JPH101433A - 外用貼付剤 - Google Patents

外用貼付剤

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JPH101433A
JPH101433A JP15247496A JP15247496A JPH101433A JP H101433 A JPH101433 A JP H101433A JP 15247496 A JP15247496 A JP 15247496A JP 15247496 A JP15247496 A JP 15247496A JP H101433 A JPH101433 A JP H101433A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚に対して親和性を有すると共に薬物の皮
膚移行性が優れ、かつ皮膚刺激性が極めて小さい外用貼
付剤を提供する。 【解決手段】 支持体の片面に薬物を含有する粘着剤層
が設けられた外用貼付剤であって、該粘着剤層が、リン
脂質とコラーゲン及び/又はケラチンを含有することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外用貼付剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、貼付剤は、貼付時の皮膚低刺激
性と薬物の皮膚透過性とが最重要な性能であり、どちら
かの性能が欠如しても実用上問題を生じる。貼付剤に使
用される物質の中で皮膚刺激の原因となるものとして
は、粘着剤(残存モノマー、残存溶媒等)とその他の添
加剤(吸収促進剤、安定剤等)が挙げられる。粘着剤中
の残存モノマーや残存溶媒は、製造方法によって皮膚刺
激が起こらない程度に抑えることが可能である。
【0003】上記吸収促進剤としては、例えば、特開昭
58−79918号公報や特開昭64−56622号公
報に開示されているように、一般的に界面活性剤が用い
られている。しかし、これらの界面活性剤は、少なから
ず皮膚に作用し、皮膚表面のバリヤー性を低下させるこ
とにより粘着剤中の薬物の透過性を向上させるため、皮
膚刺激の発生を皆無にすることはできなかった。
【0004】上記以外に、長鎖脂肪酸エステルなどの油
脂成分を粘着剤層中に配合し、粘着剤層中の薬物の流動
性を高めることにより、皮膚への移行量を上昇させよう
とする方法もある。しかしながら、粘着剤層中の薬物拡
散を向上させるだけでは、皮膚への透過が困難な薬物を
十分に皮膚へ吸収させることはできなかった。
【0005】また、皮膚刺激を抑えるという観点から、
生体適合材料としてコラーゲンやケラチンが化粧品に用
いられており、例えば、特開平5−158号公報には、
生体適合材料として非炎症性のコラーゲン膜の製造方法
が開示されている。しかしながら、上記コラーゲンを貼
付剤に使用して、皮膚低刺激性と薬物の皮膚透過性との
両性能を同時に満足する粘着剤は、まだ得られていな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点を
解決するために、皮膚に対して親和性を有すると共に薬
物の皮膚移行性が優れ、かつ皮膚刺激性が極めて小さい
外用貼付剤を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
【0008】請求項1記載の発明(以下、第1発明とい
う)の外用貼付剤は、支持体の片面に薬物を含有する粘
着剤層が設けられた外用貼付剤であって、該粘着剤層
が、リン脂質とコラーゲン及び/又はケラチンを含有す
ることを特徴とするものである。
【0009】請求項2記載の発明(以下、第2発明とい
う)の外用貼付剤は、第1発明で用いられるリン脂質
が、フォスファチジルコリン、フォスファチジルエタノ
ールアミン、フォスファチジルセリン、フォスファチジ
ン酸、フォスファチジルグリセロール及びフォスファチ
ジルイノシトールからなる群より選ばれた1種以上であ
ることを特徴とするものである。
【0010】本発明で用いられる粘着剤としては、薬物
を溶解することができ、かつ常温で皮膚に対して長時間
貼付し得る感圧接着性を有する(共)重合体であれば、
特に限定されず、例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘
着剤、シリコーン系粘着剤等が挙げられ、特にアクリル
系粘着剤が好適に使用される。
【0011】上記アクリル系粘着剤としては、例えば、
(メタ)アクリル酸アルキエステルを主体とする(共)
重合体が好適に使用されるが、(メタ)アクリル酸アル
キエステル及び該(メタ)アクリル酸アルキエステルと
共重合可能な官能性モノマーの共重合体であってもよ
い。
【0012】上記(メタ)アクリル酸アルキルエステル
としては、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリ
ル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸2−エ
チルヘキシル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸デ
シル、アクリル酸イソデシル、アクリル酸ラウリル、ア
クリル酸ステアリル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸2−
エチルヘキシル、メタクリル酸イソオクチル、メタクリ
ル酸デシル、メタクリル酸イソデシル、メタクリル酸ラ
ウリル、メタクリル酸ステアリル等が挙げられ、これら
は単独で使用されても、二種以上が併用されてもよい。
【0013】上記官能性モノマーとしては、水酸基を有
するモノマー、カルボキシル基を有するモノマー、アミ
ド基を有するモノマー、アミノ基を有するモノマー、ピ
ロリドン環を有するモノマー等が挙げられる。
【0014】上記水酸基を有するモノマーとしては、例
えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート等のヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリレート等が好適に使用される。
【0015】また、上記カルボキシル基を有するモノマ
ーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸などのα,β
−不飽和カルボン酸;マレイン酸ブチルなどのマレイン
酸モノアルキルエステル;(無水)マレイン酸、フマル
酸、クロトン酸等が好適に使用される。
【0016】上記アミド基を有するモノマーとしては、
例えば、アクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、ジ
エチルアクリルアミド等のアルキル(メタ)アクリルア
ミド;ブトキシメチルアクリルアミド、エトキシメチル
アクリルアミド等のN−アルコキシ(メチル)アクリル
アミド;ジアセトンアクリルアミドなどが好適に使用さ
れる。
【0017】上記アミノ基を有するモノマーとしては、
例えば、ジメチルアミノアクリレート等が好適に使用さ
れる。また、上記ピロリドン環を有するモノマーとして
は、例えば、N−ビニル−2−ピロリドン等が好適に使
用される。
【0018】上記アクリル系粘着剤としては、アルキル
基の炭素数4〜18の(メタ)アクリル酸アルキルエス
テルを25〜50重量%、アルキル基の炭素数3以下の
(メタ)アクリル酸アルキルエステルを20〜70重量
%及びN−ビニル−2−ピロリドン2〜40重量%を構
成成分とするものが好ましい。
【0019】上記(メタ)アクリル酸アルキエステルを
主体とする(共)重合体は、通常、重合開始剤の存在下
で上述のモノマーを配合して溶液重合を行うことにより
調製される。溶液重合を行う場合は、所定量の各種モノ
マーに酢酸エチル又はその他の重合溶媒を加え、攪拌装
置及び冷却還流装置を備えた反応器中で、アゾビス系、
過酸化物系等の重合開始剤の存在下、窒素雰囲気中で7
0〜90℃、8〜40時間反応させればよい。また、モ
ノマーは一括投入又は分割投入のいずれの方法であって
もよい。
【0020】上記アゾビス系重合開始剤としては、2,
2−アゾビス−イソ−ブチロニトリル、1,1'-アゾビ
ス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)、2,2'-
アゾビス(2,4−ジメチルバレリニトリル)等が挙げ
られ、上記過酸化物系重合開始剤としては、過酸化ラウ
ロイル、過酸化ベンゾイル、ジ(tert−ブチル)パ
ーオキサイド等が挙げられる。
【0021】上記ゴム系粘着剤としては、天然ゴム、ス
チレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体、ポリ
イソプレン、ポリブテン、ポリイソブチレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体等のゴム弾性体をベースポリマー
とするものが挙げられる。
【0022】上記ゴム系粘着剤には、必要に応じて、液
状ポリブテン、鉱油、ラノリン、液状ポリイソプレン、
液状ポリアクリレート等の軟化剤;粘着付与樹脂などが
配合されてもよい。
【0023】上記シリコーン系粘着剤としては、ポリジ
メチルシロキサン等を主成分とするものが挙げられる。
【0024】上記アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤及び
シリコーン系粘着剤には、さらに、可塑剤、無水珪酸等
の充填剤、老化防止剤等が配合されてもよい。
【0025】本発明で使用される薬物としては、経皮的
に生体膜を透過しうるものであれば特に限定されず、例
えば、次のものが挙げられる。薬物の例としては、全身
麻酔剤、睡眠・鎮痛剤、抗癲癇剤;解熱消炎鎮痛剤、ス
テロイド系抗炎症剤、興奮・覚醒剤、鎮暈剤、精神神経
用剤、局所麻酔剤、骨格筋弛緩剤、自立神経用剤、鎮痙
剤、抗パーキンソン剤、抗ヒスタミン剤、強心剤、不整
脈用剤、利尿剤、血圧降下剤、血管収縮剤、血管拡張
剤、動脈硬化用剤、呼吸促進剤、鎮咳去痰剤、消化性潰
瘍治療剤、利胆剤、ホルモン剤、泌尿生殖器及び肛門用
剤、寄生性皮膚疾患用剤、皮膚軟化剤、ビタミン剤、無
機質製剤、止血剤、血液凝固阻止剤、肝臓疾患用剤、習
慣性中毒用剤、痛風治療剤、糖尿病用剤、抗悪性腫瘍
剤、放射線医薬品、漢方製剤、抗生物質、化学療法剤、
駆虫剤・抗原虫剤、麻薬などが挙げられる。
【0026】解熱消炎鎮痛剤としては、アセトアミノフ
ェノン、フェナセチン、メフェナム酸、ジクロフェナッ
クナトリウム、フルフェナム酸、アスピリン、サリチル
酸ナトリウム、アミノピリン、アルクロフェナック、イ
ブプロフェン、ナプロキセン、フルルビプロフェン、ケ
トプロフェン、アンフェナックナトリウム、メピリゾー
ル、インドメタシン、ペンタゾシン、ピロキシカム等;
ステロイド系抗炎症剤としては、ヒドロコルチゾン、ト
リアムシノロン、デキサメタゾン、ベタメタゾン、プレ
ドニゾロン等が、それぞれ挙げられる。
【0027】血管拡張剤としては、塩酸ジルチアゼム、
四硝酸ペンタエリスリトール、硝酸イソソルビド、トラ
ピジル、ニコランジル、ニトログリセリン、乳酸プレニ
ラミン、モルシドミン、亜硝酸アミド、塩酸トラゾリン
等;不整脈用剤としては、塩酸プロカインアミド、塩酸
リドカイン、塩酸プロプラノロール、塩酸アルプレノロ
ール、アテノロール、ナドロール、酒石酸メトプロロー
ル、アジマリン、ジソピラミド、塩酸メキシチレン等;
血圧降下剤としては、塩酸エカラジン、インダパミド、
塩酸クロニジン、塩酸ブニトロロール、塩酸ラベタロー
ル、カプトプリル、酢酸グアナベンズ、メブタメート、
硫酸ベタニジン等が、それぞれ挙げられる。
【0028】鎮咳去痰剤としては、クエン酸カルベタペ
ンタン、クロペラスチン、タンニン酸オキセラジン、塩
酸クロブチノール、塩酸クロフェダノール、塩酸ノスカ
ピン、塩酸エフェドリン、塩酸イソプロテレノール、塩
酸クロルプレナリン、塩酸メトキシフェナミン、塩酸プ
ロカテロール、塩酸ツロブテロール、塩酸クレンブテロ
ール、フマル酸ケトチフェン等;抗悪性腫瘍剤として
は、シクロフォスファミド、フルオロウラシル、デガフ
ール、マイトマイシンC、塩酸プロカルバジン、ドキシ
フルリジン、ラニムスチン等;局所麻酔剤としては、ア
ミノ安息香酸エチル、塩酸テトラカイン、塩酸プロカイ
ン、塩酸ジブカイン、塩酸オキシブプロカイン、塩酸プ
ロピトカイン等が、それぞれ挙げられる。
【0029】ホルモン剤としては、プロピルチオウラシ
ル、チアマゾール、酢酸メテノロン、エストラジオー
ル、エストリオール、プロゲステロン等;抗ヒスタミン
としては、塩酸ジフェノンヒドラミン、マレイン酸クロ
ルフェニラミン、プロメタジン、塩酸シプロヘプタジ
ン、塩酸ジフェニルピラリン等;血液凝固阻止剤として
は、ワルファリンカリウム、塩酸チクロピジン等;鎮痙
剤としては、臭化メチルアトロピン、スコポラミン等;
全身麻酔剤としては、チオペンタールナトリウム、ペン
トバルビタールナトリウム等;催眠・鎮痛剤としては、
ブロムワレリル尿素、アモバルビタール、フェノバルビ
タール等;抗癲癇剤としてはフェニトインナトリウム
等;興奮剤・覚醒剤としては塩酸メタンフェタミン等
が、それぞれ挙げられる。
【0030】鎮暈剤としては、塩酸ジフェニドール、メ
シル酸ベタヒスチン等;精神神経用剤としては、塩酸ク
ロルプロマジン、チオリダジン、メプロバメート、塩酸
イミプラミン、クロルジアゼポキシド、ジアゼパム等;
骨格筋弛緩剤としては、塩酸スキサメトニウム、塩酸エ
ペリゾン等;自律神経用剤としては、臭化ネオスチグミ
ン、塩化ベタネコール等;抗パーキンソン剤としては塩
酸アマンタジン等;利尿剤としては、ヒドロフルメチア
ジド、イソソルビド、フロセミド等;血管収縮剤として
は塩酸フェニレフリン等;呼吸促進剤としては、塩酸ロ
ベリン、ジモルホラミン、塩酸ナロキソン等;消化性潰
瘍治療剤としては、臭化グリコピロニウム、プログルミ
ド、塩酸セトラキサート、シメチジン、スピゾフロン等
が、それぞれ挙げられる。
【0031】利胆剤としては、ウルソデスオキシコール
酸、オサルミド等;泌尿生殖器及び肛門用剤としては、
ヘキサミン、スパルティン、ジノプロスト、塩酸リトド
リン等;寄生性皮膚疾患用剤としては、サリチル酸、シ
クロピロクスオラミン、塩酸クロコナゾール等;皮膚軟
化剤としては尿素等;ビタミン剤としては、カルシトリ
オール、塩酸チアミン、リン酸リボフラビンナトリウ
ム、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸アミド、パンテノー
ル、アスコルビン酸等;無機質製剤としては、塩化カル
シウム、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム等;止血剤
としてはエタンシラート等が、それぞれ挙げられる。
【0032】肝臓疾患用剤としてはチオプロニン等;習
慣性中毒用剤としてはシアナミド等;痛風治療剤として
は、コルヒチン、プロベネシド、スルフィンピラゾン
等;糖尿病用剤としては、トルブタミド、クロルプロパ
ミド、グリミジンナトリウム、グリブゾール、塩酸ブホ
ルミン、インスリン等;抗生物質としては、ベンジルペ
ニシリンカリウム、プロピシリンカリウム、クロキサシ
リンナトリウム、アンピシリンナトリウム、塩酸バカン
ピシリン、カルベニシリンナトリウム、セファロリジ
ン、セフォキシチンナトリウム、エリスロマイシン、ク
ロラムフェニコール、テトラサイクリン、硫酸カナマイ
シン、サイクロセリン等;化学療法剤としては、イソニ
アシド、ピラジナミド、エチオナミド等;麻薬として
は、塩酸モルヒネ、リン酸コデイン、塩酸コカイン、塩
酸ペチジン等が、それぞれ挙げられる。
【0033】上記薬物の配合量は、薬物の種類、外用貼
付剤の使用目的等により異なるが、少なくなると薬物の
高い放出性が得られず、多くなると粘着剤層の凝集力や
粘着力が低下するので、通常、粘着剤層中0.01〜5
0重量%が好ましい。
【0034】薬物の配合量は、上記範囲内で粘着剤の組
成により適宜決められる。薬物の粘着剤に対する飽和溶
解度は粘着剤の組成により異なるが、薬物をその飽和溶
解度に可能な限り近い濃度で粘着剤層中に相溶させ、結
晶析出が起こらないようにすることにより、薬物の高い
放出性が得られる。尚、粘着剤層中に薬物が過飽和量存
在したり、薬物の結晶が析出していても、特に支障はな
い。
【0035】本発明で用いられる粘着剤層には、リン脂
質とコラーゲン及び/又はケラチンが含有される。
【0036】上記コラーゲンとしては、特にその由来は
限定されず、例えば、羊毛等のコラーゲン含有原料を加
水分解して抽出した後、乾燥、粉砕したものが使用さ
れ、これらはすべて生体適合性の材料である。上記コラ
ーゲンの配合量は、粘着剤や薬物の種類によって異なる
が、粘着剤層中0.1〜30重量%が好ましい。0.1
重量%未満では、皮膚親和性や吸収促進の効果が十分に
発揮されず、30重量%を超えると粘着力が低下し、皮
膚への密着性が不十分となる。
【0037】上記ケラチンは、種々の生物から得られる
が、特にその由来は限定されない。上記ケラチンの配合
量は、粘着剤や薬物の種類によって異なるが、上記コラ
ーゲンの場合と同様な理由により、粘着剤層中0.1〜
30重量%が好ましい。
【0038】上記コラーゲン及びケラチンは、粘着剤層
の配合時に粉末状で分散させてもよく、一旦水中で膨潤
させた後分散させてもよい。特に乾燥した皮膚に適用す
る場合は水中で膨潤させた方が効果を発揮する。
【0039】上記リン脂質としては、卵黄レシチン、大
豆レシチンのような脂質混合物もしくはこれらの水添加
物;個別に精製して得られる、フォスファチジルコリ
ン、フォスファチジルエタノールアミン、フォスファチ
ジルセリン、フォスファチジン酸、フォスファチジルグ
リセロール及びフォスファチジルイノシトールからなる
群より選ばれた1種以上の成分が挙げられる。
【0040】上記リン脂質としては、脂肪酸部分に側鎖
があっても、不飽和結合があってもよく、さらに鎖長も
特に限定されない。ただ、粘着剤や薬物との相溶性を考
慮すると鎖長10〜25が好ましい。
【0041】上記リン脂質は、薬物と混合した後、水、
エチレングリコール等の溶媒中で超音波処理を施してリ
ポソーム化して混合することにより、脂溶性の薬物を水
溶性の粘着剤に溶解させることも可能である。また、水
溶性の化合物の場合には、リポソーム内水相に含有させ
ることにより、脂溶性の粘着剤に分散させることができ
る。
【0042】上記リン脂質の配合量は、その種類により
異なるが、粘着剤層中1〜30重量%が好ましく、粘着
力、凝集力、吸収促進効果などを考慮すると1〜10重
量%がより好ましい。1重量%未満では、吸収促進効果
が小さくなり、30重量%を超えると、皮膚への粘着力
が弱すぎたり、凝集力の低下により糊残りが生じる。
【0043】本発明で使用される支持体としては、柔軟
性を有すると共に外用貼付剤に自己支持性を付与し、か
つ粘着剤層中の薬物の揮散や移行を防止する役目を果た
すものが好ましい。このような支持体の素材としては、
例えば、酢酸セルロース、エチルセルロース、ポリエチ
レンテレフタレート(以下、PETという)、可塑化
(酢酸ビニル−塩化ビニル)共重合体、ポリアミド、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体(以下、EVAという)、
エチレン−メチルアクリレート共重合体(以下、EMA
という)、可塑化ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリ
エチレン、ポリ塩化ビニリデン等の樹脂フィルム:アル
ミニウムシート等が挙げられ、これらの素材は単層で用
いられてもよく、2種以上の積層体として用いられても
よい。また、アルミニウムシート以外の素材は、織布や
不織布として用いられてもよい。
【0044】さらに、上記支持体としては、皮膚面に対
して追従性を有する素材から形成されるものが好まし
く、このような性質を有する素材としては、例えば、P
ETフィルム−ポリエステル不織布積層体、PETフィ
ルムとエチレン−酢酸ビニル(EVA)共重合体とのラ
ミネートフィルム、PETフィルムとエチレン−メチル
アクリレート(EMA)共重合体とのラミネートフィル
ム、PETフィルムとエチレン−ビニルアクリレート共
重合体とのラミネートフィルム等が挙げられる。
【0045】上記支持体の厚みは、500μm以下が好
ましく、より好ましくは5〜150μmである。
【0046】本発明の外用貼付剤には、使用時まで粘着
剤層を保護するために、その表面に剥離紙が積層され
る。剥離紙としては、PETフィルムの表面をシリコン
処理されたものが一般に用いられるが、これに限定され
るものではない。上記剥離紙の厚みは、1,000μm
以下が好ましく、より好ましくは30〜200μmであ
る。
【0047】本発明の外用貼付剤の調製において、粘着
剤層を形成するには通常の粘着テープの製造方法が適用
でき、例えば、溶剤塗工法、ホットメルト塗工法、電子
線硬化エマルジョン塗工法等、従来公知の粘着テ−プの
製造方法が使用可能であるが、特に溶剤塗工法が好適に
使用される。
【0048】上記溶剤塗工法では、上記粘着剤、薬物、
高級脂肪酸、必要に応じて、その他の添加剤を、適当な
溶媒に溶解又は分散させ、得られた溶液又は分散液を支
持体表面に塗布し、乾燥させて溶媒を除去することによ
り、支持体上に所定の厚みの粘着剤層を形成し外用貼付
剤を作製する。また、上記溶液又は分散液を剥離紙上に
一旦塗工、乾燥した後、得られた粘着剤層を支持体に密
着させてもよい。
【0049】上記粘着剤層の厚さは、使用目的により異
なるが、薄くなると外用貼付剤の単位面積当たりの薬物
含有量が不足すると共に粘着力が不十分となり、厚くな
ると支持体付近の粘着剤層に含有される薬物が十分に拡
散せず、薬物放出率が低下するので、10〜200μm
が好ましい。
【0050】上記で得られた外用貼付剤は、通常は薬物
を経皮的又は経粘膜的に体内循環器系へ投与する目的
で、皮膚ないし粘膜の表面に直接貼付される。さらに、
該外用貼付剤は薬物を皮膚ないし粘膜の疾患部の治療を
目的として皮膚ないし粘膜に貼付されることもある。本
外用貼付剤の使用後、痛みを感じることなく皮膚から簡
単に剥離することができる。
【0051】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を説明す
る。 (実施例1)オクチルアクリレート80g(40重量
%)、エチルアクリレート100g(50重量%)及び
N−ビニル−2−ピロリドン20g(10重量%)をセ
パラブルフラスコに仕込み、酢酸エチル200gを加え
て重合初期モノマー濃度が50重量%となるように調製
した。この溶液を窒素雰囲気下で80℃に加熱し、重合
開始剤として過酸化ラウロイルの酢酸エチル溶液を逐
次、少量ずつ添加しながら、32時間重合を行い、アク
リル系粘着剤の酢酸エチル溶液を得た。
【0052】得られたアクリル系粘着剤溶液から酢酸エ
チルを乾燥させて固形分37.0gを秤り取り、硝酸イ
ソソルビド(薬物)7.5g、卵黄レシチン0.5g及
びコラーゲン粉末5.0gを加え、さらにそれら全体の
固形分が20重量%となるように酢酸エチルを加えた。
【0053】次いで、この粘着剤溶液をボールミルを用
いて一晩攪拌し、均一な塗工液を得た。この溶液を38
μm厚のPETフィルムのシリコン処理面に適量展開
し、ナイフコーターを用いて接着剤層の厚みが40μm
となるように塗工した。これを60℃の加熱雰囲気下で
30分間静置して溶媒を除去し、粘着剤層を形成した
後、この粘着剤層上にPETフィルムとエチレン−ビニ
ルアクリレート共重合体とのラミネートフィルムを、P
ETフィルム側と粘着剤層が接するようにローラーを用
いて積層し外用貼付剤を得た。
【0054】(実施例2)アクリル系粘着剤の固形分3
5.0gを秤り取り、硝酸イソソルビド7.5g、卵黄
レシチン2.5g及びコラーゲン粉末5.0gを加え、
さらにそれら全体の固形分が20重量%となるように酢
酸エチルを加えて塗工液を調製したこと以外は、実施例
1と同様にして外用貼付剤を作製した。
【0055】(実施例3)アクリル系粘着剤の固形分3
2.5gを秤り取り、硝酸イソソルビド7.5g、卵黄
レシチン5.0g及びコラーゲン粉末5.0gを加え、
さらにそれら全体の固形分が20重量%となるように酢
酸エチルを加えて塗工液を調製したこと以外は、実施例
1と同様にして外用貼付剤を作製した。
【0056】(実施例4)アクリル系粘着剤の固形分3
0.0gを秤り取り、硝酸イソソルビド7.5g、卵黄
レシチン7.5g及びコラーゲン粉末5.0gを加え、
さらにそれら全体の固形分が20重量%となるように酢
酸エチルを加えて塗工液を調製したこと以外は、実施例
1と同様にして外用貼付剤を作製した。
【0057】(実施例5)アクリル系粘着剤の固形分3
7.0gを秤り取り、硝酸イソソルビド7.5g、卵黄
レシチン5.0g及びコラーゲン粉末0.5gを加え、
さらにそれら全体の固形分が20重量%となるように酢
酸エチルを加えて塗工液を調製したこと以外は、実施例
1と同様にして外用貼付剤を作製した。
【0058】(実施例6)アクリル系粘着剤の固形分3
5.0gを秤り取り、硝酸イソソルビド7.5g、卵黄
レシチン5.0g及びコラーゲン粉末2.5gを加え、
さらにそれら全体の固形分が20重量%となるように酢
酸エチルを加えて塗工液を調製したこと以外は、実施例
1と同様にして外用貼付剤を作製した。
【0059】(実施例7)アクリル系粘着剤の固形分3
0.0gを秤り取り、硝酸イソソルビド7.5g、卵黄
レシチン5.0g及びコラーゲン粉末7.5gを加え、
さらにそれら全体の固形分が20重量%となるように酢
酸エチルを加えて塗工液を調製したこと以外は、実施例
1と同様にして外用貼付剤を作製した。
【0060】(実施例8)アクリル系粘着剤の固形分3
2.5gを秤り取り、硝酸イソソルビド7.5g、卵黄
レシチン5.0g及びケラチン粉末5.0gを加え、さ
らにそれら全体の固形分が20重量%となるように酢酸
エチルを加えて塗工液を調製したこと以外は、実施例1
と同様にして外用貼付剤を作製した。
【0061】(実施例9)卵黄レシチン5.0g、ジフ
ェンヒドラミン(薬物)5.0g及びコラーゲン粉末
5.0gを100ミリリットルの水中で40℃に加温
し、超音波処理してリポソームの溶液を得た。この溶液
にメタクリル酸−アクリル酸n−ブチル共重合体のグリ
シン水溶液(ローム&ハース社製「プライマルN−58
0NF」)を乾燥重量で35.0g秤り取ったものを加
えた後、ボールミルを用いて一晩攪拌し、均一な塗工液
を調製した。この塗工液を使用したこと以外は、実施例
1と同様にして外用貼付剤を作製した。
【0062】(比較例10)アクリル系粘着剤の固形分3
7.25gを秤り取り、硝酸イソソルビド7.5g、卵
黄レシチン0.25g及びコラーゲン粉末5.0gを加
え、さらにそれら全体の固形分が20重量%となるよう
に酢酸エチルを加えて塗工液を調製したこと以外は、実
施例1と同様にして外用貼付剤を作製した。
【0063】(比較例11)アクリル系粘着剤の固形分3
7.25gを秤り取り、硝酸イソソルビド7.5g、卵
黄レシチン5.0g及びコラーゲン粉末0.25gを加
え、さらにそれら全体の固形分が20重量%となるよう
に酢酸エチルを加えて塗工液を調製したこと以外は、実
施例1と同様にして外用貼付剤を作製した。
【0064】(比較例1)アクリル系粘着剤の固形分4
2.5gを秤り取り、硝酸イソソルビド7.5gを加
え、さらにそれら全体の固形分が20重量%となるよう
に酢酸エチルを加えて塗工液を調製したこと以外は、実
施例1と同様にして外用貼付剤を作製した。
【0065】(比較例2)アクリル系粘着剤の固形分3
7.5gを秤り取り、硝酸イソソルビド7.5g、卵黄
レシチン5.0gを加え、さらにそれら全体の固形分が
20重量%となるように酢酸エチルを加えて塗工液を調
製したこと以外は、実施例1と同様にして外用貼付剤を
作製した。
【0066】(比較例3)アクリル系粘着剤の固形分3
7.5gを秤り取り、硝酸イソソルビド7.5g、コラ
ーゲン粉末5.0gを加え、さらにそれら全体の固形分
が20重量%となるように酢酸エチルを加えて塗工液を
調製したこと以外は、実施例1と同様にして外用貼付剤
を作製した。
【0067】(比較例4)アクリル系粘着剤の固形分3
7.25gを秤り取り、硝酸イソソルビド7.5g及び
パルミチン酸イソプロピル5.0gを加え、さらにそれ
ら全体の固形分が20重量%となるように酢酸エチルを
加えて塗工液を調製したこと以外は、実施例1と同様に
して外用貼付剤を作製した。
【0068】(比較例5)メタクリル酸−アクリル酸n
−ブチル共重合体のグリシン水溶液(ローム&ハース社
製「プライマルN−580NF」)を乾燥重量で45.
0g秤り取ったものにジフェンヒドラミン5.0gを加
え、ボールミルを用いて一晩攪拌した後均一な塗工液を
調製したこと以外は、実施例1と同様にして外用貼付剤
を作製した。
【0069】尚、表1に粘着剤層の組成を示した。
【0070】
【表1】
【0071】上記実施例及び比較例で得られた外用貼付
剤につき、下記の性能評価を行い、その結果を表2及び
表3に示した。 (1)薬物の皮膚移行量 ウィスター系ラット(雄性、7週齢)の背部をエーテル
麻酔下、バリカン及びシェーバーで脱毛処理し、翌日傷
のない皮膚上に直径2cmの円形(面積3.14c
2 )に打ち抜いた外用貼付剤サンプルを貼付した後、
上からガーゼを当て粘着性包帯で固定した。貼付24時
間後に外用貼付剤サンプルを剥離し、10ミリリットル
のメタノール中に浸漬し、外用貼付剤サンプル中の薬物
残量を液体クロマトグラフィーにより定量した。外用貼
付剤サンプル中の薬物の初期含有量から薬物残量を差し
引いた値を皮膚移行量とした。
【0072】(2)皮膚刺激性 ハートレイ系モルモット(雄性、5週齢)の腹部をバリ
カン及びシェーバーで除毛処理し、翌日傷のない皮膚上
に直径2cmの円形(面積3.14cm2 )に打ち抜い
た外用貼付剤サンプルを貼付した後、上からガーゼを当
て粘着性包帯で固定した。貼付24時間後に外用貼付剤
サンプルを剥離し、剥離直後(30分後)及び24時間
後における紅斑の強度をドレイツ法により判定した。
【0073】判定の方法は、繰り返し数n=6で、下記
の基準に従って目視観察により紅斑の強度に対する評価
点をつけ、合計評価点を6で割った平均値を表中に示し
た。 0点:紅斑が全く認められなかった 1点:かろうじて識別できる程度の軽度の紅斑が認めら
れた 2点:明らかな紅斑が認められた 3点:中程度の紅斑が認められた 4点:深紅色の強い紅斑が認められた
【0074】
【表2】
【0075】
【表3】
【0076】
【発明の効果】本発明の外用貼付剤の構成は、上述の通
りであり、粘着剤層中にリン脂肪とコラーゲン及び/又
はケラチンを含有することにより、皮膚刺激が極めて小
さく、かつ優れた薬物の皮膚移行性を発現する。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 47/42 A61K 47/42 Z // C07F 9/10 C07F 9/10 A (A61K 47/24 47:42)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体の片面に薬物を含有する粘着剤層が
    設けられた外用貼付剤であって、該粘着剤層が、リン脂
    質とコラーゲン及び/又はケラチンを含有することを特
    徴とする外用貼付剤。
  2. 【請求項2】リン脂質が、フォスファチジルコリン、フ
    ォスファチジルエタノールアミン、フォスファチジルセ
    リン、フォスファチジン酸、フォスファチジルグリセロ
    ール及びフォスファチジルイノシトールからなる群より
    選ばれた1種以上であることを特徴とする請求項1記載
    の外用貼付剤。
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