路である。I−ch、Q−chそれぞれ入力されるパイロットチャネルを所定のデータ数(N)だけ集めて一括して出力する。
【0031】
22は順序判定回路である。この構成は前述の直並列変換回路によって、所定数集められたデータの順序を反転させるものである。これは、入力系列をx(n)(0≦n≦N−1)、出力系列をy(n)(0≦n≦N−1)とすると以下に示す演算となる。
【0032】
【数4】
Figure 0003583679
【0033】
上記の順序判定回路22によって、反転されたパイロットチャネルがディジタル周波数位相検出回路23に入力される。このディジタル周波数位相検出回路23の基本的な演算は上述した従来技術におけるディジタル周波数位相検出回路と同様である。
【0034】
図4にその動作を示す。図4(a)は、従来技術同様、本願発明の図2におけるA点での無変調パイロットチャネル信号の信号点移動の様子及びQ−chの時間変化の様子を示したものである。本発明においても、無変調パイロットチャネルは信号点上でπ/4の位置にある、すなわちI−ch、Q−ch共に同じ正の振幅を持つものであると仮定する。また、図において、●はディジタル周波数位相誤差分析器に入力される最初のデータであり、矢印の先が最後のデータであることとする。
【0035】
図4(b)は、図2において順序反転回路22の出力(図2のB点)における無変調パイロットチャネル信号の信号点移動の様子及びQ−chの時間変化の様子を示している。
【0036】
このように、直並列変換回路21では最後に入力されたデータが順序判定回路22を通すことにより、ディジタル周波数位相検出回路へ入力する時には最後に入力されることになり、図4(a)と図4(b)は矢印の方向が逆になるということになる。
【0037】
前述したようにディジタル周波数位相検出回路から出力される位相結果θは、最後にディジタル周波数位相検出回路に入力されたデータとなるため、このθをそのまま位相誤差を求める値として利用することができる。位相結果θから位相誤差Δθを求める演算は以下の通りである。
【0038】
【数5】
Figure 0003583679
【0039】
なお、順序反転回路22を設けたことにより、図4(b)に示すように位相の回転が逆方向になるために、周波数の符号を逆転する必要がある。そこで、ディジタル周波数位相検出回路23から出力される周波数結果fに対して、符号反転回路24で符号を反転する。符号反転の演算は以下のようになる。
【0040】
【数6】
Figure 0003583679
【0041】
このように符号反転された周波数結果fは、従来技術と同じ演算によって、周波数誤差Δfを求めることができる。演算式は以下の通りである。
【0042】
【数7】
Figure 0003583679
【0043】
以上説明したように、位相誤差Δθを求める課程において、ディジタル周波数位相検出回路のデータ取り込み時間であるTFFTを用いないで演算可能となるために、位相回転予測回路が不要となり、位相誤差を精度よく求めることが可能である。
【0044】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。この第2の実施形態においても、周波数位相誤差分析器の内部構成以外は、図1の構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
【0045】
図3に第2の実施形態における周波数位相誤差分析器の構成を示す。図2の構成と同じ作用の構成には同一の符号を付与する。31は積分器である。積分器により、信号の帯域制限が行われる。この帯域制限は、後の間引き器により信号間干渉(エリアジング)が発生しないようにするためである。この積分器31により帯域制限された信号は、間引き器32により周波数帯域が狭くなり、周波数分解能が向上する。
【0046】
入力された無変調パイロットチャネル信号をI−ch信号およびQ−ch信号それぞれについて、まず積分器に入力され、積分器の積分加算回数のシンボル分加算される。次に間引き器によりDシンボルごとに出力し、積分結果をDシンボルごとに間引く。積分器の積分加算回数をD、シンボル周期をTsととすると、−1/(2DTs)〜1/(2DTs)までの周波数領域以外の信号が除去される。
【0047】
また、Dシンボルごとに1つのディジタル周波数位相分析器への入力データが生成されることから、入力データ数Nのディジタル周波数位相検出器に対してNDシンボル分のデータ取り込み時間が必要になる。
【0048】
図5にこの信号の様子を示す。図5(a)は、入力信号が積分器を通過した前の様子を示している。左側は横軸に時間をとり、右側は横軸に周波数を取っている。この図5(a)においては干渉成分が現れている。
【0049】
図5(b)は、D=3である積分器を通過した後の様子である。この図5(b)から明らかなように、積分器を通過後には干渉成分が除去されている。
【0050】
図5(c)はDシンボルごとに間引く間引き器通過後の信号の様子を示している。図が示すように、間引き器通過後は、サンプリング周波数が1/Dとなるため、Fs/Dごとに波形が繰り返されることになる(Fs=1/Ts=サンプリング周波数)。
【0051】
上記図に示したように積分器を挿入することで、位相回転が生じる。このため、積分器の位相回転を補償する回路が必要となる。以下図6を用いて、その構成を説明する。
【0052】
図6(a)は、図3の積分器31入力前のA点での無変調パイロットチャネル信号の信号点移動の様子、さらにQ−chの時間変化の様子を示したものである。この例においても無変調パイロットチャネルは信号点上でπ/4の位置にあるものと仮定する。図中の●はディジタル周波数位相検出器23に入力される最初のデータであり、矢印の先が最後のデータとなる。
【0053】
図6(b)はD=3における図3の直並列変換回路21の出力の部分(B点)における無変調パイロットチャネル信号の信号点移動の様子、およびQ−chの時間変換の様子を示したものである。
【0054】
図6(a)と図6(b)を比較してみると、図6(b)では、積分器を通過しているため、データが加算されることにより、位相が平均化されて出力される。すなわち図6(a)に比べ時間的にTdumpだけ、位相ではθdumpだけ遅れている。
【0055】
図6(c)は、順序反転回路22の出力である。ここでは単に入力の順序が反転されているだけであるので、図6(b)と矢印の先端と後端が逆になっているだけである。ここで、前述した積分器による時間的遅れである遅延量をTdumpとする。
【0056】
順序反転回路22の出力はディジタル周波数位相検出回路23に入力され、周波数結果θと周波数結果fが出力される。この周波数結果fに関しては、第1の実施形態で説明したように、順序反転回路により周波数の符号が反転するため、符号反転回路24によりfは符号が反転され、fとなる。
【0057】
一方、位相結果θについては、第1の実施形態のように、そのままπ/4との差分により位相誤差を求めることはできない。それは前述のように積分器により遅延が生じているからである。そこで、この第2の実施形態においては、積分器による位相回転分(遅延量=Tdump)だけ位相を進ませる必要がある。この処理を周波数誤差算出回路33で行う。
【0058】
符号反転回路24により符号反転された周波数結果であるfは周波数誤差算出回路33に入力され、周波数誤差Δfが算出される。この誤差算出の演算式は以下の通りである。
【0059】
【数8】
Figure 0003583679
【0060】
一方、ディジタル周波数位相検出回路23の位相結果θは、周波数誤差算出回路33で求められた周波数誤差Δfとともに、位相回転補償回路34に入力され、位相結果θに遅延した位相を加算する。この位相回転補償回路34での演算式は以下の通りである。
【0061】
【数9】
Figure 0003583679
【0062】
この演算により求められたθを用いて位相誤差Δθを位相誤差算出回路26で求める。ここでの演算は第1の実施形態と同様である。演算式は以下の通りである。
【0063】
【数10】
Figure 0003583679
【0064】
この第2の実施形態においては、位相誤差Δθを求めるにあたって、積分器により遅延した時間Tdumpを用いる点を特徴としている。このTdumpを用いる方法と、従来のディジタル周波数位相検出回路におけるデータ取り込み時間であるTFFTを用いる手法とを比較する。
【0065】
周波数誤差Δfが同程度であると仮定すると、位相誤差の精度はTdumpとTFF との大きさが位相誤差の精度に関係することになる。TFFTとTdumpをシンボル周期Tsで表現すると、
【0066】
【数11】
Figure 0003583679
【0067】
となる。
【0068】
ここで、デジタル周波数位相分析器の入力データ数Nを1024、積分回路の加算データ数Dを4と仮定すると、
FFT=4098×Ts
dump=1.5×Ts となり、Tdumpを用いることで、TFFTを用いるときに比べ、周波数誤差による位相誤差の揺れを約2732分の1にすることが可能であり、積分器を挿入した場合でも、位相誤差の精度を大幅に改善することが可能となる。
【0069】
【発明の効果】
本発明における周波数位相誤差検出によれば、ディジタル周波数位相検出回路のデータ取り込み時間TFFTを用いずに位相誤差を求めることができるので、位相誤差の精度を大幅に改善することが可能となる。
【0070】
また、積分器を挿入した構成においても、ディジタル周波数位相検出回路のデータ取り込み時間TFFTを用いず、積分器による遅延時間Tdumpを用いることで、位相誤差を大幅に改善することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な復調装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における周波数位相誤差分析器の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施形態における周波数位相誤差分析器の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における信号点配置とQ−chの時間変化を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態における積分器と間引き器による信号の変化を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態における信号点配置とQ−chの時間変化を示す図である。
【図7】一般的なパイロットチャネルの信号点配置の一例を示す図である。
【図8】従来の周波数位相誤差分析器の構成を示す図である。
【符号の説明】
21 直並列変換回路
22 順序反転回路
23 ディジタル周波数位相検出回路
24 符号反転回路
25 周波数誤差算出回路
26 位相誤差算出回路

Claims (2)

  1. 同相成分と直交成分に変換されたパイロットチャネルを入力し、周波数誤差及び位相誤差を求めて出力する位相誤差検出装置において、
    順次入力される信号を所定数蓄積した後、一括して出力する直並列変換手段と、
    前記一括して出力された信号群の順序を反転させる順序反転手段と、
    前記反転された信号群から周波数と位相成分を検出するディジタル周波数位相検出手段と、
    得られた位相成分からパイロットチャネルの位相誤差を求める位相誤差算出手段と、
    得られた周波数の符号を反転する符号反転手段と、
    符号反転された周波数の誤差を求める周波数誤差算出手段とを備えることを特徴とする位相誤差検出装置。
  2. 同相成分と直交成分に変換されたパイロットチャネルを入力し、周波数誤差及び位相誤差を求めて出力する位相誤差検出装置において、
    入力されるパイロットチャネルの同相成分と直交成分に対し、それぞれの入力データを加算する積分手段と、
    前記積分手段により加算されたデータを加算出力毎に間引く間引き手段と、
    前記間引き手段により間引かれたデータを所定数蓄積した後、一括して出力する直並列変換手段と、
    前記一括して出力された信号群の順序を反転させる順序反転手段と、
    前記反転された信号群から周波数と位相成分を検出するディジタル周波数位相検出手段と、
    得られた周波数の符号を反転する符号反転手段と、
    符号反転された周波数の誤差を求める周波数誤差算出手段と、
    求められた位相成分及び周波数誤差に基づいて、前記積分手段による位相の回転を求める位相回転補償手段と、
    前記位相回転補償手段により補償された位相により、パイロットチャネルの位相誤差を求める位相誤差算出手段とを備えることを特徴とする位相誤差検出装置。
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