JPH10136897A - 葛皮で包んだアイスクリ−ム類 - Google Patents

葛皮で包んだアイスクリ−ム類

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JPH10136897A
JPH10136897A JP8311270A JP31127096A JPH10136897A JP H10136897 A JPH10136897 A JP H10136897A JP 8311270 A JP8311270 A JP 8311270A JP 31127096 A JP31127096 A JP 31127096A JP H10136897 A JPH10136897 A JP H10136897A
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JP
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ice
ice cream
wrapped
ice creams
creams
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JP8311270A
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Eiji Tanaka
英治 田中
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LOHMANN HORIDEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は被覆されたアイスクリ−ムを外部か
ら見れば、誰でも簡単に食べ頃が判断出来ると共に内部
のアイスクリ−ムを外から透かして見せる演出効果が可
能となり、且つ、お祝事や法事の会食用として配膳すれ
ば喜ばれる製品となる葛皮で包んだアイスクリ−ム類を
提供することを目的にする。 【解決手段】 アイスクリ−ム類(1)の外周を、少な
くともアミロ−スが20%〜35%含有すると共に凍結
しない状態で透明或いは半透明な葛皮(2)で包んだ構
成とする。またアイスクリ−ム類(1)の盛り合わせる
色を、白色と祝事用の赤色系、白色と法事用の緑色や小
豆色などの黒色系とをペアにさせ、目新しい製品と成し
ても良い。更に本発明品の外周に天ぷら衣を付けて油で
揚げた天ぷらアイスにしても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は葛皮で包んだアイス
クリ−ム類に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アイスクリ−ム類を可食性の食品
で被覆したものとしては、コ−ンカップ入りアイスクリ
−ム,最中の皮に入れたアイスクリ−ム,クレ−プで巻
いたアイスクリ−ム,シュ−で包んだアイスクリ−ム,
チョコレ−トで被覆したアイスクリ−ムなどが良く知ら
れている。これらの可食性の食品で被覆したアイスクリ
−ム類を凍結保存すると、アイスクリ−ム類の水分が可
食性の食品によって吸収されて変質したり、或いは前記
食品の内部の水分が凍結して変質し、且つ、乾燥し硬化
されて前記食品にひび割を生じる等の欠点があった。特
にコ−ンカップ,最中の皮などの本来の歯触りの良い食
感や焼成の香ばしい風味が、アイスクリ−ム類の水分を
吸収することによって消失され、凍結保存に適当な可食
性被覆皮がないのが現状である。
【0003】このため、近年に於いては、アイスクリ−
ム類を被覆して長時間凍結保存しても変質しない皮材を
用いたものとして、特公昭59−6624号がある。こ
れは略アミロペクチンより構成されるでん粉と糖類と水
との混合加熱により得られる粘弾性物でアイスクリ−ム
類を被覆したものであり、この特徴は、アイスクリ−ム
保存の低温(−15℃位)においても固化せず軟らかさ
を保ち、長時間アイスクリ−ム類と共存しても変質せ
ず、しかも可成り薄膜まで伸延でき、更に伸延する際あ
る時点で切断するので、アイスクリ−ム類を適度の厚さ
の膜で被覆でき、低温時でも良く保形性を保持でき、こ
れを食するに当っても適当な歯切れを与える粘弾性物と
して、丁度、大福餅のようにアイスクリ−ム類を手づか
みで食べられるものである。又、普通のでん粉を使用し
たのでは、アミロペクチン以外に20〜35%のアミロ
−スが含有されているので上記のような効果がなくなる
ため、白玉粉のようなアミロ−スをほとんど含まないア
ミロペクチンより構成されるでん粉を使用することが、
第2頁の左欄の第11行目から第26行目の中で限定事
項として明記されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しがしながら特公昭5
9−6624号は、アミロ−スをほとんど含まないアミ
ロペクチンより構成されるでん粉、もち米でん粉を用い
て大福餅のような粘弾性物でアイスクリ−ム類を被覆さ
せ、前記粘弾性物は白色或いは色付けされた不透明な皮
膜でアイスクリ−ム類が内部に包まれている。このアイ
スクリ−ム類を食べる際には、中身が見えないと共に凍
結保存時にも皮の軟かさが保たれているので、内部のア
イスクリ−ム類の状態が外部から全然分からない。この
ため、アイスクリ−ム類が一番旨く食べられる溶け始め
の状態が分からずに凍結状態の硬いままのアイスクリ−
ム類を食べてしまったり、或いは宴会等でアイスクリ−
ム類が出されてもアイスクリ−ム類と気付かずにそのま
ま放置され易い。又、そのアイスクリ−ム類が溶け過ぎ
てから食べ始めると、皮膜が軟らかく弾性を有している
ため、スプ−ンなどで皮膜を押し切ろうとすれば、皮膜
と共に液化した中身も移動して切り離しが難しくなり、
切り離して食べようとすれば内部のアイスクリ−ム類が
流れ出てしまい、アイスクリ−ム類を食べ損なう恐れが
あった。尚、従来品の被覆されたアイスクリ−ム類に於
いては、そのアイスクリ−ム類がいつ食べ頃なのかを判
断する方法や判断基準がないのが現状であり、本発明の
ような外からアイスクリ−ム類の食べ頃を判断する発想
は従来には全くなかった。又、前記皮膜で包まれたアイ
スクリ−ム類を高温の油で揚げる発想もなく、例え天ぷ
ら衣を付けてアイスクリ−ム類を揚げたとしても、はで
て油が飛び危険なため天ぷらアイスを作ることは困難で
あった。
【0005】本発明は葛皮で被覆されたアイスクリ−ム
が外からの見え具合によって、アイスクリ−ムの食べ頃
が判断出来る葛皮で包んだアイスクリ−ム類を提供する
ことを目的とするにある。
【0006】本発明の別の目的として、葛皮で被覆され
たアイスクリ−ムを外から透かして見せる演出効果が可
能となると共にお祝事や法事の会食用として配膳すれば
喜ばれる製品となる葛皮で包んだアイスクリ−ム類を提
供する。
【0007】更に別の目的としては、天ぷらアイスが簡
単に且つ安全に作ることが可能な葛皮で包んだアイスク
リ−ム類を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は成されたものであり、つまり、アイスクリ
−ム類の外周を、少なくともアミロ−スが20%〜35
%含有すると共に凍結しない状態で透明或いは半透明な
葛皮で包んだ構成とする。又、前記のものを凍結させ、
その外周に天ぷら衣を付けて油で揚げた天ぷらアイスと
成しても良い。更に演出効果が発揮できるように、アイ
スクリ−ム類を、白色と赤色系、或いは白色と黒色系な
どのペアにして盛り合わせると良い。尚、本発明で言う
天ぷら衣とは、天ぷらを揚げる際に使用する通称うどん
粉液のことを指し、このうどん粉については、単品のも
の或いはその中に卵や調味料などを入れたものも含むも
のとする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示す図
であり、これに基づき説明する。(1)はアイスクリ−
ム,アイスミルク,ラクトアイス等であるアイスクリ−
ム類であり、該アイスクリ−ム類(1)は白色以外に、
赤かぶを用いた赤色,桜の花を用いた桃色,抹茶を用い
た緑色,小豆を用いた小豆色に着色すると良い。また必
要に応じて他の色を着色しても良い。(2)はアイスク
リ−ム類(1)の外周を包む葛皮であり、該葛皮(2)
は少なくともアミロ−スが20%〜35%含有すると共
に凍結しない状態で透明或いは半透明である。また前記
葛皮(2)の厚さは0.2mm〜3.0mmのものを用いると
良い。尚、前記葛には市販の葛粉を用いれば良く、葛自
体にはアミロ−スが27.6%前後含有し、普通のでん
粉にはアミロ−スが20%〜35%が含まれている。特
に葛粉にジャガイモのでん粉30%〜50%混合すると
より透明度が良くなる。
【0010】次に本発明品の製造方法について説明す
る。予めアイスクリ−ム類(1)は従来の製造方法で作
り、凍結保存して硬くしたものを包アン機に入れてお
く。この時、前記アイスクリ−ム類(1)としては白色
だけでなく、お祝用として赤色或いは桃色,法事用とし
て緑色或いは小豆色などのものも用意して置くと良い。
先ず葛皮(2)の作り方について説明する。予め市販の
葛粉と、砂糖と、水を用意し、その配合割合としては葛
粉1に対して、砂糖1〜4、水3〜7である。先ず始め
に葛粉と砂糖をボ−ルに入れて良く混ぜ合わせる。それ
をボ−ルナベに移して、水を少しずつ入れながら撹拌す
る。この時、塊が出来ないように注意する。撹拌後、強
火で直接加熱し、焦げないように煮詰める。煮詰まって
きたら弱火にし、しだいに透明になり、糖度が糖度計で
計りながら45度まで煮詰めて仕上げる。これを50℃
前後迄冷ましてから包アン機に入れておく。尚、前記砂
糖の配合が、葛皮1に対し2.5が良好であり、その配
合が1以下になると葛皮(2)の生地の伸びが悪くなり
包みにくくなる。一方、前記砂糖の配合が4以上になる
と包んだアイスクリ−ム類(1)の水分によって葛皮
(2)が溶ける恐れが生じる。又、本発明で言う砂糖に
はグラニュ−糖やショ糖も含まれるものとする。更に水
の配合が3以下になると煮詰める際に透明にならずに焦
げる恐れを生じ、7以上になると煮詰めるのに時間が掛
り過ぎるものとなる。
【0011】またアイスクリ−ム類(1)が葛皮(2)
で包まれて製造する場合には、先ず包アン機から45℃
前後に冷えた液状の葛を出して葛皮(2)が作られると
同時にアイスクリ−ム類(1)を葛皮(2)の中央に注
入して包まれるのである。この時の葛皮(2)の厚さ
は、0.2mm〜3.0mmに調節されると共にその温度は2
5℃〜45℃に調節されている。前記温度としては35
℃前後が良好である。尚、前記葛皮(2)の厚さが0.
2mm以下だと包む際に切れてアイスクリ−ム類(1)を
包むことが出来なくなる恐れがあり、且つその厚さが
3.0mm以上になると食べる際に葛皮(2)が透き通る
前にアイスクリ−ム類(1)が溶けてしまう恐れを生じ
る。又、葛皮(2)の包む温度が20℃以下になると皮
が伸びないため、アイスクリ−ム類(1)を包んだ際
に、しわが生じて表面の肌荒れの原因になり、且つその
温度が45℃以上になるとアイスクリ−ム類(1)を溶
かして形良く包むことが出来なくなる恐れが生じる。こ
のため、葛皮(2)の生地温度とアイスクリ−ム類
(1)の温度に充分に注意を払って、この温度範囲内に
収まるように葛の注入温度を調節すると共に包まれる時
のアイスクリ−ム類(1)の温度が−15℃前後になる
ようにその注入温度を調節する。前記アイスクリ−ム類
(1)が葛皮(2)で包まれた後、必要に応じて包装す
れば良く、且つ包まれたアイスクリ−ム類(1)は−3
0℃で急冷して凍結保存する。この時、葛皮(2)は凍
結して固くなると共に不透明な白色となるのである。
【0012】図2は天ぷらアイスの実施形態を示す図で
あり、これは前記実施形態のものを凍結保存して硬くさ
せたものに対して、その周囲に天ぷら衣(3)を付けて
油で揚げたものである。この天ぷら衣(3)を付ける際
には、先ず始めに小麦粉を周囲に付け、予め小麦粉と卵
を混合して水で溶いたものを、前記周囲に更に付けて高
温の油で手早く揚げる。すると、アイスクリ−ム類
(1)の水分は葛皮(2)で守られ、天ぷら衣(3)が
薄くても油に入れた際、はでて油が飛ぶことなく、安全
に且つ簡単に天ぷらアイスを作ることが可能となるので
ある。しかも、唐揚げにしてみたが、簡単に作ることが
出来た。尚、前記葛皮(2)の厚さが0.5mm以下にな
ると、油に揚げる際に、アイスクリ−ム類(1)を保護
しきれなくなる恐れを生じることが実験結果により確認
された。
【0013】本発明品を食する場合について説明する。
予め宴会や会食等に於いて、デザ−トとして配膳する際
には、会合の目的によって、お祝事であればアイスクリ
−ム類(1)の盛り合わせを白色と赤色或いは桃色のペ
アとし、法事であればアイスクリ−ム類(1)の盛り合
わせを白色と緑色或いは小豆色のペアとして盛り合わせ
ると、その場に合った演出が出来るものとなるのであ
る。尚、配膳の時にはアイスクリ−ム類(1)は葛皮
(2)で包まれて凍結されているので、外からは中身が
見えない。又、アイスクリ−ム類(1)は葛皮(2)で
包まれているので直ぐには溶けず、多人数の宴会等であ
ってもアイスクリ−ム類(1)が溶けずに簡単に配膳で
き、アイスクリ−ム類(1)をおいしく食べてもらうこ
とが可能となる。更に本発明品はアイスクリ−ム類
(1)を包んだ葛皮(2)の溶け具合によって、その食
べ頃が誰にでも簡単に分かり、おいしい状態のものを食
べることが可能となるのである。更に前記アイスクリ−
ム類(1)に花,木の葉,金粉などを混入して葛皮
(2)で包んでおくと、凍結した葛皮(2)の溶け具合
によって、徐々にアイスクリ−ム類(1)の中身が透け
てくるので、始めの状態と様変わりし、演出効果が大い
に期待できるものとなるのである。
【0014】次に本発明品がおいしく食べられる理由に
ついて詳細に説明する。予めアイスクリ−ム類(1)2
7gを、葛皮(2)の生地の厚さが1.5mmで全体を包
むと全体の重量が41g前後となる本発明品を製作して
置き、これを25℃の場所で食べる場合について説明す
れば、市販の冷凍庫(約−18℃で本発明品を保存)か
ら本発明品を出した時には全体が凍結しており、葛皮
(2)の表面は白色で中身は見えず、且つ葛皮(2)と
中身は硬い状態である。これが10分経過すると、白地
の生地が半分近く溶けて透明度40%になり、葛皮
(2)と中身はやや堅いが、食べ始めても良い状態とな
るのである。15分経過すると、白地の生地が半分以上
溶け始めて透明度60%〜70%になり、葛皮(2)と
中身のアイスクリ−ム類(1)が一番旨く食べれる状態
となる。20分経過すると、白地の生地が殆ど溶けて透
明度80%〜100%になり、中身のアイスクリ−ム類
(1)は溶解傾向となる。25分経過すると、白地の生
地が完全に溶けて透明度100%になり、アイスクリ−
ム類(1)はかなり溶解した状態となり、遅くても25
分頃迄に食べると良い。従って、アイスクリ−ム類
(1)の食べ頃としては10分〜20分が最適であり、
目視による判断基準としては、アイスクリ−ム類(1)
の外周を包んだ葛皮(2)が、溶け始めて半分前後透明
になった状態から、殆ど溶ける寸前迄が食べ頃である。
またスプ−ンなどで葛皮(2)を押し切る際には、葛皮
(2)は軟らかいが、弾性がないので、中身のアイスク
リ−ム類(1)と共に簡単に適宜大きさに分離するた
め、非常に食べ易くなる。
【0015】
【発明の効果】本発明はこのように構成させたことによ
り、下記に記載する効果を有する。
【0016】請求項1のようにアイスクリ−ム類(1)
の外周を、少なくともアミロ−スが20%〜35%含有
すると共に凍結しない状態で透明或いは半透明な葛皮
(2)で包んだことにより、アイスクリ−ム類(1)は
直ぐには溶けないため、多人数の宴会等であってもアイ
スクリ−ム類(1)が溶けずに簡単に配膳でき、アイス
クリ−ム類(1)をおいしく食べてもらうことが可能と
なる。更に本発明品はアイスクリ−ム類(1)を包んだ
葛皮(2)の溶け具合による透明度によって、その食べ
頃が誰にでも簡単に分かり、おいしい状態で食べること
が可能となる。従って、従来のようなアイスクリ−ム類
(1)が凍結状態の硬いまま食べたり或いは溶け過ぎて
から食べ始めることが殆どなくなる。尚、前記葛皮
(2)が透明なものは、中身のアイスクリ−ム類(1)
が透明な皮を通して見られるので見栄えが極めて良くな
り、又、半透明のものは中身のアイスクリ−ム類(1)
の色が白色以外の目立つ色を着色した場合に有効なもの
となる。
【0017】請求項2のようにアイスクリ−ム類(1)
としてアイスクリ−ム,アイスミルク,ラクトアイス等
を用いれば、その外周の葛皮(2)が不透明な白色から
徐々に透明度を増すと共にそれによって全体が高価なも
のに見え、且つ、従来にない製品となるため、単なるア
イスクリ−ム類(1)と異なり、付加価値のあるものと
なる。
【0018】請求項3に示すようにアイスクリ−ム類
(1)を、白色と赤色或いは桃色のペアにして容器に盛
り付けることにより、始めは白色なアイスクリ−ム類
(1)であるが、途中から葛皮(2)が透明になって中
身のアイスクリ−ム類(1)の色が浮き上がってくるた
め、お祝事の時、特に結婚披露宴に用いると、その場を
盛り上げる演出効果が大いに期待できるものとなる。ま
たアイスクリ−ム類(1)を白色と緑色或いは小豆色の
ペアにして容器に盛り付けることにより、法事の時に
は、始め白色のものが途中から透明になり、中身が白色
と黒色系が並ぶので、その趣旨と合った会食になり、参
加者から喜ばれる製品となるのである。
【0019】請求項4に示すようにアイスクリ−ム類
(1)と葛皮(2)との重量割合を、10:4〜6とす
ることにより、冷凍庫から本発明品を出した時から、そ
れをおいしく食べてもらえる時間が簡単に判断でき、本
発明品をデザ−トとして出すタイミングが適切に行える
と共に食べる人にも説明しながら配膳すれば、話題の提
供になり、会合の盛り上げに寄与できるものとなる。
【0020】請求項5のように葛皮(2)の配合割合を
葛粉1に対し、砂糖1〜4と、水3〜7とすることによ
り、葛皮(2)の生地の伸びがほど好く且つ葛皮(2)
が水分で溶けることなくアイスクリ−ム類(1)を包む
ことが出来るものとなる。
【0021】請求項6のように葛皮(2)の厚さとして
0.2mm〜3.0mmとすることにより、アイスクリ−ム類
(1)を確実に包むことができ、且つ、食べる際に葛皮
(2)確実に透き通って中身のアイスクリ−ム類(1)
が見えるものとなる。特に中身が見えにくい白色のアイ
スクリ−ム類(1)であっても、確実に食べ頃が判断出
来るものとなるのである。
【0022】請求項7に示すようにイスクリ−ム類
(1)の外周が0.5mm以上の葛皮(2)で包まれ、こ
れを凍結したものの外周に更に天ぷら衣(3)を付けて
油で揚げることにより、従来危険で作ることが難しかっ
た天ぷらアイスが簡単に且つ安全に行えるものとなっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明品の実施形態を示す断面図である。
【図2】天ぷらアイスの実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 アイスクリ−ム類 2 葛皮 3 天ぷら衣

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイスクリ−ム類(1)の外周を、少な
    くともアミロ−スが20%〜35%含有すると共に凍結
    しない状態で透明或いは半透明な葛皮(2)で包んだこ
    とを特徴とする葛皮で包んだアイスクリ−ム類。
  2. 【請求項2】 前記アイスクリ−ム類(1)がアイスク
    リ−ム,アイスミルク,ラクトアイス等である請求項1
    記載の葛皮で包んだアイスクリ−ム類。
  3. 【請求項3】 前記アイスクリ−ム類(1)が、白色と
    赤色或いは桃色などとをペアにして盛り合すか、又は白
    色と緑色或いは小豆色などとをペアにして盛り合わして
    成る請求項1又は2記載の葛皮で包んだアイスクリ−ム
    類。
  4. 【請求項4】 前記アイスクリ−ム類(1)と前記葛皮
    (2)との重量割合が、10:4〜6である請求項1記
    載の葛皮で包んだアイスクリ−ム類。
  5. 【請求項5】 前記葛皮(2)が、葛粉1に対し、砂糖
    1〜4と、水3〜7の配合割合で作られて成る請求項1
    記載の葛皮で包んだアイスクリ−ム類。
  6. 【請求項6】 前記葛皮(2)の厚さが、0.2mm〜3.
    0mmとする請求項1記載の葛皮で包んだアイスクリ−ム
    類。
  7. 【請求項7】 アイスクリ−ム類(1)の外周が0.5m
    m以上の葛皮(2)で包まれ、これを凍結したものの外
    周に更に天ぷら衣(3)を付けて油で揚げたことを特徴
    とする葛皮で包んだアイスクリ−ム類。
JP8311270A 1996-11-07 1996-11-07 葛皮で包んだアイスクリ−ム類 Pending JPH10136897A (ja)

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JP (1) JPH10136897A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020028176A (ko) * 2002-03-18 2002-04-16 전준모 치아 청소하는 아이스크림
WO2008044455A1 (fr) * 2006-10-06 2008-04-17 Lotte Co., Ltd. Dessert glacé enrobé

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