JPH10131265A - 温水洗浄装置 - Google Patents

温水洗浄装置

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JPH10131265A
JPH10131265A JP28867696A JP28867696A JPH10131265A JP H10131265 A JPH10131265 A JP H10131265A JP 28867696 A JP28867696 A JP 28867696A JP 28867696 A JP28867696 A JP 28867696A JP H10131265 A JPH10131265 A JP H10131265A
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housing
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shutter
hot
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JP28867696A
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Toshiyuki Torii
居 俊 之 鳥
Masahiro Torii
居 正 裕 鳥
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルの損傷を防ぐ。 【解決手段】 便器に近接して配置されるべきハウジン
グ11、前記ハウジングに11形成された開口部11e
を覆うように設けられたシャッター12、前記ハウジン
グ11内に収容されたシリンダ14、前記シリンダ14
を前記シャッター12を押し開くように前進せしめて前
記シリンダ14の先端部を前記ハウジング11の前方外
側に変移させる駆動手段16および前記シリンダ14内
に進退可能に装架されて前記シリンダ14の変移後に供
給された来た洗浄水の圧力により前進した後に前記洗浄
水を人体局部に向けて噴射するノズル18を備えた温水
洗浄装置を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温水洗浄装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開昭62−11283
5号公報に開示されている装置においては、便器の横側
に配設されたハウジングには、便器側に開口する開口部
が形成されており、この開口部は、自重で閉じるシャッ
ターが設けられている。そして、ハウジング内に収容さ
れたノズルが便器側に前進してシャッターを押し開いた
後、便器の略中央部に静止すると、ノズルの先端部の孔
から、洗浄水が人体局部に向けて噴射されるようになっ
ている。このシャッターは、ノズルが非使用時にハウジ
ング内にあるとき、小便が飛散してノズルの先端部に付
着するのを防止するために設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、シャッター
の押し開きを、ノズル自身が、低速ではあるが直接にシ
ャッターに対して衝突する態様をとっているので、長期
間の使用により、ノズルの寿命を早めるという不具合が
あった。
【0004】それ故に、本発明は、かような不具合がな
い温水洗浄装置を提供することを、その技術的課題とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明の請求項1において講じた技術的手段
は、便器に近接して配置されるべきハウジング、前記ハ
ウジングに形成された開口部を覆うように設けられたシ
ャッター、前記ハウジング内に収容されたシリンダ、前
記ノズルを前記シャッターを押し開くように前進せしめ
て前記シリンダの先端部を前記ハウジングの前方外側に
変移させる駆動手段および前記シリンダ内に進退可能に
装架されて前記シリンダの変移後に供給された来た洗浄
水の圧力により前進した後に前記洗浄水を人体局部に向
けて噴射するノズルを備えた温水洗浄装置を構成したこ
とである。
【0006】
【作用】上記技術的手段による作用は、以下の通りであ
る。即ち、シャッターの押し開きをシリンダが行うの
で、ノズルとシャッターとの干渉することがなく、ノズ
ルへの悪影響がない。
【0007】
【実施の態様】以下、本発明の実施の一態様を図面に基
づいて説明する。
【0008】図1ないし図5において、温水洗浄装置1
0は、便器(図示略)の後方上縁部に装架されるべきハ
ウジング11を備える。このハウジング11の前方側に
は、周知のように、便座20および便蓋13が共通のピ
ン(図示略)により枢支されている。ハウジング11
は、左右方向に延在する本体部11aと、この本体部1
1aの左側から前方に突出する突出部11b とから構成
されている。
【0009】ハウジング11の本体部11aは、便器
(図示略)の後方上縁部と連結されるベース部11cと
このベース部11cを覆うカバー部11dとから構成さ
れている。ハウジング11の前方側には、開口部11e
が形成されており、この開口部11eはシャッター12
で覆われるようになっている。しかして、シャッター1
2の上側はピン14にて枢支されており、シャッター1
2は常時、鉛直をなすようになっている。
【0010】ハウジング11の内部には、肛門洗浄機構
のシリンダ14が収容されている。シリンダ14の後半
部分は、ユニット15のガイド部15aに移動可能には
保持されている。しかして、シリンダ14の後半部分の
下側にはラック15が形成されており、このラック15
は、ユニット15の基部15bに固定されたモータ16
により回動されるギャ17と噛合している。そして、モ
ータ16が正方向に所定数だけ回転すると、その回転数
に対応する角度だけギャ17が正方向に回動するので、
シリンダ14が正方向ないしは前方に所定距離だけ移動
するようになっている。また、この移動が完了してシリ
ンダ14が静止した後に、モータ16を他正方向に所定
数だけ回転するとシリンダ14が元の位置に復帰するよ
うになっている。
【0011】シリンダ14内にはノズル18が進退可能
に装架されており、シャワー洗浄スイッチ31がオンさ
れると、その旨を受けた制御装置40が、まずモータ1
6をしてシリンダ14を第1所定量だけ前進せしめて、
図5に示されるシャワー洗浄位置に変移せしめる。この
前進の途中、図4に示されるように、シリンダ14はシ
ャッター12を押し開くようになっている。シリンダ1
4のシャワー洗浄位置への変移の後、制御装置40は、
第1電磁弁41および第2電磁弁42を開き、給水口か
ら温水タンク43に水圧を圧送せしめて、温水タンク4
3に貯溜されている温水をシリンダ14内のノズル後部
に供給するようになっている。しかして、かように圧送
された温水は、ノズル18を所定量だけ前進せしめてシ
リンダ14から突出せしめ、しかる後に、ノズル18の
先端部に形成された孔18a から温水が肛門に向けて噴
射されるようになっている。この洗浄は、洗浄停止スイ
ッチ33をオンすることにより停止されるようになって
いる。
【0012】また、図示こそされないが、温水洗浄装置
10は、上記した肛門洗浄機構と同様の構成を持つビデ
洗浄機構を備えており、このビデ洗浄機構のシリンダに
収容されるノズル50には、ビデ洗浄スイッチ32がオ
ンされて第2所定量だけシリンダと共に変移した後、開
かれた第3電磁弁51を介して温水が供給されるように
なっている。そして、この温水が女性のビデ部に向けて
噴射されるようになっている。
【0013】肛門洗浄スイッチ31、ビデ洗浄スイッチ
32および洗浄停止スイッチ33は、メインスイッチ3
0と共に、ハウジング11の本体部11aの左側から前
方に突出する突出部11b に露呈・配置されており、こ
れらスイッチと連結されて突出部11b 内に収容された
スイッチ回路基板37を介して、制御部40に電気的に
接続されている。
【0014】尚、上記した実施の形態は、単なる例示で
あって、請求項の記載で定義される本願発明の技術的範
囲を限定するものではない。従って、例えば、ハウジン
グを便器の横側に設置するようにしても良いことは、勿
論である。
【0015】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、シャッターの
押し開きはシリンダで行なわれるので、ノズルがシャッ
ターと接触して、寿命を短くするようなことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温水洗浄装置の一実施形態の外観を示
す図である。
【図2】図1に示す装置のシステムを示すブロック図で
ある。
【図3】シリンダ格納時の図1に示す装置の断面図であ
る。
【図4】シリンダ移動時の図1に示す装置の断面図であ
る。
【図5】図1に示す装置の洗浄時の断面図である。
【符号の説明】
11: ハウジング 11e: 開口部 12: シャッター 14: シリンダ 16: モータ(駆動手段) 18: ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器に近接して配置されるべきハウジン
    グ、前記ハウジングに形成された開口部を覆うように設
    けられたシャッター、前記ハウジング内に収容されたシ
    リンダ、前記シリンダを前記シャッターを押し開くよう
    に前進せしめて前記シリンダの先端部を前記ハウジング
    の前方外側に変移させる駆動手段および前記シリンダ内
    に進退可能に装架されて前記シリンダの変移後に供給さ
    れた来た洗浄水の圧力により前進した後に前記洗浄水を
    人体局部に向けて噴射するノズルを備えた温水洗浄装
    置。
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