JP3833402B2 - 局部洗浄装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明はノズルから洗浄水を人体局部に噴射して洗浄を行う局部洗浄装置に関し、詳しくは人がいない状態でノズルから洗浄水が噴き出し続けるのを防止する手段に特徴を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
ノズルシリンダ内にノズルを出入れ可能に保持し、洗浄操作部からのオン操作信号に基づいて給水バルブを開き、洗浄水をそのノズルに導いてノズルを給水圧でノズルシリンダから押し出し、先端の噴射孔から洗浄水を噴射して人体局部を洗浄する形式の局部洗浄装置が従来公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこの局部洗浄装置の場合、給水バルブの駆動回路上のスイッチング素子が故障する場合があり、この場合ノズルからは洗浄水が長時間噴射し続けて便器周りの床を濡らしてしまう問題があり、特にトイレが2階にあるような場合において、そのトイレの床が防水構造となっていない場合、1階の天井までも濡らしてしまう恐れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願の発明の局部洗浄装置はこのような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項1のものは、ノズルシリンダ内にノズルを出入れ可能に保持し、洗浄操作部からのオン操作信号に基づいて給水バルブを開き、洗浄水を該ノズルに導いて該ノズルを給水圧で該ノズルシリンダから押し出して先端の噴射孔から洗浄水を噴射し、人体局部を洗浄する形式の局部洗浄装置において、前記洗浄操作部からのオン操作信号の下に、前記ノズルを前記ノズルシリンダから押し出した状態の下で該ノズルを該ノズルシリンダとともに所定回動範囲に亘って往復回動運動させることによってワイド洗浄を行う回動装置を設けるとともに、該回動装置を、非洗浄動作時においては前記ノズルが前記ノズルシリンダ内に引き込んだ状態の下で前記回動範囲から外れた待機角度位置まで該ノズルを該ノズルシリンダとともに回動させるものとなし、且つ該待機角度位置にある該ノズルの前方に位置して前記給水圧による該ノズルの前記ノズルシリンダからの押出しを阻止するストッパを設けたことを特徴とする。
【0005】
請求項2のものは、請求項1に記載の局部洗浄装置において、前記回動装置は、前記ノズルシリンダを回動可能に支持する軸と、該ノズルシリンダと一体回動する回転部材と、該回転部材を回転駆動する駆動モータとを有していることを特徴とする。
【0006】
請求項3のものは、ノズルシリンダ内にノズルを出入れ可能に保持し、洗浄操作部からのオン操作信号に基づいて給水バルブを開き、洗浄水を該ノズルに導いて該ノズルを給水圧で該ノズルシリンダから押し出して先端の噴射孔から洗浄水を噴射し、人体局部を洗浄する形式の局部洗浄装置において、前記洗浄操作部からのオン操作信号の下に、前記ノズルシリンダを前後に往復運動させることによって該ノズルシリンダから押し出したノズルからの洗浄水の噴射位置を前後に移動させ、ワイド洗浄を行う進退装置を設けるとともに、該進退装置によるノズルシリンダの進退運動に連動して起伏し、該ノズルが後退した状態のときに起立状態となって該ノズルの給水圧による前記ノズルシリンダからの押出しを阻止するストッパを設けたことを特徴とする。
【0007】
請求項4のものは、請求項3に記載の局部洗浄装置において、前記進退装置は、前記ノズルシリンダを保持して進退運動する台部と、前記ストッパを伏方向に付勢するばねと、それら台部とストッパとを連結し、該台部の後退運動によって該ストッパを該ばねの付勢力に抗して起立させる連結部材とを備えたストッパの作動装置を有していることを特徴とする。
【0008】
【作用及び発明の効果】
上記のように本発明の局部洗浄装置の場合、ノズルへの洗浄水の給水圧によりノズルをノズルシリンダから押し出してその先端の噴射孔から洗浄水を噴射する。
ここにおいて本発明の局部洗浄装置は、洗浄操作部からのオン操作信号がない状態で給水バルブが開状態となったとき、ノズルシリンダからのノズルの押出運動をストッパにて阻止し、噴射孔からの噴射洗浄水をノズルシリンダに当てて便鉢内に落下させるようになしたもので、この局部洗浄装置にあっては、給水バルブが開状態のままスイッチング素子が故障するなどしてノズルから洗浄水が噴射し続けるようなことがあっても、その噴射洗浄水が便鉢の外に飛び散って床を濡らしてしまい、更には引き続く噴射水によってトイレ室からの漏水事故を引き起こしてしまうといったことを防ぐことができる。
【0009】
請求項1に記載の局部洗浄装置は、ノズルをノズルシリンダとともに所定回動範囲に亘って往復回動運動させることによってワイド洗浄を行う回動装置を設け、そしてその回動装置を、非洗浄動作時においてはノズルをノズルシリンダ内に引き込ませた状態の下で回動範囲から外れた待機角度位置まで回動させ、その待機角度位置にあるノズルの前方に、ノズルシリンダからのノズルの給水圧による押出しを阻止するストッパを設けたもので、この局部洗浄装置においては、ワイド洗浄を行うための回動装置を有効に利用して、非洗浄動作時におけるノズルシリンダからのノズルの給水圧による押出運動をストッパによって阻止する。
従って非洗浄動作時において給水バルブが開状態のままとなり、ノズル先端の噴射孔から洗浄水が噴射し続けてもこれを便鉢内に落下させ得て、便鉢外部への噴射を良好に防止することができる。
【0010】
ここで上記回動装置は、ノズルシリンダを回動可能に支持する軸と、ノズルシリンダと一体回動する回転部材と、これを回転駆動する駆動モータとを有するものとして構成することができる(請求項2)。
このようにすれば簡単な構造で回動装置を構成することができ、且つ洗浄動作時においてノズルを良好に所定回動範囲内において往復回動運動させることができるとともに、非洗浄動作時においてノズルを待機角度位置まで回動させ、そこに待機させることができる。
【0011】
請求項3に記載の局部洗浄装置は、ノズルシリンダを前後に往復運動させることによって噴射位置を前後に移動させ、ワイド洗浄を行う進退装置を設けるとともに、その進退装置によるノズルシリンダの進退運動に連動して起伏し、ノズルの後退位置において起立状態となって、ノズルの給水圧によるノズルシリンダからの押出しを阻止するストッパを設けたもので、この請求項3に記載の局部洗浄装置においても、非洗浄動作時において給水バルブが開状態のままとなって噴射孔から洗浄水が噴射し続けても、これを便鉢内に落下させ得て、便鉢外部に洗浄水が噴射され続けるのを良好に防止することができる。
【0012】
ここで上記進退装置は、ノズルシリンダを保持して進退運動する台部と、ストッパを伏方向に付勢するばねと、台部及びストッパを連結し、台部の後退運動によってストッパをばねの付勢力に抗して起立させる連結部材とを備えたものとなすことができる(請求項4)。
このようにすれば、進退装置を簡単な構造で安価に構成することができ、且つその進退装置におけるノズルシリンダの進退運動、具体的には台部の進退運動を効果的に利用してストッパを起伏させることができ、洗浄動作時において支障なく洗浄水をノズル先端の噴射孔から噴射させることができるとともに、非洗浄動作時において噴射孔からの噴射水を便鉢内に落下させ、噴射洗浄水が便鉢外部に飛散するのを良好に防止することができる。
【0013】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において10は便器、12は便座、14は便蓋、16は便器10の後部上面に載置状態に固設された洗浄タンクである。
18は一対のノズル20,22の一方から洗浄水を人体局部に噴射して洗浄する局部洗浄装置で、本体ボックス24を有しており、その内部に局部洗浄装置18における各種機構部が内蔵されている。
【0014】
本体ボックス24は、便器10の側方に突出する袖部26を有しており、その上面に操作部28が設けられている。
ここで操作部28は、図4に示しているように一対のノズル20の一方から洗浄水を噴射させるための洗浄キー30、及び広範囲に亘って洗浄水を噴射してワイド洗浄を行うためのワイド洗浄キー32、そしてそれらを停止させるためのストップキー33を有している。
【0015】
34はトイレ室の壁Wに設けられた給水栓で、この給水栓34には、給水路を分岐させるための分岐栓36が接続されている。
そしてこの分岐栓36から一対の給水管38及び40が延び出しており、それぞれが洗浄タンク16及び局部洗浄装置18の本体部に接続されている。
【0016】
給水管40からの給水は、図2に示しているように先ず局部洗浄装置18の本体ボックス24内部の給水路を通じて温水タンク42に流入し、これにより温水タンク42内部の温水を押し出してバキュームブレーカ44,切替弁46を経て一対のノズル20の一方に送り出す。
【0017】
ここでノズル20は、通常時はノズルシリンダ22内部に引き込んだ状態にあり、洗浄水が供給された時点でその給水圧によりノズルシリンダ22から押し出されて、先端の噴射孔48から洗浄水を上向きに噴射する。
【0018】
尚、これら一対のノズル20の一方は肛門洗浄用のものであり、また他方は女性の局部洗浄用のものである。
切替弁46は、洗浄水の供給を一方のノズル20から他方のノズル20に或いはまたその逆に切り替えるものである。
【0019】
本体ボックス24内部の給水路上、詳しくは温水タンク42の上流部位に、給水路の開閉を行うメインバルブ(給水バルブ)50が設けられている。
ノズル20からの洗浄水の噴射及び停止は、このメインバルブ50の開弁・閉弁によって行われる。
【0020】
図3(B)に示しているように、上記ノズル20はノズルシリンダ22内部に出入れ可能に保持されており、通常時は復帰ばね52の付勢作用によりノズルシリンダ22内部に引込状態に保持されている。
このときノズル20の先端の噴射孔48は、ノズルシリンダ22内部に位置している。
而してノズル20は、洗浄水が供給されたときにその給水圧により復帰ばね52の付勢力に抗してノズルシリンダ22から押し出され、先端の噴射孔48から洗浄水を噴射する。
【0021】
図3(A)に示しているように、本体ボックス24のベースプレート54には上向きに起立する形態の支持アーム56が設けられていて、この支持アーム56により、ノズルシリンダ22が軸58を介して回転可能に支持されている。
【0022】
60はノズルシリンダ22と一体に回転するギヤ(回転部材)であり、これに噛み合う今一方のギヤ62を介して駆動モータ64に作動的に連結されている。
【0023】
本例において、これら軸58,ギヤ60,62,駆動モータ64は、ノズル20をノズルシリンダ22とともに所定回動範囲に亘って回動させ、これにより噴射孔48からの洗浄水を広範囲に亘って人体局部に噴射し、ワイド洗浄を行う回動装置66を構成している。
【0024】
ここで回動装置66は、ワイド洗浄を行う際には所定の回動範囲αに亘ってノズル20を、具体的にはノズルシリンダ22を往復回動運動させる。
一方回動装置66は、非洗浄動作時にはノズルシリンダ22をノズル20の引込状態で上記回動範囲αから図中下側に外れた待機角度位置へと回動させ、その待機角度位置にそれらを待機させる。
駆動モータ64の動作が図4の制御部68によってそのように制御されるようになっている。
【0025】
上記ベースプレート54の先端部は、図3(B)に示しているように断面く字状の屈曲部70とされており、そしてその屈曲部の底部から図中左斜め上向きに傾斜した部分がストッパ72とされていて、このストッパ72により、ノズルシリンダ22内部に引き込んだ状態のノズル20が給水圧によりノズルシリンダ22から押し出されるのを阻止するようになっている。
尚屈曲部70の底部には、凹所74内の水を下向きに抜くための水抜孔76が形成されている。
【0026】
本例の局部洗浄装置18の場合、ワイド洗浄キー32を選択操作すると、回動装置66がノズル20をノズルシリンダ22から押し出した状態の下で図3(A)の回動範囲α内でノズル20を往復回動運動させ、噴射孔48からの洗浄水を広範囲に亘って噴射させてワイド洗浄を行う。
【0027】
一方ストップキー33を操作すると、メインバブル50の閉弁動作による給水停止によって、ノズル20がノズルシリンダ22内部に引き込むとともに、回動装置66がそれらノズルシリンダ22及びノズル20を上記待機角度位置まで図3(A)中下向きに回動させる。
【0028】
このときベースプレート54に設けたストッパ72がノズル20の前方に位置した状態となり、従って万一この状態でメインバルブ50が開弁状態となって給水圧がノズル20に作用したとしても、ノズル20はストッパ72の阻止作用によってノズルシリンダ22から押し出されることはなく、ノズル20に導かれ先端の噴射孔48から噴射された洗浄水は、ノズルシリンダ22に当たって便鉢内部に落下し、便鉢外部へと飛散することはない。
【0029】
以上のように本例の局部洗浄装置18にあっては、メインバルブ50が開状態のままスイッチング素子が故障するなどしてノズル20から洗浄水が噴射し続けるようなことがあっても、その噴射洗浄水が便鉢の外に飛び散って床を濡らしてしまい、更には引き続く噴射水によってトイレ室からの漏水事故を引き起こしてしまうのを防ぐことができる。
【0030】
また本例の局部洗浄装置18は、ワイド洗浄を行うための回動装置66を有効に利用して、非洗浄動作時にノズルシリンダ22をノズル20とともに待機角度位置まで回動させるようにしていることから、非洗浄動作時にそれらを待機角度位置まで回動させるための装置を別途に設けなくても良く、装置を安価に構成することができる。
【0031】
尚この例の局部洗浄装置18において、ノズル20を待機角度位置に位置させた状態で積極的にメインバルブ50を開いて洗浄水をノズル20の噴射孔48から噴射させるようになすこともできる。
このようにすることによって、噴射孔48の汚れを噴射孔48からの噴射水の跳返り水によって洗浄することができる。
【0032】
次に図5は本発明の他の実施例を示している。
この例は、ノズルシリンダ22をノズル20とともに前進後退運動を繰り返し行わせることによって、ノズル20先端の噴射孔48からの洗浄水を人体局部に広範囲に亘って噴射し、ワイド洗浄を行うようにした例である。
【0033】
この例において進退装置78は、ノズルシリンダ22を保持する台部80と、駆動モータ82とを有しており、その駆動モータ82側のピニオンギヤ84と台部80側のラックギヤ86との噛合いに基づいて、駆動モータ82の回転により台部80を図5中左右方向に前進及び後退運動させるようになっている。
【0034】
この進退装置78は、洗浄動作時においてノズル20がノズルシリンダ22から押し出された状態の下で、台部80を前進及び後退運動させることによってワイド洗浄を行うものとされている。
【0035】
88はノズル20の押出しを阻止するストッパであって、軸90の周りに回転可能に設けられているとともに、ねじりコイルばね92によって常時伏方向に付勢されている。
94はストッパ88と台部80とを連結する連結部材であって、一端側が台部80の長孔96に掛止されている。
【0036】
この例の進退装置78では、台部80が前進運動するとストッパ88がねじりコイルばね92の付勢作用で伏せた状態となり、ノズルシリンダ22の台部80による前進運動が許容される。
台部80はそのストッパ88を伏せた(倒した)状態の下で前進後退運動を行い、ノズル20からの洗浄水をワイドに噴射させる。
【0037】
一方非洗浄時には、台部80は図5中右方向に後退した状態となり、このときストッパ88は台部80の後退運動によってねじりコイルばね92の付勢力に抗して斜めに起立した状態となる。
従ってこの状態でノズル20に給水圧が導かれても、ノズル20はストッパ88の阻止作用でノズルシリンダ22から押し出されることはない。
【0038】
従ってこの状態では、ノズル20に導かれた洗浄水は上記図3に示す実施例と同様に先端の噴射孔48からノズルシリンダ22内部に噴射され、そのまま便鉢の外部に飛散することなく便鉢内部に落下する。
本例において、台部80,ねじりコイルばね92及び連結部材94はストッパ88の作動装置を構成している。
【0039】
本例においても、非洗浄動作時においてメインバルブ50が開状態のままとなって噴射孔48から洗浄水が噴射し続けても、これを便鉢内に落下させ得て、便鉢外部に洗浄水が噴射され続けるのを良好に防止することができる。
【0040】
またワイド洗浄を行うための進退装置78を有効に利用してストッパ88を働かせるようにしているため、装置を簡単な構造で安価に構成することがでる。
尚、本例においてもノズル20をノズルシリンダ22に引き込ませた状態の下で積極的にメインバルブ50を開くことにより、ノズル20先端の噴射孔48の洗浄を行うことができる。
【0041】
以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である局部洗浄装置を便器とともに示す図である。
【図2】 同じ実施例の局部洗浄装置の要部を拡大して示す図である。
【図3】 同じ実施例の局部洗浄装置の他の要部を拡大して示す図である。
【図4】 同じ実施例の局部洗浄装置の制御系統を示すブロック図である。
【図5】 本発明の他の実施例の要部を示す図である。
【符号の説明】
18 局部洗浄装置
20 ノズル
22 ノズルシリンダ
28 操作部
48 噴射孔
50 メインバルブ(給水バルブ)
58 軸
60 ギヤ(回転部材)
64 駆動モータ
66 回動装置
72,88 ストッパ
78 進退装置
80 台部
92 ねじりコイルばね
94 連結部材
α 回動範囲
Claims (4)
- ノズルシリンダ内にノズルを出入れ可能に保持し、洗浄操作部からのオン操作信号に基づいて給水バルブを開き、洗浄水を該ノズルに導いて該ノズルを給水圧で該ノズルシリンダから押し出して先端の噴射孔から洗浄水を噴射し、人体局部を洗浄する形式の局部洗浄装置において、
前記洗浄操作部からのオン操作信号の下に、前記ノズルを前記ノズルシリンダから押し出した状態の下で該ノズルを該ノズルシリンダとともに所定回動範囲に亘って往復回動運動させることによってワイド洗浄を行う回動装置を設けるとともに、該回動装置を、非洗浄動作時においては前記ノズルが前記ノズルシリンダ内に引き込んだ状態の下で前記回動範囲から外れた待機角度位置まで該ノズルを該ノズルシリンダとともに回動させるものとなし、且つ該待機角度位置にある該ノズルの前方に位置して前記給水圧による該ノズルの前記ノズルシリンダからの押出しを阻止するストッパを設けたことを特徴とする局部洗浄装置。 - 請求項1に記載の局部洗浄装置において、前記回動装置は、前記ノズルシリンダを回動可能に支持する軸と、該ノズルシリンダと一体回動する回転部材と、該回転部材を回転駆動する駆動モータとを有していることを特徴とする局部洗浄装置。
- ノズルシリンダ内にノズルを出入れ可能に保持し、洗浄操作部からのオン操作信号に基づいて給水バルブを開き、洗浄水を該ノズルに導いて該ノズルを給水圧で該ノズルシリンダから押し出して先端の噴射孔から洗浄水を噴射し、人体局部を洗浄する形式の局部洗浄装置において、
前記洗浄操作部からのオン操作信号の下に、前記ノズルシリンダを前後に往復運動させることによって該ノズルシリンダから押し出したノズルからの洗浄水の噴射位置を前後に移動させ、ワイド洗浄を行う進退装置を設けるとともに、該進退装置によるノズルシリンダの進退運動に連動して起伏し、該ノズルが後退した状態のときに起立状態となって該ノズルの給水圧による前記ノズルシリンダからの押出しを阻止するストッパを設けたことを特徴とする局部洗浄装置。 - 請求項3に記載の局部洗浄装置において、前記進退装置は、前記ノズルシリンダを保持して進退運動する台部と、前記ストッパを伏方向に付勢するばねと、それら台部とストッパとを連結し、該台部の後退運動によって該ストッパを該ばねの付勢力に抗して起立させる連結部材とを備えたストッパの作動装置を有していることを特徴とする局部洗浄装置。
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