JPH10132826A - 連続分析計のモニタリング装置 - Google Patents

連続分析計のモニタリング装置

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JPH10132826A
JPH10132826A JP30582496A JP30582496A JPH10132826A JP H10132826 A JPH10132826 A JP H10132826A JP 30582496 A JP30582496 A JP 30582496A JP 30582496 A JP30582496 A JP 30582496A JP H10132826 A JPH10132826 A JP H10132826A
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JP
Japan
Prior art keywords
state
condition
unit
maintenance work
stored
Prior art date
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Pending
Application number
JP30582496A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Sumi
心吾 角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守作業を行なった際に条件を分析用のもの
に戻すのを忘れることを防止するとともに、分析計の状
態の異常の見落としもなくすようにする。 【解決手段】 保守作業を行なう際には、条件設定手段
6に記憶されていた設定条件を条件記憶部12に一時的
に記憶させ、装置の状態を状態検出手段8で検出して状
態記憶部14に一時的に記憶させる。保守作業が終わっ
た後、条件記憶部12に記憶されていた保守前の設定条
件と現在の保守条件とを条件比較手段16で比較し、そ
の違いを表示手段18に表示する。状態判断手段17は
状態記憶部14に記憶されている保守作業前の装置の状
態の良否を判断するとともに、保守作業終了時の装置の
状態を状態検出手段8で検出しその状態についても良否
を判断する。保守作業前後の状態のうちで否と判断され
た項目について、保守作業前後の状態の内容を表示手段
18に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は運転条件がほぼ固定
されて使用される連続分析計のモニタリング装置に関す
るものである。そのような連続分析装置としては、例え
ばプラントライン中の測定成分をモニタリングする分析
装置や、排ガス中の有害物質をモニタリングするCO計
やNOx計、煙道ガス中の有害物質をモニタリングする
NOx計やSO2計などの連続分析計がある。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータの発達により、連
続分析計は多機能になり、細かい条件設定ができるよう
になった。例えば、石油化学工業で使用されるプロセス
ガス中の成分管理に用いる濃度計や、電力プラントや鉄
鋼製造施設などの排ガス中の大気汚染防止法で定められ
た有害物質を監視するモニタリング装置においても、そ
の用途に応じて応答時間、補正演算の有無、自動校正の
内容、出力モード(電圧出力か電流出力かの選択、レン
ジなど)などの条件を細かく設定でき、最適な条件で測
定できるようになった。しかし、分析計が故障を起こし
た場合や、定期検査を行なう場合、これらの条件を多少
変更してテストすることも多い。例えば、応答時間を速
くしてテスト時間を短縮するような変更のしかたであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】保守作業を行なう場合
は測定条件を分析時の条件とは異なる条件に変更してテ
ストすることが多い。その場合、条件の設定内容が多
く、設定画面がたくさんあるような場合は、保守作業の
ために条件を変更し、保守作業終了後に設定条件をもと
の測定条件に戻したつもりでも、誤った設定のまま分析
計を作動させてしまうことが起こりうる。そして、その
結果として、プラントの品質に大きな影響を与えてしま
ったり、有害物質の濃度を誤って報告するといった問題
が発生することがある。また、保守中の信号を入れっぱ
なしで動作させてしまったために、得られるデータが間
違っていたり、データ取込みが行われず欠測状態になっ
てしまうこともある。
【0004】また、温度、圧力、流量など装置の状態が
異常になっている部分があるにもかかわらず、その状態
表示が別の画面で行なわれているために、見落としてし
まうこともある。そこで、本発明は保守作業を行なった
際に条件を分析時のものに戻すのを忘れることを防止す
るとともに、分析計の状態の異常の見落としもなくすよ
うにすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1により本発明のモニ
タリング装置を説明する。条件設定手段6は連続分析部
2の動作条件を記憶するとともに、入力部4からの入力
によりその記憶内容を変更できる。状態検出手段8は連
続分析部2の状態を検出するものである。条件記憶部1
2は連続分析部2の保守作業の開始前に条件設定手段6
に記憶されていた条件を一時的に記憶するものであり、
状態記憶部14は連続分析部2の保守作業の開始前に状
態検出手段8により検出された連続分析部2の状態を一
時的に記憶するものである。
【0006】条件記憶部12と状態記憶部14は一次記
憶部を構成するものである。条件記憶部12や状態記憶
部14は、その記憶内容が一般的な保守作業、例えばメ
モリのオールクリア操作などでは消えないように保護し
ておくのが好ましい。条件比較手段16は保守作業終了
後に条件設定手段6に現に記憶されている条件と条件記
憶部12に記憶されている条件とを比較し、両者の間で
の異なる条件を抽出するものであり、状態判断手段17
は保守作業終了後に状態記憶部14に記憶されている状
態のうちで適当でない状態となっている項目と、保守作
業終了後に状態検出手段8により検出された連続分析部
2の状態のうちで適当でない状態となっている項目につ
いて、保守前と保守後の状態の内容を抽出するものであ
る。そして、表示手段18は、条件比較手段16で抽出
された内容と状態判断手段17で抽出された内容とを一
括して表示するものである。
【0007】本発明の動作を図2により説明する。保守
作業を行なう際には、キーボードなどの入力部4からの
入力操作により、条件設定手段6に記憶されていた設定
条件を条件記憶部12に一時的に記憶させ、装置の状態
を状態検出手段8で検出して状態記憶部14に一時的に
記憶させる。保守作業が終わった後、入力部4からの入
力操作により、条件記憶部12に記憶されていた保守前
の設定条件と現在の保守条件とを条件比較手段16で比
較し、その違いを表示手段18に表示する。
【0008】状態判断手段17は状態記憶部14に記憶
されている保守作業前の装置の状態の良否を判断すると
ともに、保守作業終了時の装置の状態を状態検出手段8
で検出しその状態についても良否を判断する。保守作業
前後の状態のうちで否と判断された項目について、保守
作業前後の状態の内容を表示手段18に表示する。保守
前に否であり保守後に良となった項目の状態、保守後に
も否である項目の状態も表示させる。操作者はその表示
内容を見て、保守を終了して運転を再開してよいかどう
かを判断し、操作者が再開をしてもよいと判断して入力
部4から入力することにより分析を再開する。
【0009】
【実施例】図3は一実施例を表わす。図1の表示手段に
該当するCRT18aやプリンタ20、入力部4に該当
するキーボート4aは、入出力インターフェース22を
介してCPU24(プログラムを格納したROMを含ん
でる)に接続されている。記憶装置26はRAMであ
り、図1の一次記憶部の条件記憶部12と状態記憶部1
4に該当する。図1に示された条件設定手段6、条件比
較手段16、及び状態判断手段17はCPU24により
実現される。
【0010】
【発明の効果】本発明では、保守作業を行なう際には、
分析用の設定条件を一時的に記憶させ、保守作業が終わ
った後にその記憶された保守前の設定条件と現在の保守
条件とを比較して違いがあれば表示するようにし、ま
た、保守作業前後の状態のうちで否と判断された項目に
ついてはその内容を同じ画面に表示させるようにしたの
で、保守作業を行なった際に条件を分析用のものに戻す
のを忘れることを防止することができ、また分析計の状
態の異常の見落としもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示すブロック図である。
【図2】本発明の動作を示すフローチャート図である。
【図3】一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 連続分析部 4 入力部 6 条件設定手段 8 状態検出手段 12 条件記憶部 14 状態記憶部 16 条件比較手段 18 表示手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続分析部の動作条件を記憶するととも
    に、入力部からの入力によりその記憶内容を変更できる
    条件設定手段、及び連続分析部の状態を検出する状態検
    出手段を備えたモニタリング装置において、 その連続分析部の保守作業の開始前に前記条件設定手段
    に記憶されていた条件を一時的に記憶する条件記憶部
    と、 その連続分析部の保守作業の開始前に前記状態検出手段
    により検出された連続分析部の状態を一時的に記憶する
    状態記憶部と、 保守作業終了後に前記条件設定手段に現に記憶されてい
    る条件と前記条件記憶部に記憶されている条件とを比較
    し、両者の間での異なる条件を抽出する条件比較手段
    と、 保守作業終了後に前記状態記憶部に記憶されている状態
    のうちで適当でない状態となっている項目と、保守作業
    終了後に前記状態検出手段により検出された連続分析部
    の状態のうちで適当でない状態となっている項目につい
    て、保守前と保守後の状態の内容を抽出する状態判断手
    段と、 前記条件比較手段で抽出された内容と前記状態判断手段
    で抽出された内容とを一括して表示する表示手段と、を
    備えたことを特徴とするモニタリング装置。
JP30582496A 1996-10-30 1996-10-30 連続分析計のモニタリング装置 Pending JPH10132826A (ja)

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