JPH1013793A - テープ再生装置 - Google Patents

テープ再生装置

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JPH1013793A
JPH1013793A JP8161781A JP16178196A JPH1013793A JP H1013793 A JPH1013793 A JP H1013793A JP 8161781 A JP8161781 A JP 8161781A JP 16178196 A JP16178196 A JP 16178196A JP H1013793 A JPH1013793 A JP H1013793A
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JP
Japan
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reproduction
tape
data
audio data
digital audio
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Pending
Application number
JP8161781A
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English (en)
Inventor
Shigeaki Kamise
重朗 上瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、画像データや音声データをテープ
にデジタル記録するためのフォーマットを利用して、特
殊再生時にも通常再生時と同質の音声を得ることができ
るようにしたテープ再生装置を提供するものである。 【解決手段】再生時のテープ走行速度を変化させた特殊
再生状態で、デジタル音声データが所定の単位で読み取
り可能なフォーマットで記録されたテープTを再生する
テープ再生装置において、特殊再生状態でテープTから
読み取られたデジタル音声データが順次書き込まれる記
憶手段20,21と、この記憶手段20,21に記憶さ
れたデジタル音声データを所定の単位毎に連続的に読み
出して再生する再生手段20,23とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テープにデジタ
ル記録された画像データや音声データを再生するテープ
再生装置に係り、特にその通常のデータ再生状態でテー
プ走行速度を変化させる特殊再生機能を有するものの改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、アナログの画像信号や音
声信号を磁気テープに記録するとともに、この磁気テー
プからアナログの画像信号や音声信号を再生する、従来
のVTR(Video Tape Recorder )では、各種の信号
が、磁気テープ上に、図3に示すような配置で記録され
ている。
【0003】すなわち、図3において、磁気テープT
は、矢印aで示す方向に走行される。この磁気テープT
の幅方向の一方の縁部には、その長手方向に沿って、ア
ナログ音声信号の記録された音声トラックATが形成さ
れている。また、この磁気テープTの幅方向の他方の縁
部には、その長手方向に沿って、アナログ制御信号の記
録されたコントロールトラックCTと、アナログ時刻信
号の記録されたタイムコードトラックTTとが並列に形
成されている。
【0004】そして、この磁気テープTには、音声トラ
ックATとコントロールトラックCTとの間に、アナロ
グ画像信号がヘリカルスキャン方式で記録された複数の
画像トラックVTが形成されている。なお、図3におい
て、矢印bは、VTRに設けられた図示しない画像用回
転ヘッドの、通常再生時における、磁気テープTに対す
るトレース方向を示している。
【0005】ここで、VTRの再生時において、磁気テ
ープTは、図4に示すように、矢印cで示す方向に回転
される回転ドラム11を介して、矢印dで示す方向に走
行される。そして、アナログ音声信号は、音声トラック
ATに対応する位置に設置された音声用固定ヘッド12
によって読み取られ、再生回路13に供給されて再生処
理が施された後、スピーカ14により音声に変換され
る。
【0006】ところで、上記のようなVTRでは、例え
ば編集作業を行なう場合に、通常再生状態で磁気テープ
Tの編集開始点(in点)を探して停止させると、in
点付近では磁気テープTの走行速度が通常再生時の速度
の数分の1に低下する、いわゆる特殊再生状態となる。
すると、磁気テープTの長手方向に沿って記録されてい
るアナログ音声信号は、磁気テープTの走行速度が低下
することに比例して再生周波数が低下するため、通常再
生時と同質の音声を得ることができなくなるという問題
が生じることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、テープ
の長手方向に沿ってアナログ音声信号を記録する従来の
VTRでは、テープを通常再生時と異なる速度で走行さ
せて再生を行なう特殊再生時に、音声が正常に再生され
なくなるという問題を有している。
【0008】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、画像データや音声データをテープにデジ
タル記録するためのフォーマットを利用して、特殊再生
時にも通常再生時と同質の音声を得ることができるよう
にした極めて良好なテープ再生装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るテープ再
生装置は、再生時のテープ走行速度を変化させた特殊再
生状態で、デジタル音声データが所定の単位で読み取り
可能なフォーマットで記録されたテープを再生するもの
を対象としている。そして、特殊再生状態でテープから
読み取られたデジタル音声データが順次書き込まれる記
憶手段と、この記憶手段に記憶されたデジタル音声デー
タを所定の単位毎に連続的に読み出して再生する再生手
段とを備えるようにしたものである。
【0010】上記のような構成によれば、特殊再生状態
でデジタル音声データが所定の単位で読み取られ、この
読み取ったデジタル音声データを記憶手段に順次蓄積
し、所定の単位毎に連続的に読み出して再生するように
したので、特殊再生時にも通常再生時と同質の音声を得
ることができるようになるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。すなわち、近時で
は、画像データと音声データとを含むテレビジョンデー
タを、幅19mmの磁気テープにデジタル記録する、D
6と称されるフォーマットが採用されたHD(High Def
inition )−VTRが開発されてきている。図2は、こ
のD6フォーマットによって磁気テープTに記録された
各種のデータの、磁気テープT上における配置を示して
いる。
【0012】すなわち、図2において、磁気テープT
は、矢印aで示す方向に走行される。この磁気テープT
の幅方向の一方の縁部には、その長手方向に沿って、ア
ナログ音声信号の記録された音声トラックATが形成さ
れている。また、この磁気テープTの幅方向の他方の縁
部には、その長手方向に沿って、アナログ制御信号の記
録されたコントロールトラックCTと、アナログ時刻信
号の記録されたタイムコードトラックTTとが並列に形
成されている。
【0013】そして、この磁気テープTには、音声トラ
ックATとコントロールトラックCTとの間に、デジタ
ル画像データ及びデジタル音声データがヘリカルスキャ
ン方式で記録された、それぞれがセグメントSGと称さ
れる複数のヘリカルトラックが形成されている。なお、
図2において、矢印bは、VTRに設けられた図示しな
い再生用回転ヘッドの、通常再生時における、磁気テー
プTに対するトレース方向を示している。
【0014】ここで、D6フォーマットにおいては、記
録の最小単位が画像の1フィールドであり、この1フィ
ールドは5〜6個のセグメントSGで構成されている。
これらの各セグメントSGには、それぞれ、その中央部
分にデジタル画像データDVが配置され、その両端部分
にデジタル音声データDAが配置されるようになってい
る。
【0015】この場合、図2に示すように、ある1つの
セグメントSGの終り部分(回転ヘッドの矢印bで示す
トレース方向に対して)と、その次に回転ヘッドによっ
てトレースされるセグメントSGの初め部分(回転ヘッ
ドの矢印bで示すトレース方向に対して)とには、同じ
デジタル音声データDAが記録されるようになってい
る。
【0016】また、各セグメントSGは、それぞれ、そ
の幅方向つまり矢印bに直交する方向に8つのトラック
に分割されており、それぞれのトラックを同時トレース
するように8つ再生用回転ヘッドが設けられている。な
お、8つの再生用回転ヘッドは、回転ドラムにその回転
中心を挟んで180°対向する位置にそれぞれ設置され
るので、回転ドラムには合計16個の再生用回転ヘッド
が装備されていることになる。
【0017】このようなD6フォーマットを用いると、
磁気テープTの走行速度が通常再生時の1/4倍速以下
である特殊再生時においては、必ず8つの再生用回転ヘ
ッドが、それぞれ自己の対応するトラックをトレースす
ることが可能となる。このため、D6フォーマットにし
たがってデータの記録された磁気テープTを、図1に示
すようなテープ再生装置で再生することにより、特殊再
生時にも通常再生時と同質の音声を得ることができるよ
うになる。
【0018】すなわち、図1において、磁気テープT
は、矢印cで示す方向に回転される回転ドラム15を介
して、矢印dで示す方向に走行される。この場合、磁気
テープTの走行速度は、通常再生時の1/4倍速以下と
した特殊再生状態になっているものとする。そして、磁
気テープTに記録されたデジタルデータは、回転ドラム
15に支持された再生用回転ヘッド16によって読み取
られる。
【0019】この再生用回転ヘッド16で読み取られた
デジタルデータは、分別回路17に供給されて、デジタ
ル音声データDAとフィールドの奇数/偶数を区別する
ためのパルスPとに分別される。このうち、デジタル音
声データDAは、S/P(シリアル/パラレル)変換ラ
ッチ回路18に供給されることにより、入力端子19に
供給されたシフトクロックSCに基づいてシリアル/パ
ラレル変換された後、上記パルスPを観測するCPU
(Central Processing Unit )20が、パルスPの切り
替わり時に発生するラッチパルスLPによってラッチさ
れる。
【0020】そして、このS/P変換ラッチ回路18に
ラッチされたデジタル音声データDAは、RAM(Rand
om Access Memory)21に供給されて、その先頭から順
に書き込まれ記憶される。この場合、RAM21は、C
PU20から出力されるチップイネーブル信号CE,ラ
イトイネーブル信号WE及びアドレス信号ADRに基づ
いて、デジタル音声データDAの書き込み動作を行なっ
ている。
【0021】このようにしてRAM21に記憶されたデ
ジタル音声データDAは、一定時間経過した状態で、C
PU20から出力されるチップイネーブル信号CE,リ
ードイネーブル信号RE及びアドレス信号ADRに基づ
いて、RAM21から読み出される。この場合、CPU
20は、入力端子22に供給されたフィールド信号Fに
同期して、RAM21から通常再生時と同じタイミング
で1フィールド毎にデジタル音声データDAが連続的に
読み出されるように、RAM21を制御している。
【0022】そして、RAM21から、通常再生時と同
じタイミングで1フィールド単位で連続的に読み出され
たデジタル音声データDAは、再生回路23に供給され
てD/A(デジタル/アナログ)変換処理等の再生処理
が施された後、スピーカ24により音声に変換される。
【0023】上記した実施の形態によれば、まず、D6
フォーマットを用いることより、磁気テープTの走行速
度が通常再生時の1/4倍速以下である特殊再生時にお
いては、再生用回転ヘッド16が磁気テープTに記録さ
れたデジタル音声データDAを漏れなく読み取ることが
可能となる。そして、読み取ったデジタル音声データD
AをRAM21に順次蓄積し、通常再生時と同じタイミ
ングで1フィールド単位で読み出して連続的に再生する
ようにしたので、特殊再生時にも通常再生時と同質の音
声を得ることができるようになるものである。なお、こ
の発明は上記した実施の形態に限定されるものではな
く、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施することができる。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
画像データや音声データをテープにデジタル記録するた
めのフォーマットを利用して、特殊再生時にも通常再生
時と同質の音声を得ることができるようにした極めて良
好なテープ再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るテープ再生装置の実施の形態を
示すブロック構成図。
【図2】同実施の形態における磁気テープ上の各種のデ
ータの配置を説明するために示す図。
【図3】従来のVTRにおける磁気テープ上に記録され
た各種のアナログ信号の配置を説明するために示す図。
【図4】同従来のVTRにおけるアナログ音声信号の再
生動作を説明するために示すブロック構成図。
【符号の説明】
11…回転ドラム、 12…音声用固定ヘッド、 13…再生回路、 14…スピーカ、 15…回転ドラム、 16…再生用回転ヘッド、 17…分別回路、 18…S/P変換ラッチ回路、 19…入力端子、 20…CPU、 21…RAM、 22…入力端子、 23…再生回路、 24…スピーカ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生時のテープ走行速度を変化させた特
    殊再生状態で、デジタル音声データが所定の単位で読み
    取り可能なフォーマットで記録されたテープを再生する
    テープ再生装置において、前記特殊再生状態で前記テー
    プから読み取られたデジタル音声データが順次書き込ま
    れる記憶手段と、この記憶手段に記憶されたデジタル音
    声データを前記所定の単位毎に連続的に読み出して再生
    する再生手段とを具備してなることを特徴とするテープ
    再生装置。
  2. 【請求項2】 前記テープには、デジタル画像データと
    前記デジタル音声データとが記録され、前記特殊再生状
    態は、テープ再生時の走行速度を通常再生時の速度より
    も遅くした状態であり、前記再生手段は、前記デジタル
    画像データのフィールド単位で、前記記憶手段から前記
    デジタル音声データを連続的に読み出すことを特徴とす
    る請求項1記載のテープ再生装置。
  3. 【請求項3】 前記フォーマットは、D6フォーマット
    であることを特徴とする請求項1または2記載のテープ
    再生装置。
JP8161781A 1996-06-21 1996-06-21 テープ再生装置 Pending JPH1013793A (ja)

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JP8161781A JPH1013793A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 テープ再生装置

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JPH1013793A true JPH1013793A (ja) 1998-01-16

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ID=15741793

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JP8161781A Pending JPH1013793A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 テープ再生装置

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