JPH10129501A - 自動車のステアリング支持構造 - Google Patents

自動車のステアリング支持構造

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JPH10129501A
JPH10129501A JP8285411A JP28541196A JPH10129501A JP H10129501 A JPH10129501 A JP H10129501A JP 8285411 A JP8285411 A JP 8285411A JP 28541196 A JP28541196 A JP 28541196A JP H10129501 A JPH10129501 A JP H10129501A
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steering
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健二 石原
Kotaro Hanada
公太郎 花田
Kazuhiro Sugiyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステアリングコラムの取付作業性の向上を図
る。 【解決手段】 ステアリングメンバ1に接合したマウン
トブラケット2のロア部3の取付面13を、該ロア部3
の前端部を下向きに曲折して車室後方向けて傾斜成形す
る一方、ステアリングコラム6のロアブラケット22の
取付面24を前記取付面13に合わせて傾斜成形するこ
とにより、これら取付面13,24をインストルメント
パネル5の下縁後方から目視確認できると共に、該イン
ストルメントパネル5の下縁後方の広いスペースで締結
作業することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のステアリン
グ支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のステアリング支持構造と
しては、例えば実開昭61−169771号公報、実開
昭63−112973号公報に示されているように、イ
ンストルメントパネルの内側に車幅方向に配設したステ
アリングメンバに、マウントブラケットを前後方向に張
り出してステアリングコラムの配設角度に合わせて傾斜
配設し、ステアリングコラムに固設したロアブラケット
およびアッパブラケットをこのマウントブラケットにボ
ルト・ナットにより締結固定して、該ステアリングコラ
ムをステアリングメンバに支持するようにしたものが知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の何れの構造
にあっても、ステアリングコラムのロアブラケット、ア
ッパブラケットをステアリングメンバのマウントブラケ
ットの下面に重合して略真下からボルト・ナット締結し
て固定するようにしているため、アッパブラケットの締
結作業に関しては該アッパブラケットがインストルメン
トパネルの下縁近傍に位置しているので該インストルメ
ントパネルの下側から比較的容易に締結作業することが
できるのであるが、ロアブラケットはインストルメント
パネルの内側前方の奥まった位置にあるため、該ロアブ
ラケットの締結作業に際して作業者はインストルメント
パネルの下側にかがみ込んで作業を行わなければなら
ず、作業者に無理な姿勢を強いてしまう結果となり作業
性が悪くなってしまう。
【0004】そこで、本発明はステアリングコラムのア
ッパブラケットの締結作業はもとよりロアブラケットの
締結作業を容易に行えて作業性を改善することができる
自動車のステアリング支持構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、イ
ンストルメントパネルの内側に車幅方向に配設したステ
アリングメンバに、マウントブラケットを前後方向に張
り出してステアリングコラムの配設角度に合わせて傾斜
配設し、ステアリングコラムの下側部に配設したロアブ
ラケットをマウントブラケットの前方に張り出したロア
部に締結固定すると共に、ステアリングコラムの上側部
に配設したアッパブラケットをマウントブラケットの後
方に張り出したアッパ部に締結固定するようにした構造
において、前記マウントブラケットのロア部の取付面
を、該ロア部の前端部を下向きに曲折して車室後方に向
けて傾斜成形する一方、ステアリングコラムのロアブラ
ケットの取付面を前記ロア部の取付面に合わせて傾斜成
形したことを特徴としている。
【0006】請求項2にあっては、請求項1に記載のマ
ウントブラケットのロア部の取付面は、該ロア部の前方
に配設したペダルレバーの背部に対応する側縁隅部に面
取り部を備えていることを特徴としている。
【0007】請求項3にあっては、請求項1,2に記載
のマウントブラケットのアッパ部と、ステアリングコラ
ムのアッパブラケットとに、相互に係合する仮止め手段
を設けたこと特徴としている。
【0008】請求項4にあっては、請求項3に記載の仮
止め手段を、マウントブラケットのアッパ部の略中央部
後縁に後方へ向けて突設した舌片と、ステアリングコラ
ムのアッパブラケットの略中央部に上方に向けて膨出成
形されて、前記舌片上に係合するソケット部とで構成し
たことを特徴としている。
【0009】請求項5にあっては、請求項4に記載のマ
ウントブラケットのアッパ部は、ステアリングコラムを
中間にして左右に分離した1対のブラケット要素と、こ
れらブラケット要素の基部間に跨る連結片とで構成して
ある一方、アッパブラケットはステアリングコラムの上
方を跨いで前記ブラケット要素に締結固定されるブリッ
ジ部と、該ブリッジ部に連設されてステアリングコラム
の左右側部に配置された脚部とで構成し、仮止め手段の
舌片を前記連結片の後縁に形成すると共に、ソケット部
を前記ブリッジ部に形成したことを特徴としている。
【0010】請求項6にあっては、請求項1〜5に記載
のステアリングコラムのアッパブラケットを、該ステア
リングコラムに固設したコラム側ブラケットに上下方向
に相互に可動的に連結する一方、ステアリングコラムの
ロアブラケットの取付面を該ロアブラケットの上端部に
形成して、ロアブラケットを該取付面の締結部分を支持
点として前後方向に可撓的に取付けたことを特徴として
いる。
【0011】
【発明の効果】請求項1によれば、ステアリングコラム
のアッパブラケットはインストルメントパネルの下縁近
傍に位置しているため、従来と同様に該インストルメン
トパネルの下側から比較的容易にステアリングメンバの
マウントブラケットのアッパ部に締結固定できることは
勿論、マウントブラケットのロア部の取付面は車室後方
に向けて傾斜成形してあると共に、ステアリングコラム
のロアブラケットの取付面をこのロア部の取付面に合わ
せて傾斜成形してあるから、ロアブラケットがインスト
ルメントパネルの内側前方の奥まった位置にあっても、
前記両取付面をインストルメントパネルの下縁後方から
目視確認しながら重合できると共に、これら両取付面を
車室後方から同様に目視確認しながら締結することがで
き、従って、作業者にインストルメントパネル下側の狭
隘な部分にかがみ込むような無理な姿勢を強いることが
なく、締結作業を容易に行うことができる。
【0012】また、前記ロア部の前方にはブレーキペダ
ル等のペダルレバーが配設されているが、ロア部の取付
面を下向きに曲折成形してあるため、該ペダルレバーと
取付面との間の間隔を拡大することができ、従って、ペ
ダルレバーにその背部側に突出して装着されるスイッチ
類等のペダル機能部品の脱着作業スペースを確保でき
て、該ペダル機能部品の脱着作業を容易に行うことがで
きる。
【0013】請求項2によれば、請求項1の効果に加え
て車両の全面衝突時にペダルレバーが後退移動した場合
でも、該ペダルレバーがマウントブラケットのロア部の
前端の側縁隅部に形成した面取り部にガイドされて該ロ
ア部の側方へ擦り抜けて、ペダルレバーがロア部前端に
底付きするのを回避することができる。
【0014】請求項3によれば、請求項1,2の効果に
加えて、マウントブラケットのアッパ部とステアリング
コラムのアッパブラケットとを仮止め手段により仮止め
して、重量のあるステアリングコラムをステアリングメ
ンバに仮り支持させることができるため、作業者はステ
アリングコラムを手で支えることなく締結作業を行えて
作業性をより一層向上することができる。
【0015】請求項4によれば請求項3の効果に加え
て、マウントブラケットのアッパ部とステアリングコラ
ムのアッパブラケットとの仮止め時には、アッパ部の略
中央部後縁の舌片上に、アッパブラケットのソケット部
が係合することによって、ステアリングコラムを安定性
よく仮り支持できると共に、左右方向の位置決めを行え
るから、位置合わせの調整作業を伴うことがなく締結作
業を更に向上することができる。
【0016】請求項5によれば、請求項4の効果に加え
て、仮止め手段の舌片をマウントブラケットのロア部の
連結片の後縁部に、および仮止め手段のソケット部をス
テアリングコラムのアッパブラケットのブリッジ部にそ
れぞれ容易に形成することができる。
【0017】また、マウントブラケットのアッパ部とス
テアリングコラムのアッパブラケットの仮止め時には、
1対のブラケット要素間にソケット部の膨出部分を挿入
することによって、これらブラケット要素と膨出部分と
のガイド作用により、舌片とソケット部とを容易に係合
させることができて、仮止め作業を容易に行うことがで
きる。
【0018】請求項6によれば、請求項1〜5の効果に
加えて、ステアリングコラムのロアブラケットはその上
端部の取付面をマウントブラケットのロア部の取付面に
締結固定して片持ち支持してあって、該ロアブラケット
の取付面の締結部分を支持点として前後方向に可撓的に
取付けてあるから、ステアリングコラムのアッパブラケ
ットに対してコラム側ブラケットを上下方向に位置調節
することによってステアリングコラムのチルト作動を行
わせることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
と共に詳述する。
【0020】図1〜4において、1はインストルメント
パネル5の内側に車幅方向に配設したステアリングメン
バで、該ステアリングメンバ1にはステアリングコラム
6を取付けるマウントブラケット2を該ステアリングコ
ラム6の配設角度に合わせて前下がりに傾斜配設してあ
る。
【0021】マウントブラケット2はステアリングメン
バ1の前方に張り出すロア部3と、ステアリングメンバ
1の後方に張り出すアッパ部4とからなり、本実施形態
ではロア部3とアッパ部4とを別体成形してそれぞれス
テアリングメンバ1に接合配置してあるが、これらロア
部3とアッパ部4とは一体成形してステアリングメンバ
1に接合配置することもできる。
【0022】ロア部3にはそ上面部にポストブラケット
7を接合配置してあって、このポストブラケット7をダ
ッシュパネル8に接合固定した車体側ブラケット9と、
該車体側ブラケット9にボルト・ナット11固定した中
間ブラケット10にボルト・ナット11固定して、ロア
部3をこれらポストブラケット7,中間ブラケット1
0,車体側ブラケット9を介してダッシュパネル8に連
結支持してある。
【0023】ロア部3はその中央部にリブ突部12を下
側に向けて前後方向に膨出成形すると共に、左右両側縁
にフランジ3aを下向きに曲折成形して剛性を高めてあ
り、該ロア部3の前端部を下向きに曲折して車室後方に
向く取付面13を傾斜成形してある。
【0024】この取付面13の左右両側部には後方へ突
出するスタッドボルト14を面直に固設してあり、この
スタッドボルト14ににナット15を螺装して後述する
ロアブラケット22を取付けるようにしてある。
【0025】前記ロア部3の前方にはペダルレバー、具
体的にはブレーキペダルのペダルレバー17がブラケッ
ト17aを介してダッシュパネル8に装着されている
が、このペダルレバー17の背部に対応するロア部3の
右側の側縁隅部には面取り部16を形成してある。
【0026】マウントブラケット2のアッパ部4は、左
右両側縁に補強用のフランジ19を上向きに曲折成形し
て、左右方向に適宜の間隔をおいてステアリングメンバ
1に接合固定した1対のブラケット要素18と、これら
ブラケット要素18,18の基部間に跨ってそれらの下
面に接合もしくはボルト・ナット固定した連結片20と
で構成してある。
【0027】この連結片20の左右ブラケット要素1
8,18の各内側の側縁に接する部位には、位置決めを
兼ねた補強用のリブ突起21を上向きに膨出成形してあ
る。
【0028】ステアリングコラム6はロアブラケット2
2とアッパブラケット23とを備え、ロアブラケット2
2をマウントブラケット2のロア部3に締結固定すると
共に、アッパブラケット23をマウントブラケット2の
アッパ部に締結固定して、ステアリングメンバ1に支持
するようにしてある。
【0029】ロアブラケット22は略円板状に形成して
ステアリングコラム6の前端部外周に接合固定してあ
り、その上端部の両側には前記マウントブラケット2の
ロア部3の取付面13の曲折角度に合わせて曲折して車
室後方に向く取付面24を傾斜成形してある。
【0030】左右の取付面24,24間の中央部分に
は、前記ロア部3のリブ突起12の前部が嵌合する受容
部22bを後側へ向けて膨出成形すると共に、取付面2
4,24の側縁およびロアブラケット22の下縁にフラ
ンジ22aを後側へ向けて曲折成形して、該ロアブラケ
ット22の剛性を高めてある。
【0031】アッパブラケット23はステアリングコラ
ム6の上方を跨いで前記ブラケット要素18,18の後
端部にボルト33,ナット34により締結固定されるブ
リッジ部25と、該ブリッジ部25に連設されるブリッ
ジ部25と、該ブリッジ部25に連設されてステアリン
グコラム6の左右側部に配置された脚部26とで構成し
てある。
【0032】この実施形態ではアッパブラケット23を
ステアリングコラム6と分離して形成してあり、該ステ
アリングコラム6にはコ字形に曲折成形したコラム側ブ
ラケット27をその開口を上向きにして接合固定してあ
り、このコラム側ブラケット27と前記脚部26とを、
該脚部26に形成した上下方向の長孔26aにチルトシ
ャフト28を通して上下方向に相互に可動的に連結して
ある。
【0033】また、前記マウントブラケット2のアッパ
部4と、ステアリングコラム6のアッパブラケット23
とに、相互に係合する仮止め手段30を設けてある。
【0034】仮止め手段30は前記アッパ部4の略中央
部後縁に後方へ向けて突設した舌片31と、アッパブラ
ケット23の略中央部に上方に向けて膨出成形されて、
前記舌片31上に係合するソケット部32とで構成さ
れ、従って、本実施形態にあっては前記舌片31を連結
片20の中央部後縁に突設してある一方、ソケット部3
2はブリッジ部25の中央部に上向きに膨出成形してあ
る。
【0035】図中、35はステアリングシャフトを示
す。
【0036】以上の実施形態の構造によれば、ステアリ
ングコラム6の取付けに際しては、そのロアブラケット
22の取付面24をステアリングメンバ1に固設したマ
ウントブラケット2のロア部3の取付面13の後面に重
合して、スタッドボルト14とナット15によって締結
固定すると共に、アッパブラケット23をマウントブラ
ケット2のアッパ部4の下面に重合してボルト33とナ
ット34によって締結固定するのであるが、アッパブラ
ケット23およびマウントブラケット2のアッパ部4は
インストルメントパネル5の下縁近傍に位置していて、
該インストルメントパネル5の下縁の下側から目視でき
ると共に容易に手が届く位置にあるため、上方から挿し
込んだボルト33にナット34を螺合して、インストル
メントパネル5の下側から該ナット34を工具によって
容易に締結することができる。
【0037】また、マウントブラケット2のロア部3お
よびロアブラケット22は、インストルメントパネル5
の内側前方の奥まった位置にあるが、それらの取付面1
3,24は車室後方に向けて傾斜成形してあるため、こ
れら取付面13,24をインストルメントパネル5の下
縁後方から目視確認しながら重合できると共に、工具に
よってスタッドボルト14にナット15を容易に螺合,
締結することができ、従って、作業者にインストルメン
トパネル5の下側の狭隘な部分にかがみ込むような無理
な姿勢を強いることがなく、これらロア部3とロアブラ
ケット22の締結作業も容易に行うことができる。
【0038】特に本実施形態にあっては、前記マウント
ブラケット2のアッパ部4とアッパブラケット23と
に、仮止め手段30としての舌片31とソケット部32
とを設けて、該ソケット部32を舌片31上に係合させ
てアッパブラケット23をアッパ部4に仮止めし、重量
のあるステアリングコラム6をステアリングメンバ1に
仮り支持させることができるため、作業者はステアリン
グコラム6を手で支えることなく前述の締結作業を行え
て、作業性をより一層向上することができる。
【0039】ここで、前記舌片31はアッパ部4の左右
一対のブラケット要素18,18の基部間に跨設した連
結片20の略中央部後縁に突設してある一方、ソケット
部32はアッパブラケット23のブリッジ部25の略中
央部に上向きに膨出して形成してあるため、前述の仮止
め時にはソケット部32の膨出部分を1対のブラケット
要素18,18間に挿入することによって、これらブラ
ケット要素18,18と膨出部分とのガイド作用によ
り、舌片31とソケット部32とを容易に係合させるこ
とができ、しかも、該舌片31上にソケット部32を係
合することによって左右方向の重量バランスをとってス
テアリングコラム6を仮り支持できると共に、左右方向
の位置決めを行えて位置合わせ調整作業を伴うことがな
く締結作業をより一層向上することができる。
【0040】また、以上のようなステアリングコラム6
の取付け上の効果とは別に、前記ロアブラケット22は
その上端部に形成した取付面24をマウントブラケット
2のロア部3の取付面13に締結固定して、該取付面2
4の締結部分を支持点として前後方向に可撓的に取付け
てあるから、チルトレバー29によりチルトシャフト2
8の締結を緩めてコラム側ブラケット27をアッパブラ
ケット23の脚部26の長孔26aの形成範囲で上下位
置調整することによって、ステアリングコラム6のチル
ト作動をスムーズに行わせることができる。
【0041】更に、前記取付面13はロア部3の前端部
を下向きに曲折して形成してあって、該ロア部3の前方
に配設したブレーキペダルレバー17との間の間隔を拡
大することができるため、該ペダルレバー17に装着さ
れたストップランプスイッチ、シフトロックスイッチ等
のスイッチ類17bの脱着作業を容易に行うこともでき
る。
【0042】また、該ペダルレバー17の背部に対応す
るロア部前端の取付面13の側縁隅部には面取り部16
を形成してあるから、車両の前面衝突時にペダルレバー
17が後退移動した際に、該ペダルレバー17がこの面
取り部16にガイドされて側方へ擦り抜け、ペダルレバ
ー17がロア部3の前端部に底付きるのを回避すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図。
【図2】同実施形態の斜視図。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図。
【図4】マウントブラケットのロア部とペダルレバーと
の関係を示す断面図。
【符号の説明】
1 ステアリングメンバ 2 マウントブラケット 3 ロア部 4 アッパ部 5 インストルメントパネル 6 ステアリングコラム 13 ロア部の取付面 16 面取り部 17 ペダルレバー 18 ブラケット要素 20 連結片 22 ロアブラケット 23 アッパブラケット 24 ロアブラケットの取付面 25 ブリッジ部 26 脚部 27 コラム側ブラケット 30 仮止め手段 31 舌片 32 ソケット部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルの内側に車幅方
    向に配設したステアリングメンバに、マウントブラケッ
    トを前後方向に張り出してステアリングコラムの配設角
    度に合わせて傾斜配設し、ステアリングコラムの下側部
    に配設したロアブラケットをマウントブラケットの前方
    に張り出したロア部に締結固定すると共に、ステアリン
    グコラムの上側部に配設したアッパブラケットをマウン
    トブラケットの後方に張り出したアッパ部に締結固定す
    るようにした構造において、前記マウントブラケットの
    ロア部の取付面を、該ロア部の前端部を下向きに曲折し
    て車室後方に向けて傾斜成形する一方、ステアリングコ
    ラムのロアブラケットの取付面を前記ロア部の取付面に
    合わせて傾斜成形したことを特徴とする自動車のステア
    リング支持構造。
  2. 【請求項2】 マウントブラケットのロア部の取付面
    は、該ロア部の前方に配設したペダルレバーの背部に対
    応する側縁隅部に面取り部を備えていることを特徴とす
    る請求項1記載の自動車のステアリング支持構造。
  3. 【請求項3】 マウントブラケットのアッパ部と、ステ
    アリングコラムのアッパブラケットとに、相互に係合す
    る仮止め手段を設けたこと特徴とする請求項1,2記載
    の自動車のステアリング支持構造。
  4. 【請求項4】 仮止め手段を、マウントブラケットのア
    ッパ部の略中央部後縁に後方へ向けて突設した舌片と、
    ステアリングコラムのアッパブラケットの略中央部に上
    方に向けて膨出成形されて、前記舌片上に係合するソケ
    ット部とで構成したことを特徴とする請求項3記載の自
    動車のステアリング支持構造。
  5. 【請求項5】 マウントブラケットのアッパ部は、ステ
    アリングコラムを中間にして左右に分離した1対のブラ
    ケット要素と、これらブラケット要素の基部間に跨る連
    結片とで構成してある一方、アッパブラケットはステア
    リングコラムの上方を跨いで前記ブラケット要素に締結
    固定されるブリッジ部と、該ブリッジ部に連設されてス
    テアリングコラムの左右側部に配置された脚部とで構成
    し、仮止め手段の舌片を前記連結片の後縁に形成すると
    共に、ソケット部を前記ブリッジ部に形成したことを特
    徴とする請求項4記載の自動車のステアリング支持構
    造。
  6. 【請求項6】 ステアリングコラムのアッパブラケット
    を、該ステアリングコラムに固設したコラム側ブラケッ
    トに上下方向に相互に可動的に連結する一方、ステアリ
    ングコラムのロアブラケットの取付面を該ロアブラケッ
    トの上端部に形成して、ロアブラケットを該取付面の締
    結部分を支持点として前後方向に可撓的に取付けたこと
    を特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の自動車のス
    テアリング支持構造。
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