JPH07225610A - 故障診断方法および装置 - Google Patents

故障診断方法および装置

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Publication number
JPH07225610A
JPH07225610A JP6015418A JP1541894A JPH07225610A JP H07225610 A JPH07225610 A JP H07225610A JP 6015418 A JP6015418 A JP 6015418A JP 1541894 A JP1541894 A JP 1541894A JP H07225610 A JPH07225610 A JP H07225610A
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JP
Japan
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sensor
failure
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failure diagnosis
data
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JP6015418A
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Hiroyoshi Yamaguchi
博義 山口
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B23/00Testing or monitoring of control systems or parts thereof
    • G05B23/02Electric testing or monitoring
    • G05B23/0205Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults
    • G05B23/0259Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterized by the response to fault detection
    • G05B23/0267Fault communication, e.g. human machine interface [HMI]

Abstract

(57)【要約】 【目的】故障診断を迅速かつ、精度よく行う。 【構成】故障診断のための各種点検項目をセンサ点検項
目と入力データ点検項目とに分類して、センサ点検項目
についてはセンサの検出値に基づいてその異常度が演算
される。入力データ点検項目については、データ入力に
より異常度が取得される。故障診断の過程で、各センサ
の検出値および各センサの異常判定結果が表示され、そ
の表示内容からセンサの検出値を適宜変更修正できると
ともに、演算されたセンサ点検項目についての異常度が
表示され、その表示内容から異常度を適宜変更修正でき
る。そして、各種点検項目と各種故障原因との関連度を
示すデータと最終的に得られた異常度データとに基づい
て、各種故障原因ごとに確信度が演算される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械等の故障診断
対象の故障を診断する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の故障診断システムには、以下に示
す2つのタイプが存在する。
【0003】A.オフライン型診断システム このシステムは、故障診断時に、オペレータに故障診断
対象についての点検項目を画面上で質問し、この点検項
目をオペレータが点検し、点検した結果を、各点検項目
ごとに異常度としてデータ入力し、このデータを用いて
故障診断を実施するというものであり、会話型診断シス
テムともいわれる。
【0004】B.オンライン型診断システム このシステムは、故障診断時に、故障診断対象に配設さ
れたセンサからセンサ信号を取り込み、これらのセンサ
信号に基づき異常度を演算し、この演算された異常度を
用いて故障診断を実施するというものであり、自動型診
断システムともいわれる。
【0005】C.オンライン型異常監視システム このシステムは、常時、故障診断対象に配設されたセン
サからセンサ信号を取り込み、これらのセンサ信号に基
づき異常であるか否かを判定し、異常と判定された場合
に、警告を発するというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記Cの異常監視シス
テムは、単にセンサによって検出される箇所の異常を判
定するだけであり、故障原因までは特定することができ
ない。
【0007】この点、A、Bの診断システムでは、故障
原因が特定されるものの、Aのオフライン型診断では、
オペレータがすべての点検を実施するため、点検に時間
を要するという問題がある。また、データとして入力さ
れる異常度は、オペレータの主観に依存するため、人に
よって異なった故障原因が診断されてしまうという問題
もある。
【0008】一方、Bのオンライン型診断では、センサ
によって検出することができない点検項目は、故障診断
に利用することができない。したがって、限られた点検
項目のみに基づき故障診断が行われることになり、故障
診断の精度が悪くなってしまうという問題がある。ま
た、センサの故障等何らかの不具合によって、センサか
らの出力が得られない場合や明らかに異常な値をセンサ
が出力している場合にも、故障診断の精度が悪くなって
しまう。
【0009】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、上記オンライン型診断のみ、あるいはオフラ
イン型診断のみによって故障診断を行う場合の問題点を
解決し、短時間で正確な診断結果を得ることができる故
障診断方法および装置を提供することを目的とするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明の第1
発明では、故障診断対象の各種点検項目と該故障診断対
象の各種故障原因との関連の度合いを示す関連度データ
に基づいて前記故障診断対象の故障を診断する故障診断
方法において、前記各種点検項目を、前記故障診断対象
に配設されたセンサの検出値により点検されるセンサ点
検項目と入力されるデータにより点検される入力データ
点検項目とに分類した前記関連度データを用意し、該関
連度データに基づいて前記故障診断対象の故障を診断す
るようにしている。
【0011】また、この発明の第2発明では、故障診断
対象の各種点検項目と該故障診断対象の各種故障原因と
の関連の度合いを示す関連度データを有した知識ベース
を用意し、前記各種点検項目の異常の度合いを示す異常
度データと前記関連度データとに基づいて、各種故障原
因ごとの確信度を推論し、該推論結果に基づいて前記故
障診断対象の故障を診断する故障診断装置において、前
記各種点検項目を、前記故障診断対象に配設されたセン
サの検出値により点検されるセンサ点検項目と入力され
るデータにより点検される入力データ点検項目とに分類
して前記知識ベースを予め作成しておき、各センサごと
にしきい値を設定して、該設定されたしきい値と当該セ
ンサの検出値とを比較することにより当該センサが異常
であるか否かを判定する処理を行い、各センサの検出値
を表示するとともに、各センサごとの異常判定内容を表
示し、該表示内容に基づいて各センサの検出値を変更す
る操作を行い、前記変更操作がされた各センサの検出値
に基づいて、各センサ点検項目ごとに異常度を演算する
処理を行い、前記演算された各センサ点検項目の異常度
を表示し、該表示内容に基づいて各センサ点検項目の異
常度を変更する操作を行うとともに、各入力データ点検
項目ごとに必要な異常度データを入力する操作を行い、
前記変更操作がされた各センサ点検項目の異常度とデー
タ入力操作がされた各入力データ点検項目の異常度とに
基づいて、各種故障原因ごとの確信度を推論し、該推論
結果に基づいて前記故障診断対象を故障診断する。
【0012】
【作用】上記第1発明の構成によれば、センサ点検項目
については、センサの検出値に基づいて、個人差を生じ
ることなく迅速に点検することができる。また、センサ
の検出値から異常度を求めることができない点検項目に
ついては、入力データ点検項目として、データ入力によ
り点検することができ、センサ点検項目に限定されない
多数の点検項目によって、精度のよい故障診断結果を得
ることができる。上記第2発明の構成によれば、第1発
明と同様に、センサ点検項目については、センサの検出
値に基づいてその異常度を、個人差を生じることなく迅
速に求めることができる。また、センサの検出値から異
常度を求めることができない点検項目については、入力
データ点検項目として、データ入力により異常度を取得
することができ、センサ点検項目に限定されない多数の
点検項目によって、精度のよい故障診断結果を得ること
ができる。
【0013】これに加えて、各センサの検出値および各
センサの異常判定結果が表示され、その表示内容からセ
ンサの検出値を適宜変更修正できるとともに、演算され
たセンサ点検項目についての異常度が表示され、その表
示内容から異常度を適宜変更修正できる。このため、セ
ンサ自体に故障が発生したり、異常度演算の際にエラー
が発生したり等の異常があったとしても、表示内容によ
りその異常を判別でき、表示内容を修正できるので、異
常データに基づくことのない正確な故障診断結果を得る
ことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る故障診断
方法および装置の実施例について説明する。 実施例で
は、建設機械の故障診断を行う場合を想定している。具
体的には、パーソナルコンピュータ(以下パソコンとい
う)が図1に示す手順にしたがい建設機械の故障診断を
行うものである。
【0015】ここで、故障診断の知識ベース1について
図3を参照して説明する。
【0016】図3に示すように知識ベース1の構造は、
基本的には、行側の建設機械の点検項目i、つまり「バ
ッテリ電圧(が低い)」、「排気温度(が低い)」…
と、列側の建設機械の故障原因j、つまり「バッテリ不
良」、「噴射ノズル不良」、「電気ヒータ不良」…とか
らなるマトリックス構造であり、これら各種点検項目i
と各種故障原因jとの関連の度合いを示す関連度Wijが
データとして予め設定、記憶されている。
【0017】関連度Wijは0≦Wij≦1の範囲内の数値
として与えられるものであり、関連度Wij=0は「まっ
たく関連がない」に対応し、関連度Wij=1は「最大の
関連がある」に対応している。
【0018】また、各種点検項目iは、建設機械に配設
されたセンサの検出値に基づき点検が行われるセンサ点
検項目と、センサの検出値によって点検することができ
ない入力データ点検項目(オペレータによる点検項目)
との2種類に分類されている。なお、センサの検出値に
よって点検することができる点検項目であっても、入力
データ点検項目の中に含めるようにしてもよい。
【0019】こうした知識ベース1は、建設機械の各種
故障状態、つまり「エンジンの始動性が悪い」…ごと
に、設定され、記憶されておかれるものとする。
【0020】また、上記各種センサ点検項目に対応する
センサ群、つまりバッテリ電圧を検出するバッテリ電圧
センサ、排気温度を検出する排気温度センサ等は、当然
ながた故障診断前に、建設機械の所定箇所に配設されて
おかれるものとし、これらセンサと上記パソコンとは、
所定のインターフェースを介してセンサ信号がパソコン
に入力され得るように配線接続されておかれるものとす
る。
【0021】図1に示すように、故障診断にあたり、ま
ず最初に、オペレータがパソコンのキーボードを操作す
る等して、故障診断対象たる建設機械の現在の故障状
態、たとえば「不具合(1):エンジンの始動性が悪
い」をデータとして入力する(ステップ101)。
【0022】つぎに、上記入力された故障状態データ
「不具合(1)」に対応する知識ベース1が読み出さ
れ、図3に示すように、パソコンに接続された表示器の
表示画面上に知識ベース表示画面1aとして表示され
る。このとき、後述する確信度CFjの演算に必要な関
連度データWijが破線で囲んだ関連度表示部1bに表示
されることになる。
【0023】そして、上記読み出された知識ベース1に
示される各種センサ点検項目に対応する各センサが選択
され、これら選択された各センサの検出値が取得される
ように、センサ信号の入力を制御する。この結果、図3
に示すセンサ点検項目である「バッテリ電圧」、「排気
温度」…に対応するバッテリ電圧センサ、排気温度セン
サ…の各検出値が、パソコン内に入力、取得される(ス
テップ102)。
【0024】つぎに、パソコン内に取り込まれた各セン
サの検出信号に基づいて、センサが異常であるか否かを
判定する。
【0025】すなわち、各センサごとに、その出力のし
きい値が予め設定されおり、当該しきい値以上か否かに
より、センサが異常であるか否かが判断される。
【0026】たとえば、排気温度センサの場合、「0°
C」という第1のしきい値と、「1000°C」という
第2のしきい値が設定されている。そこで、「検出値
(排気温度)が第1のしきい値(0°C)以下である場
合、あるいは検出値(排気温度)が第2のしきい値(1
000°C)以上である場合には、センサ(排気温度セ
ンサ)は異常である。」という異常判定ルールが予め決
めておかれる。
【0027】そこで、上記ステップ102で取り込まれ
た排気温度センサの検出値を、上記異常判定ルールに適
用し、当該排気温度センサの異常を判定する(ステップ
103)。
【0028】つぎに、ステップ102で取り込まれた各
センサの検出値が表示器の表示画面上に表示されるとと
もに、各センサ検出値に対応して、上記ステップ103
におけるセンサ異常判定結果も併せて表示される。
【0029】すなわち、図6にセンサ値表示画面3とし
て示すように、バッテリ電圧、排気温度、潤滑油圧…と
いった各センサの種類ごとに、それらの検出値が所定の
工学単位に変換されて表示される。たとえば、現在のバ
ッテリ電圧は12V、潤滑油圧は20kg/cm2であ
るがごとくである。そして、各センサの検出値に対応し
て、センサ異常判断結果も「正常」または「異常」と表
示される。たとえば、バッテリ電圧は12Vであり、
「正常」である、潤滑油圧は20kg/cm2であり
「正常」であるがごとくである。
【0030】しかし、前述したように、たとえば排気温
度センサのセンサ信号が上記異常判定ルールによる異常
判定の結果、異常であると判断されれば、そのセンサの
検出値はセンサ値表示画面3上には表示されない。
【0031】この場合、センサの故障等により真の排気
温度が不明である異常状態であるので、別途所定の検出
手段によって得られた排気温度あるいは、オペレータの
経験等に基づき判断した排気温度をキーボードを操作す
る等して入力する。この結果、各センサ点検項目に対応
するすべてのセンサについての値が、正確に与えられる
とともに、これら正常範囲内のセンサ値がセンサ値表示
画面3上の破線に示すセンサ値表示部3aに表示される
ことになる(ステップ104)。
【0032】つぎに、所定の異常度評価関数に基づい
て、各センサ点検項目iごとにその異常度Iiが演算さ
れる。ここで、異常度Iiとは、点検項目iの異常の度
合いのことであり、0≦Ii≦1の範囲内の数値として
与えられ、異常度Ii=0は「異常がまったく発生しな
い」に対応し、異常度Ii=1は「最大の異常である」
に対応している。
【0033】たとえば、センサ点検項目として「排気温
度」を例にとると、図5に示すような異常度評価関数で
あるメンバシップ関数が用意されている。そこで、ステ
ップ104で最終的に決定された排気温度を、このメン
バシップ関数に適用して、点検項目「排気温度」につい
ての異常度Iiを演算する。すなわち、排気温度が現在
50°であるものとすると、同図5の矢印に示すように
メンバシップ関数による「排気温度が低い」という異常
度Iiは、0.8であると判断されることになる(ステ
ップ105)。
【0034】つぎに、図4に示すように上記ステップ1
05の異常度演算結果が表示画面上に異常度表示画面2
として表示される。
【0035】すなわち、同図4に示すように、センサ点
検項目iである「バッテリ電圧が低い」、「排気温度が
低い」、「潤滑油圧が高い」…ごとにその異常度Iiが
表示される。たとえば、前述したように「排気温度」に
関しては、その異常度「0.8」が「排気温度が低い」
という点検項目に対応して表示される。
【0036】さて、ここでも、前述したステップ104
と同様に、演算の際のエラー等何らかの原因により演算
することができなかった異常度Iiについても、オペレ
ータが経験等に基づいてキーボード操作する等してその
値を与えることができる。また、たとえ演算がなされた
異常度Iiであっても、その値が故障状態からみて異常
と判断されるような場合には、同様にキーボード操作す
る等してその値を修正することができる。
【0037】一方、異常度表示画面2には、各入力デー
タ点検項目についても表示されており、これら入力デー
タ点検項目に対応する異常度については、オペレータが
自己の経験等に基づき判断した値をキーボード操作する
等して与えることができる。この結果、各センサ点検項
目に対応するすべての異常度Iiが、適正範囲内のもの
として与えられるとともに、各入力データ点検項目に対
応するすべての異常度Iiが適正範囲内のものとして与
えられ、異常度表示画面2上の破線に示す異常度表示部
2aにそれら異常度Iiが表示されることになる(ステ
ップ106)。
【0038】つぎに、図3に示す知識ベース1に基づい
て、故障診断がなされる。
【0039】故障診断は、知識ベース1の関連度データ
Wijと上記ステップ106で取得された各点検項目iの
異常度Iiとに基づいて各種故障原因jの確信度CFjを
演算することにより行うものである。
【0040】確信度CFjを求める演算式としては、た
とえば、次式(1)を使用することができる。
【0041】 (ステップ107) つぎに、上記ステップ107の演算結果が、診断結果表
示画面4として図7に示すごとく表示される。すなわ
ち、同図7に示すように、上記(1)式の演算結果が、
各種故障原因J、つまり「バッテリ不良」、「噴射ノズ
ル不良」…ごとに、「25%」、「89%」…とったご
とく「%」単位で表示される。なお、表示画面4のうち
故障原因表示部4a内の所定の故障原因を選択すると、
その選択した故障原因に対応して、予め設定されている
故障対処方法が画面上に表示される。たとえば、故障原
因「バッテリ不良」が選択されると、バッテリ不良の確
認方法とその故障対策方法の詳細説明が画面に表示さ
れ、これに基づいてオペレータは迅速に対処することが
できる(ステップ108)。
【0042】ところで、図2は、他の実施例による故障
診断処理手順を示すものであり、前述した図1に示すフ
ローチャートと異なるのは、図1のステップ101に相
当する発生不具合入力処理に対応する処理がない点であ
る。
【0043】この実施例では、ステップ201〜207
において、図1のステップ102〜108と同様な処理
が実行される。すなわち、この実施例では、故障状態に
応じて必要な知識ベース1は引き出されず、故障状態を
特定しない汎用の知識ベース1´に基づいて処理がすす
められる。したがって、ステップ201では、全センサ
点検項目に応じたセンサからの検出値が取り込まれると
ともに、ステップ205では、同様に全入力データ点検
項目のデータが入力されることになる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
故障診断を行うための各種点検項目をセンサ点検項目と
入力データ項目とに分類するようにしたので、センサ点
検項目についてはセンサの検出値に基づいて、個人差を
生じることなく迅速に点検することができるとともに、
センサ点検項目に限定されない多数の点検項目によっ
て、精度のよい故障診断結果を得ることができる。
【0045】また、本発明によれば、故障診断の過程
で、各センサの検出値および各センサの異常判定結果を
表示し、その表示内容からセンサの検出値が適宜変更修
正され得るようにするとともに、演算されたセンサ点検
項目についての異常度を表示し、その表示内容から異常
度が適宜変更修正され得るようにしたので、センサ自体
に故障が発生したり、異常度演算の際にエラーが発生し
たり等の異常があったとしても、表示内容によりその異
常を判別、修正でき、異常なデータに基づくことのない
正確な故障診断結果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る故障診断方法および装置の
実施例の処理手順を示すフローチャートである。
【図2】図2は本発明に係る故障診断方法および装置の
他の実施例の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】図3は、実施例に適用される故障診断のための
知識ベースの内容を示す図である。
【図4】図4は、故障診断の過程で、表示画面上に表示
される異常度表示画面を示す図である。
【図5】図5は、異常度を演算するメンバシップ関数を
例示する図である。
【図6】図6は、故障診断の過程で、表示画面上に表示
されるセンサ値表示画面を示す図である。
【図7】図7は故障診断の結果を示す診断結果表示画面
を示す図である。
【符号の説明】
1 知識ベース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 故障診断対象の各種点検項目と該故
    障診断対象の各種故障原因との関連の度合いを示す関連
    度データに基づいて前記故障診断対象の故障を診断する
    故障診断方法において、 前記各種点検項目を、前記故障診断対象に配設されたセ
    ンサの検出値により点検されるセンサ点検項目と入力さ
    れるデータにより点検される入力データ点検項目とに分
    類した前記関連度データを用意し、該関連度データに基
    づいて前記故障診断対象の故障を診断するようにした故
    障診断方法。
  2. 【請求項2】 故障診断対象の各種点検項目と該故
    障診断対象の各種故障原因との関連の度合いを示す関連
    度データに基づいて前記故障診断対象の故障を診断する
    故障診断装置において、 前記各種点検項目を、前記故障診断対象に配設されたセ
    ンサの検出値により点検されるセンサ点検項目と入力さ
    れるデータにより点検される入力データ点検項目とに分
    類し、該分類された各種点検項目と前記各種故障原因と
    の関連の度合いを示す関連度データを有した知識ベース
    を作成し、該知識ベースに基づいて前記故障診断対象の
    故障を診断するようにした故障診断装置。
  3. 【請求項3】 故障診断対象の各種点検項目と該故
    障診断対象の各種故障原因との関連の度合いを示す関連
    度データを有した知識ベースを用意し、前記各種点検項
    目の異常の度合いを示す異常度データと前記関連度デー
    タとに基づいて、各種故障原因ごとの確信度を推論し、
    該推論結果に基づいて前記故障診断対象の故障を診断す
    る故障診断装置において、 前記各種点検項目を、前記故障診断対象に配設されたセ
    ンサの検出値により点検されるセンサ点検項目と入力さ
    れるデータにより点検される入力データ点検項目とに分
    類して前記知識ベースを予め作成しておき、 各センサごとにしきい値を設定して、該設定されたしき
    い値と当該センサの検出値とを比較することにより当該
    センサが異常であるか否かを判定する処理を行い、 各センサの検出値を表示するとともに、各センサごとの
    異常判定内容を表示し、該表示内容に基づいて各センサ
    の検出値を変更する操作を行い、 前記変更操作がされた各センサの検出値に基づいて、各
    センサ点検項目ごとに異常度を演算する処理を行い、 前記演算された各センサ点検項目の異常度を表示し、該
    表示内容に基づいて各センサ点検項目の異常度を変更す
    る操作を行うとともに、各入力データ点検項目ごとに必
    要な異常度データを入力する操作を行い、 前記変更操作がされた各センサ点検項目の異常度とデー
    タ入力操作がされた各入力データ点検項目の異常度とに
    基づいて、各種故障原因ごとの確信度を推論し、該推論
    結果に基づいて前記故障診断対象を故障診断する故障診
    断装置。
  4. 【請求項4】 前記故障診断対象の各種故障状態ご
    とに、前記知識ベースを予め用意しておき、 故障状態を示すデータが入力された場合に、該入力デー
    タに対応する知識ベースを選択し、 該選択された知識ベースに示される各センサ点検項目に
    対応する各センサの検出値を入力するよう制御するとと
    もに、前記選択された知識ベースの内容を表示し、該表
    示内容に基づいて各入力データ点検項目に対応する異常
    度データを入力操作するようにした請求項3記載の故障
    診断装置。
JP6015418A 1994-02-09 1994-02-09 故障診断方法および装置 Pending JPH07225610A (ja)

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JP6015418A JPH07225610A (ja) 1994-02-09 1994-02-09 故障診断方法および装置
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JP6015418A JPH07225610A (ja) 1994-02-09 1994-02-09 故障診断方法および装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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