JPH1013988A - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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JPH1013988A
JPH1013988A JP16584596A JP16584596A JPH1013988A JP H1013988 A JPH1013988 A JP H1013988A JP 16584596 A JP16584596 A JP 16584596A JP 16584596 A JP16584596 A JP 16584596A JP H1013988 A JPH1013988 A JP H1013988A
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JP
Japan
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diaphragm
layers
speaker device
layer
surface layer
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Withdrawn
Application number
JP16584596A
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English (en)
Inventor
Masao Fujihira
正男 藤平
Akira Yamagishi
亮 山岸
Kazuo Asami
一男 阿左見
Naoki Watanabe
直樹 渡辺
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型スピーカにおいて、構成の大型化、複雑
化を招来することなく、最低共振周波数を下げ、許容入
力を大きくする。 【解決手段】 振動板5を、互いに貼り合わせられた表
面層5a及び裏面層5bにより構成する。表面層5a
は、内部損失の小さい(硬い)材料により形成する。裏
面層5bは、内部損失の大きい(柔らかい)材料によ
り、エッジ部13aと一体的に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気信号を音響に
変換するスピーカ装置に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、図12に示すように、磁気回路を
備え、移動可能に支持された振動板105に取付けたボ
イスコイル107を該磁気回路の磁気ギャップ部114
中に位置させて構成されたスピーカ装置が提案されてい
る。このスピーカ装置においては、上記ボイスコイル1
07に供給される電気信号が、上記振動板105の振動
により発生される音響に変換される。
【0003】このようなスピーカ装置においては、上記
ボイスコイル107は、電気信号を供給されることによ
り、上記磁気ギャップ部114内の磁束中を、上記振動
板105を伴って移動し、この振動板105を振動させ
る。このように振動板105を振動させる駆動力をFと
し、上記磁気ギャップ114内の磁束密度をBとし、上
記ボイスコイル107に流れる電流をIとし、このボイ
スコイル107の線材の長さをLとすると、 F=IBL が成立している。
【0004】そして、このスピーカ装置の磁気回路は、
磁性材料により略々円盤状に形成され前面部に円環状の
駆動マグネット103が取付けられるヨーク102を有
している。このヨーク102の前面部の中央部には、上
記駆動マグネット103に対して同軸に、円柱状のセン
ターポール部101が突設されている。上記駆動マグネ
ット103の前面部には、磁性材料により中央部に透孔
を有する円盤状に形成されたプレート104が取付けら
れている。このプレート104の透孔と上記センターポ
ール部101の先端側部分とは、互いに対向して、上記
磁気ギャップ部114を形成している。
【0005】そして、上記プレート104の前面部に振
動板105を支持するフレーム108が取付けられるこ
とにより、スピーカ装置が構成される。上記振動板10
5の後面部には、円筒状のボビン106を介して、上記
ボイスコイル107が取付けられている。このボイスコ
イル107は、上記磁気ギャップ部114内に位置され
る。
【0006】上記振動板105は、上記ボビン106が
取付けられる中央部の透孔をキャップ部112により閉
蓋されている。また、上記振動板105は、周縁側部分
を、周縁側のエッジ部材113を介して、上記フレーム
108の前端部分にガスケット115により取付けられ
ている。そして、上記ボビン106は、上記フレーム1
08に対して、ダンパ109を介して支持されている。
【0007】そして、上記ボイスコイル107からの引
き出し線110は、上記フレーム108に設けられた端
子部111に接続されている。
【0008】なお、上述のように、上記振動板105と
は別に布材料等により上記エッジ部材113を形成して
おき、このエッジ部材113を周囲部に接合するように
した振動板105を、フリーエッジコーンという。これ
に対し、図13に示すように、上記エッジ部材に相当す
る屈曲部分であるエッジ部105aを周縁部分に一体的
に形成した振動板105をフィックスエッジコーンとい
う。これらフリーエッジコーンとフィックスエッジコー
ンとを比較すると、フィックスエッジコーンを用いた場
合の方が、スピーカ装置の製造、組立てが容易化され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なスピーカ装置において、特に、小型の全帯域スピーカ
として構成した場合において、製造、組立ての容易化の
ために上記振動板105としてフィックスエッジコーン
を採用した場合、この振動板の最低共振周波数が高くな
って低域側の再生周波数帯域が狭くなるという問題があ
る。これは、フィックスエッジコーンの振動板105に
おいては、上記エッジ部105aも上記ボイスコイル1
07により駆動されて全帯域再生を行う部分と同一の材
料により形成されているために、このエッジ部105a
が布材料等により形成されたエッジ部材113に比較し
て堅いためである。また、このようなフィックスエッジ
コーンの振動板105を採用したスピーカ装置において
は、上記エッジ部105aが堅いために、不要音が放射
され易い。
【0010】さらに、上記フィックスエッジコーンの振
動板105を採用したスピーカ装置においては、上記エ
ッジ部105aが堅く弱いため、フリーエッジコーンの
振動板を採用したスピーカ装置に比較すると、許容入力
が小さい。
【0011】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、装置構成の大型化、複雑化を招
来することなく、最低共振周波数が充分に下げられて低
域周波数帯域の再生特性の劣化や再生音響の音圧レベル
の低下が招来されることがなく、また、許容入力が充分
に大きくなされ、低域周波数帯域を含む全帯域における
音響再生が良好に行えるようになされたスピーカ装置の
提供という課題を解決しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係るスピーカ装置は、磁気ギャップ部を有
する磁気回路と、ボイスコイルが設けられたコイルボビ
ンが取付けられ該ボイスコイルを該磁気ギャップ部内に
位置させた状態で移動可能に支持された振動板とを備
え、上記振動板は、互いに内部損失の異なる表面層と裏
面層との少なくとも二層が接合されて構成されているこ
ととしたものである。
【0013】また、本発明は、上記スピーカ装置におい
て、上記振動板を構成する複数の層のうちの少なくとも
一層を、熱熔融材料により形成されたものとし、この層
は、他の層よりも内部損失が小さくなされていることと
したものである。
【0014】そして、本発明に係るスピーカ装置は、磁
気ギャップ部を有する磁気回路と、ボイスコイルが設け
られたコイルボビンが取付けられ該ボイスコイルを該磁
気ギャップ部内に位置させた状態で移動可能に支持され
た振動板とを備え、上記振動板は、複数の層が接合され
て構成され、これら各層のうちの少なくとも一層は、発
泡材料、または、中空材料を含む材料により形成されて
いることとしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0016】本発明に係るスピーカ装置は、図1に示す
ように、磁気回路と、この磁気回路上に支持されたフレ
ーム8とを有して構成される。
【0017】上記磁気回路は、磁性材料により形成され
た円盤状のヨーク2と、このヨーク2の前面部に固定し
て配設された円環状のマグネット3とを有している。こ
のマグネット3は、厚み方向の磁束を発生するように、
すなわち、前面部及び後面部がそれぞれ磁極となるよう
に着磁されている。上記ヨーク2の前面部中央には、円
筒状のセンターポール部1が一体的に突設されている。
上記マグネット3は、上記センターポール部1に対して
同軸状となされている。このセンターポール部1は、上
記マグネット3の中央の透孔部内に挿通されている。
【0018】上記マグネット3の前面部には、磁性材料
により中央部に透孔を有する円盤状に形成されたトップ
プレート4が取付けられている。このトッププレート4
の中央部の透孔には、上記センターポール部1の先端側
部分が挿通されている。
【0019】すなわち、上記トッププレート4を上記マ
グネット3に取付けるときには、上記センターポール部
1の外周面とこのトッププレート4の中央部の透孔の内
周面との間にギャップガイドを挿入して、このトッププ
レート4を該センターポール部1に対して位置決めした
状態で、このトッププレート4を該マグネット3に対し
て接着させる。そして、上記トッププレート4を上記マ
グネット3に対して接着させる接着剤が固化した後に、
上記ギャップガイドを取り除くことにより、このトップ
プレート4は、上記センターポール部1に対して位置決
めされた状態で、固定される。
【0020】上記トッププレート4の中央部の透孔の内
周面部と、上記センターポール部1の中途部分の外周面
部とは、互いに対向して、磁気ギャップ部14を形成し
ている。
【0021】上記フレーム8は、金属の如き充分な剛性
を有する材料により、略々円錐状に前端側が拡径された
円筒状に構成され、後端側部分を上記トッププレート4
の前面部に固定されている。
【0022】上記フレーム8の前端側の保持部には、振
動板5の周囲部分がガスケット15により取付けられて
いる。このガスケット15は、接着剤が塗布された帯状
の紙を円環状に巻き重ねたものである。
【0023】上記振動板5は、表面層5aと裏面層5b
との二層が接合されて構成されている。上記表面層5a
は、堅く、音の伝幡速度の早い、内部損失の小さい材料
により形成されている。この表面層5aをなす材料とし
ては、叩解度の高いパルプ、三椏、マイカ(雲母)を混
入したパルプ、バイオセルロースやこれらの複合材料が
挙げられる。上記裏面層5bは、柔らかく(しなやか
で)丈夫で、音の伝幡速度の遅い、内部損失の大きい
(Qが5乃至15程度の)材料により形成されている。
この裏面層5bをなす材料としては、叩解度の低いパル
プ、ウール、マニラ麻とラテックスとのサイズ材やこれ
らの複合材料が挙げられる。これら表面層5a及び裏面
層5bは、後述するように、抄紙のときに互いに貼り合
わされるので、接着剤等による接着をすることなく、互
いに接合されている。
【0024】上記表面層5aは、例えば、0.1mm程
度の厚さを有して形成されている。また、上記裏面層5
bは、例えば、0.1mm乃至0.2mm程度の厚さを
有して形成されている。
【0025】上記裏面層5bの周縁部分には、エッジ部
13aがこの裏面層5bと一体的に形成されている。す
なわち、この振動板5は、フィックスエッジコーンの振
動板である。このエッジ部13aは、上記表面層5aの
外周縁がこのエッジ部13aの内側部に位置することに
より、上記裏面層5bを形成している材料のみで形成さ
れている。したがって、上記エッジ部13aは、可撓性
を有しており、前後方向に変位可能となっている。この
エッジ部13aは、円環状に形成されるとともに、前方
側(放音方向)に対して円筒面状に膨出された形状を有
している。
【0026】上記振動板5は、略々円錐形状に形成さ
れ、中央部に透孔を有している。そして、この振動板5
の中央部の透孔には、コイルボビン6が嵌合されて取付
けられている。このコイルボビン6は、円筒状に形成さ
れ、前端側部分において上記振動板5を支持している。
このコイルボビン6の前端部は、キャップ12により閉
蓋されている。
【0027】このコイルボビン6は、高い剛性を有しな
がら、軽量に形成することが望ましい。したがって、こ
のコイルボビン6は、エポキシ樹脂を含浸した紙や布、
ガラス−エポキシ板(エポキシ樹脂で固めたガラス繊維
材料)等の如き合成樹脂材料を円筒状に丸めて形成する
ことが望ましい。また、このコイルボビン6は、金属板
や紙等により形成することとしてもよい。
【0028】そして、上記コイルボビン6の後端側の外
周面部には、ボイスコイル7が接着されている。このボ
イスコイル7は、巻回されて円筒状に形成され、引き出
し線を有している。これら引き出し線は、錦糸線10に
半田付けされ、この錦糸線10を介して、上記フレーム
8に支持部材を介して取付けられた入力端子11に接続
される。
【0029】上記ボイスコイル7は、上記磁気ギャップ
部14内に位置されている。すなわち、このボイスコイ
ル7は、上記センターポール部1に対して同軸状となさ
れて、このセンターポール部1と上記トッププレート4
の中央部の透孔の内面部との間に進入されている。
【0030】すなわち、上記ボイスコイル7が取付けら
れた上記コイルボビン6を上記振動板5に取付けるとき
には、上記センターポール部1の外周面とこのコイルボ
ビン6の内周面との間にボイスコイルスペーサを挿入し
て、このコイルボビン6を該センターポール部1に対し
て位置決めした状態で、このコイルボビン6を該振動板
5に対して接着させる。そして、上記コイルボビン6を
上記振動板5に対して接着させる接着剤が固化した後
に、上記ボイスコイルスペーサを取り除くことにより、
このコイルボビン6は、上記センターポール部1に対し
て位置決めされた状態で、固定される。
【0031】そして、上記コイルボビン6の前端側部分
は、可撓性及び振動吸収性を有するダンパ9を介して、
上記フレーム8の後端側部分により、前後方向に移動可
能に懸架されている。
【0032】上記ダンパ9は、布、または、紙の如き材
料により、変位部となる同心円状の複数の屈曲部(コル
ゲーション部分)を有する略々円盤状に形成され、中央
部に円形の透孔を有している。このダンパ9は、中央部
の透孔の内周縁部に上記コイルボビン6の外周面部が接
合され、外周縁部分を上記フレーム8に取付けられるこ
とにより、該コイルボビン6を懸架している。
【0033】上述のように構成された本発明に係るスピ
ーカ装置においては、上記入力端子11を介して上記ボ
イスコイル7に電気信号が駆動電流として供給されるこ
とにより、上記コイルボビン6が上記センターポール部
1の軸方向に駆動され、上記振動板5が振動されて、音
響が再生される。
【0034】このスピーカ装置において、許容入力は、
布材料からなるエッジ部材をフリーエッジコーン(一層
構造)に取付けた振動板を有するスピーカ装置と、従来
のフィックスエッジコーン(一層構造)の振動板を有す
るスピーカ装置との中間程度である。そして、このスピ
ーカ装置において、最低共振周波数は、布材料からなる
エッジ部材をフリーエッジコーン(一層構造)に取付け
た振動板を有するスピーカ装置と同等である。
【0035】すなわち、このスピーカ装置においては、
上記裏面層5bをなす材料と同一の材料により形成され
ている上記エッジ部13aのスティフネスで決まる最低
共振周波数より、上記振動板5の中央部分の該裏面層5
b及び上記表面層5aのスティフネスで決まる高域周波
数に亘る音響再生が行える。また、このスピーカ装置に
おいては、高域周波数帯域において上記表面層5aにお
いて生じ易い分割共振が上記裏面層5bによって制動さ
れるので、良好な再生特性が実現される。
【0036】上述のような、上記表面層5a及び上記裏
面層5bからなる振動板5を作製するには、まず、これ
ら各層5a,5bをなすパルプ材料をビータを用いて離
解し叩解する。離解とは、パルプ材料の繊維をバラバラ
に解きほぐすことである。叩解とは、離解されたパルプ
材料の繊維をさらに細かく砕くことであり、所望の叩解
度に達するまで行われる。所望の叩解度に達したパルプ
材料には、サイズ材、染料や、その他の混入材料を混入
させて定着させる。このように、離解、叩解、混入材料
の混入、定着をなされたパルプ材料は、水を加えられ
て、抄紙に適した濃度のパルプ水となされる。
【0037】そして、上記パルプ水を、図4において矢
印Pで示すように、抄紙冶具201の抄紙用金網202
上に供給して、該抄紙用金網202上にパルプを積もら
せて抄紙する。上記抄紙用金網202の下方側からは、
図4中矢印Bで示すように、真空ポンプにより、該抄紙
用金網202を通して上記パルプ水が吸引される。
【0038】上記抄紙用金網202は、図4に示すよう
に、中央部が下方側に膨出されたものは正濾用であり、
上記裏面層5bがさきに作製される。すなわち、上記裏
面層5bをなす材料を上記抄紙用金網202上に堆積さ
せた後、上記表面層5aをなす材料を該裏面層5bをな
す材料の堆積層上に堆積させる。
【0039】ここで、上記表面層5aをなす材料の量と
上記裏面層5bをなす材料の量とは、上記振動板5とし
て完成されたときの最低共振周波数、再生音響特性、音
質等が所望のものとなるように、適宜調整する。また、
上記抄紙用金網202の周縁部分は、上記エッジ部13
aを形成するための形状を有している。この上記エッジ
部13aを形成するための形状を有する部分には、上記
表面層5aを形成する材料が堆積しないようにする。
【0040】次に、上記抄紙用金網202上の上記各層
5a,5bをなす材料を脱水し、加熱プレス機により約
220°Cに加熱しつつ加圧し、乾燥、整形を行って、
上記振動板5が完成する。
【0041】そして、このスピーカ装置においては、上
記表面層5aは、図2及び図3に示すように、上記振動
板5の中央部分、すなわち、上記コイルボビン6が取付
けられる部分の近傍部分のみに形成されていることとし
てもよい。この場合には、特に、高域周波数帯域におい
て上記ボイスコイル7により駆動される部分の剛性が高
くなり、高域周波数特性が改善される。
【0042】このような振動板5を作製するためには、
図4に示すように、上記裏面層5bを形成する材料の堆
積層上に上記表面層5aを形成する材料を堆積させると
きに、円筒状冶具203を用いて、この表面層5aを形
成する材料が上記抄紙用金網202の中央部分のみに堆
積されるようにする。
【0043】そして、本発明に係るスピーカ装置は、図
5及び図6に示すように、上記振動板5を、上記表面層
5aと、上記裏面層5bと、これら表面層5a及び裏面
層5b間に形成された中間層とを有する三層構造のもの
としてもよい。このような三層構造の振動板5は、図6
中矢印tで示す三層を合わせた厚さが、例えば、0.5
mm程度となされて構成される。
【0044】このような三層構造の振動板5は、図9に
示すように、複数の抄紙用金網が等角度間隔で設けられ
たターンテーブル204上において作製することができ
る。このターンテーブル204は、支軸205により、
図9中矢印Aで示すように、中央部分を回転可能に支持
されている。
【0045】このターンテーブル204において、第1
の位置S1にある抄紙用金網上においては、上記エッジ
部13aを有する上記裏面層5bを形成する材料の堆積
が行われる。次に、上記ターンテーブル204の回転に
より上記第1の位置S1にあった抄紙用金網が第2の位
置S2に至ると、この抄紙用金網上においては、上記中
間層5cを形成する材料の堆積が行われる。そして、上
記ターンテーブル204の回転により上記第2の位置S
2にあった抄紙用金網が第3の位置S3に至ると、この抄
紙用金網上においては、上記表面層5aを形成する材料
の堆積が行われる。上記ターンテーブル204の回転に
より上記第3の位置S3にあった抄紙用金網が第4の位
置S4に至ると、この抄紙用金網上においては、この抄
紙用金網上に堆積した材料の加熱プレス機206るよる
乾燥、整形が行われる。
【0046】そして、上記ターンテーブル204の回転
により上記第4の位置S4にあった抄紙用金網が第5の
位置S5に至ると、この抄紙用金網からは、振動板5が
取り出される。上記ターンテーブル204の回転により
上記第5の位置S5にあった抄紙用金網が第6の位置S6
に至ると、この抄紙用金網は、洗浄される。そして、洗
浄された抄紙用金網は、上記ターンテーブル204の回
転により、上記第1の位置S1に至る。
【0047】このようにして作製された3層構造の振動
板5を有するスピーカ装置を作製し(口径61mm、エ
ッジ部13aの内径43mm)、図10に示すように、
周波数−音圧特性(図10中曲線A)(dB)、周波数
−インピーダンス特性(図10中曲線D)(Ω)及び周
波数−歪み特性(図10中曲線B、C)(%)の各特性
を測定した。この特性を、図15に示すような、従来の
一層構造のフィックスエッジコーンの振動板を有するス
ピーカ装置の各特性(周波数−音圧特性(図15中曲線
A)(dB)、周波数−インピーダンス特性(図15中
曲線D)(Ω)及び周波数−歪み特性(図15中曲線
B、C)(%))と比較すると、3層構造の振動板5を
有するスピーカ装置のほうが、最低共振周波数が低く、
また、特に、4,000Hz乃至20,000Hzにお
ける周波数−音圧特性が滑らかな曲線を描いている。
【0048】なお、上記スピーカ装置において、上記振
動板5を三層構造のものとする場合において、上記中間
層5cは、上記表面層5a及び上記裏面層5bを形成す
る材料よりも、堅く、音速が早く、内部損失が小さい材
料により形成するとよい。
【0049】そして、このように、上記振動板5を三層
構造のものとし、かつ、上記中間層5cを形成する材料
を上記表面層5a及び上記裏面層5bを形成する材料よ
りも堅い材料とした場合においては、図8に示すよう
に、該中間層5cを上記振動板5の中央部分のみに設け
ることにより、この振動板5の中央部分のみが3層構造
となり、この振動板5の周縁部分が上記表面層5a及び
上記裏面層5bの2層構造となることとしてもよい。
【0050】そして、本発明に係るスピーカ装置におい
て、上記振動板5を形成する材料のうちの、堅く、音速
が早く、内部損失が小さい材料としては、種々の熱熔融
性高分子材料や、いわゆる発泡材料、または、いわゆる
熱接着繊維材料、中空繊維材料、あるいは、これらの材
料を混入したパルプ材料を用いることができる。
【0051】熱熔融性を有する高分子材料としては、例
えば、ポリビニルアルコール(PVA)がある。そし
て、このポリビニルアルコール溶液を紡糸、延伸する工
程から取出される繊維状のビニロン中間体(PVA繊
維)からなる発泡材料として、株式会社クラレ製の「フ
ィブリボンド(FIBRIBOND)(商標名)」(紙力増強用
繊維状バインダ)がある。すなわち、この「フィブリボ
ンド」を混入したパルプ材料を用いて振動板を形成する
と、堅く、音速が早く、内部損失が小さく、かつ、軽量
の振動板を形成することができる。
【0052】また、中空繊維材料としては、例えば、チ
ッソ株式会社製の「ES繊維(商標名)」がある。この
「ES繊維」は、ポリプロピレンを改質した繊維であ
り、ポリプロピレンとポリエチレンとを並列型に複合化
した繊維である。すなわち、この「ES繊維」を混入し
たパルプ材料を用いて振動板を形成すると、堅く、音速
が早く、内部損失が小さく、かつ、軽量の振動板を形成
することができる。
【0053】上記振動板5のうちの一層を上記熱熔融性
高分子材料や、いわゆる発泡材料、熱接着繊維材料、ま
たは、これらを含んだパルプ材料により形成した場合に
は、上記加熱プレス機による加熱、加圧時に、該高分子
材料等が熔融、発泡して、他の層に接着し、上記振動板
5が構成される。
【0054】そして、この振動板5を三層構造のものと
する場合において、上記中間層5cを上記熱熔融性高分
子材料や、いわゆる発泡材料、熱接着繊維材料、また
は、これらを含んだパルプ材料により形成することとす
ると、上記加熱プレス機による加熱、加圧時に、熔融し
た該高分子材料等がプレス型に付着する虞れがないの
で、この振動板5の作製が容易となる。この場合には、
上記中間層5cは、熔融、発泡時に、上記表面層5a及
び上記裏面層5bに接着する。
【0055】また、振動板5を三層構造のものとする場
合においては、この振動板5は、図7に示すように、フ
リーエッジコーンの振動板として形成し、この振動板と
は別個に形成したエッジ部材13が外周縁部に取付けら
れることとしてもよい。
【0056】このように、上記中間層5cが発泡材料で
ある3層構造のフリーエッジコーンの振動板5を有する
スピーカ装置を作製し(口径61mm、エッジ部13a
の内径43mm)、図11に示すように、周波数−音圧
特性(図11中曲線A)(dB)、周波数−インピーダ
ンス特性(図11中曲線D)(Ω)及び周波数−歪み特
性(図11中曲線B、C)(%)の各特性を測定した。
この特性を、図14に示すような、従来の一層構造のフ
リーエッジコーンの振動板を有するスピーカ装置の各特
性(周波数−音圧特性(図14中曲線A)(dB)、周
波数−インピーダンス特性(図14中曲線D)(Ω)及
び周波数−歪み特性(図14中曲線B、C)(%))と
比較すると、3層構造の振動板5を有するスピーカ装置
のほうが、最低共振周波数が低く、周波数−音圧特性が
滑らかであり、また、上記振動板5が軽量であるため、
特に、200Hz乃至1,500Hzにおける感度が上
昇している。
【0057】なお、上述のような、口径が60mm程度
の三層構造の振動板5において、上記中間層5cが発泡
材料により形成されている場合においては、総重量が
0.4g程度であり、厚さが0.5mm程度である。ま
た、この振動板5において、上記表面層5a、上記中間
層5c及び上記裏面層5bの重量配分は、3:2:3
(0.15g:0.1g:0.15g)程度である。
【0058】なお、本発明に係るスピーカ装置におい
て、上記振動板5を三層構造のものとする場合において
は、上記表面層5a及び上記裏面層5bは、上記中間層
5cを形成する材料よりも、堅く、音速が早く、内部損
失が小さい材料により形成することとしてもよい。
【0059】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るスピーカ装
置においては、ボイスコイルが設けられたコイルボビン
が取付けられた振動板は、互いに内部損失の異なる表面
層と裏面層との少なくとも二層が接合されて構成されて
いる。したがって、このスピーカ装置においては、上記
振動板を構成する複数の層のうちの内部損失の大きい層
にエッジ部を一体的に形成したフィックスエッジコーン
の振動板を採用することとすれば、再生音響の周波数特
性の劣化や許容入力の低減を招来することなく、製造、
組立の容易化を図ることができる。
【0060】すなわち、本発明は、装置構成の大型化、
複雑化を招来することなく、最低共振周波数が充分に下
げられて低域周波数帯域の再生特性の劣化や再生音響の
音圧レベルの低下が招来されることがなく、また、許容
入力が充分に大きくなされ、低域周波数帯域を含む全帯
域における音響再生が良好に行えるようになされたスピ
ーカ装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスピーカ装置の構成を示す縦断面
図である。
【図2】本発明に係るスピーカ装置の構成の他の例を示
す縦断面図である。
【図3】上記図2に示したスピーカ装置の振動板の構成
を示す正面図である。
【図4】上記図3に示した振動板を製造する製造装置の
構成を示す縦断面図である。
【図5】本発明に係るスピーカ装置の構成のさらに他の
例を示す縦断面図である。
【図6】上記図5に示したスピーカ装置の要部となる振
動板のエッジ部分の構成を示す要部縦断面図である。
【図7】上記図5に示したスピーカ装置の要部となる振
動板のエッジ部分の構成の他の例を示す要部縦断面図で
ある。
【図8】本発明に係るスピーカ装置を構成する振動板の
さらに他の例を示す縦断面図である。
【図9】本発明に係るスピーカ装置の振動板を製造する
製造装置の構成を示す平面図である。
【図10】本発明に係るスピーカ装置の周波数−音圧
(dB)、周波数−インピーダンス(Ω)及び周波数−
歪み(%)の各特性を示すグラフである。
【図11】本発明に係るスピーカ装置の周波数−音圧
(dB)、周波数−インピーダンス(Ω)及び周波数−
歪み(%)の各特性の他の例を示すグラフである。
【図12】従来のスピーカ装置の構成を示す縦断面図で
ある。
【図13】従来のスピーカ装置を構成する振動板の他の
例を示す縦断面図である。
【図14】従来のスピーカ装置の周波数−音圧(d
B)、周波数−インピーダンス(Ω)及び周波数−歪み
(%)の各特性を示すグラフである。
【図15】従来のスピーカ装置の周波数−音圧(d
B)、周波数−インピーダンス(Ω)及び周波数−歪み
(%)の各特性の他の例を示すグラフである。
【符号の説明】
1 センターポール部、2 ヨーク、3 マグネット、
4 トッププレート、5 振動板、5a 表面層、5b
裏面層、5c 中間層、6 コイルボビン、7 ボイ
スコイル、8 フレーム、14 磁気ギャップ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 直樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ギャップ部を有する磁気回路と、 ボイスコイルが設けられたコイルボビンが取付けられ、
    該ボイスコイルを上記磁気ギャップ部内に位置させた状
    態で移動可能に支持された振動板とを備え、 上記振動板は、互いに内部損失の異なる表面層と裏面層
    との少なくとも二層が接合されて構成されているスピー
    カ装置。
  2. 【請求項2】 振動板を構成する複数の層のうちの少な
    くとも一層は、熱熔融材料により形成され、他の層より
    も内部損失が小さくなされている請求項1記載のスピー
    カ装置。
  3. 【請求項3】 磁気ギャップ部を有する磁気回路と、 ボイスコイルが設けられたコイルボビンが取付けられ、
    該ボイスコイルを上記磁気ギャップ部内に位置させた状
    態で移動可能に支持された振動板とを備え、 上記振動板は、複数の層が接合されて構成され、これら
    各層のうちの少なくとも一層は、発泡材料、または、中
    空材料を含む材料により形成されているスピーカ装置。
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