JPH10131988A - 自動変速機の制御用油圧装置 - Google Patents

自動変速機の制御用油圧装置

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JPH10131988A
JPH10131988A JP8288575A JP28857596A JPH10131988A JP H10131988 A JPH10131988 A JP H10131988A JP 8288575 A JP8288575 A JP 8288575A JP 28857596 A JP28857596 A JP 28857596A JP H10131988 A JPH10131988 A JP H10131988A
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JP
Japan
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hydraulic
solenoid
speed
hydraulic clutch
reverse
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Application number
JP8288575A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kamimura
上村  博
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Exedy Corp
Original Assignee
Exedy Corp
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Publication date
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前進走行時に誤って後進用油圧クラッチが作
動する危険性を抑え、制御用油圧装置を採用する自動変
速機の安全性を向上させる。 【解決手段】 自動変速機の制御用油圧装置は、後進用
油圧クラッチ11と、前進方向の複数変速比に対応する
複数の前進用油圧クラッチ12〜14とを備えた自動変
速機の各油圧クラッチ11〜14を制御する制御用油圧
装置であって、第1油圧切り換え部1を備えている。第
1油圧切り換え部1は、後進用油圧クラッチ11に対し
て各前進用油圧クラッチ12〜14を優先にして、複数
の油圧クラッチ11〜14を択一的に動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御用油圧装置、
特に、後進方向に対応する油圧クラッチを有する自動変
速機の複数の油圧クラッチを制御する自動変速機の制御
用油圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械や産業機械用の自動変速機とし
て、複数変速比で変速可能な自動変速機が知られてい
る。この種の自動変速機は、例えば、前進方向に対し、
前進3段の変速比を高低2速に切り換えることにより、
低速の1段(1速),2段(2速),3段(3速)と、
これに続く高速の1段(4速),2段(5速),3段
(6速)とを有し、後進方向に対し、低速の後進(後進
1速)と高速の後進(後進2速)とを有している。
【0003】これらの変速を行うための油圧クラッチ制
御用油圧装置として、図5に示すものが知られている。
この制御用油圧装置は、前進用の3段(F1,F2,F
3)のクラッチ12〜14及び後進用(R)の油圧クラ
ッチ11を択一的に動作させる第1油圧切り換え部1
と、高速用(Hi)の油圧クラッチ15及び低速用(L
ow)の油圧クラッチ16を択一的に動作させる第2油
圧切り換え部2とを有している。第1油圧切り換え部1
と第2油圧切り換え部2とは、油圧ポンプを含む油圧源
Sに対して並列接続されている。
【0004】第1油圧切り換え部1は、2つのスプール
を対向配置した第1方向切り換え弁53と、この第1方
向切り換え弁53と同様な構造の第2方向切り換え弁5
4とを有している。第1方向切り換え弁53は、対向配
置されたシングルソレノイドの電磁パイロット切り換え
弁55,56を有している。この電磁パイロット切り換
え弁55,56は、オフセット用のスプリングがスプー
ル間に対向配置されており、同時に双方のソレノイドS
OLが励磁されると励磁前の位置を保持するようになっ
ている。電磁パイロット切り換え弁55,56は4ポー
ト2位置の切り換え弁であり、そのPポートはそれぞれ
油圧源Sに接続されている。電磁パイロット切り換え弁
55のBポートは、後進用油圧クラッチ11に接続され
ている。
【0005】第2方向切り換え弁54も第1方向切り換
え弁53と同一構造であり、電磁パイロット切り換え弁
57,58を有している。電磁パイロット切り換え弁5
6のBポートは、電磁パイロット切り換え弁57のPポ
ートに接続されている。電磁パイロット切り換え弁57
のAポートは電磁パイロット切り換え弁58のPポート
に、Bポートは前進1段用油圧クラッチ12にそれぞれ
接続されている。電磁パイロット切り換え弁58のAポ
ートは前進3段用油圧クラッチ14に、Bポートは前進
2段用油圧クラッチ13にそれぞれ接続されている。な
お各タンクポートはタンク(T)に接続されている。
【0006】第2油圧切り換え部2は、シングルソレノ
イドの電磁パイロット切り換え弁59を有している。電
磁パイロット切り換え弁59のPポートは油圧源Sに、
Aポートは高速用油圧クラッチ15に、Bポートは低速
用油圧クラッチ16にそれぞれ接続されている。なお、
図5に示すように、消磁時には安全のため電磁パイロッ
ト切り換え弁59は、高速用油圧クラッチ15に油圧を
供給する。
【0007】このような従来の制御用油圧装置では、後
進時には、電磁パイロット切り換え弁55のソレノイド
SOLRを励磁して、後進用油圧クラッチ11を動作さ
せ、エンジンの動力を後進ギアに伝達する。また、前進
1速にする場合には、低速用のソレノイドSOLLow
を励磁するとともに、電磁パイロット切り換え弁56の
ソレノイドSOLF3と、電磁パイロット切り換え弁5
7のソレノイドSOLF1を励磁する。この結果、低速
用油圧クラッチ16と前進1段用油圧クラッチ12とに
油圧が供給され、両油圧クラッチ16,12が作動す
る。続いて前進2速に切り換える場合には、電磁パイロ
ット切り換え弁57のソレノイドSOLF1を消磁し、
電磁パイロット切り換え弁58のソレノイドSOLF2
を励磁する。この結果、油圧が低速用油圧クラッチ16
と前進2段用油圧クラッチ13とに供給される。さらに
前進3速に切り換える場合には、電磁パイロット切り換
え弁58のソレノイドSOLF2を消磁することによ
り、油圧が前進3段用油圧クラッチ14に供給される。
続いて前進4速に切り換える場合には、電磁パイロット
切り換え弁59のソレノイドSOLLow及び電磁パイ
ロット切り換え弁58のソレノイドSOLF2をともに
消磁し、電磁パイロット切り換え弁57のソレノイドS
OLF1を励磁する。この結果、高速用油圧クラッチ1
5と前進1段用油圧クラッチ12とに油圧が供給され、
4速に切り換えられる。同様に、電磁パイロット切り換
え弁57のソレノイドSOLF1を消磁し、電磁パイロ
ット弁58のソレノイドSOLF2を励磁することによ
り前進5速に、ソレノイドSOLF2を消磁することに
より前進6速に切り換えられる。また、この逆の操作を
行うことにより、前進6速から前進1速まで切り換える
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
前進から後進に切り換える際には、ソレノイドSOLF
3を消磁し、ソレノイドSOLRを励磁する。ここで
は、ソレノイドSOLF2及びSOLF3の状態は関係
しない。そして、もし前進走行中に制御系統の故障又は
油圧系統の損傷などによって、誤ってSOLF3が消磁
状態となりSOLRが励磁状態となると、いきなり後進
用油圧クラッチ11が作動する恐れがある。
【0009】本発明の課題は、前進走行時に誤って後進
用油圧クラッチが作動する危険性を抑え、制御用油圧装
置を採用する自動変速機の安全性を向上させることにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の自動変
速機の制御用油圧装置は、後進用油圧クラッチと、前進
方向の複数変速比に対応する複数の前進用油圧クラッチ
とを備えた自動変速機の各油圧クラッチを制御する自動
変速機の制御用油圧装置であって、第1油圧切り換え手
段を備えている。第1油圧切り換え手段は、後進用油圧
クラッチに対して各前進用油圧クラッチを優先にして、
複数の油圧クラッチを択一的に動作させる手段である。
【0011】従来では、限られた前進用油圧クラッチだ
けが後進用油圧クラッチに対して優先している。このた
め、前進走行中に後進用油圧クラッチの油圧回路が誤っ
てオン動作をした場合に、後進用油圧クラッチに優先す
る前進用油圧クラッチの油圧回路がオフの状態となる
と、前進から後進に急に切り換わる。ここでは、各前進
用油圧クラッチの全てが後進用油圧クラッチに対して優
先しているため、前進走行中に誤って後進用油圧クラッ
チの油圧回路がオン動作をしても、いずれかの前進油圧
クラッチの油圧回路がオンの状態である限り後進に切り
換わらない。これにより、従来よりも本制御用油圧装置
を採用する自動変速機の安全性が向上する。
【0012】また、後進用油圧クラッチの油圧回路が故
障等によりオン状態のまま動かなくなった場合でも、各
前進油圧クラッチの作動には影響がなく前進の走行等を
確保することができる。請求項2に記載の自動変速機の
制御用油圧装置は、請求項1に記載の自動変速機の制御
用油圧装置において、第1油圧切り換え手段は、互いに
直列接続された複数の方向切り換え弁を有しており、後
進用油圧クラッチに対応する後進用方向切り換え弁が最
下流側に配置されている。複数の方向切り換え弁は、各
前進用油圧クラッチ及び後進用油圧クラッチに対応して
設けられている。
【0013】ここでは、各方向切り換え弁を直列に配置
し、後進用方向切り換え弁を最下流側に配置すること
で、各前進用油圧クラッチを後進用油圧クラッチに対し
て優先させている。請求項3に記載の自動変速機の制御
用油圧装置は、請求項2に記載の自動変速機の制御用油
圧装置において、各方向切り換え弁は、スプールと、ス
プールを動作させるための電磁弁とを有している。
【0014】一般に電磁弁は流すことのできる作動油の
流量が少ないため、電磁弁を直接方向切り換え弁として
使用すると、油圧クラッチに供給される油量が十分でな
く油圧クラッチの作動遅れが生じる。ここでは、電磁弁
を流れる油の圧力によって方向切り換え弁のスプールを
作動させている。そして、方向切り換え弁を流れる油の
圧力によって油圧クラッチを作動させている。このよう
に、方向切り換え弁を流れる油の流量を油圧クラッチの
作動遅れを十分に小さいものとする流量にできるため、
変速時等の作動遅れを抑えることができる。
【0015】請求項4に記載の自動変速機の制御用油圧
装置は、請求項2に記載の自動変速機の制御用油圧装置
において、各前進用油圧クラッチに対応する各前進用方
向切り換え弁は、スプールと、スプールを動作させるた
めの電磁弁とを有しており、後進用方向切り換え弁は電
磁弁である。ここでは、変速時の作動遅れを抑えるため
に、各前進用方向切り換え弁はスプール及びスプールを
動作させるための電磁弁を備えている。これに対し、後
進用方向切り換え弁には電磁弁を使用し、電磁弁を流れ
る比較的少ない流量の油により直接後進用油圧クラッチ
を作動させている。このため、後進に対しては作動遅れ
が大きくなるが、通常後進操作を行うときには前進から
いったん停止状態を経て後進操作に移るため、実際上は
後進操作に対する自動変速機の作動遅れはあまり問題と
ならない。したがって、後進操作に対する作動遅れの低
下よりも後進用方向切り換え弁の構造簡易化による自動
変速機の制御用油圧装置の製作コスト削減を重視する場
合には、本請求項に記載の制御用油圧装置が望ましい。
【0016】請求項5に記載の自動変速機の制御用油圧
装置は、請求項2から4のいずれかに記載の自動変速機
の制御用油圧装置において、第2油圧切り換え手段をさ
らに備えている。第2油圧切り換え手段は、第1油圧切
り換え手段と並列接続され、各変速比を高低2速に切り
換えるための高速用油圧クラッチ及び低速用油圧クラッ
チを択一的に動作させる。また、最高速用の最高段変速
比の前進用油圧クラッチに対応する方向切り換え弁は、
第1油圧切り換え手段において最上流側に配置されてい
る。
【0017】ここでは、第1油圧切り換え手段が前進用
油圧クラッチを択一的に動作させるときに、前進用油圧
クラッチのうち最高段変速比の前進用油圧クラッチを最
優先にして択一的に動作させる。また、第2油圧切り換
え手段が、高速用油圧クラッチ及び低速用油圧クラッチ
を択一的に動作させる。この制御用油圧装置は、たとえ
ば、第1油圧切り換え手段が最低段変速比の前進用油圧
クラッチを動作させ、かつ第2油圧切り換え手段が高速
用油圧クラッチを動作させた状態(以下、「最低段・高
速」と称す)から、第1油圧切り換え手段が最高段変速
比の前進用油圧クラッチを動作させ、かつ第2油圧切り
換え手段が低速用油圧クラッチを動作させる状態(以
下、「最高段・低速」と称す)に減速した場合の安全性
を考慮している。
【0018】従来では、「最低段・高速」から「最高段
・低速」に減速する場合、「高速」から「低速」への油
圧クラッチの切り換えが行われても、「最低段」から
「最高段」への切り換えが行われなければ、「最低段・
高速」から「最低段・低速」に大きく減速してしまうこ
とがあった。このように減速すると、エンジンのオーバ
ーラン(エンジンの回転が急激に上昇する現象)が生じ
安全性が低下する。このような減速は、最低段変速比の
油圧クラッチの方向切り換え弁のスプールがスティック
すること等により、最高段変速比の油圧クラッチの方向
切り換え弁が切り換わっても「最低段」のまま保持され
てしまうことが原因であった。
【0019】本請求項の制御用油圧装置では、第1油圧
切り換え手段は最高段変速比の前進用油圧クラッチを最
優先に動作させているため、最低段変速比の前進用油圧
クラッチの方向切り換え弁のスプールがスティックして
も、最高段変速比の前進用油圧クラッチの方向切り換え
弁が切り換われば、最高段変速比の前進用油圧クラッチ
が動作する。したがって、最低段変速比の前進用油圧ク
ラッチの方向切り換え弁のスプールがスティックしても
「最低段・高速」から「最高段・低速」に切り換わるた
め、エンジンのオーバーラン(エンジンの回転が急激に
上昇する現象)の発生が抑えられる。
【0020】また、後進用油圧クラッチの油圧回路が故
障等によりオン状態のまま動かなくなった場合に、各前
進油圧クラッチが作動可能なことによる前進走行等の確
保に加えて、第2油圧切り換え手段が低速用及び高速用
のどちらの油圧クラッチとも動作させない状態を有して
いれば、制御用油圧装置としてニュートラルの状態及び
ニュートラルの状態からの後進走行等を確保することが
できる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1において、本発明の一実施形
態による自動変速機の制御用油圧装置は、前進3段に対
応する3つの前進用油圧クラッチ12〜14及び後進用
油圧クラッチ11を択一的に動作させる第1油圧切り換
え部1と、高速用油圧クラッチ15及び低速用油圧クラ
ッチ16を択一的に動作させる第2油圧切り換え部2と
を有している。第1油圧切り換え部1と第2油圧切り換
え部2とは油圧ポンプ(図示せず)を含む油圧源Sに並
列接続されている。
【0022】第1油圧切り換え部1は、油圧源Sに接続
された圧力感知弁20と、圧力感知弁20に接続された
アキュムレータ21と、圧力感知弁20に接続された第
1方向切り換え弁3と、第1方向切り換え弁3に直列接
続された第2方向切り換え弁4と、第2方向切り換え弁
4に直列接続された第3方向切り換え弁5とを有してい
る。第2油圧切り換え部2は、アキュムレータ22と、
第4方向切り換え弁2aとを有している。
【0023】第1方向切り換え弁3は、図2に示すよう
に、シングルソレノイドの電磁パイロット切り換え弁で
ある。第1方向切り換え弁3のPポートは油圧源Sに接
続されている。またBポートは前進3段用油圧クラッチ
14に接続されている。さらにAポートは後述する第2
方向切り換え弁4の電磁パイロット切り換え弁7のPポ
ートに接続されている。
【0024】第2方向切り換え弁4は、図2に示すよう
に、スプリングを挟んで対向配置されたシングルソレノ
イドの電磁パイロット切り換え弁7と電磁パイロット切
り換え弁8とを有している。電磁パイロット切り換え弁
7と電磁パイロット切り換え弁8とはスプリングを挟ん
でスプールが対向配置されている。この結果、両方のソ
レノイドSOLF1,SOLF2が同時に励磁しても励
磁前の状態を維持できるような機械的インターロック構
造が採用されている。電磁パイロット切り換え弁7のP
ポートには第1方向切り換え弁3のAポートが接続され
ている。電磁パイロット切り換え弁7のBポートは前進
1段用油圧クラッチ12に接続されている。電磁パイロ
ット切り換え弁7のAポートは電磁パイロット切り換え
弁8のPポートに接続されている。電磁パイロット切り
換え弁8のBポートは前進2段用油圧クラッチ13に接
続されている。また、電磁弁8のAポートは後述する第
3方向切り換え弁5のPポートに接続されている。
【0025】第3方向切り換え弁5は電磁弁ソレノイド
SOLRである。第3方向切り換え弁5のPポートには
第2方向切り換え弁4の電磁パイロット切り換え弁8の
Aポートが接続されている。第3方向切り換え弁5のB
ポートは後進用油圧クラッチ11に接続されている。第
3方向切り換え弁5のAポートは封止されている。第2
油圧切り換え部2の第2方向切り換え弁2aは、ダブル
ソレノイドのセンタークローズタイプスプリングリター
ンの電磁パイロット切り換え弁9aにより構成されてい
る。電磁パイロット切り換え弁9aのPポートは油圧源
Sに接続されている。またAポートは低速用油圧クラッ
チ16に、Bポートは高速用油圧クラッチ15にそれぞ
れ接続されている。
【0026】上記のように、この自動変速機の制御用油
圧装置の第1油圧切り換え部1は、後進用油圧クラッチ
11と前進方向の3段変速比に対応する3つの前進用油
圧クラッチ12〜14とを備えており、後進用の第3方
向切り換え弁5が最下流側に配置されているため、後進
用油圧クラッチ11に対して各前進用油圧クラッチ12
〜14を優先にして4つの油圧クラッチ11〜14を択
一的に動作させる。また、前進3段用油圧クラッチ14
に対応する第1方向切り換え弁3が最上流側に配置され
ている。一方、第2油圧切り換え部2は、第1油圧切り
換え部1と並列接続され、各変速比を高低2速に切り換
えるための高速用油圧クラッチ15及び低速用油圧クラ
ッチ16を択一的に動作させる。
【0027】次に回路の動作について説明する。この回
路のシフトポジション前進1速(F1)〜前進6速(F
6)及び後進1速(R1),後進2速(R2)とソレノ
イドSOLとの関係を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】表1に示すように、前進1速(F1)の際
には、電磁パイロット切り換え弁7のソレノイドSOL
F1と電磁パイロット切り換え弁9aのソレノイドSO
LLowとが励磁される。この結果、油圧源Sからの油
圧が低速用油圧クラッチ16と前進1段用油圧クラッチ
12とに供給される。同様に前進2速(F2)の際に
は、ソレノイドSOLF2とソレノイドSOLowとが
励磁され、前進3速(F3)の際には、ソレノイドSO
LF3とソレノイドwとが励磁される。また、前進4速
(F4)の際には、ソレノイドSOLF1とソレノイド
SOLHiとが励磁される。同様にして前進5速(F
5)の際には、ソレノイドSOLF2とソレノイドSO
LHiとが、前進6速(F6)の際には、ソレノイドS
OLF3とソレノイドSOLHiとが励磁される。また
後進1速(R1)の際には、ソレノイドSOLLowと
ソレノイドSOLRとが、後進2速(R2)の際には、
ソレノイドSOLHiとソレノイドSOLRとが励磁さ
れる。
【0030】このようなソレノイドSOLとシフトポジ
ションとの関係を考慮して、ポジション変更時のソレノ
イドSOLの動作とソレノイドSOLがオンからオフに
なるはずのものがスティックを起こしスプールがオン状
態のまま次のソレノイドSOLがオフからオンになった
ときに発生するシフトポジションについて表2に示す。
【0031】
【表2】
【0032】表2に示すように、ポジションを前進1速
から前進2速に変速する際には、ソレノイドSOLF1
を消磁してソレノイドSOLF2を励磁する。ソレノイ
ドSOLLowは励磁のままである。この状態でソレノ
イドSOLF1がスティックすると、ソレノイドSOL
F1の電磁パイロット切り換え弁7とソレノイドSOL
F2の電磁切り換え弁8とはスプリングを挟んで対向配
置されているので片方のスプールがスティックすると両
スプールは移動せず、その状態が維持される。したがっ
て前進1速のまま変速しない。
【0033】また、ポジションを前進2速から前進3速
に変速する際には、ソレノイドSOLF2を消磁してソ
レノイドSOLF3を励磁する。ソレノイドSOLLo
wは励磁したままである。この状態でソレノイドSOL
F2がスティックしても、第1方向切り換え弁(電磁パ
イロット切り換え弁)3が第2方向切り換え弁4の上流
側に配置され優先的に動作するので、前進2速から前進
3速に変速する。また前進3速から前進4速に変速する
際には、ソレノイドSOLF3を消磁してソレノイドS
OLF1を励磁し、かつソレノイドSOLLowを消磁
してソレノイドSOLHiを励磁する。このとき、ソレ
ノイドSOLF3がスティックすると、ソレノイドSO
LF1が励磁されていても、第2方向切り換え弁4より
も第1方向切り換え弁3が優先されるので、前進3速用
クラッチ14が動作し、かつソレノイドSOLHiが励
磁されているので、前進6速に変速する。また、ソレノ
イドSOLLowがスティックした場合には、ソレノイ
ドSOLLowとソレノイドSOLHiの双方からスプ
ールに対して油が供給されるので、スプールが中立位置
に戻り、前進3速からニュートラルになる。
【0034】また前進4速から前進5速に変速する際に
は、ソレノイドSOLF1を消磁してソレノイドSOL
F2を励磁する。ソレノイドSOLHiは励磁されたま
まである。この場合に、ソレノイドSOLF1がスティ
ックすると、ソレノイドSOLF1が取り付けられた電
磁パイロット切り換え弁7とソレノイドSOLF2が取
り付けられた電磁切り換え弁8とはスプリングを挟んで
スプールが対向配置されているので、両スプールは移動
せず、その状態が維持される。したがって前進4速のま
ま変速しない。また前進5速から前進6速へ変速する際
には、ソレノイドSOLF2を消磁してソレノイドSO
LF3を励磁する。ソレノイドSOLHiは励磁したま
まである。この場合にソレノイドSOLF2がスティッ
クしても、第1方向切り換え弁3が上流側に配置され優
先されるので、前進5速から前進6速に変速する。
【0035】以上が増速の際のスティック現象により発
生するシフトポジションについての説明である。ここで
は、高低切り換え用の電磁パイロット切り換え弁9a
が、スプリングセンター型であり、両側からパイロット
圧が供給された場合には中立位置に位置するので、前進
3速から前進4速に変速する際にソレノイドSOLLo
wがスティックしてもオーバーランが発生しない。
【0036】続いて減速時のシフトポジションとスティ
ックとの関係について説明する。前進6速から前進5速
に変速する際には、ソレノイドSOLF3を消磁してソ
レノイドSOLF2を励磁する。ソレノイドSOLHi
は励磁したままである。この際にソレノイドSOLF3
がスティックすると、ソレノイドSOLF3が取り付け
られた第1方向切り換え弁3は最上流側に配置されてい
るので前進6速のまま変速しない。前進5速から前進4
速に変速する際には、ソレノイドSOLF2を消磁して
ソレノイドSOLF1を励磁する。ソレノイドSOLH
iは励磁したままである。このときソレノイドSOLF
2がスティックすると、ソレノイドSOLF2の電磁パ
イロット切り換え弁8とソレノイドSOLF1の電磁パ
イロット切り換え弁7とはスプリングを挟んでスプール
が対向配置されているので、スティック現象を起こして
もスティック前のポジションを維持する。このため、前
進5速のまま変速しない。前進4速から前進3速に変速
する際には、ソレノイドSOLF1を消磁してソレノイ
ドSOLF3を励磁し、かつソレノイドSOLHiを消
磁してソレノイドSOLLowを励磁する。この場合、
ソレノイドSOLF1がスティックすると、ソレノイド
SOLF1とソレノイドSOLF3とがともに励磁され
た状態となるが、ソレノイドSOLF3が取り付けられ
た第1方向切り換え弁3が上流側に配置され優先的に動
作するため、前進4速から前進3速に変速する。またソ
レノイドSOLHiがスティックすると、ソレノイドS
OLHiとソレノイドSOLLowの双方が励磁した状
態となる。この際には、電磁パイロット切り換え弁9a
の両側から油が供給されるので、内部のスプールが中立
位置に戻り、前進4速からニュートラルになる。ここで
は、前進4速から前進3速に変速する際に、ソレノイド
SOLF1がスティックしても、前進1速に変速される
ことはなく、オーバーランを防止できる。
【0037】前進3速から前進2速に変速する際には、
ソレノイドSOLF3を消磁してソレノイドSOLF2
を励磁する。ソレノイドSOLLowは励磁したままで
ある。この際にソレノイドSOLF3がスティックする
と、第1方向切り換え弁3が優先的に動作するので、前
進3速のまま変速しない。前進2速から前進1速に変速
する際には、ソレノイドSOLF2を消磁してソレノイ
ドSOLF1を励磁する。ソレノイドSOLLowは励
磁したままである。この場合にソレノイドSOLF2が
スティックすると、ソレノイドSOLF2が取り付けら
れた電磁パイロット切り換え弁8とソレノイドSOLF
1が取り付けられた電磁パイロット弁7とは、スプリン
グを挟んでスプールが対向配置されているので、双方の
ソレノイドが励磁された場合には、いずれか一方のソレ
ノイドが励磁される前の状態を維持する。したがってこ
の場合には前進2速のまま変速しない。
【0038】次に、前進と後進の切り換えについて説明
する。本実施形態による自動変速機の制御用油圧装置
は、通常の走行では前進3速から前進6速までと後進2
速を使用するように制御される。そして、パワーの必要
な状況での走行に限り前進1,2速と後進1速を使用す
るように制御される。したがって、前進と後進の切り換
えについては、前進3速と後進2速の切り換え及び前進
1速と後進1速の切り換えがある。
【0039】前進3速から後進2速に変速する際には、
ソレノイドSOLF3を消磁してソレノイドSOLRを
励磁し、かつソレノイドSOLLowを消磁してソレノ
イドSOLHiを励磁する。この状態でソレノイドSO
LF3がスティックすると、ソレノイドSOLF3が取
り付けられている第1方向切り換え弁3が最上流側に配
置されているため、前進3速のまま変速しない。また、
ソレノイドSOLLowがスティックすると、電磁パイ
ロット切り換え弁9aがニュートラル状態となるので、
前進3速からニュートラルになる。
【0040】逆に、後進2速から前進3速に変速する際
には、ソレノイドSOLRを消磁してソレノイドSOL
F3を励磁し、かつソレノイドSOLHiを消磁してソ
レノイドSOLLowを励磁する。この場合にソレノイ
ドSOLRがスティックしても、第3方向切り換え弁
(ソレノイドSOLR)5は最下流側に配置されてお
り、ソレノイドSOLF3が取り付けられている第1方
向切り換え弁3には影響がないため、ソレノイドSOL
F3が励磁されれば後進2速から前進3速に変速する。
また、ソレノイドSOLHiがスティックすると、電磁
パイロット切り換え弁9aが中立状態となり、後進2速
からニュートラルになる。
【0041】前進1速から後進1速に変速する際には、
ソレノイドSOLF1を消磁してソレノイドSOLRを
励磁する。ソレノイドSOLLowは励磁したままであ
る。この際にソレノイドSOLF1がスティックする
と、第2方向切り換え弁4よりも下流側に配置されてい
る第3方向切り換え弁(ソレノイドSOLR)5に油が
供給されず、ソレノイドSOLRが励磁されても前進1
速のまま変速しない。
【0042】逆に後進1速から前進1速に変速する際に
は、ソレノイドSOLRを消磁してソレノイドSOLF
1を励磁する。ソレノイドSOLLowは励磁したまま
である。この際にソレノイドSOLRがスティックして
も、第3方向切り換え弁(ソレノイドSOLR)3が最
下流側に配置されており、ソレノイドSOLF1が取り
付けられている第2方向切り換え弁4には影響がないた
め、後進1速から前進1速に変速する。
【0043】なお、ソレノイドの断線による通電オフが
発生した場合は、すべてニュートラルになる。本実施形
態による自動変速機の制御用油圧装置では、第3方向切
り換え弁5が最下流側に配置されており、各前進用油圧
クラッチ12,13,14がそれぞれ後進用油圧クラッ
チ11に対して優先しているため、前進走行中に誤って
第3方向切り換え弁(ソレノイドSOLR)5がオン動
作をしても後進に切り換わらない。このように、本制御
用油圧装置は、前進側の油圧回路を後進側の油圧回路に
対して優先させており、前進から急に後進に切り換わる
危険性の少ない制御用油圧装置となっている。
【0044】また、第3方向切り換え弁(ソレノイドS
OLR)5がスティックして後進用油圧クラッチ11の
油圧回路がオン状態のままとなっても、各前進用油圧ク
ラッチ12,13,14の作動には影響がなく、第2油
圧切り換え部2による高速用及び低速用油圧クラッチ1
5,16のどちらもが作動しないニュートラル状態を使
用すれば、前進、後進、ニュートラルはそれぞれ確保さ
れる。
【0045】さらに、第1方向切り換え弁3及び第2方
向切り換え弁4では、前進変速時の作動遅れを抑えるた
めに、スプール及びスプールを動作させるための電磁弁
(ソレノイドSORF1,SOLF2,SOLF3)を
備えているのに対し、後進用の第3方向切り換え弁5に
は電磁弁(SOLR)を直接使用している。このため、
電磁弁を流れる比較的少ない流量の油により直接後進用
油圧クラッチを作動させることとなって後進に対しては
作動遅れが大きくなるが、構造が簡易となり本装置の製
作コストが削減される。上記の後進時の作動遅れについ
ては、通常後進操作を行うときには前進からいったん停
止状態を経て後進操作に移るため、問題とならないこと
が多い。ここでは、後進操作に対する作動遅れの低下よ
りも後進用方向切り換え弁の構造簡易化による自動変速
機の制御用油圧装置の製作コスト削減を重視している。 [他の実施形態]上述の製作コスト削減重視に対し、そ
れよりも後進操作に対する後進動作の追従性を重視する
場合には、図3及び4に示すように、第3方向切り換え
弁(ソレノイドSOLR)5の代わりに、シングルソレ
ノイド(ソレノイドSOLR2)の電磁パイロット切り
換え弁である第3方向切り換え弁6を採用することもで
きる。
【0046】
【発明の効果】本発明の自動変速機の制御用油圧装置を
採用した場合、前進走行時に誤って後進用油圧クラッチ
の油圧回路が誤ってオン動作をしても、各前進用油圧ク
ラッチがそれぞれ後進用油圧クラッチに対して優先して
いるため、いずれかの前進油圧クラッチの油圧回路がオ
ンの状態である限り後進に切り換わらず、自動変速機の
安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による自動変速機の制御用
油圧装置の実体回路図。
【図2】図1の自動変速機の制御用油圧装置の油圧回路
図。
【図3】他の実施形態による自動変速機の制御用油圧装
置の実体回路図。
【図4】図3の自動変速機の制御用油圧装置の油圧回路
図。
【図5】従来の自動変速機の制御用油圧装置の油圧回路
図。
【符号の説明】
1 第1油圧切り換え部 2 第2油圧切り換え部 2a 第4方向切り換え弁 3 第1方向切り換え弁 4 第2方向切り換え弁 5 第3方向切り換え弁(電磁弁ソレノイドSOL
R) 6 第3方向切り換え弁(電磁パイロット切り換え
弁) 7 電磁パイロット切り換え弁 8 電磁パイロット切り換え弁 11 後進用油圧クラッチ 12 前進1段用油圧クラッチ 13 前進2段用油圧クラッチ 14 前進3段用油圧クラッチ 15 高速用油圧クラッチ 16 低速用油圧クラッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】後進用油圧クラッチと、前進方向の複数変
    速比に対応する複数の前進用油圧クラッチとを備えた自
    動変速機の各油圧クラッチを制御する自動変速機の制御
    用油圧装置であって、 前記後進用油圧クラッチに対して前記各前進用油圧クラ
    ッチを優先にして、複数の前記油圧クラッチを択一的に
    動作させる第1油圧切り換え手段を備えた、自動変速機
    の制御用油圧装置。
  2. 【請求項2】前記第1油圧切り換え手段は、前記各前進
    用油圧クラッチ及び前記後進用油圧クラッチに対応して
    設けられ互いに直列接続された複数の方向切り換え弁を
    有し、 前記後進用油圧クラッチに対応する後進用方向切り換え
    弁が最下流側に配置されている、請求項1に記載の自動
    変速機の制御用油圧装置。
  3. 【請求項3】前記各方向切り換え弁は、スプールと、前
    記スプールを動作させるための電磁弁とを有している、
    請求項2に記載の自動変速機の制御用油圧装置。
  4. 【請求項4】前記各前進用油圧クラッチに対応する各前
    進用方向切り換え弁は、スプールと、前記スプールを動
    作させるための電磁弁とを有しており、 前記後進用方向切り換え弁は電磁弁である、請求項2に
    記載の自動変速機の制御用油圧装置。
  5. 【請求項5】前記第1油圧切り換え手段と並列接続さ
    れ、前記各変速比を高低2速に切り換えるための高速用
    油圧クラッチ及び低速用油圧クラッチを択一的に動作さ
    せる第2油圧切り換え手段をさらに備え、 最高速用の最高段変速比の前記前進用油圧クラッチに対
    応する方向切り換え弁は、前記第1油圧切り換え手段に
    おいて最上流側に配置されている、請求項2から4のい
    ずれかに記載の自動変速機の制御用油圧装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010025270A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Toyota Motor Corp トロイダル式無段変速機の油圧制御装置

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