JPH10141441A - トーショナルダンパー - Google Patents

トーショナルダンパー

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Publication number
JPH10141441A
JPH10141441A JP30999796A JP30999796A JPH10141441A JP H10141441 A JPH10141441 A JP H10141441A JP 30999796 A JP30999796 A JP 30999796A JP 30999796 A JP30999796 A JP 30999796A JP H10141441 A JPH10141441 A JP H10141441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
elastic body
boss
sensor plate
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP30999796A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Gomi
昭二 五味
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Publication of JPH10141441A publication Critical patent/JPH10141441A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサープレートのトーショナルダンパーか
らの離脱を防止し、工数の増加を招くことなく、容易に
組立てることができるとともに、コストダウンを図る。 【解決手段】 回転軸に取付く円筒状のボス1の外周側
に弾性体2を介してマスとなる外側部材3を取付けたト
ーショナルダンパーにおいて、ボス1と弾性体2との間
又は弾性体2と外側部材3との間にスリーブ4を介在さ
せ、このスリーブ4の一端側を延出させるとともに径方
向外側に折り曲げてセンサーによって検知されるセンサ
ープレート5を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のエンジ
ンのクランクシャフト等の回転軸に取付く円筒状ボスの
外周側にゴム等の弾性体を介してマスとなる外側部材を
取付けたトーショナルダンパーに関する。
【0002】
【従来の技術】トーショナルダンパーは、外側部材の慣
性質量と弾性体の弾性を利用してボスを取付けた回転軸
系に生起される捩り振動を吸収しようとするものであ
る。このようなトーショナルダンパーにおいて、例えば
自動車のエンジンの回転数を検出する手段として、エン
ジンのクランクシャフトの回転角を車体側に設けたセン
サーで検出するためにボスに被検出物、すなわち図5に
示すようなセンサープレート100を取付けたものが知
られている。センサーとしては光学式センサー、超音波
センサー、磁気センサー等が使用され、センサープレー
ト100には使用するセンサーに合わせて外周に凹凸を
形成したり、磁気が付与されたりしており、光量や反射
時間、磁力変化、位相差等で回転数を検出していた。検
出された情報は自動車の種々の制御を行うために利用さ
れる。このようなセンサープレート100は、トーショ
ナルダンパーを構成する部材とは別個の部材で形成さ
れ、ボスに圧入されたりネジ止めされたりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ボスに圧入したセンサ
ープレートでは、ボスとプレートとの接触面積を大きく
できないため、センサープレートが滑り、抜け出るおそ
れがあり、ネジ止めしたものでは、部品点数が増大し、
組立て工数も増大してコストアップになっていた。
【0004】そこで、この発明は、センサープレートの
トーショナルダンパーからの離脱を防止し、工数の増加
を招くことなく、容易に組立てることができるととも
に、コストダウンを図ったトーショナルダンパーを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、回転軸に取付く円筒状のボスの外周側
に弾性体を介してマスとなる外側部材を取付けたトーシ
ョナルダンパーにおいて、ボスと弾性体との間又は弾性
体と外側部材との間にスリーブを介在させ、このスリー
ブの一端側を延出させるとともに径方向外側に折り曲げ
てセンサーによって検知されるセンサープレートを形成
したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の好適な実施例
を図面を参照にして説明する。
【0007】図1に示す第1実施例では、回転軸(図示
せず)に取付く円筒状のボス1の外周側に弾性体2を介
してマスとなる外側部材3を取付けてある。この外側部
材3はプーリーを形成している。この実施例では外側部
材3と弾性体2との間にスリーブ4を設け、このスリー
ブ4及びボス1に対しゴム等の弾性体2を加硫接着して
あり、外側部材3はスリーブ4の外周に対し圧入され
る。このスリーブ4の一端側、すなわち図面上右側を延
出させるとともに径方向外側に折り曲げて図示しないセ
ンサーによって検知されるセンサープレート5を形成し
てある。このセンサープレート5を折り曲げる前の状
態、すなわちスリーブ4が真っすぐ伸びたリング状の部
材とボス1とを加硫成形用の金型にセットし、両者の間
に成形材料を注入して弾性体2を加硫成形するとともに
両者に接着させ、次いで金型から取り出し、リング状の
部材を折り曲げてセンサープレート5を形成し、その後
外側部材3をスリーブ4の外周面に圧入する。
【0008】図2に示す第2実施例は、スリーブ4を弾
性体2とボス1との間に介在させ、このスリーブ4の一
端側を延出させるとともに径方向外側に曲げてセンサー
によって検知されるセンサープレート5を形成したもの
を示す。弾性体2を加硫成形する場合、加硫成形用の金
型内には外側部材3と、スリーブ4及びセンサープレー
ト5となるリング状の部材とをセットしておき、両者に
弾性体2が加硫接着する。ボス1はスリーブ4に圧入さ
れる。
【0009】図3は図2に示す第2実施例の製造工程を
示す図であり、加硫成形用の金型内においてスリーブ4
とセンサープレート5になるリング状部材と外側部材3
とをインサートし、これらの間に弾性体2を加硫接着し
たのち、スリーブ4の一端側の延出部分を径方向外側に
折り曲げ、スリーブ4をボス1に圧入する。
【0010】図4に示す第3実施例では、外側スリーブ
6と外側部材3との間に弾性体2を加硫接着しておき、
この外側スリーブ6とボス1との間にスリーブ4を設
け、このスリーブ4の一端側を延出させるとともに径方
向外側に折り曲げてセンサーによって検知されるセンサ
ープレート5を形成したものである。このスリーブ4は
ボス1に圧入され、外側スリーブ6はスリーブ4に圧入
される。この第3実施例では、スリーブ4に予めセンサ
ープレート5を折り曲げ形成しておいたものをボス1に
圧入することができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ボスと弾性体との間又は弾性体と外側部材との間に
スリーブを介在させ、このスリーブの一端側を延出させ
るとともに径方向外側に折り曲げてセンサーによって検
知されるセンサープレートを形成したので、部品点数や
組立工数の増加がなく、安価にトーショナルダンパーを
製造することができる。また、センサープレートはスリ
ーブと一体となったものであり、センサープレートが離
脱するおそれも全くない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す断面図。
【図2】第2実施例を示す断面図。
【図3】第2実施例における製造過程の断面図。
【図4】第3実施例を示す断面図。
【図5】従来のセンサープレートを示す側面図。
【符号の説明】
1 ボス 2 弾性体 3 外側部材 4 スリーブ 5 センサープレート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に取付く円筒状のボスの外周側に
    弾性体を介してマスとなる外側部材を取付けたトーショ
    ナルダンパーにおいて、 ボスと弾性体との間又は弾性体と外側部材との間にスリ
    ーブを介在させ、 このスリーブの一端側を延出させるとともに径方向外側
    に折り曲げてセンサーによって検知されるセンサープレ
    ートを形成したことを特徴とするトーショナルダンパ
    ー。
JP30999796A 1996-11-05 1996-11-05 トーショナルダンパー Pending JPH10141441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30999796A JPH10141441A (ja) 1996-11-05 1996-11-05 トーショナルダンパー

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JP30999796A JPH10141441A (ja) 1996-11-05 1996-11-05 トーショナルダンパー

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JPH10141441A true JPH10141441A (ja) 1998-05-29

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ID=17999907

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JP30999796A Pending JPH10141441A (ja) 1996-11-05 1996-11-05 トーショナルダンパー

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JP (1) JPH10141441A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006022280A1 (ja) 2004-08-24 2006-03-02 Nok Corporation トリガプレート付きダンパ

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